JP2000232700A - 単一指向性エレクトレットコンデンサマイクロホン - Google Patents

単一指向性エレクトレットコンデンサマイクロホン

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JP2000232700A
JP2000232700A JP11030175A JP3017599A JP2000232700A JP 2000232700 A JP2000232700 A JP 2000232700A JP 11030175 A JP11030175 A JP 11030175A JP 3017599 A JP3017599 A JP 3017599A JP 2000232700 A JP2000232700 A JP 2000232700A
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俊朗 井土
Kazuo Ono
和夫 小野
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賢介 中西
Ryuji Awamura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音響抵抗を微調整することができる単一指向
性ECMを提供する。 【解決手段】 振動膜1とエレクトレット誘電体膜32
をカプセル4内に収容してカプセル4の開口端をプリン
ト基板6により閉口する単一指向性ECMにおいて、プ
リント基板6は上面にプリント配線を形成する上面銅箔
65が形成される上側基板602と下面に下面銅箔63
が形成されると共に上面にプリント配線を形成する中間
銅箔64が形成される下側基板601とを接合したもの
より成り、中間銅箔64の中央部は一部除去してスペー
ス641が形成され、スペース641の底面と下側基板
601の下面を連通する下側音孔611を下側基板60
1に形成し、上側基板602の上面とスペース641を
連通する上側音孔612を上側基板602に形成した単
一指向性ECM。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、単一指向性エレ
クトレットコンデンサマイクロホン(以下、単一指向性
ECM、と略記する)に関し、特に、音響抵抗を微調整
して単一指向性ECMに最適な感度を付与するに好適な
単一指向性ECMに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図3を参照して説明する。図3
において、カプセル4はアルミニウムの如き金属材料の
筒体より成る。カプセル4の一端面はその前面板41に
より閉塞されている。前面板41の中心には前面音孔4
2が形成されている。前面板41の外表面にはクロス5
が張り付けられている。カプセル4内には、金属材料よ
り成る振動膜リング2に張り付けられた振動膜1が収容
され、振動膜リング2は前面板41に電気機械的に接触
している。3は背極板を示す。背極板3の中央部には複
数の背極孔31が貫通形成されている。そして、背極板
3の上表面にはエレクトレット誘電体膜32が被着形成
されている。7は絶縁材料より成るリング状のスペーサ
を示す。振動膜1はこのスペーサ7を介して背極3上表
面のエレクトレット誘電体膜32に対向して取り付けら
れている。8は絶縁材料よりなる背極ホルダである。背
極ホルダ8の上端部には全周に亘って段部81が形成さ
れて、ここに背極板3を嵌合固定している。背極ホルダ
8の中央部には背極室82が形成されている。9はIC
チップであり、背極室82内に取り付け固定されてい
る。背極ホルダ8下面にはリード線91が接続され、I
Cチップ9に接続している。ICチップ9から更に出力
リード線92が導出されている。83は背極ホルダ8の
底壁に形成される背極板音孔である。10はクロス、6
はプリント基板を示す。先のICチップ9の出力リード
線92はこのプリント基板6に回路接続している。プリ
ント基板6にも背極ホルダ8の底壁に形成される背極板
音孔83に連通して後面音孔61が形成されている。詳
細な説明は省略するが、以上の単一指向性ECMは、結
局、振動膜1は金属材料より成る振動膜リング2、金属
材料より成るカプセル4を介してプリント基板6に回路
接続すると共に、背極板3はICチップ9を介してプリ
ント基板6に回路接続することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】単一指向性ECMの指
向特性は、形成される音響抵抗の大きさを調整すること
により設定される。そして、単一指向性ECMが収容取
り付けられる携帯電話その他の電子機器のケースの形状
寸法に依っては、取り付けられた単一指向性ECMの指
向軸に対応して話者の音源である口を適正に位置決めす
ることができない場合も生ずる。この場合、指向軸上に
位置していない話者の音源に対して最適な入力特性を示
す指向特性を単一指向性ECM自体に対して付与設定し
てECMの感度を向上する必要がある。この指向特性の
設定はECMの音響抵抗の大きさを調整することにより
行われる。
【0004】ところで、単一指向性ECMとしては、以
上の従来例の外に、実開昭57−155890号公報、
実開昭64−52397号公報に記載される如く多数知
られているが、これらは何れも音響抵抗の調整が容易で
あるとは言い難い。即ち、上述した従来例において音響
抵抗を形成するに直接関与している部品についてみる
と、これらは少なくとも背極ホルダ8、クロス10、プ
リント基板6の3者である。従って、単一指向性ECM
の指向性を調整設定するに、音響抵抗に関わるこれら3
部品に着目して背極ホルダ8およびプリント基板6の音
孔の形状寸法および形成される音孔の数を調整設定する
と共に、クロス10の材質、目の粗さ、厚さを調整する
ことが必要であり、調整変更されるべき部品数が多すぎ
て音響抵抗の調整を精密に実施するのは容易ではない。
【0005】この発明は、単一指向性ECMを構成する
カプセルの開口端にカシメ付けられるプリント基板にE
CMの音響抵抗を形成付与することにより上述の問題を
解消した単一指向性ECMを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1:金属材料の筒
体より成るカプセル4を具備し、このカプセルの前面板
41の中心には前面音孔42が形成されており、振動膜
1とこれに対向してコンデンサを構成するエレクトレッ
ト誘電体膜32をカプセル4内に収容し、カプセル4の
開口端をプリント基板6により閉口する単一指向性エレ
クトレットコンデンサマイクロホンにおいて、プリント
基板6は上面にプリント配線を形成する上面金属箔65
が被着形成される絶縁材料より成る上側基板602と下
面に下面金属箔63が被着形成されると共に上面にプリ
ント配線を形成する中間金属箔64が被着形成される絶
縁材料より成る下側基板601とを上側基板602下面
と中間金属箔64表面を相互に接合したものより成り、
中間金属箔64の中央部は一部を除去してスペース64
1が形成され、スペース641の底面と下側基板601
の下面を連通する下側音孔611を下側基板601に形
成し、上側基板602の上面とスペース641を連通す
る上側音孔612を上側基板602に形成した単一指向
性エレクトレットコンデンサマイクロホンを構成した。
【0007】そして、請求項2:請求項1に記載される
単一指向性エレクトレットコンデンサマイクロホンにお
いて、一方の電極を構成する背極板3を嵌合固定する絶
縁材料より成る背極ホルダ8を具備し、背極ホルダ8に
内接して背極ホルダ8とプリント基板6を電気接続する
導電リング33を具備し、高周波雑音除去用のコンデン
サおよびインダクタその他の回路素子を含むICチップ
9を背極ホルダ8の内部に形成される背極室82に収容
してプリント基板6に取り付け固定した単一指向性エレ
クトレットコンデンサマイクロホンを構成した。
【0008】また、請求項3:請求項1および請求項2
の内の何れかに記載される単一指向性エレクトレットコ
ンデンサマイクロホンにおいて、プリント配線を構成す
る下側基板の下面金属箔を下側基板のほぼ全面に形成し
た単一指向性エレクトレットコンデンサマイクロホンを
構成した。更に、請求項4:請求項1ないし請求項3の
内の何れかに記載される単一指向性エレクトレットコン
デンサマイクロホンにおいて、金属箔は銅箔である単一
指向性エレクトレットコンデンサマイクロホンを構成し
た。
【0009】また、請求項5:請求項1ないし請求項4
の内の何れかに記載される単一指向性エレクトレットコ
ンデンサマイクロホンにおいて、下側基板601の上面
に形成される中間銅箔64と対称的に上側基板602の
下面に中間銅箔を形成した単一指向性エレクトレットコ
ンデンサマイクロホンを構成した。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1およ
び図2の実施例を参照して説明する。図1は実施例の断
面を示す図であり、図2はプリント基板の分解斜視図で
ある。カプセル4はアルミニウムの如き金属材料の筒体
より成る。カプセル4の一端面はその前面板41により
閉塞されている。但し、前面板41の中心には前面音孔
42が形成されている。カプセル4内には、金属材料よ
り成る振動膜リング2に張り付けられた振動膜1が収容
され、振動膜リング2は前面板41に電気機械的に接触
している。背極板3には複数の背極孔31が貫通形成さ
れている。そして、背極板3の上表面にはエレクトレッ
ト誘電体膜32が被着形成されている。振動膜1は絶縁
材料より成るリング状のスペーサ7を介して背極板3上
表面のエレクトレット誘電体膜32に対向して取り付け
られている。絶縁材料より成る背極ホルダ8の上端部に
は全周に亘って段部81が形成され、ここに背極板3を
嵌合固定している。背極ホルダ8の内部には背極室82
が形成されている。ICチップ9は背極室82内に位置
して後で説明されるプリント基板6に取り付け固定され
ている。ここで、ICチップ9には高周波雑音除去用の
コンデンサおよびインダクタその他の回路素子が含まれ
るものとする。背極ホルダ8下面は導電リング33を介
してプリント基板6に取り付け固定されている。
【0011】単一指向性ECMを組み立てるには、カプ
セル4内に振動膜リング2、振動膜1、スペーサ7を収
容し、上表面にエレクトレット誘電体膜32が被着形成
されている背極板3を背極ホルダ8の段部81に嵌合し
て一体化されたものをカプセル4に組み込み、更に背極
ホルダ8の下端面に対してプリント基板6を当接し、カ
プセル4の後方端部をプリント基板6下面に対して屈曲
カシメつけることにより組み立ては終了する。この場
合、ICチップ9はプリント基板6上面に電気機械的に
予め接続固定しておく。
【0012】特に、図2を参照するに、図2(a)はこ
の発明のプリント基板6の断面を示す図であり、図2
(b)は図1のプリント基板の分解斜視図である。図2
において、この発明のプリント基板6は絶縁材料より成
る下側基板601および上側基板602より成る。下側
基板601はその下面に金属材料より成る下面金属箔一
例として下面銅箔63が被着形成されている。この下面
銅箔63は実際は、エッチング処理を施されてECMの
出力端子、アース端子および印刷配線に構成されてい
る。下側基板601の上面には中間銅箔64が被着形成
されている。この中間銅箔64、実際はエッチング処理
を施されて一部は印刷配線に構成される。そして、中央
部は部分的に除去されスペース641が形成される。こ
の実施例においては、スペース641はリング状に除去
されてる。このスペース641の底面と下側基板601
の下面は下側音孔611により連通している。下面銅箔
63と中間銅箔64はスルーホール613を介して電気
接続されている。上側基板602の上面には上面銅箔6
5が被着形成されている。上面銅箔65は出力端子とア
ース端子に分割されている。上側基板602には、更
に、上側音孔612が形成されると共に、中心部および
外周部に各別にスルーホール623が形成されている。
中間銅箔64および上面銅箔65はプリント配線を構成
し、下面銅箔63の一部は出力端子およびアース端子を
構成する。この下面銅箔63により構成される出力端子
およびアース端子は、実施例においてはリング状に構成
されているが、その形状は特にリング状に限定される訳
ではない。
【0013】以上の下側基板601と上側基板602は
中間銅箔64と上側基板602下面とを介して1枚のプ
リント基板6に相互接合一体化される。この接合一体化
により形成されたスペース641は下側音孔611を介
して下側基板601の下面と連通すると共に上側音孔6
12を介して上側基板602の上面と連通している。従
って、下側基板601の下面と上側基板602の上面
は、下側音孔611、スペース641、上側音孔612
を介して連通している。即ち、図2(a)に示されるプ
リント基板6は、図1に示される如くECMに組み込ま
れた場合、背極室82とプリント基板6下面と下側音孔
611、スペース641、上側音孔612を介して連通
して空気を流通せしめる空気流通路を構成するに到る。
この空気流通路はその形状構造を調整することにより流
通する空気に対する抵抗を変化させる音響抵抗として動
作する。
【0014】以上の実施例において、中間銅箔64は下
側基板601の上面にのみ形成されているが、この中間
銅箔64と同様の中間銅箔を対称的に上側基板602の
下面にも形成して発明を実施することができる。これに
より、下側基板601と上側基板602の電気的結合は
両中間銅箔間の導電塗料を介する接着、接触により行
う。
【0015】音響抵抗として動作するこの空気流通路の
音響抵抗の大きさは下側音孔611および上側音孔61
2の直径、および形成される個数により変化する。そし
て、スペース641を構成する中間銅箔64のスペース
形状、箔厚およびスペース幅を変化させることにより音
響抵抗は変化する。中間銅箔64および上面銅箔65は
プリント配線を構成しており、この引き回しに依っても
音響抵抗は変化する。即ち、この発明は、下側音孔61
1、スペース641、上側音孔612について以上の音
響抵抗の設定条件を調整して適正な音響抵抗を設定する
ものである。音響抵抗を調整設定するには、先ず、中間
銅箔64の箔厚およびスペース幅の条件を規定する。こ
の条件の元において、下側音孔611および上側音孔6
12の直径および個数を調整変更して音響抵抗を設定す
る。中間銅箔64の箔厚およびスペース幅の条件を以上
の条件とは別の条件に設定して、この条件において下側
音孔611および上側音孔612の直径および個数を調
整変更することにより更なる音響抵抗を設定することが
できる。そして、下側音孔611の形成個数および直径
は単一指向性ECMを組み立てた後においても実施する
ことができる。
【0016】単一指向性ECMの動作について説明する
に、エレクトレット誘電体膜32が上面に形成される金
属材料より成る背極板3が一方の電極を構成し、金属材
料より成る振動膜16が他方の電極を構成している。一
方の電極である背極板3は導電リング33、プリント基
板6を介してICチップ9に接続する。このICチップ
9は銅箔を介して最終的にプリント基板6の下面に回路
接続する。他方の電極である振動膜1は金属材料より成
る振動膜リング2、カプセル4を介して最終的にプリン
ト基板6の下表面に接続する。前面板41に形成される
前面音孔42を介して音響振動がECM内に進入する
と、これに起因して振動膜1は振動し、この振動に対応
する振動膜16と背極板3との間の電気容量は変化し、
この変化を電気信号として出力する。
【0017】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明の単一指
向性ECMは、その音響抵抗を微細に調整することがで
きる。この場合、音響抵抗の設定条件に関わる部品はプ
リント基板のみに局限されており、これのみに調整変更
を施せば事足りるので音響抵抗の設定は単純化される。
特に、下側音孔の形成個数および直径は単一指向性EC
Mを組み立てた後においても実施することができ、これ
はECM最終製品を更に微調整する場合に好都合であ
る。更に、下側音孔の形成個数および直径の変更は単一
指向性ECMを電子機器に組み込んだ後においても実施
することができるので、音響抵抗を微調整して単一指向
性ECMに最適な感度を付与するのに好適である。
【0018】そして、この発明の単一指向性ECMにお
いては、一方の電極を構成する背極ホルダに導電リング
を内接させて背極ホルダとプリント基板を電気接続する
構成を採用し、音響抵抗を形成するクロスを使用しない
ことにより背極ホルダ内の背極室は比較的に大きく形成
することができる。これにより、背極室の後方、即ちプ
リント基板において音響抵抗を設定して高感度の単一指
向性を示す小型ECMを構成することができる。
【0019】また、背極室を大きく利用することができ
るところから、高周波雑音除去用のコンデンサおよびイ
ンダクタを含むICチップを内蔵することができて、E
CMのカプセルの外側において半田付けを要しないソル
ダレスタイプの小型ECMを構成することができる。更
に、プリント配線を構成する下側基板の下面銅箔を出力
端子およびアース端子とは別に下側基板のほぼ全面に形
成することにより、誘導雑音を除去する構成とするに好
適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の断面を示す図。
【図2】図1の一部の詳細を説明する図。
【図3】従来例を説明する図。
【符号の説明】 1振動膜 32エレクトレット誘電体膜 4カプセル 41 前面板 42 前面音孔 6 プリント基板 601 下側基板 602 上側基板 61 後面音孔 611 下側音孔 612 上側音孔 613 スルーホール 623 スルーホール 63 下面銅箔 631 開孔 64 中間銅箔 641 スペース 65 上面銅箔
フロントページの続き (72)発明者 中西 賢介 福岡県鞍手郡鞍手町大字中山3024の38 ホ シデン九州株式会社内 (72)発明者 粟村 竜二 福岡県鞍手郡鞍手町大字中山3024の38 ホ シデン九州株式会社内 Fターム(参考) 5D021 CC03 CC11 CC17 CC18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材料の筒体より成るカプセルを具備
    し、このカプセルの前面板の中心には前面音孔が形成さ
    れており、振動膜とこれに対向してコンデンサを構成す
    るエレクトレット誘電体膜をカプセル内に収容し、カプ
    セルの開口端をプリント基板により閉口する単一指向性
    エレクトレットコンデンサマイクロホンにおいて、 プリント基板は上面にプリント配線を形成する上面金属
    箔が被着形成される絶縁材料より成る上側基板と下面に
    下面金属箔が被着形成されると共に上面にプリント配線
    を形成する中間金属箔が被着形成される絶縁材料より成
    る下側基板とを上側基板下面と中間金属箔表面を相互に
    接合したものより成り、 中間金属箔の中央部は一部を除去してスペースが形成さ
    れ、スペースの底面と下側基板の下面を連通する下側音
    孔を下側基板に形成し、 上側基板の上面とスペースを連通する上側音孔を上側基
    板に形成したことを特徴とする単一指向性エレクトレッ
    トコンデンサマイクロホン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される単一指向性エレク
    トレットコンデンサマイクロホンにおいて、 一方の電極を構成する背極板を嵌合固定する絶縁材料よ
    り成る背極ホルダを具備し、 背極ホルダに内接して背極ホルダとプリント基板を電気
    接続する導電リングを具備し、 高周波雑音除去用コンデンサおよびインダクタその他の
    回路素子を含むICチップを背極ホルダの内部に形成さ
    れる背極室に収容してプリント基板に取り付け固定した
    ことを特徴とする単一指向性エレクトレットコンデンサ
    マイクロホン。
  3. 【請求項3】 請求項1および請求項2の内の何れかに
    記載される単一指向性エレクトレットコンデンサマイク
    ロホンにおいて、 プリント配線を構成する下側基板の下面金属箔を下側基
    板のほぼ全面に形成したことを特徴とする単一指向性エ
    レクトレットコンデンサマイクロホン。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の内の何れかに
    記載される単一指向性エレクトレットコンデンサマイク
    ロホンにおいて、 金属箔は銅箔であることを特徴とする単一指向性エレク
    トレットコンデンサマイクロホン。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の内の何れかに
    記載される単一指向性エレクトレットコンデンサマイク
    ロホンにおいて、 下側基板の上面に形成される中間銅箔と対称的に上側基
    板の下面に中間銅箔を形成したことを特徴とする単一指
    向性エレクトレットコンデンサマイクロホン。
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