JP2000232512A - 呼出信号送出回路 - Google Patents
呼出信号送出回路Info
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Abstract
き、実装スペースおよびコスト的に有利な呼出信号送出
回路を提供する。 【解決手段】 トランジスタTR1〜TR4でプッシュ
プルエミッタフォロワ回路を構成し、コントロール端子
CNT2に0V電位を与えてトランジスタTR6を導通
させ、トランジスタTR3をオフにし、トランジスタT
R4をオンにしてB端子を接地電位にし、コントロール
端子CNT1に16Hzのクロック信号を与えてトラン
ジスタTR5をオン,オフさせてトランジスタTR1,
TR2を交互にオン,オフさせ、A端子から−200V
のリング信号を発生して電話機に与える。
Description
に関し、特に、電話交換機などに使用されるような呼出
信号送出回路に関する。
出回路を示す図である。図7において、リレー1,2の
それぞれの共通接点の間に電話機3が接続されていて、
リレー1の接点Aにはリンガ発生回路4が接続されてい
る。リンガ発生回路4は200VP-P の大振幅を有する
リンガ信号に−48Vが重畳されており、他方のリレー
2の接点Aは抵抗R1を介して接地されている。
が接点A側に切換えられると、電話機3が鳴動する。こ
の状態において電話機がオフフックされたとき、抵抗R
1に電流が流れるため、抵抗R1の両端に直流電圧が発
生し、この直流電圧を積分回路7で取出し、リングトリ
ップ検出回路8によってリングトリップの検出が行なわ
れる。リングトリップ検出信号がリレードライバ5に与
えられ、リレードライバ5はリレー1,2を接点B側に
切換える。それによって、電話機3は加入者回路6に接
続される。
出信号送出回路は、200VP-P 大振幅のリンガ信号を
発生するリンガ発生回路4が必要であり、実装スペース
を大きく必要とするばかりでなくコストも高くなってし
まう。しかも、リンガ切換のために2個のリレー1,2
とリレードライバ5が必要となる。リレー1,2は機械
式が主流であり、寿命に限界がある。しかも、リレー
1,2を実装するためのスペースが必要であり、コスト
も高くなってしまう。さらに、リンガ切換時にリレー
1,2の切換音が発生し、端末利用者に不快感を与える
場合も考えられる。
4に数百msecの間電流が流れるため、リンガ発生回
路4の電流容量の負担が大きいという問題点もあった。
レーやリンガ発生回路などを不要にでき、実装スペース
およびコスト的に有利な呼出信号送出回路を提供するこ
とである。
高電圧を2つの出力端子間に接続された電話機に与えて
鳴動させる呼出信号送出回路であって、逆極性の2個の
トランジスタのそれぞれのベースとエミッタが共通接続
され、各エミッタが2つの出力端子のそれぞれに接続さ
れ、一方のコレクタに高電圧が与えられ、他方のコレク
タが基準電位に接続されたプッシュプル回路が2組並列
に設けられたプッシュプルエミッタフォロワ回路と、2
組のプッシュプルエミッタフォロワ回路の一方を導通さ
せて2つの出力端子の一方を基準電位にする第1のスイ
ッチング回路と、2組のプッシュプルエミッタフォロワ
回路の他方を断続させて2つの出力端子の他方に高電圧
を断続させて出力させる第2のスイッチング回路を備え
て構成される。
のスイッチング回路の入力側に積分回路が接続される。
におけるオフフック動作時に対し、前記電話機に呼出信
号電流が流れたことを検出し、その検出信号によって呼
出信号発生用高電圧電源を切断する回路が設けられる。
路図である。図1において、トランジスタTR1〜TR
4はプッシュプルエミッタフォロワ回路を構成してい
る。すなわち、PNPタイプのトランジスタTR1のエ
ミッタとNPNタイプのトランジスタTR2のエミッタ
は共通接続されてA点に接続される。トランジスタTR
1とTR2の各ベースは共通接続される。
TR3のエミッタとNPNタイプのトランジスタTR4
のエミッタは共通接続され、B点に接続される。トラン
ジスタTR3とTR4の各ベースは共通接続される。ト
ランジスタTR1とTR3のコレクタにはリンガ大振幅
信号を得るために、たとえば−200Vのような高い電
圧が与えられる。
駆動するために、PNPタイプのトランジスタTR5と
TR6が設けられる。トランジスタTR5のベースはコ
ントロール端子CNT1に接続され、エミッタには電源
電圧Vccが与えられ、コレクタは抵抗R2を介してト
ランジスタTR1,TR2のベースに接続される。トラ
ンジスタTR5のコレクタには抵抗R1を介して−20
0Vの電圧が与えられ、ベースには0Vと5Vの間でレ
ベルが変化する16Hzのクロック信号が与えられる。
はコントロール端子CNT2に接続され、エミッタには
電源電圧Vccが与えられ、コレクタは抵抗R4を介し
てトランジスタTR3,TR4のベースに接続される。
トランジスタTR6のコレクタには抵抗R3を介して−
200Vの電位が与えられ、ベースには0Vの電位が与
えられる。
トロール端子CNT2には、0Vの電位が与えられる。
したがって、トランジスタTR6はオンし、それに伴
い、トランジスタTR3はオフ、トランジスタTR4は
オンとなる。その結果、B端子にはGND(0V)の電
位が与えられる。
6Hzのクロック信号が与えられる。クロック信号が
「H」レベルになると、トランジスタTR5はオフし、
それに伴い、トランジスタTR1はオン、トランジスタ
TR2はオフとなる。その結果、A端子には−200V
の電位が与えられる。また、クロック信号が「L」レベ
ルになると、トランジスタTR5はONし、それに伴い
トランジスタTR1はオフ、トランジスタTR2はオン
となる。その結果、A端子にはGND(0V)の電位が
与えられる。したがって、A点には、−200VとGN
D(0V)の電圧が16Hzで交互に与えられる。
り、電話機に0〜−200Vの大振幅信号が与えられる
ので、電話機を鳴動させることができる。
振幅を必要とする外部リンガ発生回路を不要にでき、実
装スペースおよびコスト的に有利となる。また、リンガ
切換用リレーやリレードライバが不要となり、実装スペ
ースおよびコスト的にも有利である。さらに、半導体回
路で構成することにより長寿命であり、リンガ切換時の
リレー切換音が発生することはない。
図である。図1に示した例では、A点とB点との間に生
じるリンガ波形は矩形波となる。しかし、大振幅波形の
ため、矩形波のままであると高周波成分が外部機器に影
響を与え、誤動作の要因となる可能性があるため好まし
くない。そこで、図2に示した実施形態では、コントロ
ール端子CNT1の前段に積分回路10が設けられる。
この積分回路10によって16Hzのクロック信号の立
上がりおよび立下がりが緩やかにされ、A端子から出力
されるリンガ信号を少々なまらせて電話機に送出するこ
とができる。
ある。この実施形態では、図2と同様にして、トランジ
スタTR5の前段に積分回路10が接続され、−200
Vの高電圧がSW11から電流制限回路12を介してト
ランジスタTR1,TR3のコレクタに与えられる。S
W11はリンガ送出時にコントロール端子CNT3に与
えられる制御信号によってオンにされる。電流制限回路
12は、受話器を取り上げたとき(オフフックと称す
る)、過大な電流が流れないように電流を制限するもの
である。
はダイオードD1を介して電流制限回路13と電流検出
回路14とが接続されている。電流検出回路14は「リ
ングトリップ検出回路」に対応するものである。「リン
グトリップ」とは、リンガ信号が電話機に与えられ、ベ
ルが鳴動している状態(このときは電話機は受話器が置
かれている状態であり、オンフックと称する)におい
て、オフフック状態(すなわち、ベルが鳴動している電
話に対し、受話器をとった状態)となることを意味して
いる。
は電流検出回路14に電流が流れないので、リングトリ
ップは非検出となる。受話器をとったとき(オフフッ
ク)、電話機は50〜300Ω程度の直流抵抗群となる
ので、トランジスタTR1がオンしたときのみ、電流検
出回路14に電流が流れ、リングトリップを検出するこ
とができる。
ングチャートである。コントロール端子CNT3に入力
される制御信号によって、図4(b)に示すようにSW
11がオンし、図4(c)に示すようにコントロール端
子CNT1に16Hzのクロック信号が与えられ、図4
(d)に示すようにコントロール端子CNT2に0Vの
電位が与えられると、図4(e)に示すように−200
Vの大振幅信号が電話機に与えられて電話機が鳴動す
る。
クする)と、ダイオードD1を介して電流制限回路13
で設定された電流が−48Vの給電側に流れ込み、電流
検出回路14によって電流が検出され、リングトリップ
検出信号が出力される。
れてもすぐにリンガ送出をストップすることはしない。
なぜならば、受話器を取る際のチャタリングが発生する
可能性があるからである。つまり、鳴っている電話機の
受話器を取るとき、一旦オフフックとしても僅かな間オ
ンフックに戻る可能性がある。この場合、一旦オフフッ
クとしたときにリンガがストップし、一瞬オンフックで
電話が切れてしまうことになる。したがって、リンガ鳴
動中に受話器を取り上げても、リングトリップ信号は瞬
時に検出(LからHとなる)するが、数百msecの間
はリレー11がオンを維持するため、−200V側に電
流が流れていることになる。したがって、−200Vの
電源容量に負担がかかることになる。
す図であり、図6は図5の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
リングトリップ検出信号をSW11の制御のためにフィ
ードバックさせるものである。前述の図3に示した実施
形態では、リングトリップ時にリングトリップ検出信号
が「H」レベルとなって、−200V側に電流が流れる
が、リングトリップ検出信号をSW11にフィードバッ
クすることにより、SW11を開いて−200V側に電
流が流れるのを阻止することができる。このように、リ
ングトリップ時に強制的にリンガ電流を切断することに
より、リンガ用電源の電流容量の負担を軽減できる。
シュプルエミッタフォロワ回路を構成する2組のプッシ
ュプル回路のうち、第1のスイッチング回路により一方
のプッシュプル回路を導通させて2つの出力端子の一方
を基準電位にし、第2のスイッチング回路により他方の
プッシュプル回路を断続させて他方の出力端子に高電圧
を断続させて出力するようにしたので、リレーや外部リ
ンガ発生回路などを不要にでき、実装スペースを少なく
してコストを下げることができる。しかも、半導体素子
で構成することにより、機械的接点を不要にでき、信頼
性を向上できる。
トである。
ある。
トである。
ック図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 高電圧を2つの出力端子間に接続された
電話機に与えて鳴動させる呼出信号送出回路であって、 逆極性の2個のトランジスタのそれぞれのベースとエミ
ッタが共通接続され、各エミッタが前記2つの出力端子
のそれぞれに接続され、一方のコレクタに前記高電圧が
与えられ、他方のコレクタが基準電位に接続されたプッ
シュプル回路が2組並列に設けられたプッシュプルエミ
ッタフォロワ回路と、 前記2組のプッシュプルエミッタフォロワ回路の一方を
導通させて前記2つの出力端子の一方を基準電位にする
第1のスイッチング回路と、 前記2組のプッシュプルエミッタフォロワ回路の他方を
断続させて前記2つの出力端子の他方に前記高電圧を断
続させて出力させる第2のスイッチング回路を備えた、
呼出信号送出回路。 - 【請求項2】 さらに、前記第2のスイッチング回路の
入力側に接続される積分回路を含む、請求項1に記載の
呼出信号送出回路。 - 【請求項3】 さらに、呼出信号送出時におけるオフフ
ック動作時に対し、前記電話機に呼出信号電流が流れた
ことを検出し、その検出信号によって呼出信号発生用高
電圧電源を切断する回路を備えた、請求項1または請求
項2に記載の呼出信号送出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03256799A JP4147667B2 (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 呼出信号送出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03256799A JP4147667B2 (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 呼出信号送出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000232512A true JP2000232512A (ja) | 2000-08-22 |
JP4147667B2 JP4147667B2 (ja) | 2008-09-10 |
Family
ID=12362498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03256799A Expired - Lifetime JP4147667B2 (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 呼出信号送出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4147667B2 (ja) |
-
1999
- 1999-02-10 JP JP03256799A patent/JP4147667B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4147667B2 (ja) | 2008-09-10 |
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