JP2000232256A - 半導体素子及び半導体素子の製造方法 - Google Patents

半導体素子及び半導体素子の製造方法

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JP2000232256A
JP2000232256A JP11032018A JP3201899A JP2000232256A JP 2000232256 A JP2000232256 A JP 2000232256A JP 11032018 A JP11032018 A JP 11032018A JP 3201899 A JP3201899 A JP 3201899A JP 2000232256 A JP2000232256 A JP 2000232256A
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conductive film
nitrogen
transparent conductive
group iii
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Shigeru Yagi
茂 八木
Seiji Suzuki
星児 鈴木
Takeshi Iwanaga
剛 岩永
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明導電膜の透明性を損なわずに、該透明導
電膜上に半導体膜が積層された光入出力用の高品質な半
導体素子を提供する。 【解決手段】 基板上に形成された透明導電膜を有する
半導体素子において、透明導電膜と半導体層との間に、
III族元素と窒素とを含む化合物からなる還元防止層を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子及び半
導体素子の製造方法に関し、詳しくは、基板上に透明導
電膜を有する光入出力用の半導体素子及び半導体素子の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、III-V族窒化物系半導体のInG
aNを用いた青色発光ダイオードが実用化され、また、
青色レーザが発振し、実用化に近づきつつある。このII
I-V族窒化物系半導体の基板には、通常は、サファイア
基板が多く使用されている。しかしながら、サファイア
は絶縁性材料でありかつ高価である。サファイア基板の
他には、シリコンカーバイド基板が用いられている。シ
リコンカーバイドは導電性であるが、サファイアよりさ
らに高価であり、かつ、使用できる基板の大きさも限ら
れるという問題がある。現在、一般に光入出力用半導体
素子においては、安価な絶縁性材料からなる基板上に導
電膜を形成して、導電性基板として使用することが多
く、特に、光透過性が必要とされる光入力用デバイスの
基板の場合には、ガラス上にインジウムやスズを含んだ
透明導電膜を形成して、導電性基板として使用してい
る。
【0003】一方、窒化物系半導体は、従来、有機金属
化学気相成長法(MOCVD法)で作製されているが、
窒化物の構成元素である窒素の原料として熱的に安定な
2ガスやNH3等が用いられるため、熱的反応を行う場
合には高温にならざるを得ず、通常は、800〜110
0℃の高温条件で結晶成長を行っている。このため、材
料の格子定数の違いだけでなく、熱膨張係数の差によっ
ても、得られる窒化物系半導体の膜質が大きく左右され
る。
【0004】そこで、これら窒素原料となるN2ガスや
NH3等の分解を促進するために、リモートプラズマ法
が用いられている。このリモートプラズマ法はN2ガス
をマイクロ波放電や高周波放電によって活性化し、この
活性窒素とIII族原料となる有機金属化合物(例えば、
トリメチルガリウム、トリメチルインジウム等)とを反
応させてIII族−窒化物結晶を得る方法である。この場
合には、熱的な反応のみを用いる場合に比べ、結晶成長
の温度を200〜400℃低下させることができ、60
0℃程度の温度での結晶成長が可能である(M.Sat
o,Appl.Phys.Lett,68,935(1
996),徳田ら、信学技報 ED95−120,25
(1995),Q.Guo et.al.,Appl.
Phys.Lett.66,715(1995))。し
かしながら、600℃より低い基板温度では、結晶性が
低下し良質な半導体材料が得られなかった。また、60
0℃程度の基板温度で結晶成長が可能であるが、熱的な
分解のみによる有機金属気相成長法(MOCVD)に比
べると結晶の品質が悪く、実用に適さないものであっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、活性窒
素とIII族原料となる有機金属化合物とを反応させてIII
族−窒化物結晶を得る際に、活性水素を同時に利用する
デュアルリモートプラズマMOCVD法を提案してい
る。この方法によれば、高品質の結晶を低温で作製する
ことができる。
【0006】しかしながら、ITOや酸化スズなどの酸
化物透明導電膜を設けた透光性電極の上に、窒化物系半
導体を作製する場合には、透明導電膜が活性水素を含む
強い還元性の雰囲気に晒されると、条件により黄色から
灰色に変色するという問題があった。
【0007】また、スズやインジウムを含む透明導電基
板上に、水素やシランを用いプラズマCVD法によって
水素化アモルファスシリコン(a−Si:H)を作製す
る場合にも、透明導電基板がプラズマの還元性雰囲気に
より不透明化する黒化現象が起こり、光学的、電気的に
その特性が失われることが知られている。このため、プ
ラズマCVD法によるa−Si:Hを用いた太陽電池に
おいては、この黒化現象を防止することが重要な技術課
題である。
【0008】本発明は、従来技術における上記問題点に
鑑みなされたものであり、本発明の目的は、透明導電膜
の透明性を損なわずに、該透明導電膜上に半導体膜が積
層された光入出力用の高品質な半導体素子を提供するこ
とにある。また、本発明の他の目的は、透明導電膜の透
明性を損なわずに、該透明導電膜上に高品質の半導体膜
を成長させることのできる半導体素子の製造方法を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明者等は、鋭意検討し
た結果、活性窒素とIII族元素を含む有機金属化合物で
形成されたIII族元素と窒素とを含む化合物が、活性水
素を含む還元雰囲気下で強い耐還元性を示すことを発見
し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明の半
導体素子は、基板上に形成された透明導電膜と、該透明
導電膜上に形成されたIII族元素と窒素とを含む化合物
からなる還元防止層と、を有する半導体素子であり、酸
化物、その中でも特に、少なくともインジウムまたはス
ズを含んだ酸化物からなる透明導電膜を有する場合に、
還元防止層を設ける意義がある。
【0010】前記還元防止層が水素を含んでいてもよ
く、前記還元防止層の水素濃度は0.5at%から50
at%であることが好ましい。
【0011】前記還元防止層の上に、III族元素と窒素
とを含む化合物からなり、該還元防止層とは水素濃度の
異なる半導体層を積層し、III族−窒化物半導体素子と
することができる。
【0012】前記還元防止層の上に、シリコンを主体と
する半導体層を積層し、太陽電池などの光入出力用の半
導体素子とすることができる。
【0013】本発明の半導体素子の製造方法は、基板上
に透明導電膜を形成し、該透明導電膜上に半導体層を形
成する半導体素子の製造方法において、前記透明導電膜
上に、III族元素と窒素とを含む化合物からなる還元防
止層を形成した後に、半導体層を形成することを特徴と
するものである。
【0014】この製造方法においては、前記III族元素
と窒素とを含む化合物からなる還元防止層を、水素を含
むプラズマを発生しない条件で成膜するものであり、活
性窒素を発生させ、該活性窒素とIII族元素を含む有機
金属化合物とを反応させて形成する。前記活性窒素を、
プラズマ放電により発生させることが好ましい。また、
前記半導体層は、還元防止層を形成した後に、活性水素
の存在下で形成することが好ましく、前記活性水素を、
高周波放電により発生させることが好ましい。
【0015】すなわち、本発明によれば、真空に排気で
きる槽の中に基板を設置し、活性窒素を含む雰囲気にII
I族を含む原料ガスを導入して還元防止層となるIII族−
窒化物系化合物半導体を成膜し、さらに、この還元防止
層の上に、III族−窒化物系化合物半導体を活性水素を
含む条件で作製することによって、透明導電膜の特性を
損なわず、かつ、高品質な膜を作製することができる。
またプラズマCVD法などによりアモルファスシリコン
を作製することもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の半導体素子は、基板上に
形成された透明導電膜と、該透明導電膜上に形成された
III族元素と窒素とを含む化合物からなる還元防止層と
を有し、該還元防止層の上に半導体層を積層してなる構
造を有している。以下、本発明の半導体素子の構造をそ
の製造方法とともに詳細に説明する。
【0017】(基板)本発明で使用する基板は、透光性
の基板であり、ガラス、石英、セラミック、サファイ
ア、MgO,SiC,ZnO,LiF,CaF2等の透
明な無機材料、また、高分子フィルム、フッ素樹脂、ポ
リエステル、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリエ
チレンテレフタレート、エポキシ等の透明な有機樹脂か
らなるフィルムや板状体を用いることができる。さらに
また、セルフォック光学プレート等も使用することがで
きる。
【0018】(透明導電膜)基板上に形成する透明導電
膜には、酸化物、酸化亜鉛、酸化チタン、MgIn
24、ZnGa24、AgSbO3、CdSb26、お
よびCuAlO2等の透明導電性材料が用いられ、これ
らの透明導電膜は、蒸着、イオンプレーティング、スパ
ッタリング等の公知の方法により形成される。透明導電
膜としては、酸化インジウム錫(ITO)、酸化錫、酸
化インジウム等の少なくともインジウムまたはスズを含
んだ酸化物が好ましい。
【0019】次に、還元防止層及び半導体層の形成方法
について説明する。図1は、本発明の半導体素子を製造
するために好適に用いられる製造装置の概略構成図であ
る。図1の装置はプラズマを活性化手段とするものであ
り、11は真空に排気しうる容器、12は排気口、13
は基板ホルダー、14は基板加熱用のヒーター、15は
容器11に接続された石英管でありガス導入管17に連
通している。16はステンレス管でありガス導入管18
に連通している。また、石英管15の側面にはガス導入
管19が接続され、ステンレス管16の側面にはガス導
入管20が接続されている。21,22はマスフローコ
ントローラである。石英管15の入口付近にはマイクロ
波導波管23が設けられ、ステンレス管16の入口付近
には高周波電極24が設けられている。
【0020】この装置においては、活性窒素の原料とし
て、例えば、N2 を用い、ガス導入管17から石英管1
5に導入し、マグネトロンを用いたマイクロ波発振器
(図示せず)に接続されたマイクロ波導波管23に2.
45GHzのマイクロ波を供給し、石英管15内に放電
を発生させると、活性窒素を発生させることができる。
一方、別のガス導入口18から、H2 ガスをステンレス
管16に導入し、高周波発振器(図示せず)から高周波
電極24に13.56MHzの高周波を供給し、ステン
レス管16内に放電を発生させると、活性水素を発生さ
せることができる。
【0021】上述の装置においては、活性化手段とし
て、高周波発振器、マイクロ波発振器を用いたが、活性
化手段はこれに限られず、この他に、エレクトロサイク
ロトロン共鳴方式やヘリコンプラズマ方式であっても良
い。また、これらを単独で用いても良いし、二つ以上を
併用してもよい。また、二つ共マイクロ波発振器であっ
ても良いし、2つ共高周波発振器であってもよい。ま
た、高周波放電の場合、誘導型でも容量型でもよい。ま
た、2つ共エレクトロンサイクロトロン共鳴方式を用い
てもよい。異なる活性化手段(励起手段)を用いる場合
には、同じ圧力で同時に放電が生起できるようにする必
要があり、放電管内と成膜部(容器1内)に圧力差を設
けてもよい。また、同一圧力で行う場合、異なる活性化
手段(励起手段)、例えば、マイクロ波放電と高周波放
電とを用いると励起種の励起エネルギーを大きく変える
ことができ、膜質制御に有効である。この他にガリウム
元素源としては蒸着法や分子線エピタキシー法を、また
プラズマ源として活性窒素あるいは活性水素を同時に使
用することもできる。高周波電極としては、アース電位
にある金属製の円筒状の外管内部に絶縁された平板状の
高周波電極を設け、かつ、放電電極の前面が基板に向か
って開放状態にある構造のものを使用することができ
る。
【0022】(還元防止層)本発明の還元防止層は、II
I族元素と窒素とを含む化合物からなり、前記透明導電
膜上に半導体層を形成する際に前記透明導電膜が活性水
素に曝されて還元されるのを防止するために、半導体層
を形成する前に、活性水素を含まない条件下で、活性窒
素とIII族元素を含む有機金属化合物とを反応させて形
成する。
【0023】図1に示す装置において、基板基板ホルダ
ー13上に、インジウムあるいはスズを含んだ酸化物透
明導電膜を形成した基板を設置する。活性窒素の原料で
あるN2 を、ガス導入管17から石英管15に導入し、
マグネトロンを用いたマイクロ波発振器(図示せず)に
接続されたマイクロ波導波管23に2.45GHzのマ
イクロ波を供給し、石英管15内に放電を発生させる
と、活性窒素が発生する。この状態で、ガス導入管19
からトリメチルガリウムを導入すると、基板上に、還元
防止層である水素を含んだGaN膜が形成される。
【0024】活性窒素の原料としては、N2ガスの他、
NF3等を用いることができる。
【0025】III族元素を含む有機金属化合物として
は、トリメチルガリウムに限らず、Al,Ga,Inの
なかから選ばれる一つ以上の元素を含む有機金属化合物
を用いることができる。これらの有機金属化合物として
は、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウ
ム、ターシャリーブチルアルミニウム、トリメチルガリ
ウム、トリエチルガリウム、ターシャリーブチルガリウ
ム、トリメチルインジウム、トリエチルインジウム、タ
ーシャリーブチルインジウムなどの液体や固体を気化し
て単独にあるいはキャリアガスでバブリングすることに
よって混合状態で使用することができる。キャリアガス
としては水素、N2、メタン、エタンなどの炭化水素、C
4、C26 などのハロゲン化炭素などを用いることが
できる。
【0026】活性水素が存在しない条件下では、水素が
多く含まれる非晶質膜や微結晶膜になりやすく、前記還
元防止層の水素濃度は0.5at%から50at%にま
で達する場合がある。この水素は、有機金属化合物に含
まれる水素に由来するものであり、膜中の水素はIII族
原子と水素の結合やNとHの結合として存在する。この
通り、有機金属化合物に含まれる水素によって発生する
還元性雰囲気はその濃度とエネルギーが低く、前記透明
導電膜が水素により還元されて不透明化することはな
い。
【0027】透明導電性基板を直接水素原子を含んだプ
ラズマに曝さないようにするためには、III族元素を含
んだ原料ガスを導入する前に、水素を含むプラズマが生
起しないようにするのが好ましい。なお、活性水素が発
生するような条件で無ければ、水素ガスは予め導入され
ていてもよい。例えば、上述の作製方法のように、活性
窒素とIII族原料ガスを導入して還元防止層を成膜した
後、水素ガスを導入し活性水素を発生させて半導体層を
形成しても良い。また、窒素ガスと水素ガスとを予め系
内に導入しておき、まず、活性窒素を発生させ、III族
原料ガスを導入して還元防止層を成膜した後、活性水素
を発生させても良い。いずれの場合においても、III族
原料ガスの導入の時期と活性水素の発生の時期は略同時
でもよい。
【0028】還元防止層の厚さは、特に制限はなく、極
薄膜でも透明導電膜の還元を防止することができる。製
造上の理由から、還元防止層の厚さは0.2nmから1
000nmの範囲とするのが好ましい。透明導電膜の黒
化現象は、活性水素量と結晶化温度とに左右されるた
め、結晶化温度が300℃以下の低温の場合には還元防
止層の厚さは薄くても良いが、300℃以上では温度に
応じて膜厚を適宜変えることが好ましい。
【0029】(半導体層)前記還元防止層の上に、III
族元素と窒素とを含む化合物からなり、該還元防止層と
は水素濃度の異なる半導体層を積層し、III族−窒化物
半導体素子とすることができる。III族元素と窒素とを
含む化合物からなる半導体層は、前記透明導電膜上に前
記還元防止層を形成後、活性水素の存在下で、活性窒素
とIII族元素を含む有機金属化合物とを反応させて形成
する。半導体層の形成は、前記還元防止層を形成後、基
板を反応装置内から取り出すことなく、連続して行うの
が好ましい。
【0030】還元防止層形成工程に引き続き、図1に示
す装置において、別のガス導入口18から、H2 をステ
ンレス管16に導入する。高周波発振器(図示せず)か
ら高周波電極24に13.56MHzの高周波を供給
し、ステンレス管16内に放電を発生させると活性水素
が発生する。この状態で、次に、放電空間の下流側よ
り、ガス導入管19からトリメチルガリウムを導入する
と、基板上にチッ化ガリウム結晶からなる膜が形成され
る。本発明においては、活性水素が存在する条件下で、
活性窒素とIII族元素を含む有機金属化合物とを反応さ
せることにより、500℃以下の結晶成長温度において
も、III族−窒化物化合物を結晶性良く成長することが
できる。
【0031】活性水素の原料としては、H2,NH3,N
24、メチルヒドラジンなどの気体または液体を使用す
る。これらは、気化あるいはキャリアガスでバブリング
することによって使用することができる。活性窒素の原
料としては、N2ガス,NF3,NH3等を用いることが
できる。また、水素を含むガスと窒素を含むガスとを混
合して用いても良い。
【0032】III族元素を含む有機金属化合物として
は、還元防止層形成に用いたのと同様の有機金属化合物
を用いることができる。また、2種以上の有機金属化合
物を用いることができる。2種以上の有機金属化合物を
用いる場合、それらを混合して用いてもよく、また、ガ
ス導入管19と20から別々に導入して用いても良い。
【0033】基板温度は100℃〜600℃の範囲とす
ることが好ましい。III族−窒化物化合物の結晶成長の
し易さは、基板温度だけでなく、基板の種類、ガスの流
量・圧力、放電出力等の条件にも依存する。基板温度が
高い場合、III族原料ガスの流量が少ない場合には結晶
になりやすい。例えば、基板温度が300℃より低い場
合には、III族原料ガスの流量が少ない場合に結晶とな
りやすく、基板温度が300℃より高い場合には、III
族原料ガスの流量の多少にかかわらず結晶となりやす
い。
【0034】反応容器内の活性水素は、発光スペクトル
でも検出することができる。真空中でN2のマイクロ波
グロー放電を行うと、通常、300nmから700nm
の紫外から可視領域には、330nm付近を中心とする
Second Positiveと呼ばれる発光帯と、580nm付近
を中心とするFirst Positiveとよばれる発光帯とがあ
り、この波長で強く発光する。Second Positiveは、N2
分子の励気状態であるC3ΠuからB3Πg状態への遷移に
よるものであり、First Positiveは、N 2分子の励起状
態であるB3ΠgからA3Σu +状態への遷移によるもので
ある。しかしながら、これらの励起状態の寿命は短く1
-7秒程度であるため、放電領域から離れる程これらの
発光が弱くなり、この放電領域に近い位置に基板を設置
している場合には、基板を含む直前の空間での発光スペ
クトルにはFirst PositiveやSecond Positiveの発光が
見られる。これに対し基板を設置している位置が放電領
域から離れるに従ってこれらの発光は見られなくなり、
場合によってはSecond Positiveの弱いオレンジ色の発
光が見える程度になる。このような状態のリモートプラ
ズマに、トリメチルガリウムなどの有機金属化合物のガ
スを導入すると、ガリウム原子の発光のみか、あるい
は、ガリウム原子の発光とN2分子の発光とが見られ
る。
【0035】これに対し、真空中でN2のマイクロ波グ
ロー放電を行うと同時に、活性水素を生起させた場合に
は、次のように異なった発光スペクトルとなる。N2
みを流した状態で別のガス導入口18から、H2 をステ
ンレス管16に導入する。高周波発振器(図示せず)か
ら高周波電極24に13.56MHzの高周波を供給
し、ステンレス管16内に放電を発生させると、活性水
素が発生する。この時、基板を含む真空槽内部には青色
の強い発光が発生する。この発光はN2 +のfirst negati
ve systemと呼ばれる発光帯で、N2 +イオンの励起状態
2Σ + uからN2 +イオンの基底状態X2Σ1 gへの遷移によ
るものと帰属できる。このような状態で、放電空間の下
流側よりトリメチルガリウム(TMG)をガス導入管1
9を通して導入すると、発光はGa原子の発光が加わっ
たスペクトルになる。このとき基板上にはチッ化ガリウ
ム結晶からなる膜が形成される。なお、N2 +イオンの発
光強度はH2の放電に強く依存しており、H2の流量、放
電出力により変化する。
【0036】また、ドーパントとして、C,Si,G
e,Snから選ばれた少なくとも一つ以上の元素を含む
ガス、あるいは、Be,Mg,Ca,Zn,Srから選
ばれた少なくとも1つ以上の元素を含むガスを、放電空
間の下流側(ガス導入管19又はガス導入管20)から
導入することによって、n型、p型等、任意の伝導型の
非晶質/微結晶/結晶の窒化物半導体を得ることができ
る。Cの場合には条件によっては有機金属化合物の炭素
を使用してもよい。
【0037】ドーピング用化合物としては、n型用に
は、SiH4、Si26、GeH4、GeF4、SnH4
使用することができ、p型用には、BeH2、BeC
2、BeCl4、ビスシクロペンタジエニルマグネシウ
ム、ジメチルカルシウム、ジメチルストロンチウム、ジ
メチル亜鉛、ジエチル亜鉛、などをガス状態で使用する
ことができる。
【0038】前記還元防止層の上に形成する半導体層と
しては、III族―窒素化合物半導体の他に、プラズマC
VD法による水素化アモルファスシリコンあるいは微結
晶シリコンを成膜し、光素子を作製しても良い。プラズ
マCVD法による水素化アモルファスシリコンあるいは
微結晶シリコンからなる半導体層は、前記透明導電膜上
に前記還元防止層を形成後、活性水素とシランとを反応
させて形成する。半導体層の形成は、前記還元防止層を
形成後、基板を反応装置内から取り出すことなく、連続
して行うのが好ましい。
【0039】活性水素の原料としては、還元防止層形成
に用いたのと同様の原料を用いることができる。
【0040】シリコンの原料としては、シラン、シリコ
ン、モノメチルシラン、トリメチルシラン、モノクロロ
シラン、ジクロロシラン、トリクロロシラン等を用いる
ことができる。
【0041】これらのケイ素原子を含む化合物は、水素
ガスと混合あるいは希釈して用いることができる。基板
温度は100℃〜600℃が好ましく、200℃〜50
0℃がより好ましい。
【0042】この場合、透明導電膜上に形成されたIII
族元素と窒素とを含む化合物からなる層には、シランや
水素のプラズマによる還元雰囲気による還元を防止する
効果の他に、太陽電池のような光入出力デバイスに用い
られた場合には、短波長光の表面吸収による感度低下を
防止する効果があり、窓材としても使用することができ
る。
【0043】窓材とする場合、還元防止層をp型、n型
などにドーピングして用いても良いし、還元防止層の上
にp型、n型などにドーピングしたIII族―窒素化合物
半導体を形成した後にp型、i型、n型などにドーピン
グした水素化アモルファスシリコンあるいは微結晶シリ
コンを成膜しても良い。
【0044】本発明の半導体素子は、金属酸化物よりな
る透明導電膜上に形成できるので、大面積の、光起電力
素子、光受光素子、発光素子を、低コストで得ることが
できる。また、低温で高品質のIII族―窒素化合物結晶
が成長可能であるため、耐光性、耐熱性、耐酸化性にす
ぐれ高速で、高機能なオプトエレクトロニクス素子が実
現できる。
【0045】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらの実施例に制限されるもので
はない。
【0046】(実施例1)図1に示す装置において、基
板ホルダー13上に、酸化スズインジウム(ITO)を
蒸着したガラス基板を設置し、容器11内を真空排気
後、ヒーター14により400℃に加熱した。N2ガス
をガス導入管17から直径25mmの石英管15に10
00sccm(sccm;standard cubic cm3/min
標準状態でのcm3/min)で導入し、マイクロ波導入管2
3を介して2.45GHzのマイクロ出力を250Wに
セットし、チューナーでマッチングを取り放電を行い、
活性窒素を発生させた。この時の反射波は0Wであっ
た。放電から1分経過後、ガス導入管19よりマスフロ
ーコントローラー21を通して、N2で希釈されたトリ
メチルガリウム(TMG)を1sccmで導入した。T
MGは0℃に保温し、全体圧は760Torrであっ
た。この条件で成膜を行い基板上に還元防止層であるG
aN膜を得た。成膜速度、成膜時間から求めた膜厚は2
nmであった。同様の条件で、Si基板上にGaN膜を
成膜し、IRスペクトルを測定した結果、水素がNHと
GaHとして含まれていた。水素濃度は15at%であ
った。次に、N2ガスのマイクロ波放電を継続したま
ま、ガス導入管18からH2ガスを900sccmで導
入し、同時に13.56MHzの高周波電源より電極2
4に200W印加し、放電を行い、活性水素を発生させ
た。この状態で、放電空間の下流側より、ガス導入管1
9からトリメチルガリウムを導入し、GaN膜を1時間
かけて成膜し、冷却して真空より取り出したところIT
O基板は透明でありGaN成膜前と変らなかった。
【0047】(実施例2)図1に示す装置において、基
板ホルダー13上に、酸化スズインジウム(ITO)を
蒸着したガラス基板を設置し、容器11内を真空排気
後、ヒーター14により400℃に加熱した。N2ガス
をガス導入管17から直径25mmの石英管15に10
00sccmで導入し、ガス導入管18からH2ガスを
900sccmで導入し、ガス導入管19よりマスフロ
ーコントローラー21を通して、N2で希釈されたトリ
メチルガリウム(TMG)を1sccmで導入した。T
MGは0℃に保温し、全体圧は760Torrであっ
た。その状態で、マイクロ波導入管23を介して2.4
5GHzのマイクロ出力を250Wにセットし、チュー
ナーでマッチングを取り放電を行い、活性窒素を発生さ
せ、基板上に還元防止層であるGaN膜を得た。この時
の反射波は0Wであった。同様の条件で、Si基板上に
GaN膜を成膜し、IRスペクトルを測定した結果、水
素がNHとGaHとして含まれていた。水素濃度は15
at%であった。次に、N2ガスのマイクロ波放電を継
続したまま、マイクロ波放電から10秒後に、13.5
6MHzの高周波電源より電極24に200W印加し、
放電を行い、活性水素を発生させた。この状態で、放電
空間の下流側より、ガス導入管19からトリメチルガリ
ウムを導入し、GaN膜を1時間かけて成膜し、冷却し
て真空より取り出したところITO基板は透明でありG
aN成膜前と変らなかった。
【0048】(比較例)図1に示す装置において、基板
ホルダー13上に、酸化スズインジウム(ITO)を蒸
着したガラス基板を設置し、容器11内を真空排気後、
ヒーター14により400℃に加熱した。N2ガスをガ
ス導入管17から直径25mmの石英管15に1000
sccmで導入し、マイクロ波導入管23を介して2.
45GHzのマイクロ出力を250Wにセットし、チュ
ーナーでマッチングを取り放電を行い、活性窒素を発生
させた。この時の反射波は0Wであった。さらに、ガス
導入管18からH2ガスを900sccmで導入し、1
3.56MHzの高周波電源より電極24に200W印
加し、放電を行い、活性水素を発生させた。この状態
で、ガス導入管19よりマスフローコントローラー21
を通して、N 2で希釈されたトリメチルガリウム(TM
G)を1sccmで導入した。TMGは0℃に保温し、
全体圧は760Torrであった。この条件で成膜を行
い基板上にGaN膜を得た。GaN膜を成膜後、冷却し
て真空より取り出すとITO/ガラス基板は灰色から黒
色に着色していた。同様の条件で、ガラス基板上にGa
N膜を成膜したが、ガラス基板は透明のままであった。
また、同様の条件で、Si基板上にGaN膜を成膜し、
IRスペクトルを測定した結果、水素がNHとGaHと
して含まれていた。水素濃度は6at%であった。な
お、水素濃度は、ハイドロジェンフォワードスキャタリ
ングの結果を用い、IRスペクトルの吸収強度で比較す
ることによって求めたものである。
【0049】(実施例3)実施例1と同様にして、IT
O基板上に還元防止層としてGaN膜を形成した。次
に、基板温度を250℃に設定し直した。ガス導入管1
7からはH2ガスを100sccmで導入し、ガス導入
管18からはH2ガスを500sccmで導入した。ガ
ス導入管20からは100%シランガスをマスフローコ
ントローラ22を通して10sccmで導入した。この
状態で、13.56MHzの高周波電圧を高周波電極2
4に印加して放電を行い、活性水素を発生させ、1μm
の水素化アモルファスシリコンを成膜した。成膜終了
後、冷却して大気中へ取り出し、ITO基板を裏面のガ
ラス側から観察したところ、ITOの変質は認められな
かった。
【0050】(実施例4)実施例1と同様にして、IT
O基板上に還元防止層としてGaN膜を形成した。次
に、容器11を真空排気し、かつ、基板温度を250℃
に設定し直した。ガス導入管17からはH2ガスを10
0sccmで導入し、ガス導入管18からはH2ガスを
500sccmで導入した。ガス導入管20からは水素
希釈ジボランをシランに対し300ppmの濃度で加え
た混合ガスをマスフローコントローラ22を通して10
sccmで導入した。この状態で、13.56MHzの
高周波電圧を高周波電極24に印加して放電を行い、活
性水素を発生させ、p型のa−Si:Hを0.5μmの
厚さで成膜した(第1層)。次に、容器11を再度真空
排気し、ガス導入管17からはH2ガスを100scc
mで導入し、ガス導入管18からはH2ガスを500s
ccmで導入した。ガス導入管20からはジボランをシ
ランに対し1.0ppmの濃度で加えたガスをマスフロ
ーコントローラ22を通して10sccmで導入した。
この状態で、13.56MHzの高周波電圧を高周波電
極24に印加して放電を行い、活性水素を発生させ、a
−Si:Hを2μmの厚さで成膜した(第2層)。次
に、容器11を再度真空排気し、ガス導入管17からは
2ガスを100sccmで導入し、ガス導入管18か
らはH2ガスを500sccmで導入した。ガス導入管
20からはホスフィンをシランに対し200ppmの濃
度で加えたガスをマスフローコントローラ22を通して
10sccmで導入した。この状態で、13.56MH
zの高周波電圧を高周波電極24に印加して放電を行
い、活性水素を発生させ、n型のa−Si:Hを0.2
μmの厚さで成膜した(第3層)。
【0051】以上のように、ITO基板上に、3層構造
の水素化アモルファスシリコンを成膜し、半導体素子を
得た。成膜終了後冷却して大気中へ取り出し、ITO基
板を裏面のガラス側から観察したところITOの変質は
認められなかった。金電極を蒸着により形成し、光導電
特性を測定したところ開放電圧0.5Vの光起電力を観
測できた。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、透明導電膜の透明性を
損なわずに、該透明導電膜上に半導体膜が積層された光
入出力用の高品質な半導体素子が提供される。また、透
明導電膜の透明性を損なわずに、該透明導電膜上に高品
質の半導体膜を成長させることのできる半導体素子の製
造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体素子の製造に好適に用いられる
製造装置の概略構成図である。
【符号の説明】
11 真空容器 12 真空排気 13 基板ホルダー 14 ヒーター 15 石英管 16 ステンレス管 17,18,19,20 ガス導入管 23 マイクロ波導波管 24 高周波電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩永 剛 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 5F041 AA31 CA33 CA40 CA46 CA65 5F045 AA08 AA09 AB03 AB04 AB14 AC08 AC09 AC11 AC12 AC15 AD05 AD06 AD07 AD08 AD09 AD10 AE29 AF02 AF03 AF07 AF09 CA10 CA12 DA68 EH18 5F073 AA51 CA02 CB05 DA05

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された透明導電膜と、該透
    明導電膜上に形成されたIII族元素と窒素とを含む化合
    物からなる還元防止層と、を有する半導体素子。
  2. 【請求項2】 前記透明導電膜が、酸化物からなること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  3. 【請求項3】 前記還元防止層が、水素を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  4. 【請求項4】 前記還元防止層の水素濃度が、0.5
    at%から50at%であることを特徴とする請求項1
    から3までのいずれか一項に記載の半導体素子。
  5. 【請求項5】 前記還元防止層の上に、III族元素と窒
    素とを含む化合物からなり、該還元防止層とは水素濃度
    の異なる半導体層を積層したことを特徴とする請求項1
    から4までのいずれか一項に記載の半導体素子。
  6. 【請求項6】 前記還元防止層の上に、シリコンを主体
    とする半導体層を積層したことを特徴とする請求項1か
    ら4までのいずれか一項に記載の半導体素子。
  7. 【請求項7】 基板上に透明導電膜を形成し、該透明導
    電膜上に半導体層を形成する半導体素子の製造方法にお
    いて、 前記透明導電膜上に、III族元素と窒素とを含む化合物
    からなる還元防止層を形成した後に、半導体層を形成す
    ることを特徴とする半導体素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記III族元素と窒素とを含む化合物か
    らなる還元防止層を、活性窒素を発生させ、該活性窒素
    とIII族元素を含む有機金属化合物とを反応させて形成
    することを特徴とする請求項7に記載の半導体素子の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 前記半導体層を、活性水素の存在下で形
    成することを特徴とする請求項7または8に記載の半導
    体素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記活性窒素を、プラズマ放電により
    発生させたことを特徴とする請求項8に記載の半導体素
    子の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記活性水素を、高周波放電により発
    生させたことを特徴とする請求項9に記載の半導体素子
    の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007018121A1 (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 National Institute For Materials Science 窒化ガリウム等のiii族窒化物の成膜方法
US11031212B2 (en) 2016-03-14 2021-06-08 Toshiba Electronic Devices & Storage Corporation Semiconductor manufacturing apparatus

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