JP2000232138A - 半導体装置とそのマーク形成装置,その欠陥検査装置 - Google Patents

半導体装置とそのマーク形成装置,その欠陥検査装置

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JP2000232138A
JP2000232138A JP3141799A JP3141799A JP2000232138A JP 2000232138 A JP2000232138 A JP 2000232138A JP 3141799 A JP3141799 A JP 3141799A JP 3141799 A JP3141799 A JP 3141799A JP 2000232138 A JP2000232138 A JP 2000232138A
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semiconductor device
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forming
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Akira Shimase
朗 嶋瀬
Junzo Azuma
淳三 東
Yuichi Hamamura
有一 濱村
Michinobu Mizumura
通伸 水村
Norimasa Nishimura
規正 西村
Kenji Watanabe
健二 渡辺
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷電ビーム装置で欠陥検査装置で検出された
半導体ウェハの欠陥をレビュー,分析するに際し、欠陥
位置へのアクセスが迅速かつ的確に行なうことを可能に
する。 【解決手段】 欠陥検査装置で半導体ウェハ1の欠陥2
の検出をするに際しては、この半導体ウェーハ1上に3
個のマーク4a〜4cが形成されている。マーク4aは
この半導体ウェハ1の外周部の目視可能なノッチ3の近
傍に設けられ、マーク4bはマーク4aからX軸方向の
この外周部に設けられ、マーク4cはマーク4aからY
軸方向のこの外周部に設けられている。かかる半導体ウ
ェハ1は、これらマーク4a〜4cを位置決めの基準と
して荷電ビーム装置にセットされる。これらマーク4a
〜4cは、インクジェットやテストパターンのレーザ加
工やスパッタ加工などで形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハなど
の半導体装置に係り、特に、該半導体装置の不良解析で
の異物検査や外観検査で検出される異物あるいはパター
ン欠陥の位置を特定するためのマークの形成装置と欠陥
検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造における歩留り向上に
は、適当な工程毎にウェハの異物やパターン欠陥(以
下、これらをまとめて「欠陥」という)を検査し、その
発生頻度に基づいた対策を講じるか、あるいは、実際に
検出された欠陥を解析して不良原因を究明するかなどの
処置が必要である。
【0003】後者に対しては、検査後に欠陥を詳細に観
察し、場合によっては、さらに、その分析まで行なうか
を判断するために、欠陥をレビューする必要がある。か
かるレビューの方法としては、光学顕微鏡によるレビュ
ーと走査電子顕微鏡(SEM:Scanning Electron Micro
scope)によるレビューとがある。また、欠陥を分析する
場合には、集束イオンビームを用いてその断面をみて、
さらに、電子ビームによって元素分析するなどの工程に
進む。レビューから分析に進む過程では、低分解能であ
るが、高速な検出が可能な光学的手法から、低速ではあ
るが、高分解能な荷電ビームを用いた手法に解析手法が
移行する。しかし、この場合、次のような問題が生ず
る。
【0004】即ち、近年、半導体装置を構成する各層は
平坦化プロセスを導入するようになってきており、下層
の段差が表層に反映されない状況となっている。この場
合、光学的には、図10(a)に示すように、半導体装
置(ウェハ)801の絶縁層を構成するSiO2などは
光ビーム805に対して透明であるため、表層801a
が平坦であるか否かにかかわらず、この光ビーム805
によって下層にある位置合わせマーク804を表層80
1a側から観察可能であり、欠陥検査装置では、検出さ
れた欠陥802,803の位置をマーク804を基準と
して把握することができるし、また、このマーク804
を基準にして所望の欠陥などへの位置出しすることがで
きる。
【0005】しかし、図10(b)のように、電子ビー
ムやイオンビームのような荷電ビーム806は半導体装
置801の表層801aまでしか到達しない。このた
め、このような荷電ビーム806を用いて欠陥のレビュ
ーや分析を行なうSEMや欠陥分析装置では、まず、観
測しようとする欠陥の位置にアクセスしなければならな
いが、下層にある位置合わせマーク804を基準として
この欠陥の位置を特定しようとすると、この位置合わせ
マーク804の観察が不可能であるため、欠陥802,
803などへの位置決めができないことになる。
【0006】そこで、従来では、検査装置で検出された
欠陥などのうち、比較的見つけ出すのが容易なものを選
択し、その位置を基準としてレビューや分析しようとす
る欠陥への位置決めを行なうか、あるいは、半導体ウェ
ハのオリエーテーションフラット(ウエハの結晶面方位
とウェハの粗位置合わせのために設けられた外縁の一部
の直線状とした部分)及び外径を基準として、それらに
対する位置関係から欠陥の位置決めする方法も取られて
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、検出された
欠陥を基準位置として用いた上記従来の欠点位置決め方
法では、基準とすべき適切な欠陥が存在するとは限ら
ず、場合によっては、かかる基準となる欠陥を捜し出す
ために要する労力自体が大きなものとなる。
【0008】また、半導体ウェハの外径を基準としての
欠陥の位置決め方法では、実際には直径300mmの半
導体ウェハ中での0.1μmオーダの欠陥の位置決めで
あり、外径基準での±100μmオーダの位置精度とな
る。このような粗い位置精度では、所望とする欠陥を見
つけ出すことは非常に難しく、それを観察画面上に表示
するには多大な労力を要する。視野の比較的広い光学的
観察であっても困難であり、視野を広くすると、小さな
観察対象が視認できないし、また、像をビーム走査で得
るSEMのような荷電ビームでの観察では、欠陥の位置
決めが極めて困難となる。
【0009】以上のような状況から、異物検査装置や外
観検査装置で検出された欠陥を次の不良解析工程でレビ
ューあるいは分析するに際し、速やかに欠陥の位置を特
定することができるようにするための方策が求められて
いる。
【0010】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、荷電ビームでも検出された欠陥
の位置の特定を可能とし、不良解析工程であるレビュー
あるいは分析においても、速やかに欠陥位置を特定でき
て不良解析時間を短縮可能とした半導体装置とそのマー
ク形成装置,欠陥検査装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による半導体装置は、その周辺部に設けられ
ているオリエンテーションフラット,ノッチなどの切欠
部に対して該半導体の中心を通る方向をY方向、該Y方
向に垂直な方向をX方向として、欠陥検査で検出される
欠陥の位置基準マークとする第1,第2,第3のマーク
が設けられ、該第1のマークが該切欠部の近傍に、該第
2のマークが該第1のマークに対してX方向の該周辺部
に、該第3のマークが該第1のマークに対してY方向の
該周辺部に夫々配置されている構成とする。
【0012】欠陥検査前にウェハ上の所定の位置にマー
クを形成し、欠陥検査で形成したマーク自身も欠陥と同
様に検出する。検査装置では、欠陥の座標が所定の精度
で記憶され、欠陥の座標と共にマークの座標も記憶され
る。従って、マーク座標と欠陥座標との関係が定まり、
かつ、マークを常に一定の位置に形成することにより、
最初にマークへ位置決めすることも容易となる。
【0013】さらに、マークは、通常、2点あれば、平
面的な座標系を定めることができ、充分であるが、マー
クの形成数は自由に選べるため、3点以上のマークを形
成してマーク位置検出のバラツキを抑え、座標系設定精
度を向上させられると共に、ウェハが縦方向に傾いてい
る場合にも対応可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明による半導体装置の一実
施形態を示す平面図であって、1は半導体装置としての
半導体ウェハ、2は異物やパターン欠陥などの欠陥、3
はノッチ、4a,4b,4cはマークである。
【0015】同図において、実際の半導体ウェハ1に
は、プロセスの立ち上がり状況によって個数は異なる
が、通常、状況に従った個数だけ欠陥2が乗っている。
この実施形態では、マーク4a〜4cの3個のマークが
形成されており、マーク4aは、例えば、ノッチ3の近
傍など、欠陥検査に続く段階のSEMなどの荷電ビーム
装置で発見し易い位置に形成されている。また、マーク
4bはこのマーク4aの位置からX方向に一定距離離れ
た位置に形成されている。これらマーク4a,4b間
は、離し過ぎると、異物検査装置と荷電ビーム装置との
ウェハセットのずれから荷電ビーム装置でのマーク4b
の検出が難しくなるため、これら装置での半導体ウェハ
1のセットずれを考慮して適当な距離に設定する必要が
ある。マーク4cは、半導体ウェハ1の外周でのマーク
4aとは反対側の位置、即ち、マーク4aからY方向の
半導体ウェハ1の外周部に形成されている。
【0016】この場合、これらマーク4a〜4cのうち
の2つのマークでもって、次の荷電ビーム装置での半導
体ウェハ1の平面的な位置決めに充分な座標系設定が可
能であるが、欠陥の位置決め精度向上あるいは垂直方向
の半導体ウェハ1の傾きに対応させるために、第3のマ
ークを形成するものである。
【0017】図2は図1に示した半導体ウェハ1でのマ
ーク4a〜4cの形成工程を示すフローチャートであ
る。ここでは、異物検査装置自身にマーク形成機能を装
備させている場合を例としている。
【0018】同図において、まず、半導体ウェハ1を異
物検査装置内にステージに設置し(ステップ100)、
その位置調整を行なう(ステップ101)。これは、半
導体ウェハ1でのオリエーテーションフラットあるいは
ノッチ(図1はノッチ3が設けられている場合である)
と半導体ウェハ1の外周とを基準として粗調整を行なっ
た後、光学的に検出可能な下層にあるマーク(例えば、
図10に示した位置合わせマーク804)を検出し、こ
れを用いてさらに正確に半導体ウェハ1の位置を定める
ものである。
【0019】次に、例えば、マーク4aを形成するため
の半導体ウェハ1での所定の第1のマーク形成位置でマ
ークの形成が可能となるように上記ステージを移動させ
(ステップ102)、その位置にマーク4aを形成する
(ステップ103)。次に、例えば、マーク4bを形成
するための半導体ウェハ1での所定の第2のマーク形成
位置でマークの形成が可能となるように上記ステージを
移動させ(ステップ104)、その位置にマーク4bを
形成する(ステップ105)。さらに、同様にして、第
3のマーク形成位置に、例えば、マーク4cを形成する
(ステップ106,107)。
【0020】次に、異物検査装置で半導体ウェハ1での
異物2である欠陥の検査を行なう(ステップ108)。
このとき、マーク4a〜4cと欠陥とが夫々検出され、
それらの位置座標が取得されて記憶される。この場合の
位置座標は異物検査装置の座標系でのものである。ま
た、この異物検査では、上記のマーク形成位置との対照
と合わせて、検出光量の違いから欠陥の大きさを分類す
る操作も実行し、この際、検出したものがマーク4a〜
4cか異物かの判定も行なわれ、マーク4a〜4cにつ
いては、マークとしての位置座標が記憶される。これら
のデータは異物検査装置から出力され(ステップ10
9)、異物検査が終了した半導体ウェハ1が異物検査装
置から取り出される(ステップ110)。
【0021】このように異物検査が終了した半導体ウェ
ハ1には、マーク4a〜4cを基準座標位置とする欠陥
の座標位置データが添付された形態となっており、マー
ク4a〜4c自体は半導体ウェハ1の表面で突起物とし
て形成されているため、次に、荷電ビーム装置による欠
陥の観察(レビュー)あるいは分析を実施することにな
っても、これらマーク4a〜4cを基準座標位置として
所望とする欠陥の座標位置を知ることができ、その位置
への速やかなアクセスが可能となる。
【0022】ところで、欠陥検査装置で上記のようにマ
ーク4a〜4cが付されて半導体ウェハ1は、荷電ビー
ム装置にセットされ、欠陥検出装置で得られたデータに
基づいて所望欠陥にアクセスし、その欠陥の形状やサイ
ズといった欠陥のレビューや分析を行なうが、このよう
な所望欠陥へのアクセスが迅速かつ的確に行なうことが
できるようにするためには、半導体ウェハ1での欠陥位
置の基準となるXY座標系と荷電ビーム装置とのXY座
標系とが精度良く一致していることが必要である。
【0023】このために、半導体ウェハ1上にマーク4
a〜4cが設けられるものである。ここで、半導体ウェ
ハ1上のマーク4aは、ノッチ3の近傍に設けられてお
り、ノッチ3は目視が容易であるので、まず、このノッ
チ3を基準として、半導体ウェハ1のX軸が荷電ビーム
装置でのXY座標系でのX軸に、また、半導体ウェハ1
のY軸が荷電ビーム装置でのXY座標系でのY軸に夫々
一致するように、荷電ビーム装置にセットされる。
【0024】次に、荷電ビーム装置では、ノッチ3の位
置が荷電ビームによる観察位置に一致するように、ステ
ージを移動させ、しかる後、マーク4aの探索を行な
う。このマーク4aは、ノッチ3の近傍に設けられ、か
つ見つけ出し易い形状を有しているので、容易に見つけ
出すことができる。このマーク4aが見つかると、この
マーク4aの荷電ビーム装置のXY座標系での座標位置
データを得て取り込み、しかる後、上記ステージをX軸
方向に移動させ、次のマーク4bの探索を行なう。この
マーク4bも、マーク4aの近くにあり、かつ見つけ出
し易い形状をしているので、容易に見つけ出すことがで
きる。検出したマーク4bの座標位置データを得て取り
込む。
【0025】これら検出したマーク4a,4bの座標位
置から、マーク4aの座標位置からみたマーク4bの座
標位置の方向をX軸方向とする。半導体ウェハ1の荷電
ビーム装置へのセットにずれがあると、当然このように
マーク4a,4bの検出から得られるX軸方向が荷電ビ
ーム装置でのXY座標系のX軸方向と若干ずれることに
なるが、荷電ビーム装置のステージを回転調整してかか
るずれを失すようにすることができるし、また、半導体
ウェハ1上のXY座標系で表わされる位置データを荷電
ビーム装置のXY座標系のデータに座標変換するように
してもよい。
【0026】しかしながら、このようなセットずれによ
る座標系のずればかりでなく、マーク4a,4bが比較
的近いため、荷電ビーム装置によるマーク4a,4bの
位置検出から得られるX軸方向の検出精度が低く、これ
により、半導体ウェハ1のXY座標系でのX軸方向が正
しく得られない場合もある。また、マーク4a,4bが
比較的近いと、マーク4bが、充分小さいにしても、あ
る程度のサイズを持つことから、マーク4bの位置検出
精度に応じて半導体ウェハ1のXY座標系でのX軸方向
の検出精度も影響される。
【0027】つまり、半導体ウェハ1が、そのXY座標
系と荷電ビーム装置のXY座標系とが正しく一致するよ
うに、荷電ビーム装置にセットされたとしても、マーク
4bの位置検出誤差により、検出された半導体ウェハ1
のXY座標系のX軸方向と荷電ビーム装置のXY座標系
のX軸方向とがずれる場合がある。このようなずれがあ
ると、欠陥検査装置で得られた欠陥の位置データに基づ
いて欠陥のアクセスを行なっても、そのアクセス位置が
ずれてアクセスするのに時間がかかることになる。
【0028】これを防止するために、半導体ウェハ1に
上記のY軸方向のマーク4cを設けたものである。即
ち、マーク4a,4bを検出し、これらから半導体ウェ
ハ1のXY座標系のX軸方向を検出してこれを仮決め
し、次に、マーク4aの位置から仮決めしたX軸方向に
対して垂直方向にステージを移動させてマーク4cの探
索を行なう。この場合、このマーク4cは、このマーク
4aからY軸上になくとも、上記のように、半導体1の
外周部に設けられ、かつ見つけ出し易い形状を有してい
るので、容易に見つけ出すことができる。
【0029】マーク4cが見つかると、このマーク4c
の荷電ビーム装置のXY座標系での座標位置を読み取
り、マーク4a,4cの座標位置から半導体ウェハ1上
のXY座標系でのY軸方向を決める。このY軸方向は、
マーク4a,4c間の距離が充分大きいから、高精度で
検出されたものである。
【0030】そして、この得られたY軸方向と荷電ビー
ム装置のXY座標系のY軸方向とのずれ角を算出し、こ
のずれ角が0゜となるように、ステージを回転調整する
ことにより、半導体ウェハと荷電ビーム装置のXY座標
系を一致させることができる。しかる後、マーク4aか
らX軸方向にステージを移動させてマーク4bを探索す
ることにより、荷電ビーム装置のXY座標系でのマーク
4bの正しい座標位置を得ることができるし、また、マ
ーク4aからY軸方向にステージを移動させてマーク4
cを探索することにより、荷電ビーム装置のXY座標系
でのマーク4cの正しい座標位置を得ることができ、こ
れらの座標位置を用いて、欠陥検査装置で得られた欠陥
の位置データを荷電ビーム装置のXY座標系の座標位置
に座標変換し、所望欠陥のアクセスを行なうようにする
ことができる。
【0031】ここで、図3(a)に示すように、半導体
ウェハ1上のxy座標でのマーク4a,4b,4cの座
標位置を(x1,y1),(x2,y2),(x3,y
3)とし、図3(b)に示すように、荷電ビーム装置の
XY座標でのマーク4a,4b,4cの座標位置を(X
1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3)とする
と、半導体ウェハ1上のxy座標での任意の位置(x,
y)の荷電ビーム装置での位置(X,Y)は、 X=a11・x+a12・y+b1 ……(1) Y=a21・x+a22・y+b2 ……(2) で表わされる。但し、ここで、夫々の係数は、上記座標
位置の値から、下記のように計算される。
【0032】a11={X1・(y2−y3)+X2・(y3−y1)+X3・(y1
−y2)}/{x1・(y2−y3)+x2・(y3−y1)+x3・(y1−y2)} a12={X1・(x2−x3)+X2・(x3−x1)+X3・(x1−x2)}/{x1・(y
2−y3)+x2・(y3−y1)+x3・(y1−y2)} a21={Y1・(y2−y3)+Y2・(y3−y1)+Y3・(y1−y2)}/{x1・(y
2−y3)+x2・(y3−y1)+x3・(y1−y2)} a22={Y1・(x2−x3)+Y2・(x3−x1)+Y3・(x1−x2)}/{x1・(y
2−y3)+x2・(y3−y1)+x3・(y1−y2)} b1={X1・(x2・y3−x3・y2)+X2・(x3・y1−x1・y3)+X3・(x1・y
2−x2・y1)}/{x1・(y2−y3)+x2・(y3−y1)+x3・(y1−y2)} b2={Y1・(x2・y3−x3・y2)+Y2・(x3・y1−x1・y3)+Y3・(x1・y
2−x2・y1)}/{x1・(y2−y3)+x2・(y3−y1)+x3・(y1−y2)} 半導体ウェハ1上の座標系でのマーク座標は設計値で決
まっており、レイアウトデータから求められる。
【0033】また、荷電ビーム装置のステージ位置を、
例えば、レーザーゲージなどのステージ位置計測機構で
計測し、荷電ビーム走査によりウェハ表面の凹凸を検出
して画面に表示し、オペレータがマーク中心を指定す
る、あるいは、自動で重心検出などの手法を用いてマー
ク中心を検出することにより、画面中心からのマーク中
心位置のずれを求め、この値と先に計測したステージ位
置とから、荷電ビーム装置のXY座標系でのマーク座標
を計算できる。求められた座標(x1,y1)、(x
2,y2)、(x3,y3)、(X1,Y1)、(X
2,Y2)、(X3,Y3)の値から、式(1),
(2)が演算されて、欠陥位置への高精度のアクセスが
可能となる。
【0034】なお、図1に示したマーク形成例では、マ
ーク4a,4b間の距離が短いため、マーク検出精度が
0.1μmであっても、マークから離れた位置では検出
誤差が拡大され、欠陥へのアクセス精度が低下する問題
がある。かかる位置決め精度の低下を防止する方法とし
て、図4に示す方法がある。
【0035】図4(a)は、図1に示した構成におい
て、X軸方向に充分距離をおいて半導体ウェハ1の外周
部に配列される2つのマーク4d,4eをさらに追加し
たものである。この場合、マークが外周にあるため、欠
陥のアクセス精度はマークの検出誤差以下にできる。但
し、この場合、マークは4点であり、式(1),(2)
での3点での計算ではデータが1マーク分余分となる
が、それは荷電ビーム装置の座標系を一度3点マークで
定めた上でのさらなる補正に使用することも可能であ
る。
【0036】図4(b)は4点マークではなく、マーク
4aから軸線5の方向に対して±30°の方向の半導体
ウェハ1の外周部にマーク4f,4gを形成した例であ
るが、これで所望の精度が得られる場合が多い。
【0037】なお、ここでは、マーク4f,4gの方向
を±30°としたが、これのみに限らず、マーク4f,
4gがX軸方向に充分離れ、かつマーク4aがY軸方向
に離れて設定されるものであれば、任意の角度方向とす
ることができる。
【0038】図5は本発明によるマーク形成方法及び装
置の第1の実施形態を示す構成図であって、1は図1や
図4に示した半導体ウェハ、6はステージ、7は異物検
出系、8はレンズ、9はセンサ、10は処理装置、11
はインクジェットアセンブリである。この実施形態は異
物検査装置に設けられているものである。なお、以下で
は、図1及び図4に示すマーク4a〜4gを総称してマ
ーク4という同図において、異物検査装置は、半導体ウ
ェハ1が載置されて移動可能なステージ6,レンズ8や
センサ9を備えた異物検出系7及び処理装置10などか
らなり、これにさらに、半導体ウェハ1にマーク4を形
成するためのインクジェットアセンブリ11が設けられ
ている。
【0039】この異物検査装置では、ステージ6上に載
置された半導体ウェハ1から発生する散乱光を異物検出
系7内に収納されたレンズ8を介してセンサ9で検出
し、その検出結果を処理装置10で処理して検出された
異物の位置データを求める。そして、この位置データに
基づいて、ウェハ画像12上に検出された異物が異物1
3としてマップ形成されて表示される。
【0040】マーク4を形成する方法には種々あるが、
ここでは、インクジェット方式でのマーク形成を採用し
ている。即ち、ステージ6を移動させてインクジェット
アセンブリ11を半導体ウェハ1上のマーク4を形成す
べき所定の位置に対向させ、この位置にインクジェット
アセンブリ11からインク粒を射出することにより、こ
の付着されたインクのマークをマーク4とする。
【0041】このようにしてマーク4を形成後、上記の
ように、異物検出系7によって異物の検査を行なうが、
この場合、形成されたマーク4も検出し、その位置デー
タも処理装置10で求められる(この場合、上記のよう
に、異物とマーク4とは明確に区別することができ
る)。従って、得られた位置データに基づくウェハ画像
12上のマップには、異物13とともに、形成されたマ
ーク4の画像も、例えば、マーク14a,14b,14
cとして表示されることになる。
【0042】但し、このように形成されるマーク4は、
荷電ビーム装置での所望とする異物への位置決め精度を
確保するために、1μmオーダの径であることが望まし
い。しかし、通常のインクの粒径は30μmであり、こ
れを小径にするために、インクの粘度を調整して液滴の
粒径を縮小したり、あるいは、一旦超音波などによって
蒸発させたインクを凝集させて粒径の小さい液滴とし、
それに電子を照射してイオン化することにより、1ドッ
トを小さくしたりする方式を採用することも可能であ
る。
【0043】図6は本発明によるマーク形成方法及び装
置の第2の実施形態を示す構成図であって、1は半導体
ウェハ、15はレーザビーム、16はレーザ加工用パタ
ーン、17は凹部である。
【0044】この実施形態では、マークの形成にレーザ
加工を用いるものであるが、図6(a)に示すように、
通常、半導体ウェハ1に使用されている層間絶縁膜はレ
ーザに対して透明であるため、レーザビーム15は吸収
されずに透過してしまい、レーザ加工することができな
い。
【0045】そこで、検査工程の前段階のレーザが吸収
される配線層などの形成工程において、半導体ウェハ1
でのその動作に無関係な位置、例えば、スクライブエリ
アに設けられるテストパターンの一部に導体のレーザ加
工用パターン16を設け、これにレーザビーム15を集
光照射することにより、これを加工して凹部17を形成
し、これをマーク4とする。このようなレーザ加工用パ
ターン16にレーザビーム15を集光照射すると、レー
ザがこのパターン16に吸収されて急速に熱に変換さ
れ、これにより、導体が爆発的に飛散してマーク4とし
ての凹部17が形成される。また、この際、このパター
ン16の上層にある絶縁膜層も同時に飛散し、形成され
るマーク4は半導体ウェハ1の表面に凹状となる。この
凹状のマーク4は、異物の検査において、大きな検出光
量で検出可能であり、また、次のレビューなどの工程で
の荷電ビームによる観察も可能である。従って、上記の
ように、レーザ加工で形成したマーク4を基準にレビュ
ーや分析の対象となる異物などへステージを移動して、
荷電ビームによる観察を速やかに実行できる。
【0046】このようなレーザ加工による方法の図5に
示したインクジェット方式に対する利点は、加工跡を1
μmオーダとすることが比較的容易であり、マーク4の
検出精度を向上させられることにある。一方、レーザ加
工で問題となるのは、加工対象によっては、レーザ加工
による飛散物が100μm近くまで到達する可能性があ
ることであって、これを防止するための加工条件の適正
化が必要なことが挙げられる。
【0047】図7は本発明によるマーク形成方法及び装
置の第3の実施形態を示す構成図であって、18はステ
ージ、19は顕微鏡、20はTVカメラ、21は液体材
料インジェクタ、22はピペット、23はモニタ、24
はピペット22の画像、25は液体材料の画像、26は
レーザ源、27はパワー調整フィルタ、28は顕微鏡、
29はTVカメラである。この実施形態は、液体材料を
塗布することによってマーク4を形成するものである。
【0048】図7(a)において、ステージ18に搭載
された半導体ウェハ1のマーク4を形成する所定の位置
に顕微鏡19が対向するように、ステージ18によって
半導体ウェハ1の位置決めを行なう。TVカメラ20は
顕微鏡19の視野内を撮像し、その画像がモニタ23に
表示される。
【0049】このモニタ23の画像によって半導体ウェ
ハ1のマーク4を形成する所定の位置が確認されると、
ピペット22をその先端が半導体ウェハ1上のこの所定
の位置に接触するまで下降させる。これは、モニタ23
にピペット22の画像24が表示されることによって確
認できる。このピペット22は先端の内径の小さなガラ
スなどからなっている。しかる後、液体材料インジェク
タ21から窒素ガスによるガスインパクトをピペット2
2内に加えることにより、液体材料インジェクタ21な
いの液体材料をピペット22を介して半導体ウェハ1の
表面に押し出す。これにより、半導体ウェハ1上の上記
の所定位置に液体材料が微量塗布され、マーク4が形成
される。このことは、モニタ23に液体材料の画像25
が表示されることによって確認できる。
【0050】しかし、この場合、液体材料を塗布しただ
けでは、マーク4は液状のままである。そこで、図7
(b)に示すように、光学系を構成したレーザ源26か
らパワー調整フィルタ27及び顕微鏡19を介してアル
ゴンレーザを液状のマークに集光照射し、この液体に含
まれる溶媒を蒸発させる。これにより、固定したマーク
が半導体ウェハ1に形成されることになる。
【0051】ところで、上記の形成方法では、ピペット
22が半導体ウェハ1の表面に斜めに配置されることか
ら、半導体ウェハ1の表面に形成されるマーク4の形状
が楕円となる。このマーク4の形状を円形にするため
に、例えば、図7(c)のように、ピペット22を垂直に
降下させ、斜めに設置した顕微鏡28で観察した像をT
Vカメラ29で撮影し、そのモニタ画像(図示せず)を観
察しつつ、ピペット22を半導体ウェハ1のマーク4を
形成する位置に接触させるようにすればよい。
【0052】このような構成の液体材料微量供給アセン
ブリを異物検査装置の中に組み込婿とにより、異物検査
前にマーク4を形成してマークも異物と同時に検査し、
異物や欠陥との位置関係を把握することにより、上記と
同様に、荷電ビーム装置によるレビューなどの次工程で
の観察対象への位置決めが容易となる。
【0053】なお、この第3の実施形態では、10μm
以下のマーク4の形成が容易であるとともに、図6に示
した実施形態のような飛散物もなく、マーク4の形成自
体には最適な方式である。しかし、必要とするアセンブ
リが多く、マーク4の形成のスループットが先の実施形
態に比べて長いことが問題となる。これについては、検
査装置とアセンブリとをできる限り共用することと、オ
ペレーションの自動化を進めることとにより、ある程度
対処可能である。
【0054】図8は本発明によるマーク形成方法及び装
置の第4の実施形態を示す構成図であって、30はプロ
セスチャンバ、31はホルダ、32は成膜アセンブリ、
33はゲートバルブ、34はローディングチャンバ、3
5はイオン源、36はレンズ、37はイオンビームアセ
ンブリ、38はイオンビームである。
【0055】以上の実施形態は検査装置内部にマーク形
成装置を組み込んだものであるが、マーク形成は、必ず
しも検査装置内部でなくても、半導体ウェハ1の検査す
る前であればよい。この第4の実施形態は、検査工程の
前の成膜工程でマーク4の形成を行なうようにしたもの
である。
【0056】図8において、この実施形態は、成膜工程
を実行するためのプロセスチャンバ30にゲートバルブ
33を介してローディングチャンバ34が連結され、プ
ロセスチャンバ30で成膜された半導体ウェハ1がロー
ディングチャンバ34に移相され、マーク4の形成処理
がなされる。
【0057】即ち、図8(a)において、プロセスチャ
ンバ30内でホルダ31上に固定された半導体ウェハ1
上に、成膜アセンブリ32からプラズマなどを用いて成
膜される。この成膜アセンブリ32で成膜しているとき
には、半導体ウェハ1の表面は、下層の凹凸を反映して
いる場合もあり得るが、通常平坦である。
【0058】成膜が終了すると、ゲートバルブ33が開
かれ、プロセスチャンバ30からローディングチャンバ
34にホルダ31上に載置された半導体ウェハ1が搬送
される。その搬送の途中で、半導体ウェハ1でのマーク
を形成する所定の位置がローディングチャンバ34側に
設けられたイオンビームアセンブリ37のレンズ36の
光軸に一致すると、半導体ウェハ1の搬送を一旦停止
し、イオン源35からレンズ36を介してイオンビーム
37を集光照射し、半導体ウェハ1でのこの所定の位置
をスパッタ加工してマーク4を形成する。この場合、半
導体ウェハ1を汚染することがないように、イオン源3
5はアルゴンなどの希ガス、あるいはシリコンと同族の
元素のイオンを発生する。
【0059】このマーク4の形成が終了すると、次に、
図8(b)に示すように、半導体ウェハ1の搬送を再開
し、それをさらにローディングチャンバ34内に進め
る。そして、半導体ウェハ1での次のマークを形成する
所定の位置がレンズ36の光軸に一致すると、図8
(c)に示すように、半導体ウェハ1の搬送を停止し、
イオン源35からレンズ36を介してイオンビーム37
を集光照射して、半導体ウェハ1でのこの所定の位置を
スパッタ加工して次のマーク4を形成する。
【0060】以上のように、半導体ウェハ1のローディ
ングチャンバ34への搬送途中で2つのマーク4を形成
することができる。これらマーク4を図1におけるマー
ク4a,4cとすると、これらでもって、一応、荷電ビ
ーム装置による欠陥レビュー工程で欠陥の位置決めのた
めのマークとして使用することが可能となるが、例え
ば、図1に示されるように、さらにマーク4bを形成す
る場合には、図8(c)に示す状態で、ホルダ31をそ
の中心軸を中心に回転させ、半導体ウェハ1のマーク4
bを形成する位置がレンズ36の光軸に一致する状態と
してイオンビーム37を集光照射するようにすればよ
い。
【0061】スパッタ加工によるマーク4の形成の場
合、加工時間が、例えば、1nAのビームを使用する
と、数秒必要である。このため、この実施形態では、プ
ロセスチャンバ30からローディングチャンバ34への
半導体ウェハ1の搬送途中、図8(a)及び図8(c)
に示す状態で一時搬送を停止してマーク4を形成する個
とにより、マーク形成時間の短縮を図るものである。
【0062】なお、半導体ウェハ1を搬送しながら、イ
オンビーム36を偏向させることにより、このイオンビ
ームがマークの形成位置を追うようにする方法もある
が、プロセスチャンバ30からローディングチャンバ3
4への移動は精度の高い移動機構で行なわれるものでは
ないため、移動中の振動などがあり、高態度で所定の位
置に所定の形状でマーク4を形成することは困難であ
る。このため、上記のように、半導体ウェハ1の搬送を
一時停止し、その状態でマーク4を形成するものであ
る。実際にも、ローディングチャンバ34への半導体ウ
ェハ1の搬送時間は、連続的に図8(c)に示す位置ま
で搬送する場合に比べ、30秒程度長くなるだけであ
り、スループットが求められるプロセス装置であって
も、問題にはならない。
【0063】この実施形態では、マーク4の加工時間を
長めに要することと、プロセス装置に新たな機能を付加
することが必要ではあるが、マーク4自体は集束したイ
オンビームで形成されるものであるから、マーク4の寸
法としては1μm以下が容易に実現でき、かつ、ビーム
の偏向方法によってマーク4を任意の形状に加工可能で
あり、マーク形成方法としては最適である。
【0064】図9は本発明によるマーク形成方法及び装
置の第5の実施形態を示す構成図であって、同図(a)
はその縦断面図、同図(b)はその横断面図であり、3
9は回転ステージ、40はドア、41はイオンビームア
センブリ、42はイオン源、43はレンズ、44はイオ
ンビーム、45はチャンバである。前出図面に対応する
部分には、同一符号を付けている。なお、この実施形態
は、マーク形成の専用装置とするものであり、他の装置
とは別体の装置である。
【0065】同図(a),(b)において、チャンバ4
5内には、半導体ウェハ1を載置する回転ステージ39
が設けられ、また、ドア40が設けられて、その開閉に
より、半導体ウェハ1を出し入れできるようにしてい
る。また、このチャンバ45には、イオン源42やレン
ズ43などからなるイオンビームアセンブリ41が取り
付けられており、レンズ43の光軸が、回転ステージ3
9に載置された半導体ウェハ1のマーク4が形成される
位置を含む外周部に対向するように、かかるイオンビー
ムアセンブリ41が配置されている。
【0066】かかる構成において、ドア40を開き、そ
こから半導体ウェハ1をチャンバ45内に導入して回転
ステージ39に載置し、次いで、ドア40を閉じてチャ
ンバ45内を所定の雰囲気状態とする。しかる後、回転
ステージ39を回転させてレンズ43の光軸が半導体ウ
ェハ1上のマークを形成する所定の位置に対向するよう
にする。ここで、図7(b)のように、イオンビームア
センブリ41のレンズ43の光軸が半導体ウェハ1のノ
ッチ3の近傍と対向するように、位置決めがなされてい
るものとする。
【0067】かかる状態で、イオン源42からレンズ4
3を介してイオンビーム44を集光照射し、その照射位
置をスパッタ加工してマーク4を形成する。このマーク
4は、図1などに示す半導体ウェハ1でのマーク4aに
対応するものである。次に、回転ステージ39を回転さ
せることにより、半導体ウェハ1上の次のマークを形成
する所定の位置をレンズ43の光軸に合わせ、再びイオ
ン源42からレンズ43を介してイオンビーム44を集
光照射してその照射位置をスパッタ加工し、次のマーク
4を形成する。このマーク4は、例えば、図1でのマー
ク4bに対応するものである。以下同様にして、図1や
図4に示したマーク4c,4d,4e,4f,4gなど
を形成することができる。このようにして、所望のマー
ク4が形成されると、ドア40を開いて半導体ウェハ1
をチャンバ45から取り出し、異物検査装置などに移
す。
【0068】なお、ここでは、チャンバ45内へ直接半
導体ウェハ1を導入する形態としたが、スループットの
向上のために、チャンバ45に予備排気室を設けるよう
にしてもよい。
【0069】また、この実施形態は、マーク形成のため
の別装置ということになるが、この実施形態を用いるプ
ロセスでは、成膜などのプロセス装置にイオンビームア
センブリを装備させる必要はないし、また、検査工程後
にレビューまたは分析が必要と考えられた状況において
のみ半導体ウェハ1にマークを形成するようにすればよ
いから、このような状況のときにこの実施形態を用いれ
ばよく、この点でこの実施形態が有効である。また、こ
の実施形態は、ラインに設置するような場合でも、検査
工程毎に配備する必要は必ずしもなく、運用を工夫する
ことにより、ライン内に数台導入しただけで充分機能さ
せられ、投資効率が良いという利点もある。
【0070】なお、以上の各実施形態では、ノッチ3を
有する半導体ウェハに関するものであったが、オリエン
テーションフラットを有する半導体ウェハについても同
様である。
【0071】また、以上のようにマークが形成され、異
物検査などの欠陥検査がなされた半導体ウェハについて
欠陥のレビューまたは分析を行なう場合には、
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
検査時にマークと検査対象との位置関係を把握すること
が可能となるために、検査において次にレビューまたは
分析が必要と考えられた検査対象を荷電ビーム装置にお
いて位置出しする場合、マークを基準で位置決めが可能
なため、観察や加工・分析するべき対象位置へ速やかに
アクセスできるようになり、不良解析時間が短縮され
る。これが、不良対策に要する時間の短縮から歩留まり
の早期向上に繋がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体装置の一実施形態を示す平
面図である。
【図2】図1における実施形態でのマークの形成手順の
一具体例を示すフローチャートである。
【図3】荷電ビーム装置での図1に示した実施形態上の
欠陥へのアクセス方法を示す図である。
【図4】本発明による半導体装置の他の実施形態を示す
平面図である。
【図5】本発明によるマーク形成方法及び装置の第1の
実施形態を示す構成図である。
【図6】本発明によるマーク形成方法及び装置の第2の
実施形態を示す構成図である。
【図7】本発明によるマーク形成方法及び装置の第3の
実施形態を示す構成図である。
【図8】本発明によるマーク形成方法及び装置の第4の
実施形態を示す構成図である。
【図9】本発明によるマーク形成方法及び装置の第5の
実施形態を示す構成図である。
【図10】光学的観察と荷電ビームによる観察との状態
を示すウェハの断面図である。
【符号の説明】
1 半導体ウェハ 2 異物 3 ノッチ 4a〜4g マーク 5 軸線 6 ステージ 7 異物検査系 8 レンズ 9 センサ 10 処理装置 11 インクジェットアセンブリ 12 半導体ウエハ1の画像 13 異物の画像 14a〜14c マークの画像 15 レーザビーム 16 レーザ加工用パターン 17 凹部 18 ステージ 19 顕微鏡 20 TVカメラ 21 液体材料インジェクタ 22 ピペット 23 モニタ 24 ピペット22の画像 25 液体材料21の画像 26 レーザ源 27 パワー調整フィルタ 28 顕微鏡 29 TVカメラ 30 プロセスチャンバ 31 ホルダ 32 成膜アセンブリ 33 ゲートバルブ 34 ローディングチャンバ 35 イオン源 36 レンズ 37 イオンビームアセンブリ 38 イオンビーム 39 回転ステージ 40 ドア 41 イオンビームアセンブリ 42 イオン源 43 レンズ 44 イオンビーム 45 チャンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱村 有一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 水村 通伸 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 西村 規正 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 渡辺 健二 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業本部内 Fターム(参考) 2G051 AA51 AB02 AB07 AC02 CB01 4M106 AA01 BA03 CA39 CA42 DA02 DA05 DA10 DA15 DA20 DB18 DB20 DB30 DH33 5C034 BB06 BB07 BB09 5F031 CA02 JA31 JA38 JA50 MA33

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺部にオリエンテーションフラット,
    ノッチなどの切欠部が設けられた半導体装置において、 該切欠部に対して該半導体の中心を通る方向をY方向、
    該Y方向に垂直な方向をX方向として、 欠陥検査で検出される欠陥の位置基準マークとする第
    1,第2,第3のマークが設けられ、該第1のマークが
    該切欠部の近傍に、該第2のマークが該第1のマークに
    対してX方向の該周辺部に、該第3のマークが該第1の
    マークに対してY方向の該周辺部に夫々配置されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記X方向の両側の前記周辺部に夫々、前記第1,第2
    のマーク間の間隔よりも大きい間隔で、欠陥検査で検出
    される欠陥の位置基準マークとする第4,第5のマーク
    を設けたことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 周辺部にオリエンテーションフラット,
    ノッチなどの切欠部が設けられた半導体装置において、 該切欠部に対して該半導体の中心を通る方向をY方向、
    該Y方向に垂直な方向をX方向として、 欠陥検査で検出される欠陥の位置基準マークとする第
    1,第2,第3のマークが設けられ、該第1のマークが
    該切欠部の近傍に、該第2のマークが該第1のマークか
    らみたY方向に対して+φの角度の方向の該周辺部に、
    該第3のマークが該第1のマークからみたY方向に対し
    て−φの角度の方向の該周辺部に夫々配置されているこ
    とを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記φは30゜であることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体装置の所定の位置に欠陥検査で検
    出される欠陥の位置基準となるマークを形成する装置に
    おいて、 該半導体装置での該所定の位置にインクジェットアセン
    ブリからインク粒を射出することによって付着させ、該
    インク粒のマークを形成することを特徴とする半導体装
    置のマーク形成装置。
  6. 【請求項6】 半導体装置の周辺部の所定の位置に欠陥
    検査で検出される欠陥の位置基準となるマークを形成す
    る装置において、 該半導体装置の該所定の位置にレーザ加工用パターンが
    形成されており、該レーザ加工用パターンをレーザ加工
    することにより、該マークを形成することを特徴とする
    半導体装置のマーク形成装置。
  7. 【請求項7】 半導体装置の周辺部の所定の位置に欠陥
    検査で検出される欠陥の位置基準となるマークを形成す
    る装置において、 該半導体装置の該所定の位置にピペットによって液体材
    料を塗布することにより、該マークを形成することを特
    徴とする半導体装置のマーク形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記所定の位置に塗布された前記液体材料にレーザを照
    射することにより、前記液体材料に含まれる溶剤を蒸発
    させることを特徴とする半導体装置のマーク形成装置。
  9. 【請求項9】 半導体装置の周辺部の所定の位置に欠陥
    検査で検出される欠陥の位置基準となるマークを形成す
    る装置において、 該半導体装置を載置するためのステージと、 該ステージに載置された該半導体装置の微小領域を拡大
    観察可能な顕微鏡と、 該顕微鏡の視野範囲を撮像して画像表示するモニタ手段
    と、 該ステージと該顕微鏡との相対位置関係を調整させるた
    めの位置調整手段と、 該ステージに載置された該半導体装置の表面に液体材料
    を射出する射出手段とを備え、該モニタ手段での画像に
    基づいて、該位置調整手段により、該半導体装置での該
    所定の位置を該顕微鏡の視野内に設定し、該射出手段に
    より、該半導体装置の該所定の位置に該液体材料を射出
    して該マークを形成することができるように構成したこ
    とを特徴とする半導体装置のマーク形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 レーザ出射手段を設けるとともに、前記顕微鏡を該レー
    ザ出射手段から出射されるレーザの光路の一部とし、 該レーザ出射手段から出射されるレーザを前記顕微鏡を
    介して前記半導体装置上の前記所定の位置に射出された
    前記液体材料に照射することにより、前記液体材料の溶
    剤を蒸発させることができるように構成したことを特徴
    とする半導体装置のマーク形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項5〜10のいずれか1つに記載
    の半導体装置のマーク形成装置を備え、 該マーク形成装置によって前記半導体装置に前記マーク
    を形成した後、欠陥の検出とともに該マーク形成装置で
    形成された前記マークを検出し、検出された該欠陥と前
    記マークの位置データを保持することを特徴とする半導
    体装置の欠陥検査装置。
  12. 【請求項12】 半導体装置の周辺部の所定の位置に欠
    陥検査で検出される欠陥の位置基準となるマークを形成
    する装置において、 成膜された該半導体装置の該所定の位置にイオンビーム
    を照射することにより、該所定位置をスパッタ加工して
    該マークを形成することを特徴とする半導体装置のマー
    ク形成装置。
  13. 【請求項13】 半導体装置の周辺部の所定の位置に欠
    陥検査で検出される欠陥の位置基準となるマークを形成
    する装置において、 該半導体装置に成膜するプロセスチャンバにゲートバル
    ブを介して連結されたローディングチャンバと、 成膜された該半導体装置を該プロセスチャンバから該ゲ
    ートバルブを介して該ローディングチャンバに搬送する
    搬送手段と、 該ローディングチャンバの該ゲートバルブ側に設けら
    れ、該搬送手段によって搬送される該半導体装置にイオ
    ンビームを照射してスパッタ加工するイオンビームアセ
    ンブリとを備え、該搬送手段による搬送途中で該半導体
    装置の該所定の位置が該イオンビームアセンブリに対向
    するとき、該所定の位置を該イオンビームでスパッタ加
    工することにより、該所定の位置に該マークを形成する
    ことができるように構成したことを特徴とする半導体装
    置のマーク形成装置。
  14. 【請求項14】 半導体装置の周辺部の所定の位置に欠
    陥検査で検出される欠陥の位置基準となるマークを形成
    する装置において、 該半導体装置が載置される回転ステージを内蔵したチャ
    ンバと、 該回転ステージに載置された該半導体装置の該所定の位
    置を含む周辺部に対向するように配置され、該半導体装
    置の該所定の位置にイオンビームを照射するイオンビー
    ムアセンブリととからなり、該イオンビームの照射によ
    って該半導体装置の該所定の位置をスパッタ加工するこ
    とにより、該マークを形成することができるように構成
    したことを特徴とする半導体装置のマーク形成装置。
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