JP2000231429A - ヘルプ情報提供装置 - Google Patents

ヘルプ情報提供装置

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JP2000231429A
JP2000231429A JP3119099A JP3119099A JP2000231429A JP 2000231429 A JP2000231429 A JP 2000231429A JP 3119099 A JP3119099 A JP 3119099A JP 3119099 A JP3119099 A JP 3119099A JP 2000231429 A JP2000231429 A JP 2000231429A
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JP3119099A
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Takashi Osawa
隆 大澤
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長い操作が行われている場合でも、ヘルプ要
求時にヘルプ情報の文脈を適切に推定し、ユーザの所望
する情報を効率的に提供する。 【解決手段】 制御部2は、入力部1におけるユーザの
操作を検出して、対応する処理を行う。このとき、各状
態における時間を状態変化待ち時間検知部6で検知し、
その時間とともに操作履歴を操作履歴記録部7に記録す
る。また、操作に応じた処理を処理部3に行わせる。ユ
ーザがヘルプ要求を行った場合、コンテキスト抽出部5
に対して操作履歴記録部7から状態系列を抽出させる。
この抽出処理において、無意味な状態系列は無意味状態
削除部10で削除される。制御部2は、抽出された状態
系列の各状態における所要時間と標準所要時間を比較
し、その比較結果に基づいてヘルプ情報記録部8に記録
されているヘルプ情報を出力部4からユーザに提供する
処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置等を
操作するユーザに対してヘルプ情報を提供するヘルプ情
報提供装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のヘルプ情報提供装置は、ユーザの
操作履歴などを利用して状況に応じたヘルプ情報を提供
する文脈依存型のヘルプシステムと、利用状況とは関係
なく情報を提供するヘルプシステム、の二つのタイプに
大きく分けられる。後者は、ヘルプ要求時に、キーワー
ドやインデックスなどをユーザが指定して、所望のヘル
プ情報をユーザが主体的に見つけ出す方式である。一
方、前者は、ユーザの操作履歴などの文脈を利用して、
ユーザの欲する情報をシステム側がある程度推測して、
状況に応じたヘルプ情報を効率的に提供することを目指
すものである。それぞれの方式には一長一短があり、ど
ちらが優れているということはいえない。しかし、ユー
ザが今操作を行っている事柄に関するヘルプ情報を求め
ているならば、文脈依存型のヘルプシステムは、効率的
なヘルプ情報の提供が行える可能性を大いに秘めてい
る。
【0003】文脈依存型のヘルプシステムに関する代表
的な従来の技術として、次のようなものがある。例えば
特公平7−85212号公報に記載されているヘルプガ
イド表示機能付き情報処理装置では、記録されたユーザ
の入力履歴と状態遷移図を利用することで、現在のユー
ザの行動を「対象」と「アクション」という観点から捉
える。そしてヘルプ要求があると、そのときの状態に対
応する「対象」と「アクション」を抽出し、それぞれに
関連性の高い「対象」と「アクション」の項目が表形式
でユーザに提示される。ユーザは、そこに表示された項
目から所望の情報を知るために、項目を選択する。シス
テムは選択された項目から、ヘルプ情報を表示する。こ
の技術では、ヘルプ要求が行われた時点でのユーザの操
作に関連する情報を、ユーザが欲しているという仮定に
基づいている。
【0004】また、特開平1−280821号公報に記
載されているガイドヘルプ方式では、現在の処理モード
を検知し、その処理モードにおいて考えられる質問候補
からユーザに選択してもらう。ユーザが選択した質問の
内容と、現在の状態を考慮し、ユーザの所望する操作ス
テップ以降のガイダンスを表示する。この技術も、特公
平7−85212号公報と同様、ヘルプ要求が行われた
時点での処理モードに関連するヘルプ情報を、ユーザが
欲しているということを仮定している。
【0005】さらに特開平4−44113号公報に記載
されている操作マニュアル作成装置では、操作入力待ち
状態で所定時間内に入力が無い場合や、誤った操作を行
った場合に、マニュアルをユーザに提供する。この技術
は、ユーザが困っていることを自動的に検知し、その時
の状態に関するヘルプ情報を提供するものである。
【0006】さらに特開平2−8921号公報に記載さ
れている通信またはデータ端末のユーザをガイドする方
法およびその回路では、操作入力待ち状態での無入力時
間やユーザの犯した過ちをカウントし、ある条件を満た
すと、ユーザに対してより親切なプロンプトを提供す
る。この技術は、特開平4−44113号公報と同様
に、ユーザが困っていることを自動的に検知し、その時
の状態に関するヘルプ情報を提供するものである。
【0007】文脈依存型のヘルプシステムにおける大き
な課題として、どのようにしてユーザの欲する情報を推
測するかということが挙げられる。すなわち、システム
側が文脈をどのようにとらえるかということが大きな鍵
になる。上述の4つの文献に記載されている技術は、ユ
ーザが困っていることを自動的に検知するか否かの違い
はあるが、ヘルプ要求時のシステムの状態や、ヘルプ要
求直前のユーザ操作を文脈として捉えているという点で
は共通している。ユーザがタスクを遂行するまでの操作
系列が短く、単純である場合には、このような方式でも
対応できる可能性が高いと思われる。しかし、ユーザが
タスクを遂行するまでの処理ステップが長く複雑な場
合、このような方法で対応できない場合が多い。
【0008】最近のカラー複写機等のOA機器では、多
機能化が進んでいる。その一方で、一つのタスクを遂行
するために行う操作は複雑化しており、操作ステップ数
が10を超えるものも珍しくはない。このように長い操
作系列を要するような情報処理装置の場合、文脈をどの
ように捉えるかが一つの問題となってくる。
【0009】ユーザは、長い操作系列の中で、タスク遂
行までの正しい操作をある時は確信を持って操作した
り、ある時は半信半疑で操作をしたり、また、ある時は
自信はないが試しに操作するような場合もある。そのよ
うなユーザが、ある時点で操作に行き詰まり、その時点
でヘルプ要求を出した場合、直前の操作系列や現在のシ
ステムの状態に基づいてヘルプ情報を提供しても役に立
たない場合がある。例えば、かなり以前の操作が現在の
行き詰まり状態の原因であった場合には、そのかなり以
前の操作に関するヘルプ情報を提供することが望まし
い。少しでも自信の無いときに、ユーザがヘルプ要求を
出せば、従来技術を用いることで所望の情報を得られる
可能性がある。しかし実際には、ユーザはヘルプ要求を
出す前に様々な操作を行う可能性もある。そのような時
に、上述の各文献に記載されているような従来の技術で
は対応できない。
【0010】また、文脈依存型のヘルプシステムの場
合、システムが誤った文脈の解釈を行ってしまうと、ユ
ーザに対して的外れなヘルプ情報の提供がなされ、むし
ろ非効率になってしまうという問題もあった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、一つのタスクを遂行する際
に長い操作を必要とする場合であっても、ヘルプ要求時
に、ヘルプ情報の文脈を適切に推定し、ユーザの所望す
る情報を効率的に提供することを目的とするものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユーザにヘル
プ情報を提供するヘルプ情報提供装置において、システ
ムの各状態における所要時間を計測手段で計測してその
所要時間とともにユーザの操作履歴を操作履歴記録手段
に記録しておく。そしてヘルプ要求時に、操作履歴記録
手段に記録されている操作履歴から一連の状態系列を抽
出し、その状態系列の各状態における所要時間と予め定
められた標準所要時間を比較して、その比較結果に基づ
いてヘルプ情報をユーザに提供する。ユーザが操作に迷
った場合、通常は操作に時間を要し、その状態から次の
状態へ移行するのに要する時間が長くなる。以後、いく
つかの操作を行った場合でも、この迷った操作が原因で
ある場合が多い。本発明では、各状態における所要時間
を用いてヘルプ情報を必要とする状態についての推測を
行うので、それ以後の操作に関わらずユーザが迷った操
作に関するヘルプ情報を提供することができる。ユーザ
は提供されたヘルプ情報により、効率的に操作を行うこ
とが可能になる。
【0013】なお、ヘルプ要求はユーザがヘルプ操作に
よって行うほか、現在の状態における滞留時間が予め定
められた時間を超えたときに自動的にヘルプを要求する
ように構成することもできる。これによって、ヘルプ情
報を自動的にユーザに提供することが可能である。
【0014】また、操作履歴から一連の状態系列を抽出
する際に、無意味状態系列除外手段により無意味な状態
系列を取り除くことによって、さらに正確にヘルプ情報
を必要とする状態を推測することができる。
【0015】さらに、ヘルプ情報を提供する際には、例
えば比較結果に基づいて特定の箇所を強調して提供した
り、あるいは前記比較結果に基づいてヘルプ情報を提供
する順序を変更して提供することもできる。これによっ
て、提供されるヘルプ情報から所望の情報を効率的に発
見することができる。
【0016】また、操作履歴とともにユーザに提示した
ヘルプ情報を記録しおくことができる。これによって、
ヘルプ情報が必要な文脈をさらに絞ることができ、効率
的なヘルプ情報の提供が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のヘルプ情報提供
装置の実施の一形態を示すシステム構成図である。図
中、1は入力部、2は制御部、3は処理部、4は出力
部、5はコンテキスト抽出部、6は状態変化待ち時間検
知部、7は操作履歴記録部、8はヘルプ情報記録部、9
は検索部、10は無意味状態削除部である。
【0018】入力部1は、コマンド、データ等の入力を
受け付ける部分であり、例えば操作する装置の操作パネ
ルなどが対応する。ここでは一例として、出力部4上に
形成されたタッチパネルを含むものとする。もちろん、
必ずしもタッチパネルに限定されるものではなく、キー
ボード、マウス、ジョイスティック、ライトペン等の計
算機に用いられる入力機器であればなんでもよく、複数
の形式の入力機器が備えられていてもよい。
【0019】制御部2は、システムの入出力、処理一般
を制御する部分である。特に、入力部1における操作を
検出して各状態における時間を状態変化待ち時間検知部
6で検知し、その時間とともに操作履歴を操作履歴記録
部7に記録する。また、操作に応じた処理を処理部3に
行わせる。さらにヘルプ要求時には、コンテキスト抽出
部5に対してヘルプ情報を提示すべき状態系列を抽出さ
せ、抽出した状態系列の各状態における所要時間と、予
め定められた標準所要時間を比較し、その比較結果に基
づいてヘルプ情報記録部8に記録されているヘルプ情報
を出力部4からユーザに提供する処理を行う。ヘルプ情
報記録部8からヘルプ情報を取り出す際には、検索部9
を用いてヘルプ情報を検索することができる。なお、動
作の詳細については後述する。
【0020】処理部3は、制御部2から制御信号を受け
ることによって、所定の処理を行う。例えばこのヘルプ
情報提供装置が搭載されたシステムが複写機なら、処理
部3において複写処理を行う。もちろん、他のシステム
であれば、そのシステムにおける処理を行う。
【0021】出力部4は、各種の情報を表示する。ここ
では特に、ヘルプ情報を表示することができる。この出
力部4は、例えばタッチパネル形式の入出力一体型のデ
ィスプレイ、あるいは通常のCRTモニタあるいはLC
D表示装置などで構成することが可能である。また、表
示手段のほか、プリンタなどの永久表示手段であっても
よい。
【0022】コンテキスト抽出部5は、制御部2からの
要求に応じ、操作履歴記録部7に記録されているユーザ
の操作によってもたらされた状態系列から、ヘルプ情報
を提示すべき状態系列を抽出する。このコンテキスト抽
出部5は、状態系列抽出手段として機能する。
【0023】状態変化待ち時間検知部6は、システムの
現在の状態における停留時間を検知する。この状態変化
待ち時間検知部6は、計測手段として機能する。
【0024】操作履歴記録部7は、ユーザの操作履歴を
少なくとも各状態における所要時間とともに記録してい
る。さらに、ユーザに提示したヘルプ情報に関する情報
も記録しておくことができる。操作履歴記録部7は、例
えば半導体メモリのほか、ハードディスク、フロッピー
(登録商標)ディスク、光磁気ディスクなど、種々の記
録媒体で構成することができる。
【0025】ヘルプ情報記録部8は、ユーザに提示する
ヘルプ情報を格納している。このヘルプ情報記録部8
も、例えば半導体メモリのほか、ハードディスク、フロ
ッピーディスク、光磁気ディスクなど、種々の記録媒体
で構成することができる。もちろん、操作履歴記録部7
と同じ記録媒体上に構成されてもかまわない。
【0026】検索部9は、制御部2の指示に従ってキー
ワードによってヘルプ情報記録部8に記録されているヘ
ルプ情報を検索する。
【0027】無意味状態削除部10は、コンテキスト抽
出部5で扱う状態系列から無意味な状態系列を削除し、
コンテキスト抽出部5における状態系列の情報を書き改
める。ただし、ここで書き改められた情報は、コンテキ
スト抽出部5と制御部2で利用されるだけであり、操作
履歴記録部7の情報を書き改めることはしない。無意味
状態削除部10は、無意味状態系列除外手段として機能
する。
【0028】なお、入力部1,出力部4,操作履歴記録
部7,ヘルプ情報記録部8を除く各部は、ハードウェア
で構成することもできるが、例えば単一あるいは複数の
処理装置上で動作するソフトウェアとして構成すること
も可能である。
【0029】上述のような本発明のヘルプ情報提供装置
の実施の一形態における目的について、改めてここで述
べる。ユーザの操作や機器の状況に合わせてヘルプ情報
を提供するような、いわゆる文脈依存型のヘルプ情報の
提供方式は、上述のように従来より存在する。しかし、
それらの従来の技術は、ヘルプ要求の直前の操作や機器
の状態を利用したものである。つまり、従来の技術で
は、ユーザは操作方法に困った時点で必ずヘルプを要求
するという仮説に基づいている。しかし、ユーザは操作
方法が分からなくても、ある程度機器の操作方法を類推
して操作したり、試しに操作を行うような場合が多くあ
る。その結果、偶然うまく操作できる場合もあるが、う
まく操作ができない場合もある。うまく操作ができなか
った場合、行き詰まった段階になって初めてヘルプ要求
を出しても、従来の技術では、ユーザにとって本当に有
益な情報が得られるとは限らない。
【0030】図2は、ユーザの操作状況と状態系列の一
例の説明図である。図2(A)では、矩形が状態を示
し、矢線がユーザによる操作を表している。図2(B)
には、あるユーザが操作を行ったときに各状態において
次の状態に移るまでにかかった時間(所要時間)と、平
均的な所要時間を示している。この例においては、図2
(B)に示すように状態S5でユーザが次の操作を行う
までの所要時間が長くなっている。言い換えれば、ユー
ザは状態S5において操作に迷い始めている。しかしユ
ーザはその後も操作を続け、状態はS9,S14,S1
7と変化し、状態S17において初めてヘルプ要求が出
されている。
【0031】仮に、ユーザの目的を達するための正しい
操作系列がS0→S5→S11→S19→S24である
とすると、状態S17でユーザが行ったヘルプ要求に対
して提供する必要のあるヘルプ情報は、状態S17にお
けるヘルプ情報ではなく、S5におけるヘルプ情報であ
る。従来の技術では、直前の状態に対応したヘルプ情報
を提示しているため、状態S17におけるヘルプ情報が
提示される。これではユーザは正しい操作を行うことは
できない。
【0032】本発明では、各状態においてユーザがどの
程度困っているかを推測するために、各状態から次の状
態に移るまでに要した時間を計測し、その時間情報を利
用する。ヘルプ要求が出されると、その時の状態のみな
らず、過去の状態の遷移に要した時間を考慮してヘルプ
情報をユーザに提供することによって、本当に必要なヘ
ルプ情報を効率的にユーザに提供することを目指してい
る。
【0033】以下、本発明のヘルプ情報提供装置の実施
の一形態における動作の一例について具体例を用いなが
ら説明して行く。図3は、制御部2における動作の一例
を示すフローチャートである。この例では、システムの
電源が入ると制御部2が動作するようになっているもの
とする。
【0034】電源が入ると、ステップ1へ進み、状態変
化待ち時間検知部6に時間の計測命令を送る。ステップ
2へ進み、操作入力待ち状態に入る。例えば入力部1か
らユーザによる操作入力があると、ステップ3へ進み、
その入力を識別する。ユーザによる操作入力がヘルプ要
求であれば、ステップ4へ進む。また、ユーザによる操
作入力が電源オフであれば、ステップ11へ進む。ある
いは、ユーザによる操作入力がその他のコマンドやデー
タ等であれば、ステップ7へ進む。
【0035】ユーザによる操作入力がヘルプ要求であっ
た場合、ステップ4において、現在の状態と所要時間を
操作履歴記録部7に格納する。現在の状態はヘルプ要求
操作である。また、ヘルプ要求が行われるまでの所要時
間は状態変化待ち時間検知部6から得ることができる。
現在の状態と所要時間を操作履歴記録部7に格納した
後、コンテキスト抽出部5に対してコンテキスト抽出命
令を出す。コンテキスト抽出命令を受けたコンテキスト
抽出部5では、操作履歴記録部7に記録されている状態
系列から、ヘルプ情報を提示すべき状態系列を抽出す
る。以下の説明では、抽出した状態系列をコンテキスト
と呼ぶことがある。
【0036】ステップ5へ進み、コンテキスト抽出部5
より、ユーザにヘルプ情報を与える必要があると推測さ
れたコンテキスト(状態系列)を受け取る。ステップ6
へ進み、受け取ったコンテキスト中の状態に対応するヘ
ルプ情報をヘルプ情報記録部8より読み出し、例えば出
力部4に表示する。なお、ここで表示する情報は、後述
するように、ヘルプ情報そのものである場合もあるし、
複数の状態(コンテキスト)から所望の情報をユーザが
選択するためのインタフェースである場合もある。その
後、ステップ2へ進み、再び操作入力待ちの状態とな
る。
【0037】先のステップ3において、ユーザによる操
作入力がヘルプ要求でも、電源オフでもない場合、ステ
ップ7へ進む。この時の操作入力は、通常のシステムに
対する操作である。例えばこのシステムが複写機であれ
ば、複写のためのデータ(枚数)、設定コマンド、スタ
ートコマンド等である。また、ステップ6で表示された
ヘルプインタフェースに対するコマンドの場合もある。
ステップ7では、それらの操作入力に応じた処理を行
い、現在の状態に対応づけて、操作を操作履歴記録部7
に記録する。その後ステップ8へ進み、状態の変化があ
るか否かを判別する。状態変化を伴う操作であるか否か
は、予め、制御部2の知識データとして記録されてお
り、それを参照することで実現している。状態の変化が
無い場合には、ステップ2へ進み、次の操作入力を待
つ。状態の変化がある場合には、ステップ9へ進み、状
態変化待ち時間検知部6に時間計測終了命令を送り、そ
の前の状態に要した時間を受け取る。ステップ10へ進
み、操作履歴記録部7に前の状態とその所要時間を記録
する。ステップ1へ進み、再び状態変化待ち時間検知部
6に時間の計測を開始させ、ステップ2で操作入力を待
つ。
【0038】ステップ3において、ユーザによる操作入
力が電源オフであるならば、ステップ11へ進み、シス
テムの終了処理を行い、制御部2の動作を終了させる。
このシステムでは、ソフトウェア的に電源を切ることが
できるものとし、終了処理の後、システムの電源を切
る。
【0039】図3のステップ3において、ユーザによる
操作入力がヘルプ要求であった場合について、以下、更
に詳細に述べる。ユーザがヘルプを要求すると、上述の
ように制御部2は、コンテキスト抽出部5から、ユーザ
にヘルプ情報を与える必要があると推測されたコンテキ
ストを受け取る。図4は、コンテキスト抽出部5から制
御部2に送られる情報の具体例の説明図である。ここで
は、ユーザが「オフィス編集」、「色づけ」、「領域選
択入力」、「赤」、「設定」の順に操作した段階で「ヘ
ルプ」の操作を行った場合のコンテキストが抽出されて
いる。これらの操作は、各状態と、その状態において操
作が行われるまでに要した時間と対応付けられている。
なお図4において、状態はシステムの状態、所要時間は
ユーザがその状態にどのくらいとどまったかの時間、入
力情報はユーザがその状態において入力した情報、ヘル
プ表示はその状態でヘルプを要求したときに表示したヘ
ルプ情報を表す。これらの情報の組が操作履歴記録部7
に多数格納されている。コンテキスト抽出部5は、操作
履歴記録部7からこれらの情報の組を抽出して制御部2
に送る。
【0040】例えば図4に示すようなコンテキストがコ
ンテキスト抽出部5で抽出され、制御部2に送られた場
合、制御部2では図3のステップ5でこのコンテキスト
を受け取り、ステップ6において出力部4でヘルプ表示
を行う。
【0041】図5は、ヘルプ表示の第1の例の説明図で
ある。図3のステップ6におけるヘルプ表示は、例えば
その状態系列の情報をユーザに示すだけにとどめ、次以
降の操作によって詳細なヘルプ情報を表示するように構
成することができる。図5では、図4に示すようなコン
テキストが、コンテキスト抽出部5から制御部2に送ら
れてきた場合の表示例を示している。
【0042】このような表示を行う際に、ユーザが迷っ
ているであろうと推定される状態をユーザに提示するた
め、表示上の工夫を行うことができる。制御部2は、コ
ンテキスト抽出部5より得られた各状態の所要時間と、
制御部2に予め記憶されている標準所要時間(例えば図
2(B)に示した標準所要時間)を比較する。比較の結
果、標準所要時間よりも時間がかかっている状態とヘル
プを要求した時の状態について、判別できるように表示
形態を変更する。なお、表示形態は、制御部2がルール
として保持しているものとする。例えば、「標準所要時
間よりも時間を要している状態については、赤く表示せ
よ」などのルールを保持させておけばよい。これによっ
て、標準所要時間よりも時間が長くかかっている状態と
ヘルプを要求した時の状態については赤く表示させるこ
とができる。もちろん他の状態については、赤を際立た
せる色であるとよい。このような表示上の工夫は、この
例のような色によるもののほか、文字の大きさや線幅な
ど、いかなる図形的な属性によって強調してもかまわな
い。本発明は、その強調方法についてなんら限定を加え
るものではない。
【0043】このような表示をもとに、ユーザはヘルプ
情報が欲しい状態を指示選択する。例えば入力部1が出
力部4の表示画面の上部に設けられたタッチパネルであ
れば、ユーザは表示画面上を指で触ることにより指示す
ることができる。もちろん、入力部1が他の入力方法で
あれば、その入力方法に応じた指示選択を行えばよい。
なお、図5に示す例では、強調表示された、ユーザが迷
っているであろうと推定される状態以外の状態について
も指示選択可能である。
【0044】ユーザによる状態の指示選択により、さら
に詳細のヘルプ情報が表示される。そのときのユーザに
よる指示選択は、図3のステップ2において検出され、
ステップ3においてユーザの操作入力が「その他」の操
作入力であるとして扱われる。また、このようなユーザ
による選択行為も、操作履歴記録部7に記録される。
【0045】図6は、詳細なヘルプ情報の表示画面の一
例の説明図である。例えば、図5に示すようなヘルプ表
示画面において、状態S5の「カラー方式選択」をユー
ザが指示選択した場合には、例えば図6に示すようなヘ
ルプ情報を出力部4に表示することができる。この画面
では、「カラー方式選択」において選択可能な項目と、
その簡単な説明を表示している。また、画面右側には、
いくつかの選択ボタンを表示している。この選択ボタン
は仮想的に画面上に表示しているものであり、実際のボ
タンの操作は入力部1において行う。入力部1がタッチ
パネルであれば表示上を触れればよい。また、マウスな
どのポインティングデバイスなどで指示してもよい。
【0046】図6に示すような表示画面において、各項
目についてさらに詳細な情報を表示させたい場合には、
「詳細表示」のボタンを操作すればよい。また、この状
態でヘルプの処理から抜けたければ、「閉じる」のボタ
ンを操作すればよい。また、前の表示に戻る場合には、
「戻る」のボタンを操作すればよい。そのようなヘルプ
に関する行為は、すべて“状態変化なし”の操作として
扱われる。
【0047】また、「xxへ遷移」というボタンが操作
された場合には、表示されている状態に移ることができ
る。ここでは「カラー方式選択へ遷移」と表示されてい
るので、このボタンを操作することによってカラー方式
選択の状態に移ることができる。この「xxへ遷移」と
いうボタンの操作は、“状態変化あり”として扱われ
る。すなわち図3のステップ9、ステップ10において
ヘルプ処理に要した時間の取得と、操作履歴記録部7へ
の記録処理が行われる。図7は、状態遷移後の操作履歴
記録部7の記録内容の一例の説明図である。図7に示す
ように、ヘルプ処理の状態(状態S48)の操作履歴
が、所要時間および表示したヘルプ情報を示す情報とと
もに記録されている。状態はシステムの状態、所要時間
はユーザがその状態にどのくらい滞留していたかを示す
時間、入力情報はユーザがその状態において入力した情
報、ヘルプ表示はその状態でヘルプを要求したときに表
示したヘルプ情報を表す。なお、図4に示したコンテキ
ストは、例えば図7に示す操作履歴記録部7の内容の状
態遷移前の記録内容から、コンテキスト抽出部5で抽出
した結果の一例を示すものである。
【0048】ヘルプ操作が行われた場合の表示画面の変
形例をいくつか示す。図5に示した例では、ユーザが迷
っているであろうと推定される状態を強調表示するとと
もに、それ以外の状態についても表示して、それらの状
態も直接、指示選択できるように構成している。この表
示例は、特に大きな表示領域を有するディスプレイなど
に表示する場合に有効な方法である。
【0049】図8は、ヘルプ表示の第2の例の説明図で
ある。この例は、コンテキスト抽出部5によって抽出さ
れたコンテキストについて、ユーザが迷っているであろ
うと推定される状態を重点的に表示した例を示してい
る。この例では、標準所要時間以内の所要時間の状態に
関する情報量は大きく削減している。図8の例では、複
数の状態(「領域指定」、「色指定」、「設定」)がま
とめて表現されている。このような表示上のルールは、
制御部2に記憶させておけばよい。
【0050】さらに詳細なヘルプ情報を表示させる際の
ユーザによる操作は、上述の図5に示した表示例の場合
と同様である。ただし、重点的に表示されている状態以
外の、例えばまとめて表示されている状態についてヘル
プ情報を得たい場合には、その部分を指示選択すること
により、まとめて表示されている状態の中からいずれか
の状態を選択可能な画面を表示させることができる。図
9は、まとめて表示された状態から1つを選択するため
の選択画面の一例の説明図である。図8においては、S
22の「領域指定」、S36の「色指定」、S45の
「設定」がまとめて表示されている。この図8に示す表
示画面で、まとめて表示されている状態を指示選択する
ことにより、例えば図9に示すような選択画面を表示さ
せることができる。この画面において、いずれかの状態
を選択することができる。この画面における指示選択方
法は、図5や図8などの表示画面と同様である。
【0051】図10は、ヘルプ表示の第3の例の説明図
である。この例では、コンテキスト抽出部5によって得
られた状態系列の各状態についてのヘルプ情報の要否を
逐一確認する。その確認の順番としては、例えばヘルプ
情報が要求された時の状態を最初にして、それ以降は、
標準所要時間に対する所要時間の比が大きい順に、対話
形式でヘルプ情報の要否を選択させてゆくことができ
る。図10に示す例では、図4に示したコンテキストが
制御部2に送られてきた場合を示している。このとき、
最初に図10(A)においてヘルプ情報が要求された時
の状態である「設定」の状態についてヘルプ情報を表示
する。ここでユーザが「いいえ」を選択すると、それ以
外の状態のうちで標準所要時間に対する所要時間の比が
最も大きい状態として、ここでは図10(B)に示すよ
うに状態S5の「カラー方式選択」についてのヘルプ情
報の要否表示を行っている。この図10に示す第3の表
示例は、特に表示画面が小さい場合のためのものであ
る。
【0052】図11は、ヘルプ表示の第4の例の説明図
である。図4や図7にも示す通り、操作履歴記録部7に
は、ヘルプ情報の表示実績を記録することができる。表
示実績の情報を用いることで、情報の表示や対話の制御
することも可能である。最も簡単な実施の方法として
は、例えば図11に示すように、以前に表示したヘルプ
情報か否かをユーザに知らせる表示を行うことが考えら
れる。図11に示した表示例では、各状態表示の右肩に
星印を付して、以前、ヘルプ表示を行ったことを示して
いる。もちろん、以前にヘルプ情報を表示したか否かを
示す表示形態は任意である。
【0053】図12は、ヘルプ表示の第5の例の説明図
である。表示形態は図10と同様であるが、図11に示
した第4の例と同様に、ヘルプの表示実績をもとに表示
を行う例を示している。この例では、「以前表示しまし
たが」という文言を付して、以前に表示したことがある
旨をユーザに知らせている。あるいは、制御部2におい
て、以前にヘルプ情報を表示したことがある場合には表
示順序を変更するなどの制御を行ってもよい。
【0054】さらに、表示実績を利用した別の例とし
て、ヘルプ情報を表示した状態より後の状態についての
ヘルプを優先的に表示する方法もある。図13は、図7
の状態からさらに操作された場合の操作履歴記録部7の
記録内容の一例の説明図である。ここでは、上述のよう
にヘルプ要求後、状態S5に遷移し、「色抜き文字」を
入力することで、状態S23に移行している。しかし、
その状態S23で再度、ヘルプを要求している。この場
合、状態S48以前のコンテキストについては優先順位
を下げ、状態S48におけるヘルプ処理の後のコンテキ
ストについて重点的にヘルプ情報を提供することができ
る。この場合には、状態S48のヘルプ処理直後に行わ
れた状態S5に対するヘルプ表示が優先される。このよ
うな表示に優先順位をつけることは、上記の図10に示
した例のように、表示画面が小さく、対話形式でヘルプ
表示を行う方式を用いる場合に有効な方法である。
【0055】以下、制御部2以外の各部についての動作
について説明する。図14は、コンテキスト抽出部5の
動作の一例を示すフローチャートである。コンテキスト
抽出部5は、制御部2からコンテキスト抽出命令が渡さ
れると動作を開始する。ステップ21では、操作履歴記
録部7から一連の状態系列の情報を読み出す。読み出す
状態系列としては、例えば、まず、ヘルプ要求以前の状
態系列で最近のオールクリアの入力を検出し、それ以後
の状態系列を一連の状態系列として認識して読み出せば
よい。例えば図7に示す状態系列の例では、状態24に
おいてスタート、オールクリアの操作が行われているの
で、次の状態S0から状態S48までを一連の状態系列
の情報として認識する。読み出した状態系列は、コンテ
キスト抽出部5のバッファに取り込まれる。
【0056】ステップ22で、操作履歴記録部7から読
み出した状態系列の情報を無意味状態削除部10に送
る。そしてステップ23へ進み、無意味状態を取り除い
た、修正された状態系列を無意味状態削除部10から受
け取る。ステップ24へ進み、抽出された状態系列を制
御部2へ送り、コンテキスト抽出部5における処理を終
了する。ただし、無意味状態削除部10は省略すること
が可能であり、そのようなシステムの場合、ステップ2
2とステップ23は省略される。
【0057】なお、システムを操作せずにしばらくする
と、自動的にオールクリアが働くようなオートクリア機
能を備えたシステムがある。このようなシステムでは、
このオートクリア機能によるオールクリアも、ユーザに
よるオールクリアの操作と同様に扱うことができる。例
えばオートクリアが作動する前に、ユーザがヘルプ要求
を出すと、それ以前の操作系列が有効になっている。こ
れは、例えば処理結果が意図したものでない時に、すぐ
にヘルプを要求すると、以前の操作系列に関するヘルプ
情報が提供されることを意味する。また、オートクリア
機能が動作した後は、別のジョブが開始されている可能
性があり、複数のジョブにまたがった状態系列は無意味
である場合が多い。そのため、オートクリア機能による
オールクリアも、ユーザによる操作と同様に扱う。
【0058】図15は、状態変化待ち時間検知部6の動
作の一例を示すフローチャートである。制御部2より時
間計測命令が入力されると、ステップ31へ進み、現在
の時刻を調べ、それを変数Tsに格納しておく。ステッ
プ32へ進み、計測終了命令が入力されるのを待つ。計
測終了命令を制御部2より受け取った場合、ステップ3
3へ進み、現在の時刻を調べ、それを変数Teに格納す
る。ステップ34へ進み、制御部2から時間計測命令を
受けてから計測終了命令を受けるまでの時間、すなわち
(Te−Ts)を計算し、制御部2へ送る。
【0059】図16は、ヘルプ情報記録部8において記
録しているヘルプ情報の構造の一例の説明図である。ヘ
ルプ情報は、例えば図16に示すように、階層構造で記
録しておくことができる。図16中において矩形で示し
ている、s0−1等のIDの付与されたノードは、ヘル
プ要求時に表示される一画面の情報である。例えば、I
Dとしてs0−1が付与されているノードは、s0に関
するヘルプを要求した時に最初に表示される情報である
ことを示している。s0−1の中のある項目を選択する
と、その項目の詳細情報を含む子テキスト(例えばID
としてs0−11が付与されているノード)が表示され
る。
【0060】本発明においては、ヘルプ情報のデータ構
造を階層構造に限定するものではなく、他のデータ構
造、例えばハイパー構造など、各種のデータ構造であっ
てもよい。
【0061】図17は、検索部9の動作の一例を示すフ
ローチャートである。ユーザは、ヘルプ要求を実行した
後に、ヘルプ情報の検索を実行させることができる。例
えば図5に示したようなヘルプ表示画面において、「検
索」ボタンを操作することによって、検索の実行を指示
することができる。制御部2は、このユーザからの検索
の実行指示を受けて、出力部4に検索条件指定画面を表
示させる。このときの制御部2の動作は、図3に示した
制御部2のフローチャートで言えば、ステップ2におい
て検索命令を受け、ステップ3において「その他」の入
力として扱い、ステップ7における入力に応じた処理
が、検索条件指定画面の表示ということになる。
【0062】図18は、検索条件指定画面の一例の説明
図である。図18に示す検索条件指定画面の例では、キ
ーワード、検索範囲、表示順序について指定可能に構成
している。キーワードの入力中、‘|’はOR条件を示
している。この例では、キーワード「背景」または
「色」を指定している。検索範囲および表示順序は、表
示されている項目から選択することができる。選択され
ている項目には図示の都合上、ハッチングを施して示し
ている。検索範囲において状態指定を選択した場合、さ
らに指定する状態を入力する。この例では状態S5を指
定している。検索範囲として「一連の状態系列すべて」
を指定すると、例えば、図4に示した状態系列が得られ
ている場合には、S0,S5,S22,S36,S4
5,S48が指定されたことになる。
【0063】この検索条件指定画面において入力された
キーワード情報と検索範囲の情報が検索部9に送られ、
図17に示す検索部9の動作が開始する。図17のステ
ップ41に進み、指定された検索範囲の中からキーワー
ドを含むヘルプ情報をヘルプ情報記録部8の中から探索
する。
【0064】そしてステップ42へ進み、検索結果を制
御部2へ返す。この時の検索結果は、ヘルプ情報記録部
8に記録されている各テキストに与えられたIDとして
返される。上述の図16に示した例では、例えばs0−
1というようなIDである。制御部2は、このIDを用
いてヘルプ情報記録部8からテキストを読み出し、ヘル
プ情報を表示する。
【0065】図19は、検索結果に従って表示したヘル
プ表示の一例の説明図である。この表示画面は図6に示
したヘルプ表示画面とほぼ同じであるが、検索の際にユ
ーザが指定したキーワードがわかるように、そのキーワ
ードの部分だけ強調するなど、表示形態を変更してい
る。図19では図示の都合上、下線を付して示している
が、他の表示形態を用いてもよい。このような表示は、
制御部2が表示するヘルプ情報からキーワードと一致す
る語を探索することで実現することができる。
【0066】図20は、検索によって得られたヘルプ情
報の階層関係の説明図である。検索の結果、複数のヘル
プ情報が得られる場合もある。そのような場合の表示順
序は、所定のルールに従って行えばよい。例えば、ヘル
プ情報の階層構造の中で最も浅いものが表示されるとい
うルールに基づいて行うことができる。例えば図20
(A)において矩形にハッチングを施して示すように、
状態S5においてs5−11,s5−111,s5−1
12等が検索されたとする。この場合、一番深度の浅い
(概略的な)情報を最初に表示することができる。すな
わち、図20(A)に示す例の場合には、s5−1のヘ
ルプ情報が最も階層の浅い情報であり、このヘルプ情報
が例えば図19に示すように表示されることになる。
【0067】上述の例では、単一の状態についての検索
結果の場合について説明した。しかし、例えば図18に
示した検索条件指定画面において状態指定を行わなかっ
た場合には、検索結果として複数の状態について該当す
るヘルプ情報が見つかる場合もある。例えば図20で
は、図20(A)において状態S5のヘルプ情報として
IDがs5−1,s5−11,s5−111の3つが、
図20(B)において状態S22のヘルプ情報としてI
Dがs22−111が、図20(C)において状態S4
5のヘルプ情報としてIDがs45−11が、それぞれ
検索されている。このような場合には、それぞれの状態
のヘルプ情報で最も階層の浅いヘルプ情報を表示するこ
とができる。表示の際には、画面に収まらないこともあ
る。その場合、スクロールしてヘルプ情報を閲覧できる
ように構成すればよい。また別の表示方法として、各状
態のヘルプ情報をある程度省略して表示する方法も考え
られる。この場合は、各状態のヘルプ情報の一部、例え
ば先頭の一ないし数行を表示するようにしてもよい。
【0068】このように複数の状態のヘルプ情報を表示
する時には、各状態の所要時間と標準所要時間の比較結
果を用いてもよい。例えば図20(A)〜(C)に示す
状態S5,S22,S45における標準所要時間と実際
の所要時間を比較した結果、状態の優先度がS5>S2
2>S45となったとする。その場合の表示順序は、s
5−1,S22−111,S45−11となる。
【0069】図21は、無意味状態削除部10の動作の
一例を示すフローチャートである。無意味状態削除部1
0は、コンテキスト抽出部5において操作履歴記録部7
から読み出した状態系列の中から、無意味な操作で状態
が変化している箇所を検出し、それを除いて状態系列を
再構成する。無意味な操作としては、例えばある状態に
遷移したものの、「キャンセル操作」を行った結果、前
の状態に戻った箇所を無意味な操作箇所とみなすことが
できる。このような箇所については、その状態遷移を無
かったものとして、状態系列を再構成すればよい。
【0070】コンテキスト抽出部5より命令と状態系列
を受け取ると、ステップ51へ進み、「キャンセル」、
「取り消し」等によって、無意味な状態遷移があるか否
かをチェックする。ステップ52へ進み、チェックされ
た箇所について状態系列を書き直し、書き直した状態に
おける所要時間を書き換える。所要時間の書き換えは、
削除した無意味な状態遷移に要した時間を加算すること
によって行うことができる。ステップ53へ進み、書き
直した状態系列をコンテキスト抽出部5へ送り、終了す
る。
【0071】図22は、無意味状態削除部10の動作の
具体例の説明図である。いま、図22(A)に示すよう
な状態系列がコンテキスト抽出部5から渡されたとす
る。この状態系列では、状態S5において「単色カラー
変換」を選択しているが、次の状態S12において「キ
ャンセル」を行い、状態S5に戻っている。無意味状態
削除部10では、その「単色カラー変換」および「キャ
ンセル」の状態遷移を省略する。また、状態S5→S1
2→S5の遷移に要した時間を加算し、その時間を状態
S5に滞留していたものとする。すなわちこの例では、
所要時間の加算値122を、状態S5の状態における所
要時間とみなす。これによって、図22(B)に示すよ
うな状態系列となる。
【0072】なお、以上の説明では、ユーザが操作を開
始してからの状態系列を対象としているが、ユーザがシ
ステムを利用しようとしてから最初の操作を行うまでの
時間が不明である。つまり、ユーザが操作を開始する前
から初期状態S0になっているため、ユーザがシステム
に向かってから操作を行い、初期状態S0から他の状態
に遷移するまでの時間が分からない。このため、ユーザ
が利用を開始したときの初期状態S0については、標準
所要時間を超えているか否かの判別ができない。初期状
態S0で判別が可能な場合は、無意味状態削除部10に
よって無意味状態の合計所要時間がS0の標準所要時間
を超えていて、なおかつ、その無意味操作の結果、状態
S0に戻っている場合のみである。その他の場合、すな
わち、初期状態S0から出発して元に戻らない場合に
は、標準所要時間と所要時間の比較は行わない。そのよ
うな場合は、標準所要時間を超えていない場合として扱
った。
【0073】以上の説明では、ユーザがヘルプ要求を行
ったときにヘルプ表示を行う、いわゆるパッシブヘルプ
の場合について説明した。しかし本発明はこれに限ら
ず、さらに発展させた形態としてアクティブヘルプ機能
においても本発明を適用することができる。アクティブ
ヘルプ機能とは、システムがユーザの困っている状態を
認識し、自動的にヘルプを提供する機能である。以下、
このアクティブヘルプ機能において本発明を適用した場
合の動作について述べる。
【0074】アクティブヘルプ機能に対応するには、制
御部2の動作と記憶しておく情報、および状態変化待ち
時間検知部6の動作を変更することで容易に実現可能で
ある。図23は、アクティブヘルプ機能を実現する際の
制御部2の動作の一例を示すフローチャートである。図
3と同様のステップには同じ符号を付して説明を省略す
る。図3に示したフローチャートと異なるのは、ステッ
プ12およびステップ13を挿入した点である。ステッ
プ2において操作入力の有無を監視しているが、操作入
力が無い場合に、単純にループするのではなく、ステッ
プ12においてその状態の滞留時間を監視している。具
体的には、状態変化待ち時間検知部6に現在の状態の滞
留時間を問い合わせ、得られた滞留時間がその状態の限
界時間を超えているか否かを判断する。滞留時間が限界
時間を超えている場合には、さらに、現在、ヘルプ要求
をされているか否かを調べる。もし限界時間を超えてい
て、ヘルプが要求されていなければ、ステップ13に進
み、ヘルプ要求を自動的に生成する。この場合、ステッ
プ3からステップ4へと進み、ヘルプ表示を行うことに
なる。滞留時間が限界時間を超えていない場合、およ
び、滞留時間が限界時間を超えていても、ヘルプが既に
要求されている場合には、操作入力を待つためにステッ
プ2へ戻る。
【0075】図24は、アクティブヘルプ機能を実現す
る際に制御部2に保持されている限界時間の情報の一例
の説明図である。アクティブヘルプ機能を実現する際に
は、上述の図23に示したフローチャートでも用いたよ
うに、制御部2は、各状態について上述の標準所要時間
に加えて、限界時間の情報も保持する。この限界時間
は、予め設定しておく。また、標準所要時間<限界時間
の関係が成り立つように設定されている。
【0076】図25は、アクティブヘルプ機能を実現す
る際の状態変化待ち時間検知部6の動作の一例を示すフ
ローチャートである。図中、図15と同様の処理を行う
ステップには同じ符号を付して説明を省略する。アクテ
ィブヘルプ機能を実現する場合には、上述のように制御
部2からの問い合わせに応じて経過時間を返す機能が必
要である。そのため、ステップ32の判定において、経
過時間の計測か計測終了命令かを判定している。もし、
制御部2から経過時間の判定の命令が送られた場合、ス
テップ35に進み、現在の時間を調べて変数Tsに格納
されている計測開始時刻との差分を計算し、経過時間と
して制御部2に送る。この場合、計測開始時刻はそのま
ま保持する。
【0077】なお、アクティブヘルプ機能を実現する場
合には、上述の変更点以外はパッシブヘルプの場合と同
様であり、その変形などもパッシブヘルプと同様に行う
ことが可能である。
【0078】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、長い操作ステップを要するような情報処理装
置において、ユーザの操作行動、具体的には各状態にお
いて操作を行うのに要した所要時間を手がかりに、ユー
ザの不慣れと思われる状態(操作箇所)を見出し、それ
に基づいてヘルプ情報を提供する。そのため、どのよう
な時点でヘルプ要求を出したとしても、所望のヘルプ情
報を効率的に獲得することが可能となる。OA機器の多
機能化が進む一方で、その操作性の問題が深刻化しつつ
あるが、本発明は、そのような問題を解決するためのア
プローチの一つとなる。
【0079】また本発明では、状態系列における実際の
所要時間と予め定められている標準所要時間との比較情
報を用いることによって、ユーザがどの程度、その状態
において悩んだかを直感的な指標として得ることができ
る。そのような指標をヘルプ情報の表示における優先度
等に利用することによって、ユーザは非常に効率的に所
望のヘルプ情報を獲得することができる。
【0080】さらに本発明では、単にユーザの操作によ
る状態系列を利用するだけでなく、無意味な文脈も削除
する機能を付加することができる。これによって、シス
テムが提供すべきヘルプ情報の候補を大きく削減でき、
効率的にヘルプ情報を提示することができる。また、ア
クティブヘルプの機能を具備している場合には、全くの
初心者に対して対話のきっかけを与えることができ、操
作に悩んで無駄に過ごす時間を少なくすることができ
る。
【0081】本発明によれば、このように多大なる効果
を有しているとともに、実施の形態として詳述したよう
に各種の効果を有しているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のヘルプ情報提供装置の実施の一形態
を示すシステム構成図である。
【図2】 ユーザの操作状況と状態系列の一例の説明図
である。
【図3】 制御部2における動作の一例を示すフローチ
ャートである。
【図4】 コンテキスト抽出部5から制御部2に送られ
る情報の具体例の説明図である。
【図5】 ヘルプ表示の第1の例の説明図である。
【図6】 詳細なヘルプ情報の表示画面の一例の説明図
である。
【図7】 状態遷移後の操作履歴記録部7の記録内容の
一例の説明図である。
【図8】 ヘルプ表示の第2の例の説明図である。
【図9】 まとめて表示された状態から1つを選択する
ための選択画面の一例の説明図である。
【図10】 ヘルプ表示の第3の例の説明図である。
【図11】 ヘルプ表示の第4の例の説明図である。
【図12】 ヘルプ表示の第5の例の説明図である。
【図13】 図7の状態からさらに操作された場合の操
作履歴記録部7の記録内容の一例の説明図である。
【図14】 コンテキスト抽出部5の動作の一例を示す
フローチャートである。
【図15】 状態変化待ち時間検知部6の動作の一例を
示すフローチャートである。
【図16】 ヘルプ情報記録部8において記録している
ヘルプ情報の構造の一例の説明図である。
【図17】 検索部9の動作の一例を示すフローチャー
トである。
【図18】 検索条件指定画面の一例の説明図である。
【図19】 検索結果に従って表示したヘルプ表示の一
例の説明図である。
【図20】 検索によって得られたヘルプ情報の階層関
係の説明図である。
【図21】 無意味状態削除部10の動作の一例を示す
フローチャートである。
【図22】 無意味状態削除部10の動作の具体例の説
明図である。
【図23】 アクティブヘルプ機能を実現する際の制御
部2の動作の一例を示すフローチャートである。
【図24】 アクティブヘルプ機能を実現する際に制御
部2に保持されている限界時間の情報の一例の説明図で
ある。
【図25】 アクティブヘルプ機能を実現する際の状態
変化待ち時間検知部6の動作の一例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…入力部、2…制御部、3…処理部、4…出力部、5
…コンテキスト抽出部、6…状態変化待ち時間検知部、
7…操作履歴記録部、8…ヘルプ情報記録部、9…検索
部、10…無意味状態削除部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザにヘルプ情報を提供するヘルプ情
    報提供装置において、システムの各状態における所要時
    間を計測する計測手段と、該計測手段で計測された前記
    所要時間とともにユーザの操作履歴を記録する操作履歴
    記録手段と、ヘルプ要求時に前記操作履歴記録手段に記
    録されている前記操作履歴から一連の状態系列を抽出す
    る状態系列抽出手段と、該状態系列抽出手段で抽出され
    た状態系列の各状態における前記所要時間と予め定めら
    れた標準所要時間を比較し該比較結果に基づいてヘルプ
    情報をユーザに提供する制御手段を有することを特徴と
    するヘルプ情報提供装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記計測手段に対して
    現時点までの計測時間を問い合わせて現在の状態の滞留
    時間を取得し、該状態の滞留時間が予め定められた時間
    を超えたときヘルプ情報をユーザに提供することを特徴
    とする請求項1に記載のヘルプ情報提供装置。
  3. 【請求項3】 前記状態系列抽出手段が扱う状態系列か
    ら無意味な状態系列を取り除く無意味状態系列除外手段
    を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載のヘルプ情報提供装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、ヘルプ情報を提供する
    際に、前記比較結果に基づいて特定の箇所を強調して提
    供することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいず
    れか1項に記載のヘルプ情報提供装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、ヘルプ情報を提供する
    際に、前記比較結果に基づいてヘルプ情報を提供する順
    序を変更することを特徴とする請求項1ないし請求項4
    のいずれか1項に記載のヘルプ情報提供装置。
  6. 【請求項6】 前記操作履歴記録手段は、前記操作履歴
    を記録するとともにユーザに提示したヘルプ情報を記録
    し、前記制御手段は、前記操作履歴記録手段に記録され
    ているヘルプ情報に基づいてヘルプ情報のユーザへの提
    示を制御することを特徴とする請求項1ないし請求項5
    のいずれか1項に記載のヘルプ情報提供装置。
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