JP2000230203A - 鉄道の継目用短尺レール - Google Patents
鉄道の継目用短尺レールInfo
- Publication number
- JP2000230203A JP2000230203A JP11072479A JP7247999A JP2000230203A JP 2000230203 A JP2000230203 A JP 2000230203A JP 11072479 A JP11072479 A JP 11072479A JP 7247999 A JP7247999 A JP 7247999A JP 2000230203 A JP2000230203 A JP 2000230203A
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- JP
- Japan
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- rail
- joint
- rails
- short
- sleepers
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 永年使用したレールの継目付近は偏磨耗して
レール頭部の磨耗が目立つ。この偏磨耗したレール全体
は交換せずに、継目の損傷部分のみ改良レールと交換し
て、レールの磨耗と衝撃と振動や騒音を軽減した継目用
短尺レールを提供する。 【解決手段】 レールが偏磨耗して減った継目部分を底
部と垂直に斜めに切断して、同じく斜め切断した台形の
継目用短尺レールをつなぐ。レールの端面を斜め切断す
ることでレール間の車輪移行を平滑にし、継目補修部分
の枕木の本数を増やして、さらに荷重による衝撃緩和と
車両重量の分散の目的でレールとまくらぎの間にステン
レス鋼板と鋼鉄板で挟んだ耐震合成ゴムのマットを当て
車輪の衝撃によるレールの磨耗と騒音の発生、車体の振
動の軽減と金属疲労を予防する。
レール頭部の磨耗が目立つ。この偏磨耗したレール全体
は交換せずに、継目の損傷部分のみ改良レールと交換し
て、レールの磨耗と衝撃と振動や騒音を軽減した継目用
短尺レールを提供する。 【解決手段】 レールが偏磨耗して減った継目部分を底
部と垂直に斜めに切断して、同じく斜め切断した台形の
継目用短尺レールをつなぐ。レールの端面を斜め切断す
ることでレール間の車輪移行を平滑にし、継目補修部分
の枕木の本数を増やして、さらに荷重による衝撃緩和と
車両重量の分散の目的でレールとまくらぎの間にステン
レス鋼板と鋼鉄板で挟んだ耐震合成ゴムのマットを当て
車輪の衝撃によるレールの磨耗と騒音の発生、車体の振
動の軽減と金属疲労を予防する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】鉄道の損傷したレール修理に
おいて損傷部分のみ交換する衝撃軽減と消音を目的とし
た鉄道の中継レールに関する。
おいて損傷部分のみ交換する衝撃軽減と消音を目的とし
た鉄道の中継レールに関する。
【０００２】
【従来の技術】レール端部を車輪が通過する衝撃でレー
ルの継ぎ目が偏磨耗する。列車通過時のレールの撓み量
は実測でまくらぎとまくらぎの中間でレールの撓み量は
５ないし７ミリメートルであり、まくらぎ直上にレール
継目部がある支え継ぎで１０ないし１２ミリメートルで
あり、２本のまくらぎの中間にレールの継目部がある架
け継ぎになっている場合はレールの撓み量は１５ミリに
達する。レール継ぎ目通過の衝撃で車両も金属疲労を起
こす。レール継目は、鉄道付近の住民から苦情の出る鉄
道騒音の発生源でもある。
ルの継ぎ目が偏磨耗する。列車通過時のレールの撓み量
は実測でまくらぎとまくらぎの中間でレールの撓み量は
５ないし７ミリメートルであり、まくらぎ直上にレール
継目部がある支え継ぎで１０ないし１２ミリメートルで
あり、２本のまくらぎの中間にレールの継目部がある架
け継ぎになっている場合はレールの撓み量は１５ミリに
達する。レール継ぎ目通過の衝撃で車両も金属疲労を起
こす。レール継目は、鉄道付近の住民から苦情の出る鉄
道騒音の発生源でもある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】永年使用のレールは継
ぎ目付近が偏磨耗して背が低くなっている。この磨耗レ
ールを全体は交換せずに、レール端面の継目部分のみ改
良し、改善後はレール磨耗と衝撃と騒音を軽減する。
ぎ目付近が偏磨耗して背が低くなっている。この磨耗レ
ールを全体は交換せずに、レール端面の継目部分のみ改
良し、改善後はレール磨耗と衝撃と騒音を軽減する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】既存レールの偏磨耗した
端面部分を斜めに切断して、本発明の継目用短尺レール
をはめる。新しい継目レールと既存レールの端面部分の
接続面は互いに斜めカットされ次のレールに車輪が円滑
に移行する。本発明の継目用短尺レールは平面図で三角
形または台形になり、既存レールの偏磨耗部分を斜め切
断した面に接続するのみで、既存のレールは継続して使
用する。継目レール下に荷重による衝撃緩和の目的で、
レールとまくらぎの間にステンレス板と鋼鉄板に挟んだ
耐震合成ゴムのマットを敷く。
端面部分を斜めに切断して、本発明の継目用短尺レール
をはめる。新しい継目レールと既存レールの端面部分の
接続面は互いに斜めカットされ次のレールに車輪が円滑
に移行する。本発明の継目用短尺レールは平面図で三角
形または台形になり、既存レールの偏磨耗部分を斜め切
断した面に接続するのみで、既存のレールは継続して使
用する。継目レール下に荷重による衝撃緩和の目的で、
レールとまくらぎの間にステンレス板と鋼鉄板に挟んだ
耐震合成ゴムのマットを敷く。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図１と図２と図３
で説明する。図３の既存レール７の偏磨耗箇所を所定の
角度で偏磨耗レール切断線１に沿い斜めに切断する。既
存レール７の切断したレール端面２に合致する形状に切
断された継目用短尺レール８を接合する。補修交換した
レールの下に耐震合成ゴムマット４を敷く。接続箇所に
敷くまくらぎ６は、接続部端面２の両端と継目用短尺レ
ール８の中央下に計５本を敷く。
で説明する。図３の既存レール７の偏磨耗箇所を所定の
角度で偏磨耗レール切断線１に沿い斜めに切断する。既
存レール７の切断したレール端面２に合致する形状に切
断された継目用短尺レール８を接合する。補修交換した
レールの下に耐震合成ゴムマット４を敷く。接続箇所に
敷くまくらぎ６は、接続部端面２の両端と継目用短尺レ
ール８の中央下に計５本を敷く。
【０００６】
【実施例１】本発明の詳細を図１の斜視図で説明する。
長期に使用された既存レール７はレール継ぎ目付近が偏
磨耗する。レール端面２から磨耗した部分だけを所定の
角度で偏磨耗レール切断線１に沿って斜めに切断し、図
２で示すごとく、切断した欠損部位に合致する継目用短
尺レール８を製作し、通常のレール接続と同じ手順で端
面２をあわせ既存レール７と相互に接続する。本発明の
継目短尺レール８の長さは、切断排除した既存レール７
に対応した長さである。
長期に使用された既存レール７はレール継ぎ目付近が偏
磨耗する。レール端面２から磨耗した部分だけを所定の
角度で偏磨耗レール切断線１に沿って斜めに切断し、図
２で示すごとく、切断した欠損部位に合致する継目用短
尺レール８を製作し、通常のレール接続と同じ手順で端
面２をあわせ既存レール７と相互に接続する。本発明の
継目短尺レール８の長さは、切断排除した既存レール７
に対応した長さである。
【０００７】
【実施例２】図４で耐震合成ゴムマット４の構造を説明
する。まくらぎ６の上に鋼鉄板５を置き、耐震合成ゴム
マット４を載せ、縁付きステンレス鋼上板３を被せる。
耐震合成ゴムマット４と、その上下に当てる縁付きステ
ンレス鋼上板３と鋼鉄板５は継目用短尺レール８より長
く、レール継ぎ目の５本のまくらぎ６に連続して乗り、
車両の継ぎ目通過時の衝撃緩和と騒音の軽減をする。
する。まくらぎ６の上に鋼鉄板５を置き、耐震合成ゴム
マット４を載せ、縁付きステンレス鋼上板３を被せる。
耐震合成ゴムマット４と、その上下に当てる縁付きステ
ンレス鋼上板３と鋼鉄板５は継目用短尺レール８より長
く、レール継ぎ目の５本のまくらぎ６に連続して乗り、
車両の継ぎ目通過時の衝撃緩和と騒音の軽減をする。
【０００８】
【発明の効果】本発明の継目用短尺レールと耐震合成ゴ
ムマットの採用により、レール継ぎ目で発生する鉄道の
騒音と振動が著しく低減し、騒音防止の防護壁等を設け
る必要がなくなる。偏磨耗した既存レールの継ぎ目部分
交換のみで補修が終了し、既存レール本体は継続して使
用出来るためレールの寿命が延びる。端面の斜め切断で
継目通過による車両の衝撃が緩和され鉄道車両の金属疲
労が軽減できる。
ムマットの採用により、レール継ぎ目で発生する鉄道の
騒音と振動が著しく低減し、騒音防止の防護壁等を設け
る必要がなくなる。偏磨耗した既存レールの継ぎ目部分
交換のみで補修が終了し、既存レール本体は継続して使
用出来るためレールの寿命が延びる。端面の斜め切断で
継目通過による車両の衝撃が緩和され鉄道車両の金属疲
労が軽減できる。
【０００９】
【図１】本発明の継目用短尺レールと既存レールの斜視
図である。
図である。
【図２】本発明の継目用短尺レールの平面図である。
【図３】既存の偏磨耗したレールの切断箇所を示す平面
図である。
図である。
【図４】レールと耐震マットの断面図である。
１ 偏磨耗レール切断線 ２ レール端面 ３ ステンレス鋼上板 ４ 耐震合成ゴムマット ５ 鋼鉄板 ６ まくらぎ ７ 既存レール ８ 継目用短尺レール
Claims (1)
- 【請求項１】 鉄道レールの損傷端面を斜めに切断し、
両端面を同じく斜めに切断した短尺継目レールで中継
し、継目レール下に上下を金属板で挟んだ耐震合成ゴム
を敷くことを特徴とした鉄道の継目用短尺レール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11072479A JP2000230203A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 鉄道の継目用短尺レール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11072479A JP2000230203A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 鉄道の継目用短尺レール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000230203A true JP2000230203A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=13490507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11072479A Pending JP2000230203A (ja) | 1999-02-10 | 1999-02-10 | 鉄道の継目用短尺レール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000230203A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102465479A (zh) * | 2010-11-15 | 2012-05-23 | 村田自动化机械有限公司 | 中继装置 |
| CN109930433A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-06-25 | 西南交通大学 | 一种用于轨道两侧的质量块减振装置 |
| CN109930434A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-06-25 | 西南交通大学 | 一种用于轨道减振的质量块弓形夹紧装置 |
-
1999
- 1999-02-10 JP JP11072479A patent/JP2000230203A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102465479A (zh) * | 2010-11-15 | 2012-05-23 | 村田自动化机械有限公司 | 中继装置 |
| JP2012106814A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Muratec Automation Co Ltd | 中継装置 |
| CN109930433A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-06-25 | 西南交通大学 | 一种用于轨道两侧的质量块减振装置 |
| CN109930434A (zh) * | 2019-04-08 | 2019-06-25 | 西南交通大学 | 一种用于轨道减振的质量块弓形夹紧装置 |
| CN109930434B (zh) * | 2019-04-08 | 2020-11-10 | 西南交通大学 | 一种用于轨道减振的质量块弓形夹紧装置 |
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