JP2000229945A - キノフタロン系化合物 - Google Patents

キノフタロン系化合物

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JP2000229945A
JP2000229945A JP11035744A JP3574499A JP2000229945A JP 2000229945 A JP2000229945 A JP 2000229945A JP 11035744 A JP11035744 A JP 11035744A JP 3574499 A JP3574499 A JP 3574499A JP 2000229945 A JP2000229945 A JP 2000229945A
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Japan
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compound
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aminocarbonyl
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JP11035744A
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English (en)
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Tadashi Okuma
正 大熊
Tatsu Oi
龍 大井
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Mitsui Chemicals Inc
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Mitsui Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 下記一般式(1)で表されるキノフタロ
ン系化合物。 (式中、R1 は置換または無置換のアルキル基、R2
3 、R4 はそれぞれ独立に水素原子、置換または無置
換のアルキル基、置換または無置換のアルキルオキシカ
ルボニル基、あるいは置換または無置換のモノまたはジ
アルキルアミノカルボニル基、nは正の整数を表す。) 【効果】 色濃度が高く、画像安定性が高く、有機溶剤
に対し高い溶解度を持つ記録色素を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機溶剤に対し
て、高い溶解性を持つ新規なキノフタロン系化合物に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ、コンピュータグラ
フィックス等のカラー化が進むにつれて、ハードコピー
のカラー化が急速に進んでいる。これまで、カラーハー
ドコピー方式として、昇華転写記録方式、インクジェッ
ト方式、電子写真方式等が提案されている。また、これ
ら記録方式の特徴を兼ね備えた新記録方式であるミスト
型熱転写記録方式も提案されている。
【0003】しかし、これらの記録方式において、従来
から提案されているイエロー色素には、高溶解度と記録
後の画像安定性を兼ね備えたものは極めて少なく、記録
材料として最適条件を満たした化合物の出現が期待され
ている。これまで、記録材料としてのキノフタロン系化
合物としては、特開平5−229268号公報等に、ア
ルキルチオエーテルタイプあるいはアリールチオエーテ
ルタイプが開示されている。しかし、更に有機溶剤に対
する溶解性が高い色素が求められていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、画像
安定性が高く、有機溶剤に対し高い溶解度を持つキノフ
タロン系化合物を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、ある種の置換基を
有するキノフタロン系化合物が、有機溶剤に対して極め
て高い溶解度を有し、優れた記録色素となりうることを
見出し、本発明を完成するに到った。すなわち、本発明
は、下記一般式(1)(化2)で表されるキノフタロン
系化合物に関するものである。
【0006】
【化2】 (式中、R1 は置換または無置換のアルキル基を表し、
2 、R3 、R4 はそれぞれ独立に水素原子、置換また
は無置換のアルキル基、置換または無置換のアルキルオ
キシカルボニル基、あるいは置換または無置換のモノま
たはジアルキルアミノカルボニル基を表し、nは正の整
数を表す。)
【0007】
【発明の実施の形態】前記一般式(1)で表される本発
明のキノフタロン系化合物は、有機溶剤に対して、極め
て高い溶解度を有する化合物であり、新規な化合物であ
る。本発明の一般式(1)で表されるキノフタロン系化
合物において、R1 は置換または無置換のアルキル基を
表し、R2 、R3 、R4 はそれぞれ独立に水素原子、置
換または無置換のアルキル基、置換または無置換のアル
キルオキシカルボニル基、あるいは置換または無置換の
モノまたはジアルキルアミノカルボニル基を表し、nは
正の整数を表す。
【0008】置換または無置換のアルキル基としては、
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル
基、sec−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル
基、tert−ペンチル基、sec−ペンチル基、シク
ロペンチル基、n−ヘキシル基、1−メチルペンチル
基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、4
−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,
2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、
2,3−ジメチルブチル基、1,1,2−トリメチルプ
ロピル基、1,2,2−トリメチルプロピル基、1−エ
チルブチル基、2−エチルブチル基、1−エチル−2−
メチルプロピル基、シクロヘキシル基、メチルシクロペ
ンチル基、n−ヘプチル基、1−メチルヘキシル基、2
−メチルヘキシル基、3−メチルヘキシル基、4−メチ
ルヘキシル基、5−メチルヘキシル基、1,1−ジメチ
ルペンチル基、1,2−ジメチルペンチル基、1,3−
ジメチルペンチル基、1,4−ジメチルペンチル基、
2,2−ジメチルペンチル基、2,3−ジメチルペンチ
ル基、2,4−ジメチルペンチル基、3,3−ジメチル
ペンチル基、3,4−ジメチルペンチル基、1−エチル
ペンチル基、2−エチルペンチル基、3−エチルペンチ
ル基、1,1,2−トリメチルブチル基、1,1,3−
トリメチルブチル基、1,2,3−トリメチルブチル
基、1,2,2−トリメチルブチル基、1,3,3−ト
リメチルブチル基、2,3,3−トリメチルブチル基、
1,1,3,3−テトラメチルブチル基、1−エチル−
1−メチルブチル基、1−エチル−2−メチルブチル
基、1−エチル−3−メチルブチル基、2−エチル−1
−メチルブチル基、2−エチル−3−メチルブチル基、
1−n−プロピルブチル基、1−イソプロピルブチル
基、1−イソプロピル−2−メチルプロピル基、メチル
シクロヘキシル基、
【0009】n−オクチル基、1−メチルヘプチル基、
2−メチルヘプチル基、3−メチルヘプチル基、4−メ
チルヘプチル基、5−メチルヘプチル基、6−メチルヘ
プチル基、1,1−ジメチルヘキシル基、1,2−ジメ
チルヘキシル基、1,3−ジメチルヘキシル基、1,4
−ジメチルヘキシル基、1,5−ジメチルヘキシル基、
2,2−ジメチルヘキシル基、2,3−ジメチルヘキシ
ル基、2,4−ジメチルヘキシル基、2,5−ジメチル
ヘキシル基、3,3−ジメチルヘキシル基、3,4−ジ
メチルヘキシル基、3,5−ジメチルヘキシル基、4,
4−ジメチルヘキシル基、4,5−ジメチルヘキシル
基、1−エチルヘキシル基、2−エチルヘキシル基、3
−エチルヘキシル基 4−エチルヘキシル基、1−n−
プロピルペンチル基、2−n−プロピルペンチル基、1
−イソプロピルペンチル基、2−イソプロピルペンチル
基、1−エチル−1−メチルペンチル基、1−エチル−
2−メチルペンチル基、1−エチル−3−メチルペンチ
ル基、1−エチル−4−メチルペンチル基、2−エチル
−1−メチルペンチル基、2−エチル−2−メチルペン
チル基、2−エチル−3−メチルペンチル基、2−エチ
ル−4−メチルペンチル基、3−エチル−1−メチルペ
ンチル基、3−エチル−2−メチルペンチル基、3−エ
チル−3−メチルペンチル基、3−エチル−4−メチル
ペンチル基、
【0010】1,1,2−トリメチルペンチル基、1,
1,3−トリメチルペンチル基、1,1,4−トリメチ
ルペンチル基、1,2,2−トリメチルペンチル基、
1,2,3−トリメチルペンチル基、1,2,4−トリ
メチルペンチル基、1,3,4−トリメチルペンチル
基、2,2,3−トリメチルペンチル基、2,2,4−
トリメチルペンチル基、2,3,4−トリメチルペンチ
ル基、1,3,3−トリメチルペンチル基、2,3,3
−トリメチルペンチル基、3,3,4−トリメチルペン
チル基、1,4,4−トリメチルペンチル基、2,4,
4−トリメチルペンチル基、3,4,4−トリメチルペ
ンチル基、1−n−ブチルブチル基、1−イソブチルブ
チル基、1−sec−ブチルブチル基、1−tert−
ブチルブチル基、2−tert−ブチルブチル基、1−
n−プロピル−1−メチルブチル基、1−n−プロピル
−2−メチルブチル基、1−n−プロピル−3−メチル
ブチル基、1−イソプロピル−1−メチルブチル基、1
−イソプロピル−2−メチルブチル基、1−イソプロピ
ル−3−メチルブチル基、1,1−ジエチルブチル基、
1,2−ジエチルブチル基、1−エチル−1,2−ジメ
チルブチル基、1−エチル−1,3−ジメチルブチル
基、1−エチル−2,3−ジメチルブチル基、2−エチ
ル−1,1−ジメチルブチル基、2−エチル−1,2−
ジメチルブチル基、2−エチル−1,3−ジメチルブチ
ル基、2−エチル−2,3−ジメチルブチル基、1,2
−ジメチルシクロヘキシル基、1,3−ジメチルシクロ
ヘキシル基、1,4−ジメチルシクロヘキシル基、エチ
ルシクロヘキシル基、n−ノニル基、3,5,5−トリ
メチルヘキシル基、n−デシル基、オクタデシル基等の
総炭素数1〜20の直鎖、分岐又は環状のアルキル基、
【0011】フルオロメチル基、トリフルオロメチル
基、クロロメチル基、ジクロロメチル基、トリクロロメ
チル基、ブロモメチル基、ジブロモメチル基、トリブロ
モメチル基、フルオロエチル基、クロロエチル基、ブロ
モエチル基、トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエ
チル基、テトラクロロエチル基、ヘキサフルオロイソプ
ロピル基等のハロゲン原子が1個以上置換した炭素数1
〜20の直鎖、分岐又は環状のハロゲン化アルキル基、
メトキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチ
ル基、ブトキシメチル基、ペントキシメチル基、ヘキシ
ルオキシメチル基、シクロヘキシルオキシメチル基、メ
トキシエチル基、エトキシエチル基、プロポキシエチル
基、ブトキシエチル基、ペントキシエチル基、ヘキシル
オキシエチル基、シクロヘキシルオキシエチル基、メト
キシエトキシエチル基、メトキシプロピル基、エトキシ
プロピル基、プロポキシプロピル基、ブトキシプロピル
基、ペントキシプロピル基、ヘキシルオキシプロピル
基、シクロヘキシルオキシプロピル基、メトキシエトキ
シプロピル基、メトキシプロピル基等の炭素数1以上の
直鎖、分岐又は環状のアルコキシ基が置換した総炭素数
1〜20の直鎖、分岐又は環状のアルキル基
【0012】N−メチルアミノメチル基、N,N−ジメ
チルアミノメチル基、N−エチルアミノメチル基、N,
N−ジエチルアミノメチル基、N−プロピルアミノメチ
ル基、N,N−ジプロピルアミノメチル基、N−メチル
−N−エチルアミノメチル基、N−メチルアミノエチル
基、N,N−ジメチルアミノエチル基、N−エチルアミ
ノエチル基、N,N−ジエチルアミノエチル基、N−プ
ロピルアミノエチル基、N,N−ジプロピルアミノエチ
ル基、N−メチル−N−エチルアミノエチル基、N−メ
チルアミノプロピル基、N,N−ジメチルアミノプロピ
ル基、N−エチルアミノプロピル基、N,N−ジエチル
アミノプロピル基、N−プロピルアミノプロピル基、
N,N−ジプロピルアミノプロピル基、N−エチル−N
−ブチルアミノプロピル基等の炭素数1以上の直鎖、分
岐又は環状のアルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基
が置換した総炭素数1〜20のアルキル基等が挙げられ
る。
【0013】置換または無置換のアルキル基をもつアル
キルオキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル
基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、
ブトキシカルボニル基、ペントキシカルボニル基、1−
メチルブトキシカルボニル基、3−メチルブトキシカル
ボニル基、1,1−ジメチルブトキシカルボニル基、ヘ
キシルオキシカルボニル基、シクロヘキシルオキシカル
ボニル基、ヘプチルオキシカルボニル基、オクチルオキ
シカルボニル基、ノニルオキシカルボニル基、2−エチ
ルヘキシルオキシカルボニル基、デシルオキシカルボニ
ル基等の直鎖、分岐または環状の総炭素数2〜20のア
ルキルオキシカルボニル基、メトキシエトキシカルボニ
ル基、エトキシエトキシカルボニル基、プロポキシエト
キシカルボニル基、ブトキシエトキシカルボニル基、メ
トキシエトキシエトキシカルボニル基、エトキシエトキ
シエトキシカルボニル基、プロポキシエトキシエトキシ
カルボニル基、ブトキシエトキシエトキシカルボニル基
等の直鎖、分岐または環状の総炭素数3〜20の置換ア
ルコキシカルボニル基等が挙げられる。
【0014】置換または無置換のモノまたはジアルキル
アミノカルボニル基の例としては、N−メチルアミノカ
ルボニル基、N−エチルアミノカルボニル基、N−n−
プロピルアミノカルボニル基、N−イソプロピルアミノ
カルボニル基、N−n−ブチルアミノカルボニル基、N
−イソブチルアミノカルボニル基、N−sec−ブチル
アミノカルボニル基、N−tert−ブチルアミノカル
ボニル基、N−n−ペンチルアミノカルボニル基、N−
イソペンチルアミノカルボニル基、N−sec−ペンチ
ルアミノカルボニル基、N−(1,1−ジメチルブチ
ル)アミノカルボニル基、N−(1,2−ジメチルブチ
ル)アミノカルボニル基、N−(2,2−ジメチルブチ
ル)アミノカルボニル基、N−(1−エチルプロピル)
アミノカルボニル基、N−(2−エチルプロピル)アミ
ノカルボニル基、N−(n−ヘキシル)アミノカルボニ
ル基、N−(シクロヘキシル)アミノカルボニル基、N
−(n−ヘプチル)アミノカルボニル基、N−(メチル
シクロヘキシル)アミノカルボニル基、N−n−オクチ
ルアミノカルボニル基、N−(2−エチルヘキシル)ア
ミノカルボニル基、N−ジメチルシクロヘキシルアミノ
カルボニル基、N−(n−ノニル)アミノカルボニル
基、N−(3,5,5−トリメチルヘキシル)アミノカ
ルボニル基、N−(n−デシル)アミノカルボニル基等
の総炭素数2〜20の直鎖、分岐または環状のモノアル
キルアミノカルボニル基、
【0015】N,N−ジメチルアミノカルボニル基、
N,N−ジエチルアミノカルボニル基、N,N−ジ(n
−プロピル)アミノカルボニル基、N,N−ジイソプロ
ピルアミノカルボニル基、N,N−ジ(n−ブチル)ア
ミノカルボニル基、N,N−ジイソブチルアミノカルボ
ニル基、N,N−ジ(sec−ブチル)アミノカルボニ
ル基、N,N−ジ(tert−ブチル)アミノカルボニ
ル基、N,N−ジ(n−ペンチル)アミノカルボニル
基、N,N−ジイソペンチルアミノカルボニル基、N,
N−ジ(sec−ペンチル)アミノカルボニル基、N,
N−ジ(1,1−ジメチルブチル)アミノカルボニル
基、N,N−ジ(1,2−ジメチルブチル)アミノカル
ボニル基、N,N−ジ(2,2−ジメチルブチル)アミ
ノカルボニル基、N,N−ジ(1−エチルプロピル)ア
ミノカルボニル基、N,N−ジ(2−エチルプロピル)
アミノカルボニル基、N,N−ジ(n−ヘキシル)アミ
ノカルボニル基、N,N−ジ(シクロヘキシル)アミノ
カルボニル基、N,N−ジ(n−ヘプチル)アミノカル
ボニル基、N,N−ジ(メチルシクロヘキシル)アミノ
カルボニル基、N,N−ジ(n−オクチル)アミノカル
ボニル基、N,N−ジ(2−エチルヘキシル)アミノカ
ルボニル基、N,N−ジ(ジメチルシクロヘキシル)ア
ミノカルボニル基、N,N−ジ(n−ノニル)アミノカ
ルボニル基、N,N−ジ(3,5,5−トリメチルヘキ
シル)アミノカルボニル基、N,N−ジ(n−デシル)
アミノカルボニル基、N−メチル−N−エチルアミノカ
ルボニル基、N−プロピル−N−エチルアミノカルボニ
ル基、N−ヘキシル−N−エチルアミノカルボニル基、
N−オクチル−N−エチルアミノカルボニル基、N−シ
クロヘキシル−N−エチルアミノカルボニル基等の総炭
素数3〜41の直鎖、分岐または環状のジアルキルアミ
ノカルボニル基、N,N−ジ(メトキシエチル)アミノ
カルボニル基、N,N−ジ(エトキシエチル)アミノカ
ルボニル基、N,N−ジ(N’−メチルアミノエチル)
アミノカルボニル基、N,N−ジ(N’,N’−ジメチ
ルアミノアルキル)アミノカルボニル基等の総炭素数3
〜41の置換ジアルキルアミノカルボニル基、等が挙げ
られる。
【0016】本発明の一般式(1)で表されるキノフタ
ロン系化合物において、R1 は好ましくは総炭素数5以
上の直鎖または分岐のアルキル基、より好ましくは総炭
素数8以上の直鎖または分岐のアルキル基である。R1
の好ましい具体例として、n−ペンチル基、イソペンチ
ル基、n−ヘキシル基、1−メチルペンチル基、4−メ
チルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,3−
ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、1−エ
チルブチル基、2−エチルブチル基、n−ヘプチル基、
1−メチルヘキシル基、5−メチルヘキシル基、1,1
−ジメチルペンチル基、1,3−ジメチルペンチル基、
2,2−ジメチルペンチル基、1−エチルペンチル基、
2−エチルペンチル基、1−n−プロピルブチル基、n
−オクチル基、1−メチルヘプチル基、2−メチルヘプ
チル基、6−メチルヘプチル基、1,1−ジメチルヘキ
シル基、1,2−ジメチルヘキシル基、1,3−ジメチ
ルヘキシル基、2,4−ジメチルヘキシル基、1−エチ
ルヘキシル基、2−エチルヘキシル基、1−n−プロピ
ルペンチル基、1−n−ブチルブチル基、1−イソブチ
ルブチル基、n−デシル基、オクタデシル基等が挙げら
れる。
【0017】本発明の一般式(1)で表されるキノフタ
ロン系化合物において、R2 〜R4は好ましくは、それ
ぞれ独立に水素原子、総炭素数1〜10の直鎖または分
岐のアルキル基、総炭素数2〜11のアルキルオキシカ
ルボニル基、あるいは総炭素数3〜21のジアルキルア
ミノカルボニル基である。さらにより好ましくは、R2
が総炭素数2〜6の直鎖または分岐のアルキル基、R3
が水素原子であり、R4 が総炭素数9〜17のジアルキ
ルアミノカルボニル基、または、総炭素数5〜9のアル
キルオキシカルボニル基の場合、あるいは、R2 、R4
が共に水素原子であり、R3 が総炭素数9〜17のジア
ルキルアミノカルボニル基の場合であり、特に好ましく
は、R2 〜R4 の全てが水素原子の場合である。
【0018】R2 、R3 、R4 の好ましい具体例とし
て、水素原子;エチル基、n−プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル
基、sec−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル
基、tert−ペンチル基、sec−ペンチル基、n−
ヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチ
ル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、
1,1−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル
基、1−エチルブチル基、シクロヘキシル基、メチルシ
クロペンチル基、n−ヘプチル基、1−メチルヘキシル
基、1−エチルペンチル基、1−n−プロピルブチル
基、n−オクチル基、1−メチルヘプチル基、イソオク
チル基、1,1−ジメチルヘキシル基、2−エチルヘキ
シル基等のアルキル基;ブトキシカルボニル基、n−ヘ
キシルオキシカルボニル基、n−オクチルオキシカルボ
ニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル基、2−エチ
ルヘキシルオキシカルボニル基、エトキシエトキシカル
ボニル基、メトキシブトキシカルボニル基、エトキシブ
トキシカルボニル基、ブトキシエトキシカルボニル基等
のアルキルオキシカルボニル基;N,N−ジ(n−ブチ
ル)アミノカルボニル基、N,N−ジイソブチルアミノ
カルボニル基、N,N−ジ(sec−ブチル)アミノカ
ルボニル基、N,N−ジ(tert−ブチル)アミノカ
ルボニル基、N,N−ジ(n−ペンチル)アミノカルボ
ニル基、N,N−ジ(n−ヘキシル)アミノカルボニル
基、N,N−ジ(シクロヘキシル)アミノカルボニル
基、N,N−ジ(n−ヘプチル)アミノカルボニル基、
N,N−ジ(n−オクチル)アミノカルボニル基、N,
N−ジ(2−エチルヘキシル)アミノカルボニル基等の
ジアルキルアミノカルボニル基等が挙げられる。本発明
の一般式(1)で表されるキノフタロン系化合物におい
て、nは正の整数である。nは好ましくは1〜4の整
数、より好ましくは1または2である。
【0019】本発明の一般式(1)で表されるキノフタ
ロン系化合物の製造方法は、特に限定されるものではな
い。一例を挙げると、下記式(2)(化3)で表される
ハロキノフタロン化合物を、有機溶媒中に溶解または懸
濁させ、下記一般式(3)(化3)で表されるメルカプ
トカルボン酸エステルを反応させて製造することができ
る。
【0020】
【化3】 (上式中、R1 、R2 、R3 、R4 およびnは一般式
(1)の場合と同じ意味を表し、Xはハロゲン原子を表
す。)
【0021】また、この反応に用いられる一般式(2)
で表されるハロキノフタロン化合物は、該キノフタロン
化合物を塩素、臭素等でハロゲン化することにより製造
できる。ハロキノフタロン化合物の例としては、2−
(4−クロロ−3−ヒドロキシ−2−キノリニル)−1
H−インデン−1,3(2H)−ジオン、2−(4−ブ
ロモ−3−ヒドロキシ−2−キノリニル)−1H−イン
デン−1,3(2H)−ジオン、2−(6−アルキル−
4−クロロ−3−ヒドロキシ−2−キノリニル)−1H
−インデン−1,3(2H)−ジオン、2−(6−アル
キル−4−クロロ−3−ヒドロキシ−2−キノリニル)
−5−(N,N−ジアルキルアミノカルボニル)−1H
−インデン−1,3(2H)−ジオン等が挙げられる。
【0022】この反応に用いられる一般式(3)で表さ
れるメルカプトカルボン酸エステルの例としては、チオ
グリコール酸n−オクチル、チオグリコール酸2−エチ
ルヘキシル、チオグリコール酸イソオクチル、チオグリ
コール酸オクタデシル、チオグリコール酸ブチル、チオ
グリコール酸メトキシブチル、メルカプトプロピオン酸
2−エチルヘキシル等が挙げられる。この反応に用いら
れるメルカプトカルボン酸エステルの使用量は、ハロキ
ノフタロン化合物に対して、0.1〜10モル比、好ま
しくは0.5〜2モル比、更に好ましくは0.8〜1.
5モル比である。
【0023】この反応に用いられる有機溶媒の例を挙げ
ると、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチ
ルアセトアミド、1−メチル−2−ピロリドン、1,3
−ジメチル−2−イミダゾリジノン、スルフォラン等の
極性溶媒類;トルエン、キシレン、ニトロベンゼン、ピ
コリン、キノリン等の芳香族系溶剤類などが挙げられ
る。あるいは、上記溶剤を使用せず、大過剰のメルカプ
トカルボン酸エステル中で反応させても良い。溶剤の使
用量は、ハロキノフタロン化合物に対して、1〜100
重量部、好ましくは2〜20重量部である。
【0024】反応温度は、0〜300℃、好ましくは5
0〜200℃である。反応時間は、他の反応条件により
一義的には決まらないが、0.1〜24時間、好ましく
は0.5〜10時間である。この反応において、炭酸水
素カリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸
ナトリウム等の炭酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム等の苛性アルカリ等の脱酸剤は、その存在により反
応を促進させる。
【0025】反応後の後処理は、反応後に溶媒を留去す
るか、または反応液をキノフタロン化合物に対する貧溶
媒に排出して析出物を濾別、あるいはトルエン等の非水
溶性有機溶剤で抽出することによって行われる。更に、
貧溶剤による溶剤スラッジ、再結晶、あるいはカラムク
ロマトグラフィーにより精製することで、より高純度の
本発明のキノフタロン系化合物を得ることができる。
【0026】本発明のキノフタロン化合物は、昇華転写
記録用インク、気化型熱転写記録用インク、インクジェ
ットインク、カラートナー等の用途に用いられる。ま
た、ボールペン、マジック(登録商標)などの水性イン
ク、油性インク、さらには塗料等にも使用できる。その
際、本発明のキノフタロン系化合物は、単独で用いても
よく、あるいは異なる置換基を有する複数のキノフタロ
ン系化合物を混合して用いても構わない。また、調色や
色相調整のため、既存の色素を添加してもよい。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例により、更に詳細に説
明するが、本発明は、これにより何ら制限されるもので
はない。 実施例1 下記式(4)(化4)で表されるハロキノフタロン化合
物(商品名:イエロー3GSL)1.23重量部、1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノン〔三井化学(株)
製〕12重量部を室温で混合し、50℃まで昇温した。
温度を保ちながら、チオグリコール酸2−エチルヘキシ
ル〔東京化成(株)製〕0.80重量部、炭酸水素カリ
ウム0.34重量部を装入した後、70℃まで加熱昇温
し、4時間反応させた。その後、室温まで冷却し、水9
4.2重量部に装入し、トルエンで抽出した。不溶物を
濾別し、分液し、トルエンを減圧留去し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーを行い、下記式(5)(化4)
で表されるキノフタロン系化合物1.29重量部を得た
(収率79%)。
【0028】
【化4】 該キノフタロン化合物のトルエン溶液中における極大吸
収波長(λmax )は458および435nmであり、4
58nmにおけるグラム吸光係数(εg)は95600
ml/g・cmであった。また、該化合物は溶媒溶解性
が高く、室温にてトルエンに対し25%以上の溶解性を
示し、これを表−1(表1、2)に記載した。該化合物
について、示差走査熱量計(島津製作所製、DSC−5
0)で熱量測定した結果、88.9℃に負の熱量ピーク
が認められた。
【0029】この化合物を用いて、下記のインクジェッ
ト記録試験を行った結果、良好な結果が得られた。 ・インクジェット記録試験 合成した前記式(5)で表されるキノフタロン系化合物
10重量部を、フタル酸ジブチル90重量部に、60℃
で1時間かけて加熱溶解し、その後、室温まで冷却し、
濾過することによって記録液を調製した。この記録液
を、ピエゾ式インクジェットプリンター(セイコーエプ
ソン製、MJ8030C)のインクカートリッジに装入
し、記録液の印画紙ヘの噴射を行った。専用光沢紙上に
ベタ打ちし、ベタ打ち画像を目視で観察すると、ムラの
無い鮮明な画像であった。更に、この記録液を150℃
で15時間加熱攪拌したが、組成変化はなかった。
【0030】さらに、この化合物を用いて、下記の昇華
転写記録試験を行った結果、良好な結果が得られた。 ・昇華転写記録試験 合成した前記式(5)で表されるキノフタロン系化合物
5部、ポリブチラール樹脂7.5部、メチルエチルケト
ン43.75部、トルエン43.75部を混合し、イン
クを調製した。グラビア校正機(版深30μm)を用
い、背面に耐熱処理を施した9μm厚のポリエチレンテ
レフタレートフィルムに、上記インクを、乾燥塗布量が
1.0g/m2 となるように塗布、乾燥し、転写シート
を得た。次に、ポリエステル樹脂(Vylon103、
東洋紡製、Tg=47℃)0.8部、EVA系高分子可
塑剤(エルバロイ741P、三井ポリケミカル製、Tg
=−37℃)2部、アミノ変性シリコーン(KF−85
7、信越化学工業製)0.4部、エポキシ変性シリコー
ン(KF−103、信越化学工業製)0.4部、メチル
エチルケトン/トルエン/シクロヘキサン(重量比4:
4:2)90部を混合し、塗工液を調製した。この塗工
液を、合成紙(王子油化製、ユポFPG#150)に、
バーコーターにて、乾燥時塗布量が4.5g/m2 とな
るように塗布し、100℃で乾燥して被記録材を得た。
上記転写シートの塗工面と、上記被記録材の塗工液塗布
面とを、対向させて重ね合わせ、昇華転写シートの裏面
から、感熱ヘッド印加電圧1.0V、印字時間4.0m
sの条件で記録を行った。ムラの無い鮮明な黄色のベタ
記録画像を得た。この画像を用いてカーボンアークで耐
光性試験(60℃/10時間)を行ったが、ほとんど退
色していなかった。
【0031】実施例2〜9 前記式(4)で表されるハロキノフタロン化合物と、一
般式(3)で表される各種のメルカプトカルボン酸エス
テルを用いて、実施例1に記載の方法と同様の方法で、
一般式(1)において、表−1に示すR1 〜R4 、nを
もつ各化合物を合成した。なお、各化合物の収率、測定
した各物性を表−1に合わせて示した。また、実施例2
〜9で得られた各化合物について、実施例1と同様にし
て、昇華転写記録試験とインクジェット記録試験を行っ
た結果、いずれの化合物の場合もそれぞれムラ無く鮮明
な画像が得られた。
【0032】比較例1 前記式(4)で表されるハロキノフタロン化合物と、チ
オフェノールを用いて、実施例1と同様の方法により、
下記式(6)(化5)で表される化合物を合成した。該
キノフタロン化合物のトルエン溶液中における最大吸収
波長(λmax )は465nmであったが、該化合物の溶
媒溶解性は低く、トルエンへの溶解性は1%以下であっ
た。測定結果を表−1に示した。さらに、この化合物を
用いて、実施例1と同様にして、昇華転写記録試験を行
ったが、塗布液中に溶解しなかったため、得られた記録
はムラがあり、色濃度が薄かった。また、インクジェッ
ト記録試験も行ったが、得られた記録はムラがあり、ノ
ズルの目詰まりを起こした。
【0033】
【化5】
【0034】比較例2〜3 それぞれ、下記式(7)、(8)(化6)で表される化
合物について、実施例1と同様にして、試験したが、比
較例1と同様の結果であった。なお、各化合物の物性を
測定し、表−1に示した。
【0035】
【化6】
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】本発明のキノフタロン系化合物は、有機
溶剤への溶解性が極めて高い化合物であり、該化合物を
色素として用いた昇華転写記録およびインクジェット記
録では、ムラ無く鮮明な画像が得られる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)(化1)で表されるキノフ
    タロン系化合物。 【化1】 (式中、R1 は置換または無置換のアルキル基を表し、
    2 、R3 、R4 はそれぞれ独立に水素原子、置換また
    は無置換のアルキル基、置換または無置換のアルキルオ
    キシカルボニル基、あるいは置換または無置換のモノま
    たはジアルキルアミノカルボニル基を表し、nは正の整
    数を表す。)
  2. 【請求項2】 一般式(1)において、R1 が総炭素数
    5以上の直鎖または分岐のアルキル基であり、R2 〜R
    4 がそれぞれ独立に水素原子、総炭素数1〜10の直鎖
    または分岐のアルキル基、総炭素数2〜11のアルキル
    オキシカルボニル基、あるいは総炭素数3〜21のジア
    ルキルアミノカルボニル基であり、nが1または2であ
    る請求項1記載のキノフタロン系化合物。
  3. 【請求項3】 一般式(1)において、R1 が総炭素数
    8以上の直鎖または分岐のアルキル基であり、R2 〜R
    4 の1〜2個が水素原子で、他の2〜1個が互いに異な
    り、総炭素数2〜6の直鎖または分岐のアルキル基、総
    炭素数5〜9のアルキルオキシカルボニル基、あるい
    は、総炭素数9〜17のジアルキルアミノカルボニル基
    のいずれかであり、nが1である請求項1または2記載
    のキノフタロン系化合物。
  4. 【請求項4】 一般式(1)において、R1 が総炭素数
    8以上の直鎖または分岐のアルキル基であり、R2 〜R
    4 が全て水素原子であり、nが1である請求項1または
    2記載のキノフタロン系化合物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101266299B1 (ko) 2009-03-20 2013-05-22 제일모직주식회사 착색 감광성 수지 조성물 및 컬러필터

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