JP2000229804A - 抗菌剤 - Google Patents

抗菌剤

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JP2000229804A JP11032873A JP3287399A JP2000229804A JP 2000229804 A JP2000229804 A JP 2000229804A JP 11032873 A JP11032873 A JP 11032873A JP 3287399 A JP3287399 A JP 3287399A JP 2000229804 A JP2000229804 A JP 2000229804A
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Koichi Oshima
浩一 大志万
Makoto Soda
良 曽田
Yoshinobu Matsumura
吉信 松村
Tetsuaki Tsuchido
哲明 土戸
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Sumitomo Forestry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物抽出物を有効成分とする抗菌剤を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 インドネシアで通常、民間伝承薬として
食されている植物からの溶媒抽出物は、食中毒細菌等に
対して優れた抗菌活性を有し、従ってこれらの抽出物は
抗菌剤、特に食品用保存剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗菌剤に関し、更に詳
しくは食中毒細菌、食品,化粧品,医薬部外品などにお
ける変敗菌、食品の微生物災害を引き起こす耐熱性細
菌、あるいは医療現場における感染症起因菌、植物病原
性細菌などの有害微生物を殺菌または増殖抑制するのに
有効な抗菌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】食品の流通過程、店頭または家庭におけ
る貯蔵・保存は、人間の歴史とともに常に解決を求めら
れる課題としてあり、そのための対策として、あらゆる
物理的あるいは化学的方法が提案されてきた。例えば、
冷凍、冷蔵、乾燥、塩蔵、糖蔵、加熱減菌、加熱殺菌
(壜、缶詰)、包装加熱、包装内部の気相置換、などの
ほかに酢漬け、乳酸醗酵、さらには安息香酸やソルビン
酸などの化学的保存料の使用などがそれらの対応策とし
て採られてきた。
【0003】食品の貯蔵や保存方法の開発は、古くより
続けられたものとはいえ、食品自体に対する要求は、時
代の流れに伴い変化する。安全性はいつの時代において
も第一に要求されるが、近年特に、健康と食物に対する
関心が深まり、それと共に、天然または自然に近い食品
に対する関心が高まってきている。
【0004】このような近年の食品に対する指向は、食
品の保存方法にも著しい影響を与えている。安全性指向
からは食品にできるだけ合成保存料の添加を減らし、天
然指向からは冷凍や冷蔵、乾燥や塩蔵などもあまり好ま
れず、グルメ指向からはできるだけ新鮮なものが求めら
れ、健康指向からはできるだけ食塩濃度を減らしたいと
いう様々な要求に対して、種々の方法の開発が行われて
きている。
【0005】さらに現代の食品の抱える問題は、食品類
の国境が無くなってきていることであり、世界中のあら
ゆる所から食品素材あるいは食品そのものが輸入されて
来ていることである。このことは食品とともに、食品に
付着ないし汚染している各種の微生物が広く食品市場に
入ってきていることを意味し、多くの新しい食中毒菌例
えば、Escherichia coli O-157:H7や、幾つかのサルモ
ネラ菌、従来あまり日本では検出されなかったボツリヌ
スAあるいはB型菌などによる食中毒の危険性が指摘さ
れるに到っている。
【0006】さらに最近の食品の問題は、調理済食品の
増加で、例えば、サラダ類、サンドイッチ類、玉子焼
き、カスタードクリーム、チキンナゲット、チキンバス
ケット、フライ類など、さらにそれらを組み合わせた、
いわゆるおかずの類が、それなりに一定期間の微生物に
対する安定性の保証を求められながら市販されるに至っ
ていることである。
【0007】さらに食品の健康指向から、あらゆる保存
性食品において食塩濃度を低下させることが行われてお
り、たとえば、イカの塩辛の食塩濃度は10数%あった
ものが、4〜5%に低下され、漬物では12〜3%のも
のが4〜6%に、肉製品では2.5〜3%のものが1〜
2%に、味噌では13%程度のものが4〜8%に、魚介
類の干物では2〜3%のものが0.6〜1%に低下して
きている。このことは食品類の微生物に対する安定性が
著しく低下することになり、単に腐敗し易いのみなら
ず、各種の食中毒菌に対する安全性も低下することにな
ってきている。
【0008】このような食品類の貯蔵・保存策として、
第一に食品類を製造する環境を清潔にし、生産と食品の
包装工程において微生物の汚染をできるだけ少なくす
る、微生物の汚染度の出来るだけ少ない食品材料を使用
する、製造工程から包装工程を出来るだけ低温に管理す
る、製品は低温に保存するなどの基本的な対策を行うの
が通例である。しかしながら、食品原材料中の微生物の
数を、完全にゼロにすることは極めて困難であり、通常
生の肉や魚介類であれば、最低でも103cfu/g程度の微
生物が存在するし、また製造工程中に60〜80℃程度
の加熱殺菌工程があっても、耐熱性の細菌芽胞が残留す
ることは避けられない。
【0009】さらに、食品を低温に置いた場合でも細菌
類のなかには低温でよく発育するものがある。食中毒細
菌のなかにも低温で発育するものがあり、Yersinia ent
erocolitica ,Listeria monocytogenes, Clostridium b
otulinum E型菌などは、5℃位の低温に保存しても次第
に発育し、食中毒を起こすに足る菌量や毒素の産生を行
うに到る。もちろん通常の低温細菌は、時間の経過とと
もに発育し食品を腐敗させる。食品の保存と微生物的な
安全性の確保は、単に食品の製造者や流通業者の問題だ
けではなく、消費者の手元に移った後も温度と時間の経
過によって左右される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような理由から、
生産、流通過程において微生物的な管理を十分実施する
としても、なお食品それ自体に微生物に対する安定性な
いしは抵抗性を持たせることが必要である。そのために
所謂化学的保存料の利用がある。しかし合成保存料の安
息香酸、ソルビン酸、プロピオン酸、パラベン類などの
使用は、安全性に対する疑問を持つ消費者もあるため、
天然に存在する酢酸や乳酸などの有機酸またはその塩類
の利用、グリシンなどのアミノ酸の利用、魚の白子のタ
ンパク質であるプロタミンの利用などが図られている。
しかし、これらの天然系の物質は、安全性の利点はある
ものの、食品保存の効果上からは、例えば抗菌スペクト
ルが狭い、大量に使用しなければならない、色や特有の
匂いがつくなどの問題点があった。
【0011】微生物が生育する環境には栄養源となる物
質が存在する一方で、微生物の生存や増殖に対して阻害
作用を及ぼす物質も多い。ところで、食品製造の分野に
おいては、有害微生物を短時間に死滅させる殺菌剤が食
品衛生法で殺菌料(保存料)として許可されている。実
際に、現在保存料として5種類、14品目が許可されて
いるが、これらは化学合成品であり、その安全性への配
慮から、食品衛生法により使用制限を受けている。ま
た、化粧品や医療現場などの分野においても、抗菌剤は
使用されているが、消費者の意識の高まりもあり、有害
微生物に対し抗菌作用を有し、かつ人体に対して有害な
副作用を持たず、安心して使用できる物質が強く求めら
れていた。
【0012】これまでも化学的合成品でなく天然物、特
に可食性天然物(食品)の中から抗菌性物質が検索され
ており、例えば、茶に含まれる渋みの本体であるポリフ
ェノール類(カテキン類,テアフラビン類)が有害細菌
に対し抗菌作用を有することが明らかにされている(特
開平2-276562号公報)。しかしながら、茶ポリフェノー
ルについては、効果を示す濃度域が高いこと、あるいは
濃度が高くなればなるほど、それ自身が有する独特の渋
味が増すなどの問題点が提起されている。
【0013】従って、安全性が高く、しかも食品の保存
と微生物に対する安全性の向上を図ることのできる物質
の探索が、鋭意実施されてきており、例えば、乳酸菌の
生産するペプチドまたはタンパク質で、抗菌性を有しな
がら、しかも人間の消化酵素で分解消化されるバクテリ
オシンの利用が検討されている(例えば、Food Technol
ogy 164〜167,Jan.1989)。しかし、バクテリオシンは、
一般的に抗菌スペクトルの範囲が狭く、それ単独で広い
範囲の食品を保存することは困難であった。
【0014】そこで、本発明はより広範な食品の保存性
を高めることができ、天然物に由来し、安全性の高い、
しかも食品の品質を損うことのない食品用保存剤として
特に有用な抗菌剤を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、抗菌作用
を有する植物抽出成分を見出すべく鋭意検討を行った結
果、特定のインドネシアで通常、民間伝承薬として食さ
れている植物の抽出物に抗菌作用があることを見出し本
発明を完成した。
【0016】すなわち本発明は、 学名:Adenostemma lavenia (L.) O.K.インドネシア名
(Legetan warak) 学名:Alpinia galanga (L.)Swartsインドネシア名(Le
nkuas kering) 学名:Alstonia sp.インドネシア名(Dulang) 学名:Andrographis paniculata Nees.インドネシア名
(Sambi boto) 学名:Artocarpus heterophyllusインドネシア名(Daun
sukun) 学名:Averrhoa bilimbi L.インドネシア名(Belimbing
wuluh) 学名:Baeckea frutescens Linn.インドネシア名(Jung
rahab) 学名:Borreria articularis (L.f.)F.N. Williamsイン
ドネシア名(Gempur batu) 学名:Boswellia sp.インドネシア名(Menyan arab) 学名:Carthamus tinctorius L.インドネシア名(Kemba
ng pulu) 学名:Cinnamomum cassia Nees ex Bl.インドネシア名
(Kembang lawang) 学名:Curcuma aeruginosa Roxb.インドネシア名(Temu
item) 学名:Curcuma xanthorrhiza Roxb.インドネシア名(La
wak kering) 学名:Elephantops scaber L. (Elephantopi Foliun)イ
ンドネシア名(Tatub bumi) 学名:Equisetum debile Roxb.インドネシア名(Greges
otot ) 学名:Garcinia mangostana L.インドネシア名(Manggi
s) 学名:Glycyrrhiza glabra L.インドネシア名(Kayu le
gi) 学名:Gonystylus bancanus Baill.インドネシア名(Ka
yu garu) 学名:Graptophyllum pictum (L.) Griffインドネシア
名(Daum wungu) 学名:Indigofera sp.インドネシア名(Nilo) 学名:Jatropa curcas L.インドネシア名(Daun jarak
kosta) 学名:Lantana camara Linn.インドネシア名(Tembelek
an) 学名:Lippia triphylla Lインドネシア名(Cedron) 学名:Melaleuca leucadendron L.インドネシア名(Mer
ica bolong) 学名:Mesua ferreaインドネシア名(Sari kurung) 学名:Minthostachys setosaインドネシア名(Muna) 学名:Morinda citrifolia L.インドネシア名(Daun pa
ce) 学名:Moringa oleifera Lamk.インドネシア名(Kelo
r) 学名:Myrtisica fragrans Houtt.インドネシア名(Gon
dopuro) 学名:Ocimum sanctum L.インドネシア名(Kemangi hut
an) 学名:Orthosiphon aristatus (Bl.)Miq.インドネシア
名(Kumis kucing) 学名:Parkia biglobosa Auct. non Bth.インドネシア
名(Kedawung) 学名:Peunus boldusインドネシア名(Boldo) 学名:Phyllanthus niruri L.インドネシア名(Menira
n) 学名:Piper angustifoliumインドネシア名(Matico) 学名:Pogostemon cablin(Blanco)Bth.インドネシア名
(Dilem) 学名:Schinus molleインドネシア名(Molle) 学名:Sericocalyx crispus Bremeh.インドネシア名(K
eji beling) 学名:Tinospora crispa Miers.インドネシア名(Daun
brotowali) 学名:Toona (Cedrela) sureni (BL.)Merr.インドネシ
ア名(Suren) 学名:Urena lobata L.インドネシア名(Pulutan) 学名:Usnea spp.インドネシア名(Akar angin) 学名:Usnea spp.インドネシア名(Kayu angin) 学名:Valeriana officinalisインドネシア名(Valeria
na) 及び 学名:Vitex trifolia L.インドネシア名(Legundi) からなる群より選ばれる少なくとも一種以上の植物の溶
媒抽出物あるいは炭酸ガスを使用する超臨界抽出法によ
り抽出された抽出物を有効成分として含有することを特
徴とする抗菌剤である。
【0017】本発明はまた、学名:Adenostemma laveni
a (L.) O.K.インドネシア名(Legetan warak) 学名:Alpinia galanga (L.)Swartsインドネシア名(Le
nkuas kering) 学名:Alstonia sp.インドネシア名(Dulang) 学名:Andrographis paniculata Nees.インドネシア名
(Sambi boto) 学名:Artocarpus heterophyllusインドネシア名(Daun
sukun) 学名:Averrhoa bilimbi L.インドネシア名(Belimbing
wuluh) 学名:Baeckea frutescens Linn.インドネシア名(Jung
rahab) 学名:Borreria articularis (L.f.)F.N. Williamsイン
ドネシア名(Gempur batu) 学名:Boswellia sp.インドネシア名(Menyan arab) 学名:Carthamus tinctorius L.インドネシア名(Kemba
ng pulu) 学名:Cinnamomum cassia Nees ex Bl.インドネシア名
(Kembang lawang) 学名:Curcuma aeruginosa Roxb.インドネシア名(Temu
item) 学名:Curcuma xanthorrhiza Roxb.インドネシア名(La
wak kering) 学名:Elephantops scaber L. (Elephantopi Foliun)イ
ンドネシア名(Tatub bumi) 学名:Equisetum debile Roxb.インドネシア名(Greges
otot ) 学名:Garcinia mangostana L.インドネシア名(Manggi
s) 学名:Glycyrrhiza glabra L.インドネシア名(Kayu le
gi) 学名:Gonystylus bancanus Baill.インドネシア名(Ka
yu garu) 学名:Graptophyllum pictum (L.) Griffインドネシア
名(Daum wungu) 学名:Indigofera sp.インドネシア名(Nilo) 学名:Jatropa curcas L.インドネシア名(Daun jarak
kosta) 学名:Lantana camara Linn.インドネシア名(Tembelek
an) 学名:Lippia triphylla Lインドネシア名(Cedron) 学名:Melaleuca leucadendron L.インドネシア名(Mer
ica bolong) 学名:Mesua ferreaインドネシア名(Sari kurung) 学名:Minthostachys setosaインドネシア名(Muna) 学名:Morinda citrifolia L.インドネシア名(Daun pa
ce) 学名:Moringa oleifera Lamk.インドネシア名(Kelo
r) 学名:Myrtisica fragrans Houtt.インドネシア名(Gon
dopuro) 学名:Ocimum sanctum L.インドネシア名(Kemangi hut
an) 学名:Orthosiphon aristatus (Bl.)Miq.インドネシア
名(Kumis kucing) 学名:Parkia biglobosa Auct. non Bth.インドネシア
名(Kedawung) 学名:Peunus boldusインドネシア名(Boldo) 学名:Phyllanthus niruri L.インドネシア名(Menira
n) 学名:Piper angustifoliumインドネシア名(Matico) 学名:Pogostemon cablin(Blanco)Bth.インドネシア名
(Dilem) 学名:Schinus molleインドネシア名(Molle) 学名:Sericocalyx crispus Bremeh.インドネシア名(K
eji beling) 学名:Tinospora crispa Miers.インドネシア名(Daun
brotowali) 学名:Toona (Cedrela) sureni (BL.)Merr.インドネシ
ア名(Suren) 学名:Urena lobata L.インドネシア名(Pulutan) 学名:Usnea spp.インドネシア名(Akar angin) 学名:Usnea spp.インドネシア名(Kayu angin) 学名:Valeriana officinalisインドネシア名(Valeria
na) 及び 学名:Vitex trifolia L.インドネシア名(Legundi) からなる群より選ばれる少なくとも一種以上の植物の溶
媒抽出物、あるいは炭酸ガスを使用する超臨界抽出法に
より抽出された抽出物を有効成分として含有し、食品汚
染細菌であるEscherichia coli; 食品等の微生物災害を
引き起こす耐熱性有芽胞細菌であるBacillus polymyxa,
Bacillus subtilis, Bacillus licheniformis, Bacill
us acidoterrestris, Bacillus coagulans, Bacillus m
egaterium,Sporolactobacillus inulinus, Sporosarcin
aureae, Bacillus cycloheptanicus, Clostridium ther
moaceticum, Clostridium thermosaccharolyticum; 食
中毒細菌であるブドウ球菌(Staphylococcus aureus),
ウエルシュ菌(Clostridiumperfringens), セレウス菌
(Bacillus cereus), リステリア菌(Listeria monocyt
ogenes),ボツリヌス菌(Clostridium botulinum); 食品
・化粧品・医薬部外品などにおける変敗菌であるLeucon
ostoc mesenteroides, Desulfotomaculum nigrificans,
Enterococcus faecalis; 医療現場における感染症起因
菌である抗生物質耐性ブドウ球菌(MRSA), Clostridium
difficile, Clostridium sporogens, Streptococcus p
yogenes;あるいは植物病原性細菌であるClavibacter mi
chiganensisに対して有効な抗菌剤である。
【0018】本発明はさらに、上記溶媒がメタノール、
エタノール、プロピレングリコール及び1,3−ブチレ
ングリコールからなる群から選ばれる少なくとも1種で
あることを特徴とする抗菌剤である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明では、抗菌剤のスクリーニ
ングには、新たに開発された細菌運動画像解析法(バイ
オサインスとインダストリー, 54 (4), p39,40)を用い
た。本法では、細胞構造を変化させるものやATP合成を
阻害する抗菌剤は全て検出できることが確認されてお
り、さらに従来通常用いられてきた阻止円法に比較し
て、より揮発性が高い抽出物に対しても抗菌活性を測定
することが可能な方法である。具体的には、食品汚染細
菌(例えば、Escherichia coliなど)の運動速度および
非運動細胞を、顕微鏡にCCDカメラを取り付け、その画
像の変化を逐次取り込み、物体の移動を測定する。対数
期まで増殖させた細菌に、抗菌活性の期待される植物の
抽出物と接触させ、その直後の運動速度および非運動細
胞を測定する。運動速度の低下要因としては、1)モー
ターであるべん毛の破壊(2)べん毛モーターの駆動力
であるATP量の低下が考えられるが、方法では1)は検知
することができないが、迅速に測定することができるの
で、細菌の死滅とは関係のない薬剤も検出が可能です。
2)が一般に言う抗菌剤になると思われる。つまり、細
胞の生育には必ずATPが必要であるからであるが、この
2)については検出が可能である。また、非運動細胞で
測定すると、細胞をガラスプレートに吸着させるものも
あり、このような通常の抗菌剤とは違う薬剤も計測する
ことができる。なお、運動速度の方がより低濃度で抗菌
力評価ができる。
【0020】本発明により抗菌作用があることが示され
た上述のインドネシア由来の植物は、古くからの民間伝
承薬として言い伝えられており、ジャムウ(中国で言う
漢方の様なもの)の構成成分として用いられている。し
かし、これらの植物およびその抽出物、また、それらを
構成成分とするジャムウが、抗菌作用を有することは全
く知られていなかったことである。また、本発明で用い
る植物はジャムウの構成植物としてすでに長い歴史を有
し、安全性が確認されたものであるので、安心して使用
することができる。例えば、マウスおよびラットに対
し、投与限界である15g/kgの経口投与で死亡例も異常所
見も認められないことから明らかなように極めて安全性
の高いものである。
【0021】本発明の抗菌剤は、特に食品汚染細菌であ
るEscherichia coliに効果的であって、さらに食品等の
微生物災害を引き起こす耐熱性有芽胞細菌であるBacill
us polymyxa, Bacillus subtilis, Bacillus lichenifo
rmis, Bacillus acidoterrestris, Bacillus coagulan
s, Bacillus megaterium, Sporolactobacillus inulinu
s, Sporosarcinaureae, Bacillus cycloheptanicus, Cl
ostridium thermoaceticum, Clostridium thermosaccha
rolyticum, 食中毒細菌であるブドウ球菌(Staphylococ
cus aureus), ウエルシュ菌(Clostridium perfringen
s), セレウス菌(Bacillus cereus), リステリア菌(Li
steria monocytogenes),ボツリヌス菌(Clostridium bo
tulinum), 食品・化粧品・医薬部外品などにおける変敗
菌であるLeuconostoc mesenteroides, Desulfotomaculu
m nigrificans, Enterococcus faecalis, 医療現場にお
ける感染症起因菌である抗生物質耐性ブドウ球菌(MRS
A), Clostridium difficile, Clostridium sporogens,
Streptococcus pyogenes,あるいは植物病原性細菌であ
るClavibacter michiganensisなどの様々な有害微生物
を殺菌または増殖抑制するのに有効である。
【0022】本発明の抗菌剤を利用するには様々な形態
が考えられるが、例えば清涼飲料,和菓子,洋菓子,漬
物類,畜肉製品,魚肉製品,化粧品,うがい剤,手洗い
用消毒剤などに混合すれば良い。その際の使用量は、抽
出物の濃度として10〜2000ppmであれば良く、
好ましくは100〜500ppmが適当である
【0023】以下に本発明を更に詳細に説明する。原材料 本発明では、以下に示す植物体が抗菌剤の有効成分を得
るための原材料として好ましい。 学名:Adenostemma lavenia (L.) O.K.インドネシア名
(Legetan warak)の全草 学名:Alpinia galanga (L.)Swartsインドネシア名(Le
nkuas kering)の根茎 学名:Alstonia sp.インドネシア名(Dulang)の葉 学名:Andrographis paniculata Nees.インドネシア名
(Sambi boto)の全草 学名:Artocarpus heterophyllusインドネシア名(Daun
sukun)の葉 学名:Averrhoa bilimbi L.インドネシア名(Belimbing
wuluh)の葉 学名:Baeckea frutescens Linn.インドネシア名(Jung
rahab)の葉 学名:Borreria articularis (L.f.)F.N. Williamsイン
ドネシア名(Gempur batu)の葉 学名:Boswellia sp.インドネシア名(Menyan arab)の
樹液 学名:Carthamus tinctorius L.インドネシア名(Kemba
ng pulu)の花 学名:Cinnamomum cassia Nees ex Bl.インドネシア名
(Kembang lawang)の実 学名:Curcuma aeruginosa Roxb.インドネシア名(Temu
item)の根茎 学名:Curcuma xanthorrhiza Roxb.インドネシア名(La
wak kering)の根茎 学名:Elephantops scaber L. (Elephantopi Foliun)イ
ンドネシア名(Tatub bumi)の葉 学名:Equisetum debile Roxb.インドネシア名(Greges
otot )の茎 学名:Garcinia mangostana L.インドネシア名(Manggi
s)の果皮 学名:Glycyrrhiza glabra L.インドネシア名(Kayu le
gi)の茎・根 学名:Gonystylus bancanus Baill.インドネシア名(Ka
yu garu)の木部 学名:Graptophyllum pictum (L.) Griffインドネシア
名(Daum wungu)の全草 学名:Indigofera sp.インドネシア名(Nilo)の葉 学名:Jatropa curcas L.インドネシア名(Daun jarak
kosta)の葉(全草) 学名:Lantana camara Linn.インドネシア名(Tembelek
an)の葉 学名:Lippia triphylla Lインドネシア名(Cedron)の
枝 学名:Melaleuca leucadendron L.インドネシア名(Mer
ica bolong)の実 学名:Mesua ferreaインドネシア名(Sari kurung)の
花 学名:Minthostachys setosaインドネシア名(Muna)の
全草 学名:Morinda citrifolia L.インドネシア名(Daun pa
ce)の葉 学名:Moringa oleifera Lamk.インドネシア名(Kelo
r)の茎・葉 学名:Myrtisica fragrans Houtt.インドネシア名(Gon
dopuro)の葉 学名:Ocimum sanctum L.インドネシア名(Kemangi hut
an)の全草 学名:Orthosiphon aristatus (Bl.)Miq.インドネシア
名(Kumis kucing)の全草 学名:Parkia biglobosa Auct. non Bth.インドネシア
名(Kedawung)の種子 学名:Peunus boldusインドネシア名(Boldo)の葉 学名:Phyllanthus niruri L.インドネシア名(Menira
n)の全草 学名:Piper angustifoliumインドネシア名(Matico)
の葉 学名:Pogostemon cablin(Blanco)Bth.インドネシア名
(Dilem)の茎・葉 学名:Schinus molleインドネシア名(Molle)の葉 学名:Sericocalyx crispus Bremeh.インドネシア名(K
eji beling)の枝 学名:Tinospora crispa Miers.インドネシア名(Daun
brotowali)の葉 学名:Toona (Cedrela) sureni (BL.)Merr.インドネシ
ア名(Suren)の葉 学名:Urena lobata L.インドネシア名(Pulutan)の全
草 学名:Usnea spp.インドネシア名(Akar angin)の全草 学名:Usnea spp.インドネシア名(Kayu angin)の全草 学名:Valeriana officinalisインドネシア名(Valeria
na)の根 及び 学名:Vitex trifolia L.インドネシア名(Legundi)の
葉。 上記した植物体は、乾燥して用いるのが好ましく、乾燥
したものは、インドネシアの市場をはじめ他国の市場で
も入手できる。
【0024】有効成分の抽出 植物をそのまま切裁せずに用いても良いが、抽出操作の
前に切裁した植物を用いたほうが抽出時間を短縮できる
点でより好ましい。上記原材料からの有効成分の抽出方
法として公知の方法が採用でき、例えば炭酸ガスを使用
する超臨界抽出法や溶媒による抽出法が挙げられる。溶
媒による抽出法としては、例えば、原材料に溶媒を添加
して溶媒の還流温度下で加熱処理する方法が挙げられ
る。この加熱処理は一般に80℃以下の温度で実施する
ことが好ましく、公知の抽出装置を用いて還流下1〜6
時間加熱処理することによって抽出液を得ることができ
る。また、溶媒中に前記原材料の乾燥粉末を温浸するこ
とによって抽出液を得ることもできる。超臨界流体は、
その溶解力を圧力,温度により容易にしかも広範囲に渡
って連続的に制御できるため、この性質を利用した超臨
界抽出法は、新たな分離法として期待されている。特に
超臨界二酸化炭素(SC−CO2)は、臨界点(臨界温
度304.2K,臨界圧力72.8atm)が比較的低
いため、熱的に不安定な物質にも適用可能である。超臨
界抽出法と溶媒による抽出法を組み合わせて使用しても
よい。これらの抽出操作は、1回目の抽出操作を終えた
原料残留物で繰り返して実施することができる。抽出に
使用する溶媒の量は、原材料100重量部当たり100
〜10,000重量部が適当であり、さらに好ましくは
300〜5,000重量部である。
【0025】本発明において使用できる抽出溶媒として
は、水、低級アルコールであるメタノール、エタノー
ル、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブ
タノール、イソブタノール等、あるいはプロピレングリ
コール、1,3ブチレングリコール等の多価アルコー
ル、アセトン、ジオキサン、メチルエチルケトン、アセ
トニトリル、酢酸エチル、ブチルメチルケトン、ジエチ
ルエーテル、ジクロロメタン、キシレン、トリクロロエ
チレン、四塩化炭素、ベンゼン、クロロホルム及びトル
エン等が挙げられる。特に、メタノール、エタノール、
プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールが
好ましい。上記の溶媒を単独で使用しても、2種以上を
混合して使用してもよく、水と有機溶媒を併用してもよ
い。上記の低級アルコール及び多価アルコールを含水ア
ルコールとして使用する場合は、水分含量50%以下が
好ましい。このようにして得られた抽出液を減圧濃縮し
て、次いで乾燥することによって抽出物を粉末として得
ることができる。また、使用する溶媒によっては抽出液
をそのまま抗菌剤の有効成分として使用することが可能
であり、例えばエタノール、プロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール等による抽出液はそのまま
溶媒を除去せずに使用してもよい。
【0026】超臨界抽出法は、食品、化学、医薬、化粧
品工業など幅広い分野で注目を集めている抽出技術であ
る。特に、抽剤として二酸化炭素を用いた場合は、その
臨界点(75kg/cm2 、31℃)が比較的低く安全
性が高いため、熱に対して不安定な成分や揮発性の高い
成分等を効率よく抽出分離することができる。原料から
目的の成分を抽出するためには、二酸化炭素の圧力・温
度を臨界点以上に設定することにより達せられる。一般
的には、同じ温度であれば圧力が高いほど超臨界二酸化
炭素の溶解力は増す。本発明における超臨界二酸化炭素
抽出は、自体公知の方法で行うことができる。例えば、
超臨界抽出装置を用い、高圧セル部の温度33〜40
℃、好ましくは35℃、圧力75〜300atm、好まし
くは150atmとし、二酸化炭素の流量0.5〜5.0dm3
/分、好ましくは4.0dm3/分の条件下で行うことがで
きる。これにより、抗菌剤を含む抽出物が効率よく回収
できる。
【0027】製品への応用 本発明の抗菌剤は、食品、飼料等へ常法に従って添加す
ることができ、その添加量は製品の種類に応じて適宜選
択することができるが、通常、製品の全重量に対して、
抽出物として0.001〜5重量%が適当であり、さら
に0.005〜2重量%とすることが好ましい。本発明
の抗菌剤に、有効成分である上記原材料の抽出物の他
に、該抽出物に有害でなく且つ該抗菌剤を利用する製品
に不適当でない限り、適宜添加剤を常法に従って配合す
ることが可能である。配合可能な物質については、必ず
しも一つだけではなく、幾つかのものを組み合わせて使
用してもよい。対象となる食品の種類、組成、予想され
る汚染ないし変敗原因微生物、pH、水分活性、要求さ
れる保存温度、保存期間などに応じて、適宜二つないし
三つの、時にはそれ以上の物質を組み合わせて使用する
ことができる。例えば、本発明の抽出物とプロタミンを
組み合わせ使用するときには、この他に酢酸もしくは乳
酸、さらにはグリシンを配合すると、多くの肉製品、例
えばソーセージ、ハムまたは蒲鉾類の保存期間を延長す
ることができるととに、微生物的な安定性を向上させる
ことができる。
【0028】本発明の抗菌剤の適用製品として、具体的
には、食品包装材、食品保存容器、チューインガム、チ
ューイングゼリー、コーヒー飲料等の食品、ドッグフー
ド、キャットフード等の飼料が挙げられる。本発明の抽
出物を食品に使用するに当たっては、食品中の食塩濃度
と効果の関係に注意することが必要であり、食塩濃度が
比較的高いと効果が大きい。このような場合、特に乳酸
ナトリウムやリンゴ酸ナトリウムとの併用、ならびに数
%以下(食品中)のアルコール類を組み合わせると、絶
大な保存効果を得ることができる。このような時に、さ
らにリゾチームもしくはポリリジンの併用によりさらに
効果を高めることができる。
【0029】本発明の抽出物は、一般に熱に対して極め
て安定であり、食品を加熱することによって生存してい
る菌数を減らし、さらに本発明の抽出物を含有する保存
剤を使用することによって、効果的に保存性を高めるこ
とが出来る。このような保存剤としては、クエン酸ナト
リウム、乳酸ナトリウム、重合リン酸塩類、糖などを併
用することが好ましい。
【0030】
【実施例】次に、実施例を挙げ本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれら実施例に何ら制約されるもので
はない。
【0031】実施例1抽出物の調製 上記に記載したインドネシアの民間伝承薬として用いら
れている植物の実や葉などの粉砕物100gに対して50%
エタノール水溶液1000mlに浸漬し、時折撹拌しながら7
日間室温に放置した。濾過によって抽出液を採取し、こ
の抽出液を減圧乾燥後、水に溶解し凍結乾燥した。この
凍結乾燥標品を以下の実験に用いた。以下に示す表1
に、抽出効率(%)、即ち、抽出に用いた植物の実や葉
などの粉砕物の乾燥重量に対する、得られた凍結乾燥標
品の重量割合いを示した。
【0032】実施例2抗菌活性の測定 食品汚染細菌の一つであるEscherichia coli AB1157UV
株を用いた細菌運動画像解析法(バイオサインスとイン
ダストリー, 54 (4) p.39-40)により殺菌作用を調査し
た。LB培地でEscherichia coli AB1157UV株を培養し、
細胞濃度が約OD650=0.3〜0.6程度の最も運動性の高い細
胞を使用した。上記により調製した抽出物を50%エタノ
ールに溶解し、上記の培養液に抽出物濃度が100μg/ml
になるように添加した。このときの培養液中のエタノー
ル濃度は0.5%であり、運動速度には影響のないことが
確かめられている。これを軽く攪拌し、細胞の運動をC
CDカメラにて観察しコンピューターにとりこみ画像解
析装置において細胞の運動速度を計測した。抽出物を加
えない対照の細胞の運動速度は38〜40μm/sであり、そ
の運動性を半減させた薬剤を抗菌活性の高い薬剤である
と判定した。なお、陽性コントロールとしては、よく使
用される抗菌剤である安息香酸ナトリウム50μMを用い
た。陰性コントロールとしては、培地のみを用いた。平
均運動速度と非運動細胞率の結果を表1に示した。表1
から明らかな如く、Adenostemma laveniaの全草抽出物
をはじめ45種の抽出物にEscherichia coli菌に対する抗
菌活性があることが明らかになった。
【0033】 表1 ──────────────────────────────────── 植物の学名 抽出部位 抽出効率 非運動細 (%) 細菌運動 胞率(%) 速度(um/s) ──────────────────────────────────── Adenostemma lavenia(L.)O.K. 全草 13 11.7 27.3 Alpinia galanga (L.)Swarts 根茎 6 9.8 73.3 Alstonia sp. 葉 7 22.8 22.6 Andrographis paniculata Nees. 全草 8 18.2 39.0 Artocarpus heterophyllus 葉 7 13.0 58.3 Averrhoa bilimbi L. 葉 11 11.3 66.7 Baeckea frutescens Linn. 葉 13 10.0 85.7 Borreria articularis(L.f.)F.N.Williams葉 7 14.0 77.8 Boswellia sp. 樹液 12 12.0 77.8 Carthamus tinctorius L. 花 5 16.0 0.0 Cinnamomum cassia Nees ex Bl. 実 9 16.0 0.0 Curcuma aeruginosa Roxb. 根茎 6 15.4 60.0 Curcuma xanthorrhiza Roxb. 根茎 7 9.0 90.0 Elephantops scaber L. 葉 3 14.5 53.8 Equisetum debile Roxb. 茎 7 17.7 33.3 Garcinia mangostana L. 果皮 1 14.0 30.0 Glycyrrhiza glabra L. 茎・根 20 18.6 0.0 Gonystylus bancanus Baill. 木部 16 18.2 0.0 Graptophyllum pictum (L.) Griff 全草 56 10.0 91.7 Indigofera sp. 葉 5 11.0 55.6 Jatropa curcas L. 葉(全草) 3 10.5 55.6 Lantana camara Linn. 葉 6 11.0 60.0 Lippia triphylla L. 枝 5 14.1 27.3 Melaleuca leucadendron L. 実 4 11.0 92.9 Mesua ferrea 花 16 9.0 88.9 Minthostachys setosa 全草 13 10.0 70.0 Morinda citrifolia L. 葉 5 11.2 44.4 Moringa oleifera Lamk. 茎・葉 5 13.5 55.6 Myrtisica fragrans Houtt. 葉 5 18.0 66.7 Ocimum sanctum L. 全草 5 11.0 50.0 Orthosiphon aristatus (Bl.)Miq. 全草 6 10.5 66.7 Parkia biglobosa Auct. non Bth. 種子 4 19.5 0.0 Peunus boldus 葉 20 10.0 66.7 Phyllanthus niruri L. 全草 4 14.9 30.0 Piper angustifolium 葉 13 11.8 45.5 Pogostemon cablin(Blanco)Bth. 茎・葉 6 10.0 66.7 Schinus molle 葉 9 12.0 55.6 Sericocalyx crispus Bremeh. 枝 7 16.0 30.0 Tinospora crispa Miers. 葉 9 15.5 80.0 Toona (Cedrela) sureni(BL.)Merr. 葉 5 14.2 40.0 Urena lobata L. 全草 5 7.5 70.0 Usnea spp. 全草 13 11.0 87.5 Usnea spp. 全草 7 10.5 60.0 Valeriana officinalis 根 18 12.0 88.9 Vitex trifolia L. 葉 9 12.0 40.0 陽性コントロール(安息香酸ナトリウム) 16.6 6.0 陰性コントロール(倍地のみ) 42.7 0.0 ────────────────────────────────────
【0034】実施例3 本発明の抗菌剤をハンバーグに配合した。その材料構成
を表2に示す。
【0035】 表2 ────────────────────────── 材料配合量 ────────────────────────── たまねぎ(みじん切り) 200g バター 大さじ1杯 食パン 1/2枚 牛乳 大さじ1.5杯 合びき肉 300g 溶き卵 1/2個 粉チーズ 大さじ1杯 塩小さじ 2/3杯 こしょう 少々 サラダ油 大さじ1杯 本発明の抽出物 0.2g ──────────────────────────
【0036】実施例4 本発明の抗菌剤をカスタードクリームに配合した。その
材料構成を第3表に示す。
【0037】 表3 ────────────────────────── 材料配合量 ────────────────────────── 薄力粉 大さじ2杯コーンスターチ 大さじ2杯 砂糖 100g 牛乳 400ml 卵黄 4個分ハ゛ター 大さじ4杯ハ゛ニラエッセンス 少々ラム 酒 小さじ1杯 本発明の抽出物 0.2g ──────────────────────────
【0038】実施例5 本発明の抗菌剤を化粧品(乳液)に配合した。処方を表
4に示す。
【0039】 表4 ───────────────────────────────── 材料配合量 ───────────────────────────────── ステアリン酸 1.5g セタノール 0.15g モノステアリン酸グリセリン 1g スクワラン 2g モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 1.2g モノステアリン酸ソルビタン 0.45g 流動パラフィン 0.1g 香料 0.05g 1,3ブチレングリコール 2g 精製水 89ml 本発明の抽出物 0.02g ─────────────────────────────────
【0040】実施例6 コーヒー飲料の製造:常法に従い、表5の配合により製
造した。
【0041】 表5 ──────────────────────────────── 成分 分量(%) ──────────────────────────────── インスタントコーヒー 1.7 グラニュー糖 5.0 本発明の抽出物 0.05 水(又は湯) 適量 ──────────────────────────────── 合計 100.0 ────────────────────────────────
【0042】実施例7 チューインガムの製造:常法に従い、表6の配合により
製造した。
【0043】 表6 ──────────────────────────────── 成分 分量(%) ──────────────────────────────── ガムベース 31.6 グラニュー糖 62.5 グリセリン 0.8 クエン酸 1.0 ショ糖パルミテート 1.0 リン酸3カルシウム 2.0 本発明の抽出物 0.1 香料 1.0 ──────────────────────────────── 合計 100.0 ────────────────────────────────
【0044】実施例8 ドッグフードの製造:常法に従い、表7の配合物100
重量部に対し水40重量部を加え150℃、スクリュー
圧縮比1:3でエクストルダーにより押し出し成形し
た。
【0045】 表7 ──────────────────────────────── 成分 分量(%) ──────────────────────────────── 小麦粉 30.0 コーンフラワー 15.0 大豆粉 15.0 ミートミール 20.0 砂糖 5.0 牛脂 5.0 食塩 1.0 リン酸カルシウム 1.5 ソルビン酸カリウム 0.3 香料 0.6 本発明の抽出物 0.1 プロピレングリコール 6.5 ──────────────────────────────── 合計 100.0 ────────────────────────────────
【0046】
【発明の効果】本発明により、広範な食品の保存性を高
めることができ、天然物に由来し、安全性の高い、しか
も食品の品質を損うことのない食品用保存剤として特に
有用な抗菌剤が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土戸 哲明 大阪府高槻市岡本町62−17 Fターム(参考) 4B021 MC01 MK01 MK02 MK05 MP01 4C083 AA111 AA112 AB051 AB292 AC022 AC072 AC101 AC121 AC122 AC242 AC422 AC442 AD092 AD222 BB48 CC05 DD21 DD31 FF01 4C088 AB12 AB14 AB15 AB21 AB23 AB26 AB34 AB59 AB81 AC01 AC03 AC04 AC05 AC13 BA06 BA09 BA10 CA04 CA05 CA06 CA10 MA07 NA14 ZB35 4H011 AA01 AA02 BB22 DA13 DC11 DD07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学名:Adenostemma lavenia (L.) O.K.
    インドネシア名(Legetan warak) 学名:Andrographis paniculata Nees.インドネシア名
    (Sambi boto) 学名:Artocarpus heterophyllusインドネシア名(Daun
    sukun) 学名:Averrhoa bilimbi L.インドネシア名(Belimbing
    wuluh) 学名:Borreria articularis (L.f.)F.N. Williamsイン
    ドネシア名(Gempur batu) 学名:Boswellia sp.インドネシア名(Menyan arab) 学名:Curcuma aeruginosa Roxb.インドネシア名(Temu
    item) 学名:Indigofera sp.インドネシア名(Nilo) 学名:Lantana camara Linn.インドネシア名(Tembelek
    an) 学名:Lippia triphylla Lインドネシア名(Cedron) 学名:Mesua ferreaインドネシア名(Sari kurung) 学名:Minthostachys setosaインドネシア名(Muna) 学名:Moringa oleifera Lamk.インドネシア名(Kelo
    r) 学名:Parkia biglobosa Auct. non Bth.インドネシア
    名(Kedawung) 学名:Peunus boldusインドネシア名(Boldo) 学名:Piper angustifoliumインドネシア名(Matico) 学名:Schinus molleインドネシア名(Molle) 学名:Sericocalyx crispus Bremeh.インドネシア名(K
    eji beling) 学名:Tinospora crispa Miers.インドネシア名(Daun
    brotowali) 及び 学名:Valeriana officinalisインドネシア名(Valeria
    na) からなる群より選ばれる少なくとも一種以上の植物の溶
    媒抽出物、あるいは炭酸ガスを使用する超臨界抽出法に
    より抽出された抽出物を有効成分として含有することを
    特徴とする抗菌剤。
  2. 【請求項2】 学名:Adenostemma lavenia (L.) O.K.
    インドネシア名(Legetan warak)の全草 学名:Andrographis paniculata Nees.インドネシア名
    (Sambi boto)の全草 学名:Artocarpus heterophyllusインドネシア名(Daun
    sukun)の葉 学名:Averrhoa bilimbi L.インドネシア名(Belimbing
    wuluh)の葉 学名:Borreria articularis (L.f.)F.N. Williamsイン
    ドネシア名(Gempur batu)の葉 学名:Boswellia sp.インドネシア名(Menyan arab)の
    樹液 学名:Curcuma aeruginosa Roxb.インドネシア名(Temu
    item)の根茎 学名:Indigofera sp.インドネシア名(Nilo)の葉 学名:Lantana camara Linn.インドネシア名(Tembelek
    an)の葉 学名:Lippia triphylla Lインドネシア名(Cedron)の
    枝 学名:Mesua ferreaインドネシア名(Sari kurung)の
    花 学名:Minthostachys setosaインドネシア名(Muna)の
    全草 学名:Moringa oleifera Lamk.インドネシア名(Kelo
    r)の茎・葉 学名:Parkia biglobosa Auct. non Bth.インドネシア
    名(Kedawung)の種子 学名:Peunus boldusインドネシア名(Boldo)の葉 学名:Piper angustifoliumインドネシア名(Matico)
    の葉 学名:Schinus molleインドネシア名(Molle)の葉 学名:Sericocalyx crispus Bremeh.インドネシア名(K
    eji beling)の枝 学名:Tinospora crispa Miers.インドネシア名(Daun
    brotowali)の葉 及び 学名:Valeriana officinalisインドネシア名(Valeria
    na)の根 からなる群より選ばれる少なくとも一種以上の植物体の
    溶媒抽出物あるいは超臨界抽出法による抽出物を有効成
    分として用いる、請求項1の抗菌剤。
  3. 【請求項3】 学名:Adenostemma lavenia (L.) O.K.
    インドネシア名(Legetan warak) 学名:Alpinia galanga (L.)Swartsインドネシア名(Le
    nkuas kering) 学名:Alstonia sp.インドネシア名(Dulang) 学名:Andrographis paniculata Nees.インドネシア名
    (Sambi boto) 学名:Artocarpus heterophyllusインドネシア名(Daun
    sukun) 学名:Averrhoa bilimbi L.インドネシア名(Belimbing
    wuluh) 学名:Baeckea frutescens Linn.インドネシア名(Jung
    rahab) 学名:Borreria articularis (L.f.)F.N. Williamsイン
    ドネシア名(Gempur batu) 学名:Boswellia sp.インドネシア名(Menyan arab) 学名:Carthamus tinctorius L.インドネシア名(Kemba
    ng pulu) 学名:Cinnamomum cassia Nees ex Bl.インドネシア名
    (Kembang lawang) 学名:Curcuma aeruginosa Roxb.インドネシア名(Temu
    item) 学名:Curcuma xanthorrhiza Roxb.インドネシア名(La
    wak kering) 学名:Elephantops scaber L. (Elephantopi Foliun)イ
    ンドネシア名(Tatub bumi) 学名:Equisetum debile Roxb.インドネシア名(Greges
    otot ) 学名:Garcinia mangostana L.インドネシア名(Manggi
    s) 学名:Glycyrrhiza glabra L.インドネシア名(Kayu le
    gi) 学名:Gonystylus bancanus Baill.インドネシア名(Ka
    yu garu) 学名:Graptophyllum pictum (L.) Griffインドネシア
    名(Daum wungu) 学名:Indigofera sp.インドネシア名(Nilo) 学名:Jatropa curcas L.インドネシア名(Daun jarak
    kosta) 学名:Lantana camara Linn.インドネシア名(Tembelek
    an) 学名:Lippia triphylla Lインドネシア名(Cedron) 学名:Melaleuca leucadendron L.インドネシア名(Mer
    ica bolong) 学名:Mesua ferreaインドネシア名(Sari kurung) 学名:Minthostachys setosaインドネシア名(Muna) 学名:Morinda citrifolia L.インドネシア名(Daun pa
    ce) 学名:Moringa oleifera Lamk.インドネシア名(Kelo
    r) 学名:Myrtisica fragrans Houtt.インドネシア名(Gon
    dopuro) 学名:Ocimum sanctum L.インドネシア名(Kemangi hut
    an) 学名:Orthosiphon aristatus (Bl.)Miq.インドネシア
    名(Kumis kucing) 学名:Parkia biglobosa Auct. non Bth.インドネシア
    名(Kedawung) 学名:Peunus boldusインドネシア名(Boldo) 学名:Phyllanthus niruri L.インドネシア名(Menira
    n) 学名:Piper angustifoliumインドネシア名(Matico) 学名:Pogostemon cablin(Blanco)Bth.インドネシア名
    (Dilem) 学名:Schinus molleインドネシア名(Molle) 学名:Sericocalyx crispus Bremeh.インドネシア名(K
    eji beling) 学名:Tinospora crispa Miers.インドネシア名(Daun
    brotowali) 学名:Toona (Cedrela) sureni (BL.)Merr.インドネシ
    ア名(Suren) 学名:Urena lobata L.インドネシア名(Pulutan) 学名:Usnea spp.インドネシア名(Akar angin) 学名:Usnea spp.インドネシア名(Kayu angin) 学名:Valeriana officinalisインドネシア名(Valeria
    na) 及び 学名:Vitex trifolia L.インドネシア名(Legundi) からなる群より選ばれる少なくとも一種以上の植物の溶
    媒抽出物、あるいは炭酸ガスを使用する超臨界抽出法に
    より抽出された抽出物を有効成分として含有し、食品汚
    染細菌であるEscherichia coli; 食品等の微生物災害を
    引き起こす耐熱性有芽胞細菌であるBacillus polymyxa,
    Bacillus subtilis, Bacillus licheniformis, Bacill
    us acidoterrestris, Bacillus coagulans, Bacillus m
    egaterium,Sporolactobacillus inulinus, Sporosarcin
    aureae, Bacillus cycloheptanicus, Clostridium ther
    moaceticum, Clostridium thermosaccharolyticum; 食
    中毒細菌であるブドウ球菌(Staphylococcus aureus),
    ウエルシュ菌(Clostridiumperfringens), セレウス菌
    (Bacillus cereus), リステリア菌(Listeria monocyt
    ogenes),ボツリヌス菌(Clostridium botulinum); 食品
    ・化粧品・医薬部外品などにおける変敗菌であるLeucon
    ostoc mesenteroides, Desulfotomaculum nigrificans,
    Enterococcus faecalis; 医療現場における感染症起因
    菌である抗生物質耐性ブドウ球菌(MRSA), Clostridium
    difficile, Clostridium sporogens, Streptococcus p
    yogenes;あるいは植物病原性細菌であるClavibacter mi
    chiganensisに対して有効な抗菌剤。
  4. 【請求項4】 学名:Adenostemma lavenia (L.) O.K.
    インドネシア名(Legetan warak)の全草 学名:Alpinia galanga (L.)Swartsインドネシア名(Le
    nkuas kering)の根茎 学名:Alstonia sp.インドネシア名(Dulang)の葉 学名:Andrographis paniculata Nees.インドネシア名
    (Sambi boto)の全草 学名:Artocarpus heterophyllusインドネシア名(Daun
    sukun)の葉 学名:Averrhoa bilimbi L.インドネシア名(Belimbing
    wuluh)の葉 学名:Baeckea frutescens Linn.インドネシア名(Jung
    rahab)の葉 学名:Borreria articularis (L.f.)F.N. Williamsイン
    ドネシア名(Gempur batu)の葉 学名:Boswellia sp.インドネシア名(Menyan arab)の
    樹液 学名:Carthamus tinctorius L.インドネシア名(Kemba
    ng pulu)の花 学名:Cinnamomum cassia Nees ex Bl.インドネシア名
    (Kembang lawang)の実 学名:Curcuma aeruginosa Roxb.インドネシア名(Temu
    item)の根茎 学名:Curcuma xanthorrhiza Roxb.インドネシア名(La
    wak kering)の根茎 学名:Elephantops scaber L. (Elephantopi Foliun)イ
    ンドネシア名(Tatub bumi)の葉 学名:Equisetum debile Roxb.インドネシア名(Greges
    otot )の茎 学名:Garcinia mangostana L.インドネシア名(Manggi
    s)の果皮 学名:Glycyrrhiza glabra L.インドネシア名(Kayu le
    gi)の茎・根 学名:Gonystylus bancanus Baill.インドネシア名(Ka
    yu garu)の木部 学名:Graptophyllum pictum (L.) Griffインドネシア
    名(Daum wungu)の全草 学名:Indigofera sp.インドネシア名(Nilo)の葉 学名:Jatropa curcas L.インドネシア名(Daun jarak
    kosta)の葉(全草) 学名:Lantana camara Linn.インドネシア名(Tembelek
    an)の葉 学名:Lippia triphylla Lインドネシア名(Cedron)の
    枝 学名:Melaleuca leucadendron L.インドネシア名(Mer
    ica bolong)の実 学名:Mesua ferreaインドネシア名(Sari kurung)の
    花 学名:Minthostachys setosaインドネシア名(Muna)の
    全草 学名:Morinda citrifolia L.インドネシア名(Daun pa
    ce)の葉 学名:Moringa oleifera Lamk.インドネシア名(Kelo
    r)の茎・葉 学名:Myrtisica fragrans Houtt.インドネシア名(Gon
    dopuro)の葉 学名:Ocimum sanctum L.インドネシア名(Kemangi hut
    an)の全草 学名:Orthosiphon aristatus (Bl.)Miq.インドネシア
    名(Kumis kucing)の全草 学名:Parkia biglobosa Auct. non Bth.インドネシア
    名(Kedawung)の種子 学名:Peunus boldusインドネシア名(Boldo)の葉 学名:Phyllanthus niruri L.インドネシア名(Menira
    n)の全草 学名:Piper angustifoliumインドネシア名(Matico)
    の葉 学名:Pogostemon cablin(Blanco)Bth.インドネシア名
    (Dilem)の茎・葉 学名:Schinus molleインドネシア名(Molle)の葉 学名:Sericocalyx crispus Bremeh.インドネシア名(K
    eji beling)の枝 学名:Tinospora crispa Miers.インドネシア名(Daun
    brotowali)の葉 学名:Toona (Cedrela) sureni (BL.)Merr.インドネシ
    ア名(Suren)の葉 学名:Urena lobata L.インドネシア名(Pulutan)の全
    草 学名:Usnea spp.インドネシア名(Akar angin)の全草 学名:Usnea spp.インドネシア名(Kayu angin)の全草 学名:Valeriana officinalisインドネシア名(Valeria
    na)の根 及び 学名:Vitex trifolia L.インドネシア名(Legundi)の
    葉 からなる群より選ばれる少なくとも一種以上の植物体の
    溶媒抽出物あるいは超臨界抽出法による抽出物を有効成
    分として用いる、請求項3の抗菌剤。
  5. 【請求項5】 有効成分として植物あるいは植物体の溶
    媒抽出物を含有する、請求項1から4のいずれかの抗菌
    剤。
  6. 【請求項6】 溶媒が水、メタノール、エタノール、プ
    ロピレングリコール及び1, 3−ブチレングリコールか
    らなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1か
    ら5のいずれかの抗菌剤。
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