JP2000228403A - アルミ配線の形成方法 - Google Patents

アルミ配線の形成方法

Info

Publication number
JP2000228403A
JP2000228403A JP11028498A JP2849899A JP2000228403A JP 2000228403 A JP2000228403 A JP 2000228403A JP 11028498 A JP11028498 A JP 11028498A JP 2849899 A JP2849899 A JP 2849899A JP 2000228403 A JP2000228403 A JP 2000228403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum wiring
forming
aluminum
silicon
insulating layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11028498A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Okuto
崇史 奥戸
Naomasa Oka
直正 岡
Atsushi Ogiwara
淳 荻原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP11028498A priority Critical patent/JP2000228403A/ja
Publication of JP2000228403A publication Critical patent/JP2000228403A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミ配線表面に析出されるシリコンノジュ
ールを低減できるアルミ配線の形成方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板1の一主表面に絶縁層2を形
成する工程と、絶縁層2上にスパッタリングによりシリ
コンを含むアルミ配線3を形成する工程と、絶縁層2及
びアルミ配線3の上にパッシベーション膜4を形成する
工程とを有するアルミ配線の形成方法において、アルミ
配線3形成のためのスパッタリング以降の工程の熱履歴
を380℃から400℃になるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板上にア
ルミ配線を形成するアルミ配線の形成方法に関するもの
である。
【従来の技術】従来のアルミ配線の形成方法は、図4に
示すように、単結晶シリコン基板等の半導体基板1の一
主表面上に、熱酸化膜等の絶縁膜2を形成し、マスクを
用いてエッチングすることにより開口部21を形成する
(図4(a))。次に、絶縁膜2上にアルミ−シリコン
合金あるいはアルミ−シリコン−銅合金からなるアルミ
配線層3をスパッタリングにより形成する。その後、4
40℃の環境下でアルミシンターを行うことにより、ア
ルミを結晶化させ、さらに、配線用マスクを用いて配線
パターン形成を行う(図4(b))。次に、415℃の
環境下で常圧CVDによりパッシベーション膜4を堆積
し、パッド用マスクを用いてパッド開口を行う(図4
(c))。このようにして形成されたアルミ配線は、ア
ルミ配線層3に、数%のシリコンが含まれているので、
シリコンを含まずアルミのみの配線の場合に発生したア
ルミスパイク31(図6に示す)の発生を抑えることが
できるという利点があった。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
実装形態がワイヤボンディング実装からベアチップ実装
へと変化してきたことにより、アルミ配線3の表面状態
が注目されるようになってきている。そこで、上述のよ
うなアルミ配線の形成方法では、図5に示すように、ア
ルミ配線3のパッド表面32でのシリコンノジュール
(シリコン粒)33が析出される。つまり、図4(b)
に示したアルミシンターの工程でシリコンノジュール3
3が析出され、図4(c)に示した常圧CVDの工程で
シリコンノジュール33が増加するとともに成長するの
である。このシリコンノジュールの析出がアルミ配線3
の表面状態を悪くさせるという点で問題となっている。
本発明は、上記の点に鑑みてなしたものであり、その目
的とするところは、アルミ配線表面に析出されるシリコ
ンノジュールを低減できるアルミ配線の形成方法を提供
することにある。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
半導体基板の一主表面に絶縁層を形成する工程と、該絶
縁層上にスパッタリングによりシリコンを含むアルミ配
線を形成する工程と、前記絶縁層及びアルミ配線の上に
パッシベーション膜を形成する工程とを有するアルミ配
線の形成方法において、前記アルミ配線形成のためのス
パッタリング以降の工程の熱履歴を380℃から400
℃になるようにしたことを特徴とするものである。請求
項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記
アルミ配線を形成する工程の次に、前記アルミ配線の表
面にシリコンを含まないアルミ配線を形成する工程を付
加したことを特徴とするものである。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に
係るアルミ配線の形成方法を示す工程図である。本実施
形態では、まず、単結晶シリコン基板等の半導体基板1
の一主表面上に、熱酸化膜等の絶縁膜2を形成し、マス
クを用いてエッチングすることにより開口部21を形成
する(図1(a))。次に、絶縁膜2上に例えばシリコ
ンを1%含んだアルミ−シリコン合金からなるアルミ配
線層3をスパッタリングにより約2μmの厚さに形成す
る。その後、窒素−水素(15%)の混合ガスを用い
て、400℃の環境下でアルミシンターを行うことによ
り、アルミを結晶化させ、さらに、配線用マスクを用い
て配線パターン形成を行う(図1(b))。次に、40
0℃の環境下で常圧CVDによりパッシベーション膜4
を堆積し、パッド用マスクを用いてパッド開口を行う
(図1(c))。本実施形態におけるアルミ配線3のパ
ッド表面32は、図2に示すように、シリコンノジュー
ルの析出がかなり減少されている。本実施形態によれ
ば、図1(b)に示したアルミシンターの工程では、従
来の方法より温度を下げて、400℃の環境下で行い、
図1(c)に示した常圧CVDの工程でも、従来の方法
より温度を下げて、400℃の環境下で行っているの
で、アルミ配線3のパッド表面32でのシリコンノジュ
ールの析出が発生しにくくなったのである。ここで、上
述の2つの工程の温度環境を380℃より下げると、膜
質の低下等が発生するので、380℃から400℃の温
度環境下(熱履歴)とするのが良い。つまり、上述のア
ルミシンター及び常圧CVDの工程のように、高温の温
度環境下で行う工程の温度をある程度下げることによ
り、アルミ配線3のパッド表面32でのシリコンノジュ
ールの析出を低減しているのである。図3は本発明の第
2の実施形態に係るアルミ配線の形成方法に係るアルミ
配線が形成された状態を示す断面図である。本実施形態
では、第1の実施形態の図1(b)に示した工程におい
て、アルミ配線層3をスパッタリングにより約2μmの
厚さに形成した状態で、アルミ配線層3の上に、さら
に、シリコンを含有しないアルミ配線5をスパッタリン
グにより約0.5μmの厚さに形成している。以降の工
程は、第1の実施形態と同じである。本実施形態によれ
ば、シリコンを含むアルミ配線層3の上にシリコンを含
まないアルミ配線層5を形成したので、アルミ配線層3
の表面にシリコンノジュールが析出しても、ベアチップ
実装等の際に問題になるアルミ配線層5表面にはシリコ
ンノジュールは析出しない。
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、半導体基板の一主表面に絶縁層を形成する工程
と、該絶縁層上にスパッタリングによりシリコンを含む
アルミ配線を形成する工程と、前記絶縁層及びアルミ配
線の上にパッシベーション膜を形成する工程とを有する
アルミ配線の形成方法において、前記アルミ配線形成の
ためのスパッタリング以降の工程の熱履歴を380℃か
ら400℃になるようにしたので、、アルミ配線表面に
析出されるシリコンノジュールを低減できるアルミ配線
の形成方法が提供できた。請求項2記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明において、前記アルミ配線を形
成する工程の次に、前記アルミ配線の表面にシリコンを
含まないアルミ配線を形成する工程を付加したので、シ
リコンノジュールの析出がさらに低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るアルミ配線の形
成方法を示す工程図である。
【図2】同上に係るアルミ配線の平面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るアルミ配線の形
成方法に係るアルミ配線が形成された状態を示す断面図
である。
【図4】従来例に係るアルミ配線の形成方法を示す工程
図である。
【図5】同上に係るアルミ配線の平面図である。
【図6】他の従来例に係るアルミ配線の形成方法に係る
アルミ配線が形成された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 絶縁膜 3 アルミ配線層 4 パッシベーション膜 5 アルミ配線層 21 開口部 31 アルミスパイク 32 パッド表面 33 シリコンノジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荻原 淳 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4M104 BB03 DD37 DD79 EE06 FF13 HH06 5F033 HH09 JJ01 JJ09 MM05 PP15 QQ73 SS12 VV07 WW03 XX00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の一主表面に絶縁層を形成す
    る工程と、該絶縁層上にスパッタリングによりシリコン
    を含むアルミ配線を形成する工程と、前記絶縁層及びア
    ルミ配線の上にパッシベーション膜を形成する工程とを
    有するアルミ配線の形成方法において、前記アルミ配線
    形成のためのスパッタリング以降の工程の熱履歴を38
    0℃から400℃になるようにしたことを特徴とするア
    ルミ配線の形成方法。
  2. 【請求項2】 前記アルミ配線を形成する工程の次に、
    前記アルミ配線の表面にシリコンを含まないアルミ配線
    を形成する工程を付加したことを特徴とする請求項1記
    載のアルミ配線の形成方法。
JP11028498A 1999-02-05 1999-02-05 アルミ配線の形成方法 Pending JP2000228403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11028498A JP2000228403A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 アルミ配線の形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11028498A JP2000228403A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 アルミ配線の形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000228403A true JP2000228403A (ja) 2000-08-15

Family

ID=12250347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11028498A Pending JP2000228403A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 アルミ配線の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000228403A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002299346A (ja) * 2001-04-02 2002-10-11 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置の製造方法
US9437700B2 (en) 2014-03-26 2016-09-06 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho Semiconductor device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002299346A (ja) * 2001-04-02 2002-10-11 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置の製造方法
US9437700B2 (en) 2014-03-26 2016-09-06 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho Semiconductor device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2800788B2 (ja) 半導体装置の製造方法
CN1125484C (zh) 在半导体芯片上形成保护层的方法
JP2000228403A (ja) アルミ配線の形成方法
JPH06204170A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US6699789B2 (en) Metallization process to reduce stress between Al-Cu layer and titanium nitride layer
JP2001007112A (ja) アルミ配線の形成方法
JPH05308057A (ja) 半導体装置の製造方法
JP4207284B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000286264A (ja) アルミ配線の形成方法
JPH09306912A (ja) 半導体素子の配線形成方法
JPH07263553A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH09148328A (ja) 半導体装置の製造方法
US20050136664A1 (en) Novel process for improved hot carrier injection
JPH11297699A (ja) 拡散バリア層およびその製造方法
JPS62291146A (ja) 半導体装置の製造方法
KR100342826B1 (ko) 반도체소자의베리어금속층형성방법
JPH01200651A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH07307308A (ja) 成膜方法およびそれを用いた半導体集積回路装置の製造方法
JP3018602B2 (ja) ドライエッチング方法
JPS6130054A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2001156023A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04359431A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05152280A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6251243A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH07142485A (ja) アルミニウム系配線の形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20040924

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061204

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20070123

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20070307

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070612