JP2000227921A - デ―タ検索方法、装置および記録媒体 - Google Patents

デ―タ検索方法、装置および記録媒体

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JP2000227921A
JP2000227921A JP11029297A JP2929799A JP2000227921A JP 2000227921 A JP2000227921 A JP 2000227921A JP 11029297 A JP11029297 A JP 11029297A JP 2929799 A JP2929799 A JP 2929799A JP 2000227921 A JP2000227921 A JP 2000227921A
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bit
bitmap
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Yoshiro Nagata
善郎 永田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 論理演算や範囲指定を伴う検索であって
も、少ないメモリーで高速に検索可能なデータ検索方
法、装置およびデータ記憶媒体を提供することを課題と
する。 【解決手段】 入力された検索キーに従ってインデック
スを参照し、該当するキーに対応する総No.群を得る。
得られた総No.に対応するビット値をビットマップテー
ブルに与え、検索結果として保持する。ビットマップテ
ーブルに保持された検索結果に基づき、アドレステーブ
ルの総No.を参照して本文アドレスを得て、最終的に所
望の本文データを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データを検索する方
法、装置およびデータの記録媒体に関し、特に、少ない
メモリーで高速に検索を行うことが可能なデータ検索方
法、装置および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM等の記録媒体に格納された
膨大なデータの中から所望のデータを検索する場合、通
常、検索キーを入力し、この検索キーに基づいて関連す
るデータを抽出している。検索キーを入力して検索する
手法には、主にインデックス検索と全文検索がある。こ
のうち、より高速に検索を行うためには、インデックス
検索が適している。
【0003】インデックス検索は、数レベルに階層化さ
れたインデックステーブルを参照して、該当する検索キ
ーに対する本文データアドレスを抽出し、最終的にデー
タ領域にある本文データを検索する検索手法である。図
5にインデックス検索の一例を示す。図5の例は、人名
を検索キーとして検索を行ったものであり、文字数によ
り、1次インデックステーブル〜4次インデックステー
ブルの4階層のインデックス構造となっている。上位の
インデックステーブルの各キーは1つ下位のインデック
ステーブルの先頭のアドレスを有しており、最下位のイ
ンデックステーブルはそのキーを有する全本文データの
アドレスを有している。検索キーが入力されて、検索が
開始されると、各インデックステーブル上で、先頭から
インデックステーブル上のキーと検索キーとを比較し
て、“キー<検索キー”に該当する最大のキーを検索す
る。キーの大小の比較はJISコード等により行われ
る。
【0004】図5の例は、「たかはし」を検索キーとし
て検索した場合であるが、まず、1次インデックステー
ブルにおいて“た<たかはし”となるので、「た」が該
当するキーとなる。1次インデックステーブル上のキー
「た」とリンクされた2次インデックステーブル上で、
1次インデックステーブルと同様に、再びキーを比較検
索する。このように、各階層のインデックステーブルに
おいて検索を行い、最下位のn次インデックステーブル
により、本文データのアドレスを得て、データ領域より
目的とする本文データが得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のインデックス検索では、複数の検索キーによる論理
積(AND)、論理和(OR)等の論理演算を用いた検
索を行う場合、各検索キーによりヒットしたアドレス値
に対して演算処理をするので、検索ヒット数が多かった
り、検索キーが多い場合、多大な処理時間を要する。ま
た、期間の指定等の範囲検索の場合にも、各値毎に検索
結果のアドレス値を取得し、それに対して演算処理をす
るので、多大な処理時間を要する。本発明はこのような
点に鑑み、論理演算や範囲指定を伴う検索であっても、
少ないメモリーで高速に検索可能なデータ検索方法、装
置および記録媒体を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明では、複数の検索キーおよび
前記検索キー間の論理演算子を入力する工程と、入力さ
れた前記複数の検索キーの内、第1の検索キーに対応し
たビット値を第1のワークビットマップテーブルに与え
る工程と、前記第1の検索キーに演算子で関係付けられ
た第2の検索キーに対応したビット値を第2のワークビ
ットマップテーブルに与える工程と、前記第1のワーク
ビットマップテーブルの各ビット値と前記第2のワーク
ビットマップテーブルの各ビット値を入力された前記論
理演算子に従って論理演算する工程と、論理演算の結果
を結果保持ビットマップテーブルに書き込む工程と、前
記結果保持ビットマップテーブルのビット値に基づいて
アドレステーブルを参照する工程と、前記アドレステー
ブルに基づいてデータを取得する工程を有することを特
徴とする。請求項1に記載の発明では、第1の検索キ
ー、第2の検索キーに対応したビット値をそれぞれ別々
のワークビットマップテーブルに与え、各ワークビット
マップテーブルの各ビット値同士の論理演算を行い、そ
の結果に基づいてデータを取得するようにしたので、複
数の検索キーによる論理演算が必要な場合に、取得した
アドレス値に対して演算をする必要がなく、高速に検索
を行うことが可能になる。
【0007】請求項2に記載の発明では、複数の検索キ
ーおよび前記検索キー間の論理演算子を入力する工程
と、入力された前記複数の検索キーの内、第1の検索キ
ーに対応したビット値を結果保持ビットマップテーブル
に与える工程と、前記第1の検索キーに演算子で関係付
けられた第2の検索キーに対応したビット値をワークビ
ットマップテーブルに与える工程と、前記結果保持ビッ
トマップテーブルの各ビット値と前記ワークビットマッ
プテーブルの各ビット値を入力された前記論理演算子に
従って論理演算する工程と、論理演算の結果を前記結果
保持ビットマップテーブルに書き込む工程と、前記結果
保持ビットマップテーブルのビット値に基づいてアドレ
ステーブルを参照する工程と、前記アドレステーブルに
基づいてデータを取得する工程を有することを特徴とす
る。請求項2に記載の発明では、第1の検索キーを結果
保持ビットマップテーブルに与え、第2の検索キーに対
応したビット値をワークビットマップテーブルに与え、
各ビットマップテーブルの各ビット値同士の論理演算を
行い、その結果を結果保持ビットマップテーブルに与
え、この結果保持ビットマップテーブルの結果に基づい
てデータを取得するようにしたので、請求項1に記載の
発明と同様に、複数の検索キーによる論理演算が必要な
場合に、取得したアドレス値に対して演算をする必要が
なく、高速に検索を行うことが可能になると共に、1つ
のワークビットマップテーブルと1つの結果保持ビット
マップテーブルの最低2つのビットマップテーブルがあ
れば、演算が可能となり、メモリの使用量を大幅に削減
することが可能になる。
【0008】請求項3に記載の発明では、範囲情報を入
力する工程と、前記範囲情報の最初の値に対応したビッ
トをビットマップテーブル上で選択された状態にする工
程と、前記範囲情報の最後の値に対応したビットを前記
ビットマップテーブル上で選択された状態にする工程
と、前記ビットマップテーブル上の選択された状態のビ
ットに挟まれたビットを全て選択された状態にする工程
と、前記ビットマップテーブルのビット値に基づいてア
ドレステーブルを参照する工程と、前記アドレステーブ
ルに基づいてデータを取得する工程を有することを特徴
とする。請求項3に記載の発明では、入力された範囲の
最初の値と最後の値をビットマップテーブル上に記録
し、その間のビット値を全て選択された状態にするよう
にしたので、各値毎に検索して得られたアドレス値に対
して演算をする必要がなく、高速に検索を行うことが可
能になる。
【0009】請求項4に記載の発明では、検索対象のデ
ータが格納された記憶手段と、検索対象のデータ数以上
のビット数を有するビットマップテーブルを複数有する
メモリと、検索キーを入力する入力手段と、入力された
検索キーに基づいて前記ビットマップテーブルの値を変
化させると共に、ビットマップテーブル同士の論理演算
処理を行い、演算された結果に基づいてデータを抽出す
るデータ検索手段を有することを特徴とする。請求項4
に記載の発明では、メモリ内に複数のビットマップテー
ブルを有し、検索手段により、ビットマップテーブル同
士の演算処理を行い、演算結果に基づいてデータを抽出
するようにしたので、従来のように得られたアドレス値
に対して演算をする必要がなく、高速に検索を行うこと
が可能になる。
【0010】請求項5、6に記載の発明では、請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の方法を実行するプログ
ラムを記録媒体に記録するようにしたので、この記録媒
体を所望のコンピュータにセットして実行することによ
り、請求項4に記載のデータ検索装置となり、このデー
タ検索装置を利用して請求項1乃至請求項3のいずれか
に記載のデータ検索方法の実行が可能になる。
【0011】請求項7に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の方法を実行するプログラムと、検索
対象となるデータと、そのデータのアドレスを有するア
ドレステーブルに加え、検索キーに固有のビット値を有
するビットマップテーブルを記録媒体に記録するように
したので、この記録媒体を所望のコンピュータにセット
して実行することにより、請求項4に記載のデータ検索
装置となり、このデータ検索装置を利用して請求項1ま
たは請求項2に記載のデータ検索方法の実行が可能にな
ると共に、頻繁に使用される検索キーについては、あら
かじめ用意されたビットマップテーブルを参照して瞬時
に検索が可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。本発明のデータ検索
装置は図1に示すようにコンピュータ1とCD−ROM
駆動装置2、CD−ROM3、外部記憶装置4により実
現される。CD−ROM3には、検索される本文デー
タ、本文データの検索のために用いられるインデックス
テーブル、アドレステーブル、検索プログラムやインス
トールプログラム等の種々のプログラムが格納されてい
る。また、外部記憶装置4としては、主にハードディス
クが使用されるが、FD、MO等も使用可能である。さ
て、CD−ROM3をCD−ROM駆動装置2にセット
してインストールプログラムの起動指示を行うと、CD
−ROM3内のインストールプログラムにより、CD−
ROM3内の検索プログラム5が外部記憶装置4にイン
ストールされる。検索実行を指示すると、コンピュータ
1は外部記憶装置4から検索プログラム5をメモリ11
に読み出して実行を開始する。検索プログラム5は初期
化としてメモリ11内にワークビットマップテーブルA
と結果保持ビットマップテーブルBを作成する。ワーク
ビットマップテーブルA、結果保持ビットマップテーブ
ルBは共に、検索対象のデータ数以上のビットが一列に
並んだビットマップテーブルである。例えば、検索対象
の本文データの数が10000あるときは、ビット数も最低1
0000必要である。
【0013】次に、図1に示すデータ検索装置の処理動
作について図2の模式図を用いて説明する。図2に示す
データ検索の例では、インデックスを用いた従来と同様
の検索方法により、キーを抽出した後、本発明の特徴で
あるビットマップテーブルを介して本文データを検索し
ている。図2において、1次インデックステーブルから
n次インデックステーブルのインデックステーブル群、
アドレステーブル、本文データ群はCD−ROM3に記
憶されたものであり、ビットマップテーブルはコンピュ
ータ1のメモリ11に記憶されたワークビットマップテ
ーブルA、結果保持ビットマップテーブルBの2つを示
すものである。インデックステーブル群のうち、最下位
以外のインデックステーブルは従来と同様の形式である
が、最下位のインデックステーブルは、従来、本文デー
タのアドレスを有していたのとは異なり、アドレステー
ブルの総No.のアドレスを有している。また、アドレス
テーブルを別途設けたのも、従来とは異なるところであ
り、このアドレステーブルは本文データに1対1で対応
するNo.である総No.と本文データが格納されているアド
レスを示す本文アドレスが対応付けられて固定長の総N
o.データとして記録されたものであり、アドレステーブ
ル内の総No.データは番号順に記録されている。
【0014】図2の例では、検索キー「たかはし」にて
検索しているが、最下位インデックスでキー「たかは
し」が検索されるところまでは、従来と同じである。こ
こで、本発明による最下位インデックスの構造により、
キー「たかはし」に該当する総No.群が得られる。得ら
れた総No.は、アドレステーブルの総No.と1対1で対応
するものであるが、直接アドレステーブルに総No.群を
渡さずに、ビットマップテーブルを介する。ビットマッ
プテーブルのビット値の状態を図3を用いて説明する
と、検索開始時は、図3(a)に示すように、ワークビ
ットマップテーブルAは全てのビット値が「0」すなわ
ちOFFのクリアされた状態、結果保持ビットマップテ
ーブルBは全てのビット値が「1」すなわちONのセッ
トされた状態になる。図3では、斜線で網掛けされたビ
ットはON、空白のビットはOFFを示す。検索キーに
従って、インデックステーブル群を参照し、総No.群が
得られたら、ワークビットマップテーブルAの先頭ビッ
トから総No.と同じビット数目をONにする。図2に示
すように最下位インデックスにより、得られた総No.群
が「7、14、・・・、10001」であるとすると、図3
(b)に示すようにワークビットマップテーブルAの先
頭ビットから(図では、左側から)7ビット目、14ビッ
ト目、・・・、10001ビット目がONになる。この時点
で、依然として結果保持ビットマップテーブルBは図3
(b)に示す全てのビットがONの状態になっている。
次に、このワークビットマップテーブルAの各ビット値
と、結果保持ビットマップテーブルBの対応するビット
値のAND処理を行って、その結果を結果保持ビットマ
ップテーブルBに上書きする。結果保持ビットマップテ
ーブルBは検索開始時に初期値が全てのビットがONの
状態にセットされるので、最初はかならず、ワークビッ
トマップテーブルAの各ビット値とAND処理を行うよ
うにする。最初にAND処理を行うことにより、検索結
果が結果保持ビットマップテーブルBに反映されること
になる。その結果、ワークビットマップテーブルA、結
果保持ビットマップテーブルBは図3(c)に示す状態
になる。
【0015】次に、この結果保持ビットマップテーブル
のONになっているビットに対応する総No.をアドレス
テーブルから見つける。これは、アドレステーブル上の
各総No.データが固定長であり番号順に並んでいるた
め、容易に見つけることができる。アドレステーブルに
より得られた本文データのアドレスにより本文データが
得られる。
【0016】図3の例では、1つの検索キーによる検索
の流れを示したが、図3の例では、従来に比べて、ビッ
トマップテーブル、アドレステーブルの処理が増えるだ
けであり、検索の高速化には役立たない。本発明が有効
なのは、複数の検索キーによるAND検索またはOR検
索の場合である。2つの検索キーによるAND検索が行
われる場合、図2に示したような経過を辿り、1つ目の
検索キーによる検索結果が結果保持ビットマップテーブ
ルBに保持される。同時に、ワークビットマップテーブ
ルAがクリア(全てのビット値がOFF)され、それぞ
れのビットマップテーブルは図3(d)に示す状態にな
る。続いて、2つ目の検索キーを用いて、図2の例と同
様にインデックステーブルを経て、総No.群が得られ、
ワークビットマップテーブルAの対応するビットがON
にされる。この時点で両ビットマップテーブルは図3
(e)に示す状態になる。次に、ワークビットマップテ
ーブルAのビット値と、結果保持ビットマップテーブル
Bのビット値のAND処理が行われ、その結果が、結果
保持ビットマップテーブルBに保持される。この時点の
両ビットマップテーブルは図3(f)に示す状態にな
る。図3(f)に示す結果保持ビットマップテーブルB
が2つの検索キーのAND演算を行った結果となる。後
は、この結果保持ビットマップテーブルBを用いて、ア
ドレステーブルを参照し、本文データ群を得ることにな
る。OR検索の場合は、ワークビットマップテーブルA
のビット値と、結果保持ビットマップテーブルBのビッ
ト値のOR処理が行われ、その結果が、結果保持ビット
マップテーブルBに保持される。こうして結果保持ビッ
トマップテーブルBからアドレステーブルを参照するこ
とにより、容易にAND検索、OR検索を行うことが可
能になる。また、結果保持ビットマップテーブルBに保
持された検索結果を同サイズのビットマップテーブルと
して外部記憶装置4に登録することも可能である。この
とき、検索式と共に登録しておくか、識別し易い名前と
共に登録しておくと、次回同一の検索を行うときに便利
である。
【0017】また、本発明は範囲を指定した検索につい
ても効果的である。範囲検索を行う場合は、総No.を範
囲検索の検索キー順にして、アドレステーブルを作成し
ておく必要がある。例えば、日付による範囲検索を行う
場合は、アドレステーブル内の総No.を日付順にしてお
く必要がある。日付順のアドレステーブルを用いて「19
65年3月24日〜1998年3月25日」の範囲を検索キーとして
検索すると、まず、最初の日付「1965年3月24日」でイ
ンデックステーブルを用いて、該当する総No.を得て、
図2の例で説明したのと同様に、ワークビットマップテ
ーブルAの先頭ビットから総No.と同じビット数目をO
Nにする。このとき、ワークビットマップテーブルAは
図4(a)のようになる。続いて、指定範囲の最後の日
付「1998年3月25日」でインデックステーブルを用い
て、該当する総No.を得て、ワークビットマップテーブ
ルAの先頭ビットから総No.と同じビット数目をONに
する。このとき、ワークビットマップテーブルAは図4
(b)のようになる。次に、ワークビットマップテーブ
ルAのONになっているビットに挟まれているOFFの
ビットを全てONにする。これにより、ワークビットマ
ップテーブルAは図4(c)のようになる。
【0018】次に、このワークビットマップテーブルA
の各ビット値と、結果保持ビットマップテーブルBの対
応するビット値のAND処理を行って、その結果を結果
保持ビットマップテーブルBに上書きする。元の結果保
持ビットマップテーブルBは全てONになった状態であ
るので、上書きされた結果保持ビットマップテーブルB
は、ワークビットマップテーブルAの値がそのまま反映
される。次に、この結果保持ビットマップテーブルBの
ONになっているビットに対応する総No.をアドレステ
ーブルから見つける。これは、アドレステーブル上の各
総No.データが固定長であり日付順に並んでいるため、
容易に見つけることができる。アドレステーブルにより
得られた本文データのアドレスにより本文データが得ら
れる。
【0019】次に、予め検索キーに対応したビットマッ
プテーブルを有している場合について説明する。例え
ば、年代に関係なく「3月」に関係するデータを検索す
る場合、「3月」という検索キーが入力されると、CD
−ROMより予め用意されていた「3月」に固有のビッ
ト値を有するビットマップテーブルが読み込まれ、その
ビット値をワークビットマップテーブルAに書き込む。
そして、ワークビットマップテーブルAと結果保持ビッ
トマップテーブルBのビット値同士のAND処理を行
う。上述の例と同様に、AND処理により得られた結果
保持ビットマップテーブルBのデータに基づいて、所望
の本文データが得られる。このような日付以外にも、頻
繁に利用される可能性のある検索キーについては、対応
するビットマップテーブルを用意しておくと、複雑な演
算処理を行わずに、検索結果を得ることができる。対応
するビットマップテーブルを用意しておく場合は予めC
D−ROM3に記憶しておくのが望ましい。このような
頻繁に利用される検索キー固有のビット値を有するビッ
トマップテーブルは検索プログラム5の実行開始時にメ
モリ11に読み込まれる。そして、実際に対応する検索
キーが入力されて検索が指示されると、瞬時にメモリ1
1のビットマップテーブルのビット値をそっくりそのま
ま、ワークビットマップテーブルAに移動させて検索を
行う。
【0020】以上、本発明について、好適な実施形態を
用いて説明したが、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば、上記実施形態では、本装置のイ
ンデックステーブル群、アドレステーブル、本文データ
群は、CD−ROMに記憶された状態で利用されている
が、これらをコンピュータに接続された外部記憶装置に
記憶させて利用しても良い。また、インターネット等の
ネットワークを介して、検索手段、ビットマップテーブ
ルを有したメモリはユーザ端末側に有し、本文データ等
は、サーバ側に有して利用することも可能である。ま
た、上記実施形態では、ワークビットマップテーブルA
と結果保持ビットマップテーブルBをそれぞれ1つずつ
計2つのビットマップテーブルを用いたが、例えば、ワ
ークビットマップテーブル、結果保持ビットマップテー
ブルをそれぞれ2つ以上用意しておき、検索キー1つに
対して1つのワークビットマップテーブルを利用し、最
後に論理演算子に従って、AND処理、OR処理等を行
い、最終結果を結果保持ビットマップテーブルに書き込
むようにしても良い。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
各検索キーに対応したビット値をビットマップテーブル
に与え、ビットマップテーブルの各ビット値同士の論理
演算を行い、その結果に基づいてデータを取得するよう
にしたので、複数の検索キーによる論理演算が必要な場
合に、取得したアドレス値に対して演算をする必要がな
く、高速に検索を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ検索装置の一実施形態を示す構
成図である。
【図2】本発明のデータ検索方法の流れを示すデータ模
式図である。
【図3】ビットマップテーブルの変化の様子を示す図で
ある。
【図4】範囲検索実行時のワークビットマップテーブル
Aの変化の様子を示す図である。
【図5】従来のインデックスを用いたデータ検索方法の
流れを示すデータ模式図である。
【符号の説明】
1・・・コンピュータ 2・・・CD−ROM駆動装置 3・・・CD−ROM 4・・・外部記憶装置 5・・・検索プログラム 11・・・メモリ A・・・ワークビットマップテーブル B・・・結果保持ビットマップテーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の検索キーおよび前記検索キー間の
    論理演算子を入力する工程と、入力された前記複数の検
    索キーの内、第1の検索キーに対応したビット値を第1
    のワークビットマップテーブルに与える工程と、前記第
    1の検索キーに演算子で関係付けられた第2の検索キー
    に対応したビット値を第2のワークビットマップテーブ
    ルに与える工程と、前記第1のワークビットマップテー
    ブルの各ビット値と前記第2のワークビットマップテー
    ブルの各ビット値を入力された前記論理演算子に従って
    論理演算する工程と、論理演算の結果を結果保持ビット
    マップテーブルに書き込む工程と、前記結果保持ビット
    マップテーブルのビット値に基づいてアドレステーブル
    を参照する工程と、前記アドレステーブルに基づいてデ
    ータを取得する工程を有することを特徴とするデータ検
    索方法。
  2. 【請求項2】 複数の検索キーおよび前記検索キー間の
    論理演算子を入力する工程と、入力された前記複数の検
    索キーの内、第1の検索キーに対応したビット値を結果
    保持ビットマップテーブルに与える工程と、前記第1の
    検索キーに演算子で関係付けられた第2の検索キーに対
    応したビット値をワークビットマップテーブルに与える
    工程と、前記結果保持ビットマップテーブルの各ビット
    値と前記ワークビットマップテーブルの各ビット値を入
    力された前記論理演算子に従って論理演算する工程と、
    論理演算の結果を前記結果保持ビットマップテーブルに
    書き込む工程と、前記結果保持ビットマップテーブルの
    ビット値に基づいてアドレステーブルを参照する工程
    と、前記アドレステーブルに基づいてデータを取得する
    工程を有することを特徴とするデータ検索方法。
  3. 【請求項3】 範囲情報を入力する工程と、前記範囲情
    報の最初の値に対応したビットをビットマップテーブル
    上で選択された状態にする工程と、前記範囲情報の最後
    の値に対応したビットを前記ビットマップテーブル上で
    選択された状態にする工程と、前記ビットマップテーブ
    ル上の選択された状態のビットに挟まれたビットを全て
    選択された状態にする工程と、前記ビットマップテーブ
    ルのビット値に基づいてアドレステーブルを参照する工
    程と、前記アドレステーブルに基づいてデータを取得す
    る工程を有することを特徴とするデータ検索方法。
  4. 【請求項4】 検索対象のデータが格納された記憶手段
    と、前記検索対象のデータ数以上のビット数を有するビ
    ットマップテーブルを複数有するメモリと、検索キーを
    入力する入力手段と、入力された前記検索キーに基づい
    て前記ビットマップテーブルの値を変化させると共に、
    前記ビットマップテーブル同士の論理演算処理を行い、
    演算された結果に基づいてデータを抽出するデータ検索
    手段を有することを特徴とするデータ検索装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の方法を実行するプログラムが記録されていることを特
    徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 さらに、検索対象となるデータと、前記
    データのアドレスを有するアドレステーブルが記録され
    ていることを特徴とする請求項5に記載の記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2に記載の方法を
    実行するプログラムと、検索対象となるデータと、前記
    データのアドレスを有するアドレステーブルと、検索キ
    ーに固有のビット値を有するビットマップテーブルが記
    録されていることを特徴とする記録媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002189880A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Sharp Corp 情報発信支援方法および装置
KR100882864B1 (ko) * 2007-11-26 2009-02-10 한국전자통신연구원 디지털 포렌식 시스템을 위한 대용량 데이터 고속 검색시스템 및 방법
JP2014120080A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Fujitsu Ltd キーワード提示プログラム、キーワード提示方法及びキーワード提示装置
KR101847144B1 (ko) * 2016-10-20 2018-04-10 주식회사 한글과컴퓨터 자소 결합 코드를 이용한 단어 검색 장치 및 방법
JP2022502742A (ja) * 2018-09-19 2022-01-11 センシェア ゲーエムベーハー トライデータ構造ベースのデータベースのための効率的なインメモリマルチバージョン同時実行制御

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