JPS62182966A - 漢字入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は漢字を電子計算機、ワードプロセッサ等のデー
タ処理装置に入力するだめの漢字入力装置に関するもの
である。

従来の技術 日本語ワードプロセッサにおいて用いられている漢字入
力装置は、入力しようとする漢字の音または訓をキーボ
ードを用いて入力し、カナ漢字変換を行うものである。

しかし漢字の特徴として同音異字の個数が多いため、た
とえば音のみを漢字パラメータとして検索した全ての漢
字を表示装置に順次表示しくスクロール等による）、そ
の中から目的の漢字を選択する作業は時間のかかるもの
となっていた。この欠点を解消するため、音、訓の両パ
ラメータを入力し、所望の漢字を検索する装置も考えら
れる。

発明が解決しようとする問題点 しかし、従来の音、訓をパラメータとして入力する漢字
入力装置は、音をキーボードで入力した後、コンマまた
はスラッシュ等の所定の記号を入力した後、さらに訓を
キーボードで入力するように構成したものであった。す
なわち、音、訓のパラメータを続けて入力せず、両パラ
メータ間に区切りをつけるだめの操作を必要としていた
。

本発明は複数の特徴パラメータを入力する場合に、その
パラメータ間にコンマ等の区切りをつけるための情報を
入力する必要のない漢字入力装置を提供し、その入力速
度の高速化を図ることを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明による漢字入力装置は、漢字の各特徴パラメータ
を入力するための操作位置をそれぞれ異ならせた操作面
を有する入力手段と、この入力手段で入力された複数の
特徴パラメータを満足する漢字を検索する検索手段と、
検索された漢字の中から所望の漢字を選択的に指示する
指示手段とを設けたものである。

作用 上記構成によれば、複数の特徴パラメータを入力するに
際して、各パラメータ間にコンマ等の区切りをつけるた
めの情報を入力する必要がなく、高速でパラメータ入力
を行うことができる。また入力された複数の特徴パラメ
ータを満足する漢字のみが候補漢字として検索され検索
された候補漢字の中から所望のものを指示手段で選択す
るため、その選択操作がきわめて容易となる。

実施例 以下に本発明の実施例について説明する。第１図は中国
語ワード・プロセッサに用いる漢字入力装置を示すもの
である。１は声母、韻母、声調。

起筆、末筆などの特徴パラメータを入力するための入力
手段、２は使用頻度の高い漢字を直接入力するだめの入
力手段、３は文字情報の取消、挿入等のファンクション
操作を行うことのできる入力手段である。４は漢字辞書
の記憶部、５は入力手段１によって入力された特徴パラ
メータに基いて記憶部４からそれぞれ該当する漢字を検
索する検索部、６は入力された１つの特徴パラメータに
基いて検索部５が検索した候補漢字を記憶する候補漢字
記憶部である。７は入力された他の特徴パラメータに基
いて検索部６が検索した候補漢字を記憶する候補漢字記
憶部、８は候補漢字記憶部６，７に共通に記憶された漢
字を取シ出し、候補漢字記憶部６に記憶されていた内容
と入換える候補種部である。９は候補種部８で処理され
、候補漢字記憶部６に入力された新たな候補漢字を表示
する表示部である。１ｏは表示部９に表示された候補漢
字のうち、所望のものを選択し、出力ライン１１を介し
て文書記憶部１３へ出力する候補選択手段、１２は上記
した各部、各手段を制御する制御部である。

第２図は第１図における入力手段１．２．３および候補
選択手段１ｏを含む入力部ムに設けられたタブレットを
示すものである。同図において、２１は使用頻度の大き
い３６個の漢字を直接入力することができる操作面、２
２は韻母を入力することのできる操作面、２３は文字を
書く時において最初に記入する部分である起筆と、最後
に記入する部分である末筆を入力するだめの操作面であ
る。２５は漢字の画数等の数字を入力するための操作面
、２６は表示部９に表示された候補漢字のうち入力希望
のものを指示するための操作面、２７は文字の取消、挿
入等のファンクション操作を行うことのできる操作面、
２８は声調を入力するための操作面である。上述した各
操作面２１〜２７にはそれぞれ各特徴パラメータ、数字
等が表面に表示され、該当部分を押圧することにより対
応する情報が入力されるように構成されている。

なお操作面２２．２３．２４．２８は第１図における入
力手段１に対応し、操作面２１は同人力手段２に対応し
、操作面２７は同人力手段３に対応し、操作面２６は同
挨補選択手段１０に対応する。

また特徴パラメータのうち声母、韻母、声調。

起筆、末筆１画数の関係の数例を第１表に示す。

（以下余白） 第１表 第３図は第１図における記憶部４に記憶された辞書の構
造を模式的に示したものである。３０ａ。

３０ｂ　＊　３Ｃ１、・・川・３０ｎはそれぞれ各特徴
パラメータが記憶された部分で、たとえば３０ａには声
母ム、３０ｂには声母Ｂ・曲・３ｏｎには韻母ｕａｎｇ
が記憶されている。また３１ａ、３ｉｂ。

３１０・・・・・・３１ｎにはそれぞれ部分３ｏｚ、３
ｏｂ。

３０Ｃ・・・・・３０ｎに記憶された特徴パラメータに
対応する全漢字が記憶されている。すなわち、特徴パラ
メータを特定すればそれが記憶された部分３０ｍが定ま
シ、これをインデックスとして対応する部分３１ｍを読
出すことにより候補漢字を全て引出すことができる。

次にこの実施例の動作について説明する。まず第１の特
徴パラメータが入力手段１によ多入力される。この第１
の特徴パラメータは制御部１２を介して検索部６に入力
され、その特徴パラメータを有する候補漢字が記憶部４
から取シ出され、候補漢字記憶部６に書込まれる。続い
て入力手段１によシ第２の特徴パラメータが入力される
と、同様にしてそのパラメータを有する候補漢字が記憶
部４から取シ出され、候補漢字記憶部７に書込まれる。

この状態において候補種部８は候補漢字記憶部６．７の
両方に存在する漢字を識別する。候補漢字記憶部６はそ
れまで記憶していた内容をクリアし、上述した候補種部
８で識別された新たな候補漢字を記憶する。この書換え
動作が終了すると制御部１１を介して候補漢字記憶部６
に記憶された候補漢字を表示部９で表示する。オペレー
タは表示部９で表示された候補漢字の中から希望するも
のを、候補選択手段１ｏを用いて選択し、出力ライン１
１を介して選択された漢字が出力され、文書記憶部１３
に蓄積される。

また入力手段２が操作されると、制御部１２を介して指
示された漢字が出力ライン１２に出力され、文書記憶部
１３に蓄積される。

なお上述した動作は２つの特徴パラメータを入力した場
合について説明したが、さらに他の特徴パラメータを入
力することによシ、その特徴パラメータを有する候補漢
字が検索部５により検索されて候補記憶部７に書込まれ
る。この時点で候補漢字記憶部６．７の両方に存在する
漢字を候補漢字記憶部６に書込む。このような動作を行
わせることにより入力された多数の特徴パラメータを全
て備えた候補漢字を表示部９で表示し、その選択を行う
ことができる。

第４図は第１図に示した実施例の動作を示すフロー図で
ある。

また声母の種類とその字例を第２表に、韻母の種類とそ
の字例を第３表に、起筆末筆の種類とその字例を第５表
に、画数とその字例を第６表に示す。なお各表中におけ
る字数は各パラメータを有する漢字の数を示している。

（以下余白） 第２表 第　３　　ｋ ′：Ａ４表 第５表 また第７表は漢字「新」を入力する場合の操作方法の例
を示すものである。この漢字において、声母はＸ”、韻
母は”　Ｉ　Ｎ”、声調は°゛−”２、起筆はパ＼”、
末筆は１　、　＋１、画数は°（１３ｔ）である。

（以下余白） 発明の効果 上記実施例より明石かなように本発明によれば複数の特
徴パラメータを入力するに際して、各パラメータ間にコ
ンマ等の区Ｗシをつけるための情報を入力する必要がな
く、特徴パラメータの入力操作が容易となる。また入力
された複数の特徴パラメータを満足する漢字のみが候補
漢字として表示されるため所望の漢字を選択する操作が
容易となる。また上述したように各操作が容易であるた
め漢字の入力速度の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による漢字入力装置のブロッ
ク図、第２図はタブレットの正面図、第３図は辞書を構
成する記憶部の模式図、第４図は上記実施例のフロー図
である。 １・・・・・・入力手段、４・・・・・・記憶部、５・
・・・・・検索部。 ６．７・・・・・・候補漢字記憶部、８・・・・・・候
補種部、９・・・・・・表示部、１ｏ・・・・・・候補
選択手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第３
図 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）多数の漢字を記憶した記憶手段と、漢字の各特徴
   パラメータを入力するための操作位置をそれぞれ異なら
   せた操作面を有する入力手段と、この入力手段で入力さ
   れた複数の特徴パラメータを満足する漢字を検索する検
   索手段と、検索された漢字を表示する表示手段と、この
   表示手段に表示された漢字の中から所望の漢字を選択的
   に指示する指示手段とを備えたことを特徴とする漢字入
   力装置。
2. （２）入力手段の操作面として、少なくとも声母、韻母
   、声調を入力する操作面を設けたことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の漢字入力装置。