JP2000227354A - 流量センサ - Google Patents

流量センサ

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JP2000227354A
JP2000227354A JP11172854A JP17285499A JP2000227354A JP 2000227354 A JP2000227354 A JP 2000227354A JP 11172854 A JP11172854 A JP 11172854A JP 17285499 A JP17285499 A JP 17285499A JP 2000227354 A JP2000227354 A JP 2000227354A
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sensor tube
tube
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temperature
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Isao Suzuki
鈴木  勲
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NIPPON MKS KK
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NIPPON M K S KK
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    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
    • G01F1/684Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサチューブの温度上昇が僅かであっても
適切に検出する。 【解決手段】 センサチューブ上に設けられた発熱抵抗
体と、前記発熱抵抗体の温度を制御するための温度セン
サと、これら発熱抵抗体および温度センサを保持するケ
ースとを備え、前記センサチューブを流れる流体の流量
に応じて生じる前記発熱抵抗体の印加電圧の変化に基づ
き流体の流量を検出する流量センサにおいて、前記発熱
抵抗体による前記センサチューブの温度上昇が数度とな
るように、前記発熱抵抗体へ電圧印加を行う電圧印加手
段を具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体を高加熱せ
ずに、高感度の流量測定を行うことが可能な流量センサ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造プロセスにおいて材料となる
液体ソース、TEOS(Tetra EthylOrtho Silcate
)、銅1化合物、DMAH(Dymelhyl Alminum Hydrid
e)等を安定して供給する流量制御器に用いられる流量
センサとしては、従来、流体に熱を加え、このとき流体
が持ち去る熱量の大きさを検出する熱式の流量センサが
比較的多く使用されている。
【0003】しかしながら、上記流量センサによると、
流体が流れるセンサーチューブを加熱する温度が常温か
ら数十度高くされているため、液体ソースの種類によっ
ては、熱に極めて不安定なものがあり、反応生成物を生
ずるため、定期的にクリーニングする必要が生じるとい
う問題があった。また、熱によってセンサーチューブの
外側に空気対流が生じるので、センサの取り付け方向に
よる傾斜誤差が生じる問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、流体が液体の場
合には、センサーチューブに加えられる熱により液体内
で気泡が生じる場合があり、大きな計測誤差を生じる原
因となる。
【0005】上記におけるセンサーチューブを加熱する
手段は、発熱抵抗体のワイヤーをセンサーチューブの外
壁に100〜300Ω程度コイル状にして巻回し、これ
に通電して加熱するように構成される。ここに、コイル
長は数mm程度であり、センサーチューブの内径は0.
3mm程度、外径は0.4mm程度である。また、発熱
抵抗体には約100mWの電力を供給し、約80゜C程
度に加熱する。係る状態において流体をセンサーチュー
ブに流したときに生じる抵抗の変化を検出するものであ
る(例えば、USP 3,928,384)。
【0006】一般的に、熱式の流量計では、センサーチ
ューブ内で流体が層流を維持でき得る範囲において流量
出力と実際の流量とが一致する。流体の流速が早くなる
と乱流が発生し、乱流の下では流量出力が実際の流量よ
り小さくなってしまう。より大きな流量までの計測を可
能とするためには、センサーチューブを太くし且つ十分
な長さを確保すれば良い。しかしながら、係る大径で十
分な長さのセンサーチューブは、実用的な大きさでは収
まらないため、小型のセンサー部で1cc毎分以下の流
量検出を行い、バイパスを設けて流体を分流させ流量を
増加させる構成を採用していた。バイパス部では流量検
出は行われないため、比較的自由に設計が可能であり、
様々に工夫されて小型化されたものが登場している。
【0007】しかしながら、係る構成によれば、センサ
ーチューブの内径が細いため、計測可能な流量に限界が
あり、一定流量以上の計測には、センサ部に比例して流
体が流れるバイパス部を設ける必要があり、構造が複雑
になり分流誤差を生ずることがあった。また、バイパス
部に目詰まりが生じた場合、大きな測定誤差が生じる可
能性もあった。
【0008】本発明は上記の従来の流量センサが有する
問題点を解決せんとしてなされたもので、その目的は、
センサーチューブの加熱温度が僅かとした流量センサを
実現することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る流量センサ
は、センサチューブ上に設けられた1組の発熱抵抗体
と、前記1組の発熱抵抗体の温度を制御するための温度
センサと、これら発熱抵抗体および温度センサを保持す
るケースとを備え、前記センサチューブを流れる流体の
流量に応じて生じる前記発熱抵抗体の印加電圧の変化に
基づき流体の流量を検出する流量センサにおいて、前記
発熱抵抗体による前記センサチューブの温度上昇が数度
となるように、前記発熱抵抗体へ電圧印加を行う電圧印
加手段を具備したことを特徴とする。
【0010】発熱抵抗体に印加する電力を一定にしたと
き、発熱抵抗体の抵抗値を増加させると、検出感度(相
対感度)は、抵抗値の増加により向上する。また、発熱
抵抗体に対する印加電圧を一定にして、抵抗値を増加さ
せた場合には、印加電力は減少する。上記構成によっ
て、発熱抵抗体によるセンサチューブの温度上昇が数度
となるように、発熱抵抗体へ電圧印加が行われるが、発
熱抵抗体の抵抗値を、所望とする感度に応じた大きさと
して、感度の高い流量センサを得ることが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
流量センサを説明する。各図において、同一の構成要素
には同一の符号を付し重複する説明を省略する。まず、
本発明に係る流量センサの原理を説明する。一般に熱式
の流量センサでは、発熱抵抗体に対する印加電力を増や
し、加熱温度を増加させると感度は高くなる。従って、
一般的な感度改善の手法としては、発熱抵抗体への印加
電圧を増加させる手法が採用される。
【0012】しかしながら、上記の手法は、熱に弱い流
体には適応できないのために、印加する電力を一定にし
たときに対応する出力感度を調査した。その結果、図1
のbの曲線にて示される特性が得られた。すなわち、発
熱抵抗体の抵抗値を増加させると、検出感度(相対感
度)は、抵抗値のほぼ2乗に比例して増加することが判
った。
【0013】また発熱抵抗体への印加電圧Vを一定にし
て、発熱抵抗体の抵抗値Rを増加させた場合、発熱抵抗
体へ供給される電力Pは図1のaに示すように減少す
る。しかしながら、上記のように発熱抵抗体の抵抗値が
上昇するにつれて検出感度は上昇するので、測定流量を
適切に選択すれば、所望の感度の流量センサを実現可能
であることが判明した。具体的には、発熱抵抗体の抵抗
値を600Ω以上にすることにより、電力値が25mW
程度でも十分な感度が得られることが実験により判明し
た。
【0014】発熱抵抗体へ供給する電力が低下すると、
加熱温度が低下することを意味し、高温に弱い流体への
使用が可能になる。一方、加熱温度を下げたことによ
り、室温等の影響を受け易くなるが、この点は、センサ
ーチューブの両端の温度を同一とするよう工夫し、且つ
その点の温度を検出して発熱抵抗体の温度を制御するこ
とで解決する。
【0015】図2、図3に第1の実施の形態に係る流量
センサの構成が示されている。直方体状の上ケース1A
と下ケース1Bが重ねられて、ネジ止めされてケース1
が構成される。上ケース1Aと下ケース1B共に、U字
状のセンサチューブ32の中央部を収納する空室を構成
するためのU字状の溝部2と、センサチューブ32の両
端部に嵌合して設けられる円盤状のフランジ3を収納す
る穴部4と、上記溝部2と穴部4を結ぶ連結溝5とが形
成されている。上記センサーチューブ32は、材質がS
US316で外径1.6mm、内径0.8mmである。
【0016】連結溝5は、センサチューブ32とケース
1が接触するように、その径が決定されている。従っ
て、センサチューブ32の両端がフランジ3を介してケ
ース1に熱的に結合させられ、また、連結溝5の部分に
おいてセンサチューブ32の両端がケース1に熱的結合
させられている。上ケース1Aと下ケース1Bには、こ
れらが重ねられて、ネジ止めされるように、ネジ穴6が
形成されている。
【0017】センサチューブ32のU字状の屈曲部に到
る直線部には、1組の発熱抵抗体35A、35Bが設け
られている。発熱抵抗体35A、35Bは、長さ1mm
当たり約0.5Ωの外径30ミクロンのワイヤーを用
い、それぞれが約1000Ωの抵抗値を有する長さとさ
れている。下ケース1Bにおいては、左右の連結溝5の
中央部分に、発熱抵抗体35A、35Bの温度を制御す
るための温度センサ7を収納するための室8が形成され
ている。
【0018】下ケース1Bの溝部2等が形成された面の
裏面側には、ターミナル9が7本立設されている。4本
のターミナル9と発熱抵抗体35A、35Bの各両端の
リードが接続されており、残りの3本のターミナル9と
温度センサ7の3本のリードとが接続されている。
【0019】本発明の流量センサの回路図を図4に示
す。この例においては、発熱抵抗体R 1 (35A)、R
2 (35B)をセンサチューブ32に設け、矢印X方向
へ流体を流す。図示せぬ電源から電圧・電流がトランジ
スタ112を介して発熱抵抗体R1 を含む側のブリッジ
回路へ与えられ、同じく電源から電圧・電流がトランジ
スタ113を介して発熱抵抗体R2 を含む側のブリッジ
回路へ与えられる。トランジスタ112からの電流は抵
抗R3 と抵抗R7 とに分岐する。本回路では、抵抗R7
とアースとの間には、温度センサ7の等温度係数の測温
マッチング抵抗R 5 が接続される。
【0020】また、トランジスタ113からの電流は抵
抗R4 と抵抗R8 とに分岐する。本回路では、抵抗R8
とアースとの間には、温度センサ7の等温度係数の測温
マッチング抵抗R6 が接続される。抵抗R3 と発熱抵抗
体R1 との接続点及び抵抗R 7 と温度センサ7の等温度
係数の測温マッチング抵抗R5 との接続点から取り出し
た電圧をコンパレータ114へ導き、これらの差を得て
ブリッジ回路が平衡するようにトランジスタ112のベ
ース電流を制御する。更に、抵抗R4 と発熱抵抗体R2
との接続点及び抵抗R8 と温度センサ7の等温度係数の
測温マッチング抵抗R6 との接続点から取り出した電圧
をコンパレータ115へ導き、これらの差を得てブリッ
ジ回路が平衡するようにトランジスタ113のベース電
流を制御する。温度センサ7の等温度係数の測温マッチ
ング抵抗は、特許第2567550号に記載のものを用
いることができる。
【0021】上記の構成において、発熱抵抗体R1 、R
2 の温度は、マッチング抵抗R5 、R6 から3゜C高く
なるように制御を行う。具体的には、抵抗R7 、抵抗R
8 の値を1076Ωとし、測温マッチング抵抗R5 、R
6 としてO゜Cで1KΩの白金薄膜抵抗を使用する。測
温マッチング抵抗R5 、R6 は、約3800ppMの温
度係数を有するため、室温20゜Cにおいては、双方共
に1076Ωとなる。発熱抵抗体R1 、R2 としては、
測温マッチング抵抗R5 、R6 と同じ約3800ppM
の温度係数を持つ抵抗を用いる。ここで、発熱抵抗体R
1 、R2 の温度をマッチング抵抗R5 、R6 から3゜C
高くなるように、つまり、23゜Cとなるようにするの
で、抵抗R3 と抵抗R4 として抵抗値が1087Ωの抵
抗を採用する。このような構成が採用されて、発熱抵抗
体R1 、R2 が温度23゜Cで抵抗値が1087Ωとな
るまでブリッジに電流が流され、加熱が行われる。この
とき、マッチング抵抗R5 、R6 にも電流が流れるので
あるが、これらマッチング抵抗R5 、R6 は、センサー
チューブ32に比べて熱容量が十分大きいアルミニュウ
ムのケース1bに接着材にて密着されているために、温
度上昇を無視することができる。尚、マッチング抵抗R
5 、R6 の加熱は、その抵抗値を抵抗R7 、抵抗R8
抵抗値と共に大きくすることにより、容易に防止するこ
とが可能である。本実施の形態の流量センサによって、
流体がETOH(Ethyl Alcohol )の場合、0〜0.1
cc毎分まで良好な出力直線性を得ることができた。更
に、センサチューブ32の制御温度が低いために、従来
問題であったETOH中の気泡の発生もなく安定した計
測が可能となった。気泡が発生する問題は、殆どの液体
においてセンサチューブ32の加熱温度を5゜C以下と
することでクリアできる。そして、本発明では、センサ
チューブ32の加熱温度が5゜C以下という極めて僅か
な加熱温度によっても好適な流量測定が可能となった。
このように本実施の形態では(他の実施の形態において
も同様であるが)、発熱抵抗体によるセンサチューブの
温度上昇が数度となるように、発熱抵抗体へ電圧印加を
行う電圧印加手段を備える。
【0022】図5、図6に第2の実施の形態に係る流量
センサの構成を示す。この実施の形態では、上ケース1
Aと下ケース1B共に、U字状のセンサチューブ32の
2箇所の直線部分を収納する空室を構成する溝部21
A、21Bと、センサチューブ32の屈曲部を収納する
空室を構成するU字状の溝部22が設けられ、センサチ
ューブ32は、溝部21AとU字状の溝部22の間及び
溝部21BとU字状の溝部22においてケース1と接触
し、センサチューブ32とケース1は熱的に結合されて
いる。
【0023】また、センサチューブ32の屈曲部には、
第3の発熱抵抗体35Cが巻回されて設けられ、センサ
チューブ32を発熱抵抗体35A、35Bとは独立に暖
めている。つまり、発熱抵抗体35Cは、図4に示され
る回路とは独立であり、電源から所要の電力が供給され
ている。その他の部分は、第1の実施の形態と同様の構
成となっている。
【0024】以上の構成により、計測できる流量範囲は
ケースによりセンサチューブの熱が奪われるために、第
1の実施の形態に比べて実験的に約5倍拡大でき、ET
OHで0〜0.5cc毎分まで良好な出力直線性が得ら
れた。さらに、出力応答時間の改善も図られた。上記の
第3の発熱抵抗体35Cは、ケース1によりセンサチュ
ーブ32の熱が奪われ過ぎて、センサチューブ32の屈
曲部において温度が低下し測定値に誤差を生じる可能性
を除去する。
【0025】この構造において、センサーチューブ32
の外径を3.2mm、内径を2.2mmとすると、0〜
3cc毎分まで良好な出力直線性が得られた。半導体製
造分野におけるプロセス材料用の液体流量計は、ほとん
どこの流量範囲で用いられており、本実施の形態の流量
センサによって、従来の誤差の要因であった分流器を使
用することなく、直接にセンサチューブ32に流体を流
す構成を採用して流用の計測を行えばで良いことにな
り、信頼性の高い計測が可能となる。
【0026】図7、図8に第3の実施の形態に係る流量
センサの構成を示す。この実施の形態では、第1の実施
例の溝部2をセンサチューブ32の屈曲部にて2分割
し、溝部23A、23Bとした。そして、発熱抵抗体3
5A、35Bの間において、センサチューブ32をケー
ス1に接触させる。更に、センサチューブ32の屈曲部
をアルミのチューブ10で覆い、この間の熱伝導を良く
して等価的に発熱抵抗体35A、35B間の距離を短く
したものである。他の構成は第1の実施の形態に係る流
量センサと変わらない。係る構成によって、流量が零の
近傍における出力特性の直線性が改善された。
【0027】図9、図10に第4の実施の形態に係る流
量センサの構成が示されている。それぞれ略同一形状の
直方体状の上ケースと下ケース11Bが重ねられて、ネ
ジ止めされてケースが構成される。上ケースと下ケース
11B内には、図11に単一部品として示すU字状のセ
ンサチューブ52を収納するため、チューブガイド60
が収納される。センサチューブ52は、材質がSUS3
16で、外径4mm、内径3mmである。この実施例に
おいては、内径が1mm程度の細いセンサーチューブを
複数本束ねて用いることにより、実効的に大径のセンサ
ーチューブとすることができ得るとの着想から、センサ
ーチューブ52内に、図12に示すように、材質がSU
S316で外径1.0mm、内径0.8mmの複数本の
内管53を、互いの外壁が接触する状態で挿入してあ
る。このセンサチューブ52の両端部には図11に示す
円盤状のフランジ3が嵌合されて設けられている。
【0028】上記のようにセンサーチューブ52内に複
数本の内管53を挿入した構造とすることによって、出
力特性の改善が見られた。これを図13に示す。即ち、
内管53を挿入しないセンサーチューブを用いたときの
センサーの出力特性に係る曲線kに対し、内管53を挿
入したセンサーチューブ52を用いたときのセンサーの
出力特性に係る曲線jが示され、出力のリニアな範囲が
約3倍に広がっていることが分かる。
【0029】センサーチューブ52を覆うチューブガイ
ド60は、図14に示されるように構成されている。チ
ューブガイド60は、上ケースと下ケースとから構成さ
れ、これら上ケースと下ケースは基本的に同様の形状の
ものである。チューブガイド60の下ケース(上ケー
ス)は、一端が半円状であり、他端が台座状とされた長
尺の板状をなし、アルミニュームにより作成されてい
る。
【0030】チューブガイド60の上ケースと下ケース
は共に、U字状のセンサチューブ52を接触して収納す
るためのU字状の溝部61と、センサチューブ52の両
端部に嵌合して設けられる円盤状のフランジ3を収納す
る凹部62と、センサチューブ52を上ケースと下ケー
スで覆うように接着材で一体に固定した後にケースにネ
ジ止めするためのネジ穴63が設けられている。また、
上ケースと下ケースの中央部には、U字状のセンサチュ
ーブ52の形状に合わせて長孔64が形成されている。
【0031】上記のチューブガイド60は、熱平衡状態
へ素早く移行させるための構成である。つまり、センサ
チューブ52は、耐蝕性を高める目的のために、SUS
316で構成されている。係る耐蝕性の合金は熱伝導率
が低く、また、センサチューブ52は比較的大径であ
り、出力応答性が悪い。そこで、上記のようにアルミニ
ューム等の熱伝導率の良好な材料により構成されるチュ
ーブガイド60によりセンサチューブ52を一体に覆う
ことで熱平衡が早まり、出力応答性の改善が図られる。
【0032】上記のチューブガイド60は、図15に示
される直方体状の本体のケースの上ケースと下ケース1
1Bに収容される。これらの本体のケースの上ケースと
下ケース11Bが重ねられて、ネジ止めされてケースが
構成される。上ケースと下ケース11B共に、チューブ
ガイド60の外形に対応する凹部55が形成されてお
り、チューブガイド60を収納する。
【0033】本実施の形態では、チューブガイド60
に、4枚の発熱抵抗体70−1〜70−4を貼着する。
発熱抵抗体70−1〜70−4は、セラミック基板上に
白金抵抗を蒸着した白金抵抗チップであり、各発熱抵抗
体70−1〜70−4の抵抗値は1KΩであり、発熱抵
抗体70−1、70−2を並列接続して図4の発熱抵抗
体35Aに相当させ、発熱抵抗体70−3、70−4を
並列接続して図4の発熱抵抗体35Bに相当させてい
る。
【0034】このように2つの1KΩの抵抗を並列接続
して500Ωの発熱抵抗として用いることにより、従来
の100Ω〜300Ω程度の巻線型の発熱抵抗に比べ
て、より少ない電流で、つまり、より少ない発熱で、十
分な感度を得ることができるものである。
【0035】ケース1には、センサーチューブ52を加
熱するときの基準温度を計測するため温度センサ7であ
る1KΩの白金チップ抵抗が接着されている。また、セ
ンサーガイド60上の白金チップ抵抗よりなる発熱抵抗
体70−1〜70−4は、図4に示す回路により、上記
の基準温度よりそれそれ約2゜C高くなるように加熱さ
れる。
【0036】流体がセンサーチューブ52を流れると、
流体を介して熱の移動が生じるため、チューブガイド6
0に設けた発熱抵抗体70−1〜70−4を一定温度に
維持するための印加電圧が変化する。この印加電圧の変
化を検出することにより流体の質量流量を検知すること
ができる。図9に示した実施の形態では、0〜6cc毎
分まで良好な出力直線性を得ることができた。チューブ
ガイド60はカートリッジ式になっており、異なる流量
範囲の計測には、この部分だけを流量範囲に応じた別の
部品に取り換えて使用することが可能であり、広範囲な
流量の計測に対応できる。
【0037】斯して、この第4実施の形態によれば、バ
イパスを使用することなく、小型の流量センサーで広範
囲な流量の計測が可能となる。また、チューブガイド6
0に熱伝導率の高い材料が使用されていることにより、
出力の応答時間が短縮されて応答性の改善が図られる。
チューブガイド60の使用により、従来煩雑であった発
熱抵抗体の巻線作業を抵抗チップの接着作業に変えるこ
とができ、生産効率が大幅に改善される。チューブガイ
ド60上の発熱抵抗体である抵抗チップは、任意の抵抗
値で極めて誤差の少ないものが容易に得られるため、検
出回路部分を含めた設計の自由度が高くなる。センサー
チューブ52の制御温度を、ケース1の基準点温度より
僅かに2゜C加熱した温度としているので、熱に弱い流
体でも使用可能である。尚、この実施の形態において採
用したセンサーチューブの内部に更に細いチューブを設
ける構成及び、発熱抵抗体を金属の薄膜の抵抗チップと
する構成は、他の実施の形態においても採用可能である
ことは言うまでもない。
【0038】次に図16を参照して第5の実施の形態に
係る流量センサを説明する。この実施の形態では、セン
サーチューブ32に銀メッキ33を施し、センサーチュ
ーブ32上の熱の伝達を改善している。この銀メッキ3
3が施されたセンサーチューブ32は、図2、図3に示
される第1の実施の形態の構成に係る流量センサの構成
に適用される。従って、センサーチューブ32には、従
来の巻線抵抗が使用される。この巻線抵抗の抵抗値は1
KΩであり、従来のものに比較し大きく、温度変化によ
る抵抗値の変化量を多くして、低い加熱温度で動作可能
としている。
【0039】センサーチューブ32は、熱伝導率の高い
銀メッキを施しセンサーチューブ32上の熱平衡を早め
たことにより、応答時間が改善されている。この第5の
実施の形態では、センサーチューブ32の内径は0.8
mmと細いため、センサーチューブ32の内部に更に細
いチューブを設ける必要はない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る流量セ
ンサによれば、センサチューブ上に設けられた発熱抵抗
体と、この1組の発熱抵抗体の温度を制御するための温
度センサと、これら発熱抵抗体および温度センサを保持
するケースとを備え、前記センサチューブを流れる流体
の流量に応じて生じる前記発熱抵抗体の印加電圧の変化
に基づき流体の流量を検出する流量センサにおいて、前
記発熱抵抗体による前記センサチューブの温度上昇が数
度となるように、前記発熱抵抗体へ電圧印加を行う電圧
印加手段を具備したので、発熱抵抗体の抵抗値を適切に
選択することにより、感度の高い流量センサを得ること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流量センサの原理を説明するため
の、発熱抵抗体の抵抗値と感度及び供給電力の関係を示
す図。
【図2】第1の実施の形態に係る流量センサの上ケース
を取った状態の平面図。
【図3】第1の実施の形態に係る流量センサの断面図。
【図4】本発明に係る流量センサの回路構成図。
【図5】第2の実施の形態に係る流量センサの上ケース
を取った状態の平面図。
【図6】第2の実施の形態に係る流量センサの断面図。
【図7】第3の実施の形態に係る流量センサの上ケース
を取った状態の平面図。
【図8】第3の実施の形態に係る流量センサの断面図。
【図9】第4の実施の形態に係る流量センサの上ケース
を取った状態の平面図。
【図10】第4の実施の形態に係る流量センサの断面
図。
【図11】第4の実施の形態に係る流量センサに用いら
れるセンサーチューブの長手方向の断面図。
【図12】第4の実施の形態に係る流量センサに用いら
れる図12のセンサーチューブのX−X断面図。
【図13】第4の実施の形態に係る流量センサの応答特
性を示す図。
【図14】第4の実施の形態に係る流量センサに用いら
れるチューブガイドを示す図であり、(a)はその平面
図、(b)は底面図。
【図15】第4の実施の形態に係る流量センサに用いら
れる下ケースを示す図であり、(a)はその平面図、
(b)は底面図。
【図16】第5の実施の形態に係る流量センサに用いら
れるセンサーチューブの長手方向の断面図。
【符号の説明】
1 ケース 1A 上ケース 1B、11B 下ケース 2、22A,22B,23A,23B 溝部 3 フランジ 7 温度センサ 9 ターミナル 10 チューブ 32,52 センサチューブ 35A,35B,
35C 発熱抵抗体 53 内管 60 チューブガ
イド

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサチューブ上に設けられた1組の発
    熱抵抗体と、 前記1組の発熱抵抗体の温度を制御するための温度セン
    サと、 これら発熱抵抗体および温度センサを保持するケースと
    を備え、 前記センサチューブを流れる流体の流量に応じて生じる
    前記発熱抵抗体の印加電圧の変化に基づき流体の流量を
    検出する流量センサにおいて、 前記発熱抵抗体による前記センサチューブの温度上昇が
    数度となるように、前記発熱抵抗体へ電圧印加を行う電
    圧印加手段を具備したことを特徴とする流量センサ。
  2. 【請求項2】 前記発熱抵抗体の抵抗値が、所望とする
    感度に応じた任意の大きさとされていることを特徴とす
    る請求項1に記載の流量センサ。
  3. 【請求項3】 前記発熱抵抗体の温度センサによる制御
    温度の範囲が5゜C以下とされていることを特徴とする
    請求項1に記載の流量センサ。
  4. 【請求項4】 センサチューブはU字状に構成され、該
    センサチューブの両端がケースに熱的に結合させられ、 前記ケース内の前記センサチューブの両端間に、温度セ
    ンサを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載
    の流量センサ。
  5. 【請求項5】 センサチューブには、一組の発熱抵抗体
    が設けられた間の部分において、第3の発熱抵抗体が設
    けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載の流量センサ。
  6. 【請求項6】 センサチューブは、1組の発熱抵抗体が
    設けられた間の部分において、ケースと熱的に結合され
    ていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項
    に記載の流量センサ。
  7. 【請求項7】 センサチューブの少なくとも1部が良熱
    伝導性材料で被覆されていることを特徴とする請求項1
    に記載の流量センサ。
  8. 【請求項8】 熱伝導率の高い材料により構成され、セ
    ンサーチューブを被覆するセンサーチューブガイドがセ
    ンサーチューブに設けられていることを特徴とする請求
    項1に記載の流量センサ。
  9. 【請求項9】 センサーチューブガイド上に発熱抵抗体
    が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の流
    量センサ。
  10. 【請求項10】 センサーチューブを内包するセンサー
    チューブガイドが着脱自在とされていることを特徴とす
    る請求項8に記載の流量センサ。
  11. 【請求項11】 センサーチューブ内部に複数の細い内
    管が設けられていることを特徴とする請求項1、4、8
    のいずれか1項に記載の流量センサ。
  12. 【請求項12】発熱抵抗体が、金属の薄膜により構成さ
    れているを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に
    記載の流量センサ。
  13. 【請求項13】 センサチューブ上に設けられた発熱抵
    抗体と、 前記発熱抵抗体の温度を制御するための温度センサと、 これら発熱抵抗体および温度センサを保持するケースと
    を備え、 前記センサチューブを流れる流体の流量に応じて生じる
    前記発熱抵抗体の印加電圧の変化に基づき流体の流量を
    検出する流量センサにおいて、 前記発熱抵抗体による前記センサチューブの温度上昇が
    数度となるように、前記発熱抵抗体へ電圧印加を行う電
    圧印加手段と、 この電圧印加手段による電圧印加に応じた温度上昇が生
    じるときに、所望とする感度が得られるように抵抗値の
    大きさが設定された前記発熱抵抗体とを具備することを
    特徴とする流量センサ。
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