JP2000227293A - 熱交換器及びその製造方法 - Google Patents
熱交換器及びその製造方法Info
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Abstract
ューブに形成された凹部に塵芥等の腐食原因物質が堆積
しない形状とし、チューブの腐食を防止して、耐久性を
向上した熱交換器及びその製造方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】 冷媒流路を通流する冷媒の放熱を行う熱
交換チューブ12と、前記熱交換チューブ間に装着され
るフィン3と、前記チューブ端部が連通接続されて冷媒
の送受給を行うヘッダパイプ4,5を備えた熱交換器1
において、前記チューブは、チューブに形成される冷媒
流路を複数に区画する複数のビード13が形成されるも
のであって、前記ビード13は、熱交換チューブ12の
下平面12Bから対向する上平面12Aに突出するよう
に形成されている。
Description
ーブに伝わる熱によって熱交換を行う熱交換器におい
て、冷媒流路を複数に区画するビードが形成された熱交
換チューブを用いた熱交換器及びその製造方法に関す
る。
ブと、前記冷媒を受給及び送給する一対のヘッダパイプ
とを連通接続して構成される熱交換器が知られている。
れられた冷媒は、熱交換チューブ内部の冷媒流路を流通
した後、他方のヘッダパイプから排出され、冷媒の熱交
換は、熱交換チューブに伝わる熱によって行われる。ま
た、前記熱交換チューブ間には、フィンが装着され、熱
交換チューブ側からフィンに伝達された冷媒の熱が、フ
ィンから発散され、熱交換チューブ及びフィンによる熱
交換面積を拡大して、熱交換性能を向上する構成となっ
ている。
段積層された熱交換チューブ間にフィンが装着されて、
各熱交換チューブ端部がヘッダパイプに連通接続されて
熱交換器を構成している。
ーブは、内部を通流する冷媒との接触面積を増加し、放
熱効果を向上するために、冷媒流路を複数に区画するビ
ードが形成されている。
ジングシートを折曲げて、プレートの端部の当接部を互
い当接し、チューブの上下に所定の平面を有する扁平形
状に形成している。
形状に形成された単一のブレージングシートを折り曲げ
て、プレートの端部の当接部23a,23b同士が互い
にろう付け接合されて、扁平チューブ23を構成してい
る。また、扁平チューブ23の冷媒流路25を複数に区
画するビード24は、熱交換チューブ23の上下平面2
3A,23Bから互いに対向する内面に当接する高さに
突出するように折曲げられてビード24を形成してい
る。なお、図6中3は、熱交換チューブ23間に装着さ
れるフィンを示している。また、図中矢印は、外部空気
の通流方向を示している。
5が複数に区画されて、ビード24を補強部材として機
能させてチューブ自体の耐圧性を向上させている。
ず、2枚のブレージングシートを用いて、両端部を接合
させて形成する扁平チューブも知られている。
接するように内面側に突出させ、乱流効果で性能を向上
させる熱交換チューブも知られている。
ウム合金によって押し出し成形により形成されたチュー
ブも知られている。
画壁が形成され、この区画壁によって冷媒流路を複数の
通路に区画している。
下平面23A,23Bを有する熱交換チューブ23にビ
ード24が形成されていると、熱交換チューブ23の上
面23Α側に形成されたビード24の凹部24aに空気
流中に含まれるゴミ、埃又は水分等の塵芥が堆積しやす
い。熱交換チューブ23の凹部24aに塵芥等が堆積す
ると、この塵芥等の堆積物が原因となって熱交換チュー
ブ23が腐食され、部品寿命が短くなるという問題を生
じる。
開昭58−190364号公報に記載した発明は、チュ
ーブに形成された凹部に突出部を形成し、この突出部に
よって、凹部分に塵芥等の堆積を防止している。
の発明は、空気流中に含まれる塵芥が最も堆積しやす
い、空気の通流方向の上流側に位置するビードが、チュ
ーブ下面側から上面方向に向けて突出するビードを形成
している。このように、空気流の上流側に位置するビー
ドが、チューブ下面側から上面側に突出するビードであ
ると、ビードによってチューブに形成される凹部が重力
下方向に向けて開口する構成となり、ビードの凹部に塵
芥等の腐食原因となる物質の堆積が防止されている。ま
た、ビードの凹部に塵芥等が堆積した場合であっても、
重力によって堆積した塵芥等が落下し、チューブの腐食
が発生しないようにしている。
チューブ形状を改良し、ビード等によってチューブに形
成された凹部に塵芥等の腐食原因となる物質を堆積させ
ないチューブ形状とし、チューブの耐食性を向上して、
耐久性を向上した熱交換器及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
た発明は、通流する冷媒の放熱を行う熱交換チューブ
と、前記熱交換チューブ間に装着されるフィンと、前記
チューブ端部が連通接続されて冷媒の送受給を行うヘッ
ダパイプを備えた熱交換器において、前記熱交換チュー
ブは、チューブに形成される冷媒流路を複数に区画する
複数のビードが形成されるものであって、前記ビード
は、熱交換チューブの下面側から、対向する上面側に突
出するように形成されている熱交換器である。
るビードは、チューブの下面側から対向する上面方向に
向けて突出するように形成されている。従って、ビード
によってチューブに形成される凹部は、重力方向に向け
て開口することになり、ビードによって形成される凹部
に塵芥等が堆積しにくくなり、また、凹部に塵芥等が堆
積した場合であっても、重力によって、堆積部がビード
の凹部開口から排出され、チューブ腐食の発生を防止す
ることができる。
る冷媒の放熱を行う熱交換チューブと、前記熱交換チュ
ーブ間に装着されるフィンと、前記チューブ端部が連通
接続されて冷媒の送受給を行うヘッダパイプを備えた熱
交換器において、前記熱交換チューブは、チューブ内部
の冷媒流路を複数に区画する複数のビードが形成される
ものであって、前記ビードは、チューブの上下面から、
互いに対向する面に突出するように形成され、前記上面
側から下面側に突出するビードは、ビードの凹部内面が
当接されて、熱交換チューブ上面側が扁平面となるよう
に形成されている熱交換器である。
る下面方向に向けて突出するビードが形成され、ビード
の凹部内面が当接されると、熱交換チューブ上面側は、
凹部が形成されていない扁平面となり、チューブに腐食
を発生させる塵芥等の堆積が防止される。
る冷媒の放熱を行う熱交換チューブと、前記熱交換チュ
ーブ間に装着されるフィンと、前記チューブ端部が連通
接続されて冷媒の送受給を行うヘッダパイプを備えた熱
交換器において、前記熱交換チューブは、チューブ内部
の冷媒流路を複数に区画する複数のビードが形成される
ものであって、前記ビードは、チューブの上下面から、
互いに対向する面に突出するように形成され、前記ビー
ドは、上面側から下面側に突出するビードの頂部の高さ
は、下面側から上面側に突出するビードの頂部の高さよ
りも低くなるように設計されている熱交換器である。
向に向けて突出するビードの頂部の高さを、下面側から
上面方向に向けて突出するビードの頂部の高さよりも低
く設定すると、ビードの凹部の深さが浅くなり、冷媒と
熱交換器を行う空気流中に含まれるゴミや埃等の塵芥が
凹部に堆積しにくくなる。ビードによってチューブに形
成される凹部を浅くして、塵芥等を堆積しにくくするこ
とにより、チューブに堆積した塵芥等から発生するチュ
ーブの腐食を防止できる。
チューブを多段積層して、前記熱交換チューブ間にフィ
ンを装着し、前記熱交換チューブ端部をヘッダパイプの
チューブ挿入孔に組み付けて、前記熱交換チューブ、フ
ィン及びヘッダパイプ等の熱交換器を構成する各部材の
一体的ろう付けを行う熱交換器の製造方法において、前
記熱交換チューブは、チューブ内部の冷媒流路を複数に
区画する複数のビードが、チューブの上下面から互いに
対向する面に突出するように形成されるものであって、
ろう付け時に、前記熱交換チューブに形成されたビード
の開口部が重力方向に対して上下に開口するように各部
材を設置して、ろう付けを行う熱交換器の製造方法であ
る。
ろう付けするろう付け時に、チューブに形成されたビー
ドの凹部開口が重力方向に対して上下に開口となるよう
に、各部材を設置して、ろう付けを行うと、ろう付け時
に溶融したろう材が、重力上方向に向けて開口している
ビードの凹部内に堆積し、凹部開口が溶融ろう材によっ
て、閉塞されるため、空気流中に含まれるゴミや埃の堆
積を防止される。このため、チューブ腐食の原因となる
塵芥等がチューブに堆積しないため、チューブの腐食が
防止される。
づいて説明する。
を交互に多段積層した積層型の熱交換器の概略構成を示
す斜視図である。
は、複数の熱交換チューブ2とフィン3が交互に積層さ
れ、これらの積層された熱交換チューブ2,2の各両端
が、それぞれ一対のヘッダパイプ4,5のチューブ挿入
孔6に挿入されて接続されている。ヘッダパイプ4内部
には、ヘッダパイプ及び熱交換チューブに形成された冷
媒流路を複数の区画に仕切る仕切り板7が設けられてい
る。また、ヘッダパイプの上下開口は、閉塞部材8によ
って閉塞されている。また、熱交換器1の上下には、サ
イドプレート9が配設されている。一方のヘッダパイプ
4には、冷媒をヘッダパイプ4に送給する入口継手10
を備え、他方のヘッダパイプ5は、冷媒をヘッダパイプ
4から排出する出口継手11を備えている。
である熱交換チューブの具体例について説明する。
構成を示す斜視図である。
12は、例えば、ろう材が被覆されたブレージングシー
ト等の素材を用いて形成される。素材となる1枚のプレ
ートを折曲げて、プレートの端部に形成された当接部1
2a,12bを接合して、上下に平面12A,12Bを
有する扁平状の熱交換チューブ12に形成している。熱
交換チューブ12の下平面12Bからは、対向する上平
面12Aに向けて突出する複数のビード13が形成され
ている。
されるビード13は、チューブの下平面12Bから、対
向する上平面12Aの内面に当接する高さに突出するよ
うに折曲げて形成されている。熱交換チューブ12の冷
媒流路14は、ビード13によって複数に区画され、冷
媒流路14を通流する冷媒との接触面積を増加させて放
熱効果を向上し、熱交換器の熱交換性能を向上させてい
る。
区画するビード13が、チューブ12の下平面12Bか
ら上平面方向12Aに向けて突出するように形成されて
いるため、ビード13によってチューブ12に形成され
る凹部13aは、重力方向に向けて開口している。ま
た、チューブ12の上平面12Aには、ビードが形成さ
れないため、チューブ12の上平面12Aは平滑面とな
る。
原因物質が、熱交換チューブ12に堆積しにくくなり、
チューブの腐食を防止して、熱交換器の耐久性を向上さ
せることができる。
くなるため、熱交換器のメンテナンスの必要性も低減す
る。
る。
換チューブ15の概略構成を示す一部斜視図である。
15は、素材となる1枚のプレートを折曲げて、その端
部に形成された当接部15a,15bを接合して、上下
に平面を有する扁平状の熱交換チューブ15を形成して
いる。熱交換チューブ15の上下面15A,15Bから
は、互いに対向する面に向けて突出する複数のビード1
6が形成されている。
されるビード16は、上下の平面15A,15Bから互
いに対向する内面に当接する高さに突出するように折曲
げられて形成されている。
向する面に突出したビード16の頂部が、対向する内面
に当接し、チューブ内の冷媒流路17を複数に区画する
構成となっている。
平面15Aから下平面15B方向に向けて突出するビー
ド16の凹部16a内面が当接されている。すなわち、
ビード16の凹部16aの内面を当接すると、上平面1
4A上には、でこぼこのない平面が形成され、熱交換チ
ューブ15上に空気流中に含まれるごみや埃等が堆積し
にくくなる。従って、熱交換チューブ15は、堆積した
ゴミ等の塵芥によって発生する腐食が防止される。
熱交換チューブ18の概略構成を示す斜視図である。
18は、素材となる1枚のプレートを折曲げて、プレー
トの端部に形成された当接部18a,18bを接合し
て、上下に平面を有する扁平状の熱交換チューブ18を
形成している。熱交換チューブ18の上下面18A,1
8Bからは、互いに対向する面に向けて突出する複数の
ビード19が形成されている。
Aから突出するビード19aの頂部と、チューブ18の
下平面18B側から突出するビード19bの頂部が当接
され、熱交換チューブ18の冷媒流路20を複数に区画
している。
平面18Aから下平面18B方向に突出するビード19
aの高さを、下平面18Bから上平面18A方向に向け
て突出するビード19bの高さよりも低くしている。
ーブ18の上平面18A側に形成される凹部19cは、
ビード19bによって熱交換チューブ18の下平面18
B側に形成される凹部19dよりも深さが浅くなり、車
体搭載時に重力方向と反対方向に向けて開口するビード
19aの凹部19cに空気流中に含まれるゴミや埃等が
堆積しにくくなり、前記堆積物によって発生するチュー
ブの腐食を防止することができる。
換チューブ18に形成される凹部19c,19dに、塵
芥等が堆積しにくくなるので、腐食の発生を防止するこ
とができ、熱交換器のメンテナンスを必要とすることな
く、熱交換器の耐久性を向上させることができる。
交換器の耐久性を向上させる熱交換器の製造方法につい
て説明する。
るチューブ2及びフィン3の一部を示す断面図であ
る。。
素材となる1枚のプレートを折曲げて、そのプレートの
端部の当接部部2a,2bを接合して、上下に平面2
A,2B有する扁平状の熱交換チューブ2となってい
る。熱交換チューブ2の上下面2A,2Bからは、互い
に対向する面に向けて突出する複数のビード21が形成
されている。
れるビード21は、上下の平面2A,2Bから互いに対
向する内面に当接する高さに突出するように折り曲げら
れて形成されている。
る面に突出したビード21の頂部が、対向する内面に当
接し、チューブ内の冷媒流路22を複数に区画する構成
となっている。
ブ2に形成されたビード21の凹部21a開口が重力方
向又は重力方向と反対方向に向くように熱交換チューブ
2及びフィン3等の各部材が設置されて、炉内で加熱さ
れ、前記各部材が一体的にろう付けされる。
溶融したろう材が、ビード21の凹部21a内に堆積
し、ろう材によって、ビード21の凹部21a開口が閉
塞されることとなる。図5中Xは、溶融ろう材を示す。
れば、熱交換チューブ2の上平面2Aに形成されたビー
ド21の凹部21a開口が溶融ろう材によって閉塞され
るため、空気中に含まれる塵芥等が熱交換チューブ2に
堆積しにくくなり、塵芥等が原因となる熱交換チューブ
2の腐食の発生を防止することができる。
することができるので、熱交換器の耐久性を向上するこ
とができる。
グシートを素材プレートとして用いて、熱交換チューブ
を形成した具体例について示したが、2枚のプレートの
両端部を当接した熱交換チューブにおいても、本例と同
様に熱交換器を構成することができる。
る冷媒の放熱を行う熱交換チューブと、前記熱交換チュ
ーブ間に装着されるフィンと、前記チューブ端部が連通
接続されて冷媒の送受給を行うヘッダパイプを備えた熱
交換器において、前記チューブは、チューブに形成され
る冷媒流路を複数に区画する複数のビードが形成される
ものであって、前記ビードは、熱交換チューブの下面側
から、対向する上面側に突出するように形成されている
熱交換器である。
るビードは、チューブの下面側から対向する上面方向に
向けて突出するように形成され、ビードの凹部が重力下
方向に向けて開口しているので、空気流中に含まれる塵
芥が堆積しにくくなり、また、ビードによってチューブ
に形成される凹部に塵芥等が堆積した場合であっても、
重力によって、ビードの凹部開口から排出され、チュー
ブ腐食の発生を防止できる。
る冷媒の放熱を行う熱交換チューブと、前記熱交換チュ
ーブ間に装着されるフィンと、前記チューブ端部が連通
接続されて冷媒の送受給を行うヘッダパイプを備えた熱
交換器において、前記熱交換チューブは、チューブ内部
の冷媒流路を複数に区画する複数のビードが形成される
ものであって、前記ビードは、チューブの上下面から、
互いに対向する面に突出するように形成され、前記上面
側から下面側に突出するビードは、ビードの凹部内面が
当接されて、熱交換チューブ上面側が扁平面となるよう
に形成されている熱交換器である。
る下面方向に向けて突出するビードが形成され、ビード
によって形成される凹部の内面が当接されると、熱交換
チューブ上面側は、凹部が形成されていない平滑面とな
り、チューブに腐食を発生させる塵芥等の堆積を防止す
ることができ、熱交換チューブの腐食を防止できる。ま
た、本発明の熱交換チューブを用いた熱交換器の耐久性
を向上させる。
る冷媒の放熱を行う熱交換チューブと、前記熱交換チュ
ーブ間に装着されるフィンと、前記チューブ端部が連通
接続されて冷媒の送受給を行うヘッダパイプを備えた熱
交換器において、前記熱交換チューブは、チューブ内部
の冷媒流路を複数に区画する複数のビードが形成される
ものであって、前記ビードは、チューブの上下面から、
互いに対向する面に突出するように形成され、前記ビー
ドは、上面側から下面側に突出するビードの頂部の高さ
は、下面側から上面側に突出するビードの頂部の高さよ
りも低くなるように設計されている熱交換器である。
向に向けて突出するビードの頂部の高さを、下面側から
上面方向に向けて突出するビードの頂部の高さよりも低
く設定すると、ビードの凹部の深さが浅くなる。従っ
て、熱交換チューブの凹部に空気流中に含まれるゴミや
埃等の塵芥が凹部に堆積しにくくなり、堆積物を原因と
して発生する熱交換チューブの腐食を防止できる。
チューブを多段積層して、前記熱交換チューブ間にフィ
ンを装着し、前記熱交換チューブ端部をヘッダパイプの
チューブ挿入孔に組み付けて、前記熱交換チューブ、フ
ィン及びヘッダパイプ等の熱交換器を構成する各部材の
一体的ろう付けを行う熱交換器の製造方法において、前
記熱交換チューブは、チューブ内部の冷媒流路を複数に
区画する複数のビードが、チューブの上下面から互いに
対向する面に突出するように形成されるものであって、
ろう付け時に、前記熱交換チューブに形成されたビード
の開口部が重力方向に対して上下に開口するように各部
材を設置して、ろう付けを行う熱交換器の製造方法であ
る。
ろう付けするろう付け時に、チューブに形成されたビー
ドの凹部開口が重力方向に対して上下に開口となるよう
に、各部材を設置して、ろう付けを行うと、ろう付け時
に溶融したろう材が、重力上方向に向けて開口している
ビードの凹部内に堆積し、凹部開口が溶融ろう材によっ
て、閉塞される。従って、熱交換チューブの凹部に空気
流中に含まれるゴミや埃等の塵芥の堆積が防止され、こ
の堆積部を原因とするチューブの腐食が防止される。熱
交換チューブに塵芥が堆積しないため、メンテナンスの
必要性が低下し、更に、熱交換器の耐久性を向上でき
る。
概略構成を示す正面図である。
換チューブの概略構成を示す斜視図である。
熱交換チューブの概略構成を示す斜視図である。
熱交換チューブの概略構成を示す斜視図である。
の状態を示すチューブ及びフィンの一部断面図である。
を示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 通流する冷媒の放熱を行う熱交換チュー
ブと、前記熱交換チューブ間に装着されるフィンと、前
記チューブ端部が連通接続されて冷媒の送受給を行うヘ
ッダパイプを備えた熱交換器において、 前記熱交換チューブは、チューブ内部の冷媒流路を複数
に区画する複数のビードが形成されるものであって、 前記ビードは、熱交換チューブの下面側から、対向する
上面側に突出するように形成されていることを特徴とす
る熱交換器。 - 【請求項2】 通流する冷媒の放熱を行う熱交換チュー
ブと、前記熱交換チューブ間に装着されるフィンと、前
記チューブ端部が連通接続されて冷媒の送受給を行うヘ
ッダパイプを備えた熱交換器において、 前記熱交換チューブは、チューブ内部の冷媒流路を複数
に区画する複数のビードが形成されるものであって、 前記ビードは、チューブの上下面から、互いに対向する
面に突出するように形成され、 前記チューブ上面側からチューブ下面側に突出するビー
ドは、ビードの凹部内面が当接されて、熱交換チューブ
上面側が扁平面となるように形成されていることを特徴
とする熱交換器。 - 【請求項3】 通流する冷媒の放熱を行う熱交換チュー
ブと、前記熱交換チューブ間に装着されるフィンと、前
記チューブ端部が連通接続されて冷媒の送受給を行うヘ
ッダパイプを備えた熱交換器において、 前記熱交換チューブは、チューブ内部の冷媒流路を複数
に区画する複数のビードが形成されるものであって、 前記ビードは、チューブの上下面から、互いに対向する
面に突出するように形成され、 前記ビードは、上面側から下面側に突出するビードの頂
部の高さは、下面側から上面側に突出するビードの頂部
の高さよりも低くなるように設計されていることを特徴
とする熱交換器。 - 【請求項4】 熱交換チューブを多段積層して、前記熱
交換チューブ間にフィンを装着し、前記熱交換チューブ
端部をヘッダパイプのチューブ挿入孔に組み付けて、前
記熱交換チューブ、フィン及びヘッダパイプ等の熱交換
器を構成する各部材の一体的ろう付けを行う熱交換器の
製造方法において、 前記熱交換チューブは、チューブ内部の冷媒流路を複数
に区画する複数のビードが、チューブの上下面から互い
に対向する面に突出するように形成されるものであっ
て、 ろう付け時に、前記熱交換チューブに形成されたビード
の開口部が重力方向又は重力方向と反対方向に開口する
ように各部材を設置して、ろう付けを行うことを特徴と
する熱交換器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11028196A JP2000227293A (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | 熱交換器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11028196A JP2000227293A (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | 熱交換器及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000227293A true JP2000227293A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=12241932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11028196A Pending JP2000227293A (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | 熱交換器及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000227293A (ja) |
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