JP2000227095A - エアーポンプとその接続具 - Google Patents

エアーポンプとその接続具

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JP2000227095A
JP2000227095A JP11067261A JP6726199A JP2000227095A JP 2000227095 A JP2000227095 A JP 2000227095A JP 11067261 A JP11067261 A JP 11067261A JP 6726199 A JP6726199 A JP 6726199A JP 2000227095 A JP2000227095 A JP 2000227095A
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JP
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air
bag
hole
exhaust hole
intake hole
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JP11067261A
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Kazuo Saito
一夫 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴムボート等の嚢袋のエアーの給気及び
排出を、短時間で且つ効率良く行うと共に、その操作方
法や携帯をより容易にしたエアーポンプとその接続具を
提供すること。 【解決手段】 渦巻状のファンと、該ファンを回転させ
る動力源を内装させたエアーポンプにおいて、該エアー
ポンプに、小径状の吸気孔と大径状の排気孔を設置し
た。また、吸気孔および排気孔に嵌着される接続具であ
って、該接続具を嚢袋のエアー給気口に装着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアー注入式テン
トやゴムボート並びにエアーマットに使用するエアーポ
ンプに於て、特に、エアーの給気及び排出を短時間で効
率良く行うことができるエアーポンプとその接続具に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ゴムボートやビーチマット等
を膨らませる場合、給気口に人体の口を当て、人間の肺
活量を利用してエアーを給気していた。また、蛇腹形状
の足踏式エアーポンプを使用し、足の力で蛇腹部を上下
動させながら外気を給気していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、人間の肺活量
を利用してエアーを給気する場合、一回に給気されるエ
アーの量には限度があり、大形ゴムボートやビーチマッ
ト等を膨らませるには、多大なる労力と時間を必要とし
た。また、給気口に人体の口を接触させなければなら
ず、衛生面でも問題があった。
【0004】蛇腹形状の足踏式エアーポンプを使用する
場合でも、一回に給気されるエアーの量は比較的少な
く、何度も足で蛇腹部を上下動させる必要があり、多大
な労力と時間を要した。
【0005】また、ゴムボートやビーチマット等の嚢袋
内のエアーを排出させる場合、給気口の弁を指で撮みな
がら開口させ、嚢袋内を押圧させながらエアーを排出し
なければならず、非常に面倒で煩わしい作業であった。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、ゴムボート等の
嚢袋のエアーの給気及び排出を、短時間で、且つ効率良
く行うと共に、その操作方法や携帯をより容易にしたエ
アーポンプとその接続具を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のエアーポンプ
は、渦巻状のファンと、該ファンを回転させる動力源を
内装させたエアーポンプにおいて、該エアーポンプに、
小径状の吸気孔と大径状の排気孔を設置した。
【0008】また、前記排気孔の外周辺に螺刻部を設け
た。
【0009】前記吸気孔および排気孔に嵌着される接続
具であって、該接続具を嚢袋のエアー給気口に装着し
た。
【0010】また、前記接続具に、空気を封止または流
通させる可動弁を設置した。
【0011】嚢袋の内部にエアーを給気させる場合、給
気口に接続具を装着し、ポンプ本体の排気孔を接続具の
接続部に嵌着する。嵌着後スイッチを入力し、吸気孔よ
り外気を嚢袋の内部に給気させる。この時、接続具の弁
はエアーの圧力により開口され、外気が嚢袋の内部に流
通される。またエアー充填後スイッチを切ると、嚢袋内
のエアーの圧力により接続具の可動弁は封上される。
【0012】嚢袋の内部にエアーを排出させる場合、ポ
ンプ本体を反転させ、接続具にポンプ本体の吸気孔を嵌
着する。接続具に吸気孔を嵌着すると、吸気孔の上面に
押圧されて接続具の可動弁が開口される。嵌着後スイッ
チを入力すると、ファンが回転し吸気孔より嚢袋の内部
のエアーが吸気される。
【0013】また、排気孔の外周辺に螺刻部を設けるこ
とにより、市販の蛇腹式ホースを接続することができ
る。そのため、小径状のエアー給気口を有する嚢袋の内
部にエアーを給気させることもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のエアーポンプとその接続
具の実施の形態を図1乃至図10に基づいて説明する。
なお、図1はポンプ本体の分解斜視図、図2はポンプ本
体の断面図、図3は接続具の分解斜視図、図4はポンプ
本体の排気孔を接続具に嵌着した状態の側面図、図5は
図4における下部断面図、図6は嚢袋の内部にエアーを
注入させた状態の下部断面図、図7はポンプ本体の吸気
孔を接続具に嵌着した状態の側面図、図8は嚢袋内のエ
アーを排出させた状態の下部断面図、図9は排気孔の外
周辺に螺刻部を設けたポンプ本体の使用状態図、図10
は接続具に蓋体を装着させた状態の斜視図をそれぞれ表
す。
【0015】ポンプ本体1は、円筒状の上部体10と下
部体20とからなるケース2と、該ケース2の内部に装
着されているファン30と、該ファン30を高速回転さ
せる動力部40とで形成されている。
【0016】上部体10の上部中央には、外気および嚢
袋A内のエアーaを吸引する小径状の吸気孔11が穿設
されている。また、吸気孔11の周囲には、後述詳細の
接続具50と嵌着される嵩高状の嵌着部12が形成され
ている。
【0017】下部体20の底部中央部には、接続具50
に嵌着される大径状の排気孔21が穿設されている。ま
た、前記下部体20の内部には、モータ41や電池42
等の動力部40を保持する保持枠43が設置されてい
る。
【0018】ファン30は、中心部にモータ41の回転
軸44が固定された円板31と、該円板31上に設置さ
れた複数の湾曲状のフィン32とで構成されている。
【0019】動力部40は、前記円板31に固定された
回転軸44を有するモータ41と、該モータ41の周囲
に配置された複数の電池42とで形成されている。該電
池42は、アダプタ(図示せず)から充電することによ
り繰り返し使える蓄電池が使用されている。
【0020】また、図9に示すように、排気孔21の外
周辺に螺刻部22を設けることが好ましい。該螺刻部2
2に、市販の蛇腹式ホース23の開口部24を螺合させ
ると共に、蛇腹式ホース23の先端部26を小径状のエ
アー給気口25に装着させることにより、汎用の嚢袋A
の内部にエアーを給気させることもできる。
【0021】次に、本発明の接続具の詳細を説明する。
【0022】接続具50は、可動弁60および、該可動
弁60の周囲に設置された嵌着部52からなる連結部5
1と、該連結部51の凸部53に螺着される保持部材5
4とで構成されている。また、該保持部材54の下方に
は、複数のエアー通気口58を有する円筒状の凸部57
が設けられている。なお、前記連結部51と保持部材5
4との間にはパッキン55が挟持されている。
【0023】前記可動弁60は、嚢袋A内のエアーaを
封止したり、外気を嚢袋A内および外部に流通させるも
のである。前記可動弁60は、軸体61の周囲に配置さ
れたスプリング62と、軸体61の上端に設置され抑上
材63と、下端に設置された円板材64および、該円板
材64の下部に設置された円板状の弾性部材66とで構
成されている。
【0024】前記軸体61は、固定材65内に摺動自在
に挿入されており、スプリング62の付勢力により、通
常、弾性部材66が連結部51の開口部56を封上した
状態に保持している。また、ポンプ本体1内にエアーa
を給気したり、軸体61を押圧した場合、軸体61が摺
動し開口部56を解放してエアーaの流通を可能とす
る。
【0025】次に、本発明のエアーポンプとその接続具
の使用方法と作用を図4乃至図8に基づいて説明する。
【0026】図4に示すように、速結部51と保持部材
54との間にパッキン55を介在させ、シート70の給
気口71に接続具50を装着する。装着後、接続具50
の嵌着部52にポンプ本体1の排気孔21を嵌着させ
る。嵌着後、スイッチ(図示せず)を入力してファン3
0を回転させる。
【0027】ファン30を回転させると、吸気孔11よ
り吸引されたエアーaが可動弁60を押圧し、開口部5
6が解放されてエアーaが嚢袋Aの内部に給気される。
なお、吸気孔11は排気孔21より小径にて形成されて
いるので、エアーaを短時間に効率良く嚢袋A内に給気
させることができる。
【0028】嚢袋A内にエアーaが充填されたらスイッ
チを切り、ポンプ本体1を接続具50から取り外す。こ
の時、可動弁60の軸体61は、嚢袋A内の空気圧とス
プリング62の付勢力により内部に摺動され、弾性部材
66が連結部51の開口部56を封止し、嚢袋A内のエ
アーの逆流を防止する。
【0029】図7は、ポンプ本体1の吸気孔11を、接
続具50に嵌着した状態の側面図を表す。嚢袋Aに装着
された接続具50の嵌着部52に、ポンプ本体1の吸気
孔11を嵌着する。この時、軸体61が吸気孔11の上
面により押圧され、開口部56が解放される。ポンプ本
体1を装着した後、スイッチ(図示せず)を入力してフ
ァン30を回転させる。
【0030】ファン30を回転させると、吸気孔11か
ら吸引されたエアーaが、排気孔21から排出される。
嚢袋A内のエアーaが吸引されたらスイッチを切り、ポ
ンプ本体1を接続具50から取り外す。この時、軸体6
1の押圧状態が解除され、スプリング62の付勢力によ
り、弾性部材66が開口部56を封上する。なお、吸気
孔11は排気孔21より小径にて形成されているので、
嚢袋A内のエアーaを短時間に効率良く排出させること
ができる。
【0031】また、該保持部材54の下方には、複数の
エアー通気口58を有する円筒状の凸部57が設けられ
ている。そのため、吸気孔11から急速にエアーaを吸
引しても、嚢袋Aのシート70が保持部材54の下部に
吸着されることがない。
【0032】また、図10に示すように、接続具50の
接続部51に蓋体72を装着することが好ましい。前記
蓋体72には、弾力性を有するパッキン73が設置され
ており、該パッキン73を蓋体72と連結部51との間
に介在させることにより、嚢袋A内のエアーaの漏れを
完全に防ぐことができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のエア
ーポンプとその接続具は、上記の構成とすることで以下
に示す効果を奏するものである。
【0034】嚢袋に設置された接続具にポンプ本体の排
気孔を嵌着し、ファンを回転させることにより、嚢袋内
にエアーを給気させることができる。また、ポンプ本体
を反転させ、接続具に吸気孔を嵌着してファンを回転さ
せることにより、嚢袋内のエアーを排出させることがで
きる。
【0035】また、吸気孔は排気孔より小径にて形成さ
れているので、エアーの給気および排出を短時間に効率
良く行うことができる。
【0036】また、電池はアダプタから充電することに
より、繰り返し使える蓄電池が使用されているので、電
池の交換を不要とすると共に、本体の携帯や収納が容易
となる。
【0037】また、排気孔の外周辺に螺刻部を設けるこ
とにより、市販の蛇腹式ホースの開口部を螺合させるこ
とができる。そのため、蛇腹式ホースの先端部を小径状
のエアー給気口に装着させることにより、汎用の嚢袋に
もエアーを給気させることができる。
【0038】なお、本発明のエアーポンプとその接続具
は、比較的空気収納量が多いエアー注入式テントやゴム
ボート並びにエアーマット等に使用すると、よりすばら
しい効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポンプ本体の分解斜視図を表す。
【図2】ポンプ本体の断面図を表す。
【図3】接続具の分解斜視図を表す。
【図4】ポンプ本体の排気孔を接続具に嵌着した状態の
側面図を表す。
【図5】図4における下部断面図を表す。
【図6】嚢袋の内部にエアーを注入させた状態の下部断
面図を表す。
【図7】ポンプ本体の吸気孔を接続具に嵌着した状態の
側面図を表す。
【図8】嚢袋内のエアーを排出させた状態の下部断面図
を表す。
【図9】排気孔の外周辺に螺刻部を設けたポンプ本体の
使用状態図を表す。
【図10】接続具に蓋体を装着させた状態の斜視図を表
す。
【符号の説明】
1・・・ポンプ本体 2・・・ケース 10・・上部体 11・・吸気孔 12・・嵌着部 20・・下部体 21・・排気孔 22・・螺刻部 23・・蛇腹式ホース 24・・開口部 25・・給気口 26・・先端部 30・・ファン 31・・円板 32・・フィン 40・・動力部 41・・モータ 42・・電池 43・・保持枠 44・・回転軸 50・・接続具 51・・連結部 52・・嵌着部 53・・凸部 54・・保持部材 55・・パッキン 56・・開口部 57・・凸部 58・・エアー通気口 60・・可動弁 61・・軸体 62・・スプリング 63・・抑止材 64・・円板材 65・・固定材 66・・弾性部材 70・・シート 71・・給気口 72・・蓋体 73・・パッキン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 渦巻状のファンと、該ファンを回転させ
    る動力源を内装させたエアーポンプにおいて、該エアー
    ポンプに、小径状の吸気孔と大径状の排気孔を設置した
    ことを特徴とするエアーポンプ。
  2. 【請求項2】 前記排気孔の外周辺に螺刻部を設けた請
    求項1記載のエアーポンプ。
  3. 【請求項3】 前記吸気孔および排気孔に嵌着される接
    続具であって、該接続具を嚢袋のエアー給気口に装着し
    た。
  4. 【請求項4】 前記接続具に、空気を封上または流通さ
    せる可動弁を設置した請求項3記載の接続具。
JP11067261A 1999-02-05 1999-02-05 エアーポンプとその接続具 Pending JP2000227095A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102606496A (zh) * 2012-03-06 2012-07-25 东莞市鹏科电子科技有限公司 一种气泵及其气阀的开闭结构
WO2021174436A1 (zh) * 2020-03-04 2021-09-10 姿各扎克私人有限公司 一种便携充气泵
WO2023206829A1 (zh) * 2022-04-27 2023-11-02 上海鱼尾科技有限公司 充气泵上盖及充气泵

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