JP2000226703A - ブラジャー等女性用衣料のモールドカップ及びその製造方法 - Google Patents
ブラジャー等女性用衣料のモールドカップ及びその製造方法Info
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- A41C—CORSETS; BRASSIERES
- A41C5/00—Machines, appliances, or methods for manufacturing corsets or brassieres
- A41C5/005—Machines, appliances, or methods for manufacturing corsets or brassieres by moulding
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B27/00—Layered products comprising a layer of synthetic resin
- B32B27/40—Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising polyurethanes
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41B—SHIRTS; UNDERWEAR; BABY LINEN; HANDKERCHIEFS
- A41B2500/00—Materials for shirts, underwear, baby linen or handkerchiefs not provided for in other groups of this subclass
- A41B2500/50—Synthetic resins or rubbers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Corsets Or Brassieres (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボリューム性及び弾性において優れるととも
に、経時変色や洗濯による変形が少なく、しかも肌触り
のよいファッション性に優れたブラジャー等女性用衣料
のモールドカップ及びその製造方法の提供。 【解決手段】 ブラジャー等女性用衣料のモールドカッ
プは、一次積層体が１枚以上のポリウレタンシートと１
枚以上の不織布とが積層，接合されてなり、この一次積
層体の一方の面に表布が他方の面に裏布がそれぞれ接着
されて二次積層体とされ、この二次積層体が成形モール
ドで所定形状に成形されてなる。
に、経時変色や洗濯による変形が少なく、しかも肌触り
のよいファッション性に優れたブラジャー等女性用衣料
のモールドカップ及びその製造方法の提供。 【解決手段】 ブラジャー等女性用衣料のモールドカッ
プは、一次積層体が１枚以上のポリウレタンシートと１
枚以上の不織布とが積層，接合されてなり、この一次積
層体の一方の面に表布が他方の面に裏布がそれぞれ接着
されて二次積層体とされ、この二次積層体が成形モール
ドで所定形状に成形されてなる。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はブラジャー等女性用
衣料のモールドカップ及びその製造方法に関し、その目
的は、ボリューム性及び弾性において優れるとともに、
経時変色や洗濯による変形が少なく、しかも肌触りのよ
いファッション性に優れたブラジャー等女性用衣料のモ
ールドカップ及びその製造方法を提供することにある。
尚、この明細書においてブラジャー等女性用衣料とは、
ブラジャー，水着，ボディスーツ，カップ付ドレスな
ど、カップ部を有する女性用の下着，水着，洋服の全て
のことをいう。
衣料のモールドカップ及びその製造方法に関し、その目
的は、ボリューム性及び弾性において優れるとともに、
経時変色や洗濯による変形が少なく、しかも肌触りのよ
いファッション性に優れたブラジャー等女性用衣料のモ
ールドカップ及びその製造方法を提供することにある。
尚、この明細書においてブラジャー等女性用衣料とは、
ブラジャー，水着，ボディスーツ，カップ付ドレスな
ど、カップ部を有する女性用の下着，水着，洋服の全て
のことをいう。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ブラジャー，水着，ボディスー
ツ，カップ付ドレス等の女性用衣料のバスト部分には、
乳房を理想的な形状に整え、バスト全体を美しく形づけ
るために、カップが設けられている。このようなカップ
としては、従来より織布や不織布を用いた種々のものが
提案されており、最近では、特に補形性に優れたものと
して、所定形状に成形されたモールドカップが注目され
ている。例えば、ポリウレタン材を所定形状にモールド
熱成形したものや、通気性に優れた不織布を熱接着剤を
介して積層し、熱プレスにより成形したモールドカップ
等が知られている。
ツ，カップ付ドレス等の女性用衣料のバスト部分には、
乳房を理想的な形状に整え、バスト全体を美しく形づけ
るために、カップが設けられている。このようなカップ
としては、従来より織布や不織布を用いた種々のものが
提案されており、最近では、特に補形性に優れたものと
して、所定形状に成形されたモールドカップが注目され
ている。例えば、ポリウレタン材を所定形状にモールド
熱成形したものや、通気性に優れた不織布を熱接着剤を
介して積層し、熱プレスにより成形したモールドカップ
等が知られている。
【０００３】しかしながら、上記したような従来のモー
ルドカップには、以下のような問題点が存在する。即
ち、ポリウレタン繊維を素材とするモールドカップはボ
リューム性と弾性の点においては優れているものの、黄
色に経時変化する欠点を有しており、また、肌触りが必
ずしも滑らかではなく、着用時にゴワゴワした感触を与
えてしまうという欠点を有している。しかも通気性が悪
いため、長時間着用すると蒸れてしまうという欠点も存
在する。また、不織布を加圧成形したものは、成形は容
易であるものの、安定性が悪いため、外部から大きな力
が加えられた場合や、洗濯の際に、特に大きな成形加圧
力が加えられている部分の形状が崩れてしまうという欠
点が存在する。
ルドカップには、以下のような問題点が存在する。即
ち、ポリウレタン繊維を素材とするモールドカップはボ
リューム性と弾性の点においては優れているものの、黄
色に経時変化する欠点を有しており、また、肌触りが必
ずしも滑らかではなく、着用時にゴワゴワした感触を与
えてしまうという欠点を有している。しかも通気性が悪
いため、長時間着用すると蒸れてしまうという欠点も存
在する。また、不織布を加圧成形したものは、成形は容
易であるものの、安定性が悪いため、外部から大きな力
が加えられた場合や、洗濯の際に、特に大きな成形加圧
力が加えられている部分の形状が崩れてしまうという欠
点が存在する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、ボリューム性
及び弾性において優れるとともに、経時変色や洗濯によ
る変形が少なく、しかも肌触りのよいファッション性に
優れたブラジャー等女性用衣料のモールドカップ及びそ
の製造方法の創出が望まれていた。
及び弾性において優れるとともに、経時変色や洗濯によ
る変形が少なく、しかも肌触りのよいファッション性に
優れたブラジャー等女性用衣料のモールドカップ及びそ
の製造方法の創出が望まれていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するためになされたものであって、請求項１に係る発
明は、一次積層体が１枚以上のポリウレタンシートと１
枚以上の不織布とが積層，接合されてなり、この一次積
層体の一方の面に表布が他方の面に裏布がそれぞれ接着
されて二次積層体とされ、この二次積層体が成形モール
ドで所定形状に成形されてなることを特徴とするブラジ
ャー等女性用衣料のモールドカップに関し、請求項２に
係る発明は、前記一次積層体は１枚のポリウレタンシー
トと１枚の不織布が積層，接合されてなることを特徴と
する請求項１記載のブラジャー等女性用衣料のモールド
カップに関する。
決するためになされたものであって、請求項１に係る発
明は、一次積層体が１枚以上のポリウレタンシートと１
枚以上の不織布とが積層，接合されてなり、この一次積
層体の一方の面に表布が他方の面に裏布がそれぞれ接着
されて二次積層体とされ、この二次積層体が成形モール
ドで所定形状に成形されてなることを特徴とするブラジ
ャー等女性用衣料のモールドカップに関し、請求項２に
係る発明は、前記一次積層体は１枚のポリウレタンシー
トと１枚の不織布が積層，接合されてなることを特徴と
する請求項１記載のブラジャー等女性用衣料のモールド
カップに関する。
【０００６】また請求項３に係る発明は、前記一次積層
体は１枚のポリウレタンシートの両面それぞれに１枚の
不織布が積層，接合されてなることを特徴とする請求項
１記載のブラジャー等女性用衣料のモールドカップに関
し、請求項４に係る発明は、前記一次積層体は、１枚の
ポリウレタンシートと１枚の不織布が積層，接合されて
なる中間布が複数枚積層，接合されてなることを特徴と
する請求項１記載のブラジャー等女性用衣料のモールド
カップに関する。
体は１枚のポリウレタンシートの両面それぞれに１枚の
不織布が積層，接合されてなることを特徴とする請求項
１記載のブラジャー等女性用衣料のモールドカップに関
し、請求項４に係る発明は、前記一次積層体は、１枚の
ポリウレタンシートと１枚の不織布が積層，接合されて
なる中間布が複数枚積層，接合されてなることを特徴と
する請求項１記載のブラジャー等女性用衣料のモールド
カップに関する。
【０００７】請求項５に係る発明は、１枚以上のポリウ
レタンシートと１枚以上の不織布を積層，接合して一次
積層体を形成し、次いで該一次積層体の一方の面に表布
を、他方の面に裏布を接着して二次積層体を形成し、最
後に該二次積層体を成形モールドで所定形状に成形する
ことを特徴とするブラジャー等女性用衣料のモールドカ
ップの製造方法に関し、請求項６に係る発明は、１枚の
ポリウレタンシートの片面に１枚の不織布を積層，接合
して一次積層体を形成することを特徴とする請求項５記
載のブラジャー等女性用衣料のモールドカップの製造方
法に関する。
レタンシートと１枚以上の不織布を積層，接合して一次
積層体を形成し、次いで該一次積層体の一方の面に表布
を、他方の面に裏布を接着して二次積層体を形成し、最
後に該二次積層体を成形モールドで所定形状に成形する
ことを特徴とするブラジャー等女性用衣料のモールドカ
ップの製造方法に関し、請求項６に係る発明は、１枚の
ポリウレタンシートの片面に１枚の不織布を積層，接合
して一次積層体を形成することを特徴とする請求項５記
載のブラジャー等女性用衣料のモールドカップの製造方
法に関する。
【０００８】請求項７に係る発明は、ポリウレタンシー
トの両面に不織布を積層，接合して一次積層体を形成す
ることを特徴とする請求項５記載のブラジャー等女性用
衣料のモールドカップの製造方法に関し、請求項８に係
る発明は、１枚のポリウレタンシートと１枚の不織布を
積層，接合して中間布を形成し、該中間布を複数枚積
層，接合して一次積層体を形成することを特徴とする請
求項５記載のブラジャー等女性用衣料のモールドカップ
の製造方法に関する。
トの両面に不織布を積層，接合して一次積層体を形成す
ることを特徴とする請求項５記載のブラジャー等女性用
衣料のモールドカップの製造方法に関し、請求項８に係
る発明は、１枚のポリウレタンシートと１枚の不織布を
積層，接合して中間布を形成し、該中間布を複数枚積
層，接合して一次積層体を形成することを特徴とする請
求項５記載のブラジャー等女性用衣料のモールドカップ
の製造方法に関する。
【０００９】請求項９に係る発明は、ポリウレタンシー
トと不織布を接着剤で接合することを特徴とする請求項
５乃至８記載のブラジャー等女性用衣料のモールドカッ
プの製造方法に関し、請求項１０に係る発明は、ポリウ
レタンシートと不織布をニードルパンチ法により接合す
ることを特徴とする請求項５乃至８記載のブラジャー等
女性用衣料のモールドカップの製造方法に関し、請求項
１１に係る発明は、ポリウレタンシートと不織布をラミ
ネートすることにより接合することを特徴とする請求項
５乃至８記載のブラジャー等女性用衣料のモールドカッ
プの製造方法に関する。
トと不織布を接着剤で接合することを特徴とする請求項
５乃至８記載のブラジャー等女性用衣料のモールドカッ
プの製造方法に関し、請求項１０に係る発明は、ポリウ
レタンシートと不織布をニードルパンチ法により接合す
ることを特徴とする請求項５乃至８記載のブラジャー等
女性用衣料のモールドカップの製造方法に関し、請求項
１１に係る発明は、ポリウレタンシートと不織布をラミ
ネートすることにより接合することを特徴とする請求項
５乃至８記載のブラジャー等女性用衣料のモールドカッ
プの製造方法に関する。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るブラジャー等
女性用衣料のモールドカップ（以下、単にモールドカッ
プと称す）の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。図１は第１実施例に係るモールドカップの積層構造
を示す拡大断面図、図２はモールドカップの製造方法の
工程を示す図、図３は第２実施例に係るモールドカップ
の積層構造を示す拡大断面図、図４は第３実施例に係る
モールドカップの積層構造を示す拡大断面図、図５は二
次積層体をモールド成形する状態を示す概略図、図６は
本発明に係るモールドカップの使用状態を示す図であ
る。
女性用衣料のモールドカップ（以下、単にモールドカッ
プと称す）の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。図１は第１実施例に係るモールドカップの積層構造
を示す拡大断面図、図２はモールドカップの製造方法の
工程を示す図、図３は第２実施例に係るモールドカップ
の積層構造を示す拡大断面図、図４は第３実施例に係る
モールドカップの積層構造を示す拡大断面図、図５は二
次積層体をモールド成形する状態を示す概略図、図６は
本発明に係るモールドカップの使用状態を示す図であ
る。
【００１１】本発明に係るモールドカップ（１）は、図
１に示すように、ポリウレタンシート（２）と不織布
（３）とが積層，接合されてなる一次積層体（４）の一
方の面に表布（５）が接着されてなるとともに、他方の
面に裏布（６）が接着されてなる二次積層体（７）から
なり、この二次積層体（７）が成形モールドで所定形状
に成形されてなるものである。そして、このモールドカ
ップ（１）は、図２に示すように、一次積層体（４）形
成工程・二次積層体（７）形成工程・モールド成形工程
の３工程を経て製造される。
１に示すように、ポリウレタンシート（２）と不織布
（３）とが積層，接合されてなる一次積層体（４）の一
方の面に表布（５）が接着されてなるとともに、他方の
面に裏布（６）が接着されてなる二次積層体（７）から
なり、この二次積層体（７）が成形モールドで所定形状
に成形されてなるものである。そして、このモールドカ
ップ（１）は、図２に示すように、一次積層体（４）形
成工程・二次積層体（７）形成工程・モールド成形工程
の３工程を経て製造される。
【００１２】一次積層体（４）形成工程においては、１
枚以上のポリウレタンシート（２）と１枚以上の不織布
（３）とを積層，接合することにより一次積層体（４）
が形成される。用いるポリウレタンシート（２）は特に
限定されず、ポリウレタン繊維からなるシート状もので
あれば全て好適に用いることができ、スパンデックス等
を例示することができる。また、用いる不織布（３）も
特に限定はされず、その素材としては、ポリエステル繊
維やナイロン繊維等を例示することができる。
枚以上のポリウレタンシート（２）と１枚以上の不織布
（３）とを積層，接合することにより一次積層体（４）
が形成される。用いるポリウレタンシート（２）は特に
限定されず、ポリウレタン繊維からなるシート状もので
あれば全て好適に用いることができ、スパンデックス等
を例示することができる。また、用いる不織布（３）も
特に限定はされず、その素材としては、ポリエステル繊
維やナイロン繊維等を例示することができる。
【００１３】ポリウレタンシート（２）及び不織布
（３）の枚数は特に限定されず、例えば、図１に示す第
１実施例のように、１枚のポリウレタンシート（２）と
１枚の不織布（３）を積層，接合してもよいし、図３に
示す第２実施例のように、１枚のポリウレタンシート
（２）の両面それぞれに１枚の不織布（３）を積層，接
合してもよい。
（３）の枚数は特に限定されず、例えば、図１に示す第
１実施例のように、１枚のポリウレタンシート（２）と
１枚の不織布（３）を積層，接合してもよいし、図３に
示す第２実施例のように、１枚のポリウレタンシート
（２）の両面それぞれに１枚の不織布（３）を積層，接
合してもよい。
【００１４】また図４に示す第３実施例のように、まず
１枚のポリウレタンシート（２）と１枚の不織布（３）
とを積層，接合することにより中間布（８）を形成し、
この中間布（８）を複数枚積層，接合してもよい。尚、
中間布（８）の枚数は特に限定されないが、図示例の如
く偶数枚（図示例においては２枚）用い、最終的に形成
される一次積層体（４）の最も内側にポリウレタンシー
ト（２）が積層されるようにし、且つ積層状態が上下対
称になるようにするのが好ましい。
１枚のポリウレタンシート（２）と１枚の不織布（３）
とを積層，接合することにより中間布（８）を形成し、
この中間布（８）を複数枚積層，接合してもよい。尚、
中間布（８）の枚数は特に限定されないが、図示例の如
く偶数枚（図示例においては２枚）用い、最終的に形成
される一次積層体（４）の最も内側にポリウレタンシー
ト（２）が積層されるようにし、且つ積層状態が上下対
称になるようにするのが好ましい。
【００１５】ポリウレタンシート（２）と不織布（３）
の接合方法は特に限定されず、例えば、接着剤により接
着する方法や、ニードルパンチによる機械的接合法を例
示することができる。特にニードルパンチ法を用いる
と、接着硬化が起こらないので、この方法が最も好まし
く用いられる。また、ポリウレタンシート（２）及び不
織布（３）の枚数が比較的少ない場合には、ラミネート
により接着する方法を採用することもできる。尚、前記
第３実施例における中間布（８）同士の接合方法として
も、接着剤を使用して接着する方法や、ニードルパンチ
法を好ましい例として挙げることができる。
の接合方法は特に限定されず、例えば、接着剤により接
着する方法や、ニードルパンチによる機械的接合法を例
示することができる。特にニードルパンチ法を用いる
と、接着硬化が起こらないので、この方法が最も好まし
く用いられる。また、ポリウレタンシート（２）及び不
織布（３）の枚数が比較的少ない場合には、ラミネート
により接着する方法を採用することもできる。尚、前記
第３実施例における中間布（８）同士の接合方法として
も、接着剤を使用して接着する方法や、ニードルパンチ
法を好ましい例として挙げることができる。
【００１６】接着剤を用いて接合する場合には、アクリ
ルエマルジョン、酢酸ビニルエマルジョン、ＥＶＡエマ
ルジョン等の合成樹脂エマルジョンを接着剤として用い
ればよい。
ルエマルジョン、酢酸ビニルエマルジョン、ＥＶＡエマ
ルジョン等の合成樹脂エマルジョンを接着剤として用い
ればよい。
【００１７】上記方法により一次積層体（４）を形成し
た後、二次積層体（７）が形成される。二次積層体
（７）形成工程においては、一次積層体（４）の一方の
面に表布（５）を、他方の面に裏布（６）を接着するこ
とにより二次積層体（７）が形成される。尚、この表布
（５）とは、モールドカップ（１）をブラジャー等に縫
着した際に、外側に面する布であり、ポリエステルフィ
ラメント等からなるトリコット等の経編地が好適に用い
られる。一方、裏布（６）は肌に接する布であり、綿織
物などの天然繊維の織物や、天然繊維と合成繊維が混紡
された伸縮性のよい経織物が好適に用いられる。
た後、二次積層体（７）が形成される。二次積層体
（７）形成工程においては、一次積層体（４）の一方の
面に表布（５）を、他方の面に裏布（６）を接着するこ
とにより二次積層体（７）が形成される。尚、この表布
（５）とは、モールドカップ（１）をブラジャー等に縫
着した際に、外側に面する布であり、ポリエステルフィ
ラメント等からなるトリコット等の経編地が好適に用い
られる。一方、裏布（６）は肌に接する布であり、綿織
物などの天然繊維の織物や、天然繊維と合成繊維が混紡
された伸縮性のよい経織物が好適に用いられる。
【００１８】一次積層体（４）のどちら側の面に表布
（５）を接着するかについては、特に限定されないが、
図１に示す第１実施例のように、一次積層体（４）の片
面がポリウレタンシート（２）で、他面が不織布（３）
である場合には、ポリウレタンシート（２）側に表布
（５）を接着し、不織布（３）側に裏布（６）を接着す
るのが好ましい。これは、ポリウレタンシート（２）は
不織布（３）に比べて肌触りが悪いため、ポリウレタン
シート（２）側に裏布（６）を接着すると、着用時にゴ
ワゴワしてしまう恐れがあるからである。従って、図３
に示す第２実施例や図４に示す第３実施例のように、一
次積層体（４）の両外面が不織布（３）である場合に
は、どちら側に表布（５）を接着しても構わない。
（５）を接着するかについては、特に限定されないが、
図１に示す第１実施例のように、一次積層体（４）の片
面がポリウレタンシート（２）で、他面が不織布（３）
である場合には、ポリウレタンシート（２）側に表布
（５）を接着し、不織布（３）側に裏布（６）を接着す
るのが好ましい。これは、ポリウレタンシート（２）は
不織布（３）に比べて肌触りが悪いため、ポリウレタン
シート（２）側に裏布（６）を接着すると、着用時にゴ
ワゴワしてしまう恐れがあるからである。従って、図３
に示す第２実施例や図４に示す第３実施例のように、一
次積層体（４）の両外面が不織布（３）である場合に
は、どちら側に表布（５）を接着しても構わない。
【００１９】また、表布（５）及び裏布（６）を一次積
層体（４）に接着する方法は特に限定されないが、前記
したような接着剤を用いて接着する方法が好適に用いら
れる。
層体（４）に接着する方法は特に限定されないが、前記
したような接着剤を用いて接着する方法が好適に用いら
れる。
【００２０】上記方法により二次積層体（７）を形成し
た後、図５に如く、表布（５）を接着した面がカップの
外側になるようにして、二次積層体（７）を成形モール
ド（９）で所定形状に成形することにより、本発明に係
るモールドカップ（１）を得ることができる。具体的に
は、図５に示すように、上部モールド（９１）と下部モ
ールド（９２）の間に二次積層体（７）を入れ、所定温
度の熱で上部モールド（９１）と下部モールド（９２）
を加圧し、成形後に上部モールド（９１）と下部モール
ド（９２）を分離すればよい。
た後、図５に如く、表布（５）を接着した面がカップの
外側になるようにして、二次積層体（７）を成形モール
ド（９）で所定形状に成形することにより、本発明に係
るモールドカップ（１）を得ることができる。具体的に
は、図５に示すように、上部モールド（９１）と下部モ
ールド（９２）の間に二次積層体（７）を入れ、所定温
度の熱で上部モールド（９１）と下部モールド（９２）
を加圧し、成形後に上部モールド（９１）と下部モール
ド（９２）を分離すればよい。
【００２１】以上のような方法により得られるモールド
カップ（１）は、ポリウレタンシート（２）を用いてい
ることにより、ボリューム性及び弾性において優れてい
るとともに、形態安定性においても優れている。従っ
て、洗濯時にカップの形状が潰れることはなく、また着
用時に乳房を安定して補形することもできる。また不織
布（３）を用いていることにより、通気性においても優
れているので、長時間着用しても蒸れてしまうことがな
い。即ち、ポリウレタンシート（２）と不織布（３）そ
れぞれの利点を活かしたモールドカップ（１）とするこ
とができ、図６に示すように、ブラジャー等のカップ部
に使用することにより、着用性に優れたブラジャーとす
ることができる。
カップ（１）は、ポリウレタンシート（２）を用いてい
ることにより、ボリューム性及び弾性において優れてい
るとともに、形態安定性においても優れている。従っ
て、洗濯時にカップの形状が潰れることはなく、また着
用時に乳房を安定して補形することもできる。また不織
布（３）を用いていることにより、通気性においても優
れているので、長時間着用しても蒸れてしまうことがな
い。即ち、ポリウレタンシート（２）と不織布（３）そ
れぞれの利点を活かしたモールドカップ（１）とするこ
とができ、図６に示すように、ブラジャー等のカップ部
に使用することにより、着用性に優れたブラジャーとす
ることができる。
【００２２】更に、ポリウレタンシート（２）及び不織
布（３）の枚数を調整することにより、厚みを自在に調
整することができる。また表布及び裏布を接着している
ことにより、ポリウレタンシートの黄変を防ぐことがで
きるとともに、肌触りやファッション性に優れたものと
することができる。
布（３）の枚数を調整することにより、厚みを自在に調
整することができる。また表布及び裏布を接着している
ことにより、ポリウレタンシートの黄変を防ぐことがで
きるとともに、肌触りやファッション性に優れたものと
することができる。
【００２３】
【試験例】〔試験例１；黄変加速試験〕 （試料１）厚さ３ｍｍのポリウレタンシートと、素材と
して主としてポリエステルからなる厚さ１５ｍｍの不織
布とをニードルパンチ法によって接合して一次積層体を
構成し、該一次積層体のポリウレタンシートに、素材と
して主としてポリエステルからなる厚さ０．２ｍｍの表
布を接着するとともに他面に素材としてポリエステルお
よび綿を混紡してなる厚さ０．３ｍｍの裏布を接着して
二次積層体を構成し、この二次積層体を加熱温度１９０
Ｃ°で所定形状にモールド成形してなるモールドカップ
を試料１とした。 （試料２）厚さ１８ｍｍのポリウレタンシートを加熱温
度２１０Ｃ°で所定形状にモールド成形してなるモール
ドカップを試料２とした。 （試料３）素材としてポリエステルを用いた厚さ２０ｍ
ｍの不織布を熱接着剤を介して積層し、熱プレス（加熱
温度１９５Ｃ°）により所定形状に成形してなるモール
ドカップを試料３とした。 ＜試験方法＞前記試料１〜３をそれぞれ洗濯機に入れ、
ＪＩＳ−Ｌ−０２１７ １０３法を用いて洗濯を行っ
た。なお、洗剤には、合成洗剤（商品名：アタック、株
式会社花王製）を使用し、洗濯後は平干しを行った。こ
のような洗濯および平干しを、各試料について計１５回
行い、そのうち１０回目、１５回目において、以下の判
定基準に基づいて黄変度を判定した。その判定基準を表
１に示し、判定結果を表２に示す。
して主としてポリエステルからなる厚さ１５ｍｍの不織
布とをニードルパンチ法によって接合して一次積層体を
構成し、該一次積層体のポリウレタンシートに、素材と
して主としてポリエステルからなる厚さ０．２ｍｍの表
布を接着するとともに他面に素材としてポリエステルお
よび綿を混紡してなる厚さ０．３ｍｍの裏布を接着して
二次積層体を構成し、この二次積層体を加熱温度１９０
Ｃ°で所定形状にモールド成形してなるモールドカップ
を試料１とした。 （試料２）厚さ１８ｍｍのポリウレタンシートを加熱温
度２１０Ｃ°で所定形状にモールド成形してなるモール
ドカップを試料２とした。 （試料３）素材としてポリエステルを用いた厚さ２０ｍ
ｍの不織布を熱接着剤を介して積層し、熱プレス（加熱
温度１９５Ｃ°）により所定形状に成形してなるモール
ドカップを試料３とした。 ＜試験方法＞前記試料１〜３をそれぞれ洗濯機に入れ、
ＪＩＳ−Ｌ−０２１７ １０３法を用いて洗濯を行っ
た。なお、洗剤には、合成洗剤（商品名：アタック、株
式会社花王製）を使用し、洗濯後は平干しを行った。こ
のような洗濯および平干しを、各試料について計１５回
行い、そのうち１０回目、１５回目において、以下の判
定基準に基づいて黄変度を判定した。その判定基準を表
１に示し、判定結果を表２に示す。
【表１】
【表２】
【００２４】〔試験例２；洗濯後形態変化度試験〕 ＜試験方法＞前記試料１〜３の黄変加速試験の際に、以
下の判定基準に基づいて形態変化度（変形度）を判定し
た。その判定基準を表３に示し、判定結果を表４に示
す。
下の判定基準に基づいて形態変化度（変形度）を判定し
た。その判定基準を表３に示し、判定結果を表４に示
す。
【表３】
【表４】
【００２５】以上の試験例１および２の結果からも明ら
かなように、試料１に係るモールドカップは、若干の黄
色変化および形態変化を呈するものの、黄色変化あるい
は形態変化が著しく現れる試料２や試料３に比べて、耐
黄色変化性および耐形態変化性のバランスに優れてい
る。
かなように、試料１に係るモールドカップは、若干の黄
色変化および形態変化を呈するものの、黄色変化あるい
は形態変化が著しく現れる試料２や試料３に比べて、耐
黄色変化性および耐形態変化性のバランスに優れてい
る。
【００２６】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係るブラジ
ャー等女性用衣料のモールドカップおよびその製造方法
によれば、ポリウレタンシートを用いていることによ
り、ボリューム性及び弾性において優れているととも
に、形態安定性においても優れている。従って、洗濯時
にカップの形状が潰れることはなく、また着用時に乳房
を安定して補形することもできる。また不織布を用いて
いることにより、通気性においても優れているので、長
時間着用しても蒸れてしまうことがない。即ち、ポリウ
レタンシートと不織布それぞれの利点を活かしたモール
ドカップとすることができ、ブラジャー等のカップ部に
使用することにより、着用性に優れたブラジャーとする
ことができる。また、ポリウレタンシート及び不織布の
枚数を調整することにより、厚みを自在に調整すること
ができる。また表布及び裏布を接着していることによ
り、ポリウレタンシートの黄変を防ぐことができるとと
もに、肌触りやファッション性に優れたものとすること
ができる。
ャー等女性用衣料のモールドカップおよびその製造方法
によれば、ポリウレタンシートを用いていることによ
り、ボリューム性及び弾性において優れているととも
に、形態安定性においても優れている。従って、洗濯時
にカップの形状が潰れることはなく、また着用時に乳房
を安定して補形することもできる。また不織布を用いて
いることにより、通気性においても優れているので、長
時間着用しても蒸れてしまうことがない。即ち、ポリウ
レタンシートと不織布それぞれの利点を活かしたモール
ドカップとすることができ、ブラジャー等のカップ部に
使用することにより、着用性に優れたブラジャーとする
ことができる。また、ポリウレタンシート及び不織布の
枚数を調整することにより、厚みを自在に調整すること
ができる。また表布及び裏布を接着していることによ
り、ポリウレタンシートの黄変を防ぐことができるとと
もに、肌触りやファッション性に優れたものとすること
ができる。
【図１】第１実施例に係るモールドカップの積層構造を
示す拡大断面図である。
示す拡大断面図である。
【図２】本発明に係るモールドカップの製造方法の工程
を示す図である。
を示す図である。
【図３】第２実施例に係るモールドカップの積層構造を
示す拡大断面図である。
示す拡大断面図である。
【図４】第３実施例に係るモールドカップの積層構造を
示す拡大断面図である。
示す拡大断面図である。
【図５】二次積層体をモールド成形する状態を示す概略
図である。
図である。
【図６】本発明に係るモールドカップの使用状態を示す
図である。
図である。
１ モールドカップ ２ ポリウレタンシート ３ 不織布 ４ 一次積層体 ５ 表布 ６ 裏布 ７ 二次積層体 ８ 中間布 ９ 成形モールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朴 鐘永 大韓民国ソウル特別市江西区禾谷洞355− 69号
Claims (11)
- 【請求項１】 一次積層体が１枚以上のポリウレタンシ
ートと１枚以上の不織布とが積層，接合されてなり、こ
の一次積層体の一方の面に表布が他方の面に裏布がそれ
ぞれ接着されて二次積層体とされ、この二次積層体が成
形モールドで所定形状に成形されてなることを特徴とす
るブラジャー等女性用衣料のモールドカップ。 - 【請求項２】 前記一次積層体は１枚のポリウレタンシ
ートと１枚の不織布が積層，接合されてなることを特徴
とする請求項１記載のブラジャー等女性用衣料のモール
ドカップ。 - 【請求項３】 前記一次積層体は１枚のポリウレタンシ
ートの両面それぞれに１枚の不織布が積層，接合されて
なることを特徴とする請求項１記載のブラジャー等女性
用衣料のモールドカップ。 - 【請求項４】 前記一次積層体は、１枚のポリウレタン
シートと１枚の不織布が積層，接合されてなる中間布が
複数枚積層，接合されてなることを特徴とする請求項１
記載のブラジャー等女性用衣料のモールドカップ。 - 【請求項５】 １枚以上のポリウレタンシートと１枚以
上の不織布を積層，接合して一次積層体を形成し、次い
で該一次積層体の一方の面に表布を他方の面に裏布を接
着して二次積層体を形成し、最後に該二次積層体を成形
モールドで所定形状に成形することを特徴とするブラジ
ャー等女性用衣料のモールドカップの製造方法。 - 【請求項６】 １枚のポリウレタンシートの片面に１枚
の不織布を積層，接合して一次積層体を形成することを
特徴とする請求項５記載のブラジャー等女性用衣料のモ
ールドカップの製造方法。 - 【請求項７】 ポリウレタンシートの両面に不織布を積
層，接合して一次積層体を形成することを特徴とする請
求項５記載のブラジャー等女性用衣料のモールドカップ
の製造方法。 - 【請求項８】 １枚のポリウレタンシートと１枚の不織
布を積層，接合して中間布を形成し、該中間布を複数枚
積層，接合して一次積層体を形成することを特徴とする
請求項５記載のブラジャー等女性用衣料のモールドカッ
プの製造方法。 - 【請求項９】 ポリウレタンシートと不織布を接着剤で
接合することを特徴とする請求項５乃至８記載のブラジ
ャー等女性用衣料のモールドカップの製造方法。 - 【請求項１０】 ポリウレタンシートと不織布をニード
ルパンチ法により接合することを特徴とする請求項５乃
至８記載のブラジャー等女性用衣料のモールドカップの
製造方法。 - 【請求項１１】 ポリウレタンシートと不織布をラミネ
ートすることにより接合することを特徴とする請求項５
乃至８記載のブラジャー等女性用衣料のモールドカップ
の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019990003341A KR100330169B1 (ko) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 브래지어 등의 몰드컵 제조방법 및 그 몰드컵 |
| KR99-3341 | 1999-02-02 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000226703A true JP2000226703A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=19573032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11188237A Pending JP2000226703A (ja) | 1999-02-02 | 1999-07-01 | ブラジャー等女性用衣料のモールドカップ及びその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000226703A (ja) |
| KR (1) | KR100330169B1 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030073933A (ko) * | 2002-03-14 | 2003-09-19 | 주식회사 유니크패션 | 브래지어 몰드컵 및 그 표면에 돌출무늬를 성형하는 방법 |
| KR20040031403A (ko) * | 2002-10-05 | 2004-04-13 | 신근식 | 브래지어컵 제조방법 |
| WO2006052151A2 (en) * | 2004-11-12 | 2006-05-18 | Regina Miracle International Limited | An improved brassiere |
| KR100782899B1 (ko) | 2006-05-23 | 2007-12-07 | 이해용 | 브래지어 몰드컵 제조장치 |
| US7682219B2 (en) | 2001-02-06 | 2010-03-23 | Hbi Branded Apparel Enterprises, Llc | Undergarments made from multi-layered fabric laminate material |
| US7690965B2 (en) | 2001-02-06 | 2010-04-06 | Hbi Branded Apparel Enterprises, Llc | Methods of making cotton blend glue brassieres |
| US8113908B1 (en) | 2000-07-20 | 2012-02-14 | Dba Lux 1 Sarl | Stiffened brassiere |
| CN110344178A (zh) * | 2019-07-24 | 2019-10-18 | 深圳全棉时代科技有限公司 | 模杯针刺成型方法、模杯针刺模具及模杯针刺设备 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100332595B1 (ko) * | 1999-12-03 | 2002-04-17 | 롤프 에취, 켈러, 카즈노리 이마무라 | 브래지어용 부직포 몰드컵 및 그 제조방법 |
| KR100336864B1 (ko) * | 1999-12-28 | 2002-05-16 | 이수 | 브라컵 및 그 제조방법 |
| KR100651575B1 (ko) * | 2006-05-23 | 2006-12-08 | 주식회사 유니크패션 | 브래지어 몰드컵의 제조방법 |
| KR101462475B1 (ko) * | 2014-08-19 | 2014-11-18 | 주식회사 세림티티시 | 통기성과 세탁성 및 변색지연성을 가지는 브래지어컵용 연질 폴리우레탄폼 및 그 제조방법 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4090900A (en) * | 1976-07-06 | 1978-05-23 | Acar Laminators Corp. | Laminate products useful in the production of bra cups and process for making same |
| KR970010402B1 (ko) * | 1994-08-10 | 1997-06-26 | 주식회사 태평양패션 | 브레지어용 몰드컵 및 그 제조방법 |
| JP3000160B2 (ja) * | 1994-08-19 | 2000-01-17 | グンゼ株式会社 | ブラジャー等のモールドカップ及びその製造方法 |
| JPH0870962A (ja) * | 1994-09-09 | 1996-03-19 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 敷きパッド及びその製造方法 |
| JP3254379B2 (ja) * | 1996-07-05 | 2002-02-04 | グンゼ株式会社 | バスト部用パッド付き衣服 |
| US5821956A (en) * | 1996-11-27 | 1998-10-13 | Tektronix, Inc. | Method to improve solid ink output resolution |
| KR19990043917A (ko) * | 1997-11-29 | 1999-06-15 | 이철성 | 브레지어 컵 |
-
1999
- 1999-02-02 KR KR1019990003341A patent/KR100330169B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1999-07-01 JP JP11188237A patent/JP2000226703A/ja active Pending
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| US8113908B1 (en) | 2000-07-20 | 2012-02-14 | Dba Lux 1 Sarl | Stiffened brassiere |
| US7682219B2 (en) | 2001-02-06 | 2010-03-23 | Hbi Branded Apparel Enterprises, Llc | Undergarments made from multi-layered fabric laminate material |
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| US8176572B2 (en) | 2001-02-06 | 2012-05-15 | Hbi Branded Apparel Enterprises, Llc | Method of forming a laminated fabric panty |
| US8235765B2 (en) | 2001-02-06 | 2012-08-07 | Hbi Branded Apparel Enterprises, Llc | Composite fabric laminate for making an undergarment |
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| KR20040031403A (ko) * | 2002-10-05 | 2004-04-13 | 신근식 | 브래지어컵 제조방법 |
| WO2006052151A2 (en) * | 2004-11-12 | 2006-05-18 | Regina Miracle International Limited | An improved brassiere |
| WO2006052151A3 (en) * | 2004-11-12 | 2007-10-18 | Regina Miracle Int Ltd | An improved brassiere |
| KR100782899B1 (ko) | 2006-05-23 | 2007-12-07 | 이해용 | 브래지어 몰드컵 제조장치 |
| CN110344178A (zh) * | 2019-07-24 | 2019-10-18 | 深圳全棉时代科技有限公司 | 模杯针刺成型方法、模杯针刺模具及模杯针刺设备 |
| CN110344178B (zh) * | 2019-07-24 | 2024-04-16 | 深圳全棉时代科技有限公司 | 模杯针刺成型方法、模杯针刺模具及模杯针刺设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR19990037842A (ko) | 1999-05-25 |
| KR100330169B1 (ko) | 2002-03-28 |
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