JP2000226372A - アミド化合物、その製造方法及び農園芸用殺虫剤 - Google Patents

アミド化合物、その製造方法及び農園芸用殺虫剤

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JP2000226372A
JP2000226372A JP11024317A JP2431799A JP2000226372A JP 2000226372 A JP2000226372 A JP 2000226372A JP 11024317 A JP11024317 A JP 11024317A JP 2431799 A JP2431799 A JP 2431799A JP 2000226372 A JP2000226372 A JP 2000226372A
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JP11024317A
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Osamu Miyahara
治 宮原
Miyoshi Ogura
美佳 小倉
Takao Iwasa
孝男 岩佐
Tomohiro Take
智広 武
Eiko Takahashi
英光 高橋
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Nippon Soda Co Ltd
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Nippon Soda Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工業的に有利に合成でき、効果が確実で安全に
使用できる有害生物防除剤、特に農園芸用殺虫・殺ダニ
剤となりうる新規なアミド化合物及びその製造方法を提
供する。 【解決手段】一般式(1) 【化1】 〔式中、Aは、置換基Xを有していてもよい(フェニル
基又はナフチル基)を表し、Bは、置換基Yを有してい
てもよいフェニル基を表し、X及びYは、ニトロ基,ハ
ロゲン原子,C1-6 アルキル基,C1-6 ハロアルキル
基,C1-6 アルコキシ基,C1-6 ハロアルコキシ基等を
表し、R1 及びR2 は、水素原子,ヒドロキシ基,シア
ノ基,ニトロ基,ハロゲン原子,C1-6 アルキル基,C
1-6 アルキコキシ基,C1-6 ハロアルキル基,C1-6
ロアルコキシ基等を表し、R3 は、水素原子,C1-6
ルキル基,C1-6 アルコキシ基等を表し、Dは、N又は
CHを表し、Eは、O,CH2 ,CH2 CH2 又はCO
を表し、pは、0又は1を表す。但し、公知化合物を除
く。〕で表されるアミド化合物、その製造方法及び有害
生物防除剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なアミド化合
物、その製造方法及び該化合物を有効成分として含有す
る農園芸用殺虫剤に関する。
【0002】
【従来の技術】農園芸作物の栽培に当り、従来より、多
数の殺虫剤、殺ダニ剤が使用されている。しかしなが
ら、その効力が不十分であったり、薬剤抵抗性問題によ
りその使用が制限されたり、また、植物体に薬害や汚染
を生じたり、或いは人畜魚類等に対する毒性が強かった
りすることから、必ずしも満足すべき防除薬剤とは言い
難いものが少なくない。従って、かかる欠点の少ない安
全に使用できる薬剤の開発が要望されている。
【0003】本発明化合物に類似した化合物を開示した
ものとしては、次のものが知られている。 (1)EP.569,912号公報には、下記(A)に
示される化合物が、農園芸用殺菌剤として有用である旨
が記載されている。
【0004】
【化6】
【0005】(2)WO95/25,723号公報に
は、下記(B)で示される化合物が 農園芸用殺菌剤と
して有用である旨が記載されている。
【0006】
【化7】
【0007】(3)Zh.Obshch.Khim.,
19(4)359(1984)には、下記(C)で示さ
れる化合物が記載されている。
【0008】
【化8】
【0009】(4)また、特開昭63−17813号公
報には、下記(D)で示される化合物が記載されてい
る。
【0010】
【化9】
【0011】しかしながら、本発明化合物が、農作物害
虫に対し殺虫活性を有することは知られていない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、工業的に有
利に合成でき、効果が確実で安全に使用できる農園芸用
殺虫剤となりうる新規なアミド化合物、及びその製造方
法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、(i)下記一般式(1)
【0014】
【化10】
【0015】〔式中、Aは、置換基Xを有していてもよ
いフェニル基又は置換基Xを有していてもよいナフチル
基を表し、Bは、置換基Yを有していてもよいフェニル
基又は置換基Yを有していてもよいナフチル基を表し、
X及びYは、それぞれ独立して、シアノ基,ニトロ基,
ハロゲン原子,C1-6アルキル基,C1-6 ハロアルキル
基,C1-6 アルコキシ基,C1-6 ハロアルコキシ基,C
3-8 シクロアルキル基,置換基を有していてもよいフェ
ニル基,アルキルスルホニルオキシ基,C1-6 アルキル
カルボニル基,C1-6 アルキルカルボニルオキシ基、
(C1-6 アルキル基で置換されていてもよい)カルバモ
イル基,C 1-6 アルキルチオ基又はC1-6 アルキルスル
ホニル基を表す。また、前記A及びBは同一又は相異な
る複数の置換基を有していてもよい。
【0016】R1 及びR2 は、それぞれ独立して、水素
原子,シアノ基,ニトロ基,ハロゲン原子,C1-6 アル
キル基,C1-6 アルコキシ基,C1-6 ハロアルキル基,
1- 6 ハロアルコキシ基,C3-8 シクロアルキル基,置
換基を有していてもよいフェニル基,置換基を有してい
てもよいフェニルオキシ基又はヒドロキシ基を表し、R
3 は、水素原子,ヒドロキシ基,ハロゲン原子,C1-6
アルキル基,C1-6アルコキシ基,C3-8 シクロアルキ
ル基又は置換基を有していてもよいフェニル基を表し、
Dは、N又はCHを表し、Eは、O,CH2 ,CH2
2 又はCOを表し、pは、0又は1を表す。)で表さ
れるアミド化合物を提供する。
【0017】但し、前記一般式(1)で表される化合物
のうち、以下の(a),(b),(c)及び(d)の化
合物は除かれている。 (a)Aが2,4−ジフルオロフェニル基であり、Bが
4−t−ブチルフェニル基であり、DがNであり、Eが
Oであり、pが1であり、かつ、R1 ,R2 の一方が水
素原子で、もう一方がメチル基である化合物、(b)A
がフェニル基又は4−メチルフェニル基であり、Bがフ
ェニル基であり、DがCHであり、pが0であり、か
つ、R1 が水素原子で、R2 がメチル基である化合物、
(c)Aが2,6−ジエチルフェニル基であり、Bがフ
ェニル基であり、DがCHであり、pが0であり、か
つ、R1 がn−プロポキシ基で、R2 がメチル基である
化合物、及び、(d)R1 及びR3 が同時に水素原子で
ある化合物。
【0018】また、本発明においては、前記一般式
(1)で表される化合物のうち、R1 又はR2 のいずれ
か一方がC1-6 ハロアルキル基である化合物が、特に好
ましい。
【0019】(ii)また、本発明は、一般式(2)
【0020】
【化11】
【0021】(式中、A,D,R1 ,R2 及びR3 は前
記と同じ意味を表し、Lは脱離基を表す)で表される化
合物と、一般式(3)
【0022】
【化12】M−(O)p −B (3) (式中、B及びpは前記と同じ意味を表し、Mは、金属
又は有機金属基を表す。)で表される化合物とを反応さ
せる工程を有する、一般式(1)
【0023】
【化13】
【0024】(式中、A,B,D,R1 ,R2 ,R3
びpは、前記と同じ意味を表す。)で表される化合物の
製造方法を提供する。
【0025】(iii )さらに本発明は、一般式(1)
【0026】
【化14】
【0027】(式中、A,B,D,E,R1 ,R2 ,R
3 及びpは、前記と同じ意味を表す。)で表される化合
物の一種若しくは二種以上を有効成分として含有するこ
とを特徴とする、農園芸用殺虫剤を提供する。
【0028】本発明化合物は、特に農園芸用作物の有害
害虫に対して優れた殺虫活性を有し、本発明化合物を有
効成分とする組成物は、有害生物防除剤、特に農園芸用
殺虫剤として有用である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を発明の実施の形態
により詳細に説明する。本発明化合物は、前記一般式
(1)で表される化合物である。前記一般式(1)にお
いて、Aは、ベンゼン環の任意の位置に置換基Xを有し
ていてもよいフェニル基、又はナフタレン環の任意の位
置に置換基Xを有していてもよい、1−ナフチル、2−
ナフチル基等のナフチル基を表す。また、Aは、同一又
は相異なる複数の置換基Xを有していてもよい。
【0030】Bは、ベンゼン環の任意の位置に置換基Y
を有していてもよいフェニル基、又はナフタレン環の任
意の位置に置換基Yを有していてもよい、1−ナフチ
ル、2−ナフチル基等のナフチル基を表す。また、B
は、同一又は相異なる複数の置換基Yを有していてもよ
い。
【0031】X及びYは、それぞれ独立して水素原子、
シアノ基、ニトロ基、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等の
ハロゲン原子、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、ペンチル、
ヘキシル基等の直鎖若しくは分岐のC1-6 アルキル基、
クロロメチル、ジクロロメチル、ジフルオロメチル、ク
ロロジフルオロメチルウ、トリクロロメチル、トリフル
オロメチル、トリクロロエチル、トリフルオロエチル、
ペンタフルオロエチル基等のC1-6 ハロアルキル基、
【0032】メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、sec−ブトキシ
基等のC1-6 アルコキシ基、クロロメトキシ、ジクロロ
メトキシ、ジフルオロメトキシ、トリクロロメトキシ、
トリフルオロメトキシ、トリクロロエトキシ、トリフル
オロエトキシ、ペンタフルオロエトキシ基等のC1-6
ロアルコキシ基、シクロプロピル、シクロペンチル、シ
クロヘキシル基等のC3-8 シクロアルキル基、
【0033】ベンゼン環の任意の位置に置換基を有して
いてもよいフェニル基、メチルスルホニルオキシ、エチ
ルスルホニルオキシ、プロピルスルホニルオキシ基、イ
ソプロピルスルホニルオキシ、ブチルスルホニルオキシ
基等のC1-6 アルキルスルホニルオキシ基、アセチル、
プロピオニル基等のC1-6 アルキルカルボニル基、アセ
トキシ、プロピオニルオキシ基等のC1-6 アルキルカル
ボニルオキシ基、(エチル、メチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル基等のC1-6 アルキル基で置換されてい
てもよい)カルバモイル基、メチルチオ、エチルチオ、
プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ基等のC
1-6 アルキルチオ基、又は、メチルスルホニル、エチル
スルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホ
ニル、ブチルスルホニル基等のC1-6 アルキルスルホニ
ル基を表す。
【0034】ここで、前記置換基を有していてもよいフ
ェニル基の置換基としては、フッ素、塩素、臭素等のハ
ロゲン原子、メチル、エチル基等のC1-6 アルキル基、
メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ基等のC1-6 アル
コキシ基、シアノ基、ニトロ基等を挙げることができ
る。また、該フェニル基は、ベンゼン環の任意の位置に
同一又は相異なる複数の置換基を有していてもよい。
【0035】R1 及びR2 は、それぞれ独立して水素原
子、シアノ基、ヒドロキシ基、フッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素等のハロゲン原子、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、ペ
ンチル、ヘキシル基等の直鎖若しくは分岐のC1-6 アル
キル基、クロロメチル、ジクロロメチル、ジフルオロメ
チル、クロロジフルオロメチル、トリクロロメチル、ト
リフルオロメチル、トリクロロエチル、トリフルオロエ
チル、ペンタフルオロエチル基等のC1-6 ハロアルキル
基、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、t−ブトキシ、sec−ブトキシ基等の
1-6 アルコキシ基、クロロメトキシ、ジクロロメトキ
シ、ジフルオロメトキシ、トリクロロメトキシ、トリフ
ルオロメトキシ、トリクロロエトキシ、トリフルオロエ
トキシ、ペンタフルオロエトキシ基等のC1-6 ハロアル
コキシ基、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘ
キシル基等のC3-8 シクロアルキル基、置換基を有して
いてもよいフェニル基、又は、置換基を有していてもよ
いフェニルオキシ基を表す。
【0036】ここで、前記置換基を有していてもよいフ
ェニル基又は置換基を有していてもよいフェニルオキシ
基の置換基としては、フッ素、塩素、臭素等のハロゲン
原子、メチル、エチル基等のC1-6 アルキル基、メトキ
シ、エトキシ、イソプロポキシ基等のC1-6 アルコキシ
基、シアノ基、ニトロ基等を挙げることができる。ま
た、該フェニル基又はフェニルオキシ基は、ベンゼン環
の任意の位置に同一又は相異なる複数の置換基を有して
いてもよい。
【0037】この場合において、R1 及びR2 のどちら
か一方は、C1-6 ハロアルキル基であるのが好ましく、
より好ましくは、R1 及びR2 のどちらか一方は、C
1-6 ハロアルキル基であり、もう一方は、水素原子、ハ
ロゲン原子、C1-6 アルキル基、C1-6 ハロアルキル
基、C1-6 アルコキシ基、C1-6 ハロアルコキシ基、C
3- 8 シクロアルキル基、置換基を有していてもよいフェ
ニル基、シアノ基、ニトロ基又はヒドロキシ基である。
【0038】R3 は、水素原子、シアノ基、ヒドロキシ
基、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、sec−ブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル
基等の直鎖若しくは分岐のC1-6 アルキル基、メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキ
シ、t−ブトキシ、sec−ブトキシ基等のC1-6 アル
コキシ基、クロロメトキシ、ジクロロメトキシ、ジフル
オロメトキシ、トリクロロメトキシ、トリフルオロメト
キシ、トリクロロエトキシ、トリフルオロエトキシ、ペ
ンタフルオロエトキシ基等のC1-6 ハロアルコキシ基、
シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシル基等
のC3-8 シクロアルキル基、又は、置換基を有していて
もよいフェニル基を表す。
【0039】ここで、前記置換基を有していてもよいフ
ェニル基の置換基としては、フッ素、塩素、臭素等のハ
ロゲン原子、メチル、エチル基等のC1-6 アルキル基、
メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ基等のC1-6 アル
コキシ基、シアノ基、ニトロ基等を挙げることができ
る。また、該フェニル基は、ベンゼン環の任意の位置に
同一又は相異なる複数の置換基を有していてもよい。
【0040】Dは、N又はCHを表し、Eは、O,CH
2 ,CH2 CH2 又はCOを表し、pは、0又は1を表
す。
【0041】前記一般式(1)で表される化合物のう
ち、Aが2,4−ジフルオロフェニル基(上位概念的に
は、2,4位にハロゲン原子を有するフェニル基)であ
り、Bが4−t−ブチルフェニル基(上位概念的には、
4位にC1-6 アルキル基を有するフェニル基)であり、
DがNであり、EがOであり、pが1であり、かつ、R
1 ,R2 の一方が水素原子で、もう一方がメチル基であ
る前記一般式(1)で表される化合物、
【0042】Aがフェニル基又は4−メチルフェニル基
(上位概念的には、フェニル基又は4位にC1-6 アルキ
ル基を有するフェニル基)であり、Bがフェニル基であ
り、DがCHであり、pが0であり、かつ、R1 が水素
原子であり、R2 がメチル基である化合物、
【0043】Aが2,6−ジエチルフェニル基(上位概
念的には、2,6位にC1-6 アルキル基を有するフェニ
ル基)であり、Bがフェニル基であり、DがCHであ
り、pが0であり、かつ、R1 がn−プロポキシ基であ
り、R2 がメチル基である化合物、及び、
【0044】R1 及びR2 が同時に水素原子である化合
物は公知化合物である。従って、本発明においてはこれ
らの化合物は除かれている。
【0045】本発明化合物は以下の方法により製造する
ことができる。 (製造法1)前記一般式(1)において、pが0の化合
物(1−1)は、以下のようにして製造することができ
る。
【0046】
【化15】
【0047】〔式中、A,B,D,p,R1 ,R2 及び
は前記と同じ意味を表し、Lは、塩素,臭素,メシル
基,トシル基等の脱離基を表し、Mは、ナトリウム、カ
リウム、リチウム等のアルカリ金属、マグネシウム、カ
ルシウム等のアルカリ土類金属、Cu,Ni等の遷移金
属、SnBu3 ,B(OH)2 等の有機金属基、MgB
r,MgI等を表す。〕
【0048】この方法は、一般式(2)で表される化合
物と一般式(3)で表される化合物とを、不活性溶媒
中、触媒の存在下、反応温度−50℃〜200℃、好ま
しくは0℃〜150℃で、1〜96時間反応させること
により、一般式(1−1)で表される化合物を製造する
ものである。
【0049】この反応に用いることができる溶媒として
は、ベンゼン,トルエン等の芳香族炭化水素類、ジエチ
ルエーテル,テトラヒドロフラン(THF),ジオキサ
ン等のエーテル類、アセトニトリル,N,N−ジメチル
ホルムアミド(DMF),ジメチルスルホキシド(DM
SO)等が挙げられ、好ましくは、THF,ジオキサ
ン,アセトニトリルを例示することができる。
【0050】また、この反応に用いることができる触媒
としては、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラ
ジウム(0),ビス(トリフェニルホスフィン)パラジ
ウム(II)ジクロリド,ニッケル(II)アセチルアセト
ナート等が挙げられる。
【0051】(製造法2)前記一般式(1)において、
Eが酸素原子の化合物(1−2)は、次のようにして製
造することができる。
【0052】
【化16】
【0053】(式中、A,B,D,R1 ,R2 及びR3
は前記と同じ意味を表す。)
【0054】この方法は、一般式(2)で表される化合
物と、一般式(9)で表される化合物とを、不活性溶媒
中、塩基の存在下、反応温度−50℃〜200℃、好ま
しくは0℃〜150℃で、1〜96時間反応させること
により、一般式(1−2)で表される化合物を製造する
ものである。
【0055】この反応に用いることができる溶媒として
は、ベンゼン,トルエン等の芳香族炭化水素類、ジエチ
ルエーテル,テトラヒドロフラン(THF),ジオキサ
ン等のエーテル類、アセトニトリル,N,N−ジメチル
ホルムアミド(DMF),ジメチルスルホキシド(DM
SO)等が挙げられ、好ましくは、DMF,THF,ジ
オキサン,アセトニトリルを例示することができる。
【0056】また、反応に用いることのできる塩基とし
ては、水素化ナトリウム,水酸化ナトリウム,炭酸カリ
ウム等の無機塩基や、トリエチルアミン、1,8−ジア
ザビシクロ[5.4.0] −7−ウンデセン(DBU)等のア
ミン類、酸化銀(Ag2 O)及び炭酸銀等の金属塩等が
挙げられる。
【0057】(製造法3)また、前記一般式(1)で表
される化合物のうち、Dが窒素原子である化合物(1−
3)は、次のような方法によっても製造することができ
る。
【0058】
【化17】
【0059】〔式中、A,B,E,R1 ,R2 ,R3
びpは前記と同じ意味を表し(但し、R1 がハロゲン原
子の場合を除く。)、R4 は、低級アルキル基を表し、
Gは、COR1 又は=C(R 1)OR5 を表し、R
5 は、C1-6 アルキル基を表す。〕
【0060】この方法は次の工程からなる。先ず、一般
式(4)で表される化合物と一般式(5)で表される化
合物とを、不活性溶媒中、塩基の存在下、反応温度−5
0℃〜200℃、好ましくは0℃〜150℃で、1〜9
6時間反応させることにより、一般式(6)で表される
中間体を得る。
【0061】この反応に用いることができる溶媒として
は、メタノール,エタノール等のアルコール類、ベンゼ
ン,トルエン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテ
ル,テトラヒドロフラン(THF),ジオキサン等のエ
ーテル類、アセトニトリル,N,N−ジメチルホルムア
ミド(DMF),ジメチルスルホキシド(DMSO)等
が挙げられ、好ましくは、メタノールやエタノールを例
示することができる。
【0062】また、反応に用いることのできる塩基とし
ては、ナトリウムメトキシド,ナトリウムエトキシド等
の金属アルコラート類、水素化ナトリウム,水酸化ナト
リウム,炭酸カリウム等の無機塩基や、トリエチルアミ
ン,DBU等のアミン類、酸化銀(Ag2 O),炭酸銀
等の金属類等が挙げられ、好ましくは、ナトリウムメト
キシド,ナトリウムエトキシド等が挙げられる。
【0063】次いで、得られた中間体のエステルを通常
の加水分解反応により一般式(7)のカルボン酸とし、
更に対応するカルボン酸ハライドとした後、A−NHR
3 で表される化合物と反応させることによって、一般式
(1−3)で表される化合物を得ることができる。
【0064】一般式(7)のカルボン酸から対応するカ
ルボン酸ハライドを合成する反応においては、塩化チオ
ニル,塩化スルフリル等のハロゲン化剤を用いることが
できる。ハロゲン化剤は、カルボン酸1当量に対し、1
当量から大過剰量を使用することができる。
【0065】更に、前記一般式A−NHR3 で表される
化合物との反応においては、所望により炭酸カリウム,
トリエチルアミン等の塩基を存在させてもよい。
【0066】これらの反応において用いることのできる
溶媒としては、ベンゼン,トルエン等の芳香族炭化水素
類、クロロホルム,塩化メチレン等のハロゲン化炭素類
が挙げられる。
【0067】(製造法4)また、前記一般式(7)のカ
ルボン酸と、前記一般式A−NHR3 で表される化合物
とを脱水縮合剤の存在下、直接に反応させることによっ
て、一般式(1−3)で表される化合物を製造すること
もできる。
【0068】この反応で用いることのできる脱水縮合剤
としては、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)
や、ジフェニルジスルフィドとn−ブチルホスフィン,
アゾジカルボン酸ジエチルとトリフェニルホスフィン等
が挙げられる。
【0069】また、この脱水縮合反応に用いられる溶媒
としては、酢酸メチル,酢酸エチル等のエステル類、ク
ロロホルム,塩化メチレン等のハロゲン化炭素類、ベン
ゼン,トルエン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテ
ル,テトラヒドロフラン(THF),ジオキサン等のエ
ーテル類、アセトニトリル,N,N−ジメチルホルムア
ミド(DMF),ジメチルスルホキシド(DMSO)等
が挙げられる。
【0070】いずれの反応を行った場合も、反応終了後
は通常の後処理を行うことにより、目的物を得ることが
できる。本発明化合物の構造は、IR,NMR,Mas
sスペクトルなどから決定することができる。
【0071】(殺虫・殺ダニ剤)このようにして得られ
る本発明化合物を実際に施用する際には、他成分を加え
ず純粋な形で使用できるし、また農薬として使用する目
的で一般の農薬のとり得る形態、すなわち、粒剤、粉剤
等の固型製剤、水和剤,乳剤,水溶剤,懸濁剤,フロア
ブル等の液体製剤の形態で使用することもできる。
【0072】固型製剤を目的とする場合には、添加剤及
び担体として、大豆粒,小麦粉等の植物性粉末、珪藻
土,燐灰石,石こう,タルク,ベントナイト,パイロフ
ィライト,クレイ等の鉱物性微粉末、安息香酸ソーダ,
尿素,芒硝等の有機及び無機化合物を用いることができ
る。
【0073】また、液体製剤を目的とする場合には、ケ
ロシン,キシレン及びソルベントナフサ等の石油留分、
シクロヘキサン,シクロヘキサノン,DMF,DMS
O,アルコール,アセトン,トリクロロエチレン,メチ
ルイソブチルケトン,鉱物油,植物油,水等を溶剤とし
て用いることができる。
【0074】さらに、これらの製剤において均一かつ安
定な形態をとるために、必要に応じ界面活性剤を添加す
ることもできる。界面活性剤としては、特に限定はない
が、例えば、ポリオキシエチレンが付加したアルキルフ
ェニルエーテル,ポリオキシエチレンが付加したアルキ
ルエーテル,ポリオキシエチレンが付加した高級脂肪酸
エステル,ポリオキシエチレンが付加したソルビタン高
級脂肪酸エステル,ポリオキシエチレンが付加したトリ
スチリルフェニルエーテル等の非イオン性界面活性剤,
ポリオキシエチレンが付加したアルキルフェニルエーテ
ルの硫酸エステル塩,アルキルベンゼンスルホン酸塩,
高級アルコールの硫酸エステル塩,アルキルナフタレン
スルホン酸塩,ポリカルボン酸塩,リグニンスルホン酸
塩,アルキルナフタレンスルホン酸塩のホルムアルデヒ
ド縮合物,イソブチレン−無水マレイン酸の共重合物等
が挙げられる。
【0075】これらの製剤中の有効成分(化合物
(1))の含有量は、好ましくは0.01〜90重量
%、より好ましくは0.05〜85重量%である。
【0076】このようにして得られる水和剤,乳剤,懸
濁剤,フロアブル剤等の液体製剤は水で所定の濃度に希
釈して懸濁液あるいは乳濁液として、粉剤,粒剤等の固
型製剤はそのまま植物に散布する方法で施用することが
できる。
【0077】(殺虫・殺ダニ剤)本発明化合物は、農業
上の有害生物,衛生害虫,貯殻害虫,衣類害虫,家屋害
虫等の防除に使用でき,殺成虫,殺若虫,殺幼虫,殺卵
作用を有する。その代表例として、下記のものが挙げら
れる。
【0078】鱗翅目害虫、例えば、ハスモンヨトウ,ヨ
トウガ,タマナヤガ,アオムシ,タマナギンウワバ,コ
ナガ,チャノコカクモンハマキ,チャハマキ,モモシン
クイガ,ナシヒメシンクイ,ミカンハモグリガ,チャノ
ホソガ,キンモンホソガ,マイマイガ,チャドクガ,ニ
カメイガ,コブノメイガ,ヨーロピアンコーンボーラ
ー,アメリカシロヒトリ,スジマダラメイガ,ヘリオテ
ィス属,ヘリコベルパ属,アグロティス属,イガ,コド
リンガ,ワタアカミムシ等。半翅目害虫、例えば、モモ
アカアブラムシ,ワタアブラムシ,ニセダイコンアブラ
ムシ,ムギクビレアブラムシ,ホソヘリカメムシ,アオ
クサカメムシ,ヤノネカイガラムシ,クワコナカイガラ
ムシ,オンシツコナジラミ,タバココナジラミ,ナシキ
ジラミ,ナシグンバイムシ,トビイロウンカ,ヒメトビ
ウンカ,セジロウンカ,ツマグロヨコバイ等。
【0079】鞘翅目害虫、例えば、キスジノミムシ,ウ
リハムシ,コロラドハムシ,イネミズゾウムシ,コクゾ
ウムシ,アズキゾウムシ,マメコガネ,ヒメコガネ,ジ
アブロティカ属,タバコシバンムシ,ヒラタキクイム
シ,マツノマダラカミキリ,ゴマダラカミキリ,アグリ
オティス属,ニジュウヤホシテントウ,コクヌスト,ワ
タミゾウムシ等。
【0080】双翅目害虫、例えば、イエバエ,オオクロ
バエ,センチニクバエ,ウリミバエ,ミカンコミバエ,
タネバエ,イネハモグリバエ,キイロショウジョウバ
エ,サシバエ,コガタアカイエカ,ネッタイシマカ,シ
ナハマダラカ等。総翅目害虫、例えば、ミナミキイロア
ザミウマ,チャノキイロアザミウマ等。膜翅目害虫、例
えば、イエヒメアリ,キイロスズメバチ,カブラハバチ
等。直翅目害虫、例えば、トノサマバッタ等。網翅目害
虫、例えば、チャバネゴキブリ,ワモンゴキブリ,クロ
ゴキブリ等。等翅目害虫、例えば、イエシロアリ,ヤマ
トシロアリ等。隠翅目害虫、例えば、ヒトノミ等、シラ
ミ目害虫、例えば、ヒトジラミ等、ダニ類、例えば、ナ
ミハダニ,カンザワハダニ,ミカンハダニ,リンゴハダ
ニ,ミカンサビダニ,リンゴサビダニ,チャノホコリダ
ニ,ブレビパルパス属,エオテトラニカス属,ロビンネ
ダニ,ケナガコナダニ,コナヒョウヒダニ,オウシマダ
ニ,フタトゲチマダニ等。植物寄生性線虫類、例えば、
サツマイモネコブセンチュウ,ネグサレセンチュウ,ダ
イズシストセンチュウ,イネシンガレセンチュウ,マツ
ノザイセンチュウ等。
【0081】また、近年、コナガ,ウンカ,ヨコバイ,
アブラムシ等多くの害虫やハダニ類において有機リン
剤、カーバメート剤や殺ダニ剤に対する抵抗性が発達
し、それら薬剤の効力不足問題を生じており、抵抗性系
統の害虫やダニにも有効な薬剤が望まれている。本発明
化合物は感受性系統のみならず、有機リン剤、カーバメ
ート剤又はピレスロイド剤抵抗性系統の害虫や殺ダニ剤
抵抗性系統のダニにも優れた殺虫殺ダニ効果を有する薬
剤である。また、本発明化合物は薬害が少なく、魚毒、
温血動物への毒性が低く、安全性の高い薬剤である。
【0082】また、本発明化合物は、水棲生物が船底、
魚網等の水中接触物に付着するのを防止するための防汚
剤として使用することもできる。さらに、本発明化合物
を塗料や繊維等に混入させることで、壁や浴槽、あるい
は靴や衣服の防菌、防黴剤として使用することもでき
る。
【0083】本発明化合物を農園芸用殺菌剤、殺虫剤又
は殺ダニ剤として用いる場合、単独でも十分な効力を発
揮するが、各種の殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤又は共力剤
の1種類以上と混合して使用することもできる。
【0084】本発明化合物と混合して使用できる、殺菌
剤,殺虫剤,殺ダニ剤,殺線虫剤,植物成長調整剤とし
ては、以下のようなものが挙げられる。
【0085】殺菌剤:キャプタン,フォルペット,チウ
ラム,ジラム,ジネブ,マンネブ.マンコゼブ,プロピ
ネブ,ポリカーバメート,クロロタロニル,キントーゼ
ン,キャプタホル,イプロジオン,プロサイミドン,ビ
ンクロゾリン,フルオロイミド,サイモキサニル,メプ
ロニル,フルトラニル,ペンシクロン,オキシカルボキ
シン,ホセチルアルミニウム,プロパモカーブ,トリア
ジメホン,トリアジメノール,プロピコナゾール、ジク
ロブトラゾール、ビテルタノール、ヘキサコナゾール、
マイクロブタニル,フルシラゾール,エタコナゾール,
フルオトリマゾール,フルトリアフェン,ベンコナゾー
ル,ジニコナゾール,サイプロコナゾーズ,フェナリモ
ール,トリフルミゾール,プロクロラズ,イマザリル,
ペフラゾエート,トリデモルフ、フェンプロピモルフ、
トリホリン、ブチオベート、ピリフェノックス,アニラ
ジン,ポリオキシン,メタラキシル,オキサジキシル,
フララキシル,イソプロチオラン,プロベナゾール,ピ
ロールニトリン,ブラストサイジンS,カスガマイシ
ン,バリダマイシン,硫酸ジヒドロストレプトマイシ
ン,ベノミル,カルベンダジム,チオファネートメチ
ル,ヒメキサゾール,塩基性塩化銅,塩基性硫酸銅,フ
ェンチンアセテート,水酸化トリフェニル錫,ジエトフ
ェンカルブ,メタスルホカルブ,キノメチオナート,ビ
ナパクリル,レシチン,重曹,ジチアノン,ジノカッ
プ,フェナミノスルフ,ジクロメジン,グアザチン,ド
ジン,IBP,エディフェンホス,メパニピリム,フェ
ルムゾン,トリクラミド,メタスルホカルブ,フルアジ
ナム,エトキノラック,ジメトモルフ,ピロキロン,テ
クロフタラム,フサライド,フェナジンオキシド,チア
ベンダゾール,トリシクラゾール,ビンクロゾリン,シ
モキサニル,シクロブタニル,グアザチン,プロパモカ
ルブ塩酸塩,オキソリニック酸,フェナモリル,シプロ
コナゾール,エポキシコナゾール,メトコナゾール,ヒ
ドロキシイソオキサゾール,イミノクタジン酢酸塩等。
【0086】殺虫・殺ダニ剤: 有機燐及びカーバメート系殺虫剤:フェンチオン,フェ
ニトロチオン,ダイアジノン,クロルピリホス,ES
P,バミドチオン,フェントエート,ジメトエート,ホ
ルモチオン,マラソン,トリクロルホン,チオメトン,
ホスメット,ジクロルボス,アセフェート,EPBP,
メチルパラチオン,オキシジメトンメチル,エチオン,
サリチオン,シアノホス,イソキサチオン,ピリダフェ
ンチオン,ホサロン,メチダチオン,スルプロホス,ク
ロルフェンビンホス,テトラクロルビンホス,ジメチル
ビンホス,プロパホス,イソフェンホス,エチルチオメ
トン,プロフェノホス,ピラクロホス,モノクロトホ
ス,アジンホスメチル,アルディカルブ,メソミル,チ
オジカルブ,カルボフラン,カルボスルファン,ベンフ
ラカルブ,フラチオカルブ,プロポキスル,BPMC,
MTMC,MIPC,カルバリル,ピリミカーブ,エチ
オフェンカルブ,フェノキシカルブ,EDDP等。
【0087】ピレスロイド系殺虫剤:ペルメトリン,シ
ペルメトリン,デルタメスリン,フェンバレレート,フ
ェンプロパトリン,ピレトリン,アレスリン,テトラメ
スリン,レスメトリン,ジメスリン,プロパスリン,フ
ェノトリン,プロトリン,フルバリネート,シフルトリ
ン,シハロトリン,フルシトリネート,エトフェンプロ
クス,シクロプロトリン,トロラメトリン,シラフルオ
フェン,プロフェンプロクス,アクリナトリン等。
【0088】ベンゾイルウレア系その他の殺虫剤:ジフ
ルベンズロン,クロルフルアズロン,ヘキサフルムロ
ン,トリフルムロン,テトラベンズロン,フルフェノク
スロン,フルシクロクスロン,ブプロフェジン,ピリプ
ロキシフェン,メトプレン,ベンゾエピン,ジアフェン
チウロン,アセタミプリド,イミダクロプリド,ニテン
ピラム,フィプロニル,カルタップ,チオシクラム,ベ
ンスルタップ,硫酸ニコチン,ロテノン,メタアルデヒ
ド,機械油、BTや昆虫病原ウイルス等の微生物農薬
等。
【0089】殺線虫剤:フェナミホス,ホスチアゼート
等。
【0090】殺ダニ剤:クロルベンジレート,フェニソ
ブロモレート,ジコホル,アミトラズ,BPPS,ベン
ゾメート,ヘキシチアゾクス,酸化フェンブタスズ,ポ
リナクチン,キノメチオネート,CPCBS,テトラジ
ホン,アベルメクチン,ミルベメクチン,クロフェンテ
ジン,シヘキサチン,ピリダベン,フェンピロキシメー
ト,テブフェンピラド,ピリミジフェン,フェノチオカ
ルブ,ジエノクロル,エトキサゾール,ハルフェンプロ
ックス等。
【0091】植物生長調節剤:ジベレリン類(例えばジ
ベレリンA3 ,ジベレリンA4 ,ジベレリンA7 ),I
AA,NAA等。
【0092】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明化合物を更に詳細
に説明する。 実施例1 6−(4−クロロフェニルオキシ)−4−トリフルオロ
メチル−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3
−ピリジンカルボキシアミド(化合物番号I−60)の
製造
【0093】
【化18】
【0094】4−トリフルオロメチル−3−ピリジンカ
ルボン酸2.13gをベンゼン30mlに溶解し、塩化
チオニル3.98gを加えて3時間加熱還流した。反応
液を冷却後、減圧濃縮し、残留物をジオキサン20ml
に溶解し、トリエチルアミン1.4g及び4−トリフル
オロメチルアニリン2.25gを加え、室温で4時間攪
拌した。反応液を減圧濃縮した後、得られた粗結晶をヘ
キサンで洗浄し、4−トリフルオロメチル−N−(4−
トリフルオロメチルフェニル)−3−ピリジンカルボキ
シアミドを3.3g(収率89%)得た。
【0095】次いで、得られた4−トリフルオロメチル
−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−ピリ
ジンカルボキシアミド3.3gをクロロホルム50ml
に溶解し、m−クロロ過安息香酸3.65gを加えて、
室温で一昼夜攪拌した。反応液を飽和重曹水溶液で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮して、4
−トリフルオロメチル−3−〔N−(4−トリフルオロ
メチルフェニル)カルバモイル〕−ピリジン−1−オキ
シドを1.7g(収率50%)得た。
【0096】得られた4−トリフルオロメチル−3−
〔N−(4−トリフルオロメチルフェニル)カルバモイ
ル〕−ピリジン−1−オキシド1.7gをオキシ塩化リ
ン20ml中で1時間加熱還流した。冷却後、反応液を
減圧濃縮し、酢酸エチルと飽和重曹水溶液を加えて分液
し、有機層を分取した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得
られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=10:1)で精製し、6−ク
ロロ−4−トリフルオロメチル−N−(4−トリフルオ
ロメチルフェニル)−3−ピリジンカルボキシアミドを
0.55g(収率31%)得た。
【0097】次に、4−クロロフェノール0.1gをD
MF3mlに溶解し、水素化ナトリウムを0.07g加
え、反応系内から気体の発生がなくなるまで室温で攪拌
した。さらに、6−クロロ−4−トリフルオロメチル−
N−(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−ピリジ
ンカルボキシアミド0.27gをDMF5mlに溶解し
た液を加え、90℃で3日間攪拌した。冷却後、反応混
合物を水の中に加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。得られ
た粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘ
キサン:酢酸エチル=10:1)で精製し、目的物であ
る6−(4−クロロフェニルオキシ)−4−トリフルオ
ロメチル−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)−
3−ピリジンカルボキシアミドを0.15g(収率44
%)得た。mp.162−164℃
【0098】実施例2 6−(4−クロロフェニルオキシ)−4−トリフルオロ
メチル−N−メチル−N−(4−トリフルオロメチルフ
ェニル)−3−ピリジンカルボキシアミド(化合物番号
I−62)の製造
【0099】
【化19】
【0100】実施例1で得た6−(4−クロロフェニル
オキシ)−4−トリフルオロメチル−N−(4−トリフ
ルオロメチルフェニル)−3−ピリジンカルボキシアミ
ド0.1gをDMF3mlに溶解し、ヨウ化メチル0.
05g及び炭酸カリウム0.05gを加え、室温で一昼
夜攪拌した。反応混合物を水の中に加え、酢酸エチルで
抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した
後、減圧濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:
1)で精製し、目的物である6−(4−クロロフェニル
オキシ)−4−トリフルオロメチル−N−メチル−N−
(4−トリフルオロメチルフェニル)−3−ピリジンカ
ルボキシアミドを70mg(収率67%)得た。 mp.126−128℃
【0101】実施例3 6−(4−クロロフェニル)−4−トリフルオロメチル
−N−メチル−N−(3,4−ジクロロフェニル)−3
−ピリジンカルボキシアミド(化合物番号1−83)の
製造
【0102】
【化20】
【0103】4−トリフルオロメチル−3−ピリジンカ
ルボン酸2.0gをベンゼン30mlに溶解し、塩化チ
オニル3.74g及びピリジン一滴を加えて、1時間加
熱還流した。反応液を冷却し、減圧濃縮した後、残留物
をジオキサン20mlに溶解し、トリエチルアミン1.
32g及び3,4−ジクロロ−N −メチルアニリン2.
3gを加え、室温で4時間攪拌した。反応混合物を減圧
濃縮した後、得られた粗結晶をヘキサンで洗浄し、4−
トリフルオロメチル−N−メチル−N−(3,4−ジク
ロロフェニル)−3−ピリジンカルボキシアミドを2.
9g(収率79%)得た。
【0104】得られた4−トリフルオロメチル−N−メ
チル−N−(3,4−ジクロロフェニル)−3−ピリジ
ンカルボキシアミド2.9gをクロロホルム50mlに
溶解し、m−クロロ過安息香酸6.16gを加えて室温
で一昼夜攪拌した。反応液を飽和重曹水溶液で洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮し、4−
トリフルオロメチル−3−〔N−メチル−N−(3,4
−ジクロロフェニル)カルバモイル〕ピリジン−1−オ
キシドを3g(収率99%)得た。
【0105】得られた4−トリフルオロメチル−3−
〔N−メチル−N−(3,4−ジクロロフェニル)カル
バモイル〕−ピリジン−1−オキシド3gをオキシ塩化
リン20ml中で1時間加熱還流した。冷却後、減圧濃
縮し、酢酸エチルと飽和重曹水溶液を加え、洗浄し、有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、6
−クロロ−4−トリフルオロメチル−N−メチル−N−
(3,4−ジクロロフェニル)−3−ピリジンカルボキ
シアミドを1.36g(収率43%)得た。
【0106】得られた6−クロロ−4−トリフルオロメ
チル−N−メチル−N−(3,4−ジクロロフェニル)
−3−ピリジンカルボキシアミドをジオキサン10ml
に溶解し、窒素気流中で、トリ−n−ブチル−(4−ク
ロロフェニル)スズ0.63g、及びテトラキス(トリ
フェニルホスフィン)パラジウム(0)0.17gを加
えて2日間加熱還流した。反応液を冷却した後、減圧濃
縮し、酢酸エチルを加えて、飽和弗化カリウム水溶液で
洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した
後、減圧濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:
1)で精製し、目的物である6−(4−クロロフェニ
ル)−4−トリフルオロメチル−N−メチル−N−
(3,4−ジクロロフェニル)−3−ピリジンカルボキ
シアミドを0.26g(収率40%)得た。このものの
1H−NMRデータ(NMR−3)を第4表に示す。
【0107】実施例4 2−(4−クロロベンジル)−4−トリフルオロメチル
−N−(3−クロロフェニル)−5−ピリミジンカルボ
キシアミド(化合物番号I−56)の製造
【0108】
【化21】
【0109】4−クロロフェニルアセトアミジン塩酸塩
2.05gをエタノール20mlに溶解し、ナトリウム
エトキシド1.36gを加えた後、さらに、エチル 2
−エトキシメチレン−3−オキソ−4,4,4−トリフ
ルオロブチレート2.58gのエタノール5ml溶液を
を加え、室温で一昼夜攪拌した。反応混合物を氷水中に
加え、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した後、減圧濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=
10:1)で精製し、エチル2−(4−クロロベンジ
ル)−4−トリフルオロメチル−5−ピリミジンカルボ
キシレートを1.2g(収率35%)得た。
【0110】得られたエチル2−(4−クロロベンジ
ル)−4−トリフルオロメチル−5−ピリミジンカルボ
キシレート1gをメタノール8mlに溶解し、1N−水
酸化ナトリウム水溶液を8ml加え、室温で一昼夜攪拌
した。反応混合物を氷水中に加え、1N−塩酸8.5m
lを加えて酸性とし、析出結晶をろ取することにより、
2−(4−クロロベンジル)−4−トリフルオロメチル
−5−ピリミジンカルボン酸を0.87g(収率78
%)得た。
【0111】得られた2−(4−クロロベンジル)−4
−トリフルオロメチル−5−ピリミジンカルボン酸0.
4g及び3−クロロアニリン0.19gを酢酸エチル5
mlに溶解した後、ジシクロヘキシルカルボジイミド
0.26gの酢酸エチル5ml溶液を滴下し、室温で4
時間攪拌した。反応混合物中から析出物をろ別した後、
反応液を1N−塩酸で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥した後、減圧濃縮した。得られた粗結晶をジエチル
エーテルで洗浄し、目的物である2−(4−クロロベン
ジル)−4−トリフルオロメチル−N−(3−クロロフ
ェニル)−5−ピリミジンカルボキシアミドを0.2g
(収率37%)得た。mp.151−153℃
【0112】以上の様にして得られる本発明化合物の代
表例を第1表〜第3表に示す。また、化合物の 1H−N
MRデータを第4表にまとめた。
【0113】
【表101】
【0114】
【表102】
【0115】
【表103】
【0116】
【表104】
【0117】
【表105】
【0118】
【表106】
【0119】
【表201】
【0120】
【表202】
【0121】
【表203】
【0122】
【表204】
【0123】
【表205】
【0124】
【表206】
【0125】
【表207】
【0126】
【表208】
【0127】
【表209】
【0128】
【表210】
【0129】
【表211】
【0130】
【表212】
【0131】
【表213】
【0132】
【表301】
【0133】
【表302】
【0134】
【表303】
【0135】
【表304】
【0136】
【表305】
【0137】
【表306】
【0138】
【表307】
【0139】
【表308】
【0140】
【表309】
【0141】
【表310】
【0142】
【表311】
【0143】
【表312】
【0144】
【表313】
【0145】
【表401】
【0146】(農園芸用殺虫剤)次に、本発明の組成物
の実施例を若干示すが、添加物及び添加割合は、これら
実施例に限定されるべきものではなく、広範囲に変化さ
せることが可能である。以下の製剤実施例中の部は重量
部を表す。
【0147】 実施例5 水和剤 本発明化合物 40部 珪藻土 53部 高級アルコール硫酸エステル 4部 アルキルナフタレンスルホン酸塩 3部 以上を均一に混合して微細に粉砕することにより、有効
成分40%の水和剤を得る。
【0148】 実施例6 乳剤 本発明化合物 30部 キシレン 33部 ジメチルホルムアミド 30部 ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル 7部 以上を混合溶解することにより、有効成分30%の乳剤
を得る。
【0149】 実施例7 粉剤 本発明化合物 10部 タルク 89部 ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル 1部 以上を均一に混合して微細に粉砕することにより、有効
成分10%の粉剤を得る。
【0150】 実施例8 粒剤 本発明化合物 5部 クレー 73部 ベントナイト 20部 ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 1部 リン酸ナトリウム 1部 以上を粉砕混合し、水を加えてよく練り合せた後、造粒
乾燥して有効成分5%の粒剤を得る。
【0151】 実施例9 懸濁剤 本発明化合物 10部 リグニンスルホン酸ナトリウム 4部 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1部 キサンタンガム 0.2部 水 84.8部 以上を混合し、粒度が1ミクロン以下になるまで湿式粉
砕することにより、有効成分10%の懸濁剤を得る。
【0152】
【発明の効果】(試験例−殺虫・殺ダニ剤) 試験例1 アワヨトウに対する効力試験 前記の薬剤の実施例5に示された水和剤の処方に従い、
化合物濃度が125ppmになるように水で希釈した。
その薬液中にトウモロコシ葉を30秒間浸漬し、風乾
後、アワヨトウ2令幼虫が5頭入っているシャーレにそ
の葉を入れた。ガラス蓋をして、温度25℃、湿度65
%の恒温室内に置き、5日後に殺虫率を調べた。試験は
2反復で行った。対照化合物として、クロルジメホルム
(125ppm)を用いた。その結果、以下の化合物が
80%以上の優れた殺虫率を示した。一方、対照化合物
のクロルジメホルムの殺虫率は40%であった。
【0153】化合物番号:1−1,1−2,1−3,1
−4,1−10,1−12,1−13,1−14,1−
15,1−16,1−17,1−18,1−19,1−
20,1−21,1−23,1−24,1−26,1−
27,1−28,1−29、1−30,1−31,1−
33,1−34,1−37,1−38,1−39,1−
40,1−41,1−42,1−43,1−44,1−
45,1−48,1−49,1−50,1−51,1−
52,1−53,1−54,1−56,1−58,1−
59,1−60,1−61,1−62,1−63,1−
65,1−66,1−67、2−1,2−2,2−3,
2−4,2−5,2−6
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 43/40 101 A01N 43/40 101D 43/54 43/54 B C C07D 239/28 C07D 239/28 239/34 239/34 (72)発明者 岩佐 孝男 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内 (72)発明者 武 智広 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内 (72)発明者 高橋 英光 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内 Fターム(参考) 4C055 AA01 BA02 BA06 BA08 BA13 BA18 BA21 BA42 BB02 BB04 BB07 BB08 BB09 BB11 CA02 CA18 DA01 DA06 DA13 DA39 DA42 DA51 DA59 DB02 DB04 DB07 4H011 AC02 AC04 BB09 DA02 DA13 DA15 DA16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) 【化1】 〔式中、Aは、置換基Xを有していてもよいフェニル基
    又は置換基Xを有していてもよいナフチル基を表し、 Bは、置換基Yを有していてもよいフェニル基又は置換
    基Yを有していてもよいナフチル基を表す。また、前記
    A及びBは同一又は相異なる複数の置換基を有していて
    もよい。X及びYは、それぞれ独立して、シアノ基,ニ
    トロ基,ハロゲン原子,C1-6アルキル基,C1-6 ハロ
    アルキル基,C1-6 アルコキシ基,C1-6 ハロアルコキ
    シ基,C3-8 シクロアルキル基,置換基を有していても
    よいフェニル基,アルキルスルホニルオキシ基,C1-6
    アルキルカルボニル基,C1-6 アルキルカルボニルオキ
    シ基、(C1-6 アルキル基で置換されていてもよい)カ
    ルバモイル基,C 1-6 アルキルチオ基又はC1-6 アルキ
    ルスルホニル基を表し、 R1 及びR2 は、それぞれ独立して、水素原子,ヒドロ
    キシ基,シアノ基,ニトロ基,ハロゲン原子,C1-6
    ルキル基,C1-6 アルコキシ基,C1-6 ハロアルキル
    基,C1-6 ハロアルコキシ基,C3-8 シクロアルキル
    基,置換基を有していてもよいフェニル基又は置換基を
    有していてもよいフェニルオキシ基を表し、 R3 は、水素原子,ヒドロキシ基,C1-6 アルキル基,
    1-6 アルコキシ基,C3-8 シクロアルキル基又は置換
    基を有していてもよいフェニル基を表し、 Dは、N又はCHを表し、 Eは、O,CH2 ,CH2 CH2 又はCOを表し、 pは、0又は1を表す。但し、Aが2,4−ジフルオロ
    フェニル基であり、Bが4−t−ブチルフェニル基であ
    り、DがNであり、EがOであり、pが1であり、か
    つ、R1 ,R2 の一方が水素原子で、もう一方がメチル
    基である化合物、Aがフェニル基又は4−メチルフェニ
    ル基であり、Bがフェニル基であり、DがCHであり、
    pが0であり、かつ、R1 が水素原子であり、R2 がメ
    チル基である化合物、Aが2,6−ジエチルフェニル基
    であり、Bがフェニル基であり、DがCHであり、pが
    0であり、かつ、R1 がn−プロポキシ基であり、R2
    がメチル基である化合物、及びR1 及びR2 が同時に水
    素原子である化合物を除く。〕で表されるアミド化合物
  2. 【請求項2】前記R1 又はR2 のいずれか一方がC1-6
    ハロアルキル基である、請求項1記載の一般式(1)で
    表されるアミド化合物。
  3. 【請求項3】一般式(2) 【化2】 (式中、A,D,R1 ,R2 及びR3 は前記と同じ意味
    を表し、Lは脱離基を表す。)で表される化合物と、一
    般式(3) 【化3】M−(O)p −B (3) (式中、B及びpは前記と同じ意味を表し、Mは、金属
    又は有機金属基を表す。)で表される化合物とを反応さ
    せる工程を有する、一般式(1) 【化4】 (式中、A,B,D,R1 ,R2 ,R3 及びpは、前記
    と同じ意味を表す。)で表される化合物の製造方法。
  4. 【請求項4】一般式(1) 【化5】 (式中、A,B,D,E,R1 ,R2 ,R3 及びpは、
    前記と同じ意味を表す。)で表される化合物の一種若し
    くは二種以上を有効成分として含有する農園芸用殺虫
    剤。
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