JP2000224796A - 回転機械の検査窓 - Google Patents
回転機械の検査窓Info
- Publication number
- JP2000224796A JP2000224796A JP11057473A JP5747399A JP2000224796A JP 2000224796 A JP2000224796 A JP 2000224796A JP 11057473 A JP11057473 A JP 11057473A JP 5747399 A JP5747399 A JP 5747399A JP 2000224796 A JP2000224796 A JP 2000224796A
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- JP
- Japan
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- ring
- blacket
- transparent
- transparent ring
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- Prior art date
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- Pending
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、回転機械において、その軸封装置
の状態を目視、検査するに充分な広さと角度を有する検
査窓を得ることを目的とする。 【解決手段】 本発明は、ケーシングカバーとブラケッ
トとの間に、Oリングを介して透明リングを挟み込んで
設け、液室の外周壁の一部を円環状の透明な部分として
構成し、該透明リングに面して、ブラケットに長大とし
た開口を設けた。
の状態を目視、検査するに充分な広さと角度を有する検
査窓を得ることを目的とする。 【解決手段】 本発明は、ケーシングカバーとブラケッ
トとの間に、Oリングを介して透明リングを挟み込んで
設け、液室の外周壁の一部を円環状の透明な部分として
構成し、該透明リングに面して、ブラケットに長大とし
た開口を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプ等回転機械
の検査窓に関するもので、特に、軸封装置の状態を目視
して確認することができる検査窓に係わる。
の検査窓に関するもので、特に、軸封装置の状態を目視
して確認することができる検査窓に係わる。
【0002】
【従来の技術】ポンプ等の回転機械においては、軸封装
置を有しているが、軸封装置のトラブルは多い。軸封装
置の状態を常に把握するためには、ケーシングに設けた
検査窓より、目視により直接その状態をみることが有効
であり、これを継続して行なえば重大な故障を未然に防
止することができる。図3に従来のポンプの軸封装置と
検査窓を示すが、以下にこの構造を説明する。
置を有しているが、軸封装置のトラブルは多い。軸封装
置の状態を常に把握するためには、ケーシングに設けた
検査窓より、目視により直接その状態をみることが有効
であり、これを継続して行なえば重大な故障を未然に防
止することができる。図3に従来のポンプの軸封装置と
検査窓を示すが、以下にこの構造を説明する。
【0003】1はモータ、2はモータフランジ、3はモ
ータ軸である。4はポンプケーシングであって、ブラケ
ット5を介してモータフランジ2に固定されている。6
は、中央にモータ軸3の貫通孔を有するケーシングカバ
ーであって、ケーシング4とブラケット5との間に挟ま
れて保持されている。なお、7はモータ軸3に固定さ
れ、ケーシング4内で回転されるインペラである。
ータ軸である。4はポンプケーシングであって、ブラケ
ット5を介してモータフランジ2に固定されている。6
は、中央にモータ軸3の貫通孔を有するケーシングカバ
ーであって、ケーシング4とブラケット5との間に挟ま
れて保持されている。なお、7はモータ軸3に固定さ
れ、ケーシング4内で回転されるインペラである。
【0004】8はモータ軸3に嵌着され、モータ軸3と
同回転する回転環である。9はケーシングカバー6の軸
貫通孔の内周面に取り付けられた固定環であり、また、
10はブラケット5の軸貫通孔の内周面に取り付けられ
た固定環である。なお、この実施例では回転環8の両側
に固定環9、10を備えたダブル軸封装置を示している
が、一方の固定環10を備えない軸封装置もある。
同回転する回転環である。9はケーシングカバー6の軸
貫通孔の内周面に取り付けられた固定環であり、また、
10はブラケット5の軸貫通孔の内周面に取り付けられ
た固定環である。なお、この実施例では回転環8の両側
に固定環9、10を備えたダブル軸封装置を示している
が、一方の固定環10を備えない軸封装置もある。
【0005】11はブラケット5の内側に形成された液
室であって、潤滑のための油あるいは水を溜めてある。
12は検査窓であって、ブラケット5に穿孔された孔
に、透明樹脂製の円形部材を嵌め込んだ構造であり、便
宜上図では上端に描いているが、実際には液室11内の
液面高さに設けてある。なお、13は、ケーシングカバ
ー6とケーシング4およびブラケット5との接触面に保
持されたOリングである。
室であって、潤滑のための油あるいは水を溜めてある。
12は検査窓であって、ブラケット5に穿孔された孔
に、透明樹脂製の円形部材を嵌め込んだ構造であり、便
宜上図では上端に描いているが、実際には液室11内の
液面高さに設けてある。なお、13は、ケーシングカバ
ー6とケーシング4およびブラケット5との接触面に保
持されたOリングである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述した従来の
検査窓12は、潤滑のため液室11内に溜めてある油あ
るいは水の水位をみるためのものであつて、軸封装置の
状態をみるには小さ過ぎて充分ではなかつた。また、一
平面しかみえないと云う不都合があった。本発明は、こ
の従来型の不都合な点を解決するものであって、潤滑液
の水位高さをみるのは勿論のこと、軸封装置の状態をみ
るに充分な広さと角度を有する検査窓を得ることを目的
とする。
検査窓12は、潤滑のため液室11内に溜めてある油あ
るいは水の水位をみるためのものであつて、軸封装置の
状態をみるには小さ過ぎて充分ではなかつた。また、一
平面しかみえないと云う不都合があった。本発明は、こ
の従来型の不都合な点を解決するものであって、潤滑液
の水位高さをみるのは勿論のこと、軸封装置の状態をみ
るに充分な広さと角度を有する検査窓を得ることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケーシングカ
バーとブラケットとの間に、Oリングを介して透明リン
グを挟み込んで設け、液室の外周壁の一部を円環状の透
明な部分として構成し、該透明リングに面して、ブラケ
ットに長大とした開口を設けた。
バーとブラケットとの間に、Oリングを介して透明リン
グを挟み込んで設け、液室の外周壁の一部を円環状の透
明な部分として構成し、該透明リングに面して、ブラケ
ットに長大とした開口を設けた。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図1、図2に沿って本発明の
実施の形態について説明する。なお、図3に示した従来
型と同等の部分については同じ符号を付し、詳細な説明
は省略する。図1は本発明による検査窓を着けたポンプ
の側断面図、図2は同じく検査窓の外観を示す概略斜視
図である。
実施の形態について説明する。なお、図3に示した従来
型と同等の部分については同じ符号を付し、詳細な説明
は省略する。図1は本発明による検査窓を着けたポンプ
の側断面図、図2は同じく検査窓の外観を示す概略斜視
図である。
【0009】図において14は円環状の透明リングであ
り、アクリル等の樹脂あるいは透明な硬質ガラス製であ
って、ブラケット5とケーシングカバー6との間に、挟
み込んで設けられている。15、16は、透明リング1
4とブラケット5およびケーシングカバー6との夫々の
接触面に保持されたOリングであって、透明リング14
とブラケット5およびケーシングカバー6との夫々の接
触面をシールしている。つまり、透明リング14は液室
11の外壁面の一部となっている。
り、アクリル等の樹脂あるいは透明な硬質ガラス製であ
って、ブラケット5とケーシングカバー6との間に、挟
み込んで設けられている。15、16は、透明リング1
4とブラケット5およびケーシングカバー6との夫々の
接触面に保持されたOリングであって、透明リング14
とブラケット5およびケーシングカバー6との夫々の接
触面をシールしている。つまり、透明リング14は液室
11の外壁面の一部となっている。
【0010】17は、ブラケット5に設けられた開口で
あり、透明リング14に面して、ブラケットの円周方向
に沿って長く開口されている。図2にはその外観を示し
ているが、このようにブラケット5の1/4周程度に長
く設けることができる。この開口17より透明リング1
4を通して、液室11の内部の状態をみることができ
る。つまり、この開口17が検査窓となる。
あり、透明リング14に面して、ブラケットの円周方向
に沿って長く開口されている。図2にはその外観を示し
ているが、このようにブラケット5の1/4周程度に長
く設けることができる。この開口17より透明リング1
4を通して、液室11の内部の状態をみることができ
る。つまり、この開口17が検査窓となる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、回転機械において液室の外壁
面の一部を透明リング構成とすると共に、透明リングに
面してブラケットに、その円周方向に沿って長大な開口
を設けるようにしたので、従来の円形の検査窓に較べ、
はるかに大きな開口を設けることができるし、液室の内
部の状態をみるのに角度をもってみることができる。従
って、潤滑液の水位の確認は勿論のこと、軸封装置の状
態を目視により的確に把握することができるようになっ
た。
面の一部を透明リング構成とすると共に、透明リングに
面してブラケットに、その円周方向に沿って長大な開口
を設けるようにしたので、従来の円形の検査窓に較べ、
はるかに大きな開口を設けることができるし、液室の内
部の状態をみるのに角度をもってみることができる。従
って、潤滑液の水位の確認は勿論のこと、軸封装置の状
態を目視により的確に把握することができるようになっ
た。
【図1】本発明による検査窓を用いた回転機械の側断面
図。
図。
【図2】本発明による検査窓を用いた回転機械の外観を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図3】従来型の検査窓を用いた回転機械の側断面図。
1 モータ 2 モータフランジ 3 モータ軸 4 ケーシング 5 ブラケット 6 ケーシングカバー 7 インペラ 8 回転環 9、10 固定環 11 液室 12 検査窓 13 Oリング 14 透明リング 15、16 Oリング 17 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H022 AA01 BA06 CA22 CA23 CA37 CA48 DA09 DA16 5H605 AA08 AA20 BB05 CC01 CC02 CC05 CC10 DD32 DD38 EB40
Claims (1)
- 【請求項1】ケーシングカバーとブラケットとの間に、
Oリングを介して透明リングを挟み込んで設け、液室の
外周壁の一部を円環状の透明な部分として構成し、該透
明リングに面して、ブラケットに長大な開口を設けたこ
とを特徴とする回転機械の検査窓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11057473A JP2000224796A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 回転機械の検査窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11057473A JP2000224796A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 回転機械の検査窓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000224796A true JP2000224796A (ja) | 2000-08-11 |
Family
ID=13056683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11057473A Pending JP2000224796A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | 回転機械の検査窓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000224796A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7059267B2 (en) | 2000-08-28 | 2006-06-13 | Micron Technology, Inc. | Use of pulsed grounding source in a plasma reactor |
WO2006090489A1 (en) * | 2005-02-23 | 2006-08-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motor and electric apparatus equipped with same |
US7253117B2 (en) | 2000-08-17 | 2007-08-07 | Micron Technology, Inc. | Methods for use of pulsed voltage in a plasma reactor |
JP2010530039A (ja) * | 2007-05-04 | 2010-09-02 | エンヴァイロテック・ポンプシステムズ・インコーポレーテッド | 遠心ポンプ用の2ピースの軸受ハウジング |
JP2014001644A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-09 | Kawamoto Pump Mfg Co Ltd | ポンプの軸封装置 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP11057473A patent/JP2000224796A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7253117B2 (en) | 2000-08-17 | 2007-08-07 | Micron Technology, Inc. | Methods for use of pulsed voltage in a plasma reactor |
US7059267B2 (en) | 2000-08-28 | 2006-06-13 | Micron Technology, Inc. | Use of pulsed grounding source in a plasma reactor |
US7297637B2 (en) | 2000-08-28 | 2007-11-20 | Micron Technology, Inc. | Use of pulsed grounding source in a plasma reactor |
WO2006090489A1 (en) * | 2005-02-23 | 2006-08-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motor and electric apparatus equipped with same |
US7456533B2 (en) | 2005-02-23 | 2008-11-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motor and electric apparatus equipped with a conductive pin for suppressing electrolytic corrosion |
JP2010530039A (ja) * | 2007-05-04 | 2010-09-02 | エンヴァイロテック・ポンプシステムズ・インコーポレーテッド | 遠心ポンプ用の2ピースの軸受ハウジング |
JP2014001644A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-09 | Kawamoto Pump Mfg Co Ltd | ポンプの軸封装置 |
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