JP2000224668A - キーレスエントリーシステム - Google Patents

キーレスエントリーシステム

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JP2000224668A
JP2000224668A JP1852099A JP1852099A JP2000224668A JP 2000224668 A JP2000224668 A JP 2000224668A JP 1852099 A JP1852099 A JP 1852099A JP 1852099 A JP1852099 A JP 1852099A JP 2000224668 A JP2000224668 A JP 2000224668A
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繁明 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンサーバック機能を切り替え可能とするキ
ーレスエントリーシステムを提供する。 【解決手段】 スイッチ11,12の選択を検出して送
信部14が所定の信号を出力するように制御する制御部
15で送信機10を構成する。前記信号を識別して所定
の処理を行う制御部21、前記信号を受信する受信部2
2、制御部21からの命令に基づいて駆動ユニット26
を駆動する被制御用の駆動部25、ホーン28や各種ラ
ンプ29を駆動するアンサーバック手段用の駆動部27
で受信機20を構成する。スイッチ11,12の操作に
より、複数のアンサーバック手段は切り替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載される
キーレスエントリーシステムに関し、特に2種類以上の
アンサーバック手段を切り替えて使用できるキーレスエ
ントリーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平8−289372号,同
10−173567号公報には、車両に使用されるワイ
ヤレス式のキーレスエントリーシステムが開示されてい
る。
【0003】これは、運転者等の使用者の操作により電
子キーとして構成された送信機が出力する識別コードを
含む信号を車両に設けた受信機で受信し、正常と判断し
た場合には、車両のドアロックの開閉操作等の被制御部
で使用者が意図した所望動作を制御するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】斯かるシステムにおい
て、前記送信機からの前記信号を前記受信機で正常に受
信した場合、あるいは、その信号に基づき前記所望動作
を完了した場合に、そのことを前記使用者へ知らせるた
めに、当該場合においては車両に搭載されているホーン
を一定時間駆動させる所謂アンサーバック機能を具備す
ることが考えられている。
【0005】斯かるアンサーバック機能は、例えば広い
駐車場において、自車位置の発見や確認に便利である。
【0006】しかしながら、夜間や住宅地におけるホー
ンの使用は、周囲に迷惑をかける問題がある。
【0007】この問題を解決するために、アンサーバッ
ク機能として、車両に搭載されている室内灯やハザード
ランプ等の各種ランプを点滅させることが考えられる
が、昼間や障害物がある場合には認識しずらい問題があ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のキーレスエントリーシステムは、請求項1
に記載のように、使用者の操作により固有の識別コード
を含む信号を送信する送信機と、この送信機からの前記
信号を受信する受信機と、この受信機で受信した前記信
号中の識別コードと記憶部に記憶されている登録コード
とを判定すると共に前記両コードが一致したときに前記
使用者が意図する所望動作を行わせる出力信号を出力す
ると共に前記信号を前記受信機で正常に受信した場合あ
るいはその信号に基づき前記所望動作を完了した場合に
そのことを前記使用者へ知らせるためのアンサーバック
機能を駆動させる制御部とを有し、前記アンサーバック
機能は2種類以上のアンサーバック手段を含み、前記送
信機からの操作により前記制御部が前記アンサーバック
手段を選択するものである。特に、前記アンサーバック
手段の少なくとも1種類は音を利用すると共に少なくと
も1種類は光を利用し(請求項4)、また、前記制御部
は、通常は優先設定されたアンサーバック手段を前記ア
ンサーバック機能の駆動時に動作させ、前記送信機から
の指示によって他のアンサーバック手段を動作可能と制
御し(請求項5)、また、通常は優先設定されたアンサ
ーバック手段を前記アンサーバック機能の駆動時に動作
させ、前記送信機からの指示によって他のアンサーバッ
ク手段を動作可能と制御すると共に一定時間経過後は前
記優先設定されたアンサーバック手段を動作可能と制御
し(請求項6)、また、前記アンサーバック手段の1種
類は音を媒体として用いるものであって、周囲の明るさ
がある値よりも暗く及び/又は現在時刻が一定時刻より
も遅い場合には駆動させないように制御する(請求項
7)。
【0009】また、請求項2に記載のように、使用者の
操作により固有の識別コードを含む信号を送信する複数
のスイッチを有する送信機と、この送信機からの前記信
号を受信する受信機と、この受信機で受信した前記信号
中の識別コードと記憶部に記憶されている登録コードと
を判定すると共に前記両コードが一致したときに前記使
用者が意図する所望動作を行わせる出力信号を出力する
と共に前記信号を前記受信機で正常に受信した場合ある
いはその信号に基づき前記所望動作を完了した場合にそ
のことを前記使用者へ知らせるためのアンサーバック機
能を駆動させる制御部とを有し、前記アンサーバック機
能は2種類以上のアンサーバック手段を含み、前記送信
機の前記スイッチの押す組み合わせ操作により前記制御
部が前記アンサーバック手段を選択するものである。特
に、前記アンサーバック手段の少なくとも1種類は音を
利用すると共に少なくとも1種類は光を利用し(請求項
4)、また、前記制御部は、通常は優先設定されたアン
サーバック手段を前記アンサーバック機能の駆動時に動
作させ、前記送信機からの指示によって他のアンサーバ
ック手段を動作可能と制御し(請求項5)、また、通常
は優先設定されたアンサーバック手段を前記アンサーバ
ック機能の駆動時に動作させ、前記送信機からの指示に
よって他のアンサーバック手段を動作可能と制御すると
共に一定時間経過後は前記優先設定されたアンサーバッ
ク手段を動作可能と制御し(請求項6)、また、前記ア
ンサーバック手段の1種類は音を媒体として用いるもの
であって、周囲の明るさがある値よりも暗く及び/又は
現在時刻が一定時刻よりも遅い場合には駆動させないよ
うに制御する(請求項7)。
【0010】また、請求項3に記載のように、使用者の
操作により固有の識別コードを含む信号を送信する1個
のスイッチを有する送信機と、この送信機からの前記信
号を受信する受信機と、この受信機で受信した前記信号
中の識別コードと記憶部に記憶されている登録コードと
を判定すると共に前記両コードが一致したときに前記使
用者が意図する所望動作を行わせる出力信号を出力する
と共に前記信号を前記受信機で正常に受信した場合ある
いはその信号に基づき前記所望動作を完了した場合にそ
のことを前記使用者へ知らせるためのアンサーバック機
能を駆動させる制御部とを有し、前記アンサーバック機
能は2種類以上のアンサーバック手段を含み、前記送信
機の前記スイッチの押す時間の操作により前記制御部が
前記アンサーバック手段を選択するものである。特に、
前記アンサーバック手段の少なくとも1種類は音を利用
すると共に少なくとも1種類は光を利用し(請求項
4)、また、前記制御部は、通常は優先設定されたアン
サーバック手段を前記アンサーバック機能の駆動時に動
作させ、前記送信機からの指示によって他のアンサーバ
ック手段を動作可能と制御し(請求項5)、また、通常
は優先設定されたアンサーバック手段を前記アンサーバ
ック機能の駆動時に動作させ、前記送信機からの指示に
よって他のアンサーバック手段を動作可能と制御すると
共に一定時間経過後は前記優先設定されたアンサーバッ
ク手段を動作可能と制御し(請求項6)、また、前記ア
ンサーバック手段の1種類は音を媒体として用いるもの
であって、周囲の明るさがある値よりも暗く及び/又は
現在時刻が一定時刻よりも遅い場合には駆動させないよ
うに制御する(請求項7)。
【0011】
【発明の実施の形態】使用者の操作により固有の識別コ
ードを含む信号を送信する送信機10と、この送信機1
0からの前記信号を受信する受信機20と、この受信機
20で受信した前記信号中の識別コードと記憶部24に
記憶されている登録コードとを判定すると共に前記両コ
ードが一致したときに前記使用者が意図する所望動作を
行わせる出力信号を出力すると共に前記信号を受信機2
0で正常に受信した場合あるいはその信号に基づき前記
所望動作を完了した場合にそのことを前記使用者へ知ら
せるためのアンサーバック機能を駆動させる制御部21
とを有し、前記アンサーバック機能は2種類以上のアン
サーバック手段を含み、送信機10からの操作により制
御部21が前記アンサーバック手段を選択する。
【0012】これにより、環境と目的に応じたアンサー
バック手段を利用することが可能となる。
【0013】使用者の操作により固有の識別コードを含
む信号を送信する複数のスイッチ11,12を有する送
信機10と、この送信機10からの前記信号を受信する
受信機20と、この受信機20で受信した前記信号中の
識別コードと記憶部24に記憶されている登録コードと
を判定すると共に前記両コードが一致したときに前記使
用者が意図する所望動作を行わせる出力信号を出力する
と共に前記信号を受信機20で正常に受信した場合ある
いはその信号に基づき前記所望動作を完了した場合にそ
のことを前記使用者へ知らせるためのアンサーバック機
能を駆動させる制御部21とを有し、前記アンサーバッ
ク機能は2種類以上のアンサーバック手段を含み、送信
機10のスイッチ11,12の押す組み合わせ操作によ
り制御部21が前記アンサーバック手段を選択する。
【0014】これにより、環境と目的に応じたアンサー
バック手段を利用することが可能となり、スイッチ1
1,12を兼用することにより送信機10の構成が簡素
化できる。
【0015】使用者の操作により固有の識別コードを含
む信号を送信する1個のスイッチ11を有する送信機1
0と、この送信機10からの前記信号を受信する受信機
20と、この受信機20で受信した前記信号中の識別コ
ードと記憶部24に記憶されている登録コードとを判定
すると共に前記両コードが一致したときに前記使用者が
意図する所望動作を行わせる出力信号を出力すると共に
前記信号を受信機20で正常に受信した場合あるいはそ
の信号に基づき前記所望動作を完了した場合にそのこと
を前記使用者へ知らせるためのアンサーバック機能を駆
動させる制御部21とを有し、前記アンサーバック機能
は2種類以上のアンサーバック手段を含み、送信機10
のスイッチ11の押す時間の操作により制御部21が前
記アンサーバック手段を選択する。
【0016】これにより、環境と目的に応じたアンサー
バック手段を利用することが可能となり、スイッチ11
を兼用することにより送信機10の構成が簡素化でき
る。
【0017】特に、前記アンサーバック手段の少なくと
も1種類はホーン28による音を利用すると共に少なく
とも1種類は各種ランプ29による光を利用する。
【0018】これにより、環境と目的に応じたアンサー
バック手段を利用することができる。
【0019】特に、制御部21は、通常は優先設定され
たアンサーバック手段を前記アンサーバック機能の駆動
時に動作させ、送信機10からの指示によって他のアン
サーバック手段を動作可能と制御する。
【0020】これにより、使用者は注意すべき状況にお
いてのみアンサーバック手段の切り替えを考慮すれば良
くなり、使用勝手の良い構成を実現することができる。
【0021】特に、制御部21は、通常は優先設定され
たアンサーバック手段を前記アンサーバック機能の駆動
時に動作させ、送信機10からの指示によって他のアン
サーバック手段を動作可能と制御すると共に一定時間経
過後は前記優先設定されたアンサーバック手段を動作可
能と制御する。
【0022】これにより、使用者の切り替え忘れによる
好ましくないアンサーバック手段の使用を抑えた、使用
勝手の良い構成を実現することができる。
【0023】特に、アンサーバック手段の1種類は音を
媒体として用いるものであって、周囲の明るさがある値
よりも暗く及び/又は現在時刻が一定時刻よりも遅い場
合には駆動させないように制御部21が制御する。
【0024】これにより、使用者の意図に係わらず好ま
しくないアンサーバック手段の使用を抑えた、使用勝手
の良い構成を実現することができる。
【0025】
【実施例】本発明を、添付図面に示した実施例に基づき
説明する。
【0026】図1は、本発明の実施例に係り、10は四
輪車両のドアロック(被制御部)の開閉操作を行う携帯
型の送信機で、ドアロックを施錠するロックスイッチ1
1、解錠するアンロックスイッチ12、これらのスイッ
チの選択を検出してアンテナ13を介して送信部14が
所定の識別コードを含む所定の信号を出力するように制
御するマイコン等から成る制御部15を有している。
【0027】20は車両に搭載された受信機で、21は
送信機10からの前記信号を識別して後述する所定の処
理を行うマイコン等からなる制御部、22は送信機10
からの前記信号をアンテナ23を介して受信する受信
部、24は登録コードを記憶するROM等の記憶素子か
らなる記憶部、25は制御部21からの命令、例えば所
定の動作を行わせる出力信号に基づいてドアロックモー
タ等の駆動ユニット26を駆動する被制御部用の駆動
部、27は車両に搭載されている警報用のホーン28や
車両に搭載されている室内灯やハザードランプ等の各種
ランプ29を駆動するアンサーバック用の駆動部であ
る。
【0028】運転者等の使用者が送信機10のロックス
イッチ11又はアンロックスイッチ12を押すと、送信
機10から識別コードを含む信号が出力され、この信号
を受信機20で入力すると受信した信号の識別コードと
記憶部24で記憶している登録コードとを比較し、それ
らのフォーマットが正規のもので、かつ、同一であると
判定した場合には、信号に応じた被制御部で使用者が意
図した所望動作を行わせるべく制御部21が駆動部25
へ信号を出力する。
【0029】それと共に、送信機10からの信号を受信
機20で正常に受信した場合、あるいは、その信号に基
づき前記所望動作を完了した場合に、そのことを使用者
へ知らせるために、当該場合においては車両に搭載され
ているホーン28を一定時間駆動させる所謂アンサーバ
ック機能を実現させるべく制御部21が駆動部27へ信
号を出力する。
【0030】このアンサーバック機能を実現する2種類
以上のアンサーバック手段としては、ホーン28の鳴動
(第1のアンサーバック手段)の他に、各種ランプ29
の点灯や点滅(第2のアンサーバック手段)でも良く、
予め制御部21には、優先順序がプログラムされてお
り、この実施例では前者が優先する仕様となっており、
少なくとも1種類のアンサーバック手段は、音を利用す
るものであり、残りの少なくとも1種類のアンサーバッ
ク手段は、光を利用するものであるように、利用媒体を
異にすることが望ましい。
【0031】これにより、使用者は、自己の送信機10
の操作が車両で実現されたことを知ることができるもの
である。
【0032】次に、図2を用いて本発明の特徴に関する
具体的な使用法を説明する。
【0033】使用者が送信機10のロックスイッチ11
及びアンロックスイッチ12を一定時間t1押すと、送
信機10から識別コードを含む信号が出力され、この信
号を受信機20で入力すると受信した信号の識別コード
と記憶部24で記憶している登録コードとを比較し、そ
れらのフォーマットが正規のもので、かつ、同一である
と判定した場合には、制御部21は、アンサーバック機
能を切り替える。
【0034】すなわち、第1のアンサーバック手段たる
ホーン28の鳴動から第2のアンサーバック手段たる各
種ランプ29の点灯や点滅へ切り替える。
【0035】この後、一定時間t2以内に使用者が送信
機10のロックスイッチ11又はアンロックスイッチ1
2を押すと、前記同様に制御部21は信号を確認した
後、被制御部で使用者が意図した所望動作を行わせるべ
く制御部21が駆動部25へ信号を出力し、送信機10
からの信号を受信機20で正常に受信した場合、あるい
は、その信号に基づき前記所望動作を完了した場合に、
車両に搭載されている各種ランプ29を一定時間駆動さ
せるアンサーバック機能を実現させるべく制御部21が
駆動部27へ信号を出力する。なお、図2では、一定時
間t2以内にロックスイッチ11が押され、アンサーバ
ック手段たる各種ランプ29としてターンランプを短時
間に2回点滅させる場合を示している。
【0036】一定時間t2を過ぎて受信機20が送信機
10からの信号を受信した場合には、アンサーバック機
能は通常の手段として設定されている第1のアンサーバ
ック手段たるホーン28の鳴動へ自動的に復帰する。な
お、図2では、一定時間t2を過ぎてアンロックスイッ
チ12が押され、アンサーバック手段たるホーン28を
1回鳴らせる場合を示している。
【0037】斯かる構成により、使用者の判断により複
数のアンサーバック手段を適宜選択することが可能とな
って、アンサーバック機能に関する前記問題を解決する
ことができるという作用効果を得ることができる。
【0038】図3は、本発明の他の実施例に係り、送信
機10には1個のスイッチ11しか用意されておらず、
このスイッチ11が一定時間t3〜t4(t3<t4)
以内で1回押される毎に信号が出力されるが、受信機2
0の制御部21はその信号を入力する毎にドアのロック
命令とアンロック命令を繰り返し認識して、それに応じ
た前記所望動作並びに前記アンサーバック機能を実現さ
せるものである。
【0039】この構成においても、通常は優先する第1
のアンサーバック手段によりアンサーバック機能が実現
されるが、スイッチ11が一定時間t5(t3<t4<
t5)以上押された場合には、第1のアンサーバックか
ら第2のアンサーバック手段へ切り替わるようになって
いる。
【0040】斯かる構成により、前記実施例と同様な作
用効果を得ることができ、しかも、送信機10の構成が
簡略化できる利点を有する。
【0041】なお、本発明は、その趣旨の範囲において
各種の変更が考えられ、第1,第2のアンサーバック手
段は、前記各実施例の構成に限定されるものではないこ
とは言うまでもないが、少なくとも1種類のアンサーバ
ック手段が音を利用し、残りの少なくとも1種類のアン
サーバック手段が光を利用するものの如くに、利用媒体
を異にすることは、環境と目的に応じたアンサーバック
手段を利用する上で大きな効果を有する。
【0042】また、アンサーバック機能として第3ある
いはそれ以上のアンサーバック手段を用意して切り替え
る構成とすることができる。
【0043】また、アンサーバック手段の切り替え手段
として、送信機10に専用のスイッチを用意する構成を
排除するものではないが、この場合には送信機10の構
成が複雑になるばかりか、切り替え忘れによる意図しな
いアンサーバック手段を駆動させてしまう事の不具合発
生を否定することができず、望ましいものとは言えな
い。
【0044】また、アンサーバック手段の1種類が前記
第1のアンサーバック手段の如く音を媒体として用いる
ものである構成においては、周囲の明るさがある値より
も暗く(別途照度検出センサを車両に設置して制御部2
1へデータを供給する構成が必要)、及び/又は、現在
時刻が一定時刻よりも遅い(一般的に車両に装備されて
いる時計から制御部21へ時刻データを供給する構成が
必要)場合には、駆動させないように制御部21で制御
する構成とすることにより、周囲に不足の迷惑をかける
心配が少なくなり、便利である。
【0045】また、この発明は、四輪車両に限定され
ず、例えばスノーモービルや船舶等においても適用する
ことができるのであって、その場合における被制御部と
しては収納ボックスの開閉蓋のロック等が考えられる。
そして、斯かる場合においても、アンサーバック機能に
より広いスキー場やマリーナにおける自己所有物の発見
が容易となるのはもちろん、アンサーバック機能を実現
する複数のアンサーバック手段を適宜選択することによ
り、アンサーバック機能に関する前記問題を解決して、
環境と目的に応じたアンサーバック手段を利用すること
ができる。
【0046】
【発明の効果】この発明によれば、使用者の判断により
複数のアンサーバック手段を適宜選択することが可能と
なって、環境と目的に応じたアンサーバック手段を利用
することが可能となり、アンサーバック機能に関する問
題を解決したキーレスエントリーシステムを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の構成を説明するブロック
図。
【図2】 同上実施例の操作方法を説明する時系列図。
【図3】 本発明の他の実施例の構成を説明する要部ブ
ロック図。
【符号の説明】
10 送信機 11 スイッチ 12 スイッチ 20 受信機 21 制御部 25 駆動部 26 駆動ユニット(被制御部) 27 駆動部 28 ホーン(第1のアンサーバック手段) 29 ランプ(第2のアンサーバック手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の操作により固有の識別コードを
    含む信号を送信する送信機と、この送信機からの前記信
    号を受信する受信機と、この受信機で受信した前記信号
    中の識別コードと記憶部に記憶されている登録コードと
    を判定すると共に前記両コードが一致したときに前記使
    用者が意図する所望動作を行わせる出力信号を出力する
    と共に前記信号を前記受信機で正常に受信した場合ある
    いはその信号に基づき前記所望動作を完了した場合にそ
    のことを前記使用者へ知らせるためのアンサーバック機
    能を駆動させる制御部とを有し、前記アンサーバック機
    能は2種類以上のアンサーバック手段を含み、前記送信
    機からの操作により前記制御部が前記アンサーバック手
    段を選択することを特徴とするキーレスエントリーシス
    テム。
  2. 【請求項2】 使用者の操作により固有の識別コードを
    含む信号を送信する複数のスイッチを有する送信機と、
    この送信機からの前記信号を受信する受信機と、この受
    信機で受信した前記信号中の識別コードと記憶部に記憶
    されている登録コードとを判定すると共に前記両コード
    が一致したときに前記使用者が意図する所望動作を行わ
    せる出力信号を出力すると共に前記信号を前記受信機で
    正常に受信した場合あるいはその信号に基づき前記所望
    動作を完了した場合にそのことを前記使用者へ知らせる
    ためのアンサーバック機能を駆動させる制御部とを有
    し、前記アンサーバック機能は2種類以上のアンサーバ
    ック手段を含み、前記送信機の前記スイッチの押す組み
    合わせ操作により前記制御部が前記アンサーバック手段
    を選択することを特徴とするキーレスエントリーシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 使用者の操作により固有の識別コードを
    含む信号を送信する1個のスイッチを有する送信機と、
    この送信機からの前記信号を受信する受信機と、この受
    信機で受信した前記信号中の識別コードと記憶部に記憶
    されている登録コードとを判定すると共に前記両コード
    が一致したときに前記使用者が意図する所望動作を行わ
    せる出力信号を出力すると共に前記信号を前記受信機で
    正常に受信した場合あるいはその信号に基づき前記所望
    動作を完了した場合にそのことを前記使用者へ知らせる
    ためのアンサーバック機能を駆動させる制御部とを有
    し、前記アンサーバック機能は2種類以上のアンサーバ
    ック手段を含み、前記送信機の前記スイッチの押す時間
    の操作により前記制御部が前記アンサーバック手段を選
    択することを特徴とするキーレスエントリーシステム。
  4. 【請求項4】 前記アンサーバック手段の少なくとも1
    種類は音を利用すると共に少なくとも1種類は光を利用
    することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに
    記載のキーレスエントリーシステム。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、通常は優先設定されたア
    ンサーバック手段を前記アンサーバック機能の駆動時に
    動作させ、前記送信機からの指示によって他のアンサー
    バック手段を動作可能と制御することを特徴とする請求
    項1から請求項3の何れかに記載のキーレスエントリー
    システム。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、通常は優先設定されたア
    ンサーバック手段を前記アンサーバック機能の駆動時に
    動作させ、前記送信機からの指示によって他のアンサー
    バック手段を動作可能と制御すると共に一定時間経過後
    は前記優先設定されたアンサーバック手段を動作可能と
    制御することを特徴とする請求項1から請求項3の何れ
    かに記載のキーレスエントリーシステム。
  7. 【請求項7】 前記アンサーバック手段の1種類は音を
    媒体として用いるものであって、周囲の明るさがある値
    よりも暗く及び/又は現在時刻が一定時刻よりも遅い場
    合には駆動させないように前記制御部が制御することを
    特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のキー
    レスエントリーシステム。
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