JP2000224398A - ファクシミリ装置及びその制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置及びその制御方法

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JP2000224398A
JP2000224398A JP11022949A JP2294999A JP2000224398A JP 2000224398 A JP2000224398 A JP 2000224398A JP 11022949 A JP11022949 A JP 11022949A JP 2294999 A JP2294999 A JP 2294999A JP 2000224398 A JP2000224398 A JP 2000224398A
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Takaaki Hashimoto
隆明 橋元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デコード処理をソフトウェアで行なっているよ
うなシステムにおいて、例えばJBIGのような高い圧
縮効果の望める符号化形式を用いて、例えばV.34に
よる高速伝送を行なった場合でもデコード処理の能力に
関わりなく受信動作を行なうことができるファクシミリ
装置及びその制御方法を提供すること。 【解決手段】データを受信し、受信したデータをデコー
ドしながら、受信したデータの一部をデコードした結果
から、単位時間あたりにデコード処理できるデータのフ
レーム数を算出し、デコード処理されていない残りのデ
ータが、所定の制限時間内にデコード処理可能かどうか
を予測する(S3)。制限時間内に残りのデータのデコ
ード処理を行なうことは不可能と予測された場合に、デ
ータの再送を要求する(S6)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ECMモード(誤
り訂正モード)で交信を行うファクシミリ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年ITU−TにおいてV34(33.
6kbps)及びJBIGが勧告化され、データがより
高圧縮でより高速で送信できるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この勧告に従
った符号化復号処理をそのまま行なう為には、十分な処
理速度を実現できる高スペックのファクシミリ装置を必
要とし、従来のスペックのファクシミリ装置でJBIG
圧縮データを受信しようと思うと、復号処理を行なうの
に専用ハードウェアを用いる必要があった。そして、こ
れらのハードウェアの必要性はユーザの負担になってい
た。
【0004】本願発明は上記従来技術の課題を解決する
為になされたもので、その目的とするところは、如何に
処理速度の遅いハードウェアを用いても、復号処理を確
実に行なうことのできるファクシミリ装置及びその制御
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、数式、数値等は、特に特定的な記載がない限りは、
この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでは
ない。
【0006】(第1の実施の形態)以下に本発明の第1
の実施の形態について説明する。
【0007】図1は、本実施の形態としてのファクシミ
リ装置の構成を示すブロック図である。同図において、
CPU(中央処理装置)1は、ROM(リードオンリメ
モリ)2にあらかじめ格納されたプログラムに従って、
本ファクシミリ装置全体を制御し、RAM(ランダムア
クセスメモリ)3は、CPU1のワークエリアとして使
用される。
【0008】原稿(不図示)は、コンタクトセンサー
(CS)5により読み取られ、この読取り信号が、読取
り制御ゲートアレイ(R_CNT)4を介して1ライン
の2値データに変換される。この2値データは、符号化
制御によって圧縮、または非圧縮の形で符号化され、画
像メモリであるダイナミックRAM(DRAM)11に
格納される。
【0009】ファクシミリ送信モード時は、DRAM1
1に格納された画像データが、CPU1により、受信側
との手順によって決められた符号化方式に合わせて符号
化される。そして、この符号化されたデータは、変復調
器(MODEM)12によってPM−AM変調された
後、網制御装置(NCU)13を通じて、所定の手順に
よって決められた速度で公衆回線網14に送り出され
る。
【0010】また、コピーモード時には、DRAM11
に格納された画像データは、CPU1によって生データ
に復号され、レーザビームプリンター(LBP)10か
らのデータ要求に応じて、記録制御ゲートアレイ(W_
CNT)9を通してLBP10に送られ、そこで記録さ
れる。
【0011】ファクシミリ受信モードのときは、公衆回
線網14からNCU13を通して受信したデータは、M
ODEM12によって復調された後、後述するように決
められた復号化方式に従って、CPU1によって復号化
される。ここで正しく復号化されて得られた2値の生デ
ータは、符号化制御によって圧縮、または非圧縮の形で
符号化され、画像メモリであるDRAM11に格納され
る。そして、操作者からの指示や設定に従ってLBP1
0で記録されたり、新たな通信の際に、送信されたりす
る。
【0012】なお、操作者は、キー(KEY)8を押下
することにより、各種の指示、設定を行なうことがで
き、その内容を表示部(LCD)7上の画面により確認
することができる。この場合、CPU1は、操作パネル
制御ゲートアレイ(OPE_CNT)6を介して、KE
Y8からの入力データを検出し、その入力に応じて必要
なデータをLCD7に表示する。また、符号化制御に用
いるモードやしきい値の選択も、このKEY8にて行な
う。
【0013】次に、図2〜図5を用いて、本実施の形態
としてのファクシミリ装置で行なわれる受信処理の詳細
な説明を行なう。
【0014】ITU−T T.30に勧告化されている
G3ファクシミリの誤り訂正モードのノードVIIIのフロ
ーチャートを図2、図3に示す。
【0015】ステップS21で命令受信か否か判断し、
命令受信であれば、その命令がDCSであるか(S2
2)、CTCであるか(ノード6から図3のS23
へ)、PPS−Qであるか(S24)、或いはEOR−
Q(S25)であるか判断する。いずれの命令でもない
場合は、Bに進み回線を切断する(S26)。
【0016】一方、所定時間(T2)の間に命令でな
く、画信号キャリアが検出されると(S27、S2
8)、トレーニング受信し(S29)、画像を1ブロッ
ク受信する(S30)。その後、画信号キャリアを受信
すれば、次に画像ブロックを受信し、RTCを受信する
まで繰り返される(S31、S32)。
【0017】画像データ受信後、命令PPS−Qが送信
側から発信されると、受信側でその画像データが正常に
受信されたかどうか確認する(S33)。もし、正常に
受信されていなければ、PPRを送信し、エラー画像フ
レームの再送を促す(S34)。正常に受信されていれ
ば、次の画像を受信可能であるかどうか判断し(S3
5)、受信側の装置が次の画像を受信できる状態であれ
ば、MCFを送信側に返す(S36)。受信側の装置が
次の画像を受信できる状態になければ、RNRを送信側
に返す(S37)。その後、所定時間(T2)内に命令
が送信されてこなければ(S39)、ノードBに進み回
線が切断される(S26)。S38で命令を受信し、そ
の命令がRRまたはPPS−Qの時には、S35に進
み、再度受信側の装置が受信可能な状態にあるかどうか
返答する(S36かS37か)。RNR送信後、その他
の命令を受信したばあいにはノードBに進み回線を切断
する(S26)。
【0018】このように、ノーマルな処理を行なった場
合の、データ及び命令送受信の様子を図4に示す。
【0019】上から順番に説明すると、送信側装置はフ
ァクシミリメッセージを送信した後、PPS−MPS命
令を送信する。これに対し、受信側でファクシミリメッ
セージにエラーを発見した場合、PPR命令を送信側に
返し、エラーを有するフレームの再送を促す。送信側は
このPPR命令に応えてトレーニング信号を送信した
後、再送フレームを送信する。再送フレーム送信後、再
度PPS−MPS命令がが送信側から送られ、受信側の
装置が受信準備を完了していない場合には、RNRを送
信側に送る。送信側は、最初のRNR応答を認識した時
点でタイマT5の計時を開始する。
【0020】タイマT5は次のように定義される:T5
=60s±5sこのT5の経過前に、送信側はRRを受
信側に対して送信し、これに対し、受信側はRNR又は
MCFで応答する。タイマT5はMCFによってのみリ
セットされる。従って、T5の時間内に受信側が受信可
能な状態になっていなければ、RRとRNRとのやり取
りのみが繰り返され、T5がタイムアウトし、送信機は
呼を解放する(回線を切断する)。
【0021】このように、勧告されたフローチャートそ
のままの処理を行なうのでは、受信したデータの復号を
行なう時間は、最大でも、RNR応答をしてから65秒
であり、T5を経過しても復号できないような圧縮デー
タを受取ることはできない。従って、ハードウェアを高
速化することによって、復号時間の短縮化を図る以外に
は無かった。
【0022】そこで、本願発明では、受信したデータの
復号時間を予測し、所定時間内に復号できないと判断し
た場合には、データを再送させることで時間稼ぎを行な
う。図5は、本実施の形態としてのファクシミリ装置に
おける受信処理の一部を示すフローチャートであり、I
TU−T T.30に勧告化されているG3ファクシミ
リの誤り訂正モードのノードVIIIのフローチャート
(図3のS24からS33を経てS40に至るまでの処
理)に特徴ある制御を加えたものである。
【0023】ファクシミリモード時の受信動作において
は、送信側から受信した符号化データを一旦RAMに格
納し、格納されたデータを決められた手順に従って復号
し、DRAM11に格納する。
【0024】送信側の装置は、画像データを送信した
後、その画像品質を確信する為、PPS−Qを送信す
る。
【0025】受信側装置は、ステップS1でPPS_Q
を受け取るとステップS2に進み、画質が良好かどうか
を判断する。良好でない場合はステップS5に進み、受
信に失敗したフレームの再送を要求するPPRで応答し
ノードFヘ進む。良好であった場合はステップS3にお
いて、デコード処理が間に合っているかどうかを判断す
る。
【0026】デコードが間に合うかの判断は以下のよう
に行なう。
【0027】送信側は、上記のように、画像信号を送出
した後、最初のRNRを受信した時点からT5タイマー
をスタートさせる。
【0028】即ち、送信側は、受信側からフレームのエ
ラーの無い場合は60±5Sだけ受信側の準備を待つこ
とができるのである。言い換えれば、受信側は60±5
S以内(正確には55S以内)に受信可能状態にならな
ければならない。しかしながら、圧縮効率の極めて高い
JBIGで符号化されたデータはデコード(復号)にお
いて極めて長い時間がかかる場合があり、受信側で守ら
れるべき55S以内に受信可能状態にならなければなら
ないという条件を満たさない場合がある。
【0029】このために以下のような条件を用いてデコ
ードが間に合っているかを判断する。
【0030】ステップS3からステップS4に移行する
までの1秒間にデコードできたデータのフレーム数をS
として、ステップS4においてまだデコードが終了して
いないフレーム数をRとすると残りのフレームRをデコ
ードするのに必要な時間Tは、 T=R/S(秒) と規定できる。
【0031】このTがT5未満であれば、デコードが間
に合い、T5以上であれば間に合わないことになる。
【0032】デコード処理が間に合っていた場合はステ
ップS4に進み、その時点で受信可能かどうかを判断す
る。ここでは、全フレームのデコードが終わっていない
場合や、デコードが終わっていても、他の理由で受信可
能な状態になっていない場合に、noとしてステップS
7に進む。デコードが終了し、次の画像の受信ができる
状態になっていればS11に進み、MCFを送信側の装
置に送信する。送信側の装置は、更に送信する画像があ
る場合には次の画像データを受信側の装置に送信する。
【0033】ステップS7では、not readyを
表すRNR信号で送信側装置に応答する。次にステップ
S8、S9で、T2時間内に命令受信されたかを判断
し、タイムアウトした場合はノードB(図3(b))ヘ
進み、回線を切断する。命令受信した場合はステップS
10に進み、RRまたはPPS_Qの受信かを判断す
る。RRもしくはPPS_Qであった場合はステップS
4に戻り、それ以外はノードBに進み回線を切断する。
【0034】一方、S3でデコードが間に合わないと判
断すれば、ステップS6に進み、PPR信号を送出しノ
ードFに進む。通常PPRはステップS2の画像が良好
かどうかを判定して良好で無い場合に再送して欲しいフ
レームを指定するための応答信号である。装置はエラー
の発見されたフレームを捨ててデコード処理を実行す
る。
【0035】ここではフレームは正常に受信している
が、デコードが間に合わないと判断した段階でフレーム
の再送を促し、再び画像受信フェーズに入ることでフロ
ー制御を行なおうとするものである。ここでは、すべて
のフレームの再送を促すPPRで応答するものとする。
これによって、送信側は、受信側で受信された画像の全
てのフレームにエラーが存在したと判断して、すべての
フレームを再送する。受信側の装置では実際は、正常な
符号化データをRAMに得ているので、再送データを待
たずに、デコードを続ければよい。データの再送が終了
し、再度、S3に処理が進むと、再度、残りのデータを
デコードを行なうのに必要な時間を予測し、やはりT5
のタイムアウトが予測されるのであれば再度PPRを送
信する。このように、デコードが完了しない場合に、送
信側装置に対し、画像データの品質悪を理由とするデー
タの再送を促すことにより、デコードに必要な時間を確
保することができる。再送されたデータは、実際には必
要の無いものであるから、RAMに上書きすることなく
捨ててよい。これにより、データの再送を行なってT5
の開始を遅らせることにより、その再送時間分をデコー
ド処理に充てることができる。ここでは、最大限にT5
の開始を遅らせる為に、全フレームのデータの再送を促
している。なお、「T=R/S(秒)と規定し、この時
間がT5未満であればデコードが間に合う」としたが装
置構成及びパフォーマンスによってはこの限りではな
い。即ち、様々な処理が並行して実行している場合、通
信におけるデコード処理能力も計測した1秒間よりも落
ちることが十分に考えられる。従って、ステップS3に
おいて、T5−N(秒)或いはT5*Nでデコードが終
了するか否かの判断を行なってもよい。ここで示した数
字Nは装置に依存する数字と考えられる。
【0036】また、ステップS2からステップS3の間
で1フレームもデコードができない場合もデコードが間
に合っていないと判断しPPRで応答してもよいし、或
いは、S12において、1秒間デコードするのではな
く、1フレームのデータのデコードが終了する時間を測
定しても良い。
【0037】また、未デコードのフレームがある一定の
数以上ある場合には、これも間に合わないと判断しPP
Rで応答してもよい。
【0038】このある一定以上のフレーム数は、前記に
示したNと同じように装置に依存する数字であればよ
い。
【0039】(他の実施の形態)なお、本発明は、複数
の機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置としてのファクシ
ミリ装置に適用してもよい。
【0040】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによって、達成されることは言うま
でもない。
【0041】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0042】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0043】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0044】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0045】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した図5のフローチャートに
対応するプログラムコードを格納することになる。すな
わち、少なくとも「受信したデータの一部をデコードし
た結果から、単位時間あたりにデコード処理できるデー
タのフレーム数を算出するデコード速度算出プログラ
ム」と、「受信したデータのうち、デコード速度算出プ
ログラムでデコード処理されなかった残りのデータが、
所定の制限時間内にデコード処理可能かどうかを予測す
るデコード可否予測プログラム」と、「デコード可否予
測プログラムにおいて、制限時間内に残りのデータのデ
コード処理を行なうことは不可能と予測された場合に、
データの再送を要求する再送要求プログラム」の各モジ
ュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよ
い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればデ
コード処理をソフトウェアで行なっているようなシステ
ムにおいて、例えばJBIGのような高い圧縮効果の望
める符号化形式を用いて、V.34による高速伝送を行
なった場合でもデコード処理の能力に関わりなく受信動
作を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるファクシミリのブ
ロック図である。
【図2】ITU−T T.30勧告のG3ファクシミリ
の誤り訂正モードのノードVIIIにおけるフローチャート
である。
【図3】ITU−T T.30勧告のG3ファクシミリ
の誤り訂正モードのノードVIIIにおけるフローチャート
である。
【図4】ITU−T T.30勧告のG3ファクシミリ
の誤り訂正モードのコマンド及びデータのやり取りを示
す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態としてのファクシミ
リ装置の受信処理の一部を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 R_CNT 5 CS 6 PANEL 7 LCD 8 KEY 9 W_CNT 10 LBP 11 DRAM 12 MODEM 13 NCU 14 回線

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを受信する受信工程と、 前記受信工程で受信したデータをデコードするデコード
    工程と、 前記受信工程で受信したデータの一部を前記デコード工
    程でデコードした結果から、単位時間あたりにデコード
    処理できるデータのフレーム数を算出するデコード速度
    算出工程と、 前記受信工程で受信したデータのうち、デコード速度算
    出工程でデコード処理されなかった残りのデータが、所
    定の制限時間内にデコード処理可能かどうかを予測する
    デコード可否予測工程と、 前記デコード可否予測工程において、前記制限時間内に
    前記残りのデータのデコード処理を行なうことは不可能
    と予測された場合に、データの再送を要求する再送要求
    工程と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置の制御方
    法。
  2. 【請求項2】前記デコード可否予測工程は、 前記残りのデータに含まれるフレーム数を、前記デコー
    ド速度算出工程で算出した、単位時間あたりのデコード
    処理フレーム数で除算する除算工程と、 前記除算工程で算出された商と前記制限時間とを比較す
    る比較工程と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ
    装置の制御方法。
  3. 【請求項3】前記再送要求工程は、前記受信工程におい
    て受信した全データの再送を要求することを特徴とする
    請求項1に記載のファクシミリ装置の制御方法。
  4. 【請求項4】前記再送要求工程は、前記デコード速度算
    出工程で1フレームのデコードに所定時間以上かかる場
    合に前記受信工程において受信した全データの再送を要
    求することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ
    装置の制御方法。
  5. 【請求項5】前記制限時間は装置固有の時間であること
    を特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置の制御
    方法。
  6. 【請求項6】データを受信する受信手段と、 前記受信手段で受信したデータをデコードするデコード
    手段と、 前記受信手段で受信したデータの一部を前記デコード工
    程でデコードした結果から、単位時間あたりにデコード
    処理できるデータのフレーム数を算出するデコード速度
    算出手段と、 前記受信手段で受信したデータのうち、デコード速度算
    出手段でデコード速度を算出した時点でデコード処理さ
    れていない残りのデータが、所定の制限時間内にデコー
    ド処理可能かどうかを予測するデコード可否予測手段
    と、 前記デコード可否予測手段において、前記制限時間内に
    前記残りのデータのデコード処理を行なうことは不可能
    と予測された場合に、データの再送を要求する再送要求
    手段と、 を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】前記デコード可否予測手段は、 前記残りのデータに含まれるフレーム数を、前記デコー
    ド速度算出手段で算出した、単位時間あたりのデコード
    処理フレーム数で除算する除算手段と、 前記除算手段で算出された商と前記制限時間とを比較す
    る比較手段と、 を含むことを特徴とする請求項6に記載のファクシミリ
    装置。
  8. 【請求項8】前記再送要求手段は、前記受信手段におい
    て受信した全データの再送を要求することを特徴とする
    請求項6に記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】前記再送要求手段は、前記デコード速度算
    出手段で1フレームのデコードに所定時間以上かかる場
    合に前記受信手段において受信した全データの再送を要
    求することを特徴とする請求項6に記載のファクシミリ
    装置。
  10. 【請求項10】前記制限時間は装置固有の時間であるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】ファクシミリ装置の制御プログラムを記
    憶したコンピュータ可読メモリであって、 データを受信する受信プログラムのコードと、 前記受信プログラムで受信したデータをデコードするデ
    コードプログラムのコードと、 前記受信プログラムで受信したデータの一部を前記デコ
    ードプログラムでデコードした結果から、単位時間あた
    りにデコード処理できるデータのフレーム数を算出する
    デコード速度算出プログラムのコードと、 前記受信プログラムで受信したデータのうち、デコード
    速度算出プログラムでデコード処理されなかった残りの
    データが、所定の制限時間内にデコード処理可能かどう
    かを予測するデコード可否予測プログラムのコードと、 前記デコード可否予測プログラムにおいて、前記制限時
    間内に前記残りのデータのデコード処理を行なうことは
    不可能と予測された場合に、データの再送を要求する再
    送要求プログラムのコードと、 を記憶することを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
  12. 【請求項12】前記デコード可否予測プログラムは、 前記残りのデータに含まれるフレーム数を、前記デコー
    ド速度算出プログラムで算出した、単位時間あたりのデ
    コード処理フレーム数で除算する除算プログラムと、 前記除算プログラムで算出された商と前記制限時間とを
    比較する比較プログラムと、 を含むことを特徴とする請求項11に記載のコンピュー
    タ可読メモリ。
  13. 【請求項13】前記再送要求プログラムは、前記受信プ
    ログラムにおいて受信した全データの再送を要求するこ
    とを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ可読メ
    モリ。
  14. 【請求項14】前記再送要求プログラムは、前記デコー
    ド速度算出プログラムで1フレームのデコードに所定時
    間以上かかる場合に前記受信プログラムにおいて受信し
    た全データの再送を要求することを特徴とする請求項1
    1に記載のコンピュータ可読メモリ。
  15. 【請求項15】前記制限時間は装置固有の時間であるこ
    とを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ可読メ
    モリ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009302853A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Nec Commun Syst Ltd ファクシミリ装置、通信方法、およびファクシミリ装置のプログラム

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