JP2000221143A - 表面検査装置 - Google Patents
表面検査装置Info
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Abstract
精度良く検出する。 【解決手段】鋼板4の表面に偏光を入射し、リニアアレ
イカメラ3で少なくとも3方向の異なる角度の偏光を受
光して被検査面で反射した反射光を検出して画像信号に
変換する。信号処理部12は各画像信号から疵候補領域
を抽出し、抽出した特徴量から疵種の一次判定を行い、
形状や特徴量が似ていて疵と疑似欠陥の判断が曖昧にな
る領域については、疵の発生形態を考慮して疵種の二次
判定を行なってから疵の等級判定を行う。
Description
鋼板等の表面疵を光学的に検出する表面検査装置に関す
るものである。
により表面に線状の濃淡模様が発生する。この原因とし
ては鋼板の原板に線状疵があった場合やTiやSi等の
添加物の表面への析出による場合、あるいはメッキ浴中
での異物の接触による結晶成長に差がでる場合、又は加
工プロセス中のロールにわずかな疵が付き、これが鋼板
に転写された場合等がある。これらの原因により表面に
発生する線状の濃淡模様は、メッキの合金化度の差や鍍
金厚の差による表面のつぶれ、メッキ結晶部のクレータ
と呼ばれる低反射率部の生成割合により生じている。光
学式の表面検査装置は、これら表面の濃淡を信号として
とらえ、一定信号レベル以上の濃淡について、長さと幅
と濃度等の特徴量から疵と認識して種類と等級を判定し
ている。
とらえられた一定信号レベル以上の濃淡について、長さ
と幅と濃度等の特徴量から疵と認識して種類と等級を判
断しているが、形状と特徴量の似ている疑似欠陥と欠陥
の判断は難しい。この検出率をあげるために疵が連続的
に同じ板幅位置に発生している場合には、個々の判断が
線状欠陥であるヘゲ疵という判断を行っていたとしても
すり疵と判断するといった疵の発生形態から似通った形
状の疵の判断を行うマクロ処理等が特開平2−9004
6号公報や特開平4−110758号公報に示されてい
る。例えば特開平2−90046号公報に示された表面
検査装置では、疵の位置が鋼板の中央部にあるかエッジ
部にあるかを判定し、判定した結果とあらかじめ等級分
けされているデータと比較して疵の評価を行っている。
この処理毎に必要なデータをキー入力手段で入力してい
る。
は、特に板幅のエッジ部ではミルの圧加不足やメッキ付
着量の差やメッキの焼きむら等が原因となり、ヘゲ疵や
ヘゲと同様な形態であるが程度の軽い疑似欠陥である線
状マークが発生しやすい。このため、従来は板幅のエッ
ジに関しては、板の中心よりも疵判断の閾値を高くして
線状マークを検出しないようにし、エッジ部の疵の判断
は人間の目視に頼っていた。また、このような場所で前
記マクロ処理等を行うと重大欠陥が含まれていたとして
も軽い線状マーク等の軽度欠陥と判断され見逃しに繋が
るという問題点があった。また、重度欠陥を軽度欠陥と
判断することは不良率が上がることになり、正確な不良
率を管理する上で問題であった。
成で重大な疵の見逃しを抑制することができる表面検査
装置を得ることを目的とするものである。
装置は、投光部と受光部と信号処理部とを有し、投光部
は被検査面に偏光を入射し、受光部は少なくとも3方向
の異なる角度の偏光を受光する複数の受光光学系を有
し、被検査面で反射した反射光を検出して画像信号に変
換し、信号処理部は各受光光学系から出力された画像信
号から疵候補領域を抽出し、抽出した特徴量から疵種の
一次判定を行い、形状や特徴量が似ていて疵と疑似欠陥
の判断が曖昧になる領域については、疵の発生形態を考
慮して疵種の二次判定を行なってから疵の等級判定を行
うことを特徴とする。
状重度欠陥と軽度疑似欠陥を疵信号ピーク値により判別
し、二次判定では一次判定で曖昧な欠陥中で幅同一位置
に断続的に発生している欠陥を軽度疑似欠陥と判定する
と良い。
生じる線状重度欠陥と軽度疑似欠陥を弁別するときに、
コイル全面の線状軽度欠陥判定結果の統計データから線
状重度欠陥と軽度疑似欠陥を弁別する閾値を再度設定し
て疵判定を行う良い。
査面に対して一定入射角で被検査面の幅方向全体に偏光
を入射するように投光部を配置し、被検査面からの反射
光を受光する受光部を所定の位置に配置する。受光部は
入射した光を例えば3本のビームに分離するビームスプ
リッタと、分離した3本のビームを別々に入射して画像
信号を出力する例えばCCDセンサを有する3組のリニ
アアレイカメラと、ビームスプリッタと各リニアアレイ
カメラの間に設けられ、非検査面からの反射光を異なる
振動面の偏光にする検光子とが設けられている。3個の
検光子はそれぞれ異なる方位角、すなわち透過軸が被検
査面の入射面となす角が、例えば、0,π/4,−π/
4になるように配置されている。
出力画像信号をシェーディング補正して正常部が全階調
の中心濃度になるように正規化して平坦化し、正常部に
対する相対的な変化を示す光強度信号に変換し、変換し
た3種類の光強度信号から疵候補領域を抽出し、抽出し
た疵候補領域の長さと幅と面積や各光強度信号の正常部
からの変化量を積分した積分量と輝度ピーク値等の特徴
量を演算する。この演算した各疵候補領域の特徴量とあ
らかじめ記憶した基準パターンとを比較して疵種を一次
判定する。この疵種を一次判定するときに、疵候補領域
によっては長さや幅の形態等の特徴量が、疵である線ヘ
ゲと疑似欠陥である線状マークのように似通っていて判
断しにくい疑似模様がある。この線ヘゲと線状マークの
濃淡の輝度ピーク値と疵発生度数の分布特性を比較する
と、線状マークの輝度ピーク値は線ヘゲの輝度ピーク値
とある輝度ピーク値で分けることができる。そこで線ヘ
ゲと線状マークを判別するために輝度ピーク値を使って
一次判定する。しかし線ヘゲと線状マークの輝度ピーク
値は境界領域で重なり、誤判断する曖昧な領域がある。
そこで一次判定で線ヘゲと線状マークの判断しにくい疑
似模様の曖昧領域にある疵候補領域は発生形態を考慮し
て二次判定して線ヘゲと線状マークを判別する。
ピーク値の統計データから疑似欠陥判断の閾値を再設定
して誤判断する曖昧な領域を再度判断して判定した疵種
を見直して正確な疑似欠陥の判断を行う。
置図である。図に示すように光学系1は投光部2と3板
式偏光リニアアレイカメラ3を有する。投光部2は被検
査体例えば鋼板4の表面に一定の入射角で偏光を入射す
るものであり、光源5と光源5の前面に設けられた偏光
子6とを有する。光源5は鋼板4の幅方向に伸びた棒状
発光装置からなり、鋼板4の幅方向全体に一様な強度分
布を有する光を照射する。偏光子6は例えば偏光板又は
偏光フィルタからなり、図2の配置説明図に示すよう
に、透過軸Pが鋼板4の入射面となす角α1 がπ/4に
なるように配置されている。3板式偏光リニアアレイカ
メラ3は、図3の構成図に示すようにビームスプリッタ
7と3個の検光子8a,8b,8cと3個のリニアアレ
イセンサ9a,9b,9cとを有する。ビームスプリッ
タ7は3個のプリズムからなり、入射面に誘電体多層膜
を蒸着した半透過性を有する反射面が2面設けられ、鋼
板4からの反射光を入射する第1の反射面7aは透過率
と反射率が約2対1の割合になっており、第1の反射面
7aを透過した光を入射する第2の反射面7bは透過率
と反射率が1対1の割合になっており、鋼板4からの反
射光を同じ光量の3本のビームに分離する。また、ビー
ムスプリッタ7の入射面から分離した3本のビームの出
射面までの光路長は同じにしてある。検光子8aは第2
の反射面7bの透過光の光路に設けられ、図2に示すよ
うに、方位角すなわち透過軸が鋼板4の入射面となす角
α2 が0度になるように配置され、検光子8bは第2の
反射面7bの反射光の光路に設けられ、方位角α2 がπ
/4になるように配置され、検光子8cは第1の反射面
7aの反射光の光路に設けられ、方位角α2 が−π/4
になるように配置されている。リニアアレイセンサ9
a,9b,9cは、例えばCCDセンサからなり、それ
ぞれ検光子8a,8b,8cの後段に配置されている。
また、ビームスプリッタ7と検光子8a,8b,8cの
間にはビームスプリッタ7内の多重反射光や不必要な散
乱光をカットするスリット10a,10b,10cが設
けられ、ビームスプリッタ7の前段にはレンズ群11が
設けられている。また、リニアアレイセンサ9a,9
b,9cは同じ光強度の光が入射したときに同じ信号を
出力するように利得が調整してある。
光路に検光子8a〜8cとリニアアレイセンサ9a〜9
cが一体化して設けられているから、リニアアレイセン
サ9a〜9c等を鋼板4の搬送路近傍に配置して鋼板4
からの反射光を検出するときに、リニアアレイセンサ9
a〜9c等の位置調整を必要としないとともに鋼板4の
同じ位置からの反射光を同じタイミングで検出すること
ができる。また、3板式偏光リニアアレイカメラ3内に
3組のリニアアレイセンサ9a〜9cがまとまって収納
されて小型化しているから、3板式偏光リニアアレイカ
メラ3を鋼板4の反射光の光路に簡単に配置することが
できるとともに配置位置を任意に選択することができ、
光学系1の配置の自由度を向上することができる。
アレイセンサ9a〜9cは、図4のブロック図に示すよ
うに、信号処理部12に接続されている。信号処理部1
2は信号前処理部13a,13b,13cとメモリ14
a,14b,14cと疵パラメータ演算部15とパター
ン記憶部16と一次判定パターン記憶部17と疵種判定
部18と疵発生位置記憶部19と保留疵パラメータ記憶
部20と発生形態疵種判定部21と等級パターン記憶部
22と疵等級判定部23及び出力部24を有する。信号
前処理部13a〜13cはリニアアレイセンサ9a〜9
cから出力された偏光の光強度信号I1,I2,I3の
幅方向の感度むら等を補正するシェーディング補正等を
行ってから、例えば図5の疵信号分布図に示すように、
正常部の信号を基準レベルとして、正常部の信号が25
5階調の中心濃度である128階調になるように正規化
して、正規化した光強度信号I1,I2,I3をそれぞ
れメモリ14a,14b,14cに格納する。疵パラメ
ータ演算部15はメモリ14a〜14cに格納された光
強度信号I1,I2,I3を疵候補領域を抽出するため
にあらかじめ128階調を基準に正負に設定してある2
値化レベルで2値化して疵候補領域を抽出し、抽出した
疵候補領域の長さと幅と面積や光強度信号I1,I2,
I3の正常部からの変化量を積分した積分量と輝度ピー
ク値等の特徴量を明らかにしてパターン記憶部16に格
納する。一次判定パターン記憶部17には複数の疵種に
対応する特徴量が実験で定められて基準パターンとして
格納されている。疵種判定部18はパターン記憶部16
に格納された各疵候補領域の特徴量と一次判定パターン
記憶部17に記憶した基準パターンとを比較して疵種を
判定する。疵発生位置記憶部19は各疵候補領域の位置
を記憶する。保留疵パラメータ記憶部20は疵種判定部
18の判定結果が曖昧となった疵候補領域の疵特徴量と
判定した疵種を保留疵パラメータとして記憶する。発生
形態疵種判定部21は各疵候補領域の位置と保留疵パラ
メータから疵種判定部18の判定結果が曖昧となった疵
候補領域の疵種を判定する。等級パターン記憶部22に
は各疵種毎に疵特徴量に対する疵の等級を示す等級パタ
ーンがあらかじめ格納してある。疵等級判定部23は各
疵候補領域の疵種と疵特徴量と等級パターン記憶部22
に格納してある等級パターンから各疵の等級を判定す
る。出力部24は判定した疵種と疵の等級を表示装置や
記録装置に出力する。
板4の表面を検査するときの疵種と疵の等級を判定処理
する動作を図6のフローチャートを参照して説明する。
信号処理部12の信号前処理部13a〜13cはリニア
アレイセンサ9a〜9cから出力された偏光の光強度信
号I1,I2,I3の幅方向の感度むら等を補正するシ
ェーディング補正等を行ってから、正常部の信号を基準
レベルとして、正常部の信号が255階調の中心濃度であ
る128階調になるように正規化して、正規化した光強
度信号I1,I2,I3をそれぞれメモリ14a,14
b,14cに格納する。疵パラメータ演算部15はメモ
リ14a〜14cに格納された光強度信号I1,I2,
I3により疵候補領域を抽出し(ステップS1)、抽出
した疵候補領域の長さと幅と面積や光強度信号I1,I
2,I3の正常部からの変化量を積分した積分量と輝度
ピーク値等の特徴量を演算してパターン記憶部16に格
納する(ステップS2)。疵種判定部18はパターン記
憶部16に格納された各疵候補領域の特徴量と一次判定
パターン記憶部17に記憶した基準パターンとを比較し
て疵種を一次判定する(ステップS3)。この疵種を一
次判定するときに、疵候補領域によっては長さや幅の形
態等の特徴量が、例えば、疵である線ヘゲと疑似欠陥で
ある線状マークのように似通っていて判断しにくい疑似
模様がある。線ヘゲと線状マークはどちらも幅が狭く細
長い形態をしていて、人間が見ても瞬間的には判断しに
くい対象であるが、この線ヘゲと線状マークを判別する
ためには濃淡の輝度ピーク値を使うと有効であるという
ことが判った。例えば図7の輝度ピーク値と疵発生度数
の分布特性図に示すように、線状マーク31と線ヘゲ3
2の輝度ピーク値を比較すると、線状マーク31と線ヘ
ゲ32を閾値Thで分けることができる。しかし線状マ
ーク31と線ヘゲ32の輝度ピーク値の境界部分では、
線状マーク31と線ヘゲ32の判断を誤判断する曖昧な
領域Cがある。そこで疵種判定部18は一次判定で疵で
ある線ヘゲと疑似欠陥である線状マークのように判断し
にくい疑似模様の輝度ピーク値があらかじめ定めた閾値
Th1より小さい領域Aにある疵候補領域を線状マーク
31と判断し、輝度ピーク値があらかじめ定めた閾値T
h2より大きい領域Bにある疵候補領域を線ヘゲ32と
判断する。また、輝度ピーク値が閾値Th1と閾値Th
2の間の領域Cにある疵候補領域を曖昧領域にある判断
し、疵種の判断を保留して、その特徴量等を保留パラメ
ータ記憶部20に格納し、各疵候補領域の疵種と発生位
置を疵発生位置記憶部19に格納する(ステップS4,
S5,S6)。発生形態疵種判定部21は疵発生位置記
憶部19と保留パラメータ記憶部20に格納された疵の
発生位置と特徴量等から疵の発生形態を考慮して疵種の
二次判定を行う(ステップS7)。疵の発生形態として
線状マーク31は、図8(a)に示すように鋼板4の長
手方向に比較的連続してほぼ同一幅個所に発生する傾向
がある。また、線ヘゲ32は、図8(b)に示すよう
に、鋼板4の長手方向に散発的に出る傾向がある。そこ
で、疵種の判断を保留した疵候補領域の発生形態を考慮
して線状マーク31と線ヘゲ32を判別する。この疵種
の判断を保留した疵候補領域の発生形態を調べるため、
曖昧領域にある疵候補領域の前後数10m〜数100m
について、判断した疵種と疵の板幅方向の位置情報のデ
ータを使用し、疵種の判断を保留した疵候補領域が線ヘ
ゲ32か線状マーク31かを判別する。疵等級判定部2
3は各疵候補領域の疵種と疵特徴量と等級パターン記憶
部22に格納してある等級パターンから各疵の等級を判
定し、出力部24は判定した疵種と疵の等級を表示装置
や記録装置に出力する(ステップS8)。
補領域について二次判定のマクロ処理を行うことによ
り、線ヘゲ32と線状マーク31の誤判断を抑えること
ができる。また、一次判定で輝度ピーク値が曖昧でない
部分のレベルを持つ疵候補領域について疵の判断を行う
から、重大疵の見逃しを防止し鋼板4への正確なマーキ
ングや正確な疵展開表の作成を可能にすることができ
る。
1,Th2により疵候補領域が曖昧領域にあるか否を判
断した場合について説明したが、図9のブロック図に示
すように、判定結果記憶部25に疵種判定部23と発生
形態疵種判定部21から出力する疵種と特徴量を格納
し、測定したコイル毎の疑似欠陥判定輝度ピーク値の発
生数統計データから疑似欠陥輝度曲線演算部26で、図
7に示すような疑似欠陥輝度ピーク値の推定曲線を求
め、疑似欠陥判断の曖昧領域Cを定める閾値Th1,T
h2を線ヘゲ32の推定曲線と線状マーク31の推定曲
線の度数が「0」になる位置までずらして再設定し、疵
再判定部27で誤判断する曖昧な領域Cを再度判断して
線ヘゲ32と線状マーク31を再度判別するようにして
も良い。このようにコイル毎の疑似欠陥判定輝度ピーク
値の発生数統計データから線ヘゲ32と線状マーク31
を再度判別することにより、より正確な疑似欠陥の判断
を行うことができる。
判断が曖昧になった疵候補領域について疵種と疵の板幅
方向の位置情報のデータを使用して二次判定した場合
と、疑似欠陥判断の曖昧領域Cを定める閾値Th1,T
h2をコイル毎の疑似欠陥判定輝度ピーク値の発生数統
計データから再設定して再度判別した場合と目視検査の
結果を図10に示す。図10において、「処理なし」は
撮像装置でとらえられた一定信号レベル以上の濃淡につ
いて、長さと幅と濃度等の特徴量から疵と認識して種類
と等級を判断した場合を示す。図10に示すように、
「処理なし」の場合は、メッキによる濃淡を欠陥として
多数検出したが、二次判定した場合にはメッキによる濃
淡を欠陥とし検出することを大幅に低減することができ
た。さらに、コイル毎の疑似欠陥判定輝度ピーク値の発
生数統計データから再設定して再度判別した場合には目
視検査の結果と同等の検出精度を得ることができた。
幅の形態等の特徴量が似通っていて判断しにくい疑似模
様の輝度ピーク値を使って一次判定したのち、輝度ピー
ク値が重なって誤判断する曖昧な領域にある疵候補領域
は発生形態を考慮して二次判定して線種を判別するよう
にしたから、疵と疑似欠陥を正確に判別することができ
る。
値の発生数統計データから疵と疑似欠陥を再度判別する
ことにより、目視検査と同等に精度良くより疵と疑似欠
陥を判別することができる。
る。
る。
る。
る。
ある。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 投光部と受光部と信号処理部とを有し、
投光部は被検査面に偏光を入射し、受光部は少なくとも
3方向の異なる角度の偏光を受光する複数の受光光学系
を有し、被検査面で反射した反射光を検出して画像信号
に変換し、信号処理部は各受光光学系から出力された画
像信号から疵候補領域を抽出し、抽出した特徴量から疵
種の一次判定を行い、形状や特徴量が似ていて疵と疑似
欠陥の判断が曖昧になる領域については、疵の発生形態
を考慮して疵種の二次判定を行なってから疵の等級判定
を行うことを特徴とする表面検査装置。 - 【請求項2】 上記疵種の一次判定で鍍金鋼板に生じる
線状重度欠陥と軽度疑似欠陥を疵信号ピーク値により判
別し、二次判定では一次判定で曖昧な欠陥中で幅同一位
置に断続的に発生している欠陥を軽度疑似欠陥と判定す
る請求項1記載の表面検査装置。 - 【請求項3】 上記疵種の二次判定で鍍金鋼板に生じる
線状重度欠陥と軽度疑似欠陥を弁別するときに、コイル
全面の線状軽度欠陥判定結果の統計データから線状重度
欠陥と軽度疑似欠陥を弁別する閾値を再度設定して疵判
定を行う請求項2記載の表面検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP02332299A JP3728965B2 (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 表面検査装置 |
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JP02332299A JP3728965B2 (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 表面検査装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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