JP2000220252A - 中空形材 - Google Patents

中空形材

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JP2000220252A JP11024697A JP2469799A JP2000220252A JP 2000220252 A JP2000220252 A JP 2000220252A JP 11024697 A JP11024697 A JP 11024697A JP 2469799 A JP2469799 A JP 2469799A JP 2000220252 A JP2000220252 A JP 2000220252A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中空形材の曲げ加工における凹みの発生を抑
制する。 【解決手段】 曲げ加工時に引張応力のみが加えられる
曲げ外側壁15を、実質的に台形形状の断面を有するよ
うに外側に突出させて構成する。上壁13の幅を短くで
きて凹みが発生しにくくなるとともに、平面壁14を設
けたことにより形材1の強度を維持できる。これによ
り、上壁13の板厚を大きくしたり、中リブを設けなく
とも上壁13に発生する凹み量を小さな値にすることが
できて形材の軽量化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空形材に関し、
特に、曲げ加工を施した際に曲げ外側壁に凹みが発生し
にくい中空形材に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のサイドメンバー、フレーム材な
どの輸送機材の構造用部材として、あるいは、カーポー
トなどの建築物や窓枠、柱、はりなどの構造物の支持乃
至構造部材として、軽量化の観点から、例えばアルミニ
ウム(Al)合金からなる中空形材(長手方向に断面形
状が同じである形材)を用いることが検討されている。
かかる中空形材を用いる場合には、曲げ加工が不可欠と
なる場合が多い。曲げ加工の方法としては、例えばドロ
ーベンディング、ストレッチベンディング、マルチベン
ディングなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】中空形材に曲げ加工が
施されると、特に曲げ半径が小さく、また形材断面の肉
厚が薄い場合には、所定曲げ量を達成する以前に曲げ加
工の外側壁に凹み(湾曲)が生じてしまうことがある。
例としてストレッチベンディングの様子を図5(a)、
(b)に示す。図5(a)は、断面「口」型の中空形材
111に矢印112のような力をかけたときの様子を示
す正面図であり、図5(b)は、図5(a)のA−A
線、すなわち形材111の長手方向中心部(X=0の平
面:曲げ中心)での断面図である。
【0004】図5(a)に示すように、形材111には
曲げ半径Rの曲げ加工が施され、形材111の長手方向
(X軸方向)に沿って張力Tが働く。そして、曲げ加工
された形材11には、曲げ中心であって且つ幅方向中心
部(Y=0の平面)において凹み量aの凹みが生じてい
る。このように中空形材に凹みが生じると、外観上の理
由により製品としての適性に欠けることになる。従っ
て、製品の曲げ形状は凹みの生じない曲げ半径の範囲に
制限されてしまい、部材の設計変更が必要になってしま
うなど不都合が多い。曲げ加工時の特に自動車用構造部
材では、高精度が要求されるため、スプリングバック量
が小さくなるストレッチベンダーでの曲げ加工が有力視
される。しかし、この曲げ加工法は、他の曲げ加工法と
比較して張力の影響で凹みがさらに増大する傾向があ
る。
【0005】中空形材の曲げ加工時における凹み発生を
抑制するための方法の一つとして、曲げ径方向に延びる
リブ(中リブ)を中空形材の中空部に設ける方法があ
る。この方法は、凹みが生じる位置に予め補強のための
中リブを設けておき、凹みの発生を防止するものであ
る。しかしながら、この方法によると、中リブを設けた
ことで形材の重量が増加し、輸送機の軽量化に反するこ
とになり、また押出形材の生産性が低下するとともにコ
ストも増大してしまうことになる。
【0006】また、図6にドローベンディングの場合の
例を示すように、心金の利用により凹み発生を抑制する
ことも一般に行われている。図6において、心金128
が内部に挿入された中空形材126は、可動式の圧力型
121と回転する曲げ型122とクランプ型123とを
有するドローベンダーによって、曲げ型122側が内側
となるように曲げ加工を施される。しかしながら、図6
からも明らかなように、心金128を挿入しても中空形
材126のクランプ型123側の端部を心金128で拘
束することが困難であるため、たとえ心金を利用した場
合であっても曲げ外側の凹みの発生を抑制することが難
しい。そして、特にストレッチベンダーでは、形材の両
端で挟みこむため、このような心金の使用が困難とな
る。
【0007】さらに、中空形材の凹みを抑制する別の手
段として、壁の肉厚を増加させるなど断面形状を変更す
ることが一般に行われているが、この手段によると、過
剰設計による形材の重量増加が問題となる。
【0008】そこで、本発明の主な目的は、曲げ加工の
際の凹み発生を極力抑制できるような中空形材を提供す
ることである。
【0009】そこで、本発明のさらなる目的は、曲げ加
工の際の凹み発生の抑制および形材の軽量化という要請
をともに満足させることができるような中空形材を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の中空形材は、曲げ加工時に引張応力のみ
が加えられる曲げ外側壁が、実質的に台形形状の断面を
有するように外側に突出している。
【0011】すなわち、本発明は、中空形材を構成する
壁面のうちで曲げ加工時に引張応力のみが加えられる板
要素すなわち壁面(本明細書において「曲げ外側壁」と
いう:例えば矩形断面の中空形材では1つの平面壁から
構成されている)を複数の平面壁から構成するととも
に、これら複数の平面壁が実質的に台形形状の断面を有
するように構成することによって、曲げ加工時の凹み発
生を抑制するものである。例えば図1に示すように、請
求項1に係る中空形材1は、その断面形状が四角形部分
2と台形部分3とを組み合わせた6角形となっている
(図1中の破線は四角形部分および台形部分の形状をそ
れぞれ明瞭にするために描いたものである)。この中空
形材1が底壁11を内側として曲げ加工を受ける場合、
底壁11に連なるウェブ壁12を介して底壁11と対向
する上壁(外側フランジ)13およびこれと斜めに連な
る2つの平面壁14が、曲げ加工時に圧縮応力ではなく
引張応力のみを受ける曲げ外側壁15である。このよう
に、本発明では、上壁13および2つの平面壁14から
なる曲げ外側壁15の断面形状が、実質的に台形形状と
なっている。
【0012】このような形状を採用した理由は、後述の
実施例で示すように上壁13の幅が小さくなるほど曲げ
外側壁15(特に上壁13)に発生する凹み量を小さく
できるのを知見したこと、および、単純に上壁13の幅
を小さくするだけでは形材の全体形状が変わってしまっ
て形材としての所望の強度を維持できなくなることによ
る。つまり、上壁13の幅は底壁11の幅より小さいこ
とが好ましいが平面壁14を設けないでウェブ壁12に
直接連なった上壁13の幅を小さくすると、形材1の断
面形状が三角形に近付き、その強度が低下してしまう。
そこで、本発明は、曲げ外側壁15を3つの平面壁(上
壁13と平面壁14)から構成することで、上壁13の
幅を小さくすることおよび形材の強度を維持することを
ともに満足させて、所期の目的を達成するようにしたも
のである。
【0013】曲げ外側壁15に凹みが生じる主原因は、
曲げ加工に伴う曲げ外側壁15の縮小に起因する断面内
の曲げモーメントである。曲げ加工することで、曲げ外
側壁15、特に上壁13には形材の長手方向に引張ひず
みεが生じる。このとき、形材1はその幅方向にポアソ
ン比ν×引張ひずみεの量だけ縮むことになる。この縮
みを原因として、ウェブ壁12にたわみ変形が生じ、ウ
ェブ壁12と曲げ外側壁15の接点に曲げモーメントM
が生じることになる。この曲げモーメントMが曲げ外側
壁15に作用することで、曲げ外側壁15に凹みが生じ
る。曲げ加工により生じる曲げモーメントMが同じであ
れば、曲げ外側壁15に生じる凹みの曲率も同じにな
る。従って、曲率が同じであれば、曲げ外側壁15の幅
が短いほど凹み量も小さくなることは明らかである。
【0014】また、本発明のように曲げ外側壁15の断
面形状が略台形形状であれば、曲げ加工により曲げ外側
壁15を構成する壁14が断面内側に倒れ変形する。こ
れに伴って、形材の断面高さの縮小、縮み変形(ν×
ε)の吸収が生じ、端部に生じる曲げモーメントMその
ものを小さくすることができる。つまり、本発明の形状
では、曲げ外側壁15の幅の減少、壁14の倒れ変
形による曲げモーメント減少の2つの相乗効果により曲
げ外側壁の凹み量を低減することが可能となる。
【0015】また、以上の知見から、曲げ外側壁15を
構成する複数の壁13、14の幅を互いに等しく設定す
ることが好ましい(請求項2)。その理由は、壁13に
比較して壁14の幅が大きくなると、壁13に比べて壁
14に大きな凹みが生じるためである。
【0016】また、本発明の中空形材は押出形材である
ことが好ましいが(請求項3)、板材を成形後に長手方
向に継ぎ目を溶接して製造したものであってもよい。ま
た、本発明の中空形材はストレッチベンディング用とし
て用いるものであってもよい。
【0017】ここでは、6角形の断面を有する中空形材
を例に本発明を説明したが、本発明の中空形材は必ずし
も6角形の断面を有するものに限られない。例えば、底
壁11が複数の平面壁から構成されていてもよい。ま
た、上述の説明では、便宜上、上壁13に連なる2つの
壁が平面壁14であるとしたが、本発明では上壁13の
幅の低下および全体形状維持という観点からウェブ壁
(側壁)12と上壁13とを間接的に接続するためにこ
れらの壁を設けただけであるから、これら上壁13につ
らなる2つの壁は必ずしも平面壁でなくともよい。ただ
し、上壁13自体は、外観上または他部材との接続上の
理由などのために平面壁あるいは緩やかに湾曲した平面
壁であることが要求される。
【0018】なお、上述のように、本明細書において曲
げ外側壁とは、その全体が中空形材を曲げ加工した際の
曲げ中立軸よりも外側にある壁、つまり曲げ加工時に引
張応力のみが加えられる壁を意味する。例えば、図2に
示すような矩形断面の中空形材31に対してその上壁3
2が外側になるような曲げ加工を施す場合、側壁33、
34に対しては、曲げ中立軸(曲げ加工を施した際に引
張応力と圧縮応力の生じる境となる軸)よりも外側部分
33a、34aには引張応力が加えられるが内側部分3
3b、34bには圧縮応力が加えられる。従って、この
場合の曲げ外側壁は、上壁32だけとなる。
【0019】さらに、本発明の中空形材は、輸送機材の
構造用部材としての強度や耐食性などの要求特性を満た
すものであれば、Al−Mg−Si系(JIS6000
系)、Al−Mg系(JIS5000系)、Al−Zn
−Mg系(JIS7000系)のアルミニウム合金など
が使用可能であるが、この中でも6000系の使用が好
ましい(請求項4)。なぜなら、Al−Mg−Si系ア
ルミニウム合金は、曲げ加工時には耐力が小さいために
成形加工性を確保できるとともに、成形後に時効硬化し
て耐力が向上し必要な強度を確保でき、また、比較的合
金量が少なく再利用の際に元のJIS6000系Al合
金鋳塊を得やすいだけでなく、7000系合金よりも押
出性に優れるという特徴があるからである。ただ、本発
明では、これらJIS合金の規格通りにならずとも必要
特性に応じて添加元素を加える、主要成分値を変更する
等の適宜の調整は許容しうる。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例および比較例について
説明する。下記の表1の左欄に示すような断面形状のJ
IS6000系Al合金(6N01−T1)製の中空形
材(実施例1〜2、比較例1〜5)を解析モデルとし
た。使用6N01Al合金は、Si0.65質量%(以
下同じ)、Mg0.6%、Mn+Cr0.50%以下、
Fe0.35%以下、Cu0.35%以下、Zn0.2
5%以下、Ti0.10%以下を含有するAl−Mg−
Si系アルミニウム合金であって、耐力120MPa、
比較例強さ250MPaを有している。
【0021】
【表1】
【0022】そして、曲げ加工を行った場合についての
FEM解析を行って、図5(a)、(b)で説明した上
壁の曲げ中心断面での凹み量aの絶対値を評価パラメー
タとして求めた。なお、ここではストレッチベンダーに
よる加工を模擬している。また、形材の底壁の幅がすべ
て同じ値となるように且つ形材の底壁が曲げ内側となる
ように曲げ加工が施されるものとし、実施例1〜2およ
び比較例1、4、5の形材に対する曲げ半径を1000
mm、比較例2の形材に対する曲げ半径を1500m
m、比較例3の形材に対する曲げ半径を3000mmと
した。
【0023】実施例1の中空形材は、図1で説明したの
と同様に四角形の上に台形が載置された6角形の断面形
状を有している。上壁の幅は40.0mmであり、板厚
は3mmである。なお、本発明の中空形材の断面形状は
このような6角形に限定されるものではなく、例えば底
壁と同じ方向に突出したフランジなどを設けてもよい。
実施例2の中空形材は、実施例1とほぼ同一形状である
が、上壁の幅が25.6mmとなっている。
【0024】比較例1〜3の中空形材は、現状多く使用
されているタイプの四角形断面を有している。上壁の幅
は70.0mmであり、板厚は3mmである。比較例4
の中空形材は、比較例1〜3とほぼ同一形状であるが、
上壁の板厚が5mmとなっている。また、比較例5の中
空形材は、曲げ径方向に延びた板厚3mmの中リブが中
空部中央に設けられている以外は、比較例1のものと同
一の断面形状を有している。
【0025】形材を所定形状にまで曲げるのに複数の段
階に分けて曲げ加工が行われるとき、上壁(外側フラン
ジ)に生じる凹みは、第1段階の曲げ加工でそのほとん
どが発生し、第2段階以降の曲げ加工による影響は小さ
い。そこで、FEM解析では曲げ加工時の張力を一定
(6tonf)として、第1段階の曲げ加工終了後の凹
み量aを評価した。
【0026】以上の解析条件で得られた、実施例1〜2
および比較例1〜5についての曲げ加工のモデル解析の
結果を図3に示す。また、図4は、この結果を曲げ半径
を横軸にとって示したグラフである。図3および図4か
ら明らかなよう、曲げ半径1000mmという条件で
は、実施例1の形材の凹み量は約0.8mmであり、こ
れは上壁の板厚が実施例1と同じ比較例1(凹み量約
1.8mm)に比べると非常に優れていることが分か
る。また、上壁の板厚が5mmと大きい比較例4(凹み
量約1.2mm)に比べても優れていることが理解でき
る。
【0027】実施例1と実施例2との凹み量aを比較す
ると、実施例1(上壁長さ40.0mm)が約0.8m
mで実施例2(上壁長さ25.6mm)が約0.5mm
である。これから、上壁長さが短くなるほど凹み量aを
減少させることができることが分かる。
【0028】また、比較例1〜3を比較することによ
り、曲げ半径を大きくするほど凹み量が小さくなること
が分かり、比較例1と4を比較することにより、上壁の
板厚が厚くなるほど凹み量が小さくなることが分かり、
比較例1と5を比較することにより、中リブを追加する
ことにより凹み量が小さくなることが分かる。しかし、
上述したように、曲げ半径の増加、板厚の増加および中
リブの追加は、それぞれ既述の問題を有している。
【0029】ところが、本実施例1〜2のような形状を
採用することにより、上壁の板厚増加および中リブの追
加を行うことなく曲げ半径を比較的小さな値としても、
上壁に生じる凹み量を比較的小さな値にすることができ
る。特に、実施例2のように上壁の幅を比較的短くした
場合には、凹み量を0.5mm程度以下にまで小さくす
ることができ、比較例5のように中リブを追加した場合
と遜色ない結果が得られる。
【0030】これらの実施例1〜2および比較例1〜5
から分かるように、本発明のように、曲げ加工時に引張
応力のみが加えられる曲げ外側壁が、実質的に台形形状
の断面を有するように外側に突出している中空形材によ
ると、曲げ半径を比較的小さな値としても上壁に生じる
凹み量を小さい値に維持できるだけでなく、上壁の板厚
増加による重量増加および中リブの追加による生産性低
下やコスト増加を生じることがない。従って、形材の軽
量化や低コスト化を図りつつ曲げ外側壁に生じる凹みを
抑制することが可能である。
【0031】なお、上述の実施例では中空形材をJIS
6000系Al合金を用いて製造したが、例えばJIS
5000系や7000系などのこれ以外のAl合金を用
いてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
曲げ加工の際の凹み発生を極力抑制できるような中空形
材を提供することが可能となる。また、本発明による
と、曲げ加工の際の凹み発生の抑制および形材の軽量化
という要請をともに満足させることができるような中空
形材を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中空形材の一例を示す断面図である。
【図2】中空形材の曲げ外側壁について説明するための
図である。
【図3】本発明の実施例および比較例について、モデル
解析によって得られた凹み量のグラフを示す図である。
【図4】図3のグラフを曲げ半径を横軸にして描き直し
たグラフを示す図である。
【図5】中空形材に発生した凹みを説明するための模式
図である。
【図6】ドローベンディングによって中空形材を曲げ加
工する様子を示す図である。
【符号の説明】
1 中空形材 2 四角形部分 3 台形部分 11 底壁 12 ウェブ壁 13 上壁(外側フランジ) 14 平面壁 15 曲げ外側壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲げ加工時に引張応力のみが加えられる
    曲げ外側壁が、実質的に台形形状の断面を有するように
    外側に突出していることを特徴とする曲げ加工を受ける
    中空形材。
  2. 【請求項2】 前記台形形状の断面を有する前記曲げ外
    側壁を構成する複数の壁が、互いに同じ幅を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の中空形材。
  3. 【請求項3】 前記中空形材が押出形材であることを特
    徴とする請求項1または2に記載の中空形材。
  4. 【請求項4】 Al−Mg−Si系アルミニウム合金か
    らなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の中空形材。
  5. 【請求項5】 前記中空形材がストレッチベンディング
    用であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の中空形材。
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