JP2000219585A - バイオ処理装置 - Google Patents
バイオ処理装置Info
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- JP2000219585A JP2000219585A JP2203399A JP2203399A JP2000219585A JP 2000219585 A JP2000219585 A JP 2000219585A JP 2203399 A JP2203399 A JP 2203399A JP 2203399 A JP2203399 A JP 2203399A JP 2000219585 A JP2000219585 A JP 2000219585A
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- biofermentation
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/40—Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 生ゴミ等の被処理物をバイオ発酵処理に好適
な含水率60%前後に乾燥させてから菌でバイオ発酵さ
せる装置全体の小型化、設備投資費とランニングコスト
の低減化。 【解決手段】 1つの処理槽1に被処理物2を投入し
て、処理槽1内を真空乾燥系10で真空引きし加熱して
被処理物2を含水率60%前後になるまで真空乾燥させ
る。その後、乾燥・発酵切換手段30で真空乾燥系10
からバイオ発酵処理系20の駆動に切り換え、処理槽1
内で被処理物2に菌を加えてバイオ発酵処理する。共通
の処理槽1内で真空乾燥とバイオ発酵を行うため、乾燥
と発酵用の管理制御系60は一つで済む。
な含水率60%前後に乾燥させてから菌でバイオ発酵さ
せる装置全体の小型化、設備投資費とランニングコスト
の低減化。 【解決手段】 1つの処理槽1に被処理物2を投入し
て、処理槽1内を真空乾燥系10で真空引きし加熱して
被処理物2を含水率60%前後になるまで真空乾燥させ
る。その後、乾燥・発酵切換手段30で真空乾燥系10
からバイオ発酵処理系20の駆動に切り換え、処理槽1
内で被処理物2に菌を加えてバイオ発酵処理する。共通
の処理槽1内で真空乾燥とバイオ発酵を行うため、乾燥
と発酵用の管理制御系60は一つで済む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミや屎尿汚泥
等を特定の菌で発酵処理して、堆肥等を製造するバイオ
処理装置に関する。
等を特定の菌で発酵処理して、堆肥等を製造するバイオ
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家庭等から大量に出る生ゴミを特定
の菌(細菌、微生物)を使って堆肥化させるバイオ処理
設備として、大量の生ゴミを所定含水率まで一度に強制
乾燥させる乾燥処理槽と、乾燥処理槽から移された乾燥
済み生ゴミに菌を混入させて生ゴミを発酵処理する発酵
処理槽を備えたものが普及している。菌で発酵処理され
る生ゴミ等の被処理物は、含水率が90%前後と大量の
水分を含むものが通常で、これをそのまま菌で発酵処理
するのは効率が悪いことから、90%前後の高含水率の
被処理物を乾燥処理槽に入れて、菌が最も活性化すると
される60%前後の含水率になるまで強制乾燥させてい
る。
の菌(細菌、微生物)を使って堆肥化させるバイオ処理
設備として、大量の生ゴミを所定含水率まで一度に強制
乾燥させる乾燥処理槽と、乾燥処理槽から移された乾燥
済み生ゴミに菌を混入させて生ゴミを発酵処理する発酵
処理槽を備えたものが普及している。菌で発酵処理され
る生ゴミ等の被処理物は、含水率が90%前後と大量の
水分を含むものが通常で、これをそのまま菌で発酵処理
するのは効率が悪いことから、90%前後の高含水率の
被処理物を乾燥処理槽に入れて、菌が最も活性化すると
される60%前後の含水率になるまで強制乾燥させてい
る。
【0003】このような高含水率の被処理物の強制乾燥
は、被処理物を乾燥処理槽内に投入して攪拌手段で攪拌
し、乾燥処理槽自体を蒸気加熱等で加熱することで被処
理物を加熱して、被処理物の水分を蒸発させることで行
われる。乾燥処理槽内の被処理物の含水率が60%前後
になるまで被処理物を乾燥させると、加熱や攪拌等の乾
燥動作が停止して乾燥済み被処理物が乾燥処理槽から取
り出され、乾燥処理槽の近くに設置されている発酵処理
槽に移される。
は、被処理物を乾燥処理槽内に投入して攪拌手段で攪拌
し、乾燥処理槽自体を蒸気加熱等で加熱することで被処
理物を加熱して、被処理物の水分を蒸発させることで行
われる。乾燥処理槽内の被処理物の含水率が60%前後
になるまで被処理物を乾燥させると、加熱や攪拌等の乾
燥動作が停止して乾燥済み被処理物が乾燥処理槽から取
り出され、乾燥処理槽の近くに設置されている発酵処理
槽に移される。
【0004】発酵処理槽内に乾燥済みの被処理物が投入
されると、被処理物に菌が添加されて被処理物が攪拌手
段で攪拌され、被処理物の菌による発酵処理が行われ
る。菌は、被処理物の含水率が60%前後のときに最も
活性化して被処理物を効率良く短時間で、また、被処理
物を高品質で発酵させる。つまり、含水率90%前後の
生ゴミのような高含水率の被処理物を効率よく高品質で
バイオ発酵処理するために、バイオ発酵処理する前に被
処理物を専用の乾燥処理槽で含水率60%前後になるま
で乾燥させているのである。
されると、被処理物に菌が添加されて被処理物が攪拌手
段で攪拌され、被処理物の菌による発酵処理が行われ
る。菌は、被処理物の含水率が60%前後のときに最も
活性化して被処理物を効率良く短時間で、また、被処理
物を高品質で発酵させる。つまり、含水率90%前後の
生ゴミのような高含水率の被処理物を効率よく高品質で
バイオ発酵処理するために、バイオ発酵処理する前に被
処理物を専用の乾燥処理槽で含水率60%前後になるま
で乾燥させているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記バイオ処理設備の
場合、工場等の床上に乾燥処理槽と発酵処理槽の2つの
処理槽を併設し、2つの処理槽の各々に必要な被処理物
加熱手段、被処理物攪拌手段、乾燥とバイオ発酵を管理
するための温度センサ等の各種センサ類、それに水蒸気
の排気管や、空気給気管等の配管類を設置している。そ
のため、バイオ処理設備全体が機器類の多い複雑で、設
置床面積の大きなものとなって、設備投資費が高く付い
ていた。また、乾燥処理槽は、生ゴミに凝集剤を添加し
て乾燥を促進させるものと、処理槽内を真空引きして生
ゴミの水分が低温で蒸発するようにして乾燥を促進させ
るものが知られているが、前者は乾燥処理とバイオ発酵
処理された被処理物に凝集剤が含まれて堆肥等への利用
に問題を残しており、後者は真空設備費が高くなって発
酵処理槽を含む設備投資費が尚更に高くなる問題を残し
ていた。
場合、工場等の床上に乾燥処理槽と発酵処理槽の2つの
処理槽を併設し、2つの処理槽の各々に必要な被処理物
加熱手段、被処理物攪拌手段、乾燥とバイオ発酵を管理
するための温度センサ等の各種センサ類、それに水蒸気
の排気管や、空気給気管等の配管類を設置している。そ
のため、バイオ処理設備全体が機器類の多い複雑で、設
置床面積の大きなものとなって、設備投資費が高く付い
ていた。また、乾燥処理槽は、生ゴミに凝集剤を添加し
て乾燥を促進させるものと、処理槽内を真空引きして生
ゴミの水分が低温で蒸発するようにして乾燥を促進させ
るものが知られているが、前者は乾燥処理とバイオ発酵
処理された被処理物に凝集剤が含まれて堆肥等への利用
に問題を残しており、後者は真空設備費が高くなって発
酵処理槽を含む設備投資費が尚更に高くなる問題を残し
ていた。
【0006】また、乾燥処理槽と発酵処理槽のそれぞれ
のランニングコスト(主として電力費)のために、バイ
オ処理設備運営のランニングコストが嵩み、その低減が
難しい。更には、乾燥処理槽から発酵処理槽に被処理物
を移し替えるための手間と時間が必要であり、また、こ
の移し替え時に被処理物の含水率が変動して発酵処理槽
でのバイオ発酵効率が悪くなることもあって、その管理
が面倒である。
のランニングコスト(主として電力費)のために、バイ
オ処理設備運営のランニングコストが嵩み、その低減が
難しい。更には、乾燥処理槽から発酵処理槽に被処理物
を移し替えるための手間と時間が必要であり、また、こ
の移し替え時に被処理物の含水率が変動して発酵処理槽
でのバイオ発酵効率が悪くなることもあって、その管理
が面倒である。
【0007】また、上記バイオ処理設備は、乾燥処理槽
と発酵処理槽の2つの処理槽を同時稼働させて、大量の
被処理物を定量ずつ連続的に乾燥させバイオ処理するこ
とができる。しかし、近時の乾燥処理槽と発酵処理槽の
処理能力の向上で、2つの処理槽を同時稼働させる必要
が少なくなり、一方の処理槽が稼働していると他方の処
理槽が非稼働な状態に置かれている場合が多くて、2つ
の処理槽の実質的な稼働率が悪く、これがランニングコ
ストを尚更に高くしていた。
と発酵処理槽の2つの処理槽を同時稼働させて、大量の
被処理物を定量ずつ連続的に乾燥させバイオ処理するこ
とができる。しかし、近時の乾燥処理槽と発酵処理槽の
処理能力の向上で、2つの処理槽を同時稼働させる必要
が少なくなり、一方の処理槽が稼働していると他方の処
理槽が非稼働な状態に置かれている場合が多くて、2つ
の処理槽の実質的な稼働率が悪く、これがランニングコ
ストを尚更に高くしていた。
【0008】それ故に、本発明の目的とするところは、
設備費とランニングコストの低減が容易なバイオ処理装
置を提供することにある。
設備費とランニングコストの低減が容易なバイオ処理装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の技術的手段は、定置された処理槽に、同処理槽内を
真空引きして処理槽内に収容された被処理物を真空乾燥
させる真空乾燥系と、処理槽内を大気解放して真空乾燥
された被処理物を菌で発酵処理するバイオ発酵処理系を
付設したことを特徴とする。
明の技術的手段は、定置された処理槽に、同処理槽内を
真空引きして処理槽内に収容された被処理物を真空乾燥
させる真空乾燥系と、処理槽内を大気解放して真空乾燥
された被処理物を菌で発酵処理するバイオ発酵処理系を
付設したことを特徴とする。
【0010】ここで上記本発明は、従来の乾燥処理槽と
発酵処理槽を1つの処理槽に統合させたもので、1処理
槽内で被処理物が真空乾燥され、この乾燥が終了すると
直ちにバイオ発酵処理がなされて、バイオ発酵処理が終
了して始めて処理槽から排出される。この場合の真空乾
燥系とは、処理槽内を低真空度に保持して被処理物の水
分の沸点を下げて蒸発し易いようにした状態で、処理槽
を加熱して間接的に非処理物をその水分の低沸点の温度
程度まで加熱するもので、この真空乾燥終了直後に同処
理槽内でバイオ発酵処理が開始される。
発酵処理槽を1つの処理槽に統合させたもので、1処理
槽内で被処理物が真空乾燥され、この乾燥が終了すると
直ちにバイオ発酵処理がなされて、バイオ発酵処理が終
了して始めて処理槽から排出される。この場合の真空乾
燥系とは、処理槽内を低真空度に保持して被処理物の水
分の沸点を下げて蒸発し易いようにした状態で、処理槽
を加熱して間接的に非処理物をその水分の低沸点の温度
程度まで加熱するもので、この真空乾燥終了直後に同処
理槽内でバイオ発酵処理が開始される。
【0011】本発明の第2の特徴は、上記真空乾燥系で
処理槽内の被処理物が60%前後の所定の含水率になる
まで乾燥させられると、真空乾燥系の駆動を停止させて
バイオ発酵処理系を駆動させる乾燥・発酵切換手段を有
することである。この乾燥・発酵切換手段は、処理槽内
の被処理物の重量変動等から含水率を検知して作動する
自動或いは手動の切換手段である。
処理槽内の被処理物が60%前後の所定の含水率になる
まで乾燥させられると、真空乾燥系の駆動を停止させて
バイオ発酵処理系を駆動させる乾燥・発酵切換手段を有
することである。この乾燥・発酵切換手段は、処理槽内
の被処理物の重量変動等から含水率を検知して作動する
自動或いは手動の切換手段である。
【0012】本発明の第3の特徴は、上記処理槽内に、
処理槽内に収容された被処理物を下から上方向に攪拌す
る攪拌手段を設置したことである。この攪拌手段は、真
空乾燥時とバイオ発酵処理時の両方で被処理物を被処理
物の状態に適応した攪拌速度で攪拌する。
処理槽内に収容された被処理物を下から上方向に攪拌す
る攪拌手段を設置したことである。この攪拌手段は、真
空乾燥時とバイオ発酵処理時の両方で被処理物を被処理
物の状態に適応した攪拌速度で攪拌する。
【0013】本発明の第4の特徴は、上記真空乾燥系
が、処理槽を介して処理槽内の被処理物を加熱する加熱
系と、処理槽内の温度変動に基づいて処理槽内を真空引
きする真空系を備えたことである。この場合の加熱系
は、蒸気を熱源とするものがランニングコストの点で好
適であり、真空系は真空ポンプを使用したものが好適で
ある。
が、処理槽を介して処理槽内の被処理物を加熱する加熱
系と、処理槽内の温度変動に基づいて処理槽内を真空引
きする真空系を備えたことである。この場合の加熱系
は、蒸気を熱源とするものがランニングコストの点で好
適であり、真空系は真空ポンプを使用したものが好適で
ある。
【0014】本発明の第5の特徴は、上記処理槽内の被
処理物の真空乾燥及び発酵処理に伴う重量変動を検出す
る重量計を付設したことである。この重量計は、処理槽
内の被処理物の含水率変化やバイオ発酵処理状況を検知
する1つの計器として利用されるもので、処理槽内の被
処理物自体の重量変動を計量するもの、又は、処理槽内
の被処理物から蒸発した水分の全重量を計量して被処理
物の重量変動を推測するものが適用される。
処理物の真空乾燥及び発酵処理に伴う重量変動を検出す
る重量計を付設したことである。この重量計は、処理槽
内の被処理物の含水率変化やバイオ発酵処理状況を検知
する1つの計器として利用されるもので、処理槽内の被
処理物自体の重量変動を計量するもの、又は、処理槽内
の被処理物から蒸発した水分の全重量を計量して被処理
物の重量変動を推測するものが適用される。
【0015】本発明の第6の特徴は、上記重量計が処理
槽を支持して処理槽内の被処理物重量を含む処理槽の総
重量を計量することである。この重量計は、第5の発明
で述べた処理槽内の被処理物自体の重量変動を計量する
もので、既存のロードセルを適用すればよい。
槽を支持して処理槽内の被処理物重量を含む処理槽の総
重量を計量することである。この重量計は、第5の発明
で述べた処理槽内の被処理物自体の重量変動を計量する
もので、既存のロードセルを適用すればよい。
【0016】本発明の第7の特徴は、上記重量計からの
重量信号と、処理槽内の温度を検出する温度センサから
の温度信号と、処理槽内の空気圧を検出する圧力センサ
からの圧力信号に基づいて真空乾燥系とバイオ発酵処理
系の駆動を管理し制御する管理制御系を付設したことで
ある。この管理制御系は、1つの処理槽内の被処理物重
量変動、温度変動、圧力(真空度)変動の各検出信号か
ら真空乾燥時の被処理物の含水率を監視し、バイオ発酵
時の被処理物の発酵状況を監視して、バイオ処理装置全
体が効率良く運転されるように設置される。
重量信号と、処理槽内の温度を検出する温度センサから
の温度信号と、処理槽内の空気圧を検出する圧力センサ
からの圧力信号に基づいて真空乾燥系とバイオ発酵処理
系の駆動を管理し制御する管理制御系を付設したことで
ある。この管理制御系は、1つの処理槽内の被処理物重
量変動、温度変動、圧力(真空度)変動の各検出信号か
ら真空乾燥時の被処理物の含水率を監視し、バイオ発酵
時の被処理物の発酵状況を監視して、バイオ処理装置全
体が効率良く運転されるように設置される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図9を参照して説明する。尚、図1乃至図6は第1の
実施形態を説明するものであり、図7乃至図9は第2の
実施形態を説明するもので、全図を通じて同一、又は、
相当部分には同一符号が付してある。
至図9を参照して説明する。尚、図1乃至図6は第1の
実施形態を説明するものであり、図7乃至図9は第2の
実施形態を説明するもので、全図を通じて同一、又は、
相当部分には同一符号が付してある。
【0018】図1は第1実施形態のバイオ処理装置の概
要を示すもので、床上に定置された1つの処理槽1と、
処理槽1内に投入された生ゴミ等の被処理物2を強制的
に真空乾燥させる真空乾燥系10と、処理槽1内で真空
乾燥された被処理物2を菌でバイオ発酵させるバイオ発
酵処理系20を備える。処理槽1内に被処理物2の任意
量、或いは、定量が投入されると、まず真空乾燥系10
が駆動して被処理物2を、その含水率がバイオ処理に好
適な値(60%前後)になるまで真空乾燥させ、この乾
燥終了後、真空乾燥系10に代わってバイオ発酵処理系
20が駆動して処理槽1内で乾燥済み被処理物2を菌を
使ってバイオ発酵させる。
要を示すもので、床上に定置された1つの処理槽1と、
処理槽1内に投入された生ゴミ等の被処理物2を強制的
に真空乾燥させる真空乾燥系10と、処理槽1内で真空
乾燥された被処理物2を菌でバイオ発酵させるバイオ発
酵処理系20を備える。処理槽1内に被処理物2の任意
量、或いは、定量が投入されると、まず真空乾燥系10
が駆動して被処理物2を、その含水率がバイオ処理に好
適な値(60%前後)になるまで真空乾燥させ、この乾
燥終了後、真空乾燥系10に代わってバイオ発酵処理系
20が駆動して処理槽1内で乾燥済み被処理物2を菌を
使ってバイオ発酵させる。
【0019】また、処理槽1には、真空乾燥系10とバ
イオ発酵処理系20の駆動を切り換える乾燥・発酵切換
手段30と、被処理物2の真空乾燥とバイオ発酵を促進
させる攪拌手段40と、真空乾燥系10とバイオ発酵処
理系20の駆動を管理し制御するための重量計50及び
管理制御系60が付設される。乾燥・発酵切換手段30
は、自動或いは手動によるバルブ切換手段である。重量
計50は、処理槽1内の被処理物2の重量変動を検出し
て、被処理物2の含水率等の検出に利用される。管理制
御系60は、処理槽1内の温度を検出する温度センサ6
1と、処理槽1内の空気圧(真空度)を検出する圧力セ
ンサ62と、重量計50からの各検出信号に基づいて真
空乾燥系10とバイオ発酵処理系20を管理し制御す
る。
イオ発酵処理系20の駆動を切り換える乾燥・発酵切換
手段30と、被処理物2の真空乾燥とバイオ発酵を促進
させる攪拌手段40と、真空乾燥系10とバイオ発酵処
理系20の駆動を管理し制御するための重量計50及び
管理制御系60が付設される。乾燥・発酵切換手段30
は、自動或いは手動によるバルブ切換手段である。重量
計50は、処理槽1内の被処理物2の重量変動を検出し
て、被処理物2の含水率等の検出に利用される。管理制
御系60は、処理槽1内の温度を検出する温度センサ6
1と、処理槽1内の空気圧(真空度)を検出する圧力セ
ンサ62と、重量計50からの各検出信号に基づいて真
空乾燥系10とバイオ発酵処理系20を管理し制御す
る。
【0020】処理槽1は、例えば縦長の円筒容器から成
る縦型槽で、その天井板の2箇所に被処理物投入口3と
排気口4を有し、側壁の一部に被処理物取出用排出口5
を有する。排気口4は、真空引き口と大気解放口と給気
口を兼用する。投入口3は専用の蓋3aで、排出口5は
専用の蓋5aで適宜密閉され、排気口4が真空乾燥系1
0とバイオ発酵処理系20に連通させてある。この縦型
の処理槽1は横型に変更することも可能であり、その具
体例が図7の第2実施形態のバイオ処理装置における処
理槽1であって、この詳細は後述する。
る縦型槽で、その天井板の2箇所に被処理物投入口3と
排気口4を有し、側壁の一部に被処理物取出用排出口5
を有する。排気口4は、真空引き口と大気解放口と給気
口を兼用する。投入口3は専用の蓋3aで、排出口5は
専用の蓋5aで適宜密閉され、排気口4が真空乾燥系1
0とバイオ発酵処理系20に連通させてある。この縦型
の処理槽1は横型に変更することも可能であり、その具
体例が図7の第2実施形態のバイオ処理装置における処
理槽1であって、この詳細は後述する。
【0021】真空乾燥系10は、処理槽1内を適度な真
空度に真空引きする真空系10aと、処理槽1自体を適
度な温度に加熱する加熱系10bを備える。真空系10
aは、排気口4から処理槽1内を真空引きする真空ポン
プ11と、その真空引き経路の一部に設置された真空切
換バルブ12を有する。加熱系10bは熱源として例え
ばボイラ13を有し、ボイラ13から発生する蒸気が処
理槽1の外周に設置した蒸気ジャケット14および回転
シャフト41内を通って被処理物2を加熱する。
空度に真空引きする真空系10aと、処理槽1自体を適
度な温度に加熱する加熱系10bを備える。真空系10
aは、排気口4から処理槽1内を真空引きする真空ポン
プ11と、その真空引き経路の一部に設置された真空切
換バルブ12を有する。加熱系10bは熱源として例え
ばボイラ13を有し、ボイラ13から発生する蒸気が処
理槽1の外周に設置した蒸気ジャケット14および回転
シャフト41内を通って被処理物2を加熱する。
【0022】バイオ発酵処理系20は、排気口4から処
理槽1内にバイオ発酵に必要な空気を供給するブロア2
1と、その空気経路の一部に設置された空気切換バルブ
22を有する。また、バイオ発酵処理系20は、処理槽
1内に菌を投入する菌投入手段(図示せず)を有する。
この菌投入手段は、投入口3から菌を自動或いは手動で
投入するものである。尚、後述するが1つの処理槽1で
被処理物2の真空乾燥とバイオ発酵処理を行うようにす
ると、発酵処理後に処理槽内に残った菌が次の真空乾燥
時に低温乾燥のために生き残って、次のバイオ発酵に利
用できることから、菌投入手段は簡単なものでよい。
理槽1内にバイオ発酵に必要な空気を供給するブロア2
1と、その空気経路の一部に設置された空気切換バルブ
22を有する。また、バイオ発酵処理系20は、処理槽
1内に菌を投入する菌投入手段(図示せず)を有する。
この菌投入手段は、投入口3から菌を自動或いは手動で
投入するものである。尚、後述するが1つの処理槽1で
被処理物2の真空乾燥とバイオ発酵処理を行うようにす
ると、発酵処理後に処理槽内に残った菌が次の真空乾燥
時に低温乾燥のために生き残って、次のバイオ発酵に利
用できることから、菌投入手段は簡単なものでよい。
【0023】乾燥・発酵切換手段30は、真空乾燥系1
0の真空切換バルブ12とバイオ発酵処理系20の空気
切換バルブ22を自動或いは手動で開閉するもので、こ
の作動は管理制御系60からの制御信号に基づいて行わ
れる。
0の真空切換バルブ12とバイオ発酵処理系20の空気
切換バルブ22を自動或いは手動で開閉するもので、こ
の作動は管理制御系60からの制御信号に基づいて行わ
れる。
【0024】図1の縦型処理槽1に設置された攪拌手段
40は、例えば処理槽1内の被処理物2を下から上へと
掻き上げながら攪拌する螺旋羽根40aである。縦型処
理槽1の内部中央を貫通する円筒状の回転シャフト41
の外周に螺旋羽根40aが固定され、回転シャフト41
が処理槽1上に固定されたモータ42で回転制御され
る。螺旋羽根40aは被処理物2の真空乾燥時とバイオ
発酵処理時に回転して、被処理物2を下から上へと攪拌
し、この攪拌で真空乾燥とバイオ発酵が促進される。
40は、例えば処理槽1内の被処理物2を下から上へと
掻き上げながら攪拌する螺旋羽根40aである。縦型処
理槽1の内部中央を貫通する円筒状の回転シャフト41
の外周に螺旋羽根40aが固定され、回転シャフト41
が処理槽1上に固定されたモータ42で回転制御され
る。螺旋羽根40aは被処理物2の真空乾燥時とバイオ
発酵処理時に回転して、被処理物2を下から上へと攪拌
し、この攪拌で真空乾燥とバイオ発酵が促進される。
【0025】処理槽1の具体的構造を図2に示し説明す
ると、処理槽1は円筒本体1aを有し、この円筒本体1
aの内周面に螺旋羽根40aの外周が所定隙間を空けて
対向している。螺旋羽根40aは回転シャフト41から
突設された支持棒43の先端部に固定されて、螺旋羽根
40aの上方に被処理物2が落下する空間が形成され
る。処理槽1内に上部の投入口3から被処理物2が投入
されると、処理槽1の底部に被処理物2が溜まり、この
状態で螺旋羽根40aを定方向回転させると被処理物2
は螺旋羽根40aの上面と円筒本体1aの内周面を摺動
しながら下から上へと攪拌され、一部のものは回転シャ
フト41に沿って落下して、再度下から上へと攪拌され
る。螺旋羽根40aの外周が円筒本体1aの内周面に沿
って上昇するとき、円筒本体1aの内周面にこびり付い
た被処理物2が掻き取られる。
ると、処理槽1は円筒本体1aを有し、この円筒本体1
aの内周面に螺旋羽根40aの外周が所定隙間を空けて
対向している。螺旋羽根40aは回転シャフト41から
突設された支持棒43の先端部に固定されて、螺旋羽根
40aの上方に被処理物2が落下する空間が形成され
る。処理槽1内に上部の投入口3から被処理物2が投入
されると、処理槽1の底部に被処理物2が溜まり、この
状態で螺旋羽根40aを定方向回転させると被処理物2
は螺旋羽根40aの上面と円筒本体1aの内周面を摺動
しながら下から上へと攪拌され、一部のものは回転シャ
フト41に沿って落下して、再度下から上へと攪拌され
る。螺旋羽根40aの外周が円筒本体1aの内周面に沿
って上昇するとき、円筒本体1aの内周面にこびり付い
た被処理物2が掻き取られる。
【0026】螺旋羽根40aの回転は、処理槽1内で被
処理物2を真空乾燥させるときと、バイオ発酵させると
きに行われる。真空乾燥系10を駆動させたとき、処理
槽1内が低真空度の低圧状態になって、処理槽1の円筒
本体1aと回転シャフト41を加熱系10bの蒸気で加
熱しても被処理物2の全体を効率良く加熱することが難
しいが、螺旋羽根40aを回転させつつ被処理物2を攪
拌すると、被処理物2が次々と円筒本体1aと回転シャ
フト41に接触して熱伝導により加熱され、被処理物全
体の効率の良い加熱が可能となる。
処理物2を真空乾燥させるときと、バイオ発酵させると
きに行われる。真空乾燥系10を駆動させたとき、処理
槽1内が低真空度の低圧状態になって、処理槽1の円筒
本体1aと回転シャフト41を加熱系10bの蒸気で加
熱しても被処理物2の全体を効率良く加熱することが難
しいが、螺旋羽根40aを回転させつつ被処理物2を攪
拌すると、被処理物2が次々と円筒本体1aと回転シャ
フト41に接触して熱伝導により加熱され、被処理物全
体の効率の良い加熱が可能となる。
【0027】また、螺旋羽根40aの回転速度は、処理
槽1内での被処理物2の状況変動によって可変制御され
る。例えば、処理槽1内で被処理物2を真空乾燥させる
ときの被処理物2が90%を超える高含水率の状況にあ
ると、この被処理物2は液体に近い状態にあって、攪拌
しなくても処理槽1の熱で自然対流して全体が平均的に
加熱される。そのため、被処理物2が高含水率にあると
きは、螺旋羽根40aの回転を停止させるか極低速に制
御して、無駄な電力消費をなくすことが望ましい。ま
た、高含水率の被処理物2は、真空乾燥が進行するに従
って水分蒸発で含水率が下がり、対流が悪くなって加熱
効率が低下するので、含水率の低下に応じて螺旋羽根4
0aの回転速度を上げるようにする。この真空乾燥時に
おける螺旋羽根40aの回転速度の上限は、被処理物2
が生ゴミの場合で約100rpmであることが実験によ
り分かっている。そして、被処理物2の含水率が60%
前後の定値になって真空乾燥が終了すると螺旋羽根40
aの回転が停止し、次はバイオ発酵に適した速度で回転
する。このバイオ発酵処理時の螺旋羽根40aの回転速
度は、約2.2rpmが適当である。
槽1内での被処理物2の状況変動によって可変制御され
る。例えば、処理槽1内で被処理物2を真空乾燥させる
ときの被処理物2が90%を超える高含水率の状況にあ
ると、この被処理物2は液体に近い状態にあって、攪拌
しなくても処理槽1の熱で自然対流して全体が平均的に
加熱される。そのため、被処理物2が高含水率にあると
きは、螺旋羽根40aの回転を停止させるか極低速に制
御して、無駄な電力消費をなくすことが望ましい。ま
た、高含水率の被処理物2は、真空乾燥が進行するに従
って水分蒸発で含水率が下がり、対流が悪くなって加熱
効率が低下するので、含水率の低下に応じて螺旋羽根4
0aの回転速度を上げるようにする。この真空乾燥時に
おける螺旋羽根40aの回転速度の上限は、被処理物2
が生ゴミの場合で約100rpmであることが実験によ
り分かっている。そして、被処理物2の含水率が60%
前後の定値になって真空乾燥が終了すると螺旋羽根40
aの回転が停止し、次はバイオ発酵に適した速度で回転
する。このバイオ発酵処理時の螺旋羽根40aの回転速
度は、約2.2rpmが適当である。
【0028】処理槽1内で被処理物2のバイオ発酵が終
了すると、螺旋羽根40aの回転を停止させて処理槽1
の排出口5の蓋5aを開ける。この状態で螺旋羽根40
aを再度定方向回転させると、発酵済み被処理物2が螺
旋羽根40aで排出口5へと押し上げられて外部へ排出
される。蓋5aの開閉は、例えば図6に示すようなリン
ク機構70とモータ71を使って自動で行われる。
了すると、螺旋羽根40aの回転を停止させて処理槽1
の排出口5の蓋5aを開ける。この状態で螺旋羽根40
aを再度定方向回転させると、発酵済み被処理物2が螺
旋羽根40aで排出口5へと押し上げられて外部へ排出
される。蓋5aの開閉は、例えば図6に示すようなリン
ク機構70とモータ71を使って自動で行われる。
【0029】蓋5aは例えば左右に回動するアーム72
に支持され、蓋5aとモータ71の回転軸71aの間に
2本のリンク73,74が連結される。図6(A)の状
態で蓋5aが排出口5を密閉し、このとき2本のリンク
73,74がへ字状になって蓋5aを仮ロックし、図6
(B)の状態で2本のリンク73,74が逆へ字状にな
って蓋5aをセルフロックする。このセルフロックで、
特別なロック装置を設けなくともバイオ発酵時の処理槽
1の内圧により蓋5aが自然に開放することがない。図
6(B)の状態からリンク74をモータ71で図6で右
方向に回転させると、図6(C)に示すように蓋5aが
約45度の角度で開き、この状態がロックされて排出口
5からの被処理物排出が行われる。
に支持され、蓋5aとモータ71の回転軸71aの間に
2本のリンク73,74が連結される。図6(A)の状
態で蓋5aが排出口5を密閉し、このとき2本のリンク
73,74がへ字状になって蓋5aを仮ロックし、図6
(B)の状態で2本のリンク73,74が逆へ字状にな
って蓋5aをセルフロックする。このセルフロックで、
特別なロック装置を設けなくともバイオ発酵時の処理槽
1の内圧により蓋5aが自然に開放することがない。図
6(B)の状態からリンク74をモータ71で図6で右
方向に回転させると、図6(C)に示すように蓋5aが
約45度の角度で開き、この状態がロックされて排出口
5からの被処理物排出が行われる。
【0030】処理槽1とその周辺機器、配管の具体的構
造例を図3と図4に示し、これを真空乾燥動作とバイオ
発酵処理動作に関連させて説明する。まず、真空乾燥動
作時に、図3に示すボイラ13に燃料タンク81からボ
ールバルブ82を介して燃料が送られ、ボイラ13から
減圧弁83、ボールバルブ84、枝分かれした2本の配
管85,86を介して蒸気が処理槽1の蒸気ジャケット
14と回転シャフト41に送られて、被処理物加熱が行
われる。この加熱動作と前後して図4の真空ポンプ11
が作動して、処理槽1内が真空引きされて被処理物の真
空乾燥が行われる。
造例を図3と図4に示し、これを真空乾燥動作とバイオ
発酵処理動作に関連させて説明する。まず、真空乾燥動
作時に、図3に示すボイラ13に燃料タンク81からボ
ールバルブ82を介して燃料が送られ、ボイラ13から
減圧弁83、ボールバルブ84、枝分かれした2本の配
管85,86を介して蒸気が処理槽1の蒸気ジャケット
14と回転シャフト41に送られて、被処理物加熱が行
われる。この加熱動作と前後して図4の真空ポンプ11
が作動して、処理槽1内が真空引きされて被処理物の真
空乾燥が行われる。
【0031】以上の真空乾燥で処理槽1内の底に溜まっ
た水蒸気は配管87,88からスチームトラップ89,
90を通ってドレンパン91に溜められ、他方、処理槽
1内で蒸発上昇した水蒸気は排気口4から配管92を通
ってサイクロン93に送られる。サイクロン93は、処
理槽1内で高速攪拌されて発生した水蒸気に含まれた粉
塵類を捕捉するものであり、このサイクロン93で生じ
た水分はバルブ94,95を通過してドレンパン96に
排水され、サイクロン93を通過した水蒸気は配管97
を通ってコンデンサ98に送られ、ここで冷却凝縮され
て水分となってバルブ99,100からドレンパン10
1へと排水される。コンデンサ98にはクーリングタワ
ー102から配管103とポンプ104で冷却水が送ら
れ、この冷却水がコンデンサ98で加温された温水が配
管105とボールバルブ106を介してクーリングタワ
ー102に循環される。また、コンデンサ98の下流側
と真空ポンプ11が配管107で連結され、配管107
から枝分かれした配管114にバルブ115と第2ブロ
ア116が連結される。尚、第2ブロア116は、処理
槽内でバイオ発酵処理する際に処理槽内の空気やガスを
排気する。
た水蒸気は配管87,88からスチームトラップ89,
90を通ってドレンパン91に溜められ、他方、処理槽
1内で蒸発上昇した水蒸気は排気口4から配管92を通
ってサイクロン93に送られる。サイクロン93は、処
理槽1内で高速攪拌されて発生した水蒸気に含まれた粉
塵類を捕捉するものであり、このサイクロン93で生じ
た水分はバルブ94,95を通過してドレンパン96に
排水され、サイクロン93を通過した水蒸気は配管97
を通ってコンデンサ98に送られ、ここで冷却凝縮され
て水分となってバルブ99,100からドレンパン10
1へと排水される。コンデンサ98にはクーリングタワ
ー102から配管103とポンプ104で冷却水が送ら
れ、この冷却水がコンデンサ98で加温された温水が配
管105とボールバルブ106を介してクーリングタワ
ー102に循環される。また、コンデンサ98の下流側
と真空ポンプ11が配管107で連結され、配管107
から枝分かれした配管114にバルブ115と第2ブロ
ア116が連結される。尚、第2ブロア116は、処理
槽内でバイオ発酵処理する際に処理槽内の空気やガスを
排気する。
【0032】処理槽1で被処理物を真空乾燥する際、処
理槽1内の被処理物の重量変動と処理槽1内の温度、空
気圧(真空度)が検出され、この検出信号が図1の管理
制御系60に入力されて、管理制御系60が乾燥状態に
ある被処理物の含水率を監視し、最適条件下で真空乾燥
が進行するように制御する。尚、処理槽1内の被処理物
の含水率監視は、被処理物が乾燥してその全重量が低下
すると、全体の含水率も低下することから、被処理物の
重量変動を検出することで行われる。
理槽1内の被処理物の重量変動と処理槽1内の温度、空
気圧(真空度)が検出され、この検出信号が図1の管理
制御系60に入力されて、管理制御系60が乾燥状態に
ある被処理物の含水率を監視し、最適条件下で真空乾燥
が進行するように制御する。尚、処理槽1内の被処理物
の含水率監視は、被処理物が乾燥してその全重量が低下
すると、全体の含水率も低下することから、被処理物の
重量変動を検出することで行われる。
【0033】処理槽1内の被処理物の重量変動を検出す
る重量計50は、例えば図3に示すように処理槽1の総
重量を計量するロードセルを適用する。この場合、計量
誤差を少なくするため、ロードセル50で処理槽全体を
支持し、図5に示すように処理槽1と外部設備を直接に
連結する全配管85,86,87,88、92,108
の少なくとも処理槽側一部をフレキシブル管200、…
で構成して、処理槽1を可及的にフローティング状態に
近づける。また、処理槽1内の被処理物の重量変動を検
出する重量計50は、被処理物から蒸発した水分の全て
を計量するロードセルであってもよく、この場合は図3
と図4の全ドレンパン91,96,101から回収した
排水の重量を計量する。
る重量計50は、例えば図3に示すように処理槽1の総
重量を計量するロードセルを適用する。この場合、計量
誤差を少なくするため、ロードセル50で処理槽全体を
支持し、図5に示すように処理槽1と外部設備を直接に
連結する全配管85,86,87,88、92,108
の少なくとも処理槽側一部をフレキシブル管200、…
で構成して、処理槽1を可及的にフローティング状態に
近づける。また、処理槽1内の被処理物の重量変動を検
出する重量計50は、被処理物から蒸発した水分の全て
を計量するロードセルであってもよく、この場合は図3
と図4の全ドレンパン91,96,101から回収した
排水の重量を計量する。
【0034】処理槽1内での被処理物2の真空乾燥は、
詳しくは処理槽1内を真空系10aで真空引きし、加熱
系10bで加熱し、攪拌手段40で被処理物2を下から
上に攪拌しながら行う。この真空乾燥の時間経過と共に
被処理物1の含水率が低下して、ランニングコスト的に
最適な乾燥条件が変動する。例えば、被処理物の種類に
もよるが、一般に被処理物が90%を超える高含水率の
ものであると、処理槽1内の温度(槽内温度)を高くせ
ず、攪拌速度を遅くしても全体が処理槽1からの熱で均
一に加熱され易く、更には、処理槽1内の真空度を高く
しなくても被処理物から水分が蒸発し易い。この被処理
物の真空乾燥が同一の槽内温度、攪拌速度、真空度の条
件下で進行して含水率が90%から60%に、60%か
ら50%以下にと低下するにしたがって、被処理物の全
体の均一加熱が難しくなり、水分の蒸発がし難くなり、
真空乾燥の効率と乾燥速度が低下し、エネルギーの無駄
が増大していく。
詳しくは処理槽1内を真空系10aで真空引きし、加熱
系10bで加熱し、攪拌手段40で被処理物2を下から
上に攪拌しながら行う。この真空乾燥の時間経過と共に
被処理物1の含水率が低下して、ランニングコスト的に
最適な乾燥条件が変動する。例えば、被処理物の種類に
もよるが、一般に被処理物が90%を超える高含水率の
ものであると、処理槽1内の温度(槽内温度)を高くせ
ず、攪拌速度を遅くしても全体が処理槽1からの熱で均
一に加熱され易く、更には、処理槽1内の真空度を高く
しなくても被処理物から水分が蒸発し易い。この被処理
物の真空乾燥が同一の槽内温度、攪拌速度、真空度の条
件下で進行して含水率が90%から60%に、60%か
ら50%以下にと低下するにしたがって、被処理物の全
体の均一加熱が難しくなり、水分の蒸発がし難くなり、
真空乾燥の効率と乾燥速度が低下し、エネルギーの無駄
が増大していく。
【0035】そこで、処理槽1に設置した温度センサ6
1で槽内温度を検出する。この槽内温度と被処理物の含
水率、また、槽内温度と槽内の真空度は被処理物の種類
にもよるが概ね反比例的な相関関係にあることから、槽
内温度を加熱系10bで制御しながら含水率を予測し、
真空度を真空系10aで制御し、含水率の予測データか
ら攪拌手段40で攪拌速度を制御するようにして、総合
的なランニングコストを最適に抑制しながら真空乾燥を
続行させる。例えば、処理槽1内の被処理物2が生ゴミ
で、仮に99%の含水率のものを70%の含水率になる
まで真空乾燥させるときの含水率、真空度、槽内温度の
ランニングコスト的に最適となる関係データを、次の表
1に示す。
1で槽内温度を検出する。この槽内温度と被処理物の含
水率、また、槽内温度と槽内の真空度は被処理物の種類
にもよるが概ね反比例的な相関関係にあることから、槽
内温度を加熱系10bで制御しながら含水率を予測し、
真空度を真空系10aで制御し、含水率の予測データか
ら攪拌手段40で攪拌速度を制御するようにして、総合
的なランニングコストを最適に抑制しながら真空乾燥を
続行させる。例えば、処理槽1内の被処理物2が生ゴミ
で、仮に99%の含水率のものを70%の含水率になる
まで真空乾燥させるときの含水率、真空度、槽内温度の
ランニングコスト的に最適となる関係データを、次の表
1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】表1から分かるように、乾燥開始時の99
%含水率の被処理物はほぼ液体であり、これを真空乾燥
させる場合は槽内温度を最低の50℃程度にしても、被
処理物全体が対流により効率良く加熱される。この場
合、被処理物の攪拌は必要性が無くて螺旋羽根40aの
回転は停止させておき、槽内の真空度を−700mmH
g程度に設定して真空乾燥を開始させる。そして、真空
乾燥が進行するにしたがって被処理物の含水率が低下す
るのを予測して槽内温度を徐々に上げ、槽内温度と相関
関係にある槽内真空度を徐々に調整する。この槽内温度
と真空度の調整は、加熱系10bと真空系10aのラン
ニングコストの何回かの実験データから最適値を求めて
行われる。また、被処理物の含水率が90%程度に低下
すると螺旋羽根40aの回転を開始させ、以後、この回
転速度を被処理物の含水率低下に対応させて上げてい
く。
%含水率の被処理物はほぼ液体であり、これを真空乾燥
させる場合は槽内温度を最低の50℃程度にしても、被
処理物全体が対流により効率良く加熱される。この場
合、被処理物の攪拌は必要性が無くて螺旋羽根40aの
回転は停止させておき、槽内の真空度を−700mmH
g程度に設定して真空乾燥を開始させる。そして、真空
乾燥が進行するにしたがって被処理物の含水率が低下す
るのを予測して槽内温度を徐々に上げ、槽内温度と相関
関係にある槽内真空度を徐々に調整する。この槽内温度
と真空度の調整は、加熱系10bと真空系10aのラン
ニングコストの何回かの実験データから最適値を求めて
行われる。また、被処理物の含水率が90%程度に低下
すると螺旋羽根40aの回転を開始させ、以後、この回
転速度を被処理物の含水率低下に対応させて上げてい
く。
【0038】また、表1のように被処理物の含水率が所
望の70%に達したときの槽内温度は約80℃で真空度
は約−550mmHgが適切である。尚、表1には示さ
ないが、被処理物を60%、50%、それ以下の含水率
まで真空乾燥させる場合は、螺旋羽根40aの回転速度
を上限で100rpmまで上げて、被処理物を遠心力で
処理槽内壁に衝突させるぐらいにすると、被処理物の効
率の良い加熱が可能となり、真空乾燥が促進される。
望の70%に達したときの槽内温度は約80℃で真空度
は約−550mmHgが適切である。尚、表1には示さ
ないが、被処理物を60%、50%、それ以下の含水率
まで真空乾燥させる場合は、螺旋羽根40aの回転速度
を上限で100rpmまで上げて、被処理物を遠心力で
処理槽内壁に衝突させるぐらいにすると、被処理物の効
率の良い加熱が可能となり、真空乾燥が促進される。
【0039】処理槽1内の被処理物の含水率が所定の6
0%前後の定値に達すると真空乾燥動作が停止して、処
理槽1の排気口4に連結された配管108の空気切換バ
ルブ22が開かれて処理槽1内が大気解放され、ブロア
21が作動して処理槽1内にバイオ発酵処理に必要な新
鮮空気が供給されて、バイオ発酵処理が開始される。こ
のバイオ発酵を開始する前に、必要に応じて処理槽1内
の被処理物に菌が添加される。すなわち、1つの処理槽
1で1回バイオ発酵処理が行われて、発酵済み被処理物
が排出されると、処理槽内面や攪拌手段に菌が付着して
残り、この菌が次の真空乾燥工程では低温ゆえに滅菌せ
ずに有用菌として生き残り、これが60%前後の含水率
まで真空乾燥された被処理物に混じってバイオ発酵させ
る。従って、バイオ発酵処理の開始段階においては、処
理槽1内への新しい菌の供給は補充的に行えばよくな
り、このようにすることでバイオ発酵処理のランニング
コストの低減が可能となる。
0%前後の定値に達すると真空乾燥動作が停止して、処
理槽1の排気口4に連結された配管108の空気切換バ
ルブ22が開かれて処理槽1内が大気解放され、ブロア
21が作動して処理槽1内にバイオ発酵処理に必要な新
鮮空気が供給されて、バイオ発酵処理が開始される。こ
のバイオ発酵を開始する前に、必要に応じて処理槽1内
の被処理物に菌が添加される。すなわち、1つの処理槽
1で1回バイオ発酵処理が行われて、発酵済み被処理物
が排出されると、処理槽内面や攪拌手段に菌が付着して
残り、この菌が次の真空乾燥工程では低温ゆえに滅菌せ
ずに有用菌として生き残り、これが60%前後の含水率
まで真空乾燥された被処理物に混じってバイオ発酵させ
る。従って、バイオ発酵処理の開始段階においては、処
理槽1内への新しい菌の供給は補充的に行えばよくな
り、このようにすることでバイオ発酵処理のランニング
コストの低減が可能となる。
【0040】次に、図7の第2の実施形態のバイオ処理
装置について説明すると、この装置は処理槽1が横型で
あり、処理槽1に付設される真空乾燥系10,バイオ発
酵処理系20、乾燥・発酵切換手段30,重量計50,
管理制御系60は図1装置と同様である。また、横型処
理槽1においては、その内部に設置される攪拌手段40
が次のように変更される。
装置について説明すると、この装置は処理槽1が横型で
あり、処理槽1に付設される真空乾燥系10,バイオ発
酵処理系20、乾燥・発酵切換手段30,重量計50,
管理制御系60は図1装置と同様である。また、横型処
理槽1においては、その内部に設置される攪拌手段40
が次のように変更される。
【0041】横型処理槽1は横置きされた円筒本体1b
を有し、円筒本体1bの中心を貫通する水平な回転シャ
フト44に複数の回転ディスク45を等間隔で固定し、
各回転ディスク45の外周の180度間隔の2箇所に攪
拌手段としての三角傾斜羽根40bを固定している。回
転ディスク45は、回転シャフト44に対して回転シャ
フト44と同軸に固定される。三角傾斜羽根40bは図
8と図9に示すような三角板で、処理槽軸方向に平行な
直線側面mと処理槽軸方向に対して所定の傾斜角を持つ
傾斜側面nを有する。三角傾斜羽根40bの略中央が回
転ドラム45の外周に固定され、三角傾斜羽根40bの
前後両端部が回転ドラム45の両側方に延在する。隣接
する回転ドラム45の一方の攪拌羽根40bと他方の攪
拌羽根40bは90度の位相差で取り付けられ、それぞ
れの前後端は円筒本体1bの内周方向で少しオーバーラ
ップさせてある。回転シャフト44はモータ42で往復
回転駆動され、この回転で各回転ドラム45の三角傾斜
羽根40bが円筒本体1bの内周面に沿って往復回転移
動する。
を有し、円筒本体1bの中心を貫通する水平な回転シャ
フト44に複数の回転ディスク45を等間隔で固定し、
各回転ディスク45の外周の180度間隔の2箇所に攪
拌手段としての三角傾斜羽根40bを固定している。回
転ディスク45は、回転シャフト44に対して回転シャ
フト44と同軸に固定される。三角傾斜羽根40bは図
8と図9に示すような三角板で、処理槽軸方向に平行な
直線側面mと処理槽軸方向に対して所定の傾斜角を持つ
傾斜側面nを有する。三角傾斜羽根40bの略中央が回
転ドラム45の外周に固定され、三角傾斜羽根40bの
前後両端部が回転ドラム45の両側方に延在する。隣接
する回転ドラム45の一方の攪拌羽根40bと他方の攪
拌羽根40bは90度の位相差で取り付けられ、それぞ
れの前後端は円筒本体1bの内周方向で少しオーバーラ
ップさせてある。回転シャフト44はモータ42で往復
回転駆動され、この回転で各回転ドラム45の三角傾斜
羽根40bが円筒本体1bの内周面に沿って往復回転移
動する。
【0042】横型処理槽1においては、その円筒本体1
bの片端部上部に排気口兼用の投入口3が、他端部下部
に排出口5が形成される。処理槽1に被処理物2が投入
されると回転シャフト44が図9(C)の矢印p方向に
回転し、この回転で三角傾斜羽根40bの傾斜側面nが
被処理物2を破線矢印で示す処理槽1の前方へと移動さ
せる。複数の各回転ディスク45の間に被処理物2が平
均的な量で溜まると、回転シャフト44の回転方向が図
9(A)、(B)に示す矢印q方向に逆転する。この逆
転で三角傾斜羽根40bの直線側面mが円筒本体1bの
内周面にこびり付いた被処理物2を掻き取りながら被処
理物2を下から上へと攪拌する。この横型処理槽1にお
ける三角傾斜羽根40bによる被処理物2の攪拌は、被
処理物2の真空乾燥とバイオ発酵を促進する。
bの片端部上部に排気口兼用の投入口3が、他端部下部
に排出口5が形成される。処理槽1に被処理物2が投入
されると回転シャフト44が図9(C)の矢印p方向に
回転し、この回転で三角傾斜羽根40bの傾斜側面nが
被処理物2を破線矢印で示す処理槽1の前方へと移動さ
せる。複数の各回転ディスク45の間に被処理物2が平
均的な量で溜まると、回転シャフト44の回転方向が図
9(A)、(B)に示す矢印q方向に逆転する。この逆
転で三角傾斜羽根40bの直線側面mが円筒本体1bの
内周面にこびり付いた被処理物2を掻き取りながら被処
理物2を下から上へと攪拌する。この横型処理槽1にお
ける三角傾斜羽根40bによる被処理物2の攪拌は、被
処理物2の真空乾燥とバイオ発酵を促進する。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、生ゴミ等の被処理物を
バイオ発酵に好適な含水率になるまで真空乾燥させる処
理槽と、真空乾燥された被処理物を菌でバイオ発酵させ
る処理槽が同一であるので、処理槽内外に設置される真
空乾燥とバイオ処理に必要なセンサ類、配管類を共通に
できて、バイオ処理設備全体の小型化と、設備投資費の
低減が可能となり、設備全体のランニングコストの低減
が容易となる。
バイオ発酵に好適な含水率になるまで真空乾燥させる処
理槽と、真空乾燥された被処理物を菌でバイオ発酵させ
る処理槽が同一であるので、処理槽内外に設置される真
空乾燥とバイオ処理に必要なセンサ類、配管類を共通に
できて、バイオ処理設備全体の小型化と、設備投資費の
低減が可能となり、設備全体のランニングコストの低減
が容易となる。
【0044】更に、1つの処理槽内で被処理物を真空乾
燥させた直後に連続してバイオ発酵処理を行うことがで
きるので、処理槽間での被処理物の移動といった手間が
省け、真空乾燥とバイオ発酵処理の一連のバイオ処理の
作業性改善が図れる。
燥させた直後に連続してバイオ発酵処理を行うことがで
きるので、処理槽間での被処理物の移動といった手間が
省け、真空乾燥とバイオ発酵処理の一連のバイオ処理の
作業性改善が図れる。
【0045】また、被処理物をバイオ発酵に好適な含水
率まで乾燥させた直後にバイオ発酵処理することができ
るので、バイオ発酵処理を効率よく高品質に行うことが
できて、生ゴミを良質な堆肥にする等の高品質、高信頼
度のバイオ処理装置が提供できる。
率まで乾燥させた直後にバイオ発酵処理することができ
るので、バイオ発酵処理を効率よく高品質に行うことが
できて、生ゴミを良質な堆肥にする等の高品質、高信頼
度のバイオ処理装置が提供できる。
【0046】また、1つの処理槽内での被処理物の真空
乾燥は低温下で行われるので、前の段階で同処理槽内で
バイオ発酵処理に使用された菌が真空乾燥後も生き残
り、この菌を次のバイオ発酵処理にも有効利用できる。
さらに、真空乾燥は凝集剤を使用しないためにバイオ発
酵処理された被処理物の堆肥等への利用が容易である。
乾燥は低温下で行われるので、前の段階で同処理槽内で
バイオ発酵処理に使用された菌が真空乾燥後も生き残
り、この菌を次のバイオ発酵処理にも有効利用できる。
さらに、真空乾燥は凝集剤を使用しないためにバイオ発
酵処理された被処理物の堆肥等への利用が容易である。
【図1】本発明の第1の実施形態であるバイオ処理装置
の全体の概要を示す側面図。
の全体の概要を示す側面図。
【図2】図1装置における処理槽の拡大縦断面図。
【図3】図1装置の処理槽とその近傍設備の側面図。
【図4】図3近傍設備の残り設備の側面図。
【図5】図3の処理槽近傍設備の一部変更例を示す側面
図。
図。
【図6】(A)〜(C)は図2の処理槽の排出口蓋の開
閉機構の各種動作状態例を示す縦断面図。
閉機構の各種動作状態例を示す縦断面図。
【図7】本発明の第2の実施形態であるバイオ処理装置
の全体の概要を示す側面図。
の全体の概要を示す側面図。
【図8】図7装置の処理槽の部分断面を含む拡大側面
図。
図。
【図9】図8の処理槽内の被処理物の攪拌手段を説明す
るためのもので、(A)は攪拌時の部分平面図、(B)
は攪拌時の部分断面図、(C)は被処理物搬送時の部分
平面図。
るためのもので、(A)は攪拌時の部分平面図、(B)
は攪拌時の部分断面図、(C)は被処理物搬送時の部分
平面図。
1 処理槽 2 被処理物 10 真空乾燥系 10a 真空系 10b 加熱系 11 真空ポンプ 13 ボイラ 20 バイオ発酵処理系 21 ブロア 30 乾燥・発酵切換手段 40 攪拌手段 40a 螺旋羽根 40b 攪拌羽根 50 重量計 60 管理制御系 61 温度センサ 62 圧力センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C05F 17/02 B09B 3/00 D Fターム(参考) 4D004 AA02 BA04 CA42 CA50 CB27 CB50 DA01 DA02 DA03 DA06 DA07 DA09 DA11 4H061 AA03 CC35 CC51 CC55 EE03 EE66 GG10 GG18 GG19 GG43 GG49 GG67 LL26
Claims (7)
- 【請求項1】 定置された処理槽に、同処理槽内を真空
引きして処理槽内に収容された被処理物を真空乾燥させ
る真空乾燥系と、処理槽内を大気解放して真空乾燥され
た被処理物を菌で発酵処理するバイオ発酵処理系を付設
したことを特徴とするバイオ処理装置。 - 【請求項2】 上記真空乾燥系で処理槽内の被処理物が
60%前後の所定の含水率になるまで乾燥させられる
と、真空乾燥系の駆動を停止させてバイオ発酵処理系を
駆動させる乾燥・発酵切換手段を設置したことを特徴と
する請求項1記載のバイオ処理装置。 - 【請求項3】 上記処理槽内に、処理槽内に収容された
被処理物を下から上方向に攪拌する攪拌手段を設置した
ことを特徴とする請求項1又は2記載のバイオ処理装
置。 - 【請求項4】 上記真空乾燥系が、処理槽を介して処理
槽内の被処理物を加熱する加熱系と、処理槽内の温度変
動に基づいて処理槽内を真空引きする真空系を備えたこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のバイオ処
理装置。 - 【請求項5】 上記処理槽内の被処理物の真空乾燥及び
発酵処理に伴う重量変動を検出する重量計を付設したこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載のバイオ処
理装置。 - 【請求項6】 上記重量計が処理槽を支持して、処理槽
内の被処理物の重量を含む処理槽の総重量を計量するこ
とを特徴とする請求項5記載のバイオ処理装置。 - 【請求項7】 上記重量計からの重量信号と、処理槽内
の温度を検出する温度センサからの温度信号と、処理槽
内の空気圧を検出する圧力センサからの圧力信号に基づ
いて真空乾燥系とバイオ発酵処理系の駆動を管理し制御
する管理制御系を付設したことを特徴とする請求項5又
は6記載のバイオ処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2203399A JP2000219585A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | バイオ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2203399A JP2000219585A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | バイオ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000219585A true JP2000219585A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12071667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2203399A Withdrawn JP2000219585A (ja) | 1999-01-29 | 1999-01-29 | バイオ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000219585A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1344816A1 (de) * | 2002-02-22 | 2003-09-17 | LINDE-KCA-Dresden GmbH | Verfahren und Vorrichtung zur Eindickung von Gärgut aus der Vergärung von Abfällen |
| EP1273561A4 (en) * | 2000-03-15 | 2005-01-26 | Japan Noble Systems Inc | PROCESS AND APPARATUS FOR PRODUCING ORGANIC FERTILIZER |
| JP2008006380A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 廃棄物の凍結粉砕真空乾燥方法及びそのシステム |
| CN111587796A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-08-28 | 福建省渠源环保科技有限公司 | 新型异位发酵床 |
| JP2021112704A (ja) * | 2020-01-17 | 2021-08-05 | 中部エコテック株式会社 | 廃棄物処理装置、廃棄物処理システム、および廃棄物処理方法 |
| JP2021159804A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-11 | 中部エコテック株式会社 | 発酵乾燥装置、セメント製造システム、および発酵乾燥方法 |
| CN117930784A (zh) * | 2024-03-18 | 2024-04-26 | 中城院(北京)环境科技股份有限公司 | 一种有机固废综合处理设备的自动控制系统及方法 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP2203399A patent/JP2000219585A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP7467128B2 (ja) | 2020-01-17 | 2024-04-15 | 中部エコテック株式会社 | 廃棄物処理システムおよび廃棄物処理方法 |
| JP2021159804A (ja) * | 2020-03-30 | 2021-10-11 | 中部エコテック株式会社 | 発酵乾燥装置、セメント製造システム、および発酵乾燥方法 |
| JP7326204B2 (ja) | 2020-03-30 | 2023-08-15 | 中部エコテック株式会社 | 発酵乾燥装置、セメント製造システム、および発酵乾燥方法 |
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| CN117930784A (zh) * | 2024-03-18 | 2024-04-26 | 中城院(北京)环境科技股份有限公司 | 一种有机固废综合处理设备的自动控制系统及方法 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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