JP2000219231A - ブロー成形ボトル - Google Patents
ブロー成形ボトルInfo
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- JP2000219231A JP2000219231A JP5911499A JP5911499A JP2000219231A JP 2000219231 A JP2000219231 A JP 2000219231A JP 5911499 A JP5911499 A JP 5911499A JP 5911499 A JP5911499 A JP 5911499A JP 2000219231 A JP2000219231 A JP 2000219231A
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Abstract
によるクラックの発生を防止すること、とくに薄肉ボト
ルにおけるクラックの発生を防ぐこと。 【解決手段】 胴部壁面にラベルをインモールド成形に
より貼着したブロー成形ボトルであって、胴部壁面にラ
ベル端縁に沿って横リブと縦リブを配設し、ラベル端縁
をリブ溝内に位置するようにしたことを特徴とする。
Description
ル、とくにブロー金型にラベルを装着し、インモールド
成形したブロー成形ボトルに関する。
貼着する方法として、ラベルをインモールド成形により
ボトル表面に貼着することは、従来より実施されてい
る。
トル表面にラベルを貼着した場合に、図6に示すよう
に、成形時にラベルLaの端縁30に接するボトル壁3
1の部分32が、ラベルの角部によって薄肉となること
があり、そのために、落下衝撃によってラベル端縁に接
する部分32からクラックが発生するという問題が生じ
ることがあった。
に再利用が奨励され、廃棄ボトルの押潰し回収というこ
とからもボトルの薄肉化が求められるようになっている
が、ボトル壁が薄肉となると、ボトル壁のラベル端縁に
接する部分32がさらに薄肉となるので、そこからクラ
ックが発生することが多くなるという問題が生じるよう
になった。
ける落下衝撃によるクラックの発生を防止すること、と
くに薄肉ボトルにおけるクラックの発生を防ぐことを課
題とし、ラベル端縁に相当するボトル壁面にリブを設け
たブロー成形ボトルを提供することを目的とする。
解決するため、ブロー成形ボトルとして、胴部壁面にラ
ベルをインモールド成形により貼着したブロー成形ボト
ルにおいて、胴部壁面の上下、左右にラベル端縁に沿っ
て横リブと縦リブを配設し、ラベル端縁をリブ溝内に位
置するようにしたことを特徴とする構成を採用する。
て、図面を参照して説明する。図1,2において、Aは
ブロー成形ボトルで、口部1、肩部2、胴部3、底部4
とからなっており、素材樹脂としてPE,PPなどポリ
オレフィン樹脂が用いられている。口部1の上部外周面
5には、ネジ6が螺設され、その下方に把持リング7が
設けられている。把持リング7の外周面には、一部また
は全周にわたってローレット8が刻設されており、把持
リング7の下部外周面9は、上部外周面5より拡径さ
れ、肩部2に続いている。
され、肩部2及び胴部3の断面形状は、前後壁面11を
楕円面とし、左右の側壁面12を平面とした扁平断面と
なっている。前後壁面11には、ラベルLの上下端の端
縁に沿って上下に横リブ13a,bが配設され、ラベル
Lの左右端の端縁に沿って縦リブ14a,bが配設され
ており、側壁面12には、等間隔に複数個の凹部15が
配設されている。胴部3の下端部には、上部との間に段
差を有する膨出周壁16が配設されており、底部4に続
いている。
っており、底周壁17は、ほぼ垂直な前後壁19と、傾
斜した左右側壁20とから形成されている。底周壁17
と胴部3の膨出周壁16との接続部には、全周にわたっ
て横リブ21が設けられており、前後壁19には、一定
間隔を置いて複数個の縦リブ22が設けられている。底
周壁17の下端部には、全周にわたる横リブ23が配設
され、該横リブ23の下側には、中央部を上に窪んだ湾
曲面24とした底壁18が連続している。
と、本発明のボトルは、従来より周知のラベルインモー
ルド成形法が利用される。まず、ブロー金型のボトル胴
部形成面に、ラベルLの端縁25が金型表面に形成され
た横リブ13、縦リブ14の形成用凸部の中央に位置す
るようにラベルLが装着され、続いてパリソンが押し出
されて金型間に挟持され、パリソン内にブローエァを吹
込むことによって、胴部壁面にラベルを貼着したボトル
が成形される。
について述べる。図3に示すように、ラベルLの四つの
端縁25は、それぞれ横リブ13a,b、または縦リブ
14a,b内に位置して装着されている。従来例と同様
にラベル端縁25に接する胴壁のリブ部分は、他に比較
してやや薄肉となるが、ボトルの落下衝撃に対して、横
リブ13、縦リブ14のラベル貼着部の他方の湾曲部2
6が湾曲変形して衝撃が緩和され、ラベル端縁25の部
分からクラックが発生することはない。
ると、PE,PPの場合、胴部壁面の肉厚を薄肉にして
0.6mm前後となると、ボトルの落下衝撃によりラベ
ル端縁の部分からクラックが発生することがあるが、本
発明はクラックの発生を防止することができる。
さが前後壁中央で約0.3mm以下となると、廃棄時に
は手で簡単に押し潰すことができるボトルとなる。胴壁
の横リブ13、縦リブ14は、胴壁の補強部材となりボ
トルの保形性の維持に寄与するとともに、ボトルの落下
衝撃に対して、ラベル端縁の部分からのクラックの発生
を完全に防止する。薄肉ボトルの場合の実施例として、
保形性があり、且つ簡単に押し潰せる薄肉ボトルとし
て、胴部壁面の厚さが0.3mm以下0.1mm以上、
樹脂量としてはボトルの単位容量あたりの樹脂重量は
0.05〜0.011g/mlの範囲とすることもでき
る。
5をリブ13,14の中心に位置させてラベルを装着す
るようにしているが、図4に示すようラベルLの端縁2
5をリブ13,14の中心からずらせて装着してもよ
い。その場合も、リブ13,14のラベル貼着部の他方
の湾曲部26が湾曲変形して衝撃が緩和されるので、同
等の作用効果が得られる。
4を凹リブとしているが、図5に示すようにリブ13,
14を凸リブ27としてもよい。その際金型表面には凸
リブ形成用の凹部が形成され、該凹部内にラベルLの端
縁25が位置するようにラベルLが装着される。その作
用効果は凹リブ13,14と変わらない。
るものであるが、本発明は、積層ブローボトルにも適用
できる。
から、次の効果を奏する。胴壁の上下、左右にリブを設
け、表面にインモールド形成により、貼着したラベルの
端縁をリブ内に位置するようにしたから、ボトルを落と
したときに、落下衝撃によりラベル端縁の部分からクラ
ックを生じることを防ぐことができた。
ける横リブの断面図、(b)は図1のB−B線における
縦リブの断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 胴部壁面にラベルをインモールド成形に
より貼着したブロー成形ボトルであって、胴部壁面にラ
ベル端縁に沿って横リブと縦リブを配設し、ラベル端縁
をリブ溝内に位置するようにしたことを特徴とするブロ
ー成形ボトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5911499A JP3957913B2 (ja) | 1999-01-30 | 1999-01-30 | ブロー成形ボトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5911499A JP3957913B2 (ja) | 1999-01-30 | 1999-01-30 | ブロー成形ボトル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000219231A true JP2000219231A (ja) | 2000-08-08 |
JP3957913B2 JP3957913B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=13103976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5911499A Expired - Fee Related JP3957913B2 (ja) | 1999-01-30 | 1999-01-30 | ブロー成形ボトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3957913B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008030795A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | インモールドラベル付き合成樹脂製容器 |
JP2017036095A (ja) * | 2016-11-24 | 2017-02-16 | 日本山村硝子株式会社 | グリップボトル |
-
1999
- 1999-01-30 JP JP5911499A patent/JP3957913B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008030795A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | インモールドラベル付き合成樹脂製容器 |
JP2017036095A (ja) * | 2016-11-24 | 2017-02-16 | 日本山村硝子株式会社 | グリップボトル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3957913B2 (ja) | 2007-08-15 |
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