JPH0826239A - 耐座屈性プラスチックボトル - Google Patents

耐座屈性プラスチックボトル

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JPH0826239A
JPH0826239A JP16800394A JP16800394A JPH0826239A JP H0826239 A JPH0826239 A JP H0826239A JP 16800394 A JP16800394 A JP 16800394A JP 16800394 A JP16800394 A JP 16800394A JP H0826239 A JPH0826239 A JP H0826239A
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洋介 安田
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    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • B65D1/0223Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
    • B65D1/0261Bottom construction
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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    • B65D2501/0009Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures designed for pouring contents
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 肩部における座屈傾向が解消されたプラスチ
ックボトル、特に断面が長方形のボトルを提供すると共
に、肩部が薄肉化され、容器の目付を低くした場合にも
尚優れた座屈強度が得られ、更に容器に内容物を熱間充
填した場合にも肩部における不斉乃至不整変形が有効に
防止されるプラスチックボトルを提供する。 【構成】 錐台状肩部には、首部付け根から肩部外周に
至る放射状の複数の山線と、前記山線に対して下方にし
かも肩部外周よりも小間隔をおいて内側に且つ隣り合っ
た山線のほぼ中間に位置するように設けられた頂点と、
隣り合った山線のほぼ中間に配置され且つ首部付け根と
前記頂点とを結ぶ放射状の長い谷線と、前記頂点と前記
山線の外周端縁とを結ぶ短い谷線の対とからなる末広が
りの凹面体が周方向に連接して配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐座屈性プラスチック
ボトルに関するもので、より詳細には、軸方向の荷重に
対して優れた耐座屈性を示し、内容物を熱間充填(ホッ
トパック)する用途に使用できるプラスチックボトルに
関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製の中空容器は、軽量性及
び耐衝撃性に優れていることから、各種液体に対する包
装容器として広く使用されており、就中ポリエチレンテ
レフタレート(PET)を延伸ブロー成形して成る中空
容器は、透明性、ガスバリヤー性、軽量性、耐衝撃性、
適度な剛性等の組合せを有し、液体内容物を収容させる
ための包装容器として広く使用されている。
【0003】このブロー成形容器では、容器の素材コス
トを低減させ或いは容器重量を軽量化するため、目付量
を減らすべく懸命な努力が続けられているが、容器の軸
方向荷重によって、容器の座屈が生じることが問題とな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プラスチックボトルで
座屈が生じるのは、首部と胴部との中間に位置する主と
して肩部であり、これは首部は蓋との締結のために厚肉
にされており、一方胴部は高度の延伸配向されていると
共に周長も大きく、軸方向荷重も分散されるのに対し
て、肩部においても容器の外観上或いは強度を考慮した
上で延伸による薄肉化が行われているが、周長が小さ
く、単位長さ当たりの軸荷重が大きくなるためと認めら
れる。
【0005】プラスチックボトルの座屈は、容器の目付
を減らす場合に生じるのは当然であるが、それと共に角
形の容器、特に断面が長方形の容器において特に生じや
すい。即ち、角形の容器では、それらを収容するカート
ンケースの容積が小さくなり、また冷蔵庫への収容もコ
ンパクトにでき、また手による把持も円形のものに比し
て容易であるという利点を与えるが、肩部の形状が軸対
称でなくなるため、応力の集中する部分ができ、このよ
うな座屈が容易に生じるのである。
【0006】従って、本発明の目的は、肩部における座
屈傾向が解消されたプラスチックボトル、特に断面が長
方形のボトルを提供するにある。本発明の他の目的は、
肩部が薄肉化され、容器の目付を低くした場合にも尚優
れた座屈強度が得られ、更に容器に内容物を熱間充填し
た場合にも肩部における不斉乃至不整変形が有効に防止
されるプラスチックボトルを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、プラス
チックのブロー成形乃至延伸ブロー成形で形成され、首
部、錐台状肩部、筒状胴部及び閉塞底部を備えたプラス
チックボトルにおいて、前記錐台状肩部には、首部付け
根から肩部外周に至る放射状の複数の山線と、前記山線
に対して下方にしかも肩部外周よりも小間隔をおいて内
側に且つ隣り合った山線のほぼ中間に位置するように設
けられた頂点(本明細書において頂点とは多面体におい
て面が交わる点という意味である)と、隣り合った山線
のほぼ中間に配置され且つ首部付け根と前記頂点とを結
ぶ放射状の長い谷線と、前記頂点と前記山線の外周端縁
とを結ぶ短い谷線の対とからなる末広がりの凹面体が周
方向に連接して配置されていることを特徴とする耐座屈
性プラスチックボトルが提供される。
【0008】本発明において、前記錐台状肩部を放射状
谷線の部分において水平面で切断したとき形成される多
角形が式(1) α<180−360/n ‥‥(1) 式中、n多角形の角数である、 を満足する頂角(α)を平均で有することが望ましく、
特に式(2) α=k(180−360/n) ‥‥(2) 式中、n多角形の角数であり、kは0.95〜0.8
5、最も好適には0.94〜0.90の数である、 を満足する頂角(α)を平均で有するのがよい。山線の
水平面に対してなす角度(β1 )が45乃至52゜、特
に47乃至49゜であり、一方谷線の水平面に対してな
す角度(β2 )が47乃至55゜、特に49乃至52゜
であるのがよい。
【0009】また、末広がりの凹面体の連接数(n)
は、容器の大きさによっても相違するが、一般に10乃
至16、特に12〜14の範囲にあることが好ましい。
また、隣り合った山線間の谷が曲率面に位置しているこ
ともできるし、隣り合った山線間の谷が逆台形面に位置
していることもできる。
【0010】本発明のボトルは、筒状胴部が水平断面で
角の取れた長方形である場合に特に有用であり、この場
合、末広がりの凹面体の面積が実質上等しくなるような
関係で連接されているのがよい。
【0011】
【作用】本発明のプラスチックボトルは、プラスチック
のブロー成形乃至延伸ブロー成形で形成され、首部、錐
台状肩部、筒状胴部及び閉塞底部を備えているが、従来
の円錐台或いは角錐台の肩部に代えて、末広がりの凹面
体を周方向に連接して配置した錐台状肩部を形成したこ
とが顕著な特徴である。
【0012】本発明における末広がり凹面体の連接配置
構造を示す図1(上面図)及び図2(側面図)におい
て、この錐台状肩部1には、首部2の付け根から肩部外
周3に至る放射状の複数の山線4a及び4bと、前記山
線4aおよび4bに対して下方にしかも肩部外周よりも
小間隔をおいて内側に且つ隣り合った山線のほぼ中間に
位置するように設けられた頂点5と、隣り合った山線4
aおよび4bのほぼ中間に配置され且つ首部付け根と前
記頂点5とを結ぶ放射状の長い谷線6と、前記頂点5と
前記山線4a及び4bの外周端縁とを結ぶ短い谷線の対
7,8とからなる末広がりの単位凹面体構造が形成され
ている。即ち、この凹面体は、線4a,6及び7で規定
される面、線6,4b及び8で規定される面、線7,8
及び3で規定される面の3面からなる。この末広がりの
単位凹面体構造は、周方向に連接して多数個、図に示す
具体例では12個配置されている。
【0013】本発明によれば、肩部が、上記の末広がり
凹面体9の連接配置構造をとることにより、従来の角錐
台状の肩部を有するものに比して耐座屈強度の顕著な向
上がもたらされる。図3は、図1の上記の末広がり凹面
体の連接配置構造肩部を有する容器(A)並びに従来の
肩部(図1において線4a,4b及び3で規定されるフ
ラットな面のみを器壁に有するもの)を有する容器
(B)について、軸方向荷重と歪みとの関係をプロット
したグラフである。図3において、荷重印加立ち上がり
に見られる肩状の第一ピークが座屈発生点を示してい
る。この図3の結果によると、従来の容器(B)では約
30kgfで座屈の発生が認められるのに対して、本発
明の容器(A)においては、座屈強度が容器は破壊強度
に近い約44kgfに向上しているという驚くべき事実
が明らかとなる。
【0014】座屈の発生原理を説明するための図4及び
図5において、肩部1に加わる軸方向荷重f0 は、肩部
の面に平行な分力f1 と肩部の面に垂直な分力f2 とに
分割されるが、更に肩部と胴部上部との接続部では、上
記分力f1 は器壁を外側に広げようとする分力f1aと胴
部器壁に沿った分力f1bとに分割される。従来の容器の
肩部では、上記分力f1aと分力f2 とが作用し、これに
より接続部近傍で座屈が生じるものと認められる。特
に、胴部断面が長方形の容器では、肩部の傾斜角度が胴
部の長辺側と短辺側とで異なってくるため、前記分力f
1aが異なっており、これが容器の短辺側で座屈を生じや
すい理由となっている。
【0015】これに対して、本発明の容器では、肩部に
末広がりの凹面体の連接構造が形成されており、肩部の
座屈を生じやすい位置に凹面体の頂点(5)及び小さい
三角面(線7,8及び3で規定される面)が配置されて
いるため、座屈に対して強化された補強構造となってお
り、更に本発明では、前述した末広がり凹面体が前記分
力f2 やf1aに耐え、またこれらを分散させやすい構造
となっていることが耐座屈強度を増加させているものと
考えられる。
【0016】本発明の容器では、錐台状肩部を放射状谷
線6の部分において水平面で切断したとき形成される多
角形が式 α<180−360/n 式中、nは多角形の角数である、を満足する頂角(α)
を平均で有する。従来の角錐台状肩部では、その多角形
の平均の頂角(α)は上記式の右辺に等しいが、本発明
では、末広がりの凹面体を連接させることにより、多角
形の頂角(α)を従来のものに比して小さくすることが
でき、これにより、耐座屈性を向上させることができ
る。多角形の頂角(α)が式 α=k(180−360/n) において、k=0.95〜0.85、特に0.94〜
0.90の数であることが強度や賦形性の点で好まし
く、kが上記範囲を上回ると、耐座屈強度が不満足とな
り、一方上記範囲を下回ると、肩部の外観や賦形性が不
良となり、また樹脂の目付も大きくなるので好ましくな
い。
【0017】山線の水平面に対してなす角度(β1 )が
45乃至52゜、特に47乃至49゜であり、谷線の水
平面に対してなす角度(β2 )は、上記角度(β1 )よ
りも大きく設けられていることが本発明の特徴の一つで
あり、一般に47乃至55゜、特に49乃至52゜の範
囲にあるのがよい。谷線の角度(β2 )が上記範囲より
も小さいときには耐座屈性に劣る傾向があり、一方上記
範囲よりも大きいと賦形性に劣る傾向がある。
【0018】末広がりの凹面体の連接数(n)は10乃
至16、特に12乃至14の範囲にあるのが耐座屈性や
賦形性の点でよい。
【0019】隣り合った山線間の谷が曲率面に位置して
いることができ、この場合曲率面の曲率半径(R)は、
一般に40乃至100mm,特に70乃至90mmの範
囲にあることが強度及び賦形性の点で好都合である。
【0020】また、隣り合った山線間の谷が逆台形面に
位置していることができ、この場合谷の幅寸法(X)は
2ないし6mm程度が同様の見地から適当である。
【0021】本発明は、筒状胴部が水平断面で角の取れ
た長方形である耐熱容器に特に有利に適応でき、この場
合末広がりの凹面体がそれらの面積が実質上等しくなる
ような関係で連接されていることが、座屈強度を一層向
上させるために好ましい。
【0022】
【実施例】本発明のプラスチックボトルについて、図面
に基いて説明する。
【0023】図6は、本発明のプラスチックボトルの一
実施例の正面図であり、図7は図6のボトルの右側面図
(左側面図は図7と同様)である。図8は図6のボトル
の上面(平面)図及び図9は図6のボトルの底面図であ
り、図10は図6におけるA−A断面図(側断面図)、
図11は図6におけるB−B断面図(水平断面図)、図
12は図6におけるC−C断面図である。
【0024】本発明のプラスチックボトルは、図6乃至
図12に示すように、首部2、肩部1、筒状胴部10及
び閉塞底部11から成っており、肩部1には、図1及び
2において詳述した末広がりの凹面体単位9が12個、
周方向に連接して配置されている。
【0025】筒状胴部10は、上胴部12と下胴部13
とに、補強リブ(凹リブ)14を介して、上下に二分さ
れており、それぞれ長辺部15、短辺部16及び角取り
されたコーナ部17からなっている。
【0026】上胴部12及び下胴部13の長辺部15並
びに短辺部16には、熱間充填時における冷却による減
圧収縮を吸収するための減圧吸収面(パネル)18が設
けられており、下胴部13の減圧吸収面18の上下にま
た上胴部12の長辺部15の減圧吸収面18の下部に
は、それぞれ減圧変形が他の部分に伝搬するのを防止す
るための凹ビード19が設けられている。
【0027】上胴部12の上部には肩部1との接続部2
0があり、下胴部13の下部には底部11との逆台錐状
の接続部21がある。
【0028】図8に最もよく示されるように、この具体
例の肩部1は、胴部長辺方向の径を胴部短辺方向の径に
比して大きくしているが、それでも、胴部の短辺部16
と肩部1の周辺とを直接接続するのが困難であり、その
ため全体として角錐台状の接続部20を介して両者を接
続するものである。
【0029】より詳細に説明すると、図面に示す具体例
では、12個の末広がりの凹面体構造の内、各胴部長辺
部15に2個の凹面体9、各胴部短辺部16に2個の凹
面体9及び各コーナ部17に1個の凹面体が対応してお
り、前記接続部20では、肩部1に加わる軸方向荷重が
円滑に胴部10に伝達されるようになっている。即ち、
胴部長辺部15はこれと同一面上にある2個の頂辺2
2、22で規定される三角形の頂部23(頂部23はご
く先端のみが内側に曲げられている)及び頂辺22を介
して内方に折り曲げられて隣接された逆三角形面24を
介して2個の凹面体9に接続され、一方胴部短辺部16
は2個の頂辺25、25及び折り曲げ線26で規定され
る三角形の頂部27及び頂辺26を介して更に内方に折
り曲げられて隣接された逆三角形面28を介して2個の
凹面体9に接続され、コーナ部17は四辺形の面29を
介して凹面体9に接続されている。
【0030】肩部1の水平断面を示す図11において、
この肩部水平断面には、山線4a(または4b)(図1
及び図2)に対応して頂点30と内方に凹んだ面31と
が存在する。凹面31の中央に放射状谷線6が存在す
る。尚、図1に於いて水平線上および垂直線上に山線4
aが位置するが、放射状谷線6が位置する様にしても良
い。
【0031】肩部1を拡大して示し、その頂角(α)の
関係を説明する図13において、Aは本発明の容器の肩
部、Bは従来の容器の肩部を示すものであって、従来の
容器の頂角(α)は平均で150度となるのに対して、
本発明の容器の頂角(α)は平均で150度よりも低
く、式(2)を満足する範囲内に設けられていることと
が明らかである。
【0032】肩部1の水平断面形状の一例を示す図14
において、肩部1の凹面31は曲率面となっており、曲
率面の曲率半径(R)は、一般に40乃至100mm,
特に70乃至90mmの範囲となっている。曲率面の曲
率半径(R)は同一の肩部の内でも変化しうることが理
解されるべきである。
【0033】また、肩部1の水平断面形状の他の例を示
す図15において、肩部1の凹面31は逆台形面となっ
ており、谷の幅寸法(X)は2ないし6mmとなってい
る。
【0034】肩部1に対する末広がり凹面体単位9の配
置を説明するための図16において、PLはブロー成形
金型のパーティングラインを示すが、各凹面体単位9は
長径面及び短径面に対して面対称且つ中心軸に対して軸
対称に配置されている。肩部1の形状が、胴部長辺方向
の径D1 を胴部短辺方向の径D2 に比して大きくとるこ
とは既に指摘したとおりであるが、本発明では、末広が
りの凹面体単位9の各々がそれらの底面の面積が実質上
等しくなるような関係で連接させる。即ち、半径の最も
大きい凹面体単位9aに対してはテーパ角度を最も小さ
い28.5度とし、半径の最も小さい凹面体単位9cに
対してはテーパ角度を最も大きい31.5度とし、半径
が中間の凹面体単位9bに対してはテーパ角度を中間の
30度として、面積をほぼ等しくし、強度のバランスを
保っている。
【0035】また、各凹面体単位の山線及び谷線を示す
図17において、凹面体単位9aにおいて最も長い山線
4a1、凹面体単位9a及び凹面体単位9bに共通の山線
4b1、凹面体単位9b及び凹面体単位9cに共通の山線
4a2、凹面体単位9において最も短い山線4b2、凹面体
単位9aの谷線6a、凹面体単位9bの谷線6bおよび
凹面体単位9cの谷線6cの水平面に対する傾斜角度
は、図3の(A)の実施例において、次の表1及び表2
のとおりであった。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】一方、図3のBの従来例のボトルは、上記
表1の山線の傾斜角度の相当する傾斜角度を有するもの
であった。
【0039】本発明のボトルは、内容物を熱間充填しそ
のまま密封する用途に使用する。内容物を密封するた
め、ボトルの首部2には、キャップの締結開封用のネジ
34や、ピルファープルーフ・キャップの締結用段差部
35等が設けられ、更に製造工程や充填工程でボトルを
支持するサポートリング36が設けられている。また、
底部11は中央部37が接地面38に比して高くなった
ドーム状をなしており、支持面への座りをよくしてい
る。
【0040】本発明のボトルは、プラスチックパリソン
乃至プリフォームのブロー成形乃至延伸ブロー成形で製
造される。即ち、押し出された溶融状態のプラスチック
パリソンをブロー型中でブロー成形するか、或いは非晶
質状態のプラスチックプリフォームを射出成形により製
造し、ブロー金型中でプリフォームを延伸ブロー成形す
る。
【0041】ボトル用プラスチックとしては、成形可能
な熱可塑性樹脂であれば任意のものを用いることができ
る。このような樹脂として、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)、ポリブチレンテレフタレート等の熱可塑
性ポリエステル;ポリカーボネート類;アクリル−ブタ
ジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂);ポリアセタ
ール樹脂;ナイロン6、ナイロン66、それらの共重合
ナイロン等のナイロン類;ポリメチルメタクリレート等
のアクリル樹脂;アイソタクティック・ポリプロピレ
ン;ポリスチレン等の他、低−、中−、或いは高−密度
ポリエチレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレ
ン−ブテン−1共重合体、スチレン−ブタジエン熱可塑
性エラストマー等を挙げることができる。
【0042】ボトルの目付を減少させながら強度を増加
させるという目的には、熱可塑性ポリエステルが好適で
ある。熱可塑性ポリエステルとしては、エチレンテレフ
タレート単位を主体とする熱可塑性ポリエステル、例え
ばポリエチレンテレフタレート(PET)やグリコール
成分としてヘキサヒドロキシリレングリコール等の他の
グリコール類の少量を含有せしめ或いは二塩基酸成分と
してイソフタル酸やヘキサヒドロテレフタル酸等の他の
二塩基酸成分の少量を含有せしめた所謂、改質PET等
が使用される。これらのポリエステルは、単独でも或い
はその本質を損なわない範囲で小量のナイロン類、ポリ
カーボネート或いはポリアリレート等の他の樹脂とのブ
レンド物の形でも使用し得る。
【0043】用いる熱可塑性ポリエステルの固有粘度
(η)はボトル形成用グレードでよく、0.65dl/
g以上、特に0.70乃至0.90dl/gの範囲にあ
り、且つジエチレングリコール単位の含有量が1.60
重量%以下、特に1.50重量%以下の範囲内にあるも
のが好適に使用される。
【0044】延伸ブロー成形に使用する有底プリフォー
ムは、それ自体公知の任意の手法、例えば射出成形法、
パイプ押出成形法等で製造される。前者の方法では、溶
融ポリエステルを射出し、最終容器に対応する口頸部を
備えた有底プリフォームを非晶質の状態で製造する。後
者の方法は、押出された非晶質パイプを切断し、一端部
に圧縮成形で口頸部を形成させると共に、他端部を閉じ
て有底プリフォームとする。一般には、射出成形法で製
造することが好ましい。射出条件等は、特に限定された
ものではないが、一般に、260乃至300℃の射出温
度、30乃至60kg/cm2 の射出圧力で、有底プリ
フォームを成形することができる。
【0045】かくして得られたプリフォームに耐熱性、
剛性を与えるため、プリフォームの段階で螺合部、嵌合
部、支持リング等を有する口頚部を熱処理により結晶化
し白化せしめる場合があり、一方後述の2軸延伸ブロー
を完了したるものをボトル成形完了後、未延伸部分の口
頚部を結晶化し、白化する場合もある。
【0046】延伸ブロー成形すべきプリフォームを、延
伸温度、一般に100乃至130の温度に予備加熱し、
次いで二軸延伸する。中空金型内に、上記温度に予備加
熱された熱可塑性ポリエステルのプリフォームを装着
し、該プリフォームを周方向に膨張延伸させると共に、
軸方向に引っ張り延伸させる。
【0047】最終容器における延伸倍率は、面積倍率で
5乃至14倍、特に7乃至12倍が適当であり、一方軸
方向延伸線倍率は2乃至3.5倍、特に2.5乃至3倍
とし、周方向延伸線倍率は2乃至5倍、特に3乃至4倍
とするのがよい。また、容器に耐熱性を付与するために
成形後の容器を熱固定することもできる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、従来の円錐台或いは角
錐台の肩部に代えて、末広がりの凹面体を周方向に連接
して配置した錐台状肩部を形成したことにより、肩部に
おける座屈の発生を顕著に抑制することができ、耐座屈
強度を顕著に増大させることができた。また、これによ
り、容器の目付量を低減させることが可能となり、容器
の素材コストを低減させ容器重量を少なくすることが可
能となる。また、熱間充填容器として使用した場合に
も、肩部における不整変形(凹み変形)等を防止して、
商品価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耐座屈性プラスチックボトルの肩部の
構造を説明するための上面図である。
【図2】本発明の耐座屈性プラスチックボトルの肩部の
構造を説明するための正面図である。
【図3】本発明による凹面体の連接配置構造肩部を有す
る容器(A)並びに従来の肩部を有する容器(B)につ
いて、軸方向荷重と歪みとの関係をプロットしたグラフ
である。
【図4】肩部における座屈の発生原理を説明するための
説明図である。
【図5】肩部における座屈の発生原理を説明するための
他の説明図である。
【図6】本発明の耐座屈性プラスチックボトルの一実施
例の正面図である。
【図7】図6のボトルを90°回転させて示した右側面
図である。
【図8】図6のボトルの上面図である。
【図9】図6のボトルの底面図である。
【図10】図6におけるA−A断面図である。
【図11】図6におけるB−B概略断面図である。
【図12】図6におけるC−C断面図である。
【図13】図6におけるB−B断面を拡大し、従来のも
のと頂角の違いを示す説明図である。
【図14】本発明の肩部における凹面形状の一例を示す
説明図である。
【図15】本発明の肩部における凹面形状の他の例を示
す説明図である。
【図16】本発明の肩部における凹面体単位の配置の一
例を示す説明図である。
【図17】図16の凹面体単位の配置における山線及び
谷線の配置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 肩部 2 首部 3 肩部外周 4a及び4b 山線 5 頂点 6 放射状谷線 7及び8 短い谷線 9 末広がり凹面体 10 胴部 12 上胴部 13 下胴部 14 凹ビード 15 胴部長辺部 16 胴部短辺部 17 胴部コーナ部 18 減圧吸収面 19 変形防止ビード 20 上胴部接続部 21 下胴部接続部 30 肩部頂部 31 肩部凹面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックのブロー成形乃至延伸ブロ
    ー成形で形成され、首部、錐台状肩部、筒状胴部及び閉
    塞底部を備えたプラスチックボトルにおいて、前記錐台
    状肩部には、首部付け根から肩部外周に至る放射状の複
    数の山線と、前記山線に対して下方にしかも肩部外周よ
    りも小間隔をおいて内側に且つ隣り合った山線のほぼ中
    間に位置するように設けられた頂点と、隣り合った山線
    のほぼ中間に配置され且つ首部付け根と前記頂点とを結
    ぶ放射状の長い谷線と、前記頂点と前記山線の外周端縁
    とを結ぶ短い谷線の対とからなる末広がりの凹面体が周
    方向に連接して配置されていることを特徴とする耐座屈
    性プラスチックボトル。
  2. 【請求項2】 前記錐台状肩部を放射状谷線の部分にお
    いて水平面で切断したとき形成される多角形が式 α<180−360/n 式中、n多角形の角数である、 を満足する頂角(α)を平均で有することを特徴とする
    請求項1記載の耐座屈性プラスチックボトル。
  3. 【請求項3】 前記錐台状肩部を放射状谷線の部分にお
    いて水平面で切断したとき形成される多角形が式 α=k(180−360/n) 式中、n多角形の角数であり、kは0.95〜0.85
    の数である、 を満足する頂角(α)を平均で有することを特徴とする
    請求項1記載の耐座屈性プラスチックボトル。
  4. 【請求項4】 末広がりの凹面体の連接数(n)が10
    乃至16である請求項1乃至3の何れかに記載の耐座屈
    性プラスチックボトル。
  5. 【請求項5】 隣り合った山線間の谷が曲率面に位置し
    ている請求項1記載の耐座屈性プラスチックボトル。
  6. 【請求項6】 隣り合った山線間の谷が逆台形面に位置
    している請求項1記載の耐座屈性プラスチックボトル。
  7. 【請求項7】 山線の水平面に対してなす角度(β)が
    45乃至52゜であり、谷線の水平面に対してなす角度
    (β)が47乃至55゜である請求項1記載の耐座屈性
    プラスチックボトル。
  8. 【請求項8】 筒状胴部が水平断面で角の取れた長方形
    である請求項1記載の耐座屈性プラスチックボトル。
  9. 【請求項9】 末広がりの凹面体の面積が実質上等しく
    なるような関係で連接されている請求項7記載の耐座屈
    性プラスチックボトル。
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