JP3423452B2 - 二軸延伸ブロー成形容器及びその成形型 - Google Patents

二軸延伸ブロー成形容器及びその成形型

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JP3423452B2
JP3423452B2 JP29380594A JP29380594A JP3423452B2 JP 3423452 B2 JP3423452 B2 JP 3423452B2 JP 29380594 A JP29380594 A JP 29380594A JP 29380594 A JP29380594 A JP 29380594A JP 3423452 B2 JP3423452 B2 JP 3423452B2
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annular
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molding
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利道 竹内
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Nissei ASB Machine Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • B65D1/0223Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
    • B65D1/0261Bottom construction
    • B65D1/0276Bottom construction having a continuous contact surface, e.g. Champagne-type bottom

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二軸延伸ブロー成形容
器及びその成形型に関し、特に、耐熱性を向上させた二
軸延伸ブロー成形容器の底部構造及びその成形型に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、二軸延伸ブロー成形され
た容器は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)製の容器の場合でいうと、耐ガスバリア性,透明
度,強靭性,衛生面等に多くの利点を有する。
【0003】ところで、二軸延伸ブロー成形容器の一つ
として、耐熱瓶と称される二軸延伸ブロー成形容器があ
る。この二軸延伸ブロー成形容器は、加熱殺菌された高
温の飲料水等の内容物を充填するために用いられること
がある。
【0004】二軸延伸ブロー成形容器は、内容物が冷め
ると内容物の減容によって減圧し、容器壁部が変形す
る。そこで、この減容減圧がおきた場合に、容器壁部の
変形を吸収させるための構造として、容器周方向に形成
されてボトル内方に向け窪んでいる縦長の凹部を複数設
けた構造がある。このような構造は減圧パネルと称され
ている。
【0005】一方、前記二軸延伸ブロー成形容器の底部
は、通常、外周部から中心にかけて容器の内方に向けて
突出する凸部が形成された形状とされている。このよう
に、凸部の外周に接地面を形成することにより、自立性
を持たせるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の二軸延伸ブ
ロー成形容器にあっては、加熱殺菌した高温の内容物を
充填すると、底部が変形してしまうことがあるという問
題があった。
【0007】このことは、二軸延伸ブロー成形容器の底
部は、容器の壁部のうちで、他の壁部に比べて十分に延
伸薄肉化されない箇所の一つであることに起因してい
る。
【0008】これを図9により説明すると、この図9に
は下側に二軸延伸ブロー成形容器の底部2の縦断面図が
示されており、その上部に凸部4の高さ状態を等高線
a,b,c,dで示すとともに、この等高線で示した図
に重ねて凸部4の延伸倍率(配向度)を示すグラフを重
ねて表示している。
【0009】この図で示すように、凸部4は、底部2の
外周部に位置する環状接地部6から中心部8にかけて滑
らかな傾斜で形成されており、凸部4の環状接地部6の
近傍においてはある程度の配向度が容易に得られる。し
かし、底部2の中心部8においてはほとんど延伸されて
おらず、プリフォームの肉厚のまま厚肉の状態となって
おり、この中心部8から環状接地部6へ向かって徐々に
配向度が向上するようになっている。
【0010】このように底部2の中心部8付近において
配向度が低い状態になっていると、耐熱性が十分でな
く、加熱殺菌された高温の内容物が充填された際に内容
物の熱による軟化と内容物の荷重により凸部4が下方へ
落ち、最悪の場合、環状接地部6よりも下方に飛び出し
てしまうことになる。
【0011】本発明は、前記従来の問題点に着目してな
されたもので、その目的は、底部凸部において、配向度
の低い底部中心部付近の耐熱性を向上させ、なおかつ、
環状接地部付近の耐熱性を維持し、高湿の内容物が充填
された時の底部の変形を防止することのできる二軸延伸
ブロー成形容器及びその成形型を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の発明にかかる二軸延伸ブロー成形容器は、二
軸延伸された薄肉の胴部と、胴部の下端に設けられた底
部とを有し、前記底部は環状接地部と、この環状接地部
から底部中心にかけて容器内方へ向けて突出する凸部を
有し、前記凸部は、中心からの距離が短く中心に向かっ
て突出する谷部と中心からの距離が長く外周方向に向か
って突出する山部が周方向に沿って交互に設けられた補
強部を有する二軸延伸ブロー成形容器において、前記補
強部は、縦断面で環状接地部からの高さの異なる位置に
複数の段差面が周方向に連続して設けられ、前記各段差
面に設けられた山部と谷部は、それぞれ底部中心軸から
山部の頂部と谷部の頂部との距離差が、環状接地部に近
い段差面になるにしたがって小さく形成されていること
を特徴としている。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】また、例えば、第1の発明において段差
は複数設けられており、最外周位置の段差面は円形又
は多角形に形成された状態とすることができる。
【0017】第の発明にかかる二軸延伸ブロー成形容
器は、二軸延伸された薄肉の胴部と、胴部の下端に設け
られた底部とを有し、前記底部は環状接地部と、この環
状接地部から底部中心にかけて容器内方へ向けて突出す
る凸部を有し、前記凸部は、中心からの距離が短く中心
に向かって突出する谷部と、中心からの距離が長く外周
方向に向かって突出する山部が周方向に沿って交互に設
けられた補強部を有する二軸延伸ブロー成形容器におい
て、前記補強部は、縦断面で環状接地部からの高さの異
なる位置に複数の段差面が周方向に連続して設けられ、
前記各段差面に設けられた山部と谷部は、それぞれ底部
中心軸から山部の頂部と谷部の頂部との距離差が、環状
接地部に近い段差面になるにしたがって小さく形成さ
れ、前記凸部は、環状接地部から容器内方へ上昇傾斜す
る傾斜面と、この傾斜面の上端に形成される環状段差面
とを備え、前記環状段差面が円形に形成されていること
を特徴としている。
【0018】第の発明にかかる二軸延伸ブロー成形容
器は、二軸延伸された薄肉の胴部と、胴部の下端に設け
られた底部を有し、前記底部は環状接地部と、この環状
接地部から底部中心にかけて容器内方へ向けて突出する
凸部を有し、前記凸部は、中心からの距離が短く中心に
向かって突出する谷部と、中心からの距離が長く外周方
向に向かって突出する山部が周方向に沿って交互に設け
られた補強部を有する二軸延伸ブロー成形容器におい
て、前記補強部は、縦断面で環状接地部からの高さの異
なる位置に複数の段差面が周方向に連続して設けられ、
前記各段差面に設けられた山部と谷部は、それぞれ底部
中心軸から山部の頂部と谷部の頂部との距離差が、環状
接地部に近い段差面になるにしたがって小さく形成さ
れ、前記凸部は、環状接地部から容器内方へ上昇傾斜す
る傾斜面と、該傾斜面の上端に形成される環状段差面
を備え、前記環状段差面が多角形に形成されていること
を特徴としている。
【0019】
【0020】
【0021】第の発明にかかる成形型は、外周位置に
形成された環状接地部成形部と、この環状接地部成形部
から中心にかけて容器内方へ突出する凸部成形部とを有
する上底型を備え、前記凸部成形部は、中心からの距離
が短く中心に向かって突出する谷部成形部と中心からの
距離が長く外周に向かって突出する山部成形部が周方向
に沿って交互に設けられた補強部成形部を有する二軸延
伸ブロー成形容器の成形型において、前記補強部成形部
は、縦断面で環状接地部成形部からの高さの異なる位置
に複数の段差面成形部が周方向に連続して設けられてお
り、前記各段差面成形部に設けられた山部成形部と谷部
成形部は、それぞれ中心軸から山部成形部の頂部と谷部
成形部の頂部との距離差が、環状接地部成形部に近い段
差面成形部になるにしたがって小さく形成されているこ
とを特徴としている。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】そして、さらに、例えば、第4の発明に
いて段差面成形部は複数設けられており、最外周位置
段差面成形部は円形又は多角形に形成された状態とす
ることができる。
【0026】
【作用】前記構成の第1の発明にあっては、底部の環状
接地部から底部中心にかけて容器内方へ向けて突出する
凸部に、中心からの距離が短く中心に向かって突出する
谷部と中心からの距離が長く外周方向に向かって突出す
る山部を周面に沿って交互に設けることにより補強部を
形成し、この補強部によって、底部中心の周縁における
面積を増加させ、底部中心周縁での配向度を向上させて
高温内容物の充填時における耐熱性を向上させるように
している。
【0027】また、環状接地部からの高さが同じ位置に
おける底部中心軸から山部の頂部と谷部の頂部との距離
が底部中心から環状接地部へ向かって徐々に小さく形成
することにより、谷部の頂部の中心側への突出量を小さ
くして谷部の配向度を向上させることにより、山部の頂
部と谷部の頂部の配向度を平均化させ、高温内容物を充
填した場合における底部の耐熱性を確実に向上させるこ
とができる。
【0028】これは、異なる高さ位置において底部中心
軸から各山部の頂部と谷部の頂部との距離を等しくする
と、みかけ上では凸部の面積は広くなっているにもかか
わらず、特に、環状接地部近傍においては、従来でもあ
る程度の配向度が得られていた領域だったのが谷部の頂
部が中心に突出する分だけ厚肉になって配向度が低下す
る結果となり、凸部の外周側から中心部にかけての配向
度が向上せず、かえってこの谷部が従来よりも配向度の
極端に低い領域となってしまうため、山部の頂部と谷部
の頂部との距離を底部中心から外周部へ向かって徐々に
小さくすることにより、環状接地部近傍における配向度
の平均化を図ったものである。
【0029】また、補強部に縦断面で環状接地部からの
高さの同じ段差面を設けることにより、段差面が補強部
においてリブとして機能することとなり、底部の強度を
向上させて高温内容物の充填時における底部の変形を防
止することができる。
【0030】さらに、段差面を複数設け、各段差面に設
けられた山部と谷部を、底部中心軸から山部の頂部と谷
部の頂部との距離が環状接地部に近い段差面になるに従
って小さく形成することにより、複数の段差面をリブと
して機能させることができ、より一層強度を向上させる
ことができ、凸部の変形をより確実に防止できるととも
に、凸部全体の配向度を高めることにより、より一層耐
熱性を向上させることができる。
【0031】第の発明にあっては、最外周位置の段差
を円形又は多角形に形成することにより、凸部が内容
物の熱や荷重により下方に落ちて環状接地部から飛び出
すのを防止することができる。
【0032】第の発明にあっては、環状接地部から容
器内方へ上昇傾斜する傾斜面を形成し、この傾斜面上端
に形成される環状段差面を円形に形成することにより、
傾斜面及び環状段差面によりリブ効果を得ることがで
き、強度の向上を図ることができるとともに、凸部が内
容物の熱や荷重により下方に落ちて環状接地部から飛び
出すのを防止することができる。
【0033】第の発明にあっては、前記第の発明に
おける環状段差面を多角形に形成することにより、第
の発明と同様の効果を奏することができる。
【0034】さらに、第2の発明又は第3発明にあって
は、補強部に縦断面で段差面を形成することにより、リ
ブ効果を得ることができ、凸部の強度及び配向度を向上
させて耐熱性を向上させ、変形を防止することができ
る。
【0035】第4の発明にあっては、底部の凸部におい
て外周側から中心に向かって配向度を向上させた二軸延
伸ブロー成形容器を容易に成形することができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0037】図1〜図3は、本発明の1実施例にかかる
二軸延伸ブロー成形容器を示す図である。図1及び図3
は、図2のIII−III線に沿って底部を断面にして示して
いる。
【0038】この二軸延伸ブロー成形容器20は、PE
Tを縦軸及び横軸方向に延伸させて容器の形状に成形さ
れ、かつ、耐熱性のある耐熱瓶として形成されたもの
で、ネック部22、ネック部22から拡径しつつ下方に
連なるショルダー部24、ショルダー部24から下方に
延長された胴部26、胴部26から縮径しつつ下方に連
なるヒール部28及びヒール部28から連続して容器下
端に位置する底部30から構成されている。
【0039】この二軸延伸ブロー成形容器20において
は、一般にネック部22は延伸されずに厚肉になってお
り、胴部26がもっとも延伸されて薄肉にされ、更に底
部30が延伸されにくく厚肉の状態となっている。
【0040】底部30は、ヒール部28に連なる外周部
に位置する環状接地部32と、この環状接地部32から
底部中心にかけて容器内方へ向けて突出する凸部34と
から構成される上底形状とされ、環状接地部32により
自立性が持たせられるようになっている。
【0041】凸部34は、中心部36と、環状接地部3
2と、中心部36と環状接地部32との間に位置する補
強部44とから構成されている。一般に底部30におい
ては、中心部36ではほとんど延伸されずに厚肉のまま
となっており、外周部へ行くに従って徐々に配向度が高
められようになっている。そこで配向度の低い中心部3
6近傍の凸部34を十分に延伸して配向度を高めるため
に、底部30の凸部34に補強部44を形成することに
より、底部30の耐熱性を向上させるようにしている。
【0042】すなわち、この補強部44は、中心に向か
って突出する谷部40と、外周方向に向かって突出する
山部42を周面に沿って交互に設けることにより、凸部
34の面積を拡大し、配向度を高めるようになってい
る。
【0043】具体的には、谷部40は、環状接地部32
からの高さが異なる複数の位置において、それぞれ高い
位置から順次低い位置にかけて、底部中心軸46からの
距離が各々l1<l2<l3と長くなるように設定されて
いる。また、山部42は、同様に、それぞれ高い位置か
ら順次低い位置にかけて、底部中心軸46からの距離が
各々L1<L2<L3と長くなるように設定されている。
これら各谷部40及び山部42の底部中心軸46からの
距離は、L1>l1,L2>l2,L3>l3と山部42に対
して谷部40が短く設定されている。
【0044】ところで、この補強部44において、環状
接地部32からの高さが異なる複数の位置における底部
中心軸46から山部42の頂部と、谷部40との頂部と
の距離差を上下位置においてそれぞれ等しく形成した場
合、すなわち、L1−l1=L2−l2=L3−l3とした場
合には、見かけ上凸部34の面積が拡大しているにもか
かわらず、環状接地部32に近接した谷部40において
は、従来よりも十分に延伸されず、配向度の低い厚肉の
状態となり、耐熱性が向上しておらず、谷部40を形成
することで、環状接地部32近傍ではマイナスに作用す
ることとなるものであった。
【0045】そこで、補強部44において、環状接地部
32からの高さの異なる上下複数位置におけるそれぞれ
の底部中心軸46から山部42の頂部と谷部40の頂部
との距離の差を、L1−l1>L2−l2>L3−l3となる
よう、底部中心から環状接地部32へ向かって徐々に小
さく形成している。このように、谷部40の頂部を十分
に延伸されている環状接地部32側に近づけることによ
り、谷部40の頂部における延伸度を増大させ、配向度
を高めることができ、これにより底部30の耐熱性を向
上させるようにしている。
【0046】更に、凸部34に設けられた補強部44に
は、縦断面で環状接地部32からの高さの異なる複数の
環状段差面48a,48b,48cが等高線上で周方向
に沿って複数形成され、これら複数の環状段差面48
a,48b,48cを補強部44における環状のリブと
して機能させるようにしている。これにより、より一層
凸部34の配向度を向上させるとともに、底部30の強
度をより一層向上させ、加熱殺菌による高温の内容物を
充填する際における底部30の変形を確実に防止できる
ようにしている。
【0047】また、各環状段差面48a,48b,48
cに設けられた山部50a,50b,50c、と谷部5
2a,52b,52cは、底部中心軸46から山部50
a,50b,50cの頂部と谷部52a,52b,52
cの頂部との距離差L1−l1,L2−l2,L3−l3が環
状接地部32に近い環状段差面48b,48cになるに
従って小さく形成している。これにより、谷部52a,
52b,52cの頂部付近の配向度を向上させてより一
層耐熱性を向上させるようにしている。
【0048】そして更に、凸部34と環状接地部32と
の境界部においては、環状接地部32から容器内方へ上
昇傾斜する傾斜面54と、この傾斜面54の上端に接続
する環状平面部56が形成され、この環状平面部56と
傾斜面54を接続する環状段部58が円形に形成されて
いる。この環状段部58が環状のリブとして機能するこ
とにより、底部30外周部付近の強度を向上させるとと
もに、内容物の熱や荷重により、凸部34が下方に落
ち、環状接地部32より飛び出すのを防止できるように
している。
【0049】また、本実施例においては各山部50a,
50b,50cの頂部と、谷部52a,52b,52c
の頂部が角張った状態となっており、かつその頂部が放
射方向に一致するようになっているため、内容物による
上方からの荷重に対して強い状態となり、凸部34の下
方への落下を防止するのに役立つものである。
【0050】図4においては、前記二軸延伸ブロー成形
容器の成形型を示している。
【0051】この成形型は、ブローキャビティ型60
と、底部30成型用の上底型62とから構成されてい
る。
【0052】上底型62は、外周位置に形成された環状
接地部成形部132と、この環状接地部成形部132か
ら中心にかけて容器内方へ突出する凸部成形部134と
を有する。
【0053】凸部成形部134は中心軸146からの距
離が短く中心に向かって突出する谷部成形部140と、
中心軸146からの距離が長く外周に向かって突出する
山部成形部142が周方向に沿って交互に設けられた補
強部成形部144を有する。補強部成形部144は、環
状接地部成形部132からの高さの異なる複数位置にお
けるそれぞれの中心軸146から山部成形部の頂部と谷
部成形部の頂部との距離差が上方よりも下方で小さく形
成されている。
【0054】また、補強部成形部144には、縦断面で
環状接地部成形部132からの高さの異なる複数位置に
複数の環状段差面形成部148a,148b,148c
が設けられている。各環状段差面成形部148a,14
8b,148cに設けられた山部成形部142と谷部成
形部140は、それぞれ中心軸146から山部成形部1
42の頂部と谷部成形部140の頂部との距離差がL1
−l1>L2−l2>L3−l3環状接地部成形部132に
近い環状段差面成形部148b,148cになるにした
がって小さく形成されている。
【0055】更に、凸部成形部134と環状接地部成形
部132との境界部には、環状接地部成形部132から
上昇傾斜する傾斜面成形部154と、この傾斜面成形部
154の上端に接続する環状平面部156と傾斜面成形
部154を接続する環状段部成形部158が円形に形成
されている。
【0056】図5は、本発明の他の実施例にかかる二軸
延伸ブロー成形容器を示す図である。
【0057】この実施例では、底部64の凸部66に、
補強部72を形成している。
【0058】この補強部72は、縦断面で環状接地部3
2から底部中心へ向かって滑らかな傾斜を有する状態
で、中心に向かって突出する谷部68と、外周方向に向
かって突出する山部70を周面に沿って交互に設けるこ
とにより、凸部66の面積を拡大し、配向度を高めるよ
うになっている。
【0059】具体的には、谷部68は、環状接地部32
からの高さが異なる複数の位置において、それぞれ高い
位置から順次低い位置にかけて、図中の等高線で示すよ
うに、中心からの距離が各々l1,l2,l3と長くなる
ように設定されている。また、山部70は、同様に、そ
れぞれ高い位置から順次低い位置にかけて、中心からの
距離が各々L1,L2,L3と長くなるように設定されて
いる。これら各谷部68及び山部70の中心からの距離
は、L1>l1,L2>l2,L3>l3と山部42に対して
谷部40が短く設定されている。更に、各高さ位置にお
ける山部42と谷部40との距離差は、L1−l1>L2
−l2>L3−l3と環状接地部32に近くなるに従って
小さく形成されている。
【0060】このように、縦断面において環状接地部3
2から底部中心へ向かって滑らかな傾斜を有する状態と
され、環状段差面が形成されていない状態であっても、
凸部66が補強部72により十分に配向度が高められて
いることから、凸部66が外周部から中心部に向かうに
つれて配向度が向上されることとなり、底部64の耐熱
性は十分に確保できるものである。
【0061】また、環状接地部32と凸部66との間に
は、環状接地部32から容器内方へ上昇傾斜する傾斜面
54の上端に接続して補強部72が形成され、この補強
部72と傾斜面54を接続する環状段部73が形成さ
れ、この環状段部73がリブとして機能するようにされ
ている。
【0062】他の構成及び作用は前記実施例と同様につ
き説明を省略する。
【0063】図6及び図7は、本発明の更に他の実施例
にかかる二軸延伸ブロー成形容器を示す図である。
【0064】この実施例では、図1〜図3の実施例にお
いて3つの環状段差面48a,48b,48cを形成し
ているのに対し、2つの環状段差面74a,74bから
構成されている点で相違している。
【0065】このように、環状段差面74a,74bの
数を減少させても、十分な配向度が得られ、耐熱性は十
分に向上させることができる。また、環状段差面74
a,74bがリブとして機能するため底部76の強度も
向上することとなる。
【0066】図8は、本発明の更に他の実施例を示す図
である。
【0067】この実施例では、底部78を構成する凸部
80の中央部付近に1つの環状段差面82を形成し、環
状接地部32に近接した位置に、円形に近い多角形の
段部84を形成するようにしている。
【0068】このように、環状接地部32に近い環状段
部84を円に近い多角形に形成することによっても、こ
の環状段部84がリブとしての機能を果たすこととなる
ため、底部78の強度を向上させ、かつ、高温の内容物
の熱や荷重による凸部80が下方に落ち、環状接地部3
2より飛び出すのを防止することができる。また、凸部
80は、補強部86によって配向度は向上されているた
め、耐熱性は確実に向上することとなり、しかも環状段
差面82もリブとしての機能を果たすことから、十分な
強度を有することとなる。
【0069】本発明は、前記各実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。
【0070】図1〜図3に示す実施例、図5に示す実施
例及び図6及び図7に示す実施例においては、凸部と環
状接地部との間における傾斜面と環状平面部を接続する
環状段部が円形に形成されているが、この例に限らず、
環状段部を多角形に形成することも可能である。
【0071】また、環状段差面の形状も前記各実施例に
限定されるものではなく、種々の形状とすることが可能
である。
【0072】更に、最外周位置の環状段差面を円又は多
角形とすることも可能である。
【0073】また、上底型は、補強部成形部に複数の
状段差面成形部を有する場合を示したが、この例に限ら
ず、環状段差面成形部は単数でも良く、あるいは環状段
差面成形部が形成されておらず滑らかに傾斜する場合に
も適用し得る。
【0074】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、底部の環状接
地部から底部中心にかけて容器内方へ向けて突出する凸
部に、中心からの距離が短く中心に向かって突出する谷
部と中心からの距離が長く外周方向に向かって突出する
山部を周面に沿って交互に設けることにより補強部を形
成し、この補強部によって、底部中心の周縁における面
積を増加させ、底部中心周縁での配向度を向上させて高
温内容物の充填時おける耐熱性を向上させ、かつ、環状
接地部からの高さが同じ位置における底部中心軸から山
部の頂部と谷部の頂部との距離が底部中心から環状接地
部へ向かって徐々に小さく形成することにより、谷部の
頂部の中心側への突出量を小さくして谷部の配向度を向
上させることにより、山部の頂部と谷部の頂部の配向度
を平均化させ、高温内容物を充填した場合における底部
の耐熱性を確実に向上させることができるという効果が
ある。
【0075】
【0076】
【0077】
【0078】請求項2の発明によれば、環状接地部から
容器内方へ上昇傾斜する傾斜面に形成し、この傾斜面上
端に形成される環状段部を円形に形成することにより、
傾斜面及び環状段部によりリブ効果を得ることができ、
強度の向上を図ることができるとともに、凸部が内容物
の熱や荷重により下方に落ちて環状接地部から飛び出す
のを防止することができるという効果がある。
【0079】請求項3の発明によれば、前記請求項2の
発明における環状段部を多角形に形成することにより、
請求項2の発明と同様の効果を奏することができる。
【0080】
【0081】請求項4の発明にあっては、底部の凸部が
外周側から中心に向かって配向度を向上させた二軸延伸
ブロー成形容器を容易に成形することができるという効
果がある。
【0082】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例にかかる二軸延伸ブロー成形
容器の底部を破断にして示す全体正面図である。
【図2】図1の底部の底面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿うブロー成形時における
底部の断面図である。
【図4】図1〜図3の底部を成形するための上底型を示
す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例にかかる二軸延伸ブロー成
形容器の底部の状態をその底面図及び断面図を組み合わ
せて示す説明図である。
【図6】本発明の更に他の実施例にかかる二軸延伸ブロ
ー成形容器の底面図である。
【図7】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図8】本発明の更に他の実施例にかかる二軸延伸ブロ
ー成形容器の底部を示す底面図である。
【図9】従来の二軸延伸ブロー成形容器の底部の状態を
その底面図、断面図及び延伸倍率を示すグラフを組み合
わせて示す説明図である。
【符号の説明】
20 二軸延伸ブロー成形容器 26 胴部 30,34,76,78 底部 32 環状接地部 34,66,80 凸部 40,68 谷部 42,70 山部 44,72,86 補強部 46 底部中心軸 48a,48b,48c,58,74a,74b,82
環状段差面 84 環状段部 50a,50b,50c 山部 52a,52b,52c 谷部 54 傾斜面 56 環状平面部 62 上底型 132 環状接地部成形部 134 凸部成形部 140 谷部成形部 142 山部成形部 144 補強部成形部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 1/02 B29C 49/08 B29C 49/48

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二軸延伸された薄肉の胴部と、 胴部の下端に設けられた底部とを有し、 前記底部は環状接地部と、この環状接地部から底部中心
    にかけて容器内方へ向けて突出する凸部を有し、 前記凸部は、中心からの距離が短く中心に向かって突出
    する谷部と中心からの距離が長く外周方向に向かって突
    出する山部が周方向に沿って交互に設けられた補強部を
    有する二軸延伸ブロー成形容器において、前記補強部は、縦断面で環状接地部からの高さの異なる
    位置に複数の段差面が周方向に連続して設けられ、 前記各段差面に設けられた山部と谷部は、それぞれ底部
    中心軸から山部の頂部と谷部の頂部との距離差が、環状
    接地部に近い段差面になるにしたがって 小さく形成され
    ていることを特徴とする二軸延伸ブロー成形容器。
  2. 【請求項2】 二軸延伸された薄肉の胴部と、 胴部の下端に設けられた底部とを有し、 前記底部は環状接地部と、この環状接地部から底部中心
    にかけて容器内方へ向けて突出する凸部を有し、 前記凸部は、中心からの距離が短く中心に向かって突出
    する谷部と、中心からの距離が長く外周方向に向かって
    突出する山部が周方向に沿って交互に設けられた補強部
    を有する二軸延伸ブロー成形容器において、前記補強部は、縦断面で環状接地部からの高さの異なる
    位置に複数の段差面が周方向に連続して設けられ、 前記各段差面に設けられた山部と谷部は、それぞれ底部
    中心軸から山部の頂部と谷部の頂部との距離差が、環状
    接地部に近い段差面になるにしたがって小さく形成さ
    れ、 前記凸部は、環状接地部から容器内方へ上昇傾斜する傾
    斜面と、この傾斜面の上端に形成される環状段差面とを
    備え、 前記環状段差面が円形に形成されていることを特徴とす
    る二軸延伸ブロー成形容器。
  3. 【請求項3】 二軸延伸された薄肉の胴部と、 胴部の下端に設けられた底部を有し、 前記底部は環状接地部と、この環状接地部から底部中心
    にかけて容器内方へ向けて突出する凸部を有し、 前記凸部は、中心からの距離が短く中心に向かって突出
    する谷部と、中心からの距離が長く外周方向に向かって
    突出する山部が周方向に沿って交互に設けられた補強部
    を有する二軸延伸ブロー成形容器において、前記補強部は、縦断面で環状接地部からの高さの異なる
    位置に複数の段差面が周方向に連続して設けられ、 前記各段差面に設けられた山部と谷部は、それぞれ底部
    中心軸から山部の頂部と谷部の頂部との距離差が、環状
    接地部に近い段差面になるにしたがって小さく形成さ
    れ、 前記凸部は、環状接地部から容器内方へ上昇傾斜する傾
    斜面と、該傾斜面の上端に形成される環状段差面とを備
    え、 前記環状段差面が多角形に形成されていることを特徴と
    する二軸延伸ブロー成形容器。
  4. 【請求項4】 外周位置に形成された環状接地部成形部
    と、 この環状接地部成形部から中心にかけて容器内方へ突出
    する凸部成形部とを有する上底型を備え、 前記凸部成形部は、中心からの距離が短く中心に向かっ
    て突出する谷部成形部と中心からの距離が長く外周に向
    かって突出する山部成形部が周方向に沿って交互に設け
    られた補強部成形部を有する二軸延伸ブロー成形容器の
    成形型において、前記補強部成形部は、縦断面で環状接地部成形部からの
    高さの異なる位置に複数の段差面成形部が周方向に連続
    して設けられており、 前記各段差面成形部に設けられた山部成形部と谷部成形
    部は、それぞれ中心軸 から山部成形部の頂部と谷部成形
    部の頂部との距離差が、環状接地部成形部に近い段差面
    成形部になるにしたがって 小さく形成されていることを
    特徴とする二軸延伸ブロー成形容器の成形型。
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