JP2000219060A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
器の輝度が著しく低下する虞がない表示装置を提供する
ことができる。 【解決手段】 第一の表示器15は、表示板21と、表
示板21を指示する指針24と、表示板21を透過照明
する光源22と、指針24を駆動する指針駆動手段25
とを有する。ハウジング10には、第一の表示器15
と、第一の発光型表示器からなる第二の表示器17と、
第二の発光型表示器からなる第三の表示器16と、が収
納される。第二の表示器17が射出する第一の表示光L
1は半透過反射板20に反射されて、第三の表示器16
が射出する第二の表示光L2は半透過反射板20を透過
して、第一の表示器15の光は半透過反射板20を透過
しないで、観察者に達する。
Description
えた表示装置に関するものである。
転計等の指示計器2(表示器)と蛍光表示管等の発光型
表示器3(表示器)とを収納した車両用表示装置がある
(図4参照)。指示計器2の表示板4は透光性基板に指
標部(目盛りや数字)を除いて黒色印刷等の遮光部が形
成されており、指針5が目盛りを指示することにより車
両の速度やエンジンの回転数を表示する。表示板4の後
方にはバルブ等の光源6が設けられており、この光源6
によって表示板4の指標部が透過照明される。指針5の
基部には発光ダイオード等の光源が配設されており、指
示部5aが発光する。ハウジング1の前面にはスモーク
カバー7が設けられており、各表示器2,3を保護して
いる。指示計器2とスモークカバー7の間には半透過反
射板8が配設されており、発光型表示器3の表示光Lは
半透過反射板8に反射されて観察者に達するように構成
されている。発光型表示器3は時刻を数字で表示するも
のであり、観察者は表示板4と略同じ高さに時刻表示の
虚像9を視認できる。
反射板8の透過率は約50%、スモークカバー7の透過
率は約20%であるため、指示計器2が暗くなってしま
うという問題を有していた。即ち、指示計器2の光(指
示部5a及び表示板4の指標部の光)が半透過反射板7
及びスモークカバー9を透過するときに約10%まで減
光されてしまう。本発明は、虚像を表示することがで
き、且つ表示器(指示計器)の輝度が著しく低下するこ
とがない表示装置を提供するものである。
決するため、表示板と前記表示板を透過照明する光源と
を有する第一の表示器と、表示光を射出する発光型表示
器からなる第二の表示器と、前記表示光が投影される反
射板と、前記第一の表示器と前記第二の表示器と前記反
射板とを収納するハウジングと、を有する表示装置であ
って、前記表示光は前記反射板に反射されて、前記第一
の表示器の光は前記反射板を透過しないで、観察者に達
するように構成したのである。
過照明する光源とを有する第一の表示器と、第一の表示
光を射出する第一の発光型表示器からなる第二の表示器
と、前記第一の表示光が投影される半透過反射板と、前
記半透過反射板の後方に配設され第二の表示光を射出す
る第二の発光型表示器からなる第三の表示器と、前記第
一の表示器と前記第二の表示器と前記半透過反射板と前
記第三の表示器とを収納するハウジングと、を有する表
示装置であって、前記第一の表示光は前記半透過反射板
に反射されて、前記第二の表示光は前記半透過反射板を
透過して、前記前記第一の表示器の光は前記半透過反射
板を透過しないで、観察者に達するように構成したもの
である。
記表示板を指示する指針と、前記指針を駆動する指針駆
動手段と、を有する指示計器であるものである。
する箇所に設けられた第一の透過率を有する第一の透視
部と、前記第二の表示器に対応する箇所に設けられ第二
の透過率を有する第二の透視部と、を有し、前記ハウジ
ングに係止されるカバーを有するものである。
は、表示板21と、表示板21を指示する指針24と、
表示板21を透過照明する光源22と、指針24を駆動
する指針駆動手段25とを有する。ハウジング10に
は、第一の表示器15と、第一の発光型表示器からなる
第二の表示器17と、第二の発光型表示器からなる第三
の表示器16と、が収納される。第二の表示器17が射
出する第一の表示光L1は半透過反射板20に反射され
て、第三の表示器16が射出する第二の表示光L2は半
透過反射板20を透過して、第一の表示器15の光は半
透過反射板20を透過しないで、観察者に達する。
表示装置に適用した一実施例を説明する。図1は車両用
表示装置の要部断面図、図2及び図3は正面図である。
10は前側ハウジング11,後側ハウジング12,後側
カバー13及び上側カバー14を有している。ハウジン
グ10には4個の指示計器15(第一の表示器)、即
ち、速度計15a,燃料計15b,水温計15c,回転
計15dが収納されている。速度計15a及び回転計1
5dは燃料計15b及び水温計15cよりも大きくなっ
ており、燃料計15b及び水温計15cは速度計15a
及び回転計15dの間に配置されている。
(第三の表示器)及び蛍光表示管17(第二の表示器)
が収納されており、燃料計15b及び水温計15cの上
方に配置されている。蛍光表示管17は回路基板18に
接続されており、上側カバー14は蛍光表示管17及び
回路基板18を覆うように前側ハウジング11にビスに
より固定され、蛍光表示管17及び回路基板18を保護
している。前側ハウジング11には蛍光表示管17に対
向する箇所に開口19が形成されており、蛍光表示管1
7の表示光L1は開口19を透過し後述するハーフミラ
ーに投影される。また、前側ハウジング11は、指示計
器15と液晶表示器16との間に遮光壁11aを有して
いる。
のハーフミラー20は傾斜配置され前側ハウジング11
と後側ハウジング12とに挟持されている。ハーフミラ
ー20の透過率は約50%となっている。液晶表示器1
6の表示光L2はハーフミラー20を透過し観察者に達
する。一方、蛍光表示管17の表示光L1はハーフミラ
ー20に反射されて観察者に達する。後側カバー13は
前側ハウジング11及び後側ハウジング12に係止爪に
より係止され、ハウジング10内への塵埃の侵入を防止
している。
冷陰極管22(光源),導光部材23,指針24,ステ
ッピングモータ25(指針駆動手段)及び回路基板26
を有している。文字板21はポリカーボネート等の透光
性樹脂からなる基板に目盛(指標部27)を除いて黒色
の印刷を施したものである。冷陰極管22及び導光部材
23は文字板21の後方に配置されており、指標部27
は冷陰極管22の光により透過照明される。指針24は
ステッピングモータ25により回動され、文字板21の
指標部27を指示する。冷陰極管22の光は導光部材2
3により指針24に導かれ、指針24の指示部28が光
輝する。
たTFT(薄膜トランジスタ)型の液晶表示素子と、こ
の液晶表示素子を後方から照明する光源とからなるもの
であり、経路誘導情報等を表示する。蛍光表示管17は
日字形の発光セグメントを有しており時刻を表示する。
通常、液晶表示器16は非表示状態であり、蛍光表示管
17により時刻を虚像で表示する(図2参照)。また、
使用者が操作スイッチにより表示を切換え、蛍光表示管
17を消灯させ液晶表示器16により経路誘導情報を表
示することができる(図3参照)。
保護カバー29は係止爪により前側ハウジング11の前
側に係止されている。保護カバー29はフレーム部材3
0,第一の透視板31(第一の透視部)及び第二の透視
板32(第二の透視部)からなるものである。フレーム
部材30は指示計器15及び液晶表示器16に対応する
箇所に夫々第一の開口部33及び第二の開口部34を有
しており、この第一の開口部33及び第二の開口部34
には夫々第一の透視板31及び第二の透視板32が溶着
されている。
透明樹脂からなるものであり、第一,第二の透視板3
1,32はポリカーボネート等の透光性樹脂からなるも
のである。第一の透視板31及び第二の透視板32の透
過率は約20%となっている。第一,第二の透視板3
1,32は湾曲した形状となっており、液晶表示器16
側に凸となっている。
21の指標部の光)はハーフミラー20を透過しないた
め、ハーフミラー20で減光されることがなく、発光輝
度の約20%の明るさ(従来例の約2倍)で観察するこ
とができる。また、保護カバー29はフレーム部材3
0,第一の透視板31及び第二の透視板32で構成され
ているので、第一,第二の透視板31,32の透過率は
指示計器15及び蛍光表示管17の輝度バランスが良好
になるように適宜選定することができる。即ち、本実施
例において指示計器15の明るさが従来例の約2倍の明
るさになり、蛍光表示管17による時刻表示が相対的に
暗く感じるため、例えば第一の透視板31の透過率(第
一の透過率)は約20%、第二の透視板32の透過率
(第二の透過率)は約30%として、指示計器15及び
液晶表示器16の輝度バランスが良好にすることが望ま
しい。
示器),蛍光表示管16(第二の表示器)及び液晶表示
器16(第三の表示器)を有するものであったが、第3
の表示器はなくとも良く、表示装置を指示計器15(第
一の表示器)及び蛍光表示管16(第二の表示器)を備
えた構成とし、反射板は全反射ミラーとしても良い。ま
た、本実施例の指針駆動手段はステッピングモータ25
であったが、例えば交差コイル型ムーブメントであって
も良い。また、保護カバー29はフレーム部材30に第
一,第二の透視板31,32を溶着したものであった
が、例えば不透明部,第一,第二の透視部を一体成形し
た保護カバーであっても良い。また、本実施例の第一の
表示器は指示計器15であったが、例えば燃料残量警
告,シートベルト警告等の表示板の後方に発光ダイオー
ド,バルブ等の光源を配設したインジケータであっても
良い。
明する光源とを有する第一の表示器と、表示光を射出す
る発光型表示器からなる第二の表示器と、前記表示光が
投影される反射板と、前記第一の表示器と前記第二の表
示器と前記反射板とを収納するハウジングと、を有する
表示装置であって、前記表示光は前記反射板に反射され
て、前記第一の表示器の光は前記反射板を透過しない
で、観察者に達するように構成したのであり、第二の表
示器により虚像を表示することができ、且つ第一の表示
器の輝度が著しく低下する虞がない。
過照明する光源とを有する第一の表示器と、第一の表示
光を射出する第一の発光型表示器からなる第二の表示器
と、前記第一の表示光が投影される半透過反射板と、前
記半透過反射板の後方に配設され第二の表示光を射出す
る第二の発光型表示器からなる第三の表示器と、前記第
一の表示器と前記第二の表示器と前記半透過反射板と前
記第三の表示器とを収納するハウジングと、を有する表
示装置であって、前記第一の表示光は前記半透過反射板
に反射されて、前記第二の表示光は前記半透過反射板を
透過して、前記前記第一の表示器の光は前記半透過反射
板を透過しないで、観察者に達するように構成したもの
であり、第二の表示器により虚像を表示することがで
き、且つ第一の表示器の輝度が著しく低下する虞がな
い。
する箇所に設けられた第一の透過率を有する第一の透視
部と、前記第二の表示器に対応する箇所に設けられ第二
の透過率を有する第二の透視部と、を有し、前記ハウジ
ングに係止されるカバーを有するものであり、各表示器
の輝度バランスを良好にすることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 表示板と前記表示板を透過照明する光源
とを有する第一の表示器と、表示光を射出する発光型表
示器からなる第二の表示器と、前記表示光が投影される
反射板と、前記第一の表示器と前記第二の表示器と前記
反射板とを収納するハウジングと、を有する表示装置で
あって、前記表示光は前記反射板に反射されて、前記第
一の表示器の光は前記反射板を透過しないで、観察者に
達するように構成したことを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 表示板と前記表示板を透過照明する光源
とを有する第一の表示器と、第一の表示光を射出する第
一の発光型表示器からなる第二の表示器と、前記第一の
表示光が投影される半透過反射板と、前記半透過反射板
の後方に配設され第二の表示光を射出する第二の発光型
表示器からなる第三の表示器と、前記第一の表示器と前
記第二の表示器と前記半透過反射板と前記第三の表示器
とを収納するハウジングと、を有する表示装置であっ
て、前記第一の表示光は前記半透過反射板に反射され
て、前記第二の表示光は前記半透過反射板を透過して、
前記前記第一の表示器の光は前記半透過反射板を透過し
ないで、観察者に達するように構成したことを特徴とす
る表示装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の表示装
置において、前記第一の表示器は、前記表示板を指示す
る指針と、前記指針を駆動する指針駆動手段と、を有す
る指示計器であることを特徴とする表示装置。 - 【請求項4】 請求項1,請求項2または請求項3に記
載の表示装置において、前記第一の表示器に対応する箇
所に設けられた第一の透過率を有する第一の透視部と、
前記第二の表示器に対応する箇所に設けられ第二の透過
率を有する第二の透視部と、を有し前記ハウジングに係
止されるカバーを有することを特徴とする表示装置。
Priority Applications (5)
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- 1999-01-29 JP JP02088299A patent/JP3858498B2/ja not_active Expired - Lifetime
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