JP2000217753A - 電気掃除機用吸込口体 - Google Patents
電気掃除機用吸込口体Info
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- JP2000217753A JP2000217753A JP11024507A JP2450799A JP2000217753A JP 2000217753 A JP2000217753 A JP 2000217753A JP 11024507 A JP11024507 A JP 11024507A JP 2450799 A JP2450799 A JP 2450799A JP 2000217753 A JP2000217753 A JP 2000217753A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転ブラシ体の回転トルクを大きくして負荷
の大きな床面に対しても回転可能にするとともに、床面
に応じて回転ブラシの回転数を調整可能な電気掃除機用
吸込口体を提供する。 【解決手段】 電気掃除機本体の吸引力により塵埃を吸
塵する吸塵口2gを備え、外周面にブラシ毛列8bとブ
レード8cとを並設した回転ブラシ体8を吸塵口2g内
に回転自在に横設するとともに、上ケース2aの上面に
ブレード8cに当接する吸気を取り入れる空気取入穴2
nを形成し、空気取入穴2nを吸引力によって開閉する
シャッター体12を設けた。
の大きな床面に対しても回転可能にするとともに、床面
に応じて回転ブラシの回転数を調整可能な電気掃除機用
吸込口体を提供する。 【解決手段】 電気掃除機本体の吸引力により塵埃を吸
塵する吸塵口2gを備え、外周面にブラシ毛列8bとブ
レード8cとを並設した回転ブラシ体8を吸塵口2g内
に回転自在に横設するとともに、上ケース2aの上面に
ブレード8cに当接する吸気を取り入れる空気取入穴2
nを形成し、空気取入穴2nを吸引力によって開閉する
シャッター体12を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転ブラシ体を有す
る電気掃除機用吸込口体に関するものである。
る電気掃除機用吸込口体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機用吸込口体は、特開平
9−28630号公報に開示されている。電気掃除機用
吸込口体は下面に吸塵口を有する下ケースに上ケースを
嵌め合わせることにより形成され、吸塵口の内部に回転
ブラシ体を横設している。回転ブラシ体の両端部には該
回転ブラシ体と同軸に設けた一対のタービンが設けられ
ている。そして、上ケースの上面両端部に設けられた吸
気口から吸気が電気掃除機用吸込口体内に取り入れら
れ、該タービンの羽根車に当接することによって該ター
ビンが回転して回転ブラシ体を駆動するようになってい
る。
9−28630号公報に開示されている。電気掃除機用
吸込口体は下面に吸塵口を有する下ケースに上ケースを
嵌め合わせることにより形成され、吸塵口の内部に回転
ブラシ体を横設している。回転ブラシ体の両端部には該
回転ブラシ体と同軸に設けた一対のタービンが設けられ
ている。そして、上ケースの上面両端部に設けられた吸
気口から吸気が電気掃除機用吸込口体内に取り入れら
れ、該タービンの羽根車に当接することによって該ター
ビンが回転して回転ブラシ体を駆動するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
タービンはベルトン水車等からなっており、該タービン
の外周から流入した吸気は回転ブラシ体の方向に90°
方向転換して、吸塵口からの吸気とともに電気掃除機本
体の方向に進行する。このため、タービンの回転効率が
悪く、特に、絨毯等の回転ブラシ体との抵抗が大きい場
合に、絨毯等の上に電気掃除機用吸込口体を置いてから
電気掃除機本体のスイッチをONすると、負荷が大きく
タービン及び回転ブラシ体が回転できない場合があっ
た。
タービンはベルトン水車等からなっており、該タービン
の外周から流入した吸気は回転ブラシ体の方向に90°
方向転換して、吸塵口からの吸気とともに電気掃除機本
体の方向に進行する。このため、タービンの回転効率が
悪く、特に、絨毯等の回転ブラシ体との抵抗が大きい場
合に、絨毯等の上に電気掃除機用吸込口体を置いてから
電気掃除機本体のスイッチをONすると、負荷が大きく
タービン及び回転ブラシ体が回転できない場合があっ
た。
【0004】また、タービンの羽根車を大きくして回転
トルクを大きくすると、電気掃除機用吸込口体が大型化
するとともに、床面がフローリング等の回転ブラシ体と
の抵抗が小さい場合に回転ブラシの回転数が大きくなり
すぎる問題がある。
トルクを大きくすると、電気掃除機用吸込口体が大型化
するとともに、床面がフローリング等の回転ブラシ体と
の抵抗が小さい場合に回転ブラシの回転数が大きくなり
すぎる問題がある。
【0005】本発明は、回転ブラシ体の回転トルクを大
きくして負荷の大きな床面に対しても回転可能にすると
ともに、床面に応じて回転ブラシの回転数を調整可能な
電気掃除機用吸込口体を提供することを目的とする。
きくして負荷の大きな床面に対しても回転可能にすると
ともに、床面に応じて回転ブラシの回転数を調整可能な
電気掃除機用吸込口体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の電気
掃除機用吸込口体の問題点に鑑みて発明されたものであ
り、請求項1に記載された発明は、電気掃除機本体の吸
引力により塵埃を吸塵する吸塵口を備えた電気掃除機用
吸込口体において、外周面にブラシ毛列とブレードとを
並設した回転ブラシ体を前記吸塵口内に回転自在に横設
するとともに、前記ブレードに当接する吸気を取り入れ
る空気取入穴を電気掃除機用吸込口体の上面に設けたこ
とを特徴とするものである。
掃除機用吸込口体の問題点に鑑みて発明されたものであ
り、請求項1に記載された発明は、電気掃除機本体の吸
引力により塵埃を吸塵する吸塵口を備えた電気掃除機用
吸込口体において、外周面にブラシ毛列とブレードとを
並設した回転ブラシ体を前記吸塵口内に回転自在に横設
するとともに、前記ブレードに当接する吸気を取り入れ
る空気取入穴を電気掃除機用吸込口体の上面に設けたこ
とを特徴とするものである。
【0007】この構成によれば、電気掃除機の運転時
に、電気掃除機用吸込口体内に空気取入穴を介して吸気
が取り入れられ、該吸気を回転ブラシ体のブレードに当
接させて回転ブラシ体に回転力が与えられる。
に、電気掃除機用吸込口体内に空気取入穴を介して吸気
が取り入れられ、該吸気を回転ブラシ体のブレードに当
接させて回転ブラシ体に回転力が与えられる。
【0008】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載された電気掃除機用吸込口体において、前記空気取
入穴を開閉するシャッター体を設けたことを特徴とする
ものである。この構成によれば、電気掃除機の運転時
に、電気掃除機用吸込口体内に空気取入穴を介して吸気
が取り入れられ、該吸気を回転ブラシ体のブレードに当
接させて回転ブラシ体に回転力が与えられる。また、床
面に応じてシャッター体を開閉して空気取入穴の開放面
積を調節することで回転ブラシ体に付与される回転力が
調整される。
記載された電気掃除機用吸込口体において、前記空気取
入穴を開閉するシャッター体を設けたことを特徴とする
ものである。この構成によれば、電気掃除機の運転時
に、電気掃除機用吸込口体内に空気取入穴を介して吸気
が取り入れられ、該吸気を回転ブラシ体のブレードに当
接させて回転ブラシ体に回転力が与えられる。また、床
面に応じてシャッター体を開閉して空気取入穴の開放面
積を調節することで回転ブラシ体に付与される回転力が
調整される。
【0009】請求項3に記載された発明は、請求項2に
記載された電気掃除機用吸込口体において、前記空気取
入穴を閉じる方向に前記シャッター体を付勢するととも
に、電気掃除機本体の吸引力により前記シャッター体が
開くようにしたことを特徴とするものである。この構成
によれば、電気掃除機の運転時に、電気掃除機用吸込口
体内に空気取入穴を介して吸気が取り入れられ、該吸気
を回転ブラシ体のブレードに当接させて回転ブラシ体に
回転力が与えられる。また、吸引力に応じてシャッター
体が付勢に抗して空気取入穴の開放面積を調節すること
で回転ブラシ体に付与される回転力が調整される。
記載された電気掃除機用吸込口体において、前記空気取
入穴を閉じる方向に前記シャッター体を付勢するととも
に、電気掃除機本体の吸引力により前記シャッター体が
開くようにしたことを特徴とするものである。この構成
によれば、電気掃除機の運転時に、電気掃除機用吸込口
体内に空気取入穴を介して吸気が取り入れられ、該吸気
を回転ブラシ体のブレードに当接させて回転ブラシ体に
回転力が与えられる。また、吸引力に応じてシャッター
体が付勢に抗して空気取入穴の開放面積を調節すること
で回転ブラシ体に付与される回転力が調整される。
【0010】請求項4に記載された発明は、請求項1乃
至請求項3のいづれかに記載された電気掃除機用吸込口
体において、前記回転ブラシ体と同軸に配されて前記回
転ブラシ体を回転駆動する回転ブラシ体駆動用モータ
と、前記回転ブラシ体駆動用モータに電力を供給する二
次電池とを設けたことを特徴とするものである。この構
成によれば、電気掃除機の運転時に、空気取入穴を介し
て電気掃除機用吸込口体内に取り入れられた吸気が回転
ブラシ体のブレードに当接することにより回転ブラシ体
に回転力が与えられるとともに、回転ブラシ体駆動用モ
ータによって更に回転ブラシ体に回転力が与えられる。
至請求項3のいづれかに記載された電気掃除機用吸込口
体において、前記回転ブラシ体と同軸に配されて前記回
転ブラシ体を回転駆動する回転ブラシ体駆動用モータ
と、前記回転ブラシ体駆動用モータに電力を供給する二
次電池とを設けたことを特徴とするものである。この構
成によれば、電気掃除機の運転時に、空気取入穴を介し
て電気掃除機用吸込口体内に取り入れられた吸気が回転
ブラシ体のブレードに当接することにより回転ブラシ体
に回転力が与えられるとともに、回転ブラシ体駆動用モ
ータによって更に回転ブラシ体に回転力が与えられる。
【0011】請求項5に記載された発明は、請求項4に
記載された電気掃除機用吸込口体において、前記シャッ
ター体が開いた時に前記回転ブラシ体駆動用モータが駆
動されるようにしたことを特徴とするものである。この
構成によれば、電気掃除機の運転時に、電気掃除機用吸
込口体内に空気取入穴を介して吸気が取り入れられ、該
吸気を回転ブラシ体のブレードに当接させて回転ブラシ
体に回転力が与えられる。また、床面と回転ブラシとの
抵抗が大きい場合にシャッター体を開いて回転ブラシ体
に付与される回転力を大きくするとともに、回転ブラシ
体駆動用モータによって回転ブラシ体に回転力が与えら
れる。
記載された電気掃除機用吸込口体において、前記シャッ
ター体が開いた時に前記回転ブラシ体駆動用モータが駆
動されるようにしたことを特徴とするものである。この
構成によれば、電気掃除機の運転時に、電気掃除機用吸
込口体内に空気取入穴を介して吸気が取り入れられ、該
吸気を回転ブラシ体のブレードに当接させて回転ブラシ
体に回転力が与えられる。また、床面と回転ブラシとの
抵抗が大きい場合にシャッター体を開いて回転ブラシ体
に付与される回転力を大きくするとともに、回転ブラシ
体駆動用モータによって回転ブラシ体に回転力が与えら
れる。
【0012】請求項6に記載された発明は、請求項4ま
たは請求項5に記載された電気掃除機用吸込口体におい
て、前記回転ブラシ体の回転により前記二次電池が充電
されるようにしたことを特徴とするものである。
たは請求項5に記載された電気掃除機用吸込口体におい
て、前記回転ブラシ体の回転により前記二次電池が充電
されるようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に従
って詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態の電
気掃除機用吸込口体を示す外観側面図、図2は、その側
面断面図、図3は平面図、図4は上ケースを取り外した
状態を示す平面図、図5は底面図である。
って詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態の電
気掃除機用吸込口体を示す外観側面図、図2は、その側
面断面図、図3は平面図、図4は上ケースを取り外した
状態を示す平面図、図5は底面図である。
【0014】これらの図によると、吸込口体1は相互に
嵌め合わせて結合した上ケース2a及び下ケース2bか
らなる吸込口本体2と、吸込口本体2の後部に形成した
球面受け部2cに一端を中空半球状の球面接続部3aで
支持された駆動パイプ3と、この駆動パイプ3の他端部
に周方向に回転自在に支持された吸込パイプ4と、この
吸込パイプ4を覆う吸込パイプカバー5とで構成されて
いる。
嵌め合わせて結合した上ケース2a及び下ケース2bか
らなる吸込口本体2と、吸込口本体2の後部に形成した
球面受け部2cに一端を中空半球状の球面接続部3aで
支持された駆動パイプ3と、この駆動パイプ3の他端部
に周方向に回転自在に支持された吸込パイプ4と、この
吸込パイプ4を覆う吸込パイプカバー5とで構成されて
いる。
【0015】駆動パイプ3の球面接続部3aの先端には
回転規制鍔3bが形成されている。回転規制鍔3bは上
ケース2a及び下ケース2bに設けた抜け止め兼回転規
制用のリブ2d、2eに係合可能になっている。これに
より、駆動パイプ3は吸込口部2より抜け止めされた状
態で周方向に回転可能になっているとともに、リブ2
d、2eで規制される範囲内で上下に回動できるように
構成されている。
回転規制鍔3bが形成されている。回転規制鍔3bは上
ケース2a及び下ケース2bに設けた抜け止め兼回転規
制用のリブ2d、2eに係合可能になっている。これに
より、駆動パイプ3は吸込口部2より抜け止めされた状
態で周方向に回転可能になっているとともに、リブ2
d、2eで規制される範囲内で上下に回動できるように
構成されている。
【0016】下ケース2bの下面前部には横長の吸塵口
2gが開口されるとともに吸塵口2gの前後の縁部にそ
れぞれゴム製のシール材6a、6bを植設している。ま
た、下ケース2bの下面前後には車輪7a、7bが回転
自在に設けられている。吸込口本体2の内部には駆動パ
イプ3と吸塵口2gに通じる回転ブラシ体室2hが形成
されており、この回転ブラシ体室2hに回転ブラシ体8
を横設している。
2gが開口されるとともに吸塵口2gの前後の縁部にそ
れぞれゴム製のシール材6a、6bを植設している。ま
た、下ケース2bの下面前後には車輪7a、7bが回転
自在に設けられている。吸込口本体2の内部には駆動パ
イプ3と吸塵口2gに通じる回転ブラシ体室2hが形成
されており、この回転ブラシ体室2hに回転ブラシ体8
を横設している。
【0017】回転ブラシ体8は、図6の断面図及び図7
の側面図に示すように、中空筒体からなる本体8aと、
本体8aの外周に相互に180°間隔を隔てて螺旋状に
植設された2条のブラシ毛列8bと、このブラシ毛列8
bと本体8aの外周上において90°隔てた位置に螺旋
状に植設された2条の弾性材料よりなるブレード8cと
からなっている。8eは本体8aの外周方向においてブ
ラシ毛列8bの両脇にブラシ毛列8bに沿って等間隔に
開口された吐気口である。
の側面図に示すように、中空筒体からなる本体8aと、
本体8aの外周に相互に180°間隔を隔てて螺旋状に
植設された2条のブラシ毛列8bと、このブラシ毛列8
bと本体8aの外周上において90°隔てた位置に螺旋
状に植設された2条の弾性材料よりなるブレード8cと
からなっている。8eは本体8aの外周方向においてブ
ラシ毛列8bの両脇にブラシ毛列8bに沿って等間隔に
開口された吐気口である。
【0018】上記本体8aは、両端部にタービンを構成
する動翼体9を固着している。この動翼体9は、図6及
び図8に示すように、中央の軸受リング9aとこの軸受
リング9aの外周に等間隔に放射状に設けた翼9b,・
・・とからなるものであり、図9の模式図に示すように
各翼9bに空気Aが衝突することにより回転ブラシ体8
を回転させるようになっている。
する動翼体9を固着している。この動翼体9は、図6及
び図8に示すように、中央の軸受リング9aとこの軸受
リング9aの外周に等間隔に放射状に設けた翼9b,・
・・とからなるものであり、図9の模式図に示すように
各翼9bに空気Aが衝突することにより回転ブラシ体8
を回転させるようになっている。
【0019】そして、軸受リング9aに挿通した回転軸
8dの先端は図4において回転ブラシ体室2hの両端部
外に形成した機構室2i、2jに臨んで配され、軸受1
0a、10bにより回転自在に支持されている。回転ブ
ラシ体室2h(図2参照)と機構室2i、2jとを仕切
る隔壁2sには本体8aを微小間隔で挿通させる挿口2
kを設けている。
8dの先端は図4において回転ブラシ体室2hの両端部
外に形成した機構室2i、2jに臨んで配され、軸受1
0a、10bにより回転自在に支持されている。回転ブ
ラシ体室2h(図2参照)と機構室2i、2jとを仕切
る隔壁2sには本体8aを微小間隔で挿通させる挿口2
kを設けている。
【0020】上ケース2aまたは下ケース2bに設けた
吸気口11(図1、図3参照)より流入した空気は機構
室2i、2jから回転ブラシ体8の矢印Aのように動翼
体9によって回転ブラシ体8の内部に吸い込まれる。そ
して、吐気口8eを通じて駆動パイプ3に通ずる連絡路
2mに導かれるようになっている。図10に示すよう
に、回転ブラシ体8のブラシ毛列8b、ブレード8c及
び吐気口8eを本体8aの長手方向に直線的に設けても
よい。
吸気口11(図1、図3参照)より流入した空気は機構
室2i、2jから回転ブラシ体8の矢印Aのように動翼
体9によって回転ブラシ体8の内部に吸い込まれる。そ
して、吐気口8eを通じて駆動パイプ3に通ずる連絡路
2mに導かれるようになっている。図10に示すよう
に、回転ブラシ体8のブラシ毛列8b、ブレード8c及
び吐気口8eを本体8aの長手方向に直線的に設けても
よい。
【0021】2n(図3参照)は上ケース2aの上面に
横長のスリット状に形成された空気取入穴である。空気
取入穴2nは上ケース2aの上壁内面に設けたシャッタ
ー体12(図2参照)で開閉できるようになっている。
このシャッター体12は、脚部12aで上ケース2aの
天井壁面に設けられた支持部材2pで枢支されている。
横長のスリット状に形成された空気取入穴である。空気
取入穴2nは上ケース2aの上壁内面に設けたシャッタ
ー体12(図2参照)で開閉できるようになっている。
このシャッター体12は、脚部12aで上ケース2aの
天井壁面に設けられた支持部材2pで枢支されている。
【0022】また、シャッター体12は上ケース2aの
天井壁面と脚部12aの間に介在させたバネ13により
空気取入穴2nを閉じる方向に付勢されている。そし
て、電気掃除機本体の電動送風機の駆動により吸込口体
1の内部に吸引作用が働くと、バネ13の付勢力に抗し
て空気取入穴2nが開放されるようになっている。
天井壁面と脚部12aの間に介在させたバネ13により
空気取入穴2nを閉じる方向に付勢されている。そし
て、電気掃除機本体の電動送風機の駆動により吸込口体
1の内部に吸引作用が働くと、バネ13の付勢力に抗し
て空気取入穴2nが開放されるようになっている。
【0023】上ケース2a及び下ケース2bの間に挟着
されたバンパー14は、吸込口本体2の外周に位置し、
両ケースの突き合わせ面の密閉作用と家具、柱等の障害
物に対する緩衝作用をなしている。
されたバンパー14は、吸込口本体2の外周に位置し、
両ケースの突き合わせ面の密閉作用と家具、柱等の障害
物に対する緩衝作用をなしている。
【0024】本実施形態は上述のように構成されるもの
であり、吸込口体1を使用する際には、図示しない電気
掃除機本体に接続した延長ホースの先端に吸込パイプ4
を介して接続し、電気掃除機本体の電源スイッチ(図示
せず)をONする。
であり、吸込口体1を使用する際には、図示しない電気
掃除機本体に接続した延長ホースの先端に吸込パイプ4
を介して接続し、電気掃除機本体の電源スイッチ(図示
せず)をONする。
【0025】この電源スイッチのONで電気掃除機本体
の電動送風機が駆動して電気掃除機は運転状態となる。
吸塵口2gを床面に対抗するように置くと、下ケース2
bの吸塵口2gの縁に配列しているシール材6a、6b
は床面と密着するため、吸込口本体2に入る空気の一部
は、上ケース2aまたは下ケース2bに設けられた吸気
口11より機構室2i、2jに流入するとともに該機構
室2i、2jより動翼体9の翼9bの間を介して回転ブ
ラシ体8の内部に入り込む。
の電動送風機が駆動して電気掃除機は運転状態となる。
吸塵口2gを床面に対抗するように置くと、下ケース2
bの吸塵口2gの縁に配列しているシール材6a、6b
は床面と密着するため、吸込口本体2に入る空気の一部
は、上ケース2aまたは下ケース2bに設けられた吸気
口11より機構室2i、2jに流入するとともに該機構
室2i、2jより動翼体9の翼9bの間を介して回転ブ
ラシ体8の内部に入り込む。
【0026】このとき、この動翼体9の翼9b,・・・
・に空気が勢いよく当たるため、動翼体9に回転トルク
を発生させ該動翼体9を回転軸8dの回りで回転させる
ことになる。この動翼体9は回転ブラシ体8の本体8a
に固定されているため、動翼体9の回転に伴って回転ブ
ラシ体8も回転軸8dの回りを回転し、外周に取り付け
たブラシ毛列8b及びブレード8cによって床面の塵芥
を掻き上げる。
・に空気が勢いよく当たるため、動翼体9に回転トルク
を発生させ該動翼体9を回転軸8dの回りで回転させる
ことになる。この動翼体9は回転ブラシ体8の本体8a
に固定されているため、動翼体9の回転に伴って回転ブ
ラシ体8も回転軸8dの回りを回転し、外周に取り付け
たブラシ毛列8b及びブレード8cによって床面の塵芥
を掻き上げる。
【0027】回転ブラシ体8の内部に流入した空気は、
本体8aの外周壁面に設けた吐気口8e,・・・・より
回転ブラシ体室2hに吐出されるとともに、吸塵口2g
より吸い込まれた塵芥を含む空気と合流して連絡路2m
を経て駆動パイプ3、吸込パイプ4に至る。その後、吸
塵ホース、延長ホースを介して電気掃除機本体の吸塵室
に収容された吸塵袋に導かれ塵芥が捕獲される。
本体8aの外周壁面に設けた吐気口8e,・・・・より
回転ブラシ体室2hに吐出されるとともに、吸塵口2g
より吸い込まれた塵芥を含む空気と合流して連絡路2m
を経て駆動パイプ3、吸込パイプ4に至る。その後、吸
塵ホース、延長ホースを介して電気掃除機本体の吸塵室
に収容された吸塵袋に導かれ塵芥が捕獲される。
【0028】一方、電気掃除機本体の電動送風機の駆動
に伴う吸引力によって上ケース2aの空気取入穴2nを
閉塞しているシャッター体12はバネ13の付勢力に抗
して空気取入穴2nを開放し、外部の空気を吸気として
回転ブラシ体室2h内に取り入れる。
に伴う吸引力によって上ケース2aの空気取入穴2nを
閉塞しているシャッター体12はバネ13の付勢力に抗
して空気取入穴2nを開放し、外部の空気を吸気として
回転ブラシ体室2h内に取り入れる。
【0029】この吸気は、回転ブラシ体室2h内におい
て回転ブラシ体8のブレード8cに当接することにより
回転ブラシ体8に回転トルクを発生させる。従って、動
翼体9による回転トルク以外に大きな回転トルクが回転
ブラシ体8に加えられるので、絨毯等との接触に伴う大
きな抵抗がある場合でも回転ブラシ体8を回転させるこ
とができる。その後吐気口8e及び吸塵口2gからの吸
込気流と合流して、連絡路2mを通して電気掃除機本体
の吸塵室に至る。
て回転ブラシ体8のブレード8cに当接することにより
回転ブラシ体8に回転トルクを発生させる。従って、動
翼体9による回転トルク以外に大きな回転トルクが回転
ブラシ体8に加えられるので、絨毯等との接触に伴う大
きな抵抗がある場合でも回転ブラシ体8を回転させるこ
とができる。その後吐気口8e及び吸塵口2gからの吸
込気流と合流して、連絡路2mを通して電気掃除機本体
の吸塵室に至る。
【0030】このような動作において、床面が絨毯等の
場合はフローリング等の場合に比して吸込口体1と床面
との密閉性が高いため吸込口体1の内部に大きな吸引力
が働く。このため、バネ13の付勢力を、床面が絨毯等
の場合の吸引力より小さく、床面がフローリング等の場
合の吸引力より大きくなるようにすることによって、シ
ャッター体12の開口量を床面に応じて調節することが
できる。
場合はフローリング等の場合に比して吸込口体1と床面
との密閉性が高いため吸込口体1の内部に大きな吸引力
が働く。このため、バネ13の付勢力を、床面が絨毯等
の場合の吸引力より小さく、床面がフローリング等の場
合の吸引力より大きくなるようにすることによって、シ
ャッター体12の開口量を床面に応じて調節することが
できる。
【0031】従って、床面が絨毯等の回転ブラシ体8と
の抵抗が大きい場合には回転ブラシ体8に大きな回転ト
ルクが加えられて、確実に回転ブラシ体8を回転させる
ことができる。そして、床面がフローリング等の回転ブ
ラシ体8との抵抗が小さい場合には回転ブラシ体8に加
えられる回転トルクが減少し、回転ブラシ体8の回転数
の増大を防止することができる。
の抵抗が大きい場合には回転ブラシ体8に大きな回転ト
ルクが加えられて、確実に回転ブラシ体8を回転させる
ことができる。そして、床面がフローリング等の回転ブ
ラシ体8との抵抗が小さい場合には回転ブラシ体8に加
えられる回転トルクが減少し、回転ブラシ体8の回転数
の増大を防止することができる。
【0032】図11は本発明の第2実施形態の電気掃除
機用吸込口体を示す外観側面図、図12はその側面断面
図、図13は平面図である。これらの図において、第1
実施形態と同一部分には説明の便宜上同一符号を付して
いる。
機用吸込口体を示す外観側面図、図12はその側面断面
図、図13は平面図である。これらの図において、第1
実施形態と同一部分には説明の便宜上同一符号を付して
いる。
【0033】本実施形態では、上ケース2aの空気取入
穴2nを閉塞しているシャッター体12を上ケース2a
の天井壁面に前後にスライド可能に設けており、中央部
に立設したツマミ部12bを持って前後にスライドさせ
ることにより、空気取入穴2nの開放具合を調整するこ
とができる。なお2t(図13参照)はツマミ部12b
を前後にスライドさせるために上ケース2aの上壁面中
央に設けたツマミ受け穴である。
穴2nを閉塞しているシャッター体12を上ケース2a
の天井壁面に前後にスライド可能に設けており、中央部
に立設したツマミ部12bを持って前後にスライドさせ
ることにより、空気取入穴2nの開放具合を調整するこ
とができる。なお2t(図13参照)はツマミ部12b
を前後にスライドさせるために上ケース2aの上壁面中
央に設けたツマミ受け穴である。
【0034】このような構成にすることにより、ツマミ
部12bの操作でシャッター体12を前後にスライドさ
せて空気取入穴2nの開放面積を変化させると、この開
放面積に応じた量の空気が該空気取入穴2nより取り入
れられて回転ブラシ体8のブレード8cに当たり、該回
転ブラシ体8への回転トルクの調整を行うことができ
る。
部12bの操作でシャッター体12を前後にスライドさ
せて空気取入穴2nの開放面積を変化させると、この開
放面積に応じた量の空気が該空気取入穴2nより取り入
れられて回転ブラシ体8のブレード8cに当たり、該回
転ブラシ体8への回転トルクの調整を行うことができ
る。
【0035】従って、床面が絨毯等の場合では空気取入
穴2nの開放面積を大きくして回転ブラシ体8への回転
トルクを大きくし、確実に回転ブラシ体8を回転させる
ことができる。また、床面がフローリング等の場合では
空気取入穴2nの開放面積を小さくして回転ブラシ体8
への回転トルクを小さくすることにより床面に応じた回
転ブラシ体8の回転数を調節することができる。
穴2nの開放面積を大きくして回転ブラシ体8への回転
トルクを大きくし、確実に回転ブラシ体8を回転させる
ことができる。また、床面がフローリング等の場合では
空気取入穴2nの開放面積を小さくして回転ブラシ体8
への回転トルクを小さくすることにより床面に応じた回
転ブラシ体8の回転数を調節することができる。
【0036】図14は本発明の第3実施形態の電気掃除
機用吸込口体を示す側面断面図、図15は上ケースを取
り外した状態を示す平面図であり、これら各図におい
て、第1実施形態と同一部分には説明の便宜上同一符号
を付している。
機用吸込口体を示す側面断面図、図15は上ケースを取
り外した状態を示す平面図であり、これら各図におい
て、第1実施形態と同一部分には説明の便宜上同一符号
を付している。
【0037】本実施形態では、上ケース2aの空気取入
穴2nを開閉するシャッター体12を第1実施形態と同
様に脚部12aで上ケース2aの天井壁面に設けた支持
部2pで枢支するとともに上ケース2aの天井壁面と脚
部12aの間に介在させたバネ13(図示せず)で空気
取入穴2nを閉じる方向に付勢している。そして、電気
掃除機本体の電動送風機の駆動で回転ブラシ体室2hに
吸引作用が働くと、シャッター体12はバネ13の付勢
力に抗して空気取入穴2nを開放する構成となってい
る。
穴2nを開閉するシャッター体12を第1実施形態と同
様に脚部12aで上ケース2aの天井壁面に設けた支持
部2pで枢支するとともに上ケース2aの天井壁面と脚
部12aの間に介在させたバネ13(図示せず)で空気
取入穴2nを閉じる方向に付勢している。そして、電気
掃除機本体の電動送風機の駆動で回転ブラシ体室2hに
吸引作用が働くと、シャッター体12はバネ13の付勢
力に抗して空気取入穴2nを開放する構成となってい
る。
【0038】このとき、シャッター体12は空気取入穴
2nを開放した状態では脚部12aより後方に向けて突
出したスイッチ操作子12cで上ケース2aの天井壁面
に設けた制御スイッチ15をONする構成としている。
2nを開放した状態では脚部12aより後方に向けて突
出したスイッチ操作子12cで上ケース2aの天井壁面
に設けた制御スイッチ15をONする構成としている。
【0039】また本実施形態では、一方の機構室2j内
にリブ2qの取付部2rに防振ゴム17を介在させて回
転ブラシ体駆動用モータ16を配設している。回転ブラ
シ体駆動用モータ16の回転軸16aは、図16に示す
ように、回転ブラシ体8の本体8aの一端に取り付けた
動翼体9の中央部を挿通して動翼体9に固定している。
本体8aの他端部の構造は第1実施形態と同じ構成であ
る。
にリブ2qの取付部2rに防振ゴム17を介在させて回
転ブラシ体駆動用モータ16を配設している。回転ブラ
シ体駆動用モータ16の回転軸16aは、図16に示す
ように、回転ブラシ体8の本体8aの一端に取り付けた
動翼体9の中央部を挿通して動翼体9に固定している。
本体8aの他端部の構造は第1実施形態と同じ構成であ
る。
【0040】下ケース2b内の後部には二次電池18及
び充電回路19が収容されている。図17に示すよう
に、二次電池18は制御スイッチ15を介して回転ブラ
シ体駆動用モータ16に接続され、制御スイッチ15が
ONして回転ブラシ体駆動用モータ16が駆動されるよ
うになっている。また、回転ブラシ体駆動用モータ16
が回転することにより充電回路19を介して充電される
ようになっている。
び充電回路19が収容されている。図17に示すよう
に、二次電池18は制御スイッチ15を介して回転ブラ
シ体駆動用モータ16に接続され、制御スイッチ15が
ONして回転ブラシ体駆動用モータ16が駆動されるよ
うになっている。また、回転ブラシ体駆動用モータ16
が回転することにより充電回路19を介して充電される
ようになっている。
【0041】本実施形態は上述のように構成されるもの
であり、電気掃除機の電源スイッチをONすると、電気
掃除機本体の電動送風機が駆動して電気掃除機は運転状
態となり、回転ブラシ体室2hに電動送風機の吸引力が
働く。この吸引力は空気取入穴2nを閉じているシャッ
ター体12をバネ13の付勢力に抗して回動させて空気
取入穴2nを開放し、外部の空気を回転ブラシ体室2h
内に取り入れられる。
であり、電気掃除機の電源スイッチをONすると、電気
掃除機本体の電動送風機が駆動して電気掃除機は運転状
態となり、回転ブラシ体室2hに電動送風機の吸引力が
働く。この吸引力は空気取入穴2nを閉じているシャッ
ター体12をバネ13の付勢力に抗して回動させて空気
取入穴2nを開放し、外部の空気を回転ブラシ体室2h
内に取り入れられる。
【0042】回転ブラシ体室2h内に入った吸気は回転
ブラシ体8のブレード8cに当たって該回転ブラシ体8
に回転トルクを与えて回転させる。従って、第1実施形
態と同様にシャッター体12を床面に応じて開口量を可
変させることができる。
ブラシ体8のブレード8cに当たって該回転ブラシ体8
に回転トルクを与えて回転させる。従って、第1実施形
態と同様にシャッター体12を床面に応じて開口量を可
変させることができる。
【0043】一方、このシャッター体12の開成によっ
てスイッチ操作子12cが制御スイッチ15をONし、
回転ブラシ体駆動用モータ16を駆動させる。回転ブラ
シ体駆動用モータ16の駆動に伴って空気取入穴2nか
らの空気で回転トルクを受けている回転ブラシ体8はさ
らに回転力を得て勢いよく回転することとなる。
てスイッチ操作子12cが制御スイッチ15をONし、
回転ブラシ体駆動用モータ16を駆動させる。回転ブラ
シ体駆動用モータ16の駆動に伴って空気取入穴2nか
らの空気で回転トルクを受けている回転ブラシ体8はさ
らに回転力を得て勢いよく回転することとなる。
【0044】同時に、電動送風機による吸引作用で上ケ
ース2aの吸気口11より機構室2i、2jに流入した
空気は動翼体9の翼9bの間を介して回転ブラシ体8の
本体8a内に入る。この際に翼9bに当たって該翼9b
を介して回転ブラシ体8に回転トルクを与え、該回転ブ
ラシ体8を空気取入穴2nからの空気と相俟って回転さ
せる。この回転ブラシ体8の回転で外周に取り付けたブ
ラシ毛列8b及びブレード8cが床面の塵芥を掻き上げ
る。
ース2aの吸気口11より機構室2i、2jに流入した
空気は動翼体9の翼9bの間を介して回転ブラシ体8の
本体8a内に入る。この際に翼9bに当たって該翼9b
を介して回転ブラシ体8に回転トルクを与え、該回転ブ
ラシ体8を空気取入穴2nからの空気と相俟って回転さ
せる。この回転ブラシ体8の回転で外周に取り付けたブ
ラシ毛列8b及びブレード8cが床面の塵芥を掻き上げ
る。
【0045】そして、回転ブラシ体8内に流入した空気
は、本体8aの外周壁面に設けた吐気口8e,・・・・
より回転ブラシ体室2hに吐出されるとともに該回転ブ
ラシ体室2において空気取入穴2nより取り入れた吸気
及び吸塵口2gより吸い込まれた塵芥を含む吸込気流と
合流して連絡路2mを経て駆動パイプ3、吸込パイプ4
に至る。その後、吸塵ホース、延長ホースを介して電気
掃除機本体の吸塵室に収容された吸塵袋に導かれ塵芥が
捕獲される。
は、本体8aの外周壁面に設けた吐気口8e,・・・・
より回転ブラシ体室2hに吐出されるとともに該回転ブ
ラシ体室2において空気取入穴2nより取り入れた吸気
及び吸塵口2gより吸い込まれた塵芥を含む吸込気流と
合流して連絡路2mを経て駆動パイプ3、吸込パイプ4
に至る。その後、吸塵ホース、延長ホースを介して電気
掃除機本体の吸塵室に収容された吸塵袋に導かれ塵芥が
捕獲される。
【0046】なお、充電回路19は回転ブラシ体駆動用
モータ16の回転駆動により動作して二次電池18に充
電が行われる。従って、床面がフローリング等でシャッ
ター体12が閉じられた際等の二次電池18から電力供
給がされていない時に、回転ブラシ体8の回転により二
次電池18が充電される。その結果、電池交換を不要に
するとともに、回転ブラシ体駆動用モータ16を駆動す
ることによる電気掃除機の消費電力の増大を防止してい
る。
モータ16の回転駆動により動作して二次電池18に充
電が行われる。従って、床面がフローリング等でシャッ
ター体12が閉じられた際等の二次電池18から電力供
給がされていない時に、回転ブラシ体8の回転により二
次電池18が充電される。その結果、電池交換を不要に
するとともに、回転ブラシ体駆動用モータ16を駆動す
ることによる電気掃除機の消費電力の増大を防止してい
る。
【0047】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されるもので
あり、請求項1に記載された発明によれば、回転ブラシ
体は空気取入穴からの吸気により回転力を付与されるこ
とにより回転ブラシ体は絨毯等の床面との抵抗に打ち勝
って起動することができる。また、回転ブラシ体はその
起動後も空気取入穴からの空気で回転力を付与されるこ
とで勢いよく回転して床面上の塵芥を効率よく掻き上げ
ることができ吸塵効率を高めることができる。
あり、請求項1に記載された発明によれば、回転ブラシ
体は空気取入穴からの吸気により回転力を付与されるこ
とにより回転ブラシ体は絨毯等の床面との抵抗に打ち勝
って起動することができる。また、回転ブラシ体はその
起動後も空気取入穴からの空気で回転力を付与されるこ
とで勢いよく回転して床面上の塵芥を効率よく掻き上げ
ることができ吸塵効率を高めることができる。
【0048】請求項2に記載された発明によれば、床面
が絨毯等の場合ではシャッター体により空気取入穴の開
放面積を大きくして回転ブラシ体への回転トルクを大き
くし、床面がフローリング等の場合ではシャッター体に
より空気取入穴の開放面積を小さくして回転ブラシ体へ
の回転トルクを小さくすることにより床面に応じた回転
ブラシ体の回転数のコントロールをすることができる。
が絨毯等の場合ではシャッター体により空気取入穴の開
放面積を大きくして回転ブラシ体への回転トルクを大き
くし、床面がフローリング等の場合ではシャッター体に
より空気取入穴の開放面積を小さくして回転ブラシ体へ
の回転トルクを小さくすることにより床面に応じた回転
ブラシ体の回転数のコントロールをすることができる。
【0049】請求項3に記載された発明によれば、吸込
口体内部に生じる吸引力によってシャッター体の開口量
が可変されるので床面に応じた開口量を得ることができ
る。従って、床面が絨毯等の回転ブラシ体との抵抗が大
きい場合にはシャッター体が開いて回転ブラシ体に大き
な回転トルクが加えられて、確実に回転ブラシ体を回転
させることができる。そして、床面がフローリング等の
回転ブラシ体との抵抗が小さい場合にはシャッター体が
閉じて回転ブラシ体に加えられる回転トルクが減少し、
回転ブラシ体の回転数の増大を防止することができる。
口体内部に生じる吸引力によってシャッター体の開口量
が可変されるので床面に応じた開口量を得ることができ
る。従って、床面が絨毯等の回転ブラシ体との抵抗が大
きい場合にはシャッター体が開いて回転ブラシ体に大き
な回転トルクが加えられて、確実に回転ブラシ体を回転
させることができる。そして、床面がフローリング等の
回転ブラシ体との抵抗が小さい場合にはシャッター体が
閉じて回転ブラシ体に加えられる回転トルクが減少し、
回転ブラシ体の回転数の増大を防止することができる。
【0050】請求項4に記載された発明によれば、電気
掃除機の運転起動時に負荷が大きい場合であっても回転
ブラシ体駆動用モータにより確実に回転ブラシ体を起動
することができる。
掃除機の運転起動時に負荷が大きい場合であっても回転
ブラシ体駆動用モータにより確実に回転ブラシ体を起動
することができる。
【0051】請求項5に記載された発明によれば、電動
掃除機の運転開始に伴う空気吸引力の発生直後にシャッ
ター体が開いて制御スイッチがONし、2次電池で回転
ブラシ体駆動用モータを駆動することから回転ブラシ体
を素早く起動することができる。
掃除機の運転開始に伴う空気吸引力の発生直後にシャッ
ター体が開いて制御スイッチがONし、2次電池で回転
ブラシ体駆動用モータを駆動することから回転ブラシ体
を素早く起動することができる。
【0052】請求項6に記載された発明によれば、床面
がフローリング等でシャッター体が閉じられて二次電池
から電力供給がされていない際に、回転ブラシ体の回転
により二次電池が充電されるので電池交換を不要にする
とともに電気掃除機の消費電力の増大を防止することが
できる。
がフローリング等でシャッター体が閉じられて二次電池
から電力供給がされていない際に、回転ブラシ体の回転
により二次電池が充電されるので電池交換を不要にする
とともに電気掃除機の消費電力の増大を防止することが
できる。
【図1】 本発明に係る第1実施形態の電気掃除機用
吸込口体を示す外観側面図である。
吸込口体を示す外観側面図である。
【図2】 本発明に係る第1実施形態の電気掃除機用
吸込口体の側面断面図である。
吸込口体の側面断面図である。
【図3】 本発明に係る第1実施形態の電気掃除機用
吸込口体の平面図である。
吸込口体の平面図である。
【図4】 本発明に係る第1実施形態の電気掃除機用
吸込口体の上ケースを取り除いた状態を示す平面図であ
る。
吸込口体の上ケースを取り除いた状態を示す平面図であ
る。
【図5】 本発明に係る第1実施形態の電気掃除機用
吸込口体の底面図である。
吸込口体の底面図である。
【図6】 本発明に係る第1実施形態の電気掃除機用
吸込口体の回転ブラシ体の断面図である。
吸込口体の回転ブラシ体の断面図である。
【図7】 図6のI−I断面図である。
【図8】 本発明に係る第1実施形態の電気掃除機用
吸込口体の回転ブラシ体の側面図である。
吸込口体の回転ブラシ体の側面図である。
【図9】 本発明に係る第1実施形態の電気掃除機用
吸込口体の回転ブラシ体の動翼体と空気の関係を示す説
明図である。
吸込口体の回転ブラシ体の動翼体と空気の関係を示す説
明図である。
【図10】 本発明に係る第1実施形態の電気掃除機用
吸込口体の回転ブラシ体の他の実施形態を示す断面図で
ある。
吸込口体の回転ブラシ体の他の実施形態を示す断面図で
ある。
【図11】 本発明に係る第2実施形態の電気掃除機用
吸込口体を示す外観側面図である。
吸込口体を示す外観側面図である。
【図12】 本発明に係る第2実施形態の電気掃除機用
吸込口体を示す側面断面図である。
吸込口体を示す側面断面図である。
【図13】 本発明に係る第2実施形態の電気掃除機用
吸込口体吸込口体を示す平面図である。
吸込口体吸込口体を示す平面図である。
【図14】 本発明に係る第3実施形態の電気掃除機用
吸込口体を示す側面断面図である。
吸込口体を示す側面断面図である。
【図15】 本発明に係る第3実施形態の電気掃除機用
吸込口体の上ケースを取り除いた状態を示す平面図であ
る。
吸込口体の上ケースを取り除いた状態を示す平面図であ
る。
【図16】 本発明に係る第3実施形態の電気掃除機用
吸込口体における回転ブラシ体の断面図である。
吸込口体における回転ブラシ体の断面図である。
【図17】 本発明に係る第3実施形態の電気掃除機用
吸込口体における回転ブラシ体駆動用モータの接続状態
を示す電気回路図である。
吸込口体における回転ブラシ体駆動用モータの接続状態
を示す電気回路図である。
1 吸込口体 2 吸込口本体 2h 回転ブラシ体室 2n 空気取入穴 8 回転ブラシ体 8a 本体 8b ブラシ毛列 8c ブレード 8e 吐気口 9 動翼体 11 吸気口 12 シャッター体 13 バネ 15 制御スイッチ 16 回転ブラシ体駆動用モータ 18 二次電池 19 充電回路
Claims (6)
- 【請求項1】 電気掃除機本体の吸引力により塵埃を吸
塵する吸塵口を備えた電気掃除機用吸込口体において、
外周面にブラシ毛列とブレードとを並設した回転ブラシ
体を前記吸塵口内に回転自在に横設するとともに、前記
ブレードに当接する吸気を取り入れる空気取入穴を電気
掃除機用吸込口体の上面に設けたことを特徴とする電気
掃除機用吸込口体。 - 【請求項2】 前記空気取入穴を開閉するシャッター体
を設けたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機
用吸込口体。 - 【請求項3】 前記空気取入穴を閉じる方向に前記シャ
ッター体を付勢するとともに、電気掃除機本体の吸引力
により前記シャッター体が開くようにしたことを特徴と
する請求項2に記載の電気掃除機用吸込口体。 - 【請求項4】 前記回転ブラシ体と同軸に配されて前記
回転ブラシ体を回転駆動する回転ブラシ体駆動用モータ
と、前記回転ブラシ体駆動用モータに電力を供給する二
次電池とを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項
3のいづれかに記載の電気掃除機用吸込口体。 - 【請求項5】 前記シャッター体が開いた時に前記回転
ブラシ体駆動用モータが駆動されるようにしたことを特
徴とする請求項4に記載の電気掃除機用吸込口体。 - 【請求項6】 前記回転ブラシ体の回転により前記二次
電池が充電されるようにしたことを特徴とする請求項4
または請求項5に記載された電気掃除機用吸込口体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11024507A JP2000217753A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 電気掃除機用吸込口体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11024507A JP2000217753A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 電気掃除機用吸込口体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000217753A true JP2000217753A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12140105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11024507A Pending JP2000217753A (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 電気掃除機用吸込口体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000217753A (ja) |
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1999
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