JP3448205B2 - 電気掃除機の吸い込み口体 - Google Patents

電気掃除機の吸い込み口体

Info

Publication number
JP3448205B2
JP3448205B2 JP03344798A JP3344798A JP3448205B2 JP 3448205 B2 JP3448205 B2 JP 3448205B2 JP 03344798 A JP03344798 A JP 03344798A JP 3344798 A JP3344798 A JP 3344798A JP 3448205 B2 JP3448205 B2 JP 3448205B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary cleaning
cleaning body
suction
vacuum cleaner
suction port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03344798A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11225923A (ja
Inventor
一正 林
清司 石井
圭 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP03344798A priority Critical patent/JP3448205B2/ja
Publication of JPH11225923A publication Critical patent/JPH11225923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3448205B2 publication Critical patent/JP3448205B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機の吸い込
み口体の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機の吸い込み口体には、
特開平9−28630号公報に示すように吸い込み口本
体の吸い込み口に回転清掃体を回転自在に設けるととも
に、この回転清掃体の両端に夫々1/4円弧状の形状を
有する第1及び第2タービンを組み合わせて形成したタ
ービンを該回転清掃体と同軸に設け、そして、上記上ケ
ース又は別途設けたカバーに通気口を形成して上記ター
ビンに空気を供給し回転清掃体を駆動するようにした構
造のものがある。
【0003】又、特開平9−28631号公報に、上記
構造のタービンの外周に羽根車内に空気を外周から導く
ガイド部を設けた構造のものが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の吸
い込み口体は、タービンが回転清掃体とは別個に設けた
構造となっているため、吸い込み口体全体が大型化し、
重量の大きい吸い込み口体となる。その結果としてコス
ト的にも高いものとなっていた。
【0005】本発明の電気掃除機の吸い込み口体は、上
記のような課題を解決するとともに、回転清掃体を効率
良く回転させトルクアップを図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機の吸
い込み口体は上記従来技術の課題を解決したもので、請
求項1記載の発明は、中空筒体よりなり、その中空筒体
の内部に流入しその中空筒体の外周に設けられた噴気口
から噴出するように流出する吸い込み空気により回転駆
動する回転清掃体を吸塵開口部に具備してなる掃除機用
吸い込み口体であって、上記中空筒体の内部に流入した
空気にて回転清掃体に回転力を与える動翼タービンを回
転清掃体に設けるとともに、上記回転清掃体に設けられ
た可撓体に吸気流を与え、上記回転清掃体に回転力を与
えるための吸気通路を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0007】上記構成によれば、回転清掃体に設けられ
た可撓体が動翼タービンの働きをし、電気掃除機本体の
駆動に伴って吸い込み口体の吸気通路より吸引した空気
流を可撓体に作用させることにより回転清掃体を回転さ
せるので、別個に大掛かりな動翼タービンを設ける必要
がなくなる。
【0008】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の電気掃除機の吸い込み口体において、上記回転清掃体
の回転軸に対して上記吸塵開口部の対称位置に上記吸気
通路を設けたことを特徴とするものである。
【0009】上記構成によれば、可撓体に与える吸塵開
口部からの吸気流による回転力と吸気通路からの吸気流
による回転力とが対称的に発生し、回転清掃体はバラン
ス良く回転しトルクアップが図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の吸い
込み口体の実施の形態を図面と共に詳細に説明する。
【0011】図10は電気掃除機の全体の外観を示す斜
視図であり、図10において、101は電気掃除機本
体、102はホース、103はホース手元部に設けられ
た遠隔操作スイッチ部、104は延長管、201は吸い
込み口体である。
【0012】電気掃除機本体101が運転状態となって
吸い込み口体201から塵埃と共に吸い込まれた気流
は、延長管104とホース102を経由して電気掃除機
本体101に入り、塵埃が捕集された後に排出される。
電気掃除機本体101は遠隔操作スイッチ103からの
指令により運転制御される。
【0013】図1は本発明による電気掃除機の吸い込み
口体を示す側断面図であり、吸い込み口本体1は上下ケ
ース2,3より外殻が構成され、後端部に回動自在な駆
動パイプ4を設け、該駆動パイプ4を介して吸い込みパ
イプ5に連結され、該吸い込みパイプ5が上記延長管1
04,遠隔操作スイッチ部103,ホース102を介し
て電気掃除機本体101に接続されるようになってい
る。
【0014】上記下ケース3には、その下面前部に横長
の吸塵開口部6が形成され、かつ吸塵開口部6の前後の
位置にゴム製のシールリップ7a、7bが横方向に配設
されている。これらシールリップは前後の何れか一方で
も良い。
【0015】又、上記下ケース3には、前部に前車輪
8、後部に後車輪9が取り付けられ、これら車輪8,9
によって下ケース3と床面との間に一定の隙間を保つよ
うになっている。上記吸い込み口本体1の内部には、上
ケース2と下ケース3との結合により回転清掃体室10
と該回転清掃体室10を駆動パイプ4側に連通させる連
絡路11とが形成され、吸塵開口部6から吸い込みパイ
プ5に至る吸塵通路(第1の空気通路)が形成されてい
る。
【0016】12は上下両ケース2,3間に挟着され吸
い込み口本体1の外周に位置して上下両ケース2,3間
の密閉と吸い込み口本体1の障害物に対する緩衝作用を
なすバンパーである。
【0017】13は上記回転清掃体室10の吸塵開口部
6に配設された回転清掃体であり、樹脂の押し出し成型
からなる中空筒体13aの外周面に図7に示すように2
条の可撓体(ブラシ毛又はゴムブレード)14を180
°離間した状態で螺旋状に植設している。この回転清掃
体13は、図2に示すように両端より突出した回転軸1
5を機構室16,17内に突出し、該機構室16,17
内で軸受18に軸支されている。
【0018】この軸受18は、図2に示すように下ケー
ス3側に設けられたリブ19の溝(図示せず)内に配設
されている。上記回転清掃体室10と機構室16,17
間の区画壁16a及び17aには回転清掃体13の端部
を挿通させる挿通口16b,17bを備え、回転清掃体
13の回転を可能にしている。
【0019】図1に示す20は吸気流をガイドする吸気
ガイドであり、プラスチックス等の合成樹脂材料を成型
加工して形成され、円弧状の本体部分20aと該本体部
分20aの後縁より上方に延設された取付部20bとか
らなり、上記吸い込み口本体1内において、本体部分2
0aを以て回転清掃体13の上面を覆うように配設さ
れ、そして、本体部分20aの前端縁を下ケース3に形
成した支持リブ3aに嵌着するとともに取付部20bの
上端縁を上ケース2に形成した支持リブ2aに嵌着する
ことにより固定されている。
【0020】上記吸気ガイド20の上部には上ケース2
に設けられた吸気穴2bに連通する吸気ダクト21が一
体成型され、吸気通路22が形成されることにより、こ
の吸気通路22から吸い込まれた吸気流が可撓体(ブラ
シ毛又はゴムブレード)14に回転力を与えながら回転
清掃体室10を旋回して吸い込みパイプ5に至る吸気通
路(第2の空気通路)が形成されている。
【0021】23は回転清掃体13を回転駆動するため
の動翼タービンであり、回転清掃体13内の端部に嵌着
されている。そして、動翼タービン23にはその中心部
に上記回転軸15が固着され、回転軸15にはメタルベ
アリング24が挿着され回転軸15が軸受け18に対し
て滑らかに回転するよう構成されている。25は上記回
転清掃体13の外周面に設けられた噴気口であり、電気
掃除機本体の駆動に伴う吸引力に基づいて、上ケース2
又は下ケース3に設けられた吸気口26・・・より流入
した空気27を機構室16,17から回転清掃体13の
動翼タービン23,中空筒体13aを介して吸い込み、
減圧状態の回転清掃体室10に噴出させて、絨毯内や床
面の隙間内にある塵埃を吹き出す役目をしている。吸気
口26から噴気口25を介して吸い込みパイプ5に至る
吸気通路(第3の空気通路)の吸気流によっても上記動
翼タービン23により回転清掃体13は回転力を受け
る。
【0022】次に、上記構成の吸い込み口体の動作説明
を行う。
【0023】上記吸い込み口本体1が床面に置かれ、下
ケース3の吸塵開口部6の前後に設けられたシールリッ
プ7a、7bが床面と密接状態になると、回転清掃体室
10が減圧状態になり吸気通路22から外気が吸い込ま
れて吸気流が可撓体14に回転力を与えながら回転清掃
体室10を旋回して吸い込みパイプ5に至る。又、同時
に吸気口26・・・から外気が吸い込まれ機構室16,
17を介して回転清掃体13内部に流入する。流入した
空気27は動翼タービン23の各羽根23a・・・に回
転力を与えながら回転清掃体13の外周に設けられた噴
気口25・・・から噴出するように流出し、連絡路11
を通過して吸い込みパイプ5に至る。又、吸塵開口部6
からも外気が吸い込まれ吸い込みパイプ5に至る吸気流
によっても可撓体14に回転力が与えられる。
【0024】尚、上記吸気通路22と吸塵開口部6とが
回転清掃体13の回転軸に対して対称位置に配置されて
いるので、可撓体14に与える吸気流の回転力が対称的
に発生し回転清掃体13はバランスの良い回転を行う。
【0025】可撓体14の回転力と動翼タービン23の
回転力により回転清掃体13は強い回転トルクで回転
し、外周面に設けられた可撓体(ブラシ)14によって
絨毯内のゴミを掻き出し、噴気口25からの噴気流によ
って掻き出したゴミが可撓体(ブラシ)14に絡み付く
のを阻止しながら吸い込みパイプ5の方にゴミを運ぶ。
又、噴気口25からの噴気流によって絨毯内や床面の隙
間内にある塵埃を吹き出し、効率の良い掃除がなされ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明の電気掃除機の吸い込み口体は上
記のような構成であるから、請求項1記載の発明は、回
転清掃体に設けられた可撓体が動翼タービンの働きを
し、電気掃除機本体の駆動に伴って吸い込み口体の吸気
通路より吸引した空気流により回転清掃体を回転させる
ので、別個に大掛かりな動翼タービンを設ける必要がな
くなり、吸い込み口体を小型で軽量にでき、その結果と
してコストダウンが図れる。
【0027】又、請求項2記載の発明は、動翼タービン
の働きをする可撓体に吸気流を与える吸気通路と吸塵開
口部とが回転清掃体の回転軸に対して対称位置に配置さ
れることにより、可撓体に与える吸塵開口部からの吸気
流による回転力と吸気通路からの吸気流による回転力と
が対称的に発生し、回転清掃体はバランス良く回転しト
ルクアップが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発の明電気掃除機の吸い込み口体の実施形態
を示す側断面図である。
【図2】図1の電気掃除機の吸い込み口体の内部構造を
示す上面図である。
【図3】図1の電気掃除機の吸い込み口体の側面図であ
る。
【図4】図1の電気掃除機の吸い込み口体の上面図であ
る。
【図5】図1の電気掃除機の吸い込み口体の底面図であ
る。
【図6】図1の電気掃除機の吸い込み口体における回転
清掃体の断面図である。
【図7】図6の回転清掃体の矢印I−I線の断面図であ
る。
【図8】図6の回転清掃体の矢印II−II線の断面図
である。
【図9】図8の電気掃除機の吸い込み口体における動翼
タービンの羽根とこれに衝突する空気流を示す説明図で
ある。
【図10】電気掃除機の全体の外観を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 吸い込み口本体 6 吸塵開口部 10 回転清掃体室 13 回転清掃体 14 可撓体 20 吸気ガイド 20a 吸気穴 21 吸気ダクト 22 吸気通路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−33426(JP,A) 特開 平5−42077(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空筒体よりなり、その中空筒体の内部
    に流入しその中空筒体の外周に設けられた噴気口から噴
    出するように流出する吸い込み空気により回転駆動する
    回転清掃体を吸塵開口部に具備してなる掃除機用吸い込
    み口体において、上記中空筒体の内部に流入した空気にて回転清掃体に回
    転力を与える動翼タービンを回転清掃体に設けるととも
    に、 上記回転清掃体に設けられた可撓体に吸気流を与
    え、上記回転清掃体に回転力を与えるための吸気通路を
    設けたことを特徴とする電気掃除機の吸い込み口体。
  2. 【請求項2】 上記回転清掃体の回転軸に対して上記吸
    塵開口部の対称位置に上記吸気通路を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の電気掃除機の吸い込み口体。
JP03344798A 1998-02-17 1998-02-17 電気掃除機の吸い込み口体 Expired - Fee Related JP3448205B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03344798A JP3448205B2 (ja) 1998-02-17 1998-02-17 電気掃除機の吸い込み口体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03344798A JP3448205B2 (ja) 1998-02-17 1998-02-17 電気掃除機の吸い込み口体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11225923A JPH11225923A (ja) 1999-08-24
JP3448205B2 true JP3448205B2 (ja) 2003-09-22

Family

ID=12386801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03344798A Expired - Fee Related JP3448205B2 (ja) 1998-02-17 1998-02-17 電気掃除機の吸い込み口体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3448205B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015118940A1 (ja) * 2014-02-07 2015-08-13 三菱電機株式会社 電気掃除機の吸込具、及びこの吸込具を備えた電気掃除機

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4816384B2 (ja) * 2006-10-02 2011-11-16 パナソニック株式会社 電気掃除機用吸込具およびそれを用いた電気掃除機
WO2015040931A1 (ja) 2013-09-20 2015-03-26 リケンテクノス株式会社 ポリ(メタ)アクリルイミド系樹脂層を含む透明多層フィルム、及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015118940A1 (ja) * 2014-02-07 2015-08-13 三菱電機株式会社 電気掃除機の吸込具、及びこの吸込具を備えた電気掃除機
JPWO2015118940A1 (ja) * 2014-02-07 2017-03-23 三菱電機株式会社 電気掃除機の吸込具、及びこの吸込具を備えた電気掃除機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11225923A (ja) 1999-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5802666A (en) Power brush for a vacuum cleaner
JPH1119011A (ja) 真空掃除機の吸入装置
JP3448205B2 (ja) 電気掃除機の吸い込み口体
JP4051777B2 (ja) 電気掃除機用吸込具及び電気掃除機
JP3532779B2 (ja) ファンモータ装置及び環流式電気掃除機
JP3434184B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体
JPH11216084A (ja) 電気掃除機用吸込み口体及びこれを備えた電気掃除機
JP2002143047A (ja) 電気掃除機の床用吸込具
JPH11187988A (ja) 気流循環式掃除機
JP2000060777A (ja) 電気掃除機用吸込具
JP2004065915A (ja) 吸込み口体及び電気掃除機
JP3501112B2 (ja) 電気掃除機及びその吸口体
JP3525065B2 (ja) 吸込み口体及び電気掃除機
JPH11318778A (ja) 電気掃除機用吸込具および電気掃除機
JP3819641B2 (ja) 吸込み口体及び電気掃除機
JP3457863B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体及び電気掃除機
JPH1119010A (ja) 床用吸込具
JP3525066B2 (ja) 吸込み口体及び電気掃除機
KR100282221B1 (ko) 바닥용 흡입기구
JP3503867B2 (ja) 電気掃除機およびその吸込口体
JP3457865B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体及び電気掃除機
JP2000300483A (ja) 電気掃除機
JP3457864B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体及び電気掃除機
JPS64209Y2 (ja)
EP0493930A2 (en) Hand-held vacuum cleaner

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070704

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080704

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees