JP2000217140A - 加入者装置及び保守モ―ド設定方法 - Google Patents

加入者装置及び保守モ―ド設定方法

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JP2000217140A
JP2000217140A JP11015302A JP1530299A JP2000217140A JP 2000217140 A JP2000217140 A JP 2000217140A JP 11015302 A JP11015302 A JP 11015302A JP 1530299 A JP1530299 A JP 1530299A JP 2000217140 A JP2000217140 A JP 2000217140A
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Japan
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telephone
hook
specific code
timer
maintenance mode
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JP11015302A
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Toshihisa Kawabata
敏久 川端
Atsushi Nomura
篤志 野村
Tadashi Omori
正 大森
Morio Sugita
守男 杉田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話線に接続された電話機を用いるだけで、
無線固定加入者装置を保守モードに設定することができ
る加入者装置及び保守モード設定方法を提供する。 【解決手段】 無線固定加入者装置1を保守モードに設
定したい場合には、操作者は電話機22をオフフックした
後にメモリ14に記憶されている特定のコードA及び特定
のコードBをダイヤルし、この特定コードAの入力後に
タイマA15とタイマC24が起動され、タイマC24は特定
コードBが入力される時間を測定し、その後にタイマA
15がタイムアウトする前にオンフックしたことが検出さ
れたらタイマB16が起動され、オンフック後に呼出音を
鳴動させ、その後タイマB16がタイムアウトする前にオ
フフックするようにしたら無線固定加入者装置1を保守
モードに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Wireless Local L
oopなどの、電話線で接続された電話機から、無線を介
して電話網に接続された他の電話機と発信、着信を行な
えるようにした加入者装置及び保守モード設定方法に関
し、特に無線固定加入者装置に電話線で接続された電話
機あるいは機器からの遠隔操作により保守モードに設定
されるよう構成したものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の無線固定加入者装置の第
1の構成例を示すブロック図である。図4において無線
固定加入者装置1には、電話線端子12a、12bを備えた電
話線接続端子12が設けられており、2本の電話線21によ
り電話機22と接続されている。アンテナ2は図示しない
電話網に接続された基地局との間で無線電波を送受信す
る。無線部3はアンテナ2より受信した信号を音声信号
に復調し、かつ電話機22からの音声信号を変調してアン
テナ2を介して送受信する。
【0003】受話アンプ4は、無線部3により復調され
た音声信号を増幅する。送話アンプ5は、音声信号を増
幅して無線部3に入力する。4線−2線変換回路6は、
受話アンプ4からの2線と送話アンプ5への2線の合計
4線の信号を電話機22からの電話線2線に変換する。電
流供給回路7は、電話線21に接続された電話機22に電流
を供給する。
【0004】呼出音発生回路10は、電話機22のリンガー
音を鳴動させる呼出音を発生する。リレー8は、スイッ
チ8a及び8bを有し、電話線21の接続を電流供給回路7と
接続した4線−2線変換回路6、または、呼出音発生回
路10に切り替える。電流検出回路9は、電話機22に供給
する電流を監視し、電話機22のオンフックやオフフック
を検出する。DTMF検出回路11は、電話機22がダイヤル発
信時に送出するDTMF信号を検出する。
【0005】制御部13は、無線部3と電流検出回路9と
DTMF検出回路11からの信号により無線部3とリレー8と
呼出音発生回路10を制御して、電話機22が無線を介して
電話網に接続された他の電話機と発信、着信、通話を行
なえるように制御する。メモリ14は、無線固定加入者装
置1の電話番号、ID番号、その他の設定情報を記憶す
る。コネクタ17は、外部の機器と制御部13を接続する。
【0006】次に上記第1の構成の従来例の動作につい
て説明する。図4において、無線基地局を通じて相手電
話機から発信すると、制御部13は無線部3から着信情報
を得る。次に制御部13はリレー8と呼出音発生回路10を
制御して電話機22に呼出音を送出する。電話機22がオフ
フックすると制御部13は電流検出回路9からオフフック
情報を入手しリレー8を制御し、電話機22と相手電話機
の送受信をアンテナ2、無線部3、受話アンプ4、送話
アンプ5、4線−2線変換回路6を通じて接続する。
【0007】このようにして上記従来の無線固定加入者
装置1は、無線を通じて電話網に接続された他の電話機
と、無線固定加入者装置1に電話線21で接続された電話
機22との通話を可能にする。
【0008】このときに制御部13は、メモリ14に記憶さ
れた無線固定加入者装置1の電話番号やID番号を読み出
し、無線基地局との無線リンクの確立に用いる。また、
その他の設定情報により、制御部13は、無線固定加入者
装置1の制御を行なう。
【0009】このようなメモリ14に記憶された電話番
号、ID番号、その他の設定情報は、コネクタ17を介して
接続された外部の機器からの専用のコマンドにより、制
御部13が無線固定加入者装置1を保守モードに設定し、
その後、制御部13と外部の機器との通信により、メモリ
14に記憶された電話番号、ID番号、その他の設定情報の
書き換えを行なうことができる。
【0010】図5は、従来の無線固定加入者装置の第2
の構成例を示すブロック図であり、上記した従来の無線
固定加入者装置の第1の構成例の課題に対して電話線21
を用いて解決を図ったものである。
【0011】すなわち、無線固定加入者装置1には、コ
ネクタ17の代わりにモデム信号検出回路18を備えてい
る。電話線21には、電話機22の代わりに治具23が接続さ
れる。治具23は、モデム信号を送出し、モデム信号検出
回路18は、治具23からのモデム信号を検出し、制御部13
に検出したデータを送出する。
【0012】次に上記第2の構成の従来例の動作につい
て説明する。図5において、無線固定加入者装置1が屋
根裏や屋上など人が触れにくい所に設置されていても、
電話線21を介して電話機22が接続され、電話機22は居間
などに設置されている。電話機22の代わりに治具23を接
続し、治具23からモデム信号を送出する。
【0013】モデム信号検出回路18は、モデム信号を検
出し制御部13に検出したデータを伝える。制御部13は、
治具23からのコマンドにより、無線固定加入者装置1を
保守モードに設定することがでる。その後、制御部13と
治具23との通信により、メモリ14に記憶された電話番
号、ID番号、その他の設定情報の書き換えを行なうこと
ができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の第1の構成
の無線固定加入者装置では、メモリ14に記憶された電話
番号、ID番号、その他の設定情報の書き換えを行なうた
めに無線固定加入者装置1にコネクタ17を設け、外部の
機器と接続しなくてはならないという課題がある。
【0015】無線固定加入者装置1は、通常屋根裏や屋
上など人が触れにくい所に設置されることが多い。その
ため保守モードの設定時には、そのような所に設置され
た無線固定加入者装置1と機器を接続しなくてはならな
いという煩わしさがある。
【0016】また、専用のコネクタ17を備えなくてはな
らないので、コストが高くなるという課題もある。
【0017】上記従来の第2の構成の無線固定加入者装
置1では、保守モードに設定し、治具23と通信を行なう
ために、無線固定加入者装置1にモデム検出回路18を設
けなくてはならず、コストが高くなるという課題があ
る。
【0018】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、無線固定加入者装置1に、コネクタ17、
モデム信号検出回路18などを設けることなく、また、電
話線21に接続された電話機22を用いることで、無線固定
加入者装置1を保守モードに設定されるようにして、メ
モリ14に記憶された電話番号、ID番号、その他の設定情
報を書き換えることを可能とする加入者装置及び保守モ
ード設定方法を提供することを目的とする。
【0019】
【発明を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、無線固定加入者装置1に、第1のタイマ
A、第2のタイマC及び第3のタイマBの3つのタイマ
を設け、制御部13が前記複数個のタイマを制御して、ま
ず第1のタイマでそのタイムアップ時間内に第1の特定
コードを、さらにそのタイムアップ前で第2のタイマの
タイムアップ時間後に第2の特定コードを検出し、さら
にその後にオンフックし、オンフックしてから第3のタ
イマのタイムアップ前にオフフックが検出できたら保守
モードを設定するようにしたものである。
【0020】また、複数個の特定のコードを入力し、特
定のコード照合操作をカウントするカウンタを設け、カ
ウントして規定回数を満たすことで、保守モード設定の
信憑性を高めるようにしている。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の加入者
装置に関する発明は、電話線で接続された電話機から送
出されたダイヤル信号を検出するダイヤル信号検出手段
と、前記電話機に呼出音を送出する呼出音発生手段と、
前記電話機のオフフックとオンフックを検出する検出手
段と、設定情報等を記憶する記憶手段と、オフフック
後、あらかじめ前記記憶手段に記憶されている第1の特
定コード及び第2の特定コードが入力されてからオンフ
ックされるまでの時間を計数する第1のタイマ手段と、
前記第1の特定コードから前記第2の特定コードが入力
されるまでの時間を計測する第2のタイマ手段と、オン
フック後で呼出音鳴動後にオフフックされるまでの時間
を計測する第3のタイマ手段とを備え、前記電話機ある
いは機器からダイヤル信号によって、複数の特定のコー
ドを発生し、この特定のコードを、前記第1乃至第3の
タイマ手段が計測した異なる時間内または時間後に検出
したとき保守モードに設定されることを特徴とする。
【0022】また、請求項2に記載の保守モード設定方
法に関する発明は、オフフック後に記憶手段に記憶され
ている第1の特定コード及び第2の特定コードをダイヤ
ルし、この第1の特定コードの入力後に第1のタイマ手
段と第2のタイマ手段が起動され、前記第2のタイマ手
段は前記第2の特定コードが入力される時間を測定し、
その後に前記第1のタイマ手段がタイムアウトする前に
オンフックしたことが検出されたら第3のタイマ手段が
起動され、オンフック後に呼出音を鳴動させ、その後前
記第3のタイマ手段がタイムアウトする前にオフフック
されるかどうかを検出して、検出された場合に保守モー
ドが設定されることを特徴とする。
【0023】また、請求項3に記載の加入者装置に関す
る発明は、電話線で接続された電話機から送出されたダ
イヤル信号を検出するダイヤル信号検出手段と、前記電
話機に呼出音を送出する呼出音発生手段と、前記電話機
のオフフックとオンフックを検出する検出手段と、設定
情報等を記憶する記憶手段と、特定コード照合操作回数
をカウントするカウンタとを備え、前記電話機あるいは
機器からダイヤル信号によって、複数の特定のコードを
発生し、この特定のコードの照合操作を前記カウンタで
カウントし、所定の照合操作回数を検出したとき保守モ
ードに設定されることを特徴とする。
【0024】また、請求項4に記載の加入者装置に関す
る発明は、請求項3記載の加入者装置において、前記カ
ウンタの特定コードの照合操作回数が規定された回数で
あるときに保守モードに設定されることを特徴とする。
【0025】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0026】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1及び第2の実施の形態を含む加入者装置の構成を示す
ブロック図である。図1において無線固定加入者装置1
には、電話線端子12a、12bを備えた電話線接続端子12が
設けられており、2本の電話線21により電話機22と接続
されている。アンテナ2は、図示しない電話網に接続さ
れた基地局との間で無線電波を送受信する。無線部3は
アンテナ2より受信した信号を音声信号に復調し、かつ
電話機22からの音声信号を変調してアンテナ2を介して
送受信する。
【0027】受話アンプ4は、無線部3により復調され
た音声信号を増幅する。送話アンプ5は、音声信号を増
幅して無線部3に入力する。4線−2線変換回路6は、
受話アンプ4からの2線と送話アンプ5への2線の合計
4線の信号を電話機22からの電話線2線に変換する。電
流供給回路7は、電話線21に接続された電話機22に電流
を供給する。
【0028】呼出音発生回路10は、電話機22のリンガー
音を鳴動させる呼出音を発生する。リレー8は、スイッ
チ8a及び8bを有し、電話線21の接続を電流供給回路7と
接続した4線−2線変換回路6、または、呼出音発生回
路10に切り替える。電流検出回路9は、電話機22に供給
する電流を監視し、電話機22のオンフックやオフフック
を検出する。DTMF検出回路11は、電話機22がダイヤル発
信時に送出するDTMF信号を検出する。
【0029】制御部13は、無線部3と電流検出回路9と
DTMF検出回路11からの信号により無線部3とリレー8と
呼出音発生回路10を制御して、電話機22が無線を介して
電話網に接続された他の電話機と発信、着信、通話を行
なえるように制御する。メモリ14は、無線固定加入者装
置1の電話番号、ID番号、その他の設定情報を記憶す
る。第1のタイマA15、第2のタイマC24および第3の
タイマB16は、制御部13からの指示により規定の時間を
計測する。
【0030】次に第1の実施形態の動作について説明す
る。図1において、無線固定加入者装置1に接続された
電話機22が、無線を通して電話網に接続された他の電話
機と、発信、着信、通話を行なう動作については、上記
した従来の動作と同じであるのでここでは再説しない。
【0031】そこで無線固定加入者装置1を保守モード
に設定するための動作について説明する。操作者は、無
線固定加入者装置1を保守モードに設定したい場合、電
話機22をオフフックした後、特定の第1のコードAをダ
イヤルボタンを押下して送信してその後一定期間空け、
さらに特定の第2のコードBをダイヤルボタンを押下し
て送信し、その後、オフフックした後から一定期間内に
オンフックを行なう。次に、電話機22の呼出音が鳴動す
るので、鳴動後一定期間内にオフフックを行なう。
【0032】無線固定加入者装置1は、オフフック後の
ダイヤルが、メモリ14に記憶されている特定の第1のコ
ードAであり、特定の第1のコードAの入力後第1のタ
イマA15と第2のタイマC24を起動し、第2のタイマC
24がタイムアウト後に特定の第2のコードBが入力され
た後、第1のタイマA15がタイムアウトする前にオンフ
ックされ、次に、リレー8と呼出音発生回路10を制御し
て、呼出音を電話線21に送出し、電話機22を鳴動させ
る。
【0033】呼出音が鳴動後、第3のタイマB16がタイ
ムアウトする前にオフフックされたことを検出した場
合、操作者が無線固定加入者装置1を保守モードにした
いと判断し、無線固定加入者装置1を保守モードに設定
する。
【0034】この動作を図2のフローチャートを用いて
説明する。あらかじめ、例えば第1の特定のコードAを
「123」に、また第2の特定のコードBを「456」
に定め、メモリ14に記憶しておく。
【0035】操作者は、電話機22をオフフックし(ステ
ップ1、図示では鍵括弧内にステップの数字が示されて
いる)、電話機22を使用してダイヤル番号を押下する。
電話機22からDTMF信号が送出され、DTMF信号検出回路11
がその信号を検出し、DTMF信号入力(ステップ2)を制
御部13に伝える。制御部13は、オフフック後のダイヤル
を検出し、第1の特定のコードA「123」かを判断す
る(ステップ3)。第1の特定のコードA「123」で
ない場合は、通常のダイヤル操作と判断し、通常のダイ
ヤル処理(ステップ8)を行なう。第1の特定のコード
A「123」であれば、制御部13は、第1のタイマA1
5、第2のタイマC24を起動する(ステップ4)。
【0036】操作者は、第1の特定のコードA「12
3」を押下後、一定期間を空け、電話機22を使用してダ
イヤル番号を押下する。電話機22からDTMF信号が送出さ
れ、DTMF信号検出回路11がその信号を検出し、DTMF信号
入力(ステップ5)を制御部13に伝える。制御部13は、
ダイヤルを検出し、第2の特定のコードB「456」か
を判断する(ステップ6)。第2の特定のコード「45
6」でない場合は、通常のダイヤル操作と判断し、通常
のダイヤル処理(ステップ8)を行なう。第2の特定の
コードB「456」であれば、第2のタイマC24がタイ
ムアウト後に入力されているか判断し(ステップ7)、
オンフック検出待ちに移行する(ステップ9)。タイム
アウトしていなければ、通常のダイヤル処理(ステップ
8)を行なう。
【0037】操作者は、保守モードに設定したい場合、
すぐに一旦オンフックを行なう。制御部13は、第1のタ
イマA15起動後、オンフックの検出(ステップ9)と、
新たなダイヤルの検出(ステップ10)を、第1のタイマ
A15がタイムアウトするまで行なう(ステップ12)。
【0038】新たなダイヤルが入力されたならば、第1
の特定のコードA「123」、第2の特定のコードB
「456」に続くダイヤルが押下されたと判断し(ステ
ップ10)、通常のダイヤル処理を行なう(ステップ1
4)。また、第1のタイマA15がタイムアウトしたなら
ば(ステップ12)、操作者は保守モードに入る意志がな
いものと判断し、通常のダイヤル処理を行なう(ステッ
プ14)。
【0039】第1のタイマA15がタイムアウトする前に
オンフックを検出する(ステップ9)と、制御部13は、
第3のタイマB16を起動し(ステップ11)、同時に、リ
レー8と呼出音発生回路10を制御して、呼出音を電話線
21に送出し、電話機22を鳴動させる(ステップ13)。
【0040】操作者は、オンフック後電話機22が鳴動し
たならば、すぐにオフフックする。制御部13は、第3の
タイマB16が起動後、オフフックの検出(ステップ15)
を、第3のタイマB16がタイムアウトするまで行なう
(ステップ16)。第3のタイマB16がタイムアウトした
ならば、操作者は保守モードに入る意志がないものと判
断し、待機状態に移行する(ステップ18)。第3のタイ
マB16がタイムアウトする前にオフフックを検出する
(ステップ15)と、保守モードに移行する(ステップ1
7)。
【0041】このように、上記第1の実施形態によれ
ば、制御部13内に複数の時間計測手段として第1のタイ
マA15、第2のタイマC24及び第3のタイマB16を設
け、ダイヤル検出用のDTMF信号検出回路11を兼用し、第
1の特定のコードA「123」、第2の特定のコードB
「456」が入力後にオンフックされるまでの時間を第
1のタイマA15を用いて計測し、第1の特定のコードA
「123」と第2の特定のコードB「456」入力され
る時間を第2のタイマC24で測定し、オンフック後の呼
出音鳴動後にオフフックされるまでの時間を第3のタイ
マB16を用いて計測し、規定時間内であれば、無線固定
加入者装置1を保守モードに設定することができる。そ
の為、コネクタ、モデム信号検出回路等の部品を増やす
ことなく保守モードに設定できるという効果を有する。
【0042】また、保守モードに移行後は、電話機のダ
イヤルを用いて、DTMF信号によるコマンドを送出するこ
とができるので、制御部13はそのコマンドより、メモリ
14に記憶された電話番号、ID番号、その他の設定情報を
書き換えることができる。
【0043】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
形態において、無線固定加入者装置1に接続された電話
機22が、無線を通して電話網に接続された他の電話機
と、発信、着信、通話を行なう動作については、上記し
た従来の動作と同じであるのでここでは再説しない。
【0044】そこで無線固定加入者装置1を保守モード
に設定するための動作について説明する。第2の実施形
態では、第1の実施形態と異なり、オフフック操作(図
3のステップ1)に始まり、途中のオンフック操作(図
3のステップ9)を経てオフフック操作(図3のステッ
プ15)に至るまでを図1に示したカウンタ25でカウント
し、規定回数を満した後に保守モードに移行するもので
ある。
【0045】この動作を図3のフローチャートを用いて
説明する。あらかじめ、例えば第1の特定のコードAを
「123」に、第2の特定のコードBを「456」に定
め、メモリ14に記憶しておく。
【0046】操作者は、電話機22をオフフックし(ステ
ップ1)、電話機22を使用してダイヤル番号を押下す
る。制御部13は、既に保守モード設定中かを判断し(ス
テップ19)、保守モード設定中なら、電話機22からDTMF
信号が送出され、DTMF信号検出回路11がその信号を検出
し、DTMF信号入力(ステップ2)を制御部13に伝える状
態に移行する。
【0047】保守モード設定中でなければ、カウンタ25
を0に設定する(ステップ20)。保守モードへの移行の
ためには、上記した図2に示される第1の実施形態と同
じ操作(ステップ2からステップ16参照)をし、保守モ
ード設定の一連の操作を満たしていれば、操作回数をカ
ウントし、規定回数に満たしているか判断する(ステッ
プ21)。規定回数を満たしていなければ、オフフック待
ち(ステップ1)状態に戻る。規定回数を満たしていれ
ば、保守モードに移行する(ステップ17)。
【0048】このように、第2の実施形態によれば、上
記第1の実施形態の加入者装置にカウンタを追加し保守
モード設定の操作回数をカウントすることで、保守モー
ド設定の信憑性を高めている。
【0049】
【発明の効果】本発明は上記した実施形態の説明から明
らかなように、操作者が加入者装置の電話線に接続され
た電話機をオフフックし、ダイヤル操作し、加入者装置
の制御部が、あらかじめ記憶手段に記憶されている第1
の特定のコード及び第2の特定のコードを第1のタイマ
A15がタイムアウトする前に検出し、さらに第2の特定
のコードを第2のタイマCがタイムアウト後に検出した
後にオンフックし、その後、電話機の呼出音が鳴動後第
3のタイマB16がタイムアウトする前にオフフックする
ことで、加入者装置を保守モードに設定できるので、特
別な装置を用いなくてすむという効果を有する。
【0050】また、加入者装置にコネクタ、検出回路等
を備えなくて良いので、加入者装置の回路構成を簡単に
し、コストを低くすることができるという効果も有す
る。
【0051】また、特定のコード照合操作をカウントす
るカウンタを設け、カウントし規定回数を満たすこと
で、保守モード設定の信憑性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施形態を含む無線
固定加入者装置の構成を示す概略ブロック図、
【図2】本発明の第1の実施形態の動作を説明するため
のフローチャート、
【図3】本発明の第2の実施形態の動作を説明するため
のフローチャート、
【図4】従来の無線固定加入者装置の第1の構成を示す
概略ブロック図、
【図5】従来の無線固定加入者装置の第2の構成を示す
概略ブロック図である。
【符号の説明】
1 無線固定加入者装置 2 アンテナ 3 無線部 4 送話アンプ 5 受話アンプ 6 4線−2線変換回路 7 電流供給回路 8 リレー 9 電流検出回路 10 呼出音発生回路 11 DTMF信号検出回路 12 電話線端子 13 制御部 14 メモリ 15 タイマA(第1のタイマ手段) 16 タイマB(第3のタイマ手段) 17 コネクタ 18 モデム信号検出回路 21 電話線 22 電話機 23 治具 24 タイマC(第2のタイマ手段) 25 カウンタ
フロントページの続き (72)発明者 大森 正 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 杉田 守男 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K042 AA03 BA05 CA02 DA32 EA02 EA10 FA15 JA08 LA13 5K067 AA33 AA42 BB02 DD13 DD16 DD27 FF05 FF27 GG01 GG11 HH07 HH23 HH24 LL08 LL15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話線で接続された電話機から送出され
    たダイヤル信号を検出するダイヤル信号検出手段と、前
    記電話機に呼出音を送出する呼出音発生手段と、前記電
    話機のオフフックとオンフックを検出する検出手段と、
    設定情報等を記憶する記憶手段と、オフフック後、あら
    かじめ前記記憶手段に記憶されている第1の特定コード
    及び第2の特定コードが入力されてからオンフックされ
    るまでの時間を計数する第1のタイマ手段と、前記第1
    の特定コードから前記第2の特定コードが入力されるま
    での時間を計測する第2のタイマ手段と、オンフック後
    で呼出音鳴動後にオフフックされるまでの時間を計測す
    る第3のタイマ手段とを備え、前記電話機あるいは機器
    からダイヤル信号によって、複数の特定のコードを発生
    し、この特定のコードを、前記第1乃至第3のタイマ手
    段が計測した異なる時間内または時間後に検出したとき
    保守モードに設定されることを特徴とする加入者装置。
  2. 【請求項2】 オフフック後に記憶手段に記憶されてい
    る第1の特定コード及び第2の特定コードをダイヤル
    し、この第1の特定コードの入力後に第1のタイマ手段
    と第2のタイマ手段が起動され、前記第2のタイマ手段
    は前記第2の特定コードが入力される時間を測定し、そ
    の後に前記第1のタイマ手段がタイムアウトする前にオ
    ンフックしたことが検出されたら第3のタイマ手段が起
    動され、オンフック後に呼出音を鳴動させ、その後前記
    第3のタイマ手段がタイムアウトする前にオフフックさ
    れるかどうかを検出して、検出された場合に保守モード
    が設定されることを特徴とする保守モード設定方法。
  3. 【請求項3】 電話線で接続された電話機から送出され
    たダイヤル信号を検出するダイヤル信号検出手段と、前
    記電話機に呼出音を送出する呼出音発生手段と、前記電
    話機のオフフックとオンフックを検出する検出手段と、
    設定情報等を記憶する記憶手段と、特定コード照合操作
    回数をカウントするカウンタとを備え、前記電話機ある
    いは機器からダイヤル信号によって、複数の特定のコー
    ドを発生し、この特定のコードの照合操作を前記カウン
    タでカウントし、所定の照合操作回数を検出したとき保
    守モードに設定されることを特徴とする加入者装置。
  4. 【請求項4】 前記カウントの特定コードの照合操作回
    数が規定された回数であるときに保守モードに設定され
    ることを特徴とする請求項3記載の加入者装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100414221B1 (ko) * 2001-04-10 2004-01-07 주식회사 팬택앤큐리텔 N-wll 단말기에서의 pco 인터페이스 기능 시험 방법

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KR100414221B1 (ko) * 2001-04-10 2004-01-07 주식회사 팬택앤큐리텔 N-wll 단말기에서의 pco 인터페이스 기능 시험 방법

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