JP2000217041A - 固体撮像デバイスの部品管理方法 - Google Patents

固体撮像デバイスの部品管理方法

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JP2000217041A
JP2000217041A JP11017035A JP1703599A JP2000217041A JP 2000217041 A JP2000217041 A JP 2000217041A JP 11017035 A JP11017035 A JP 11017035A JP 1703599 A JP1703599 A JP 1703599A JP 2000217041 A JP2000217041 A JP 2000217041A
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JP
Japan
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unit
component management
management information
transfer unit
imaging device
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JP11017035A
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Takashi Misawa
岳志 三沢
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮像デバイスを大型化することなく、実装さ
れた撮像デバイスの部品管理情報の認識が可能な固体撮
像デバイスを提供。 【解決手段】 映像信号電荷を垂直または水平に転送す
る転送部70、84を含む撮像デバイス10は、撮像デバイス
の部品管理情報を画像情報として記録する不揮発性メモ
リ72と、不揮発性メモリから部品管理情報を読み出して
電荷に変換する信号/電荷変換部74とを含み、同一のデ
バイスパッケージ10内に収容する。不揮発性メモリ72か
ら読み出され信号/電荷変換部74により電荷に変換され
た部品管理情報を、転送部70、84により転送して出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラな
どに搭載される固体撮像デバイスの部品管理方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板などに搭載される部品に関
する情報を取得する方法が、従来、いくつか提案されて
いる。本願では、このような部品の仕様(印加電圧、駆
動タイミングなど)、個々の部品の識別についての情報
(製品名、シリアル番号、ロット番号、製造年月日、レ
ビジョン番号など)、および、たとえば固体撮像デバイ
スの画素欠陥などの補正すべき欠陥を記録した欠陥補正
情報を、便宜上まとめて部品管理情報と呼ぶ。たとえば
特開平6-219517 号公報は、基板等に物理的な記憶手段
を搭載し、その内容を読み出すことによって基板等の部
品管理を行おうとするものである。記憶手段としては、
メモリ、ビットスイッチ、トリミング抵抗等が挙げられ
ている。しかし、これらはファクシミリ等、通信装置の
部品管理に限定されている。また特開平7-321442 号公
報には、プリント基板配線上に搭載する部品の近傍に同
部品の部品番号を記載する場所がない場合に、部品から
少し離れた場所に部品番号を表示することを目的とする
ものである。さらに、特公平4-14553号公報には、フレ
ーム蓄積型の固体撮像デバイスでインターレースを行う
ために読み出した画像信号を再度撮像デバイスに戻すも
ので、部品管理情報に関しては考慮されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】固体撮像デバイスの部
品管理情報は、通常、その受光部とは反対の背面に記載
される。しかし、撮像デバイスは基板や放熱板に背面を
密着させて搭載されるため、一旦搭載した後は部品管理
情報を目視により直接に読み取ることは困難である。し
たがって、故障した撮像デバイスの製品番号等によって
復旧措置が異なる故障解析や、印加電圧によって撮像デ
バイスに加える電圧を変えるなどの制御を行う場合に不
便である。搭載後にも目視で確認できる場所に記録すれ
ばよいが、撮像デバイスの場合、搭載後に見える場所は
ほとんどが受光部となるため、記録することができな
い。そこで撮像デバイスの部品管理情報を、ROM (Read-
Only Memory)に記録して撮像デバイスと別に基板上に搭
載することが考えられるが、ROM に記録された情報を読
み出すにはアドレス線等の接続線が必要であり、シリア
ルROM を使用しても、接続線が3本必要となる。その結
果、撮像デバイスの端子数が多くなり、撮像デバイスが
大型化してしまう。
【0004】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、搭載された状態で固体撮像デバイスの部品管理情報
を知ることが可能であり、それによって撮像デバイスが
大型化することのない撮像デバイスの部品管理方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、まず、以下の要素を含む固体撮像デバイ
スを用意する。固体撮像デバイスに含まれるのは、受光
部、転送部、出力部、記憶部、信号/電荷変換部および
パッケージである。受光部は撮像により映像信号電荷を
生成する。転送部は映像信号電荷を転送する。出力部は
転送部からの映像信号電荷を対応する電気信号として出
力する。記憶部は画像情報を半固定的に保持する。信号
/電荷変換部は記憶部および転送部に接続され、記憶部
から読み出される画像情報を対応する電荷に変換し、転
送部から電荷として入力される部品管理情報を対応する
電気信号に変換して記憶部へ送る。そしてパッケージ
は、少なくとも受光部、転送部、出力部、記憶部および
信号/電荷変換部を収容する。
【0006】本発明によれば、記憶部に撮像デバイスの
部品管理情報を画像情報として書き込み、書き込まれた
部品管理情報を記憶部から信号/電荷変換部を通して転
送部に電気信号として読み出す。さらに、読み出された
電気信号を転送部を通して転送し、映像信号として出力
部から出力する。
【0007】本発明によれば、転送部は垂直転送部およ
び水平転送部で構成することとしてよく、部品管理情報
を垂直転送部へ読み出し、垂直転送部を通して水平転送
部に転送するように構成してよい。この場合、垂直転送
部を介さず、直接に水平転送部に転送してもよい。転送
した部品管理情報は水平転送部により転送して撮像デバ
イスから出力する。
【0008】本発明によれば、記憶部に部品管理情報を
書き込むために、以下の方法によることとしてもよい。
すなわち、まず、部品管理情報を撮像して垂直転送部に
蓄積する。そして、蓄積された部品管理情報は垂直転送
部により信号/電荷変換部に逆転送し、部品管理情報を
信号/電荷変換部により電気信号に逆変換して記憶部に
書き込む。また、読み出しを垂直転送部を介さずに直接
に水平転送部を使用して行う構成を採る場合は、書き込
み用に蓄積された部品管理情報は垂直転送部を通して水
平転送部に転送し、水平転送部において信号/電荷変換
部に逆転送して信号/電荷変換部に送り、逆変換して記
憶部に書き込むこととしてよい。さらに、上記の2通り
の方法に代えて、撮像デバイスのパッケージを密封する
前に、記憶部にROM ライタを接続して書き込みを行って
もよい。
【0009】本発明によれば、垂直転送部は被写界から
の入射光を光電変換して映像信号電荷を生成する光電変
換領域および入射光から常時遮光された光学的黒画素領
域で構成してもよい。その場合、部品管理情報を光学的
黒画素領域へ読み出し、部品管理情報電荷が映像信号電
荷と重ならないように光電変換領域をシャッタにより遮
光して転送を行うこととしてよい。また、光電変換領域
を使用して読み出しを行う場合は、光電変換領域をシャ
ッタにより遮光して読み出しを行い、部品管理情報電荷
が映像信号電荷と重ならないように光電変換領域をシャ
ッタにより遮光したまま転送を行うこととしてよい。
【0010】本発明によれば、撮像デバイスは、光電変
換を行う複数の受光素子を受光部に含み電荷の転送を行
う複数の転送セルを垂直転送部に含むインターライン転
送CCD としてもよい。その場合、部品管理情報を読み出
す時は、シャッタによる遮光に代えて、受光素子から転
送セルへのゲートを閉じることにより、部品管理情報電
荷が映像信号電荷と重ならないように転送を行うことと
してよい。
【0011】本発明によれば、撮像デバイスは、そのパ
ッケージに、さらに、制御部と、記録媒体と、表示手段
と、プロセッサとを含めてもよい。制御部は、転送部に
おける転送および記憶部に対する情報の書き込み・読み
出しを制御する。記録媒体および表示手段は、部品管理
情報の出力用である。そしてプロセッサは、記録媒体に
記録された部品管理情報を画像認識する機能を果たす。
【0012】以上のように構成し、部品管理情報を記憶
部に書き込む場合は、撮像により画像として書き込み、
または、固体撮像デバイスが密封される前にROM ライタ
などを用いて書き込む。そして書き込まれた情報を、映
像信号電荷転送用の転送部を使用して読み出し、目視ま
たは画像認識により確認する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる固体撮像デバイスの実施例を詳細に説明する。各図
において、本発明の理解に直接関係のない要素は省略し
てある。
【0014】本発明の固体撮像デバイス10は、図10に例
示するデジタルカメラ12などの撮像装置に配置する。デ
ジタルカメラ12には、光学系として、被写体の光学像を
撮像デバイス10の受光面上に結像させるレンズ14と、焦
点合わせ用の絞り16と、入射光を遮光するシャッタ18と
が含まれる。カメラ12にはさらに撮像デバイス10が含ま
れ、撮像デバイス10は、光学系を介して入射された入射
光を受光して光電変換により映像信号を生成する。
【0015】さらにカメラ12には、信号処理系として、
アナログ信号処理部20と、A/D コンバータ22と、デジタ
ル信号処理部24とが含まれる。アナログ信号処理部20
は、撮像デバイス10の1フレーム中に格子状に並んだ画
素に対応するアナログ映像信号のうち、たとえば各偶数
ラインに属する画素と各奇数ラインに属する画素とが交
互に転送される場合、それらを順序正しく合成して、1
画面をラスタ走査した場合と同様の順序で送出する。A/
D コンバータ22は、このようにして送出されたアナログ
映像信号を判別値によって2値化するA/D 変換を行う。
デジタル信号処理部24は、A/D 変換によりデジタル化さ
れた映像信号をフレームごとにフォーマットする。
【0016】信号処理系に続いて、カメラ12にはメモリ
26が含まれ、メモリ26は、フレーム化されたデジタル映
像信号を記録する。このようにして記録されたデジタル
映像信号を出力するため、カメラ12には一方の出力系と
して、圧縮伸長部28と、メモリカード30とが含まれる。
圧縮伸長部28は出力装置用に画像を圧縮伸長する機能を
果たし、メモリカード30は圧縮伸長部28によって圧縮伸
長された画像の出力用記録媒体である。また他方の出力
系として、カメラ12には、メモリ26にフレームごとに記
録された画像をD/A 変換するD/A コンバータ32と、D/A
変換されたアナログ画像出力用の液晶モニタ34とが含ま
れる。
【0017】またカメラ12には、撮像動作制御用のコン
トロール回路40が含まれる。コントロール回路40は、レ
ンズ14、絞り16およびシャッタ18などの光学系ならびに
アナログ信号処理部20を制御する。またコントロール回
路40は、自身の動作モード(書き込みモード、読み出し
モードおよび再生モード)に応じて、固体撮像デバイス
に様々な転送パルスを与える。各動作モードの動作につ
いては後述するが、書き込みモードは、CCD が出荷され
る前に工場技術者にのみ許可される、部品管理情報をRO
M 部に書き込むモードであり、読み出しモードは、書き
込まれた部品管理情報を単独で読み出すモードであり、
再生モードは、書き込まれた部品管理情報を映像信号電
荷の転送に便乗して映像信号電荷の出力と同時に読み出
すモードである。これらのモードに従ってコントロール
回路40が固体撮像デバイスに与えるパルスは、映像信号
電荷を出力方向に転送する垂直転送パルス36および水平
転送パルス38、または、映像信号電荷を出力方向とは逆
方向に転送する垂直逆転送パルス36および水平逆転送パ
ルス38である。
【0018】さらにカメラ12には、撮像動作、信号処理
および映像出力の全体制御用のCPU(Central Processing
Unit) 42が含まれる。CPU 42は、カメラ12に備えられ
た所定のボタン(図示しない)と連動する構成とするこ
とができる。CPU 42は、コントロール回路40、デジタル
信号処理部24、メモリ26および圧縮伸長部28を制御す
る。とくにコントロール回路40に対しては、カメラの使
用者のボタン操作により、前記の動作モードを切り替え
ることができる。そしてカメラ12には、電源系として、
1次または2次電池による電源44と、各ブロックへ電源
を供給する電源コントロール回路46とが含まれる。なお
図示の便宜上、電源コントロール回路46からの電源線を
逐一示すことはしない。
【0019】本発明の固体撮像デバイス10は、図2に示
すように、デバイスパッケージ10の背面50を密着させた
状態でプリント配線基板52上等に搭載される。撮像デバ
イスはセラミックまたはプラスチックなどのパッケージ
内部に収納され、受光を行う表面を保護ガラスなどの透
明素材56で覆われる。また、制御信号入力用の金属端子
58を有する。このように搭載される撮像デバイス10の背
面50は外部からは見えないが、背面50には図3に例示す
る部品管理情報が表示される。それらはたとえば製品番
号60、レビジョン番号62、シリアル番号64などである。
【0020】図1に、本発明による固体撮像デバイスの
第1の実施例のブロック図を示す。撮像デバイスパッケ
ージ10には、外部から受信した垂直転送パルス36を受光
部70に入力するとともにROM 部72および信号/電荷変換
回路74に、信号の転送タイミングを指示する制御パルス
76を送信するタイミング制御部78を含む。
【0021】撮像デバイス10には、撮像デバイスの部品
管理情報を記録するROM 部72と、電気信号として入力さ
れた部品管理情報を1ラインずつ電荷に変換する複数の
信号/電荷変換回路74とが含まれる。ROM 部72は制御パ
ルス76に応じて部品管理情報を担持した電気信号をバス
80で結線された信号/電荷変換回路74へ送出し、信号/
電荷変換回路74は電荷に変換した部品管理情報をバス81
で結線された受光部70へ送出する。
【0022】また撮像デバイス10には、フルフレームCC
D による受光部70と、1ラインの水平転送部84と、出力
アンプ部86とが含まれる。受光部70は光電変換により電
荷を蓄積し、タイミング制御部78を経由する垂直転送パ
ルス36に応じて電荷の転送を行う。水平転送部84は、外
部から受信した水平転送パルス38に応じて受光部70から
ラインシフトされた電荷82を水平方向に転送して出力す
る。そして出力アンプ部86は、出力電荷の増幅を行う。
【0023】なお図示していないが、タイミング制御部
78、ROM 部72および信号/電荷変換回路74は撮像デバイ
ス10の他の部分の電源と同じ電圧で動作し、たとえば出
力アンプ部86から電源を供給される。したがって、別個
の電源線を必要としない。
【0024】撮像デバイス10を図8にさらに詳細に示
す。図8ではバス結線等の接続線は便宜上省略してあ
る。ROM 部72は、データを直接書き込むための書き込み
用端子を備え、製造段階で記録データをマスクに組み込
むマスクROM 、ユーザがROM ライタなどを使用して書き
込み可能なPROM (Programmable ROM) 、ユーザによる書
き込みのほか、必要に応じてデータの消去もできるEPRO
M (Erasable PROM) など、任意の不揮発性メモリとする
ことができる。ROM 部72は、簡略化のため図8では8ビ
ットで1ラインのビット列として示されているが、記録
すべき部品管理情報の量に応じて、ビット数やライン数
を増加させることができ、数ライン〜20ライン程度の大
きさとしてよく、さらにライン数を増やすこともでき
る。一方、ROM部72のビット数に対応した数の信号/電
荷転送回路74が備えられる。
【0025】図8に示す受光部70はフルフレームCCD で
あり、被写界からの入射光に応じて、それ自体が光電変
換を行い、蓄積された映像信号電荷を垂直に順次転送す
る垂直転送セルを含む。また受光部70は図7に詳細に示
すように、マスクにより常に遮光された光学的黒画素領
域90(オプティカル・ブラック領域。以下OB領域とい
う)と、その内部にあり、入射光の取り入れが十分に確
保されないため、光電変換を行うがそれ自身の蓄積する
電荷は映像としては利用されない無効画素領域92と、さ
らにその内部にあって受光を行い、有効な映像信号電荷
を蓄積する有効画素領域94とに分類される。受光部70
は、本実施例では約140 万画素であり、光が入射する領
域92、94は約130 万画素である。また水平転送部84は図
8に示す通り、受光部70の水平方向に配列されるセルと
同数のセルで構成される1ラインの電荷転送路である。
【0026】このように構成した本実施例の動作を以下
に説明する。まず、図1のROM 部72に部品管理情報を書
き込む動作を説明する。部品情報の書き込みは、撮像デ
バイス10の受光部70を覆う保護ガラスを取り付ける前
の、図2に示したデバイスパッケージ10を密封していな
い状態で行う。保護ガラスが取り付けられていないた
め、図1のROM 部72に直接ROM ライタ(図示しない)を
接続し、書き込みを行うことができる。
【0027】また、パッケージ10を密封した後であって
も、受光部70を利用して部品管理情報をROM 部72に書き
込むことができるように構成してもよい。この場合の書
き込みは、固体撮像デバイスの出荷前に工場技術者にの
み許可される書き込みモードの下で、逆転送により行な
われる。あらかじめタイミング制御部78には、ROM 部72
への書き込みを指示する垂直逆転送パルスを記憶させて
おく。書き込みは以下の手順で行う。まず部品管理情報
を表示した被写体を撮像して、図4に示すように受光部
70の有効画素領域に書き込みたい情報を投射する。次に
書き込みモード下にある図10のコントロール回路40によ
り、撮像デバイス10へ、すなわち図1に示すタイミング
制御部78へ垂直転送パルスの代わりに垂直逆転送パルス
36を与える。このようにして、図5に示すように、受光
部70に蓄積された映像信号電荷を、順次逆転送する。逆
転送された電荷は、図6に示すように信号/電荷変換回
路74を介して電気信号に逆変換され、ROM 部72に転送さ
れる。一方、受光部70のうち、有効画素領域に投射され
た情報のみを記録するため、図1に示す書き込み制御信
号110 をコントロール回路40からROM 部72に与える。こ
のようにして、認識可能なビットマップとして情報をRO
M 部72に記録する。
【0028】次に、書き込まれた部品管理情報をROM 部
72から読み出す動作について説明する。読み出し動作
は、通常の映像信号電荷の出力と同時に、再生モードで
行なうことができる。以下のように部品管理情報の読み
出しを行う。図10のコントロール回路40によりシャッタ
18を開き、図7の有効画素領域94および無効画素領域92
のセルへ、光電変換により映像信号電荷を蓄積するのと
同時に、図1のタイミング制御部78は制御パルス76をRO
M 部72および信号/電荷変換回路74に与える。これによ
り、ROM 部72から信号/電荷変換回路74を介して、部品
管理情報の最初の1ラインの電荷を、図7のOB領域90に
属する1ラインの垂直転送路114 (図8に図示)へ転送
する。
【0029】図10のコントロール回路40はシャッタ18を
閉じて遮光した後、図1のタイミング制御部78を介して
受光部70へ垂直転送パルス36を送り、タイミング制御部
78は垂直転送が1ライン行われるたびに、制御パルス76
をROM 部72および信号/電荷変換回路74に与え、部品管
理情報を1ラインずつ順次、OB領域90に属する1ライン
の転送路114 へ転送する。これは部品管理情報の逆転送
によるROM 部72への書き込みと逆の工程を経るため、逆
転送の様子を説明した図4〜図6において、図6から図
5を経て図4に示す状況へと電荷を転送する。
【0030】このようにして、すべての映像信号電荷を
図8に示すように水平転送部84にラインシフトして出力
した後、受光部70内を転送された後続の部品管理情報を
1ラインずつ水平転送部84にラインシフトし、外部への
出力端子116 へ出力する。本実施例では部品管理情報を
読み込む領域として、図7に示すOB領域90を使用する
が、OB領域90は常に遮光されているため、図10のシャッ
タ18による遮光と関係なく、撮像と同時に映像信号と重
なることなく部品管理情報を読み出すことができる。
【0031】再生モードでは、部品管理情報は、受光を
実際に行う図7の有効画素領域94または無効画素領域92
に読み出すこともできる。この場合は映像信号電荷を垂
直転送路に蓄積した後、図10のシャッタ18を閉じて遮光
を行い、図1に示すように垂直転送パルス36を受光部70
に与えて、映像信号電荷のみを1ライン分、転送する。
そして有効画素領域94または無効画素領域92の最上部
に、映像信号電荷の転送が行われた後の1ライン分の隙
間が生じると、当該ラインに部品管理情報を読み出し、
上記と同様に垂直転送を順次行う。この場合は、映像信
号電荷の転送中に光がかぶるのを防止するために使用す
る図10のシャッタ18を、部品管理情報を図7の受光部70
の有効画素領域94または無効画素領域92に読み出す際
に、映像信号電荷と重ならないようにするために利用す
ることとなる。
【0032】以上の実施例では、図8に示すごとく、受
光部70の水平方向の幅と同一の長さのROM 部72および信
号/電荷変換回路74を備え、受光部70の幅の全長にわた
って部品管理情報の書き込み・読み出しを行うが、必ず
しも受光部70の幅の全長を使用する必要はなく、ROM 部
72および信号/電荷変換回路74を受光部70の幅以下の長
さとし、受光部70の幅の一部を利用して部品管理情報の
書き込み・読み出しを行ってもよい。
【0033】映像信号と同様に、水平転送部84へ到達し
た部品管理情報は、出力アンプ部86により再び電圧とし
て端子116 から出力する。このようにして固体撮像デバ
イスから出力され、図10のアナログ信号処理部20を介し
て転送されたこの出力電圧を、A/D コンバータ22によ
り、図9に示すように、判別値118 を用いて2値化し、
再びROM 部72に記録されていた時と同じ内容のビット列
とする。
【0034】その後、図10のデジタル信号処理部24にお
いてフォーマットし、ROM 部72への記録と同様にフレー
ムとして部品管理情報をメモリ26に記録する。記録した
情報の確認は、D/A コンバータ32によりD/A 変換した後
に液晶モニタ34などの画像ディスプレイに表示して目視
により行うか、圧縮伸長部28による補正を行った後、メ
モリカード30に記録し、デジタルカメラ12などの撮像装
置内で画像認識してもよい。図10においては、デジタル
カメラ12内のCPU 42またはデジタル信号処理回路24によ
り画像認識を行う。その場合、画像認識結果として格段
に情報量の少ない文字情報のみをメモリ26に記録してお
いてもよい。
【0035】上記の実施例においては、部品管理情報を
受光部70内で転送する場合、映像信号の読み出しと同時
に行う再生モードでの動作を説明したが、部品管理情報
のみを独立に読み出す読み出しモード下でも読み出し可
能である。読み出しモードの場合も、部品管理情報の転
送方法は第1の実施例と同様に、OB領域90に読み出す場
合には直接に読み出し、有効画素領域94または無効画素
領域92に読み出す場合にはシャッタ18を閉じて読み出
す。
【0036】また本実施例では説明の便宜のため、シャ
ッタ18を備えたフルフレームCCD を受光部70として用い
るが、シャッタに代えて、図4〜図6に示すごとく1フ
レーム分の電荷を蓄積できる常時遮光された蓄積部120
を備え、蓄積部に1フレーム分の電荷を素早く転送し、
光がかぶるのを回避するフレーム転送CCD を有する構成
とすることもできる。さらに、インターライン転送CCD
を適用した構成としてもよい。また全画素同時読み出し
型インターライン転送CCD の場合は、シャッタによる遮
光に代えて、ホトダイオードなどの受光素子から垂直転
送セルへのゲートへ与えるフィールドシフトパルスを制
御することによりゲートの開閉を行えばよい。
【0037】次に、本発明による固体撮像デバイスの第
2の実施例について図11を参照して説明する。各図中、
同一符号は第1の実施例と同一あるいは互いに相当する
要素を表す。第2の実施例における撮像デバイス150 で
は、第1の実施例で使用した1ラインを一括して読み出
せるROM 部72と、読み出された信号を一括して変換する
1ライン分の複数の信号/電荷変換回路74とに代えて、
図13に示すように、部品管理情報を記録し、外部からの
水平転送パルス38に応じて信号を水平転送するシリアル
ROM 部152 と、シリアルROM 部152 からの電気信号を信
号/電荷変換し、外部からの水平転送パルス38に応じて
電荷を水平転送部84へ水平転送する単一の信号/電荷変
換回路154 とが設けられ、水平転送部に直接接続されて
いる。そして撮像デバイス150 は受光部70、水平転送部
84、および出力アンプ部86の他は、信号/電荷変換回路
154 のみを含む。
【0038】本実施例の場合、タイミング制御部78はシ
リアルROM 部152 に、水平転送の可否を決定する制御パ
ルス156 を与える。その他の受光部70、水平転送部84お
よび出力アンプ部86については図1に示す第1の実施例
と同様の構成でよい。なお図では省略しているが、タイ
ミング制御部78、シリアルROM 部152 および信号/電荷
変換回路154 はデバイス10の他の部分の電源と同じ電圧
で動作し、たとえば出力アンプ部86から電源を供給さ
れ、別個の電源線を必要としない点でも第1の実施例と
同様である。
【0039】本実施例の要素のうち、撮像デバイス150
とシリアルROM 部152 とについて、図12にさらに詳細に
示す。シリアルROM 部152 は、第1の実施例におけるRO
M 部と同様に、マスクROM 、PROM (Programmable ROM)
、EPROM (Erasable PROM) など、任意の不揮発性メモ
リとすることができる。シリアルROM 部152 は1ライン
のメモリセルで構成され、簡略化のため図12では8ビッ
トの長さを有するが、記録すべき部品管理情報の量に応
じて、可変長である。また信号/電荷変換回路154 は第
1の実施例と異なり、1つでよい。その他の受光部70等
は第1の実施例と同様の構成でよい。
【0040】このように構成した本実施例の動作を以下
に説明する。まず、図11のシリアルROM 部152 に部品管
理情報を書き込む動作を説明する。部品情報の書き込み
は、第1の実施例と同様に、撮像デバイス150 の受光部
を覆う保護ガラスを取り付ける前の、パッケージ10を密
封していない状態で行う。保護ガラスが取り付けられて
いないため、シリアルライタ(図示しない)から、シリ
アルROM 部に3本の接続線(制御線、データ線およびク
ロック線)を直接接続し、書き込みを行う。
【0041】また、パッケージ10を密封した後であって
も、受光部70を利用して部品管理情報をシリアルROM 部
152 に書き込むことができるように構成してもよい。こ
の場合は、第1の実施例と同様に書き込みモードの下
で、逆転送により行われる。書き込みは以下の手順で行
う。まず部品管理情報を表示した被写体を撮像して、受
光部70の有効画素領域に書き込みたい情報を投射する。
次に書き込みモード下にある図10のコントロール回路40
から撮像デバイス150 へ、すなわち図11に示す水平転送
部84へ水平転送パルスに代えて水平逆転送パルス38を与
える。このようにして水平転送部84に到達した映像信号
電荷を水平逆転送する。順次逆転送された電荷は、信号
/電荷変換回路154 を介して電気信号に逆変換し、第1
の実施例と同様に、シリアルROM 部152 に記録する。す
なわち、シリアルROM 部152 に書き込み制御信号110 を
コントロール回路40から入力するための端子を撮像デバ
イス150 に設け、書き込み制御信号110 を与えて、認識
可能なビットマップとして情報を記録する。
【0042】次に、書き込まれた部品管理情報をシリア
ルROM 部152 から読み出す動作について図11および図12
を再び参照して説明する。映像信号と同時に部品管理情
報を読み出す場合は、第1の実施例と同様に、再生モー
ド下で、映像信号を水平転送部84から出力した後、図11
のタイミング制御部78からシリアルROM 部152 に制御パ
ルス156 を与えて、シリアルROM 部152 および信号/電
荷変換回路154 に外部から与えられる水平転送パルス38
を有効にする。このようにしてシリアルROM 部152 から
信号/電荷変換回路154 を経て水平転送部84へ部品管理
情報を転送し、出力アンプ部86から出力する。このよう
に映像信号電荷と同時に部品管理情報を読み出すほか、
第1の実施例と同様に、読み出しモード下で、部品管理
情報のみを単独に読み出してもよい。また出力後の情報
の認識方法については第1の実施例と同様でよい。
【0043】以上、第1および第2の実施例を用いて本
発明を説明した。ROM 部またはシリアルROM 部に記録さ
れる部品管理情報は、これらの実施例では図3に示した
製品番号などのビットマップイメージであるが、部品管
理情報はこれらの情報に限定されるものではなく、ま
た、情報はビットマップに限らず、他の任意の方法で符
号化して記録してよい。
【0044】
【発明の効果】このように本発明によれば、固体撮像デ
バイスを搭載した状態で部品管理情報の読み出しが可能
である。これにより、固体撮像デバイスの駆動方法や受
光素子に加える電圧を変化させることができ、得られる
欠陥補正情報により欠陥補正も容易となる。また、部品
管理情報を記録したメモリとメモリに対する読み出し・
書き込み用の制御部とを固体撮像デバイスのパッケージ
内に含み、撮像デバイスの映像信号が読み出されるのと
同じ転送路により部品管理情報を読み出すことができる
ため、撮像デバイスの端子の増加を最小限とすることが
でき、撮像デバイスが大型化しない。特に、水平転送部
のみを使用して部品管理情報の転送を行う場合は、信号
/電荷変換部は1つで済み、より小型化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固体撮像デバイスの第1の実施例
を示すブロック図である。
【図2】固体撮像デバイスの実装例を示す図である。
【図3】部品管理情報を例示する図である。
【図4】第1の実施例の書き込み方式の始期における状
態を示す模式図である。
【図5】第1の実施例の書き込み方式の途中経過を示す
模式図である。
【図6】第1の実施例の書き込み方式の終期における状
態を示す模式図である。
【図7】固体撮像デバイスの受光部の例を示す図であ
る。
【図8】第1の実施例の固体撮像デバイスのROM 部に記
録された情報が出力される様子を示す図である。
【図9】本発明において出力された部品管理情報の信号
波形の例を示す図である。
【図10】本発明による部品管理システムを適用したデ
ジタルカメラの実施例を示すブロック図である。
【図11】本発明による固体撮像デバイスの第2の実施
例を示すブロック図である。
【図12】第2の実施例の固体撮像デバイスのシリアル
ROM 部に記録された情報が出力される様子を示す図であ
る。
【符号の説明】
10、150 固体撮像デバイス 70 受光部 72 ROM 部 74、154 信号/電荷変換回路 78 タイミング制御部 84 水平転送部 152 シリアルROM 部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像により映像信号電荷を生成する受光
    部と、該映像信号電荷を転送する転送部と、該転送部か
    らの前記映像信号電荷を対応する電気信号として出力す
    る出力部と、画像情報を半固定的に保持する記憶部と、
    該記憶部および前記転送部に接続され、前記記憶部から
    読み出される画像情報を対応する電荷に変換し、前記転
    送部から電荷として入力される部品管理情報を対応する
    電気信号に変換して前記記憶部へ送る信号/電荷変換部
    と、少なくとも前記受光部、転送部、出力部、記憶部お
    よび信号/電荷変換部を収容するパッケージとを含む固
    体撮像デバイスを用意する工程と、 前記記憶部に前記撮像デバイスの部品管理情報を前記画
    像情報として書き込む書き込み工程と、 該書き込まれた部品管理情報を前記記憶部から前記信号
    /電荷変換部を通して前記転送部に電気信号として読み
    出す読み出し工程と、 該読み出された電気信号を前記転送部を通して転送し、
    映像信号として前記出力部から出力する転送・出力工程
    とを含むことを特徴とする固体撮像デバイスの部品管理
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記転
    送部は垂直転送部および水平転送部で構成され、前記読
    み出し工程では、前記部品管理情報を前記垂直転送部へ
    読み出し、前記転送・出力工程は、 前記部品管理情報を前記垂直転送部を通して前記水平転
    送部に転送する読み出し用垂直転送工程と、 該転送された部品管理情報を前記水平転送部により転送
    して前記撮像デバイスから出力する水平転送工程とを含
    むことを特徴とする固体撮像デバイスの部品管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、前記転
    送部は垂直転送部および水平転送部で構成され、前記読
    み出し工程では、前記部品管理情報を前記水平転送部へ
    読み出し、前記転送・出力工程では、前記部品管理情報
    を前記水平転送部により転送して前記撮像デバイスから
    出力することを特徴とする固体撮像デバイスの部品管理
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の方法において、前記書
    き込み工程は、 前記部品管理情報を撮像して前記垂直転送部に蓄積する
    撮像工程と、 該蓄積された部品管理情報を前記垂直転送部により前記
    信号/電荷変換部に逆転送する垂直逆転送工程と、 該逆転送された部品管理情報を前記信号/電荷変換部に
    より電気信号に逆変換して前記記憶部に書き込む逆変換
    工程とを含むことを特徴とする固体撮像デバイスの部品
    管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の方法において、前記書
    き込み工程は、 前記部品管理情報を撮像して前記垂直転送部に蓄積する
    撮像工程と、 該蓄積された部品管理情報を前記垂直転送部を通して前
    記水平転送部に転送する書き込み用垂直転送工程と、 該転送された部品管理情報を前記水平転送部により前記
    信号/電荷変換部に逆転送する水平逆転送工程と、 該逆転送された部品管理情報を前記信号/電荷変換部に
    より電気信号に逆変換して前記記憶部に書き込む逆変換
    工程とを含むことを特徴とする固体撮像デバイスの部品
    管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項2または3に記載の方法におい
    て、前記書き込み工程は、前記撮像デバイスのパッケー
    ジを密封する前に、前記記憶部にROM ライタを接続して
    行うことを特徴とする固体撮像デバイスの部品管理方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項2または4に記載の方法におい
    て、前記垂直転送部は被写界からの入射光を光電変換し
    て映像信号電荷を生成する光電変換領域および該入射光
    から常時遮光された光学的黒画素領域で構成され、前記
    読み出し工程では、前記部品管理情報を前記光学的黒画
    素領域へ読み出し、前記読み出し用垂直転送工程では、
    部品管理情報電荷が映像信号電荷と重ならないように前
    記光電変換領域をシャッタにより遮光して転送を行うこ
    とを特徴とする固体撮像デバイスの部品管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項2または4に記載の方法におい
    て、前記垂直転送部は被写界からの入射光を光電変換し
    て映像信号電荷を生成する光電変換領域および該入射光
    から常時遮光された光学的黒画素領域で構成され、前記
    読み出し工程では、前記光電変換領域をシャッタにより
    遮光して前記部品管理情報を前記光電変換領域へ読み出
    し、前記読み出し用垂直転送工程では、部品管理情報電
    荷が映像信号電荷と重ならないように前記光電変換領域
    をシャッタにより遮光したまま転送を行うことを特徴と
    する固体撮像デバイスの部品管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の方法におい
    て、前記撮像デバイスは、光電変換を行う複数の受光素
    子を前記受光部に含み電荷の転送を行う複数の転送セル
    を前記垂直転送部に含むインターライン転送CCD であ
    り、前記読み出し工程では、前記シャッタによる遮光に
    代えて、前記受光素子から前記転送セルへのゲートを閉
    じることにより、前記部品管理情報電荷が映像信号電荷
    と重ならないように転送を行うことを特徴とする固体撮
    像デバイスの部品管理方法。
  10. 【請求項10】 撮像により映像信号電荷を生成する受
    光部と、 該映像信号電荷を転送する転送部と、 該転送部からの前記映像信号電荷を対応する電気信号と
    して出力する出力部とを含む固体撮像デバイスにおい
    て、該撮像デバイスはさらに、 該撮像デバイスの部品管理情報を画像情報として半固定
    的に保持する記憶部と、 該記憶部および前記転送部に接続され、前記記憶部から
    読み出される前記部品管理情報を対応する電荷に変換
    し、前記転送部から電荷として入力される部品管理情報
    を対応する電気信号に変換して前記記憶部へ送る信号/
    電荷変換部と、 前記転送部における転送および前記記憶部に対する情報
    の書き込みおよび読み出しを制御する制御部と、 少なくとも前記受光部、転送部、出力部、記憶部および
    信号/電荷変換部を収容するパッケージとを含み、 前記制御部は、前記転送部、記憶部および信号/電荷変
    換部を制御して、該記憶部から前記部品管理情報を読み
    出し、該読み出された部品管理情報を前記信号/電荷変
    換部、転送部および出力部を通して電気信号として出力
    させることを特徴とする固体撮像デバイス。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の固体撮像デバイスに
    おいて、前記転送部は垂直転送部および水平転送部で構
    成され、前記信号/電荷変換部は前記垂直転送部に接続
    され、前記部品管理情報は、前記垂直転送部および水平
    転送部を経て転送され出力されることを特徴とする固体
    撮像デバイス。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の固体撮像デバイスに
    おいて、前記転送部は垂直転送部および水平転送部で構
    成され、前記信号/電荷変換部は前記水平転送部に接続
    され、前記部品管理情報は、前記水平転送部を経て転送
    され出力されることを特徴とする固体撮像デバイス。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載の固体撮像デバイスに
    おいて、前記垂直転送部は被写界からの入射光を光電変
    換して映像信号電荷を生成する光電変換領域および該入
    射光から常時遮光された光学的黒画素領域で構成され、
    前記部品管理情報は前記光学的黒画素領域へ読み出さ
    れ、部品管理情報電荷は映像信号電荷と重ならないよう
    にシャッタにより遮光された前記光電変換領域により転
    送されることを特徴とする固体撮像デバイス。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載の固体撮像デバイスに
    おいて、前記垂直転送部は被写界からの入射光を光電変
    換して映像信号電荷を生成する光電変換領域および該入
    射光から常時遮光された光学的黒画素領域で構成され、
    前記部品管理情報はシャッタにより遮光された前記光電
    変換領域に読み出され、部品管理情報電荷は映像信号電
    荷と重ならないように前記遮光されたままの前記光電変
    換領域により転送されることを特徴とする固体撮像デバ
    イス。
  15. 【請求項15】 請求項13または14に記載の固体撮像デ
    バイスにおいて、該撮像デバイスは、光電変換を行う複
    数の受光素子が前記受光部に含まれ電荷の転送を行う複
    数の転送セルが前記垂直転送部に含まれるインターライ
    ン転送CCD であり、前記シャッタによる遮光に代えて、
    前記受光素子から前記転送セルへのゲートが閉じられる
    ことにより、前記部品管理情報電荷は映像信号電荷と重
    ならないように垂直転送されることを特徴とする固体撮
    像デバイス。
  16. 【請求項16】 撮像により映像信号電荷を生成する受
    光部と、該映像信号電荷を転送する転送部と、該転送部
    からの前記映像信号電荷を対応する電気信号として出力
    する出力部と、画像情報を半固定的に保持する記憶部
    と、該記憶部および前記転送部に接続され、前記記憶部
    から読み出される画像情報を対応する電荷に変換し、前
    記転送部から電荷として入力される部品管理情報を対応
    する電気信号に変換して前記記憶部へ送る信号/電荷変
    換部と、少なくとも前記受光部、転送部、出力部、記憶
    部および信号/電荷変換部を収容するパッケージとを含
    む固体撮像デバイスの部品管理システムにおいて、該シ
    ステムは、前記パッケージに、 前記転送部における転送および前記記憶部に対する情報
    の書き込み・読み出しを制御する制御部と、 前記部品管理情報出力用の記録媒体もしくは表示手段ま
    たはそれらの両方と、 該記録媒体に記録された前記部品管理情報を認識するプ
    ロセッサとを含むことを特徴とする固体撮像デバイスの
    部品管理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002045414A1 (fr) 2000-12-01 2002-06-06 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Dispositif permettant de corriger la sortie d'un capteur d'images
JP2006332219A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Hitachi Ulsi Systems Co Ltd 固体撮像素子とその識別情報付与方法
JP2014075618A (ja) * 2012-10-02 2014-04-24 Canon Inc 光電変換装置、撮像システム、光電変換装置の検査方法および撮像システムの製造方法

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