JP2000216938A - ネットワ―ク装置 - Google Patents
ネットワ―ク装置Info
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- JP2000216938A JP2000216938A JP11013923A JP1392399A JP2000216938A JP 2000216938 A JP2000216938 A JP 2000216938A JP 11013923 A JP11013923 A JP 11013923A JP 1392399 A JP1392399 A JP 1392399A JP 2000216938 A JP2000216938 A JP 2000216938A
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Abstract
場合に、機密情報などが他人に見られたり、持ち去られ
ることを防止したネットワーク装置を提供する。 【解決手段】 クライアント装置1から記録出力すべき
情報をネットワーク装置3に送るとき、受信ボックス2
1に格納するように指定して送信する。ネットワーク装
置3では、受信した記録出力すべき情報を受信情報22
として受信ボックス21に格納する。記録出力させると
きは、ネットワーク装置3の操作部12から受信ボック
ス21を指定し、パスコード番号を入力することによ
り、指定された受信ボックス21に格納されている受信
情報22が記録部14から記録出力される。ユーザは記
録出力指示のためネットワーク装置3のそばにいるの
で、記録出力された情報を他人に見られたり、持ち去ら
れることを防止できる。
Description
トワークに接続して使用し、少なくともネットワークを
介して送られてくる記録情報を記録出力可能なネットワ
ーク装置に関するものである。
ンタなどの記録出力可能なネットワーク装置を1台もし
くは少数台だけネットワークに接続し、多数のクライア
ント(ユーザ)で共用することが行われている。このよ
うなネットワーク環境において情報を記録出力させる場
合には、同じくネットワークに接続されているコンピュ
ータ(クライアント装置)などから記録したい情報を、
ネットワークを介して記録出力可能なネットワーク装置
に転送し、記録を行っている。
ネットワーク装置はクライアント装置と離れている場合
も多い。そのため、例えば人事情報や決算情報等の機密
情報などを記録出力すると、記録出力された内容を部外
者や見られたくない部下などにも見られてしったり、持
ち出されて機密情報が漏れるという問題が発生してい
た。あるいは、このような見られたくない情報を記録出
力した際には、記録出力の操作後に記録出力可能なネッ
トワーク装置のもとへ走って行き、記録出力された用紙
を他人に見られる前に即座に回収するなど、利便性の面
で問題があった。
情に鑑みてなされたもので、記録出力可能なネットワー
ク装置を共用する場合に、機密情報などの記録出力時に
偶発的に他人に見られることなく、また、他人に持ち去
られることのない、ネットワーク装置を提供することを
目的とするものである。
に接続されたネットワーク装置において、情報を記録出
力する記録手段と、クライアントごとに受信ボックスを
設けクライアントから受信した受信情報を対応する受信
ボックスに保持可能な記憶手段と、受信ボックスに保持
されている受信情報を記録手段に記録出力させる指示操
作が可能な操作手段を有することを特徴とするものであ
る。これによって、受信ボックスに保持された受信情報
は、操作手段から指示操作を行わないと記録手段から記
録出力されない。そのため、例えば機密情報などを記録
出力させたい場合には、その情報を受信ボックスに保持
させておけば、操作を行うまで記録出力されないので、
誤って偶発的に機密情報が他人の目に触れることはな
く、また知らないうちに持ち去られることはない。
シミリ通信を行うファクシミリ通信手段を有し、記憶手
段は、該ファクシミリ通信手段により親展受信した受信
情報を前記受信ボックスに保持することを特徴とするも
のであり、親展受信のための受信ボックスと、記録出力
時の受信ボックスを共用することができる。さらに、フ
ァクシミリ通信手段により親展受信したとき、その親展
の受信情報を受信ボックスに保持し、その受信ボックス
に対応するクライアントに対して受信情報を保持したこ
とを通知するように構成してもよい。これによって親展
の受信情報の受信先であるクライアントが、親展受信を
知ることができるとともに、いつまでも受信情報が取り
出されないという問題を防ぐことができる。
置の実施の一形態を含むネットワークシステムの概念図
である。図中、1はクライアント装置、2はLAN、3
はネットワーク装置、4は公衆回線、5はファクシミリ
装置、11は主制御部、12は操作部、13は読取部、
14は記録部、15はインタフェース部、16はファク
シミリ通信部、17は記憶部、18はバス、21は受信
ボックス、22は受信情報、23はボックス情報であ
る。
ト装置1と、ネットワーク装置3が接続されており、そ
れぞれ相互間でのデータ交換が可能に構成されている。
ここではクライアント装置1は2台しか示していない
が、1台あるいは3台以上であってよい。また、LAN
2にはこれらの装置のほか、サーバ、ルータなどの各種
のネットワーク機器が任意の台数だけ接続されていてよ
い。
れてクライアント装置1や他のネットワーク機器と通信
を行う。このネットワーク装置3は、少なくとも、LA
N2を介して送られてくる情報を記録出力する機能を有
している。また、ネットワーク装置3には、クライアン
ト装置1から送られてきた受信情報を蓄積する受信ボッ
クス21を各クライアントごとに設けることができる。
この受信ボックス21は、クライアント装置1から送ら
れてきた記録すべき受信情報22を記録せずに蓄積して
おいて、記録出力の指示を受けてから記録出力するため
に用いられる。例えば機密文書などの記録出力時には、
いったんこの受信ボックス21に格納させておき、後で
記録出力の指示を行って記録出力させることができる。
もちろん、通常の場合は、この受信ボックス21を用い
ずに記録出力する。
接続して他のファクシミリ装置5との間でファクシミリ
送受信を行う。これによって、公衆回線4を介して接続
される他のファクシミリ装置5と、LAN2に接続され
ているクライアント1などのネットワーク機器との間で
のデータ交換を可能にしている。また、ファクシミリ通
信の各種の応用機能を実現している。応用機能の一つと
して、受信した画情報をすぐに記録出力せずに蓄積して
おき、特定のユーザから暗証などの入力を受けて記録出
力する親展機能がある。このネットワーク装置3はこの
親展機能を実現しており、例えばファクシミリ装置5か
ら画情報を親展受信すると、その画情報を受け取るべき
クライアントに対応した受信ボックス21に格納する。
このとき、受け取るべきクライアントに対して親展受信
したことを通知することができる。上述のLAN2を介
して受け取った受信情報の場合と同様に、後で記録出力
の指示を行うことによって、受信ボックス21に格納さ
れた親展の画情報を記録出力させることができる。
は、主制御部11、操作部12、読取部13、記録部1
4、インタフェース部15、ファクシミリ通信部16、
記憶部17等を有し、これらがバス18により相互に接
続され、これらの間のデータ転送を可能にしている。も
ちろん、これらのほか、外部記憶装置など、各種の機器
がバス18に接続されていてもよい。
を制御し、各部を動作させて、インタフェース部15に
よるLAN2を介しての送受信機能、ファクシミリ通信
部16による公衆回線4を介してのファクシミリ通信機
能などを実現する。LAN2を介して記録部14で記録
すべき情報を受信した場合、受信情報を記録部14で順
次記録してゆくほか、受信ボックス21を利用する機能
を提供している。またこの例では、ファクシミリ通信部
16による親展受信を行った場合にも、受信情報を受信
ボックス21に格納し、受信ボックス21を親展ボック
スとして利用する。このとき、その受信情報を受け取る
べきクライアントに対して、親展受信した旨を通知する
機能も有している。さらにこの例では、読取部13で読
み取った画像をLAN2を介してクライアントへ送信し
たり、あるいは公衆回線4を介して他のファクシミリ装
置5に送信するほか、そのまま記録部14へ送ることで
コピー機能も実現している。
およびキーやタッチパネルなどの入力部を有しており、
ユーザに対するインタフェースを提供している。この操
作部12では、ユーザに対する各種の情報の提示ととも
に、ユーザからの各種の設定や指示を受け付ける。特
に、受信ボックス21に格納された受信情報を記録部1
4から記録出力させる指示を行うことができる。このと
き、操作しているユーザが当該受信ボックスに対応して
いるクライアントであることを認証するため、例えばパ
スコードなどを入力することができる。さらに、このよ
うな受信ボックス21の開設、削除、変更などの指示が
行えるように構成してもよい。
ルカメラなどの画像入力装置によって構成されており、
LAN2を介してクライアントへ送信したり、公衆回線
4を介して他のファクシミリ装置5へ送信したり、ある
いは記録部14から記録出力してコピーするための画像
情報を読み取る。
4を介して受信した受信情報、あるいは、読取部13で
読み取ったコピー画像などを、主制御部11の制御に従
って記録紙上に記録する。受信情報の記録出力について
は、通常は受信時に行うが、受信ボックス21に格納さ
れた受信画像については、操作部12から記録出力の指
示がユーザにより行われ、主制御部11から記録出力の
制御が行われたときに、受信情報の記録出力を行う。な
お、記録方法としては、例えば電子写真方式やインクジ
ェット方式など、種々の方式を採用することができる。
されており、LAN2を介して画像情報やその他の情報
を送信し、また、LAN2を介して送られてくる情報を
受信する。ファクシミリ通信によって親展受信した場合
に、受信すべきクライアントに対して親展受信を通知す
る際の通信も行う。
介して他のファクシミリ装置と通信を行い、画像情報の
送受信を行う。ファクシミリ通信部16は、例えばNC
Uやモデムを有している。NCUは、公衆回線4を制御
して他のファクシミリ装置との通信を行う。また、モデ
ムは、送受信する画像情報の変復調を行う。
御部11や他の各部の処理において保存が必要なデータ
の格納に用いられる。また、主制御部11の動作を規定
したプログラムや、固定的なデータなどが格納されるR
OMも、この記憶部17に存在するものとする。この記
憶部17に、仮想的に受信ボックス21を1ないし複数
設けることができる。この受信ボックス21は、各クラ
イアントやクライアントのグループなどの単位で設ける
ことができる。受信ボックス21は、LAN2から受信
してもすぐに記録出力しない受信情報22を格納する。
また、ファクシミリ通信により親展受信したファクシミ
リ情報も受信情報22として受信ボックス21に格納す
る。各受信ボックス21には、ボックス情報23が対応
付けられている。ボックス情報23は、後述するよう
に、対応するクライアントを特定する情報や、そのクラ
イアントか否かを認証するためのパスコードの情報など
を有している。なお、この受信ボックス21の実現方法
は任意である。
やパーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置で構
成され、クライアント(ユーザ)によって操作される。
クライアント装置1は、ネットワーク装置3に対して、
記録出力すべき情報をLAN2を介して送信することが
できる。このとき、例えば機密情報など、すぐに記録出
力させたくない場合には、記録出力すべき情報をいった
ん受信ボックス21に格納させるように指示することが
できる。なお、受信ボックス21の開設や削除、その受
信ボックスに対応付けられているボックス情報23の変
更等を、LAN2を介して行うことができるように構成
してもよい。この場合、これらの受信ボックス21に対
する操作を許可するか否かを認証する機構をネットワー
ク装置3側に設けておくとよい。さらにクライアント装
置1は、公衆回線4によって接続されるファクシミリ装
置5との間でのファクシミリ送受信を行ったり、ネット
ワーク装置3で読み取った画像を取得することができる
ように構成されていてもよい。
線4を用いてファクシミリ通信が可能である。特にこの
例では、親展送信を行うことができる。もちろん、ネッ
トワーク装置3と同様に他のLANなどのネットワーク
に接続されていてもよい。
ある。この例では、3つの受信ボックス21について、
それぞれ対応付けられている具体的なボックス情報23
を示している。ボックス情報23として、この例ではボ
ックス番号、ボックス名、パスコード番号、入力日時、
管理情報、クライアントアドレスの情報を有している。
このうち、受信情報22をいずれの受信ボックス21に
格納するかを判断するため、クライアントアドレスの情
報は必要である。また、ネットワーク装置を操作してい
るユーザがその受信ボックスに対応する真正なクライア
ントであるか否かを判断するためには、何らかの認証処
理が必要であり、その一例としてパスコード番号がある
とよい。もちろん、認証の方法は任意であり、それに応
じた情報を格納しておくことができる。管理情報は、受
信ボックスの状態を示す情報である。ボックス名、入力
日時などは省略してもよい。あるいは、これらの情報以
外の情報をボックス情報23として加えてもよい。
納されている受信情報との対応付けを図るため、ここで
は受信情報に対してそれぞれ異なる文書番号を付与し、
この文書番号をボックス情報23中に保持することによ
って、受信情報22の受信ボックス21への格納を表し
ている。このほか、各受信ボックスごとにメモリ領域を
分割するなど、各種の方法が考えられ、受信情報の保持
方法は任意である。受信情報22の保持方法によって
は、この文書番号は必要ない。
ボックス番号が1の受信ボックスの具体例について説明
する。この受信ボックスは、クライアントアドレス「a
bcd@yyy.co.jp」のクライアントに対応し
て設けられているものであり、ボックス名は「AAA
A」である。この受信ボックスには2つの受信情報、文
書番号1と文書番号2の受信情報が格納されている。い
ずれかの受信情報が格納された日時が1998年12月
10日10時11分である。受信情報が格納されている
ので、管理情報は「情報有り」になっている。格納され
ている受信情報を記録部14で記録出力させる際には、
クライアントは操作部12からパスコード番号「111
1」を入力することによって認証され、受信情報を記録
出力させることができる。
一形態を含むネットワークシステムにおける動作の一例
について説明する。図3は、本発明のネットワーク装置
の一例において受信ボックスを開設あるいは削除し、ま
たボックス情報の変更を行う動作の一例を示すフローチ
ャートである。ユーザは例えば図1における操作部12
において、表示された受信ボックス21に関する情報、
例えばボックス情報23など図2に示したような各種の
情報をもとに、S31において操作部12から操作対象
となる受信ボックス21を特定する指示を行う。ここで
は各受信ボックス21には図2に示したボックス番号が
付されているものとし、受信ボックス21をボックス番
号により特定する指示を行うものとする。もちろん、カ
ーソルなどで選択指示を行うなど、各種の指示方法を用
いることができる。S32において、指示された受信ボ
ックス21を削除する指示か否かを判断し、削除する指
示の場合には、S33において、指定された受信ボック
ス21を削除して処理を終了する。
は、さらにS34において、指示された番号の受信ボッ
クス21を新たに開設する指示であるか否かを判定す
る。受信ボックス21を開設する指示の場合には、S3
5〜S37において、例えば図2に示したそれぞれのボ
ックス情報23の項目、すなわち、ボックス名、パスコ
ード番号、クライアントアドレス等を操作部12から入
力する。なお、その他の各種の情報を入力できるように
してもよい。これらの入力された情報をボックス情報2
3として、新たに受信ボックス21を設定する。この時
点では、受信情報22は格納されておらず、図2に示す
文書番号の欄には文書番号は格納されていない。また、
管理情報は「情報無し」である。
合には、既存の受信ボックス21に対応するボックス情
報23の変更処理を行う。S38において、指示された
受信ボックス21に対応付けて設定されているボックス
名を操作部12に表示する。ユーザは、この表示を参照
し、必要に応じてS39において操作部12からボック
ス名を変更することができる。さらにS40において、
指示された受信ボックス21に対応付けて設定されてい
るパスコード番号を操作部12に表示する。ユーザは、
この表示を参照し、必要に応じてS41において操作部
12からパスコード番号を変更することができる。同様
にして、S42において、指示された受信ボックス21
に対応付けて設定されているクライアントアドレスを操
作部12に表示する。ユーザは、この表示を参照し、必
要に応じてS43において操作部12からクライアント
アドレスを変更することができる。
削除や、ボックス情報23の変更の操作は、他人が行っ
てしまうと、機密が守られなかったり、あるいは真正な
クライアントが受信情報を取り出せなくなる可能性があ
る。そのため、例えばこれらの操作は管理者に限って行
えるように構成したり、あるいは自己の受信ボックスに
限って一般のユーザによる操作を可能にするなど、操作
を制限しておくとよい。
設、削除や、ボックス情報23の変更の操作は、例えば
LAN2を介してクライアント装置1から行うことがで
きるように構成可能である。この場合も、操作の制限を
設けておくことが望ましい。
情報23の変更を行おうとした場合に、その受信ボック
ス21に受信情報が格納されていることも考えられる。
このような場合には、例えば操作しているユーザに対し
て警告を発するようにしてもよい。
する際の処理の概要について説明する。図4は、クライ
アント装置1から送信された情報を本発明のネットワー
ク装置の実施の一形態において受信して受信ボックスに
格納する際の処理の一例を示すフローチャートである。
クライアント装置1を操作しているクライアントが、ネ
ットワーク装置3の受信ボックス21に記録出力すべき
情報を格納する場合、まずS51において、記録出力す
べき情報を格納する受信ボックス21を特定する指示を
行う。なお、そのクライアントに対応する受信ボックス
21が1つのみ存在する場合には、このような受信ボッ
クス21を選択する操作は行わなくてもよい。
1から記録すべき情報を、LAN2を経由してネットワ
ーク装置3へ送信する。ネットワーク装置3では、受信
した記録すべき情報を受信情報22として、指示された
送信元のクライアントに対応する受信ボックス21に格
納する。S53でまだ記録すべき未送信の情報が残って
いるか否かを判定し、すべての記録すべき情報を送信し
終えるまでS52における処理を繰り返す。
置1からネットワーク装置3に送信され、受信ボックス
21に格納された後、S54において、指定された受信
ボックス21のボックス情報23を参照し、例えば図2
に示した管理情報が「情報有り」となっているか否かを
判定する。管理情報が「情報有り」となっていない場合
には、S55において、指定された受信ボックス21の
ボックス情報23中の管理情報を「情報有り」に書き換
える。
置1に存在している記録すべき情報を、LAN2を介し
て、ネットワーク装置3の指定された受信ボックス21
に受信情報22として格納させることができる。なお、
この時点では、受信情報22は記録部14から記録出力
されない。
の一形態において他のファクシミリ装置5からファクシ
ミリ送信された親展情報を受信した際の処理の一例を示
すフローチャートである。他のファクシミリ装置5から
公衆回線4を介して着信すると、ファクシミリ手順の中
で各種の機能の設定を行う。この中で親展機能が設定さ
れていると、受信したファクシミリ情報を、受信者であ
るクライアントに対応する受信ボックス21に受信情報
として格納する処理を行う。
を認識すると、宛先としてファクシミリ手順の中で送ら
れてくる、そのファクシミリ情報を受け取るべきクライ
アントを調べ、そのクライアントに対応する受信ボック
ス21を特定する。
ックス21のボックス情報23中の管理情報を調べ、管
理情報が「原稿有り」か否かを判定する。管理情報が
「情報有り」となっていない場合には、S63におい
て、特定した受信ボックス21のボックス情報23中の
管理情報を「情報有り」に書き換える。
5から公衆回線4を介して受信したファクシミリ情報を
受信情報22として特定した受信ボックス21に格納す
る。S65でまだ受信するファクシミリ情報が残ってい
るか否かを判定し、すべてのファクシミリ情報を受信し
終えるまでS65における処理を繰り返す。
情報22として受信ボックス21に格納した後、S66
において、特定した受信ボックス21のボックス情報2
3中のクライアントアドレスが登録されているか否かを
判定する。クライアントアドレスが登録されていれば、
S67において、登録されているクライアントアドレス
に対してLAN2経由で親展受信を通知する。
されたファクシミリ情報は、受信すべきクライアントに
対応する受信ボックス21に受信情報22として格納さ
れる。そのため、ファクシミリ受信時点ではファクシミ
リ情報は記録出力されないので、「親展」であることが
保持される。また、親展受信がクライアントに対して通
知されるので、クライアントは親展のファクシミリ情報
の受信をすぐに確認でき、親展受信したファクシミリ情
報が記録出力されずに放置されるのを防ぐことができ
る。なお、親展受信の通知は1回に限らず、所定の期間
をおいて繰り返し行ってもよい。あるいは、所定期間中
に記録出力されないときは、管理者などに警報通知を行
うなど、任意の対処方法をとることができる。
信情報を記録出力する処理の一例を示すフローチャート
である。図4に示したようにして、クライアント装置1
から記録すべき情報をネットワーク装置3の受信ボック
ス21に受信情報22として格納させることができた。
また、図5に示したように、他のファクシミリ装置5か
ら親展受信したファクシミリ情報が受信ボックス21に
受信情報22として格納された。これらの受信情報22
を記録部14から記録出力させるためには、その受信ボ
ックス21に対応するクライアント(ユーザ)あるいは
管理者がネットワーク装置3のそばに来て、操作部12
から記録出力させる操作を行わなければならない。
部12から受信ボックス21を特定する指示と、クライ
アントを認証するためのパスコード番号を入力する。受
信ボックス21を特定する指示は、例えばボックス番号
やボックス名を指定するほか、自己のクライアントアド
レスを入力するなど、任意の指示方法を適用することが
できる。また、パスコード番号の入力は、ネットワーク
装置3が他の認証方式を利用している場合には、その認
証方式に応じた操作を行うことになる。
い、この例ではパスコード番号が一致すれば、以下の記
録出力の処理を行う。不一致の場合には、記録出力せず
に処理を終了する。
21に格納されている受信情報22を記憶部17から読
み出し、記録部14に転送して例えば記録紙上に受信情
報を記録する。S74でまだ記録出力すべき受信情報2
2がその受信ボックス21に残っているか否かを判定
し、すべての受信情報22を記録出力し終えるまでS7
3における記録出力の処理を繰り返す。
いたすべての受信情報22を記録出力したら、S75に
おいて、指示された受信ボックス21のボックス情報中
の管理情報を「情報無し」に変更し、記録出力の処理を
終わる。
1に格納されていた受信情報22を記録部14から記録
出力することができる。このとき、記録出力させるクラ
イアントは記録出力のための操作のためにネットワーク
機器3のそばにいるので、例えば機密情報や親展付きの
ファクシミリ情報を記録出力しても、他の人を排除すれ
ば部外者や見せたくない他人に見られたり、持っていか
れることはなく、機密が漏れるなどの問題は発生しな
い。また、記録出力させるクライアントは記録出力の時
点ではすでにネットワーク機器3のそばにいるので、ク
ライアント装置1から記録出力を指示してからネットワ
ーク機器3まで走ってくるなどの労力は必要ない。ま
た、いつでも都合のよいときに受信ボックス21に格納
させ、都合のよいときに記録出力させることができる。
信ボックス21内に受信情報22が格納されている場合
の処理である。ボックス情報23の管理情報が「情報無
し」の場合には、例えばS71における受信ボックス2
1の選択時に選択できないようにしたり、S73におけ
る記録出力処理を行わずにそのまま処理を終了してもよ
い。また、上述の処理の一例では、必ず認証を行うが、
もちろん認証を行わないようにしてもよい。
ァクシミリ情報も記録部14から記録出力されてしまう
が、例えばクライアント装置1から受信ボックス21を
参照可能にし、親展受信したファクシミリ情報をクライ
アント装置1へ転送できるように構成してもよい。ま
た、転送後のファクシミリ情報を削除可能に構成してお
くとよい。なお、このようにクライアント装置1から受
信ボックス21をアクセスする場合も、認証確認などを
行うとよい。
いた処理について説明した。もちろん、本発明のネット
ワーク装置3は、受信ボックスを用いないでLAN2あ
るいは公衆回線4を介して受信した情報を記録出力した
り、ファクシミリ装置5とクライアントとの間の通信を
可能にするなど、各種の機能を有していてよい。例えば
親展受信したファクシミリ情報を、クライアント装置1
から取り出せるように構成してもよい。
はLAN2を介した通信機能と、公衆回線4を介したフ
ァクシミリ通信機能と、コピー機能を有したネットワー
ク複合機として構成した例を示した。しかし本発明はこ
れに限らず、低機能のコピー機能あるいはコピー機能を
有しないネットワークファクシミリ装置として構成して
もよい。あるいは、ファクシミリ通信機能および画像入
力機能を有しないネットワークプリンタとして構成して
もよい。
によれば、クライアントから記録出力する際に、受信ボ
ックスへの格納を指定することによって、直ちに記録出
力されないので、例えば秘密文書が出力されて他人が内
容を参照するといった状況を回避することができる。ま
た、他人が記録出力された文書を持っていってしまうと
いうこともないという効果がある。
いては、親展受信したファクシミリ情報についても、受
信ボックスを利用して格納することができ、親展の機能
を実現することが可能である。親展受信の際にクライア
ントに通知すれば、クライアントは親展受信を知ること
ができ、記録出力されずに放置されるのを防止すること
ができるという効果もある。
むネットワークシステムの概念図である。
ボックスを開設あるいは削除し、またボックス情報の変
更を行う動作の一例を示すフローチャートである。
明のネットワーク装置の実施の一形態において受信して
受信ボックスに格納する際の処理の一例を示すフローチ
ャートである。
いて他のファクシミリ装置5からファクシミリ送信され
た親展情報を受信した際の処理の一例を示すフローチャ
ートである。
出力する処理の一例を示すフローチャートである。
装置、4…公衆回線、5…ファクシミリ装置、11…主
制御部、12…操作部、13…読取部、14…記録部、
15…インタフェース部、16…ファクシミリ通信部、
17…記憶部、18…バス、21…受信ボックス、22
…受信情報、23…ボックス情報。
Claims (3)
- 【請求項1】 ネットワークに接続されたネットワーク
装置において、情報を記録出力する記録手段と、クライ
アントごとに受信ボックスを設けクライアントから受信
した受信情報を対応する前記受信ボックスに保持可能な
記憶手段と、前記受信ボックスに保持されている前記受
信情報を前記記録手段に記録出力させる指示操作が可能
な操作手段を有することを特徴とするネットワーク装
置。 - 【請求項2】 さらに公衆回線に接続されてファクシミ
リ通信を行うファクシミリ通信手段を有し、前記記憶手
段は、該ファクシミリ通信手段により親展受信した受信
情報を前記受信ボックスに保持することを特徴とする請
求項1に記載のネットワーク装置。 - 【請求項3】 前記記憶手段が前記ファクシミリ通信手
段により親展受信した受信情報を前記受信ボックスに保
持したとき、該受信ボックスに対応するクライアントに
対して受信情報を保持したことを通知することを特徴と
する請求項2に記載のネットワーク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01392399A JP3812619B2 (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | ネットワーク装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01392399A JP3812619B2 (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | ネットワーク装置 |
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ID=11846715
Family Applications (1)
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