JP2000216736A - 放送システム - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低コストで、拡張機能プログラムを追加する
ことができるようにする。 【解決手段】 デジタルテレビ放送用デコーダのROM
7に記憶されている基本プログラムに拡張機能プログラ
ムへの分岐ステップを予め設けておく。そして、この分
岐ステップには、EEPROM9のエントリt1乃至t
3を参照し、そこに所定のアドレスが記述されている場
合においては、そのアドレスにジャンプし、ジャンプ先
に書き込まれている拡張機能プログラムを実行するよう
に記述しておく。必要に応じて拡張機能プログラムを伝
送し、EEPROM9に記憶させることで、新たな拡張
機能を追加することができる。
ことができるようにする。 【解決手段】 デジタルテレビ放送用デコーダのROM
7に記憶されている基本プログラムに拡張機能プログラ
ムへの分岐ステップを予め設けておく。そして、この分
岐ステップには、EEPROM9のエントリt1乃至t
3を参照し、そこに所定のアドレスが記述されている場
合においては、そのアドレスにジャンプし、ジャンプ先
に書き込まれている拡張機能プログラムを実行するよう
に記述しておく。必要に応じて拡張機能プログラムを伝
送し、EEPROM9に記憶させることで、新たな拡張
機能を追加することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、放送システムに関し、
特に例えば放送衛星や通信衛星を介してデジタル化され
た画像データを伝送し、これを受信する場合に用いて好
適な放送システムに関する。
特に例えば放送衛星や通信衛星を介してデジタル化され
た画像データを伝送し、これを受信する場合に用いて好
適な放送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、音声信号や画像信号をデジタル化
し、衛星を介して放送する放送システムが普及しつつあ
る。伝送する信号をデジタル化することにより、映像信
号や音声信号のみならず、データの伝送も可能となる。
し、衛星を介して放送する放送システムが普及しつつあ
る。伝送する信号をデジタル化することにより、映像信
号や音声信号のみならず、データの伝送も可能となる。
【0003】この放送は、専用のデータ受信処理装置
(デコーダ)で受信することができる。また、各デコー
ダに、固有の番号(デコーダID)を割り当てておき、
このデコーダIDを識別することにより、特定のデコー
ダを有するものに対してのみ、さらに所定のサービスを
提供する(例えば特定の有料番組を受信できるようにす
る)ことが可能である。すなわち、コンディショナルア
クセス機能が実現可能となる。
(デコーダ)で受信することができる。また、各デコー
ダに、固有の番号(デコーダID)を割り当てておき、
このデコーダIDを識別することにより、特定のデコー
ダを有するものに対してのみ、さらに所定のサービスを
提供する(例えば特定の有料番組を受信できるようにす
る)ことが可能である。すなわち、コンディショナルア
クセス機能が実現可能となる。
【0004】現在、この分野においては、どのようなサ
ービスが提供できるのかについての模索が続いており、
今後、新しい形態のサービスが始まる可能性が高い。こ
のため、デコーダは、新しいサービスが始まった場合、
その新しいサービスも受けることができるように予め構
成することが好ましい。新しいサービスを新しいデコー
ダを購入したもののみが受けられるようにすると、デコ
ーダを購入した時期によって、利用できるサービスに差
ができてしまい、不公平となるからである。
ービスが提供できるのかについての模索が続いており、
今後、新しい形態のサービスが始まる可能性が高い。こ
のため、デコーダは、新しいサービスが始まった場合、
その新しいサービスも受けることができるように予め構
成することが好ましい。新しいサービスを新しいデコー
ダを購入したもののみが受けられるようにすると、デコ
ーダを購入した時期によって、利用できるサービスに差
ができてしまい、不公平となるからである。
【0005】このように新しいサービス(新たな機能)
を追加する場合、デコーダのプログラムに追加変更を加
える必要がある。従来、このような変更を行うのに、デ
コーダを一旦回収して、そこに内蔵されているプログラ
ムROMを交換した後、デコーダを再び返却するか、デ
コーダごと新しいものに交換するか、あるいはデコーダ
に内蔵されているICカードインタフェースを利用し、
新たなICカードを各ユーザに頒布することにより、I
Cカードから各デコーダに新たなプログラムをロードす
ることが検討されていた。
を追加する場合、デコーダのプログラムに追加変更を加
える必要がある。従来、このような変更を行うのに、デ
コーダを一旦回収して、そこに内蔵されているプログラ
ムROMを交換した後、デコーダを再び返却するか、デ
コーダごと新しいものに交換するか、あるいはデコーダ
に内蔵されているICカードインタフェースを利用し、
新たなICカードを各ユーザに頒布することにより、I
Cカードから各デコーダに新たなプログラムをロードす
ることが検討されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既に販
売されたデコーダの台数が多い場合においては、これを
回収するのは現実的には困難である。また、ICカード
を頒布する方法は、費用がかかるばかりでなく、ICカ
ードのメモリ容量は通常極めて小さいため、変更可能な
プログラムも短いものに限られるといった課題があっ
た。
売されたデコーダの台数が多い場合においては、これを
回収するのは現実的には困難である。また、ICカード
を頒布する方法は、費用がかかるばかりでなく、ICカ
ードのメモリ容量は通常極めて小さいため、変更可能な
プログラムも短いものに限られるといった課題があっ
た。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、安価に、かつ比較的長いプログラムでも簡
単に、変更追加することができるようにするものであ
る。
ものであり、安価に、かつ比較的長いプログラムでも簡
単に、変更追加することができるようにするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明第1の放送システ
ムは、送信側からデータを送信し、受信側において予め
記憶されている基本プログラムにしたがって動作するデ
ータ受信処理装置によりデータを受信し、受信されたデ
ータを処理する放送システムにおいて、送信側では、デ
ータに加えて、必要に応じてデータ受信処理装置の機能
を拡張するための機能拡張プログラムを圧縮された状態
で送信し、受信側では、データ受信処理装置により機能
拡張プログラムを圧縮された状態で受信し、受信された
圧縮された状態の機能拡張プログラムを記憶させ、記憶
された圧縮された状態の拡張機能プログラムを読み出し
て展開し、展開された拡張機能プログラムにしたがって
データ受信処理装置の機能を拡張することを特徴とす
る。
ムは、送信側からデータを送信し、受信側において予め
記憶されている基本プログラムにしたがって動作するデ
ータ受信処理装置によりデータを受信し、受信されたデ
ータを処理する放送システムにおいて、送信側では、デ
ータに加えて、必要に応じてデータ受信処理装置の機能
を拡張するための機能拡張プログラムを圧縮された状態
で送信し、受信側では、データ受信処理装置により機能
拡張プログラムを圧縮された状態で受信し、受信された
圧縮された状態の機能拡張プログラムを記憶させ、記憶
された圧縮された状態の拡張機能プログラムを読み出し
て展開し、展開された拡張機能プログラムにしたがって
データ受信処理装置の機能を拡張することを特徴とす
る。
【0009】本発明第2の放送システムは、送信側から
データを送信し、受信側においてデータ受信処理装置に
よりデータを受信し、受信されたデータを、データ受信
処理装置に予め記憶されている基本プログラムにしたが
って処理する放送システムにおいて、送信側では、デー
タに加えて、必要に応じてデータ受信処理装置の機能を
拡張するための機能拡張プログラムを圧縮された状態で
送信し、受信側では、データ受信処理装置により機能拡
張プログラムを圧縮された状態で受信し、受信された圧
縮された状態の機能拡張プログラムを記憶させ、記憶さ
れた圧縮された状態の拡張機能プログラムを読み出して
展開し、展開された拡張機能プログラムにしたがって前
記データを処理することを特徴とする。
データを送信し、受信側においてデータ受信処理装置に
よりデータを受信し、受信されたデータを、データ受信
処理装置に予め記憶されている基本プログラムにしたが
って処理する放送システムにおいて、送信側では、デー
タに加えて、必要に応じてデータ受信処理装置の機能を
拡張するための機能拡張プログラムを圧縮された状態で
送信し、受信側では、データ受信処理装置により機能拡
張プログラムを圧縮された状態で受信し、受信された圧
縮された状態の機能拡張プログラムを記憶させ、記憶さ
れた圧縮された状態の拡張機能プログラムを読み出して
展開し、展開された拡張機能プログラムにしたがって前
記データを処理することを特徴とする。
【0010】本発明第3の放送システムは、送信側から
画像信号を符号化し、画像データとして放送し、受信側
において予め記憶されている基本プログラムにしたがっ
て動作するデータ受信処理装置により画像データを受信
し、受信された画像データを復号処理する放送システム
において、送信側では、画像データに加えて、必要に応
じてデータ受信処理装置の機能を拡張するための機能拡
張プログラムを圧縮された状態で放送し、受信側では、
データ受信処理装置により機能拡張プログラムを圧縮さ
れた状態で受信し、受信された圧縮された状態の機能拡
張プログラムを記憶させ、記憶された圧縮された状態の
拡張機能プログラムを読み出して展開し、展開された拡
張機能プログラムにしたがって前記データ受信処理装置
の機能を拡張することを特徴とする。
画像信号を符号化し、画像データとして放送し、受信側
において予め記憶されている基本プログラムにしたがっ
て動作するデータ受信処理装置により画像データを受信
し、受信された画像データを復号処理する放送システム
において、送信側では、画像データに加えて、必要に応
じてデータ受信処理装置の機能を拡張するための機能拡
張プログラムを圧縮された状態で放送し、受信側では、
データ受信処理装置により機能拡張プログラムを圧縮さ
れた状態で受信し、受信された圧縮された状態の機能拡
張プログラムを記憶させ、記憶された圧縮された状態の
拡張機能プログラムを読み出して展開し、展開された拡
張機能プログラムにしたがって前記データ受信処理装置
の機能を拡張することを特徴とする。
【0011】本発明第4の放送システムは、送信側から
画像信号を符号化し、画像データとして放送し、受信側
においてデータ受信処理装置により画像データを受信
し、受信された画像データを、データ受信処理装置に予
め記憶されている基本プログラムにしたがって復号処理
する放送システムにおいて、送信側では、画像データに
加えて、必要に応じてデータ受信処理装置の機能を拡張
するための機能拡張プログラムを圧縮された状態で放送
し、受信側では、データ受信処理装置により機能拡張プ
ログラムを圧縮された状態で受信し、受信された圧縮さ
れた状態の機能拡張プログラムを記憶させ、記憶された
圧縮された状態の拡張機能プログラムを読み出して展開
し、展開された拡張機能プログラムにしたがって画像デ
ータを復号処理することを特徴とする。
画像信号を符号化し、画像データとして放送し、受信側
においてデータ受信処理装置により画像データを受信
し、受信された画像データを、データ受信処理装置に予
め記憶されている基本プログラムにしたがって復号処理
する放送システムにおいて、送信側では、画像データに
加えて、必要に応じてデータ受信処理装置の機能を拡張
するための機能拡張プログラムを圧縮された状態で放送
し、受信側では、データ受信処理装置により機能拡張プ
ログラムを圧縮された状態で受信し、受信された圧縮さ
れた状態の機能拡張プログラムを記憶させ、記憶された
圧縮された状態の拡張機能プログラムを読み出して展開
し、展開された拡張機能プログラムにしたがって画像デ
ータを復号処理することを特徴とする。
【0012】本発明の第1の放送システムにおいては、
拡張機能プログラムが必要に応じて、圧縮された状態で
送信され、受信側で、データ受信処理装置により受信、
記憶される。拡張機能プログラムは展開され、データ受
信処理装置の機能を拡張させる。
拡張機能プログラムが必要に応じて、圧縮された状態で
送信され、受信側で、データ受信処理装置により受信、
記憶される。拡張機能プログラムは展開され、データ受
信処理装置の機能を拡張させる。
【0013】本発明の第2の放送システムにおいては、
機能拡張プログラムが必要に応じて、圧縮された状態で
送信され、受信側で、データ受信処理装置により受信、
記憶される。データ受信処理装置は、この機能拡張プロ
グラムを展開し、展開された機能拡張プログラムにした
がってデータを処理する。
機能拡張プログラムが必要に応じて、圧縮された状態で
送信され、受信側で、データ受信処理装置により受信、
記憶される。データ受信処理装置は、この機能拡張プロ
グラムを展開し、展開された機能拡張プログラムにした
がってデータを処理する。
【0014】本発明の第3の放送システムにおいては、
画像データに加えて、必要に応じて、機能拡張プログラ
ムが放送され、受信側で、データ受信処理装置により受
信、記憶される。データ受信処理装置は、機能拡張プロ
グラムを展開し、展開された機能拡張プログラムにした
がって機能を拡張する。
画像データに加えて、必要に応じて、機能拡張プログラ
ムが放送され、受信側で、データ受信処理装置により受
信、記憶される。データ受信処理装置は、機能拡張プロ
グラムを展開し、展開された機能拡張プログラムにした
がって機能を拡張する。
【0015】本発明の第4の放送システムにおいては、
画像データに加えて、必要に応じて、機能拡張プログラ
ムが圧縮された状態で放送される。受信側においては、
データ受信処理装置が展開された機能拡張プログラムに
したがって、画像データを復号処理する。
画像データに加えて、必要に応じて、機能拡張プログラ
ムが圧縮された状態で放送される。受信側においては、
データ受信処理装置が展開された機能拡張プログラムに
したがって、画像データを復号処理する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の放送システムを
応用したデジタルテレビ放送用デコーダの構成例を表し
ている。アンテナ1は、図示せぬ衛星からの電波を受信
し、電気信号としてコンバータ2に出力する。コンバー
タ2は、アンテナ1で受信した信号を所定の周波数の信
号へダウンコンバートし、フロントエンド3に出力す
る。
応用したデジタルテレビ放送用デコーダの構成例を表し
ている。アンテナ1は、図示せぬ衛星からの電波を受信
し、電気信号としてコンバータ2に出力する。コンバー
タ2は、アンテナ1で受信した信号を所定の周波数の信
号へダウンコンバートし、フロントエンド3に出力す
る。
【0017】フロントエンド3は、コンバータ2からの
信号を復調し、更にエラー訂正を行った後、トランスポ
ートブロック4に出力する。トランスポートブロック4
は、フロントエンド3より入力されたパケット単位のデ
ータを、ビデオデータパケット、オーディオデータパケ
ット、その他のデータパケット(例えばコンディショナ
ルアクセスデータ(後述する拡張機能プログラムもこの
コンディショナルアクセスデータに含まれる)のパケッ
ト)に振り分ける。
信号を復調し、更にエラー訂正を行った後、トランスポ
ートブロック4に出力する。トランスポートブロック4
は、フロントエンド3より入力されたパケット単位のデ
ータを、ビデオデータパケット、オーディオデータパケ
ット、その他のデータパケット(例えばコンディショナ
ルアクセスデータ(後述する拡張機能プログラムもこの
コンディショナルアクセスデータに含まれる)のパケッ
ト)に振り分ける。
【0018】コンディショナルアクセスデータは、IC
カードインタフェース5を介してICカード5Aに送ら
れ、このデコーダが入力信号に対してアクセス権を有す
るか否かの判定が行われる。アクセス権を有するとの判
定がなされた場合においては、暗号解読のためのキー
(コントロールワード)をトランスポートブロック4に
出力する。トランスポートブロック4は、このコントロ
ールワードを用いて、暗号解読処理を実行する。
カードインタフェース5を介してICカード5Aに送ら
れ、このデコーダが入力信号に対してアクセス権を有す
るか否かの判定が行われる。アクセス権を有するとの判
定がなされた場合においては、暗号解読のためのキー
(コントロールワード)をトランスポートブロック4に
出力する。トランスポートブロック4は、このコントロ
ールワードを用いて、暗号解読処理を実行する。
【0019】トランスポートブロック4で分離されたビ
デオパケットのデータは、ビデオデコーダ10に供給さ
れ、オーディオパケットのデータは、オーディオデコー
ダ11に供給される。ビデオデコーダ10は、入力され
たビデオデータをデコードし、NTSCエンコーダ12
に出力する。NTSCエンコーダ12は、入力されたビ
デオデータをNTSC方式のビデオ信号にエンコードし
た後、出力する。
デオパケットのデータは、ビデオデコーダ10に供給さ
れ、オーディオパケットのデータは、オーディオデコー
ダ11に供給される。ビデオデコーダ10は、入力され
たビデオデータをデコードし、NTSCエンコーダ12
に出力する。NTSCエンコーダ12は、入力されたビ
デオデータをNTSC方式のビデオ信号にエンコードし
た後、出力する。
【0020】また、オーディオデコーダ11は、入力さ
れたオーディオデータをデコードし、オーディオ信号と
して出力する。
れたオーディオデータをデコードし、オーディオ信号と
して出力する。
【0021】CPU6は、ROM7に記憶されているプ
ログラムに従って、各種の処理を実行する。そして、処
理に必要なデータなどを適宜RAM8に記憶させる。不
揮発性で書き換え可能なメモリとしてのEEPROM9
には、このデコーダの電源をオフした後も保持する必要
のあるデータ(例えばパスワードや、電源をオフする直
前に見ていたチャンネル番号)などが記憶されるように
なされている。
ログラムに従って、各種の処理を実行する。そして、処
理に必要なデータなどを適宜RAM8に記憶させる。不
揮発性で書き換え可能なメモリとしてのEEPROM9
には、このデコーダの電源をオフした後も保持する必要
のあるデータ(例えばパスワードや、電源をオフする直
前に見ていたチャンネル番号)などが記憶されるように
なされている。
【0022】EEPROM9は、電源オフ後も保持して
おく必要のあるデータなどを適宜記憶するものとして用
いられる場合、その容量は、せいぜい数百バイトでよ
い。しかしながら、この実施の形態においては、このE
EPROM9に拡張機能プログラムが書き込まれる。こ
のため、この実施の形態においては、EEPROM9の
容量は、例えば32キロバイトとされる。
おく必要のあるデータなどを適宜記憶するものとして用
いられる場合、その容量は、せいぜい数百バイトでよ
い。しかしながら、この実施の形態においては、このE
EPROM9に拡張機能プログラムが書き込まれる。こ
のため、この実施の形態においては、EEPROM9の
容量は、例えば32キロバイトとされる。
【0023】次に、その動作について説明する。デコー
ダの電源がオンされたとき、CPU6は、ROM7に記
憶されているプログラムに従って、各ブロックを制御
し、受信動作を開始させる。これにより、フロントエン
ド3がアンテナ1で受信した信号をコンバータ2を介し
て受け取り、復調する。復調信号は、エラー訂正が施さ
れた後、トランスポートブロック4に供給される。トラ
ンスポートブロック4は入力されたパケットデータを、
パケットIDから分離し、ビデオデータをビデオデコー
ダ10に供給し、オーディオデータをオーディオデコー
ダ11に供給する。
ダの電源がオンされたとき、CPU6は、ROM7に記
憶されているプログラムに従って、各ブロックを制御
し、受信動作を開始させる。これにより、フロントエン
ド3がアンテナ1で受信した信号をコンバータ2を介し
て受け取り、復調する。復調信号は、エラー訂正が施さ
れた後、トランスポートブロック4に供給される。トラ
ンスポートブロック4は入力されたパケットデータを、
パケットIDから分離し、ビデオデータをビデオデコー
ダ10に供給し、オーディオデータをオーディオデコー
ダ11に供給する。
【0024】ビデオデコーダ10は、入力されたビデオ
データをデコードし、NTSCエンコーダ12に出力す
る。NTSCエンコーダ12は、入力されたビデオデー
タを、NTSC方式のビデオ信号に変換して、出力す
る。また、オーディオデコーダ11は、入力されたオー
ディオデータをデコードし、オーディオ信号として出力
する。
データをデコードし、NTSCエンコーダ12に出力す
る。NTSCエンコーダ12は、入力されたビデオデー
タを、NTSC方式のビデオ信号に変換して、出力す
る。また、オーディオデコーダ11は、入力されたオー
ディオデータをデコードし、オーディオ信号として出力
する。
【0025】このようにして、衛星を介して放送された
画像データと音声データに対応する画像と音声を図示せ
ぬモニタ装置で視聴することができる。
画像データと音声データに対応する画像と音声を図示せ
ぬモニタ装置で視聴することができる。
【0026】トランスポートブロック4は、コンディシ
ョナルアクセスデータが入力された場合においては、こ
れをICカードインタフェース5を介してICカード5
Aに供給する。ICカード5Aに内蔵されているCPU
は、トランスポートブロック4を介してCPU6に、こ
のデコーダに割り当てられているデコーダIDの読み出
しを要求する。CPU6は、この要求を受けたとき、R
OM7(またはEEPROM9)に記憶されているデコ
ーダIDを読み出し、トランスポートブロック4を介し
てICカード5Aに供給する。
ョナルアクセスデータが入力された場合においては、こ
れをICカードインタフェース5を介してICカード5
Aに供給する。ICカード5Aに内蔵されているCPU
は、トランスポートブロック4を介してCPU6に、こ
のデコーダに割り当てられているデコーダIDの読み出
しを要求する。CPU6は、この要求を受けたとき、R
OM7(またはEEPROM9)に記憶されているデコ
ーダIDを読み出し、トランスポートブロック4を介し
てICカード5Aに供給する。
【0027】ICカード5AのCPUは、このデコーダ
IDがコンディショナルアクセスデータに対してアクセ
ス権を有するデコーダIDであるか否かを判定し、アク
セス権を有するデコーダIDであると判定した場合にお
いては、コントロールワードをトランスポートブロック
4に供給する。トランスポートブロック4においては、
このコントロールワードを用いて、コンディショナルア
クセスデータの暗号解読処理を実行する。
IDがコンディショナルアクセスデータに対してアクセ
ス権を有するデコーダIDであるか否かを判定し、アク
セス権を有するデコーダIDであると判定した場合にお
いては、コントロールワードをトランスポートブロック
4に供給する。トランスポートブロック4においては、
このコントロールワードを用いて、コンディショナルア
クセスデータの暗号解読処理を実行する。
【0028】このコンディショナルアクセスデータに
は、拡張機能プログラムも含まれる。
は、拡張機能プログラムも含まれる。
【0029】すなわち、拡張機能プログラムも暗号化さ
れ、所定のデコーダIDを含んだ複数のパケットとし
て、衛星を介して伝送されてくる。このため、特定のデ
コーダIDを有するデコーダだけが、これらのパケット
に対するアクセス権を有し、その暗号解読を行うことが
できる。これにより、例えば所定の付加料金を支払った
ユーザだけが、所定の拡張機能を付加することが可能と
なる。
れ、所定のデコーダIDを含んだ複数のパケットとし
て、衛星を介して伝送されてくる。このため、特定のデ
コーダIDを有するデコーダだけが、これらのパケット
に対するアクセス権を有し、その暗号解読を行うことが
できる。これにより、例えば所定の付加料金を支払った
ユーザだけが、所定の拡張機能を付加することが可能と
なる。
【0030】CPU6は、トランスポートブロック4で
解読された拡張機能プログラムをEEPROM9に転送
し、記憶させる。
解読された拡張機能プログラムをEEPROM9に転送
し、記憶させる。
【0031】図2は、ROM7に記憶されている基本プ
ログラムと、EEPROM9に記憶された拡張機能プロ
グラムを模式的に表している。
ログラムと、EEPROM9に記憶された拡張機能プロ
グラムを模式的に表している。
【0032】すなわち、ROM7に記憶されている基本
プログラムには、例えばそのアドレスa1に、拡張機能
プログラムへの分岐のステップが含まれている。この分
岐ステップは、例えば、EEPROM9のエントリt1
乃至t3に記憶されているアドレスを読み取り、そのア
ドレスが0である場合においては、拡張機能プログラム
が記憶されていないものとして、エラー処理を実行し、
所定のアドレスが書き込まれている場合においては、E
EPROM9のそのアドレスにアクセスし、そのアドレ
スに記憶されている拡張機能プログラムを読み出すよう
にプログラミングされている。
プログラムには、例えばそのアドレスa1に、拡張機能
プログラムへの分岐のステップが含まれている。この分
岐ステップは、例えば、EEPROM9のエントリt1
乃至t3に記憶されているアドレスを読み取り、そのア
ドレスが0である場合においては、拡張機能プログラム
が記憶されていないものとして、エラー処理を実行し、
所定のアドレスが書き込まれている場合においては、E
EPROM9のそのアドレスにアクセスし、そのアドレ
スに記憶されている拡張機能プログラムを読み出すよう
にプログラミングされている。
【0033】図2の実施の形態においては、EEPRO
M9のエントリt1にアドレスf1が記述され、エント
リt2にアドレスf2が記述されている。そして、EE
PROM9のアドレスf1には、拡張機能プログラム1
が書き込まれており、アドレスf2には、拡張機能プロ
グラム2が書き込まれている。従って、この拡張機能プ
ログラム1または2の処理が実行される。
M9のエントリt1にアドレスf1が記述され、エント
リt2にアドレスf2が記述されている。そして、EE
PROM9のアドレスf1には、拡張機能プログラム1
が書き込まれており、アドレスf2には、拡張機能プロ
グラム2が書き込まれている。従って、この拡張機能プ
ログラム1または2の処理が実行される。
【0034】この実施の形態の場合、EEPROM9の
エントリt3には、0が書き込まれている。従って、こ
の実施の形態においては、3つの拡張機能のうち、2つ
の拡張機能のみが利用することが可能であり、3番目の
拡張機能プログラムはまだ利用することができない状態
となっている。
エントリt3には、0が書き込まれている。従って、こ
の実施の形態においては、3つの拡張機能のうち、2つ
の拡張機能のみが利用することが可能であり、3番目の
拡張機能プログラムはまだ利用することができない状態
となっている。
【0035】EEPROM9は、RAM8に比べて一般
的にアクセス速度が遅く、容量が小さく、高価である。
このため、EEPROM9の容量をあまり大きくする
と、コスト高となる。そこで、例えばEEPROM9に
拡張機能プログラムを圧縮した状態で保存させ、電源オ
ン時、あるいはプログラムをスタートするとき、EEP
ROM9に記憶されている圧縮された状態の拡張機能プ
ログラムを展開(伸長)して、RAM8に書き込むよう
にすることができる。
的にアクセス速度が遅く、容量が小さく、高価である。
このため、EEPROM9の容量をあまり大きくする
と、コスト高となる。そこで、例えばEEPROM9に
拡張機能プログラムを圧縮した状態で保存させ、電源オ
ン時、あるいはプログラムをスタートするとき、EEP
ROM9に記憶されている圧縮された状態の拡張機能プ
ログラムを展開(伸長)して、RAM8に書き込むよう
にすることができる。
【0036】図3は、この場合の実施の形態を表してい
る。すなわち、衛星を介して伝送されてきた拡張機能プ
ログラムがEEPROM9に書き込まれるのは、上述し
た場合と同様である。ただし、この図3の実施の形態に
おいては、拡張機能プログラムは圧縮されたままの状態
で、EEPROM9に記憶される。これにより、EEP
ROM9の容量をそれほど大きくしなくとも、比較的長
いプログラムをEEPROM9に保持することが可能に
なる。
る。すなわち、衛星を介して伝送されてきた拡張機能プ
ログラムがEEPROM9に書き込まれるのは、上述し
た場合と同様である。ただし、この図3の実施の形態に
おいては、拡張機能プログラムは圧縮されたままの状態
で、EEPROM9に記憶される。これにより、EEP
ROM9の容量をそれほど大きくしなくとも、比較的長
いプログラムをEEPROM9に保持することが可能に
なる。
【0037】プログラムを圧縮する方法としては、ロス
レス(lossless)型データ圧縮方法、すなわ
ち、展開(伸張)すれば、完全に元のデータに復元する
ことが可能な圧縮方式(可逆符号化方式)が用いられ
る。この方法としては、例えばランレングス(run
length)符号化、ハフマン(Huffman)符
号化、算術符号化、あるいはLempel−Ziv方式
などを挙げることができる。これらの方式については、
例えば「日経エレクトロニクス」1993.5.10
(No.580)の第94頁乃至第117頁に開示され
ている。
レス(lossless)型データ圧縮方法、すなわ
ち、展開(伸張)すれば、完全に元のデータに復元する
ことが可能な圧縮方式(可逆符号化方式)が用いられ
る。この方法としては、例えばランレングス(run
length)符号化、ハフマン(Huffman)符
号化、算術符号化、あるいはLempel−Ziv方式
などを挙げることができる。これらの方式については、
例えば「日経エレクトロニクス」1993.5.10
(No.580)の第94頁乃至第117頁に開示され
ている。
【0038】そして、この実施の形態の場合、ROM7
のアドレスa0に、エンコーダの電源立ち上げ時、EE
PROM9に記憶されている圧縮された拡張機能プログ
ラムを展開する処理を実行することが記述されている。
これにより、EEPROM9に記憶されている拡張機能
テーブルがRAM8に展開して記憶される。図3の実施
の形態の場合、RAM8のエントリT1乃至T3には、
EEPROM9のエントリt1乃至t3における記述f
1,f2,0に対応して、それぞれアドレスF1,F
2,0が記述されている。そして、RAM8のアドレス
F1には、展開された状態の拡張機能プログラム1が記
憶され、アドレスF2には、展開された状態の拡張機能
プログラム2が記憶される。
のアドレスa0に、エンコーダの電源立ち上げ時、EE
PROM9に記憶されている圧縮された拡張機能プログ
ラムを展開する処理を実行することが記述されている。
これにより、EEPROM9に記憶されている拡張機能
テーブルがRAM8に展開して記憶される。図3の実施
の形態の場合、RAM8のエントリT1乃至T3には、
EEPROM9のエントリt1乃至t3における記述f
1,f2,0に対応して、それぞれアドレスF1,F
2,0が記述されている。そして、RAM8のアドレス
F1には、展開された状態の拡張機能プログラム1が記
憶され、アドレスF2には、展開された状態の拡張機能
プログラム2が記憶される。
【0039】そして、ROM7のアドレスa1の拡張機
能プログラムへの分岐ステップには、RAM8のエント
リT1乃至T3が記述されている。従って、図2の実施
の形態における場合と同様に、エントリT1に書き込ま
れているRAM8のアドレスF1に記憶されている拡張
機能プログラム1や、エントリT2に書き込まれている
アドレスF2に記憶されている拡張機能プログラム2な
どが実行可能となる。
能プログラムへの分岐ステップには、RAM8のエント
リT1乃至T3が記述されている。従って、図2の実施
の形態における場合と同様に、エントリT1に書き込ま
れているRAM8のアドレスF1に記憶されている拡張
機能プログラム1や、エントリT2に書き込まれている
アドレスF2に記憶されている拡張機能プログラム2な
どが実行可能となる。
【0040】RAM8に展開されたこれらの拡張機能プ
ログラムは、EEPROM9における場合とは異なり、
デコーダの電源をオフしたとき、消去されてしまう。こ
のため、この展開する処理は、電源をオンする度に必要
となる。ただし、一旦展開した場合においては、その
後、電源をオフするまで利用することが可能である。
ログラムは、EEPROM9における場合とは異なり、
デコーダの電源をオフしたとき、消去されてしまう。こ
のため、この展開する処理は、電源をオンする度に必要
となる。ただし、一旦展開した場合においては、その
後、電源をオフするまで利用することが可能である。
【0041】ただし、RAM8の記憶領域が不足するこ
とが予想される場合においては、この拡張機能プログラ
ムは、不要になったとき、ユーザからの指令に対応して
消去してしまうようにすることもできる。
とが予想される場合においては、この拡張機能プログラ
ムは、不要になったとき、ユーザからの指令に対応して
消去してしまうようにすることもできる。
【0042】以上のようにして、例えば特定のデコーダ
に対してのみ、ゲームソフトを利用させたり、多くの放
送チャンネルの中から、所望の放送チャンネルを選択す
るための電子番組ガイド(EPG:Electroni
c Program Guide)を利用可能にした
り、ペイパービュー(pay per view)の画
像をモニタ可能にしたりすることが可能となる。
に対してのみ、ゲームソフトを利用させたり、多くの放
送チャンネルの中から、所望の放送チャンネルを選択す
るための電子番組ガイド(EPG:Electroni
c Program Guide)を利用可能にした
り、ペイパービュー(pay per view)の画
像をモニタ可能にしたりすることが可能となる。
【0043】あるいはまた、ビデオデータとオーディオ
データのうち、ビデオデータのみをスクランブル(暗号
化)して放送するようにしていたものを、その後、オー
ディオデータもスクランブルするように、放送方法を変
更したような場合において、このスクランブルされたオ
ーディオデータをデスクランブルするためのプログラム
を放送局(送信側)から各エンコーダ(受信側)に伝送
し、オーディオデータもデスクランブルすることができ
るようにすることができる。
データのうち、ビデオデータのみをスクランブル(暗号
化)して放送するようにしていたものを、その後、オー
ディオデータもスクランブルするように、放送方法を変
更したような場合において、このスクランブルされたオ
ーディオデータをデスクランブルするためのプログラム
を放送局(送信側)から各エンコーダ(受信側)に伝送
し、オーディオデータもデスクランブルすることができ
るようにすることができる。
【0044】なお、上記実施の形態においては、電源オ
フ時においても、保持するためのメモリとしてEEPR
OMを用いるようにしたが、この他にも、不揮発性で書
き換え可能なメモリであれば、その他のメモリを用いる
ことも可能である。また、圧縮されたプログラムを展開
(伸長)するタイミングは、それを使用するときとする
こともできる。
フ時においても、保持するためのメモリとしてEEPR
OMを用いるようにしたが、この他にも、不揮発性で書
き換え可能なメモリであれば、その他のメモリを用いる
ことも可能である。また、圧縮されたプログラムを展開
(伸長)するタイミングは、それを使用するときとする
こともできる。
【0045】
【発明の効果】本発明の第1の放送システムによれば、
拡張機能プログラムが必要に応じて、圧縮された状態で
送信され、受信側のデータ受信処理装置で受信、記憶さ
れる。拡張機能プログラムは展開され、データ受信処理
装置の機能を拡張させる。従って、新たな拡張機能プロ
グラムを適宜伝送することで、データ受信処理装置の機
能を拡張することが可能になる。
拡張機能プログラムが必要に応じて、圧縮された状態で
送信され、受信側のデータ受信処理装置で受信、記憶さ
れる。拡張機能プログラムは展開され、データ受信処理
装置の機能を拡張させる。従って、新たな拡張機能プロ
グラムを適宜伝送することで、データ受信処理装置の機
能を拡張することが可能になる。
【0046】本発明の第2の放送システムによれば、デ
ータに加えて、必要に応じて、データ受信処理装置の機
能を拡張するための機能拡張プログラムが圧縮された状
態で送信される。受信側において、データ受信処理装置
は、機能拡張プログラムを受信、記憶し、展開する。そ
して展開された機能拡張プログラムにしたがって、デー
タが処理される。従って、データ受信処理装置に、必要
に応じて機能を拡張した処理を実行させることが可能と
なる。
ータに加えて、必要に応じて、データ受信処理装置の機
能を拡張するための機能拡張プログラムが圧縮された状
態で送信される。受信側において、データ受信処理装置
は、機能拡張プログラムを受信、記憶し、展開する。そ
して展開された機能拡張プログラムにしたがって、デー
タが処理される。従って、データ受信処理装置に、必要
に応じて機能を拡張した処理を実行させることが可能と
なる。
【0047】本発明の第3の放送システムによれば、画
像データに加えて、必要に応じて、データ受信処理装置
の機能を機能を拡張するための機能拡張プログラムが圧
縮された状態で放送される。データ受信処理装置は、こ
の機能拡張プログラムを圧縮された状態で受信、記憶
し、展開する。そして展開された機能拡張プログラムに
したがって、データ受信処理装置の機能が拡張される。
従って、画像データを処理するデータ受信処理装置の機
能を簡単且つ確実に拡張することが可能となる。
像データに加えて、必要に応じて、データ受信処理装置
の機能を機能を拡張するための機能拡張プログラムが圧
縮された状態で放送される。データ受信処理装置は、こ
の機能拡張プログラムを圧縮された状態で受信、記憶
し、展開する。そして展開された機能拡張プログラムに
したがって、データ受信処理装置の機能が拡張される。
従って、画像データを処理するデータ受信処理装置の機
能を簡単且つ確実に拡張することが可能となる。
【0048】本発明の第4の放送システムによれば、画
像データに加えて、必要に応じて、データ受信処理装置
の機能を拡張するための機能拡張プログラムが、圧縮さ
れた状態で放送される。受信側においては、データ受信
処理装置が、この機能拡張プログラムを圧縮された状態
で受信し、記憶し、展開する。展開された機能拡張プロ
グラムに従って、画像データが復号処理される。従っ
て、データ受信処理装置の機能を拡張して、新たな画像
データを復号処理させることが可能となる。
像データに加えて、必要に応じて、データ受信処理装置
の機能を拡張するための機能拡張プログラムが、圧縮さ
れた状態で放送される。受信側においては、データ受信
処理装置が、この機能拡張プログラムを圧縮された状態
で受信し、記憶し、展開する。展開された機能拡張プロ
グラムに従って、画像データが復号処理される。従っ
て、データ受信処理装置の機能を拡張して、新たな画像
データを復号処理させることが可能となる。
【図1】本発明の放送システムを応用したデジタルテレ
ビ放送用デコーダの構成例を示すブロック図である。
ビ放送用デコーダの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のROM7とEEPROM9に記憶される
プログラムを説明する図である。
プログラムを説明する図である。
【図3】図1に示すROM7、RAM8、およびEEP
ROM9に記憶されるプログラムを説明する図である。
ROM9に記憶されるプログラムを説明する図である。
1 アンテナ, 2 コンバータ, 3 フロントエン
ド, 4 トランスポートブロック, 5 ICカード
インタフェース, 5A ICカード, 6CPU,
7 ROM, 8 RAM, 9 EEPROM, 1
0 ビデオデコーダ, 11 オーディオデコーダ,
12 NTSCエンコーダ
ド, 4 トランスポートブロック, 5 ICカード
インタフェース, 5A ICカード, 6CPU,
7 ROM, 8 RAM, 9 EEPROM, 1
0 ビデオデコーダ, 11 オーディオデコーダ,
12 NTSCエンコーダ
Claims (4)
- 【請求項1】 送信側からデータを送信し、受信側にお
いて予め記憶されている基本プログラムにしたがって動
作するデータ受信処理装置により前記データを受信し、
受信されたデータを処理する放送システムにおいて、 送信側では、 前記データに加えて、必要に応じて前記データ受信処理
装置の機能を拡張するための機能拡張プログラムを圧縮
された状態で送信し、 受信側では、 前記データ受信処理装置により前記機能拡張プログラム
を圧縮された状態で受信し、 受信された圧縮された状態の前記機能拡張プログラムを
記憶させ、 記憶された圧縮された状態の前記拡張機能プログラムを
読み出して展開し、 展開された前記拡張機能プログラムにしたがって前記デ
ータ受信処理装置の機能を拡張することを特徴とする放
送システム。 - 【請求項2】 送信側からデータを送信し、受信側にお
いてデータ受信処理装置により前記データを受信し、受
信されたデータを、前記データ受信処理装置に予め記憶
されている基本プログラムにしたがって処理する放送シ
ステムにおいて、 送信側では、 前記データに加えて、必要に応じて前記データ受信処理
装置の機能を拡張するための機能拡張プログラムを圧縮
された状態で送信し、 受信側では、 前記データ受信処理装置により前記機能拡張プログラム
を圧縮された状態で受信し、 受信された圧縮された状態の前記機能拡張プログラムを
記憶させ、 記憶された圧縮された状態の前記拡張機能プログラムを
読み出して展開し、 展開された前記拡張機能プログラムにしたがって前記デ
ータを処理することを特徴とする放送システム。 - 【請求項3】 送信側から画像信号を符号化し、画像デ
ータとして放送し、受信側において予め記憶されている
基本プログラムにしたがって動作するデータ受信処理装
置により前記画像データを受信し、受信された前記画像
データを復号処理する放送システムにおいて、 送信側では、 前記画像データに加えて、必要に応じて前記データ受信
処理装置の機能を拡張するための機能拡張プログラムを
圧縮された状態で放送し、 受信側では、 前記データ受信処理装置により前記機能拡張プログラム
を圧縮された状態で受信し、 受信された圧縮された状態の前記機能拡張プログラムを
記憶させ、 記憶された圧縮された状態の前記拡張機能プログラムを
読み出して展開し、 展開された前記拡張機能プログラムにしたがって前記デ
ータ受信処理装置の機能を拡張することを特徴とする放
送システム。 - 【請求項4】 送信側から画像信号を符号化し、画像デ
ータとして放送し、受信側においてデータ受信処理装置
により前記画像データを受信し、受信された前記画像デ
ータを、データ受信処理装置に予め記憶されている基本
プログラムにしたがって復号処理する放送システムにお
いて、 送信側では、 前記画像データに加えて、必要に応じて前記データ受信
処理装置の機能を拡張するための機能拡張プログラムを
圧縮された状態で放送し、 受信側では、 前記データ受信処理装置により前記機能拡張プログラム
を圧縮された状態で受信し、 受信された圧縮された状態の前記機能拡張プログラムを
記憶させ、 記憶された圧縮された状態の前記拡張機能プログラムを
読み出して展開し、 展開された前記拡張機能プログラムにしたがって前記画
像データを復号処理することを特徴とする放送システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000029895A JP2000216736A (ja) | 2000-01-01 | 2000-02-08 | 放送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000029895A JP2000216736A (ja) | 2000-01-01 | 2000-02-08 | 放送システム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00609295A Division JP3393318B2 (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | データ受信処理装置およびデータ受信処理方法並びに放送受信処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000216736A true JP2000216736A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=18554979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000029895A Pending JP2000216736A (ja) | 2000-01-01 | 2000-02-08 | 放送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000216736A (ja) |
-
2000
- 2000-02-08 JP JP2000029895A patent/JP2000216736A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010202 |