JP2000216735A - デ―タ受信処理装置およびデ―タ受信処理方法並びに放送方法 - Google Patents

デ―タ受信処理装置およびデ―タ受信処理方法並びに放送方法

Info

Publication number
JP2000216735A
JP2000216735A JP2000029894A JP2000029894A JP2000216735A JP 2000216735 A JP2000216735 A JP 2000216735A JP 2000029894 A JP2000029894 A JP 2000029894A JP 2000029894 A JP2000029894 A JP 2000029894A JP 2000216735 A JP2000216735 A JP 2000216735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
extended function
data
function program
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000029894A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Ozawa
俊郎 小沢
Hirofumi Yuji
洋文 湯地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000029894A priority Critical patent/JP2000216735A/ja
Publication of JP2000216735A publication Critical patent/JP2000216735A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、拡張機能プログラムを追加する
ことができるようにする。 【解決手段】 デジタルテレビ放送用デコーダのROM
7に記憶されている基本プログラムに拡張機能プログラ
ムへの分岐ステップを予め設けておく。そして、この分
岐ステップには、EEPROM9のエントリt1乃至t
3を参照し、そこに所定のアドレスが記述されている場
合においては、そのアドレスにジャンプし、ジャンプ先
に書き込まれている拡張機能プログラムを実行するよう
に記述しておく。必要に応じて拡張機能プログラムを伝
送し、EEPROM9に記憶させることで、新たな拡張
機能を追加することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ受信処理装
置およびデータ受信処理方法並びに放送方法に関し、特
に例えば放送衛星や通信衛星を介してデジタル化された
画像データを伝送し、これを受信する場合に用いて好適
なデータ受信処理装置およびデータ受信処理方法並びに
放送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、音声信号や画像信号をデジタル化
し、衛星を介して放送する放送システムが普及しつつあ
る。伝送する信号をデジタル化することにより、映像信
号や音声信号のみならず、データの伝送も可能となる。
【0003】この放送は、専用のデータ受信処理装置
(デコーダ)で受信することができる。また、各デコー
ダに、固有の番号(デコーダID)を割り当てておき、
このデコーダIDを識別することにより、特定のデコー
ダを有するものに対してのみ、さらに所定のサービスを
提供する(例えば特定の有料番組を受信できるようにす
る)ことが可能である。すなわち、コンディショナルア
クセス機能が実現可能となる。
【0004】現在、この分野においては、どのようなサ
ービスが提供できるのかについての模索が続いており、
今後、新しい形態のサービスが始まる可能性が高い。こ
のため、デコーダは、新しいサービスが始まった場合、
その新しいサービスも受けることができるように予め構
成することが好ましい。新しいサービスを新しいデコー
ダを購入したもののみが受けられるようにすると、デコ
ーダを購入した時期によって、利用できるサービスに差
ができてしまい、不公平となるからである。
【0005】このように新しいサービス(新たな機能)
を追加する場合、デコーダのプログラムに追加変更を加
える必要がある。従来、このような変更を行うのに、デ
コーダを一旦回収して、そこに内蔵されているプログラ
ムROMを交換した後、デコーダを再び返却するか、デ
コーダごと新しいものに交換するか、あるいはデコーダ
に内蔵されているICカードインタフェースを利用し、
新たなICカードを各ユーザに頒布することにより、I
Cカードから各デコーダに新たなプログラムをロードす
ることが検討されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、既に販
売されたデコーダの台数が多い場合においては、これを
回収するのは現実的には困難である。また、ICカード
を頒布する方法は、費用がかかるばかりでなく、ICカ
ードのメモリ容量は通常極めて小さいため、変更可能な
プログラムも短いものに限られるといった課題があっ
た。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、安価に、かつ比較的長いプログラムでも簡
単に、変更追加することができるようにするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデータ
受信処理装置は、伝送されたプログラムまたはデータを
受信する受信手段と、受信手段により受信されたデータ
を処理する処理手段と、処理手段によるデータの処理に
関するプログラムであって、拡張機能プログラムに分岐
することが可能な基本プログラムを記憶する第1の記憶
手段と、受信手段により拡張機能プログラムが受信され
たとき、これを記憶する第2の記憶手段とを備え、処理
手段は、受信手段により受信されたデータを、第1の記
憶手段に記憶されている基本プログラムにしたがって処
理するとともに、第2の記憶手段に拡張機能プログラム
が記憶されたとき、第2の記憶手段から拡張機能プログ
ラムを読み出し、基本プログラムから拡張機能プログラ
ムに分岐し、拡張機能プログラムにしたがってデータを
処理することを特徴とする。
【0009】拡張機能プログラムは圧縮して第2の記憶
手段に記憶させることができる。第2の記憶手段に記憶
されている、圧縮された拡張機能プログラムが展開され
たとき、展開された拡張機能プログラムを記憶する第3
の記憶手段をさらに設けることができる。
【0010】第1の記憶手段は、読み出し専用のメモリ
とし、第2の記憶手段は、電源オフ時にも記憶を保持可
能なメモリとし、第3の記憶手段は、電源オフ時には記
憶が消去されるメモリとすることができる。
【0011】請求項5に記載のデータ受信処理方法は、
データの処理に関するプログラムであって、拡張機能プ
ログラムに分岐することが可能な基本プログラムを予め
記憶し、データが伝送されてきたときこれを受信し、受
信されたデータを、予め記憶されている基本プログラム
にしたがって処理し、拡張機能プログラムが伝送されて
きたとき、これを受信、記憶し、拡張機能プログラムが
記憶されているとき、記憶されている拡張機能プログラ
ムを読み出し、基本プログラムから拡張機能プログラム
に分岐し、拡張機能プログラムにしたがってデータを処
理することを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の放送方法は、送信側から
画像信号を符号化し、画像データとして放送し、受信側
においてこの画像データを受信して復号化し、表示する
放送方法において、画像データの復号処理に関するプロ
グラムであって、拡張機能プログラムに分岐することが
可能な基本プログラムを受信側に予め記憶し、画像デー
タが放送されてきたとき、受信側でこれを受信し、受信
側において、受信された画像データを、予め記憶されて
いる基本プログラムにしたがって復号処理し、受信側に
特定の復号処理を行わせるとき、送信側から拡張機能プ
ログラムを放送して受信側に受信、記憶させ、受信側に
おいて、拡張機能プログラムを記憶したとき、記憶され
ている拡張機能プログラムを読み出し、基本プログラム
から拡張機能プログラムに分岐し、拡張機能プログラム
にしたがって画像データを復号処理することを特徴とす
る。
【0013】請求項1に記載のデータ受信処理装置およ
び請求項5に記載のデータ受信処理方法、並びに請求項
6に記載の放送方法においては、拡張機能プログラムが
必要になったとき、その拡張機能プログラムが伝送さ
れ、受信側で記憶される。基本プログラムは予め拡張機
能プログラムに分岐することが可能とされており、拡張
機能プログラムが記憶されたとき、基本プログラムから
拡張機能プログラムに分岐することができ、データをそ
の拡張機能プログラムに従って処理することができる。
従って、新たな拡張機能プログラムを適宜伝送し、追加
することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデータ受信処理
装置を応用したデジタルテレビ放送用デコーダの構成例
を表している。アンテナ1は、図示せぬ衛星からの電波
を受信し、電気信号としてコンバータ2に出力する。コ
ンバータ2は、アンテナ1で受信した信号を所定の周波
数の信号へダウンコンバートし、フロントエンド3に出
力する。
【0015】フロントエンド3は、コンバータ2からの
信号を復調し、更にエラー訂正を行った後、トランスポ
ートブロック4に出力する。トランスポートブロック4
は、フロントエンド3より入力されたパケット単位のデ
ータを、ビデオデータパケット、オーディオデータパケ
ット、その他のデータパケット(例えばコンディショナ
ルアクセスデータ(後述する拡張機能プログラムもこの
コンディショナルアクセスデータに含まれる)のパケッ
ト)に振り分ける。
【0016】コンディショナルアクセスデータは、IC
カードインタフェース5を介してICカード5Aに送ら
れ、このデコーダが入力信号に対してアクセス権を有す
るか否かの判定が行われる。アクセス権を有するとの判
定がなされた場合においては、暗号解読のためのキー
(コントロールワード)をトランスポートブロック4に
出力する。トランスポートブロック4は、このコントロ
ールワードを用いて、暗号解読処理を実行する。
【0017】トランスポートブロック4で分離されたビ
デオパケットのデータは、ビデオデコーダ10に供給さ
れ、オーディオパケットのデータは、オーディオデコー
ダ11に供給される。ビデオデコーダ10は、入力され
たビデオデータをデコードし、NTSCエンコーダ12
に出力する。NTSCエンコーダ12は、入力されたビ
デオデータをNTSC方式のビデオ信号にエンコードし
た後、出力する。
【0018】また、オーディオデコーダ11は、入力さ
れたオーディオデータをデコードし、オーディオ信号と
して出力する。
【0019】CPU6は、ROM7に記憶されているプ
ログラムに従って、各種の処理を実行する。そして、処
理に必要なデータなどを適宜RAM8に記憶させる。不
揮発性で書き換え可能なメモリとしてのEEPROM9
には、このデコーダの電源をオフした後も保持する必要
のあるデータ(例えばパスワードや、電源をオフする直
前に見ていたチャンネル番号)などが記憶されるように
なされている。
【0020】EEPROM9は、電源オフ後も保持して
おく必要のあるデータなどを適宜記憶するものとして用
いられる場合、その容量は、せいぜい数百バイトでよ
い。しかしながら、この実施の形態においては、このE
EPROM9に拡張機能プログラムが書き込まれる。こ
のため、この実施の形態においては、EEPROM9の
容量は、例えば32キロバイトとされる。
【0021】次に、その動作について説明する。デコー
ダの電源がオンされたとき、CPU6は、ROM7に記
憶されているプログラムに従って、各ブロックを制御
し、受信動作を開始させる。これにより、フロントエン
ド3がアンテナ1で受信した信号をコンバータ2を介し
て受け取り、復調する。復調信号は、エラー訂正が施さ
れた後、トランスポートブロック4に供給される。トラ
ンスポートブロック4は入力されたパケットデータを、
パケットIDから分離し、ビデオデータをビデオデコー
ダ10に供給し、オーディオデータをオーディオデコー
ダ11に供給する。
【0022】ビデオデコーダ10は、入力されたビデオ
データをデコードし、NTSCエンコーダ12に出力す
る。NTSCエンコーダ12は、入力されたビデオデー
タを、NTSC方式のビデオ信号に変換して、出力す
る。また、オーディオデコーダ11は、入力されたオー
ディオデータをデコードし、オーディオ信号として出力
する。
【0023】このようにして、衛星を介して放送された
画像データと音声データに対応する画像と音声を図示せ
ぬモニタ装置で視聴することができる。
【0024】トランスポートブロック4は、コンディシ
ョナルアクセスデータが入力された場合においては、こ
れをICカードインタフェース5を介してICカード5
Aに供給する。ICカード5Aに内蔵されているCPU
は、トランスポートブロック4を介してCPU6に、こ
のデコーダに割り当てられているデコーダIDの読み出
しを要求する。CPU6は、この要求を受けたとき、R
OM7(またはEEPROM9)に記憶されているデコ
ーダIDを読み出し、トランスポートブロック4を介し
てICカード5Aに供給する。
【0025】ICカード5AのCPUは、このデコーダ
IDがコンディショナルアクセスデータに対してアクセ
ス権を有するデコーダIDであるか否かを判定し、アク
セス権を有するデコーダIDであると判定した場合にお
いては、コントロールワードをトランスポートブロック
4に供給する。トランスポートブロック4においては、
このコントロールワードを用いて、コンディショナルア
クセスデータの暗号解読処理を実行する。
【0026】このコンディショナルアクセスデータに
は、拡張機能プログラムも含まれる。
【0027】すなわち、拡張機能プログラムも暗号化さ
れ、所定のデコーダIDを含んだ複数のパケットとし
て、衛星を介して伝送されてくる。このため、特定のデ
コーダIDを有するデコーダだけが、これらのパケット
に対するアクセス権を有し、その暗号解読を行うことが
できる。これにより、例えば所定の付加料金を支払った
ユーザだけが、所定の拡張機能を付加することが可能と
なる。
【0028】CPU6は、トランスポートブロック4で
解読された拡張機能プログラムをEEPROM9に転送
し、記憶させる。
【0029】図2は、ROM7に記憶されている基本プ
ログラムと、EEPROM9に記憶された拡張機能プロ
グラムを模式的に表している。
【0030】すなわち、ROM7に記憶されている基本
プログラムには、例えばそのアドレスa1に、拡張機能
プログラムへの分岐のステップが含まれている。この分
岐ステップは、例えば、EEPROM9のエントリt1
乃至t3に記憶されているアドレスを読み取り、そのア
ドレスが0である場合においては、拡張機能プログラム
が記憶されていないものとして、エラー処理を実行し、
所定のアドレスが書き込まれている場合においては、E
EPROM9のそのアドレスにアクセスし、そのアドレ
スに記憶されている拡張機能プログラムを読み出すよう
にプログラミングされている。
【0031】図2の実施の形態においては、EEPRO
M9のエントリt1にアドレスf1が記述され、エント
リt2にアドレスf2が記述されている。そして、EE
PROM9のアドレスf1には、拡張機能プログラム1
が書き込まれており、アドレスf2には、拡張機能プロ
グラム2が書き込まれている。従って、この拡張機能プ
ログラム1または2の処理が実行される。
【0032】この実施の形態の場合、EEPROM9の
エントリt3には、0が書き込まれている。従って、こ
の実施の形態においては、3つの拡張機能のうち、2つ
の拡張機能のみが利用することが可能であり、3番目の
拡張機能プログラムはまだ利用することができない状態
となっている。
【0033】EEPROM9は、RAM8に比べて一般
的にアクセス速度が遅く、容量が小さく、高価である。
このため、EEPROM9の容量をあまり大きくする
と、コスト高となる。そこで、例えばEEPROM9に
拡張機能プログラムを圧縮した状態で保存させ、電源オ
ン時、あるいはプログラムをスタートするとき、EEP
ROM9に記憶されている圧縮された状態の拡張機能プ
ログラムを展開(伸長)して、RAM8に書き込むよう
にすることができる。
【0034】図3は、この場合の実施の形態を表してい
る。すなわち、衛星を介して伝送されてきた拡張機能プ
ログラムがEEPROM9に書き込まれるのは、上述し
た場合と同様である。ただし、この図3の実施の形態に
おいては、拡張機能プログラムは圧縮されたままの状態
で、EEPROM9に記憶される。これにより、EEP
ROM9の容量をそれほど大きくしなくとも、比較的長
いプログラムをEEPROM9に保持することが可能に
なる。
【0035】プログラムを圧縮する方法としては、ロス
レス(lossless)型データ圧縮方法、すなわ
ち、展開(伸張)すれば、完全に元のデータに復元する
ことが可能な圧縮方式(可逆符号化方式)が用いられ
る。この方法としては、例えばランレングス(run
length)符号化、ハフマン(Huffman)符
号化、算術符号化、あるいはLempel−Ziv方式
などを挙げることができる。これらの方式については、
例えば「日経エレクトロニクス」1993.5.10
(No.580)の第94頁乃至第117頁に開示され
ている。
【0036】そして、この実施の形態の場合、ROM7
のアドレスa0に、エンコーダの電源立ち上げ時、EE
PROM9に記憶されている圧縮された拡張機能プログ
ラムを展開する処理を実行することが記述されている。
これにより、EEPROM9に記憶されている拡張機能
テーブルがRAM8に展開して記憶される。図3の実施
の形態の場合、RAM8のエントリT1乃至T3には、
EEPROM9のエントリt1乃至t3における記述f
1,f2,0に対応して、それぞれアドレスF1,F
2,0が記述されている。そして、RAM8のアドレス
F1には、展開された状態の拡張機能プログラム1が記
憶され、アドレスF2には、展開された状態の拡張機能
プログラム2が記憶される。
【0037】そして、ROM7のアドレスa1の拡張機
能プログラムへの分岐ステップには、RAM8のエント
リT1乃至T3が記述されている。従って、図2の実施
の形態における場合と同様に、エントリT1に書き込ま
れているRAM8のアドレスF1に記憶されている拡張
機能プログラム1や、エントリT2に書き込まれている
アドレスF2に記憶されている拡張機能プログラム2な
どが実行可能となる。
【0038】RAM8に展開されたこれらの拡張機能プ
ログラムは、EEPROM9における場合とは異なり、
デコーダの電源をオフしたとき、消去されてしまう。こ
のため、この展開する処理は、電源をオンする度に必要
となる。ただし、一旦展開した場合においては、その
後、電源をオフするまで利用することが可能である。
【0039】ただし、RAM8の記憶領域が不足するこ
とが予想される場合においては、この拡張機能プログラ
ムは、不要になったとき、ユーザからの指令に対応して
消去してしまうようにすることもできる。
【0040】以上のようにして、例えば特定のデコーダ
に対してのみ、ゲームソフトを利用させたり、多くの放
送チャンネルの中から、所望の放送チャンネルを選択す
るための電子番組ガイド(EPG:Electroni
c Program Guide)を利用可能にした
り、ペイパービュー(pay per view)の画
像をモニタ可能にしたりすることが可能となる。
【0041】あるいはまた、ビデオデータとオーディオ
データのうち、ビデオデータのみをスクランブル(暗号
化)して放送するようにしていたものを、その後、オー
ディオデータもスクランブルするように、放送方法を変
更したような場合において、このスクランブルされたオ
ーディオデータをデスクランブルするためのプログラム
を放送局(送信側)から各エンコーダ(受信側)に伝送
し、オーディオデータもデスクランブルすることができ
るようにすることができる。
【0042】なお、上記実施の形態においては、電源オ
フ時においても、保持するためのメモリとしてEEPR
OMを用いるようにしたが、この他にも、不揮発性で書
き換え可能なメモリであれば、その他のメモリを用いる
ことも可能である。また、圧縮されたプログラムを展開
(伸長)するタイミングは、それを使用するときとする
こともできる。
【0043】
【発明の効果】請求項1に記載のデータ受信処理装置お
よび請求項5に記載のデータ受信処理方法、並びに請求
項6に記載の放送方法においては、拡張機能プログラム
が必要になったとき、その拡張機能プログラムが伝送さ
れ、記憶される。基本プログラムは予め拡張機能プログ
ラムに分岐することが可能とされており、拡張機能プロ
グラムが記憶されたとき、基本プログラムから拡張機能
プログラムに分岐することができ、データをその拡張機
能プログラムに従って処理することができる。従って、
新たな拡張機能プログラムを適宜伝送し、追加すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ受信処理装置を応用したデジタ
ルテレビ放送用デコーダの構成例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のROM7とEEPROM9に記憶される
プログラムを説明する図である。
【図3】図1に示すROM7、RAM8、およびEEP
ROM9に記憶されるプログラムを説明する図である。
【符号の説明】
1 アンテナ, 2 コンバータ, 3 フロントエン
ド, 4 トランスポートブロック, 5 ICカード
インタフェース, 5A ICカード, 6CPU,
7 ROM, 8 RAM, 9 EEPROM, 1
0 ビデオデコーダ, 11 オーディオデコーダ,
12 NTSCエンコーダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送されたプログラムまたはデータを受
    信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記データを処理する処
    理手段と、 前記処理手段による前記データの処理に関するプログラ
    ムであって、拡張機能プログラムに分岐することが可能
    な基本プログラムを記憶する第1の記憶手段と、 前記受信手段により前記拡張機能プログラムが受信され
    たとき、これを記憶する第2の記憶手段とを備え、 前記処理手段は、前記受信手段により受信された前記デ
    ータを、前記第1の記憶手段に記憶されている前記基本
    プログラムにしたがって処理するとともに、前記第2の
    記憶手段に前記拡張機能プログラムが記憶されたとき、
    前記第2の記憶手段から前記拡張機能プログラムを読み
    出し、前記基本プログラムから前記拡張機能プログラム
    に分岐し、前記拡張機能プログラムにしたがって前記デ
    ータを処理することを特徴とするデータ受信処理装置。
  2. 【請求項2】 前記拡張機能プログラムは圧縮されて前
    記第2の記憶手段に記憶されていることを特徴とする請
    求項1に記載のデータ受信処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の記憶手段に記憶されている、
    圧縮された前記拡張機能プログラムが展開されたとき、
    展開された前記拡張機能プログラムを記憶する第3の記
    憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載
    のデータ受信処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の記憶手段は、読み出し専用の
    メモリであり、 前記第2の記憶手段は、電源オフ時にも記憶を保持可能
    なメモリであり、 前記第3の記憶手段は、電源オフ時には記憶が消去され
    るメモリであることを特徴とする請求項3に記載のデー
    タ受信処理装置。
  5. 【請求項5】 データの処理に関するプログラムであっ
    て、拡張機能プログラムに分岐することが可能な基本プ
    ログラムを予め記憶し、 前記データが伝送されてきたときこれを受信し、 受信された前記データを、予め記憶されている前記基本
    プログラムにしたがって処理し、 前記拡張機能プログラムが伝送されてきたとき、これを
    受信、記憶し、 前記拡張機能プログラムが記憶されているとき、記憶さ
    れている前記拡張機能プログラムを読み出し、前記基本
    プログラムから前記拡張機能プログラムに分岐し、前記
    拡張機能プログラムにしたがって前記データを処理する
    ことを特徴とするデータ受信処理方法。
  6. 【請求項6】 送信側から画像信号を符号化し、画像デ
    ータとして放送し、受信側においてこの画像データを受
    信して復号化し、表示する放送方法において、 前記画像データの復号処理に関するプログラムであっ
    て、拡張機能プログラムに分岐することが可能な基本プ
    ログラムを前記受信側に予め記憶し、 前記画像データが放送されてきたとき、前記受信側でこ
    れを受信し、 前記受信側において、受信された前記画像データを、予
    め記憶されている前記基本プログラムにしたがって復号
    処理し、 前記受信側に特定の復号処理を行わせるとき、前記送信
    側から前記拡張機能プログラムを放送して前記受信側に
    受信、記憶させ、 前記受信側において、前記拡張機能プログラムを記憶し
    たとき、記憶されている前記拡張機能プログラムを読み
    出し、前記基本プログラムから前記拡張機能プログラム
    に分岐し、前記拡張機能プログラムにしたがって前記画
    像データを復号処理することを特徴とする放送方法。
JP2000029894A 2000-01-01 2000-02-08 デ―タ受信処理装置およびデ―タ受信処理方法並びに放送方法 Pending JP2000216735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000029894A JP2000216735A (ja) 2000-01-01 2000-02-08 デ―タ受信処理装置およびデ―タ受信処理方法並びに放送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000029894A JP2000216735A (ja) 2000-01-01 2000-02-08 デ―タ受信処理装置およびデ―タ受信処理方法並びに放送方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00609295A Division JP3393318B2 (ja) 1995-01-19 1995-01-19 データ受信処理装置およびデータ受信処理方法並びに放送受信処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000216735A true JP2000216735A (ja) 2000-08-04

Family

ID=18554978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000029894A Pending JP2000216735A (ja) 2000-01-01 2000-02-08 デ―タ受信処理装置およびデ―タ受信処理方法並びに放送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000216735A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03179842A (ja) * 1990-10-19 1991-08-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 暗号デジタル放送装置
JPH05217005A (ja) * 1992-02-07 1993-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロコンピュータシステム
JPH05233267A (ja) * 1992-02-24 1993-09-10 Nec Home Electron Ltd プログラムrom内蔵装置
WO1994014284A1 (en) * 1992-12-09 1994-06-23 Discovery Communications, Inc. Reprogrammable terminal for suggesting programs offered on a television program delivery system

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03179842A (ja) * 1990-10-19 1991-08-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 暗号デジタル放送装置
JPH05217005A (ja) * 1992-02-07 1993-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロコンピュータシステム
JPH05233267A (ja) * 1992-02-24 1993-09-10 Nec Home Electron Ltd プログラムrom内蔵装置
WO1994014284A1 (en) * 1992-12-09 1994-06-23 Discovery Communications, Inc. Reprogrammable terminal for suggesting programs offered on a television program delivery system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3393318B2 (ja) データ受信処理装置およびデータ受信処理方法並びに放送受信処理方法
US6970960B1 (en) Instream loader
JPH10171664A (ja) ソフトウエアの更新方法、およびビデオレシーバ
US20070028282A1 (en) Start up method for a television apparatus
JPH0715714A (ja) アダプタカード及び選択的受信方法
JP2009077451A (ja) 伝送データ・ストリームからデータ・セクションを抽出する方法
JP3755697B2 (ja) 放送受信装置及びその方法
EP1734751A2 (en) Apparatuses, methods, and data structures for hard reset
KR101017369B1 (ko) 디지털 위성방송에서 추가된 네트워크 정보를 얻는 방법
JP4311407B2 (ja) デジタル放送受信装置およびデジタル放送再生方法
JP2000216735A (ja) デ―タ受信処理装置およびデ―タ受信処理方法並びに放送方法
KR20040094836A (ko) 수신기, 송신 스테이션, 다운로드 방법, 컴퓨터 프로그램제품 및 신호
JP2000216736A (ja) 放送システム
JP4296618B2 (ja) 受信端末装置
JP3459628B2 (ja) ディジタル放送受信装置
JP4307804B2 (ja) 放送受信装置
KR100215435B1 (ko) 모뎀을 이용한 위성방송수신기의 프로그램수신방법및그장치
KR20060092315A (ko) 디지털 방송 수신 장치 및 그의 자동 채널 설정방법
JP2007184753A (ja) 受信表示システム、受信装置および表示端末
JP2005192061A (ja) デジタル放送受信装置及び番組情報蓄積方法
JPH10108147A (ja) 放送受信装置
JP2001016515A (ja) 多チャンネル放送システムの受信装置
JP2002185949A (ja) デジタルテレビ放送受信機
JPH1131128A (ja) データ放送システム
JPH07312582A (ja) データ放送受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050823

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050909

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050930