JPH05217005A - マイクロコンピュータシステム - Google Patents

マイクロコンピュータシステム

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Publication number
JPH05217005A
JPH05217005A JP4021535A JP2153592A JPH05217005A JP H05217005 A JPH05217005 A JP H05217005A JP 4021535 A JP4021535 A JP 4021535A JP 2153592 A JP2153592 A JP 2153592A JP H05217005 A JPH05217005 A JP H05217005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
compressed
ram
rom
microcomputer system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4021535A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Fujishima
俊博 藤島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4021535A priority Critical patent/JPH05217005A/ja
Publication of JPH05217005A publication Critical patent/JPH05217005A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロコンピュータシステムにおいて、製
品のプログラム容量が大きくなるとROMの容量および
個数が増え、そのため製品の価格が高価になるという問
題や、プログラムをそのままROM内に格納しているた
めROMの内容が他社にコピーされるという著作権の問
題を解決して、安価で高速でしかも機密保持に優れたマ
イクロコンピュータシステムを提供することを目的とす
る。 【構成】 圧縮された被圧縮プログラム3とこの被圧縮
プログラム3を伸張する伸張プログラム4と電源立ち上
げ時に起動しシステムを管理する管理プログラム5とを
格納したROM1と、前記被圧縮プログラム3を伸張し
て実行させるRAM2とでマイクロコンピュータシステ
ムを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、OA(office automat
ion )製品の核となるマイクロコンピュータシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、タイプライター、磁気ディス
ク装置などのOA製品において一般的にマイクロコンピ
ュータが使用されているが、そのマイクロコンピュータ
のシステムは図5に示すように、CPU(central proc
essing unit )21と、ROM(read only memory)22
と、RAM(random access memory)23と、その他の周
辺回路24とから構成される。このようなOA製品などを
制御するプログラムは図6に示すようにROM22と呼ば
れるメモリに格納されており、CPU21がROM22に格
納されたプログラムを一個ずつ取り出して遂行実行す
る。マイクロコンピュータシステムにはROM22とは別
にRAM23と呼ばれる読み書き可能なメモリがあり、R
AM23は一般的にデータの一時保存用およびワークエリ
アとして使われている。一般的なROM22とRAM23の
特徴を比較すると表1のようになる。
【0003】
【表1】
【0004】このように、電源を落としてもプログラム
が残るというROM22のメリットを除けばRAM23の方
が速度、価格の面で優れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、製品のプログラム容量が大きくなるとR
OM22の容量および個数が増え、そのために製品の価格
が高価になるという問題を生じ、またプログラムをその
ままROM22内に格納しているため、ROM22の内容が
他社にコピーされるという著作権の問題をも有してい
た。
【0006】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、安価で高速でしかも機密保持に優れたマイクロコン
ピュータシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明のマイクロコンピュータシステムとしての第1
の手段は、圧縮された被圧縮プログラムとこの被圧縮プ
ログラムを伸張する伸張プログラムと電源立ち上げ時に
起動してシステムを管理する管理プログラムとを格納し
たROMと、前記被圧縮プログラムを伸張して実行させ
るRAMとを備えたものである。
【0008】また,本発明の第2の手段は、上記第1の
手段において、圧縮された被圧縮プログラムが複数個で
あり、必要に応じて各被圧縮プログラムを伸張させて実
行させるものである。
【0009】
【作用】上記第1の手段によって、圧縮された被圧縮プ
ログラムがROMからRAM上に伸張されて実行される
ことにより、ROMの容量および個数を最小限で済ます
ことができるので安価となり、またRAM上のプログラ
ムを実行させるので高速となり、さらに、ROMのプロ
グラムは圧縮されているので機密保持に優れることとな
る。
【0010】また、上記第2の手段によって、プログラ
ムを複数のモジュール単位に分割して必要な被圧縮プロ
グラムのみを伸張して動作させることにより、RAMの
容量が少なくて済む。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例を示す図で
ある。図1に示すように、マイクロコンピュータシステ
ムはROM1とRAM2とを備えており、ROM1の中
には、圧縮された被圧縮プログラム3と、この被圧縮プ
ログラム3を伸張する伸張プログラム4と、電源投入時
に起動してシステムを管理する管理プログラム5とが入
っており、またRAM2の中には、伸張されたプログラ
ムが入る領域6とデータ一時保存用およびワークエリア
7とが存在している。
【0012】このマイクロコンピュータシステムでのプ
ログラムの流れを図2に示す。電源が投入されると、先
ず管理プログラム5が動作してシステムの初期設定を行
い(ステップS1)、次に伸張プログラム4が動作し
て、ROM1内に収められた被圧縮プログラム3がRA
M2の領域に伸張される(ステップS2)。その後、伸
張されたプログラムがRAM上2で動作を始める(ステ
ップS3)。
【0013】次に、本発明の他の実施例について図面を
参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実施例を
示す図である。図3に示すように、マイクロコンピュー
タシステムはROM11とRAM12とを備えており、RO
M11の中には、圧縮された複数の被圧縮プログラムA
1 、A2 、・・・・、AN と、これらの被圧縮プログラムA
1 、A2 、・・・・、AN を伸張する伸張プログラム13と、
電源投入時にシステムの初期設定を行ったり、複数の被
圧縮プログラムA1 、A2 、・・・・、AN を必要時に伸張
プログラム13を用いて伸張して起動させる管理プログラ
ム14とが入っており、RAM12の中には伸張されたプロ
グラムが入る領域15およびデータ一時保存およびワーク
エリア16とが存在している。
【0014】ここで、図3に示すように、時点T=1に
おいては、被圧縮プログラムA1 がRAM12上で伸張さ
れてプログラムB1 とされて動作する。時点T=2にお
いては、被圧縮プログラムA2 がRAM12上で伸張され
てプログラムB2 とされて動作する。時点T=Nにおい
ては、被圧縮プログラムAN がRAM12上で伸張されて
プログラムBN とされて動作する。なお、伸張されるプ
ログラムの順番は任意であり、必要に応じて管理プログ
ラム14が適当な被圧縮プログラムA1 、A2 、・・・・、A
N をRAM12上に伸張して実行させるものである。
【0015】このマイクロコンピュータシステムでのプ
ログラムの流れを図4に示す。電源が投入されると、先
ず管理プログラム14が動作してシステムの初期設定を行
い(ステップS11)、次に伸張プログラム13が動作し
て、ROM11内に収められた複数の被圧縮プログラムA
1 、A2 、・・・・、AN から任意のプログラムB1
2、・・・・、BN をRAM12の領域に伸張される。その
後、伸張されたプログラムB 1 、B2 、・・・・、BN がR
AM12上で動作を始める(ステップS11〜S15)。管理
プログラム14は常にシステム全体を管理しており、RA
M12上でのプログラムB1 、B2 、・・・・、BN の終了時
には必ずROM11上の管理プログラム14に戻り、RAM
12は次のプログラムが伸張されるためのプログラム領域
15を解放する。この第2の実施例はプログラムをモジュ
ール単位に分割して必要なプログラムのみを伸張して動
作させるため、上記第1の実施例と比較してRAM12の
容量が少なくて済むという効果がある。
【0016】このようにプログラムを圧縮することによ
りROM1,11の容量は大幅に減少する。RAM2,12
の容量はプログラムの容量分だけ増加するが、RAM
2,12はROM1,11よりも安価であり、しかも高速で
あるから総合的に考慮すると、ROM1,11の容量を減
らしてRAM2,12の容量を少し増加させた方が、安価
で高速でしかもプログラムが圧縮されているため、機密
保持に優れているシステムを構成することができる。
【0017】RAM2,12にはSRAM(スタティック
RAM)とDRAM(ダイナミックRAM)との2種類
があり、SRAMはDRAMと比較して高価であるが高
速であるという特徴を持ち、またDRAMはSRAMと
比較して速度は劣るが安価であるという特徴を持つ。し
たがって高速性を重視するシステムにはSRAMを用
い、価格を重視するシステムにはDRAMを用いること
により、最適なマイクロコンピュータシステムを構成す
ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、圧縮され
たプログラムと、この被圧縮プログラムを伸張する伸張
プログラムと、電源立ち上げ時に起動しシステムを管理
する管理プログラムとをROMに格納することにより、
安価で高速でしかも機密保持に優れたマイクロコンピュ
ータシステムを実現できる。
【0019】また、被圧縮プログラムを複数のモジュー
ル単位に分割し、必要な被圧縮プログラムのみを伸張し
て動作させることにより、RAMの容量が少なくて済
む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るマイクロコンピュ
ータシステムのメモリの構成図である。
【図2】図1のメモリ構成におけるプログラムの動作を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例に係るマイクロコンピュ
ータシステムのメモリの構成図である。
【図4】図3のメモリ構成におけるプログラムの動作を
示すフローチャートである。
【図5】マイクロコンピュータシステムの一般的な構成
を示す図である。
【図6】マイクロコンピュータシステムにおける従来の
メモリの構成図である。
【符号の説明】
1,11 ROM 2,12 RAM 3,A1 〜AN 圧縮されたプログラム(被圧縮プロ
グラム) 4,13 伸張プログラム 5,14 管理プログラム 6,15 伸張されたプログラムが入る領域 7,16 データ一時保存用およびワークエリ
ア B1 〜BN 伸張されたプログラム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮された被圧縮プログラムとこの被圧
    縮プログラムを伸張する伸張プログラムと電源立ち上げ
    時に起動してシステムを管理する管理プログラムとを格
    納したROMと、前記被圧縮プログラムを伸張して実行
    させるRAMとを備えたマイクロコンピュータシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 圧縮された被圧縮プログラムが複数個で
    あり、必要に応じて各被圧縮プログラムをRAM上で伸
    張させて実行させる請求項1記載のマイクロコンピュー
    タシステム。
JP4021535A 1992-02-07 1992-02-07 マイクロコンピュータシステム Pending JPH05217005A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4021535A JPH05217005A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 マイクロコンピュータシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4021535A JPH05217005A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 マイクロコンピュータシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05217005A true JPH05217005A (ja) 1993-08-27

Family

ID=12057662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4021535A Pending JPH05217005A (ja) 1992-02-07 1992-02-07 マイクロコンピュータシステム

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JP (1) JPH05217005A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000216735A (ja) * 2000-01-01 2000-08-04 Sony Corp デ―タ受信処理装置およびデ―タ受信処理方法並びに放送方法
JP2005309912A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Oki Data Corp 画像形成装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000216735A (ja) * 2000-01-01 2000-08-04 Sony Corp デ―タ受信処理装置およびデ―タ受信処理方法並びに放送方法
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