JP2000216443A - 表面実装型発光ダイオ―ド及びその製造方法 - Google Patents
表面実装型発光ダイオ―ド及びその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 発光ダイオード素子を載置する基板の放熱効
果を高めることによって、発光ダイオード素子の寿命を
延ばすと共に発光輝度の低下を抑えること、また安価な
基板を用いることでコストダウンを図ること。 【解決手段】 薄板金属基板12の上面15に反射カッ
プ部17を設けてその中に発光ダイオード素子16を載
置し、その上方を集光レンズ部25が形成された第1の
樹脂体24で樹脂封止すると共に、薄板金属基板12の
裏面側を第2の樹脂体26で補強した。
果を高めることによって、発光ダイオード素子の寿命を
延ばすと共に発光輝度の低下を抑えること、また安価な
基板を用いることでコストダウンを図ること。 【解決手段】 薄板金属基板12の上面15に反射カッ
プ部17を設けてその中に発光ダイオード素子16を載
置し、その上方を集光レンズ部25が形成された第1の
樹脂体24で樹脂封止すると共に、薄板金属基板12の
裏面側を第2の樹脂体26で補強した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マザーボード上に
直接に表面実装することのできる表面実装型発光ダイオ
ード及びその製造方法に関するものである。
直接に表面実装することのできる表面実装型発光ダイオ
ード及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表面実装型発光ダイオー
ドとしては、例えば図16及び図17に示したタイプの
ものが知られている。図16に示した前者の従来例は、
ガラスエポキシ基板1の上面にダイボンド電極2とワイ
ヤボンド電極3とを形成し、ダイボンド電極2上に載置
した発光ダイオード素子5を導電性接着剤4で固着する
と共に、発光ダイオード素子5とワイヤボンド電極3と
をボンディングワイヤ6によって接続し、最後に発光ダ
イオード素子5及びボンディングワイヤ6をエポキシ系
の樹脂体7によって樹脂封止した構造のものである。
ドとしては、例えば図16及び図17に示したタイプの
ものが知られている。図16に示した前者の従来例は、
ガラスエポキシ基板1の上面にダイボンド電極2とワイ
ヤボンド電極3とを形成し、ダイボンド電極2上に載置
した発光ダイオード素子5を導電性接着剤4で固着する
と共に、発光ダイオード素子5とワイヤボンド電極3と
をボンディングワイヤ6によって接続し、最後に発光ダ
イオード素子5及びボンディングワイヤ6をエポキシ系
の樹脂体7によって樹脂封止した構造のものである。
【0003】また、図17に示した後者の従来例は、ガ
ラスエポキシ基板1の上面にダイボンド電極2とワイヤ
ボンド電極3とを形成し、ダイボンド電極2上に載置し
た発光ダイオード素子5の周囲に円筒状の反射カップ部
8を配置すると共に、その上方を集光レンズ部9が形成
されたエポキシ系の樹脂体10によって樹脂封止した構
造のものであり、反射カップ部8及び集光レンズ部9に
よって集光性を高めるようにしたものである。
ラスエポキシ基板1の上面にダイボンド電極2とワイヤ
ボンド電極3とを形成し、ダイボンド電極2上に載置し
た発光ダイオード素子5の周囲に円筒状の反射カップ部
8を配置すると共に、その上方を集光レンズ部9が形成
されたエポキシ系の樹脂体10によって樹脂封止した構
造のものであり、反射カップ部8及び集光レンズ部9に
よって集光性を高めるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の表面
実装型発光ダイオードは、発光ダイオード素子5の上部
が樹脂体7,10によって樹脂封止されているため、発
光ダイオード素子5が発光する際に生じた熱を下部のガ
ラスエポキシ基板1から放熱せざるを得ない。しかしな
がら、ガラスエポキシ基板1は所定の厚みを有している
ために、発光ダイオード素子5からガラスエポキシ基板
1に伝達された熱がマザーボードへ十分に放熱されずに
内部にこもってしまい、結果的に発光ダイオード素子5
の寿命を縮めたり、発光輝度を低下させるといった問題
があった。また、ガラスエポキシ基板1のそれ自体が割
高なため、完成品のコストアップが避けられないもので
あった。
実装型発光ダイオードは、発光ダイオード素子5の上部
が樹脂体7,10によって樹脂封止されているため、発
光ダイオード素子5が発光する際に生じた熱を下部のガ
ラスエポキシ基板1から放熱せざるを得ない。しかしな
がら、ガラスエポキシ基板1は所定の厚みを有している
ために、発光ダイオード素子5からガラスエポキシ基板
1に伝達された熱がマザーボードへ十分に放熱されずに
内部にこもってしまい、結果的に発光ダイオード素子5
の寿命を縮めたり、発光輝度を低下させるといった問題
があった。また、ガラスエポキシ基板1のそれ自体が割
高なため、完成品のコストアップが避けられないもので
あった。
【0005】そこで本発明は、発光ダイオード素子を載
置する基板の放熱効果を高めることによって、発光ダイ
オード素子の寿命を延ばすと共に発光輝度の低下を抑え
ること、また安価な基板を用いることでコストダウンを
図ることを目的とする。
置する基板の放熱効果を高めることによって、発光ダイ
オード素子の寿命を延ばすと共に発光輝度の低下を抑え
ること、また安価な基板を用いることでコストダウンを
図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る表面実装型発光ダイオード
は、薄板金属基板の上面に発光ダイオード素子を載置
し、その上方を第1の樹脂体で樹脂封止すると共に、薄
板金属基板の裏面側を第2の樹脂体で補強したことを特
徴とする。
に、本発明の請求項1に係る表面実装型発光ダイオード
は、薄板金属基板の上面に発光ダイオード素子を載置
し、その上方を第1の樹脂体で樹脂封止すると共に、薄
板金属基板の裏面側を第2の樹脂体で補強したことを特
徴とする。
【0007】また、本発明の請求項2に係る表面実装型
発光ダイオードは、薄板金属基板の上面に反射カップ部
を設けてその中に発光ダイオード素子を載置し、その上
方を集光レンズ部が形成された第1の樹脂体で樹脂封止
すると共に、薄板金属基板の裏面側を第2の樹脂体で補
強したことを特徴とする。
発光ダイオードは、薄板金属基板の上面に反射カップ部
を設けてその中に発光ダイオード素子を載置し、その上
方を集光レンズ部が形成された第1の樹脂体で樹脂封止
すると共に、薄板金属基板の裏面側を第2の樹脂体で補
強したことを特徴とする。
【0008】また、本発明の請求項3に係る表面実装型
発光ダイオードは、前記反射カップ部が薄板金属基板の
上面を凹ませることによって形成されると共に、この凹
みによって薄板金属基板の裏面側にできた凹凸部に第2
の樹脂体を充填して薄板金属基板を補強したことを特徴
とする。
発光ダイオードは、前記反射カップ部が薄板金属基板の
上面を凹ませることによって形成されると共に、この凹
みによって薄板金属基板の裏面側にできた凹凸部に第2
の樹脂体を充填して薄板金属基板を補強したことを特徴
とする。
【0009】また、本発明の請求項4に係る表面実装型
発光ダイオードは、上記薄板金属基板が厚さ0.5mm
以下の熱伝導性の優れた導電金属であることを特徴とす
る。
発光ダイオードは、上記薄板金属基板が厚さ0.5mm
以下の熱伝導性の優れた導電金属であることを特徴とす
る。
【0010】また、本発明の請求項5に係る表面実装型
発光ダイオードの製造方法は、薄板金属基板の上面を凹
ませて反射カップ部を形成すると共に、薄板金属基板に
発光ダイオード素子用電極を形成するためのスリットを
打抜くプレス工程と、薄板金属基板の裏面側にできた凹
凸部に第2の樹脂体を充填する薄板金属基板の補強工程
と、薄板金属基板の反射カップ内に発光ダイオード素子
を載置して一方の電極に接続するダイボンド工程と、発
光ダイオード素子と前記スリットによって形成された他
方の電極とをボンディングワイヤで接続するワイヤボン
ド工程と、薄板金属基板の上面側を第1の樹脂体で樹脂
封止して発光ダイオード素子及びボンディングワイヤを
保護する樹脂封止工程とを備えたことを特徴とする。
発光ダイオードの製造方法は、薄板金属基板の上面を凹
ませて反射カップ部を形成すると共に、薄板金属基板に
発光ダイオード素子用電極を形成するためのスリットを
打抜くプレス工程と、薄板金属基板の裏面側にできた凹
凸部に第2の樹脂体を充填する薄板金属基板の補強工程
と、薄板金属基板の反射カップ内に発光ダイオード素子
を載置して一方の電極に接続するダイボンド工程と、発
光ダイオード素子と前記スリットによって形成された他
方の電極とをボンディングワイヤで接続するワイヤボン
ド工程と、薄板金属基板の上面側を第1の樹脂体で樹脂
封止して発光ダイオード素子及びボンディングワイヤを
保護する樹脂封止工程とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項6に係る表面実装型
発光ダイオードの製造方法は、薄板金属をプレス加工し
て複数の薄板金属基板からなる集合基板を形成し、この
集合基板に対して上記薄板金属基板の補強工程、発光ダ
イオード素子のダイボンド工程、ワイヤボンド工程及び
樹脂封止工程を行なったのち、集合基板に想定された分
割ラインに沿って集合基板を切断し、一つ一つの発光ダ
イオード毎に分割することを特徴とする。
発光ダイオードの製造方法は、薄板金属をプレス加工し
て複数の薄板金属基板からなる集合基板を形成し、この
集合基板に対して上記薄板金属基板の補強工程、発光ダ
イオード素子のダイボンド工程、ワイヤボンド工程及び
樹脂封止工程を行なったのち、集合基板に想定された分
割ラインに沿って集合基板を切断し、一つ一つの発光ダ
イオード毎に分割することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
に係る表面実装型発光ダイオード及び製造方法の実施の
形態を詳細に説明する。図1及び図2は、本発明に係る
表面実装型発光ダイオード11の第1実施例を示したも
のである。この実施例に係る表面実装型発光ダイオード
11は、従来のガラスエポキシ基板に代わって、銅や鉄
あるいはリン青銅など熱伝導率の良い薄板金属を所定形
状にプレス成形した薄板金属基板12を用いている。こ
の薄板金属基板12は、両側に段差部13,14を有す
る略台形状のもので、上面15の中央部には発光ダイオ
ード素子16を収容する反射カップ部17が設けられて
いる。この反射カップ部17は、上面15をプレス成形
によってすり鉢状に凹ませたもので、発光ダイオード素
子16を載置する円形状の底面18と、上方向に広がる
内周面19とで形成されている。内周面19の傾斜角度
は、発光ダイオード素子16からの光の拡散を抑えてで
きるだけ上方へ導くように設定され、また発光ダイオー
ド素子16からの光の反射率を上げるために内周面19
が鏡面仕上げになっている。
に係る表面実装型発光ダイオード及び製造方法の実施の
形態を詳細に説明する。図1及び図2は、本発明に係る
表面実装型発光ダイオード11の第1実施例を示したも
のである。この実施例に係る表面実装型発光ダイオード
11は、従来のガラスエポキシ基板に代わって、銅や鉄
あるいはリン青銅など熱伝導率の良い薄板金属を所定形
状にプレス成形した薄板金属基板12を用いている。こ
の薄板金属基板12は、両側に段差部13,14を有す
る略台形状のもので、上面15の中央部には発光ダイオ
ード素子16を収容する反射カップ部17が設けられて
いる。この反射カップ部17は、上面15をプレス成形
によってすり鉢状に凹ませたもので、発光ダイオード素
子16を載置する円形状の底面18と、上方向に広がる
内周面19とで形成されている。内周面19の傾斜角度
は、発光ダイオード素子16からの光の拡散を抑えてで
きるだけ上方へ導くように設定され、また発光ダイオー
ド素子16からの光の反射率を上げるために内周面19
が鏡面仕上げになっている。
【0013】上記薄板金属基板12の一方の段差部13
には、他方の段差部14と平行なスリット21が形成さ
れ、このスリット21によって薄板金属基板12を2つ
に分離している。薄板金属基板12自体が導電性である
ため、このようなスリット21を設けることによって、
スリット21を挟んで反射カップ部17側にダイボンド
電極を、反対側の段差部13側にワイヤボンド電極をそ
れぞれ形成している。スリット21は、非導電性のマス
キングテープ27によって塞がれている。なお、薄板金
属基板12にメッキを施すことで光反射効率が上がり、
また錆の発生等も防止することができる。メッキは、例
えば下地にニッケルメッキを用い、その上に銀メッキを
施すなど公知の手段で行なえる。
には、他方の段差部14と平行なスリット21が形成さ
れ、このスリット21によって薄板金属基板12を2つ
に分離している。薄板金属基板12自体が導電性である
ため、このようなスリット21を設けることによって、
スリット21を挟んで反射カップ部17側にダイボンド
電極を、反対側の段差部13側にワイヤボンド電極をそ
れぞれ形成している。スリット21は、非導電性のマス
キングテープ27によって塞がれている。なお、薄板金
属基板12にメッキを施すことで光反射効率が上がり、
また錆の発生等も防止することができる。メッキは、例
えば下地にニッケルメッキを用い、その上に銀メッキを
施すなど公知の手段で行なえる。
【0014】上記薄板金属基板12の反射カップ部17
に配置される発光ダイオード素子16は、略立方体形状
の微小チップであり、下面と上面にそれぞれ電極を有す
る。そして、下面電極を反射カップ部17の底面18に
導電性接着剤22で固着し、上面電極をボンディングワ
イヤ23によってスリット21の反対側の段差部13の
ワイヤボンド電極に接続することで導通が図られる。
に配置される発光ダイオード素子16は、略立方体形状
の微小チップであり、下面と上面にそれぞれ電極を有す
る。そして、下面電極を反射カップ部17の底面18に
導電性接着剤22で固着し、上面電極をボンディングワ
イヤ23によってスリット21の反対側の段差部13の
ワイヤボンド電極に接続することで導通が図られる。
【0015】上記発光ダイオード素子16及びボンディ
ングワイヤ23は、その上方をエポキシ系の樹脂体24
によって封止される。この樹脂体24はエポキシ樹脂を
主成分としており、これに拡散剤や必要に応じて着色剤
などが添加されたものである。また、この樹脂体24は
薄型金属基板12と略同じ外形形状の直方体をしてお
り、上面中央部には半球状の集光レンズ部25が一体に
突出形成されている。この集光レンズ部25は、反射カ
ップ部17に収容された発光ダイオード素子16の真上
に位置しており、発光ダイオード素子16から発した光
を集光する凸レンズとしての働きを持つ。従って、発光
ダイオード素子16から発した光は、そのまま上方に直
進するものと、反射カップ部17の内周面19で反射し
てから上方に向かうものに分かれるが、これらの光は集
光レンズ部25で共に集光されるために輝度アップが図
られることになる。なお、集光レンズ部25の曲率半径
や形状、屈折率は、集光が得られる範囲では特に限定さ
れるものではない。
ングワイヤ23は、その上方をエポキシ系の樹脂体24
によって封止される。この樹脂体24はエポキシ樹脂を
主成分としており、これに拡散剤や必要に応じて着色剤
などが添加されたものである。また、この樹脂体24は
薄型金属基板12と略同じ外形形状の直方体をしてお
り、上面中央部には半球状の集光レンズ部25が一体に
突出形成されている。この集光レンズ部25は、反射カ
ップ部17に収容された発光ダイオード素子16の真上
に位置しており、発光ダイオード素子16から発した光
を集光する凸レンズとしての働きを持つ。従って、発光
ダイオード素子16から発した光は、そのまま上方に直
進するものと、反射カップ部17の内周面19で反射し
てから上方に向かうものに分かれるが、これらの光は集
光レンズ部25で共に集光されるために輝度アップが図
られることになる。なお、集光レンズ部25の曲率半径
や形状、屈折率は、集光が得られる範囲では特に限定さ
れるものではない。
【0016】一方、薄板金属基板12は厚みが0.5m
m以下と薄いことから、これを補強するためと、スリッ
ト21によって分離された薄板金属基板12を所定位置
に確保するために、薄板金属基板12の裏面側に補強樹
脂体26が配設される。この補強樹脂体26は、段差部
13,14及び反射カップ部17によって薄板金属基板
12の裏面側にできた凹凸部に隙間なく充填され、薄板
金属基板12を裏面側から補強している。この補強樹脂
体26の主成分は、上記樹脂体24と同様エポキシ樹脂
であるが、薄板金属基板12の線膨張係数に一致させる
ためにシリカの微粒子や微粉末が添加してあり、これに
よって補強効果を高めている。また、補強樹脂体26
は、薄板金属基板12の補強作用と共に放熱作用も兼ね
備えており、放熱効果を高めるためにガラスフィラの微
粒子や微粉末なども添加されている。
m以下と薄いことから、これを補強するためと、スリッ
ト21によって分離された薄板金属基板12を所定位置
に確保するために、薄板金属基板12の裏面側に補強樹
脂体26が配設される。この補強樹脂体26は、段差部
13,14及び反射カップ部17によって薄板金属基板
12の裏面側にできた凹凸部に隙間なく充填され、薄板
金属基板12を裏面側から補強している。この補強樹脂
体26の主成分は、上記樹脂体24と同様エポキシ樹脂
であるが、薄板金属基板12の線膨張係数に一致させる
ためにシリカの微粒子や微粉末が添加してあり、これに
よって補強効果を高めている。また、補強樹脂体26
は、薄板金属基板12の補強作用と共に放熱作用も兼ね
備えており、放熱効果を高めるためにガラスフィラの微
粒子や微粉末なども添加されている。
【0017】図2に示したように、上記構成からなる表
面実装型発光ダイオード11は、マザーボード28の上
面に直接実装することができ、マザーボード28の上面
に形成されている電極パターン29a,29b上に表面
実装型発光ダイオード11を上向きに載置し、薄板金属
基板12の左右両側の段差部13,14をマザーボード
28の各電極パターン29a,29bに半田30によっ
て接合する。このようにしてマザーボード28に実装さ
れた表面実装型発光ダイオード11からは上方向に指向
性を有する光が発せられる。また、発光ダイオード素子
16が発光する際に生じた熱は、薄板金属基板12及び
補強樹脂体26を介してマザーボード28に伝達される
が、両者とも熱伝導率が非常によいので、マザーボード
28に素早く伝わって外部に放熱される。
面実装型発光ダイオード11は、マザーボード28の上
面に直接実装することができ、マザーボード28の上面
に形成されている電極パターン29a,29b上に表面
実装型発光ダイオード11を上向きに載置し、薄板金属
基板12の左右両側の段差部13,14をマザーボード
28の各電極パターン29a,29bに半田30によっ
て接合する。このようにしてマザーボード28に実装さ
れた表面実装型発光ダイオード11からは上方向に指向
性を有する光が発せられる。また、発光ダイオード素子
16が発光する際に生じた熱は、薄板金属基板12及び
補強樹脂体26を介してマザーボード28に伝達される
が、両者とも熱伝導率が非常によいので、マザーボード
28に素早く伝わって外部に放熱される。
【0018】図3乃至図7は、上記構成からなる表面実
装型発光ダイオード11の製造方法を示したものであ
る。この製造方法は、集合基板を用いて多数の発光ダイ
オードを同時に製造する場合の方法である。第1のプレ
ス工程では、図3(a)(b)に示すように、大きな薄
板金属に多数の薄板金属基板12をプレス成形して集合
基板31を形成する。個々の薄板金属基板12にはそれ
ぞれ段差部13,14と反射カップ部17とが形成さ
れ、また分離用のスリット21もプレスによって同時に
開設し、その上をマスキングテープ27で塞ぐ。
装型発光ダイオード11の製造方法を示したものであ
る。この製造方法は、集合基板を用いて多数の発光ダイ
オードを同時に製造する場合の方法である。第1のプレ
ス工程では、図3(a)(b)に示すように、大きな薄
板金属に多数の薄板金属基板12をプレス成形して集合
基板31を形成する。個々の薄板金属基板12にはそれ
ぞれ段差部13,14と反射カップ部17とが形成さ
れ、また分離用のスリット21もプレスによって同時に
開設し、その上をマスキングテープ27で塞ぐ。
【0019】次いで、図4に示すように、集合基板31
を裏返し、各薄板金属基板12の裏面側にできている凹
凸部に補強樹脂体26を充填する。この時、スリット2
1はマスキングテープ27によって塞がれているので、
補強樹脂体26がスリット21から漏れ出るようなこと
はない。充填後直ちに、集合基板31をキュア炉に入れ
て補強樹脂体26を硬化させる。
を裏返し、各薄板金属基板12の裏面側にできている凹
凸部に補強樹脂体26を充填する。この時、スリット2
1はマスキングテープ27によって塞がれているので、
補強樹脂体26がスリット21から漏れ出るようなこと
はない。充填後直ちに、集合基板31をキュア炉に入れ
て補強樹脂体26を硬化させる。
【0020】キュア炉から出した集合基板31を上向き
に置き、図5に示すように、各薄板金属基板12の反射
カップ部17の底面18に導電性接着剤22を介して発
光ダイオード素子16を接着固定する。再びキュア炉に
入れて発光ダイオード素子16を固着したのち、発光ダ
イオード素子16の上面電極と薄板金属基板12のワイ
ヤボンド電極とをボンディングワイヤ23によってつな
ぐ。
に置き、図5に示すように、各薄板金属基板12の反射
カップ部17の底面18に導電性接着剤22を介して発
光ダイオード素子16を接着固定する。再びキュア炉に
入れて発光ダイオード素子16を固着したのち、発光ダ
イオード素子16の上面電極と薄板金属基板12のワイ
ヤボンド電極とをボンディングワイヤ23によってつな
ぐ。
【0021】次の樹脂封止工程では、樹脂体24及び集
光レンズ部25を同時成形するための成形金型34内に
エポキシ系の樹脂液を注ぎ込み、その上に集合基板31
をフェースダウンすることで、図6に示すような発光ダ
イオード素子16及びボンディングワイヤ23を封じ込
めた樹脂体24を形成する。このようにして、集光レン
ズ部25も一体に形成したのち、集合基板31を再びキ
ュア炉に入れて樹脂体24を熱硬化させる。
光レンズ部25を同時成形するための成形金型34内に
エポキシ系の樹脂液を注ぎ込み、その上に集合基板31
をフェースダウンすることで、図6に示すような発光ダ
イオード素子16及びボンディングワイヤ23を封じ込
めた樹脂体24を形成する。このようにして、集光レン
ズ部25も一体に形成したのち、集合基板31を再びキ
ュア炉に入れて樹脂体24を熱硬化させる。
【0022】最終工程では、図7に示すように、集合基
板31に想定されたX,Y方向の分割ライン32,33
に沿って集合基板31を桝目状にダイシング又はスライ
シングし、一つ一つの表面実装型発光ダイオード11毎
に分割する。分割された各チップは、自動マウント機に
よって一つ一つが真空吸着されてマザーボード28上に
移送され、次のマザーボード実装工程へと進む。
板31に想定されたX,Y方向の分割ライン32,33
に沿って集合基板31を桝目状にダイシング又はスライ
シングし、一つ一つの表面実装型発光ダイオード11毎
に分割する。分割された各チップは、自動マウント機に
よって一つ一つが真空吸着されてマザーボード28上に
移送され、次のマザーボード実装工程へと進む。
【0023】図8及び図9は、本発明に係る表面実装型
発光ダイオード11の第2実施例を示したものである。
この実施例に係る表面実装型発光ダイオード11は、薄
板金属基板12のスリット21をプレス成形によるので
はなく、ハーフダイシングによって開設した以外は、先
の実施例に係る表面実装型発光ダイオードと同一の構成
からなるので、詳細な説明は省略する。なお、この実施
例では、スリット21から薄板金属基板12の上面側に
補強樹脂体26の一部が突出することになる。
発光ダイオード11の第2実施例を示したものである。
この実施例に係る表面実装型発光ダイオード11は、薄
板金属基板12のスリット21をプレス成形によるので
はなく、ハーフダイシングによって開設した以外は、先
の実施例に係る表面実装型発光ダイオードと同一の構成
からなるので、詳細な説明は省略する。なお、この実施
例では、スリット21から薄板金属基板12の上面側に
補強樹脂体26の一部が突出することになる。
【0024】図10乃至図15は、上記第2実施例にお
ける表面実装型発光ダイオード11の製造方法を示した
ものであり、上記ハーフダイシングを用いたことで、上
述の製造方法と多少異なっている。この実施例に係る製
造方法では、図10(a)(b)に示すように、薄板金
属をプレス成形して集合基板31を形成する際に、先の
実施例のような分離用のスリット21を設けないでお
く。
ける表面実装型発光ダイオード11の製造方法を示した
ものであり、上記ハーフダイシングを用いたことで、上
述の製造方法と多少異なっている。この実施例に係る製
造方法では、図10(a)(b)に示すように、薄板金
属をプレス成形して集合基板31を形成する際に、先の
実施例のような分離用のスリット21を設けないでお
く。
【0025】次の発光ダイオード素子16のダイボンド
工程とワイヤボンド工程は、図11に示すように、集合
基板31の上面側から各薄板金属基板12の反射カップ
部17の底面18に導電性接着剤22を介して発光ダイ
オード素子16を接着固定し、これをキュア炉に入れて
発光ダイオード素子16を固着したのち、発光ダイオー
ド素子16の上面電極とワイヤボンド電極が形成される
薄板金属基板12の一方の段差部13とをボンディング
ワイヤ23によってつなぐ。
工程とワイヤボンド工程は、図11に示すように、集合
基板31の上面側から各薄板金属基板12の反射カップ
部17の底面18に導電性接着剤22を介して発光ダイ
オード素子16を接着固定し、これをキュア炉に入れて
発光ダイオード素子16を固着したのち、発光ダイオー
ド素子16の上面電極とワイヤボンド電極が形成される
薄板金属基板12の一方の段差部13とをボンディング
ワイヤ23によってつなぐ。
【0026】次の樹脂封止工程では、先の実施例と同様
に、樹脂体24及び集光レンズ部25を同時成形するた
めの成形金型34内にエポキシ系の樹脂液を注ぎ込み、
その上に集合基板31をフェースダウンすることで、図
12に示すような発光ダイオード素子16及びボンディ
ングワイヤ23を封じ込めた樹脂体24を形成する。こ
のようにして、集光レンズ部25も一体に形成したの
ち、集合基板31を再びキュア炉に入れて樹脂体24を
熱硬化させる。
に、樹脂体24及び集光レンズ部25を同時成形するた
めの成形金型34内にエポキシ系の樹脂液を注ぎ込み、
その上に集合基板31をフェースダウンすることで、図
12に示すような発光ダイオード素子16及びボンディ
ングワイヤ23を封じ込めた樹脂体24を形成する。こ
のようにして、集光レンズ部25も一体に形成したの
ち、集合基板31を再びキュア炉に入れて樹脂体24を
熱硬化させる。
【0027】キュア炉に入れて硬化させたのち、図13
に示すように、集合基板31を裏返し、電極分離用のス
リット21を入れる。このスリット21は、薄板金属基
板12の一方の段差部13に裏面側からハーフダイシン
グするものであり、薄板金属基板12と一緒に樹脂体2
4の一部をカットする。このハーフダイシング工程によ
って、薄板金属基板12にダイボンド電極とワイヤボン
ド電極とを分離形成することができる。
に示すように、集合基板31を裏返し、電極分離用のス
リット21を入れる。このスリット21は、薄板金属基
板12の一方の段差部13に裏面側からハーフダイシン
グするものであり、薄板金属基板12と一緒に樹脂体2
4の一部をカットする。このハーフダイシング工程によ
って、薄板金属基板12にダイボンド電極とワイヤボン
ド電極とを分離形成することができる。
【0028】図14に示すように、ハーフダイシングし
たのち、集合基板31の裏面側に補強樹脂体26を充填
する。この時、上記ハーフダイシングした各スリット2
1にも補強樹脂体26が充填され樹脂体24の一部にも
入り込むので、左右の電極を完全に分離できる。充填後
直ちにキュア炉に入れて補強樹脂体26を硬化させる。
たのち、集合基板31の裏面側に補強樹脂体26を充填
する。この時、上記ハーフダイシングした各スリット2
1にも補強樹脂体26が充填され樹脂体24の一部にも
入り込むので、左右の電極を完全に分離できる。充填後
直ちにキュア炉に入れて補強樹脂体26を硬化させる。
【0029】最終工程は、図15に示すように、先の実
施例と同様、集合基板31に想定されたX,Y方向の分
割ライン32,33に沿って集合基板31を桝目状にダ
イシング又はスライシングし、一つ一つの表面実装型発
光ダイオード11毎に分割する。
施例と同様、集合基板31に想定されたX,Y方向の分
割ライン32,33に沿って集合基板31を桝目状にダ
イシング又はスライシングし、一つ一つの表面実装型発
光ダイオード11毎に分割する。
【0030】なお、上記いずれの実施例もボンディング
ワイヤ23を用いた接続方法について説明したが、この
発明はこれに限定されるものではなく、例えば半田バン
プを用いたフリップチップ実装などの接続方法も含まれ
るものである。
ワイヤ23を用いた接続方法について説明したが、この
発明はこれに限定されるものではなく、例えば半田バン
プを用いたフリップチップ実装などの接続方法も含まれ
るものである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る表面
実装型発光ダイオードによれば、発光ダイオード素子を
載置するための基板を熱伝導効率のよい薄板金属で形成
したので、発光ダイオード素子からの発熱が基板を介し
てマザーボードに素早く伝わって放熱されるため、従来
のように基板の内部に熱がこもってしまうといったこと
がない。その結果、発光ダイオード素子の寿命を延ばす
ことができると共に、発光輝度の低下を抑えることがで
きる。また安価な薄板金属基板を用いることでコストダ
ウンを図ることもできる。
実装型発光ダイオードによれば、発光ダイオード素子を
載置するための基板を熱伝導効率のよい薄板金属で形成
したので、発光ダイオード素子からの発熱が基板を介し
てマザーボードに素早く伝わって放熱されるため、従来
のように基板の内部に熱がこもってしまうといったこと
がない。その結果、発光ダイオード素子の寿命を延ばす
ことができると共に、発光輝度の低下を抑えることがで
きる。また安価な薄板金属基板を用いることでコストダ
ウンを図ることもできる。
【0032】また、本発明に係る表面実装型発光ダイオ
ードの製造方法によれば、薄板金属のプレス加工のみで
基板を形成することができるので、従来のガラスエポキ
シ基板に比べて大幅にコストダウンすることができる。
また、薄板金属からなる集合基板上で一括処理する製造
工程を採用したことで、簡単にしかも大量に表面実装型
発光ダイオードを得ることができ、大幅なコストダウン
が可能で経済的効果が大である。さらに、集光レンズ部
が封止樹脂と一体に成形されている他、マザーボードへ
の自動マウントも可能であるなど、工数削減や歩留りの
向上、更には信頼性の向上なども図ることができる。
ードの製造方法によれば、薄板金属のプレス加工のみで
基板を形成することができるので、従来のガラスエポキ
シ基板に比べて大幅にコストダウンすることができる。
また、薄板金属からなる集合基板上で一括処理する製造
工程を採用したことで、簡単にしかも大量に表面実装型
発光ダイオードを得ることができ、大幅なコストダウン
が可能で経済的効果が大である。さらに、集光レンズ部
が封止樹脂と一体に成形されている他、マザーボードへ
の自動マウントも可能であるなど、工数削減や歩留りの
向上、更には信頼性の向上なども図ることができる。
【図1】本発明に係る表面実装型発光ダイオードの第1
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図2】上記図1のA−A線断面図である。
【図3】薄板金属からなる集合基板をプレス成形した時
の図であって、(a)は集合基板の平面図、(b)は図
(a)のB−B線断面図である。
の図であって、(a)は集合基板の平面図、(b)は図
(a)のB−B線断面図である。
【図4】上記集合基板の裏面側に補強樹脂体を充填した
時の断面図である。
時の断面図である。
【図5】発光ダイオード素子のダイボンド工程とワイヤ
ボンド工程を示す断面図である。
ボンド工程を示す断面図である。
【図6】上記集合基板の上面側を樹脂封止した時の断面
図である。
図である。
【図7】上記集合基板を分割ラインに沿って分割する場
合の説明図である。
合の説明図である。
【図8】本発明に係る表面実装型発光ダイオードの第2
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図9】上記図8のC−C線断面図である。
【図10】上記第2実施例に係る集合基板をプレス成形
した時の図であって、(a)は集合基板の平面図、
(b)は図(a)のD−D線断面図である。
した時の図であって、(a)は集合基板の平面図、
(b)は図(a)のD−D線断面図である。
【図11】発光ダイオード素子のダイボンド工程とワイ
ヤボンド工程を示す断面図である。
ヤボンド工程を示す断面図である。
【図12】上記集合基板の上面側を樹脂封止した時の断
面図である。
面図である。
【図13】上記集合基板にハーフダイシングでスリット
を形成する場合の断面図である。
を形成する場合の断面図である。
【図14】上記集合基板の裏面側に補強樹脂体を充填し
た時の断面図である。
た時の断面図である。
【図15】第2実施例に係る集合基板を分割ラインに沿
って分割する場合の説明図である。
って分割する場合の説明図である。
【図16】従来における表面実装型発光ダイオードの一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図17】従来における表面実装型発光ダイオードの他
の例を示す斜視図である。
の例を示す斜視図である。
11 表面実装型発光ダイオード 12 薄板金属基板 15 上面 16 発光ダイオード素子 17 反射カップ部 24 樹脂体(第1の樹脂体) 25 集光レンズ部 26 補強樹脂体(第2の樹脂体)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月1日(1999.2.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (6)
- 【請求項1】 薄板金属基板の上面に発光ダイオード素
子を載置し、その上方を第1の樹脂体で樹脂封止すると
共に、薄板金属基板の裏面側を第2の樹脂体で補強した
ことを特徴とする表面実装型発光ダイオード。 - 【請求項2】 薄板金属基板の上面に反射カップ部を設
けてその中に発光ダイオード素子を載置し、その上方を
集光レンズ部が形成された第1の樹脂体で樹脂封止する
と共に、薄板金属基板の裏面側を第2の樹脂体で補強し
たことを特徴とする表面実装型発光ダイオード。 - 【請求項3】 前記反射カップ部は、薄板金属基板の上
面を凹ませることによって形成されると共に、この凹み
によって薄板金属基板の裏面側にできた凹凸部に第2の
樹脂体を充填して薄板金属基板を補強したことを特徴と
する請求項2記載の表面実装型発光ダイオード。 - 【請求項4】 上記薄板金属基板は、厚さが0.5mm
以下の熱伝導性の優れた導電金属であることを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれかに記載の表面実装型発光ダ
イオード。 - 【請求項5】 薄板金属基板の上面を凹ませて反射カッ
プ部を形成すると共に、薄板金属基板に発光ダイオード
素子用電極を形成するためのスリットを打抜くプレス工
程と、 薄板金属基板の裏面側にできた凹凸部に第2の樹脂体を
充填する薄板金属基板の補強工程と、 薄板金属基板の反射カップ内に発光ダイオード素子を載
置して一方の電極に接続するダイボンド工程と、 発光ダイオード素子と前記スリットによって形成された
他方の電極とをボンディングワイヤで接続するワイヤボ
ンド工程と、 薄板金属基板の上面側を第1の樹脂体で樹脂封止して発
光ダイオード素子及びボンディングワイヤを保護する樹
脂封止工程とを備えたことを特徴とする表面実装型発光
ダイオードの製造方法。 - 【請求項6】 薄板金属をプレス加工して複数の薄板金
属基板からなる集合基板を形成し、 この集合基板に対して上記薄板金属基板の補強工程、発
光ダイオード素子のダイボンド工程、ワイヤボンド工程
及び樹脂封止工程を行なったのち、 集合基板に想定された分割ラインに沿って集合基板を切
断し、一つ一つの発光ダイオード毎に分割することを特
徴とする請求項5記載の表面実装型発光ダイオードの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11016250A JP2000216443A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 表面実装型発光ダイオ―ド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11016250A JP2000216443A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 表面実装型発光ダイオ―ド及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000216443A true JP2000216443A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11911330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11016250A Pending JP2000216443A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 表面実装型発光ダイオ―ド及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000216443A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-01-25 JP JP11016250A patent/JP2000216443A/ja active Pending
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