JP2000215683A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2000215683A
JP2000215683A JP11011690A JP1169099A JP2000215683A JP 2000215683 A JP2000215683 A JP 2000215683A JP 11011690 A JP11011690 A JP 11011690A JP 1169099 A JP1169099 A JP 1169099A JP 2000215683 A JP2000215683 A JP 2000215683A
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Masafumi Doi
雅文 土井
Keita Takahashi
桂太 高橋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浮遊ゲート電極型MOSトランジスタをメモ
リセルとする不揮発性半導体記憶装置の読み出し速度を
速くする。 【解決手段】 メモリセルアレイ領域を複数の小メモリ
セルアレイ領域に分割し、ワード線として主ワード線9
と各小メモリセルアレイ領域に形成した副ワード線7と
を設け、副ワード線7に複数のメモリセル1の制御ゲー
ト電極を接続し、デコーダ出力インバータ5から主ワー
ド線9に出力された信号を副ワード線出力インバータ8
により増幅して副ワード線7上に伝達し、メモリセル1
の制御ゲート電極に供給するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浮遊ゲート電極型
MOSトランジスタをメモリセルとする不揮発性半導体
記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の不揮発性半導体記憶装置
の構成図である。図6において、1は浮遊ゲート電極型
MOSトランジスタからなるメモリセル、2はワード
線、3はビット線、4はソース線、5はデコーダ出力イ
ンバータ、6はウェル拡散層である。
【0003】この従来の不揮発性半導体記憶装置は、行
および列方向のマトリックス状にメモリセル1を複数個
配列したメモリセルアレイ領域を備え、各メモリセル1
は、半導体基板に形成されたウェル拡散層6の表面にド
レイン領域およびソース領域を有し、このドレイン領域
とソース領域との間上に浮遊ゲート電極および制御ゲー
ト電極を有する浮遊ゲート電極型MOSトランジスタ構
造である。そして、同一行のメモリセル1の制御ゲート
電極に接続したワード線2を行方向に複数配置し、同一
行のメモリセル1のソース領域に接続したソース線4を
行方向に複数配置し、同一列のメモリセル1のドレイン
領域に接続したビット線3を列方向に複数配置してい
る。この従来の構成では、ワード線2に直接メモリセル
1を接続している。このため、デコーダ出力インバータ
5からの電圧は、ワード線2に接続するすべてのメモリ
セル1の制御ゲート電極に印加されることになる。
【0004】このように構成された従来の不揮発性半導
体記憶装置について、その動作を説明する。
【0005】消去動作は、最小単位としては、ワード線
ごとに行い、例えば、ワード線2aに接続されたメモリ
セル1のデータを一括して消去する場合、ワード線2a
に消去用ゲート電圧、例えば、10Vを印加することに
より、ワード線2aに接続された複数のメモリセル1の
制御ゲート電極に消去用ゲート電圧を印加し、ソース線
4にソースに消去用ソース電圧、例えば、−5Vを印加
することにより、ソース線4に接続された複数のメモリ
セル1のソースに消去用ソース電圧を印加し、ウェル拡
散層6に消去用ウェル電圧、例えば、−5Vを印加する
ことで、ワード線2aに接続されたメモリセル1におい
てのみ、制御ゲート電極とウェル拡散層の間に15Vが
印加されることになり、この電圧により消去動作を行
う。
【0006】読み出し動作は、最小単位としては、メモ
リセルごとに行い、例えばメモリセル1aのデータを読
み出す場合、ワード線2aに読み出し用ゲート電圧、例
えば、3Vを印加することにより、ワード線2aに接続
されたメモリセル1の制御ゲートに読み出し用ゲート電
圧を印加し、ビット線3aに読み出し用ドレイン電圧、
例えば1Vを印加し、ビット線3aに接続されたメモリ
セル1のドレインに読み出し用ドレイン電圧を印加する
ことで、1aのメモリセルのみが導通し、このドレイン
電流を検出することで、読み出し動作を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、読み出し動作において、デコーダ出力イン
バータ5からワード線2に出力される電流だけで、ワー
ド線2に接続されたすべてのメモリセル1のゲート容量
を充電するために、信号遅延が大きく、読み出し速度が
遅いという欠点があった。
【0008】さらに、消去動作では、ワード線ごとに消
去を行うため、小ビット単位での書き換えができない。
【0009】本発明の第1の目的は、読み出し速度を速
くできる不揮発性半導体記憶装置を提供することであ
る。
【0010】本発明の第2の目的は、第1の目的を達成
でき、かつ小ビット単位の書き換えが可能である不揮発
性半導体記憶装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の不揮発性
半導体記憶装置は、半導体基板に形成されたウェル拡散
層の表面にドレイン領域およびソース領域を有しこのド
レイン領域とソース領域との間上に浮遊ゲート電極およ
び制御ゲート電極を有する浮遊ゲート電極型MOSトラ
ンジスタ構造のメモリセルを行および列方向に複数個配
列し、主ワード線およびソース線を行方向に複数配置す
るとともにビット線を列方向に複数配置し、同一行のメ
モリセルのソース領域を同一のソース線に接続し、同一
列のメモリセルのドレイン領域を同一のビット線に接続
したメモリセルアレイ領域を、列方向に分割して複数の
小メモリセルアレイ領域とし、それぞれの小メモリセル
アレイ領域に対して、副ワード線を行方向に複数配置す
るとともに、それぞれの主ワード線に信号増幅手段を介
してそれぞれの副ワード線を接続し、かつそれぞれの副
ワード線に同一行のメモリセルの制御ゲート電極を接続
したことを特徴とする。
【0012】この構成によれば、メモリセルアレイ領域
を列方向に分割して複数の小メモリセルアレイ領域とす
るとともに、ワード線を主ワード線と,信号増幅手段を
介して主ワード線に接続した副ワード線とに分割し、副
ワード線に小メモリセルアレイ領域における同一行のメ
モリセルの制御ゲート電極を接続したことにより、主ワ
ード線の信号が信号増幅手段により増幅されて副ワード
線に伝わるとともに、副ワード線容量が小さいため、読
み出し速度を速くすることができる。
【0013】請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置
は、請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、
信号増幅手段は、1個または複数のインバータからなる
ことを特徴とする。
【0014】このように、信号増幅手段はインバータを
用いて構成できる。また、1個より2個以上のインバー
タで構成することにより、主ワード線の信号が大幅に増
幅され、読み出し速度を大幅に速くすることができる。
【0015】請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置
は、半導体基板に形成されたウェル拡散層の表面にドレ
イン領域およびソース領域を有しこのドレイン領域とソ
ース領域との間上に浮遊ゲート電極および制御ゲート電
極を有する浮遊ゲート電極型MOSトランジスタ構造の
メモリセルを行および列方向に複数個配列し、主ワード
線およびソース線を行方向に複数配置するとともにビッ
ト線を列方向に複数配置し、同一行のメモリセルのソー
ス領域を同一のソース線に接続し、同一列のメモリセル
のドレイン領域を同一のビット線に接続したメモリセル
アレイ領域を、列方向に分割して複数の小メモリセルア
レイ領域とし、それぞれの小メモリセルアレイ領域に対
して、副ワード線を行方向に複数配置するとともに、そ
れぞれの主ワード線に副ワード線選択手段を介してそれ
ぞれの副ワード線を接続し、かつそれぞれの副ワード線
に同一行のメモリセルの制御ゲート電極を接続し、副ワ
ード線選択手段は副ワード線選択線が接続されこの副ワ
ード線選択線の信号により主ワード線の信号を副ワード
線に伝達および非伝達の制御を行うようにしたことを特
徴とする。
【0016】この構成によれば、メモリセルアレイ領域
を列方向に分割して複数の小メモリセルアレイ領域とす
るとともに、ワード線を主ワード線と,副ワード線選択
手段を介して主ワード線に接続した副ワード線とに分割
し、副ワード線に小メモリセルアレイ領域における同一
行のメモリセルの制御ゲート電極を接続したことによ
り、主ワード線の信号は副ワード線選択手段により選択
された副ワード線に伝達されるが、選択されない副ワー
ド線には伝達されず、また、副ワード線容量が小さいた
め、読み出し速度を速くすることができる。さらに、消
去動作においても主ワード線の信号を副ワード線毎に伝
達可能であるため、小メモリセルアレイ領域の行単位す
なわち1本の副ワード線に接続された複数のメモリセル
の単位で消去でき、小ビット単位での書き換えが可能に
なる。
【0017】請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置
は、請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置において、
隣接する奇数行と偶数行のメモリセルに対する主ワード
線を1本とし、それぞれの小メモリセルアレイ領域に対
して、全ての奇数行のメモリセルに対する副ワード線に
接続された副ワード線選択手段に接続した第1の副ワー
ド線選択線と、全ての偶数行のメモリセルに対する副ワ
ード線に接続された副ワード線選択手段に接続した第2
の副ワード線選択線とからなる2本の副ワード線選択線
を設けたことを特徴とする。
【0018】この構成により、請求項3と同様の効果が
得られることに加え、主ワード線の本数を半減できると
ともに、主ワード線に信号を供給する回路を小さくでき
るため、レイアウト面積の縮小が可能である。
【0019】請求項5記載の不揮発性半導体記憶装置
は、請求項3または4記載の不揮発性半導体記憶装置に
おいて、それぞれの副ワード線選択手段は、2入力のう
ちの一入力端を主ワード線に接続し他入力端を副ワード
線選択線に接続するとともに出力端を副ワード線に接続
したNORゲートからなることを特徴とする。
【0020】このように、副ワード線選択手段をNOR
ゲートを用いて構成できる。
【0021】請求項6記載の不揮発性半導体記憶装置
は、請求項3または4記載の不揮発性半導体記憶装置に
おいて、それぞれの副ワード線選択手段は、2入力のう
ちの一入力端を主ワード線に接続し他入力端を副ワード
線選択線に接続したNANDゲートと、入力端をNAN
Dゲートの出力端に接続するとともに出力端を副ワード
線に接続したインバータとからなることを特徴とする。
【0022】このように、副ワード線選択手段をNAN
Dゲートとインバータとを用いて構成できる。また、こ
の場合、NANDゲートの後段に接続されるインバータ
によって信号が増幅され、読み出し速度を大幅に速くす
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の不揮
発性半導体記憶装置について、図面を参照しながら説明
する。
【0024】〔第1の実施の形態;請求項1,2に対
応〕図1は本発明の第1の実施の形態の不揮発性半導体
記憶装置の構成図である。図1において、1は浮遊ゲー
ト電極型MOSトランジスタからなるメモリセル、3は
ビット線、4はソース線、5はデコーダ出力インバー
タ、6はウェル拡散層、7は副ワード線、8は副ワード
線出力インバータ(信号増幅手段)、9は主ワード線で
ある。
【0025】本実施の形態の不揮発性半導体記憶装置
は、従来の行および列方向のマトリックス状にメモリセ
ル1を複数個配列したメモリセルアレイ領域を、列方向
に分割して複数の小メモリセルアレイ領域としている。
すなわち、メモリセル1が形成されるウェル拡散層6を
複数に分割し、複数のメモリセル1が形成されているそ
れぞれのウェル拡散層6の領域が小メモリセルアレイ領
域である。各メモリセル1の構造は、従来と同じ浮遊ゲ
ート電極型MOSトランジスタ構造である。ここで、半
導体基板上に例えばp型のウェル拡散層6を複数形成
し、それぞれのウェル拡散層6表面にメモリセル1のソ
ース領域およびドレイン領域となる例えばn型の拡散領
域を形成している。各ウェル拡散層6は電気的に分離さ
れている。
【0026】そして、メモリセルアレイ領域すなわち全
ての小メモリセルアレイ領域を通して、主ワード線9を
複数配置するとともに、同一行のメモリセル1のソース
領域に接続したソース線4を行方向に複数配置し、同一
列のメモリセル1のドレイン領域に接続したビット線3
を列方向に複数配置している。そして、それぞれの小メ
モリセルアレイ領域に対して、同一行のメモリセル1の
制御ゲート電極に接続した副ワード線7を行方向に複数
配置している。各副ワード線7は副ワード線出力インバ
ータ8を介して主ワード線9に接続されている。
【0027】本実施の形態における主な特徴を簡単に言
えば、メモリセルアレイ領域を複数の小メモリセルアレ
イ領域に分割し、ワード線として主ワード線9と各小メ
モリセルアレイ領域に形成した副ワード線7とを設け、
副ワード線7に複数のメモリセル1の制御ゲート電極を
接続し、デコーダ出力インバータ5から主ワード線9に
出力された信号を副ワード線出力インバータ8により増
幅して副ワード線7上に伝達し、メモリセル1の制御ゲ
ート電極に供給するようにしている。
【0028】このように構成される第1の実施の形態の
不揮発性半導体記憶装置について、その動作を説明す
る。なお、図1および以下の説明における1a,3a,
7a,9aはそれぞれ所定のメモリセル1,ビット線
3,副ワード線7,主ワード線9を指すものとする。
【0029】消去動作時に、副ワード線出力インバータ
8は、例えば、0Vと10V間で動作するものとする。
消去動作は、最小単位としては主ワード線ごとに行う。
例えば主ワード線9aに対応した複数の副ワード線7a
に接続された複数のメモリセル1のデータを一括して消
去する場合、主ワード線9aに選択的に、例えば0Vを
印加し、副ワード線出力インバータ8の動作により、副
ワード線7aを介してそれに接続された複数のメモリセ
ル1の制御ゲート電極に消去用ゲート電圧10Vを出力
し、ソース線4に消去用ソース電圧、例えば−5Vを印
加することにより、ソース線4に接続された複数のメモ
リセル1のソースに消去用ソース電圧を印加し、ウェル
拡散層6に消去用ウェル電圧、例えば−5Vを印加する
ことにより、副ワード線7aに接続された複数のメモリ
セル1においてのみ、制御ゲート電極とウェル拡散層6
の間に15Vが印加されることになり、この電圧により
消去動作を行う。
【0030】なお、以上の消去動作において、消去用ソ
ース電圧は、消去を行おうとするメモリセル1のソース
領域が接続されているソース線4に印加し、消去用ウェ
ル電圧は、消去を行おうとするメモリセル1が形成され
ているウェル拡散層6すなわち本実施の形態では全ての
ウェル拡散層6に印加する。
【0031】読み出し動作時に、副ワード線出力インバ
ータ8は、例えば、0Vと3V間で動作するものとす
る。読み出し動作は最小単位としては、メモリセルごと
に行う。例えばメモリセル1aのデータを読み出す場
合、主ワード線9aに選択的に、例えば0Vを印加し、
副ワード線出力インバータ8の動作により、副ワード線
7aを介してそれに接続された複数のメモリセル1の制
御ゲート電極に読み出し用ゲート電圧3Vを出力し、ビ
ット線3aに読み出し用ドレイン電圧、例えば1Vを印
加し、ビット線3aに接続された複数のメモリセル1の
ドレインに読み出し用ドレイン電圧を印加することで、
1aのメモリセルのみが導通し、このドレイン電流を検
出することで、読み出し動作を行う。
【0032】本実施の形態によれば、ワード線を主ワー
ド線9と,それぞれ副ワード線出力インバータ8を介し
て主ワード線9に接続した複数の副ワード線7とに分割
し、副ワード線7に小メモリセルアレイ領域における同
一行のメモリセル1の制御ゲート電極を接続したことに
より、主ワード線9の信号が副ワード線出力インバータ
8により増幅されて副ワード線7に伝わるとともに、副
ワード線出力インバータ8が駆動する副ワード線容量が
小さいため、読み出し速度を速くすることができる。
【0033】〔第2の実施の形態;請求項1,2に対
応〕図2は本発明の第2の実施の形態の不揮発性半導体
記憶装置の構成図である。図2において、10は副ワー
ド線出力増幅インバータ(信号増幅手段)であり、その
他の図1と対応する部分には同一符号を付し、その説明
を省略する。
【0034】本実施の形態は、図1に示す第1の実施の
形態の構成において、それぞれの副ワード線出力インバ
ータ8の後段に副ワード線出力増幅インバータ10を付
加したものであり、他は第1の実施の形態と同様であ
る。
【0035】このように構成される第2の実施の形態の
不揮発性半導体記憶装置について、その動作を説明す
る。なお、図2および以下の説明における1a,3a,
7a,9aはそれぞれ所定のメモリセル1,ビット線
3,副ワード線7,主ワード線9を指すものとする。
【0036】消去動作時に、副ワード線出力インバータ
8および副ワード線出力増幅インバータ10は、例え
ば、0Vと10V間で動作するものとする。消去動作
は、最小単位としては主ワード線ごとに行い、例えば主
ワード線9aに対応した複数の副ワード線7aに接続さ
れた複数のメモリセル1のデータを一括して消去する場
合、主ワード線9aに選択的に、例えば10Vを印加
し、副ワード線出力インバータ8および副ワード線出力
増幅インバータ10の動作により、副ワード線7aを介
してそれに接続された複数のメモリセル1の制御ゲート
電極に消去用ゲート電圧10Vを出力し、ソース線4に
消去用ソース電圧、例えば−5Vを印加することによ
り、ソース線4に接続された複数のメモリセル1のソー
スに消去用ソース電圧を印加し、ウェル拡散層6に消去
用ウェル電圧、例えば−5Vを印加することにより、副
ワード線7aに接続された複数のメモリセル1において
のみ、制御ゲート電極とウェル拡散層6の間に15Vが
印加されることになり、この電圧により消去動作を行
う。
【0037】なお、以上の消去動作において、消去用ソ
ース電圧は、消去を行おうとするメモリセル1のソース
領域が接続されているソース線4に印加し、消去用ウェ
ル電圧は、消去を行おうとするメモリセル1が形成され
ているウェル拡散層6すなわち本実施の形態では全ての
ウェル拡散層6に印加する。
【0038】読み出し動作時に、副ワード線出力インバ
ータ8および副ワード線出力増幅インバータ10は、例
えば、0Vと3V間で動作するものとする。読み出し動
作は最小単位としては、メモリセルごとに行い、例えば
メモリセル1aのデータを読み出す場合、主ワード線9
aに選択的に、例えば3Vを印加し、副ワード線出力イ
ンバータ8および副ワード線出力増幅インバータ10の
動作により、副ワード線7aを介してそれに接続された
複数のメモリセル1の制御ゲート電極に読み出し用ゲー
ト電圧3Vを出力し、ビット線3aに読み出し用ドレイ
ン電圧、例えば1Vを印加し、ビット線3aに接続され
た複数のメモリセル1のドレインに読み出し用ドレイン
電圧を印加することで、1aのメモリセルのみが導通
し、このドレイン電流を検出することで、読み出し動作
を行う。
【0039】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
の構成に加え、副ワード線出力インバータ8の後段に副
ワード線出力増幅インバータ10を接続しているため、
デコーダ出力インバータ5から主ワード線9に出力され
た信号を2段のインバータで増幅することにより、第1
の実施の形態よりも読み出し速度を大幅に向上させるこ
とができる。
【0040】なお、主ワード線9と副ワード線7との間
に、第1の実施の形態では1個のインバータ(8)を、
第2の実施の形態では2個のインバータ(8,10)を
設けたが、さらに読み出し速度を向上させるために3個
以上のインバータを設けた構成としてもよい。
【0041】〔第3の実施の形態;請求項3,5に対
応〕図3は本発明の第3の実施の形態の不揮発性半導体
記憶装置の構成図である。図3において、11は副ワー
ド線出力NORゲート(副ワード線選択手段)、13は
副ワード線選択線であり、その他の図1と対応する部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0042】本実施の形態において、図1に示す第1の
実施の形態の構成との相違は、図1の副ワード線出力イ
ンバータ8に代えて、主ワード線9を2入力のうちの一
入力端に接続し出力端を副ワード線7に接続した副ワー
ド線出力NORゲート11を設けるとともに、同一の小
メモリセルアレイ領域における副ワード線7に接続され
た全ての副ワード線出力NORゲート11の他入力端に
接続する副ワード線選択線13を設けたことである。こ
の副ワード線選択線13の信号により、小メモリセルア
レイ領域ごとの副ワード線7が選択可能になる。
【0043】このように構成される第3の実施の形態の
不揮発性半導体記憶装置について、その動作を説明す
る。なお、図3および以下の説明における1a,3a,
7a,9a,13aはそれぞれ所定のメモリセル1,ビ
ット線3,副ワード線7,主ワード線9,副ワード線選
択線13を指すものとする。
【0044】消去動作時に、副ワード線出力NORゲー
ト11は、例えば、0Vと10V間で動作するものとす
る。消去動作は、最小単位としては副ワード線ごとに行
い、例えば副ワード線7aに接続された複数のメモリセ
ル1のデータを一括して消去する場合、主ワード線9a
と副ワード線選択線13aに選択的に0Vを印加するこ
とで、副ワード線出力NORゲート11の動作により、
副ワード線7aを介してそれに接続された複数のメモリ
セル1の制御ゲート電極に消去用ゲート電圧10Vを出
力し、ソース線4に消去用ソース電圧、例えば−5Vを
印加することにより、ソース線4に接続された複数のメ
モリセル1のソースに消去用ソース電圧を印加し、ウェ
ル拡散層6に消去用ウェル電圧、例えば−5Vを印加す
ることにより、副ワード線7aに接続された複数のメモ
リセル1においてのみ、制御ゲート電極とウェル拡散層
6の間に15Vが印加されることになり、この電圧によ
り消去動作を行う。
【0045】なお、以上の消去動作において、消去用ソ
ース電圧は、消去を行おうとするメモリセル1のソース
領域が接続されているソース線4に印加し、消去用ウェ
ル電圧は、消去を行おうとするメモリセル1が形成され
ているウェル拡散層6に印加する。
【0046】読み出し動作時に、副ワード線出力NOR
ゲート11は、例えば、0Vと3V間で動作するものと
する。読み出し動作は最小単位としては、メモリセルご
とに行い、例えばメモリセル1aのデータを読み出す場
合、ワード線9aと副ワード線選択線13aに選択的に
0Vを印加し、副ワード線出力NORゲート11の動作
により、副ワード線7aを介してそれに接続された複数
のメモリセル1の制御ゲート電極に読み出し用ゲート電
圧3Vを出力し、ビット線3aに読み出し用ドレイン電
圧、例えば1Vを印加し、ビット線3aに接続された複
数のメモリセル1のドレインに読み出し用ドレイン電圧
を印加することで、1aのメモリセルのみが導通し、こ
のドレイン電流を検出することで、読み出し動作を行
う。
【0047】本実施の形態によれば、ワード線を主ワー
ド線9と,副ワード線出力NORゲート11を介して主
ワード線9に接続した副ワード線7とに分割し、副ワー
ド線7に小メモリセルアレイ領域における同一行のメモ
リセル1の制御ゲート電極を接続したことにより、主ワ
ード線9の信号は副ワード線選択線18の信号により選
択された副ワード線7に伝達されるが、選択されない副
ワード線7には伝達されず、また、副ワード線出力NO
Rゲート11が駆動する副ワード線容量が小さいため、
読み出し速度を速くすることができる。さらに、消去動
作においても主ワード線9の信号を副ワード線7毎に伝
達可能であるため、小メモリセルアレイ領域の行単位す
なわち1本の副ワード線7に接続された複数のメモリセ
ル1の単位で消去でき、小ビット単位での書き換えが可
能になる。
【0048】〔第4の実施の形態;請求項4,5に対
応〕図4は本発明の第4の実施の形態の不揮発性半導体
記憶装置の構成図である。図4において、13A,13
Bは副ワード線選択線であり、その他の図3と対応する
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0049】本実施の形態において、図3に示す第3の
実施の形態の構成との相違は、隣接する奇数行と偶数行
のメモリセル1に対する主ワード線9を1本としてい
る。すなわち、2本の副ワード線7に対して1本の主ワ
ード線9がそれぞれ副ワード線出力NORゲート11を
介して接続される。さらに、それぞれの小メモリセルア
レイ領域において2本の副ワード線選択線13A,13
Bを設け、第1の副ワード線選択線13Aは、奇数行の
メモリセル1に対する副ワード線7に接続された副ワー
ド線出力NORゲート11に接続し、第2の副ワード線
選択線13Bは、偶数行のメモリセル1に対する副ワー
ド線7に接続している。
【0050】本実施の形態の不揮発性半導体記憶装置で
は、主ワード線9の信号により全ての小メモリセルアレ
イ領域における隣接した2本の副ワード線7が選択可能
となり、さらに小メモリセルアレイ領域ごとに副ワード
線選択線13A,13Bの信号により、主ワード線9に
より選択された2本のうち1本の副ワード線7が選択可
能となる。これ以外の動作は第3の実施の形態と同様で
あるので省略する。
【0051】本実施の形態によれば、第3の実施の形態
の効果に加え、2本の副ワード線7に対して、1本の主
ワード線9とデコーダ出力インバータ5を配置すればよ
いので、主ワード線9の本数およびデコーダ回路が半減
し、第3の実施の形態に対してレイアウト面積の縮小が
可能である。
【0052】〔第5の実施の形態;請求項3,6に対
応〕図5は本発明の第5の実施の形態の不揮発性半導体
記憶装置の構成図である。図5において、10は副ワー
ド線出力増幅インバータ(副ワード線選択手段)、12
は副ワード線出力NANDゲート(副ワード線選択手
段)であり、その他の図3と対応する部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。
【0053】本実施の形態において、図3に示す第3の
実施の形態の構成との相違は、図3の副ワード線出力N
ORゲート11に代えて、副ワード線出力NANDゲー
ト12と副ワード線出力増幅インバータ10とを設けた
ことである。副ワード線出力NANDゲート12は、2
入力のうちの一入力端を主ワード線9に接続し他入力端
を副ワード線選択線13に接続し、出力端を副ワード線
出力増幅インバータ10の入力端に接続し、副ワード線
出力増幅インバータ10の出力端を副ワード線7に接続
している。
【0054】このように構成される第5の実施の形態の
不揮発性半導体記憶装置について、その動作を説明す
る。なお、図5および以下の説明における1a,3a,
7a,9a,13aはそれぞれ所定のメモリセル1,ビ
ット線3,副ワード線7,主ワード線9,副ワード線選
択線13を指すものとする。
【0055】消去動作時に、副ワード線出力増幅インバ
ータ10と副ワード線出力NANDゲート12は、例え
ば、0Vと10V間で動作するものとする。消去動作
は、最小単位としては副ワード線ごとに行い、例えば副
ワード線7aに接続された複数のメモリセル1のデータ
を一括して消去する場合、主ワード線9aと副ワード線
選択線13aに選択的に10Vを印加し、副ワード線出
力NANDゲート12と、副ワード線出力増幅インバー
タ10の動作により、副ワード線7aを介してそれに接
続された複数のメモリセル1の制御ゲート電極に消去用
ゲート電圧10Vを出力し、ソース線4に消去用ソース
電圧、例えば−5Vを印加することにより、ソース線4
に接続された複数のメモリセル1のソースに消去用ソー
ス電圧を印加し、ウェル拡散層6に消去用ウェル電圧、
例えば−5Vを印加することにより、副ワード線7aに
接続された複数のメモリセル1においてのみ、制御ゲー
ト電極とウェル拡散層6の間に15Vが印加されること
になり、この電圧により消去動作を行う。
【0056】なお、以上の消去動作において、消去用ソ
ース電圧は、消去を行おうとするメモリセル1のソース
領域が接続されているソース線4に印加し、消去用ウェ
ル電圧は、消去を行おうとするメモリセル1が形成され
ているウェル拡散層6に印加する。
【0057】読み出し動作時に、副ワード線出力増幅イ
ンバータ10と副ワード線出力NANDゲート12は、
例えば、0Vと3V間で動作するものとする。読み出し
動作は最小単位としては、メモリセルごとに行い、例え
ばメモリセル1aのデータを読み出す場合、ワード線9
aと副ワード線選択線13aに選択的に3Vを印加し、
副ワード線出力NANDゲート12と、副ワード線出力
増幅インバータ10の動作により、副ワード線7aを介
してそれに接続された複数のメモリセル1の制御ゲート
電極に読み出し用ゲート電圧3Vを出力し、ビット線3
aに読み出し用ドレイン電圧、例えば1Vを印加し、ビ
ット線3aに接続された複数のメモリセル1のドレイン
に読み出し用ドレイン電圧を印加することで、1aのメ
モリセルのみが導通し、このドレイン電流を検出するこ
とで、読み出し動作を行う。
【0058】本実施の形態によれば、第3の実施の形態
の効果に加え、副ワード線出力NANDゲート12の後
段に接続される副ワード線出力増幅インバータ10によ
って信号が増幅され、第3の実施の形態よりも読み出し
速度を大幅に速くすることができる。
【0059】なお、第4の実施の形態である図4の構成
において、副ワード線出力NORゲート11に代えて、
図5のように副ワード線出力NANDゲート12および
副ワード線出力増幅インバータ10を用いた構成として
もよい(請求項4,6に対応)。この場合、第5の実施
の形態に対して、主ワード線9の本数およびデコーダ回
路が半減し、レイアウト面積の縮小が可能である。
【0060】また、第1および第2の実施の形態では、
それぞれのウェル拡散層6が電気的に分離されている必
要はないが、第3,第4および第5の実施の形態では、
それぞれのウェル拡散層6およびウェル拡散層6毎にソ
ース線4が電気的に分離されている方が好ましく、消去
動作時に消去を行おうとするメモリセル1が形成されて
いるウェル拡散層6およびソース線4にのみ消去用ウェ
ル電圧およびソース電圧を印加できるため、節電効果が
得られる。
【0061】また、上記第1〜第5の実施の形態では、
ワード線を主ワード線9と副ワード線7の階層構造にし
ており、ビット線を主ビット線と副ビット線とする階層
構造には触れていないが、必要に応じ、ビット線方向に
も同様の階層構造化を行ってもかまわない。
【0062】
【発明の効果】本発明の不揮発性半導体記憶装置によれ
ば、メモリセルアレイ領域を列方向に分割して複数の小
メモリセルアレイ領域とするとともに、ワード線を主ワ
ード線と,信号増幅手段を介して主ワード線に接続した
副ワード線とに分割し、副ワード線に小メモリセルアレ
イ領域における同一行のメモリセルの制御ゲート電極を
接続したことにより、主ワード線の信号が信号増幅手段
により増幅されて副ワード線に伝わるとともに、副ワー
ド線容量が小さいため、読み出し速度を速くすることが
できる。
【0063】そして、信号増幅手段はインバータを用い
て構成でき、1個より2個以上のインバータで構成する
ことにより、主ワード線の信号が大幅に増幅され、読み
出し速度を大幅に速くすることができる。
【0064】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置に
よれば、メモリセルアレイ領域を列方向に分割して複数
の小メモリセルアレイ領域とするとともに、ワード線を
主ワード線と,副ワード線選択手段手段を介して主ワー
ド線に接続した副ワード線とに分割し、副ワード線に小
メモリセルアレイ領域における同一行のメモリセルの制
御ゲート電極を接続したことにより、主ワード線の信号
は副ワード線選択手段により選択された副ワード線に伝
達されるが、選択されない副ワード線には伝達されず、
また、副ワード線容量が小さいため、読み出し速度を速
くすることができる。さらに、消去動作においても主ワ
ード線の信号を副ワード線毎に伝達可能であるため、小
メモリセルアレイ領域の行単位すなわち1本の副ワード
線に接続された複数のメモリセルの単位で消去でき、小
ビット単位での書き換えが可能になる。
【0065】さらに、隣接する奇数行と偶数行のメモリ
セルに対する主ワード線を1本とし、それぞれの小メモ
リセルアレイ領域に対して、全ての奇数行のメモリセル
に対する副ワード線に接続された副ワード線選択手段に
接続した第1の副ワード線選択線と、全ての偶数行のメ
モリセルに対する副ワード線に接続された副ワード線選
択手段に接続した第2の副ワード線選択線とからなる2
本の副ワード線選択線を設けることにより、主ワード線
の本数を半減できるとともに、主ワード線に信号を供給
する回路を小さくできるため、レイアウト面積の縮小が
可能である。
【0066】そして、副ワード線選択手段は、NORゲ
ートを用いて、またはNANDゲートとインバータとを
用いて構成でき、NANDゲートとインバータとで構成
した場合、NANDゲートの後段に接続されるインバー
タによって信号が増幅され、読み出し速度を大幅に速く
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置の構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置の構成図。
【図3】本発明の第3の実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置の構成図。
【図4】本発明の第4の実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置の構成図。
【図5】本発明の第5の実施の形態の不揮発性半導体記
憶装置の構成図。
【図6】従来の不揮発性半導体記憶装置の構成図。
【符号の説明】
1 メモリセル 3 ビット線 4 ソース線 5 デコーダ出力インバータ 6 ウェル拡散層 7 副ワード線 8 副ワード線出力インバータ 9 主ワード線 10 副ワード線出力増幅インバータ 11 副ワード線出力NORゲート 12 副ワード線出力NANDゲート 13,13A,13B 副ワード線選択線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成されたウェル拡散層の
    表面にドレイン領域およびソース領域を有しこのドレイ
    ン領域とソース領域との間上に浮遊ゲート電極および制
    御ゲート電極を有する浮遊ゲート電極型MOSトランジ
    スタ構造のメモリセルを行および列方向に複数個配列
    し、主ワード線およびソース線を行方向に複数配置する
    とともにビット線を列方向に複数配置し、同一行の前記
    メモリセルのソース領域を同一のソース線に接続し、同
    一列の前記メモリセルのドレイン領域を同一のビット線
    に接続したメモリセルアレイ領域を、列方向に分割して
    複数の小メモリセルアレイ領域とし、 それぞれの前記小メモリセルアレイ領域に対して、副ワ
    ード線を行方向に複数配置するとともに、それぞれの前
    記主ワード線に信号増幅手段を介してそれぞれの副ワー
    ド線を接続し、かつそれぞれの前記副ワード線に同一行
    の前記メモリセルの制御ゲート電極を接続したことを特
    徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 信号増幅手段は、1個または複数のイン
    バータからなることを特徴とする請求項1記載の不揮発
    性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板に形成されたウェル拡散層の
    表面にドレイン領域およびソース領域を有しこのドレイ
    ン領域とソース領域との間上に浮遊ゲート電極および制
    御ゲート電極を有する浮遊ゲート電極型MOSトランジ
    スタ構造のメモリセルを行および列方向に複数個配列
    し、主ワード線およびソース線を行方向に複数配置する
    とともにビット線を列方向に複数配置し、同一行の前記
    メモリセルのソース領域を同一のソース線に接続し、同
    一列の前記メモリセルのドレイン領域を同一のビット線
    に接続したメモリセルアレイ領域を、列方向に分割して
    複数の小メモリセルアレイ領域とし、 それぞれの前記小メモリセルアレイ領域に対して、副ワ
    ード線を行方向に複数配置するとともに、それぞれの前
    記主ワード線に副ワード線選択手段を介してそれぞれの
    副ワード線を接続し、かつそれぞれの前記副ワード線に
    同一行の前記メモリセルの制御ゲート電極を接続し、前
    記副ワード線選択手段は副ワード線選択線が接続されこ
    の副ワード線選択線の信号により前記主ワード線の信号
    を前記副ワード線に伝達および非伝達の制御を行うよう
    にしたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 隣接する奇数行と偶数行のメモリセルに
    対する主ワード線を1本とし、それぞれの小メモリセル
    アレイ領域に対して、全ての奇数行のメモリセルに対す
    る副ワード線に接続された副ワード線選択手段に接続し
    た第1の副ワード線選択線と、全ての偶数行のメモリセ
    ルに対する副ワード線に接続された副ワード線選択手段
    に接続した第2の副ワード線選択線とからなる2本の副
    ワード線選択線を設けたことを特徴とする請求項3記載
    の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 それぞれの副ワード線選択手段は、2入
    力のうちの一入力端を主ワード線に接続し他入力端を副
    ワード線選択線に接続するとともに出力端を副ワード線
    に接続したNORゲートからなることを特徴とする請求
    項3または4記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 それぞれの副ワード線選択手段は、2入
    力のうちの一入力端を主ワード線に接続し他入力端を副
    ワード線選択線に接続したNANDゲートと、入力端を
    前記NANDゲートの出力端に接続するとともに出力端
    を副ワード線に接続したインバータとからなることを特
    徴とする請求項3または4記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014002913A1 (ja) * 2012-06-29 2014-01-03 株式会社フローディア 不揮発性半導体記憶装置

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WO2014002913A1 (ja) * 2012-06-29 2014-01-03 株式会社フローディア 不揮発性半導体記憶装置
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