JP2000215679A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000215679A
JP2000215679A JP942999A JP942999A JP2000215679A JP 2000215679 A JP2000215679 A JP 2000215679A JP 942999 A JP942999 A JP 942999A JP 942999 A JP942999 A JP 942999A JP 2000215679 A JP2000215679 A JP 2000215679A
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cpu
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Masahiko Yokoo
雅彦 横尾
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Taito Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ページバッファを利用して効率良く高速にデー
タを書き込むことができる半導体記憶装置を提供するこ
と。 【解決手段】本発明の半導体記憶装置は、第1記憶手段
よりも書き込み動作が高速な第2記憶手段が設けられて
おり、この第2記憶手段は所謂ダブルバッファやリング
バッファを構成し、一時記憶に利用される。高速動作す
る第2記憶手段への一時記憶のための書き込みを終えた
時点においてCPUを速やかに解放できるようになり、
CPUから見れば第1記憶手段に対するデータ書き込み
は高速なものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CPUから送られ
てきた書き込みデータを一時的に記憶するバッファを備
えた半導体記憶装置に関し、より詳しくは、複数のペー
ジバッファを備えたフラッシュメモリーに関する。
【0002】
【従来の技術】図6はCPUからフラッシュアレイへの
データ書き込みの従来例を示すブロック図である。フラ
ッシュアレイはフラッシュメモリーの複数のメモリセル
がアレイ状に配列されたものであり、例えば16Mビッ
トのフラッシュアレイへのデータ書き込みは、次のよう
にして行われる。すなわち、CPUはフラッシュメモリ
ーへのシングルライト命令を発行し、フラッシュメモリ
ーに対しCPUが直接的にデータを書き込むものとなっ
ている。
【0003】フラッシュアレイのデータ書き込み動作は
遅く、かかる従来例においてはフラッシュアレイがデー
タの書き込みを完了するまでCPUが待機している為、
CPUは他の処理を実行できず非効率的であるという問
題点がある。特に、複数個のフラッシュメモリーがアレ
イ状に配列されている場合は待ち時間がN倍になってし
まう。高速動作するシステムにフラッシュアレイを適用
するために、フラッシュアレイへのデータ書き込みの高
速化が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情を考
慮してなされたものであり、ページバッファを利用して
効率良く高速にデータを書き込むことができる半導体記
憶装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために本発明の半導体記憶装置は次のように構
成されている。 (1)本発明の半導体記憶装置は、第1記憶手段と、前
記第1記憶手段よりも書き込み動作が高速であって、ペ
ージ単位で順番に書き込まれたデータを一時的に記憶す
る少なくとも2つ以上の第2記憶手段と、前記第2記憶
手段に書き込まれたページ単位のデータを、先に書き込
まれたものから順番に読み出して前記第1記憶手段に書
き込む手段とを具備する。 (2)本発明の半導体記憶装置は、上記(1)に記載の
装置であって、且つ、前記複数の第2記憶手段のうちの
いずれか一方の記憶手段をいずれか他方の記憶手段に切
り替える切替手段をさらに具備し、当該切替手段による
切替によって前記ページ単位のデータがリング状に連続
して記憶されることを特徴とする。 (3)本発明の半導体記憶装置は、上記(1)乃至
(3)のいずれか一項に記載の装置であって、且つ、遅
くとも最後の第2記憶手段に対するデータの書き込みが
終了したとき、最初の第2記憶手段に記憶されているデ
ータに係る前記第1記憶手段に対する書き込みが完了す
ることを特徴とする。 (4)本発明の半導体記憶装置は、上記(1)乃至
(3)のいずれか一項に記載の装置であって、且つ、前
記第2記憶手段の配置個数又は記憶容量を前記第1記憶
手段の書き込みレートに基づいて定めることを特徴とす
る。 (5)本発明の半導体記憶装置は、行×列のアレイ状に
配列されてなる複数の第1記憶手段と、前記第1記憶手
段よりも書き込み動作が高速であって、ページ単位で順
番に書き込まれたデータを一時的に記憶する少なくとも
2つ以上の第2記憶手段と、前記第2記憶手段に書き込
まれたデータを、先に書き込まれたものから順番に読み
出して前記第1記憶手段に書き込む手段と、を具備す
る。 (6)本発明の半導体記憶装置は、上記(5)に記載の
装置であって、且つ、前記行及び列を特定することで書
き込み動作が完了した前記第1記憶手段を特定する特定
手段と、前記複数の第2記憶手段のうちのいずれか一方
の記憶手段をいずれか他方の記憶手段に切り替える切替
手段と、をさらに具備し、前記特定手段により特定され
た第1記憶手段に対応して前記切替手段が切替を行うこ
とによって、前記ページ単位のデータがリング状に連続
して記憶されることを特徴とする。 (7)本発明の半導体記憶装置は、上記(1)乃至
(6)のいずれか一項に記載の装置であって、且つ、前
記第1記憶手段はフラッシュメモリーであり、前記第2
記憶手段は先入れ先出しメモリーであることを特徴とす
る。
【0006】(作 用)本発明の半導体記憶装置は、第
1記憶手段よりも書き込み動作が高速な第2記憶手段が
設けられており、この第2記憶手段は所謂ダブルバッフ
ァやリングバッファを構成し、一時記憶に利用される。
高速動作する第2記憶手段への一時記憶のための書き込
みを終えた時点においてCPUを速やかに解放できるよ
うになり、CPUから見れば第1記憶手段に対するデー
タ書き込みは高速なものとなる。
【0007】なお、製造コスト若しくは第2記憶手段の
切替に掛かる負担等を考慮し、第2記憶手段の容量を変
える、又は第2記憶手段の配列数を変えることが好まし
い。
【0008】また、最後の第2記憶手段への書き込みが
完了した時点において、丁度、最初の第2記憶手段に記
憶されたデータの第1記憶手段への書き込みが完了する
ように構成すれば、第2記憶手段の利用はより効率的な
ものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。
【0010】(第1実施形態)第1実施形態は単体のフ
ラッシュアレイに対し2つのページバッファが設けられ
て成り、同ページバッファをCPUからの書き込みデー
タの一時的に利用する半導体記憶装置に関する。
【0011】図1は本発明の第1実施形態に係る半導体
記憶装置の概略構成を示すブロック図である。同図に示
すように、本実施形態はCPU2と、ページバッファ4
1(#1),42(#2)と、ページバッファコントロ
ール回路51,52と、フラッシュアレイ6とにより構
成されている。
【0012】ページバッファ41,42は、CPU2と
フラッシュアレイ6と間に並列で接続されており、両ペ
ージバッファの記憶容量はそれぞれ256バイトであ
り、フラッシュアレイ6よりも書き込み動作が高速であ
る。これらページバッファ41,42は、所謂ダブルバ
ッファを構成するものであり、CPU2からページ単位
で順番にデータをロードして一時的に記憶する。このた
め、図示しないがCPU2及びページバッファ41間の
バス接続と、CPU2及びページバッファ42間のバス
接続とを切り替えるバスセレクタが設けられており、所
謂ページバッファスワップが行われるものとなってい
る。このページバッファスワップによって、ページバッ
ファ#1,#2,#1,#2,...という具合にバッ
ファ切替が行われ、かかる切替に応じてページ単位のデ
ータは連続的に一時記憶されることになる。
【0013】ページバッファコントロール回路51,5
2は、ページバッファ41,42に対応してフラッシュ
アレイ6との間に設けられており、すなわち、ページバ
ッファコントロール回路51はページバッファ41に対
応し、ページバッファコントロール回路52はページバ
ッファ42に対応し、それぞれフラッシュアレイ6との
間に設けられている。これらページバッファコントロー
ル回路51,52は、ページバッファ41,42が一時
的に記憶しているページデータのフラッシュアレイ6へ
の書き込みを制御するものである。より具体的には、ペ
ージバッファ41,42にロードされたページ単位のデ
ータを、先に書き込まれたものから順番に読み出してフ
ラッシュアレイ6に書き込むための制御をする。
【0014】フラッシュアレイ6は、ページバッファ4
1(又は42)よりも書き込み動作が低速であって、例
えば16(メガ)バイトの記憶容量を有し、ページ単位
のデータの書き込み動作が完了したか否かを表すRY/
BY#信号を出力する。このRY/BY#信号はCPU
2に対しINT(割り込み)信号として入力される。
【0015】以上のように構成された本実施形態の動作
を説明する。ここでは一例として、CPU2が3ページ
分(256バイト×3)のデータをフラッシュアレイ6
に書き込む場合の動作について説明する。
【0016】先ず、CPU2は先頭(0番地)から25
5バイト目までのデータ(1ページ目)をページバッフ
ァ41にシーケンシャルに書き込む。これによりページ
バッファ41にはページ単位(つまり256バイト分)
のデータがシーケンシャルロードされる。
【0017】次に、上述したページバッファスワップに
よって、ページバッファ41からページバッファ42に
バッファが切り替わり、このページバッファ42に対
し、CPU2は256バイト目から511バイト目まで
のデータ(2ページ目)をシーケンシャルに書き込む。
これによりページバッファ42には2ページ目のデータ
がシーケンシャルロードされる。ここで、ページバッフ
ァスワップによって、ページバッファ42からページバ
ッファ41にバッファが切り替わる。この時点において
CPU2はページバッファへの3ページ目のデータの書
き込みは行なえないので待機する。
【0018】次に、ページバッファコントロール回路5
1は、ページバッファ41にシーケンシャルロードされ
た1ページ目のデータをフラッシュアレイ6に対して書
き込み、続いてページバッファコントロール回路52
は、ページバッファ42にシーケンシャルロードされた
2ページ目のデータをフラッシュアレイ6に対して書き
込む。
【0019】フラッシュアレイ6がページバッファ41
からの1ページ目のデータの書き込みを完了すると共に
ページバッファ42からの2ページ目のデータの書き込
みを完了した時点で、これら書き込み動作が完了したこ
とを表すRD/BY#信号がCPU2へのINT信号と
して入力される。
【0020】CPU2は、かかるINT信号に応じてペ
ージバッファ41に対し、512バイト目から最後尾ま
でのデータ(3ページ目)をページバッファ41にシー
ケンシャルに書き込む。これによりページバッファ41
には3ページ目のデータがシーケンシャルロードされ
る。そして、ページバッファコントロール回路51は、
ページバッファ41にシーケンシャルロードされた3ペ
ージ目のデータをフラッシュアレイ6に対して書き込
む。
【0021】例えばCPU2からの書き込みデータのサ
イズが1ページの場合は遅くともページバッファ41へ
のロードを終えた時点で、また、2ページの場合は遅く
ともページバッファ41へのロード及びページバッファ
42へのロードを終えた時点で、そして本動作例のよう
に3ページの場合は遅くともページバッファ41,ペー
ジバッファ42,及びページバッファ41へのロードを
終えた時点でCPU2はフラッシュアレイ6の状態(書
き込み中/書き込み完了)によらず速やかに解放され
る。つまりCPUから見れば、フラッシュアレイ6に対
するデータ書き込みは高速なものとなる。
【0022】(応用例)本実施形態の応用例として、製
造コスト、ページバッファのバス切り替えに掛かる負
担、及びフラッシュアレイの書き込みレートを考慮しペ
ージバッファの容量を変化させても良い。あるいはペー
ジバッファを設ける数を変えても良い。
【0023】また、ページバッファ42への書き込みが
完了した時点において、丁度、ページバッファ41に記
憶されたデータのフラッシュアレイ6への書き込みが完
了するように構成すれば、ページバッファの利用はより
効率的なものとなる。
【0024】ここで、フラッシュアレイ単体についてペ
ージバッファを2個以上配列する場合の構成について図
2を参照しながら説明する。
【0025】例えば16Mビットの1個のフラッシュア
レイ6に対してCPU2からのデータを高速に書き込む
場合、図2に示すようにページバッファ(41,42,
43,...)をN個ほど並列配置することによって、
1個のページバッファがフラッシュアレイ6へデータを
書き込むのに要する時間でCPU2からページバッファ
へのデータ書き込みが全て完了するように構成する。
【0026】ページバッファの1つがフラッシュアレイ
6にデータを書き込むのに要する時間をtfとし、ま
た、CPU2が1つのページバッファにデータを書き込
むのに要する時間をtpとする。
【0027】ページバッファはフラッシュアレイよりも
データ書き込み動作が高速であり、すなわち、tf>>
tpである。ここで、tf/tp≦Nとし、Nを整数と
し、ページバッファをN個並べることでtf時間の書き
込み時間でCPU2は解放される。この間、CPU2は
フラッシュアレイ6の書き込み動作の完了を表すRD/
BY#信号による割り込むを待たずに済む。
【0028】ところが、tf時間はマイクロセカンド
(μsec)のオーダーであり、tp時間はナノセカン
ド(nsec)のオーダーであり、これにより整数Nは
1000以上となってしまい現実的ではない。そこで、
整数Nを10程度に設定し、100回程度の割り込み
(RY/BY#)を発生させるように構成することが好
ましい。なお、集積回路技術の向上によりtf時間が短
縮されれば上記の通り実施をすることが可能になる。
【0029】(第2実施形態)第2実施形態は複数のフ
ラッシュアレイを備え、その各々に2つのページバッフ
ァが設けられており、同ページバッファをCPUからの
書き込みデータの一時的に利用する半導体記憶装置に関
する。
【0030】図3は本発明の第2実施形態に係る半導体
記憶装置の概略構成を示すブロック図である。同図に示
すように、本実施形態はCPU2と、ページバッファ4
1(#1),42(#2),43(#3),44(#
4)と、ページバッファコントロール回路10と、フラ
ッシュアレイ61(#1),62(#2)と、INTコ
ントロール回路12とにより構成されている。
【0031】ページバッファ41,42は、フラッシュ
アレイ61に対応して設けられており、CPU2とペー
ジバッファコントロール回路10との間に並列で接続さ
れている。両ページバッファの記憶容量は、第1実施形
態と同様に、それぞれ256バイトであり、フラッシュ
アレイ61よりも書き込み動作が高速である。また、同
様に、ページバッファ43,44はフラッシュアレイ6
2に対応して設けられている。
【0032】ページバッファ41,42,43,44
は、所謂リングバッファを構成するものであり、CPU
2からページ単位で順番にデータをロードして一時的に
記憶する。このため、図示しないがCPU2及びページ
バッファ41間のバス接続と、CPU2及びページバッ
ファ42間のバス接続との切り替え、及びCPU2及び
ページバッファ43間のバス接続と、CPU2及びペー
ジバッファ44間のバス接続との切り替えを行うための
バスセレクタが設けられており、所謂ページバッファス
ワップが行われるものとなっている。このページバッフ
ァスワップによって、ページバッファ#1,#2,#
3,#4,#1,#2,#3,#4...という具合に
バッファ切替が行われ、かかる切替に応じてページ単位
のデータは連続的に一時記憶されることになる。
【0033】ページバッファコントロール回路10は、
ページバッファ41,42が一時的に記憶しているペー
ジデータのフラッシュアレイ61への書き込み、及びペ
ージバッファ42,43が一時的に記憶しているページ
データのフラッシュアレイ62への書き込みを制御する
ものである。より具体的には、ページバッファ41,4
2にロードされたページ単位のデータを、先に書き込ま
れたものから順番に読み出してフラッシュアレイ61に
書き込み、ページバッファ42に続いてページバッファ
43,44にロードされたページ単位のデータを、先に
書き込まれたものから順番に読み出してフラッシュアレ
イ62に書き込むための制御をする。
【0034】フラッシュアレイ61は、例えば16(メ
ガ)バイトの記憶容量を有し、ページ単位のデータの書
き込み動作が完了したか否かを表すRY/BY#1信号
をINTコントロール回路12に対して出力する。
【0035】フラッシュアレイ62は、フラッシュアレ
イ61と同じく16Mバイトの記憶容量を有しており、
ページ単位のデータの書き込み動作が完了したか否かを
表すRY/BY#2信号をINTコントロール回路12
に対して出力する。
【0036】INTコントロール回路12は、フラッシ
ュアレイ61からのRD/BY#1信号とフラッシュア
レイ62からのRD/BY#2信号とを入力し、ワイヤ
ードORして出力する回路であり、INTコントロール
回路12からの出力信号線数(ここでは1本)は入力信
号線数(2本)よりも少なくなっている。
【0037】以上のように構成された本実施形態の動作
を説明する。ここでは一例として、CPU2が3ページ
分(256バイト×3)のデータをフラッシュアレイ6
1,62に書き込む場合の動作について説明する。
【0038】先ず、CPU2は先頭(0番地)から25
5バイト目までのデータ(1ページ目)をページバッフ
ァ41にシーケンシャルに書き込む。これによりページ
バッファ41には1ページ目のデータがシーケンシャル
ロードされる。
【0039】次に、ページバッファスワップによって、
ページバッファ41からページバッファ42にバッファ
が切り替わり、このページバッファ42に対し、CPU
2は256バイト目から511バイト目までのデータ
(2ページ目)をシーケンシャルに書き込む。これによ
りページバッファ42には2ページ目のデータがシーケ
ンシャルロードされる。ページバッファコントロール回
路10は、ページバッファ41にシーケンシャルロード
された1ページ目のデータをフラッシュアレイ61に対
して書き込み、続いてページバッファ42にシーケンシ
ャルロードされた2ページ目のデータをフラッシュアレ
イ61に対して書き込む。
【0040】フラッシュアレイ61がページバッファ4
1からの1ページ目のデータの書き込みを完了すると共
にページバッファ42からの2ページ目のデータの書き
込みを完了した時点で、これらの書き込み動作が完了し
たことを表すRD/BY#1信号がINTコントロール
回路12に入力される。
【0041】ここで、ページバッファスワップによっ
て、ページバッファ42からページバッファ43にバッ
ファが切り替わる。
【0042】CPU2は、INTコントロール回路12
からのINT信号に応じてページバッファ43に対し、
512バイト目から最後尾までのデータ(3ページ目)
をシーケンシャルに書き込む。これによりページバッフ
ァ43には3ページ目のデータがシーケンシャルロード
される。そして、ページバッファコントロール回路10
は、ページバッファ43にシーケンシャルロードされた
3ページ目のデータをフラッシュアレイ62に対して書
き込む。
【0043】本実施形態によれば、遅くともページバッ
ファ41,ページバッファ42,及びページバッファ4
3へのロードを終えた時点でCPU2は速やかに解放さ
れる。つまりCPU2から見れば、フラッシュアレイ6
1,62に対するデータ書き込みは高速なものとなる。
【0044】図4は、本発明と従来例のフラッシュアレ
イへのデータ書き込み制御を比較検討するためのフロー
チャートである。同図(a)は従来例に係る制御の流れ
を示し、同図(b)は本願発明に係る制御の流れを示し
ている。
【0045】同図(a)に示すt1はCPUがデータB
LK1をフラッシュアレイに対し直接書き込む際の処理
時間、t2はCPUがデータBLK2をフラッシュアレ
イに対し直接書き込む際の処理時間である。
【0046】一方、同図(b)に示すt1’はCPUが
データBLK1をページバッファBLK1に対し書き込
む際の処理時間、t2’はCPUがデータBLK2をペ
ージバッファBLK2に対し書き込む際の処理時間であ
る。
【0047】ページバッファのデータ書き込み動作は、
フラッシュアレイよりも高速であるため、t1>>t
1’、t2>>t2’となる。つまり、CPUは速やか
に解放され、複数書き込みにおける処理の高速化を実現
できる。
【0048】図5は第2実施形態の詳細構成に係る図で
あり、フラッシュアレイからの割り込みとCPUへの割
り込みとの関係を示す図である。
【0049】同図に示すようにユーザーバスアドレスデ
コード回路14が設けられている。フラッシュアレイ
(例えば61,62,63....等)は行×列のアレ
イ状に配列されており、このアレイの列(紙面における
縦の並び)はバンク(BANK)であり、同回路14は
CPU2のアドレスバスをデコードし、これによりバン
ク選択が行われる。
【0050】さらに、選択されたバンクについて、いず
れかのフラッシュアレイを選択し、これにより特定され
るフラッシュアレイに対してデータを書き込むように構
成されている。例えばバンク2が選択されている場合、
フラッシュアレイ62,66,70,74のいずれか1
つが選択される。
【0051】各々のフラッシュアレイには少なくとも2
つ以上のページバッファが搭載されており、上述したよ
うにこれらのバッファはリングバッファとして用いられ
る。
【0052】さて、書き込み中においては各チップのフ
ラッシュメモリーの書き込みが終了した後に割り込みが
かかるが、それぞれの割り込みを別々に処理すると20
本の割り込み信号をパラレルで入力して処理しなければ
ならないので回路が複雑になる。そこで、アレイの行
(紙面における横の並び)について各フラッシュアレイ
からの割り込み信号を共通接続し、かかる共通の割り込
み信号に基づいてポーリングを行うことで、どのフラッ
シュアレイ(チップ)が書き込みを完了したかを判別で
きるようにする。INTコントロール回路12は、各フ
ラッシュアレイからの割り込み(RD/BY#)信号を
入力してワイヤードORし、CPU2への割り込み信号
として出力する回路であり、INTコントロール回路1
2からの出力信号線数(ここでは1本)は入力信号線数
(4本)よりも少なくなっている。かかる構成により回
路を簡素化でき、システムコストを低減できる。
【0053】各々のフラッシュアレイはリングバッファ
として用いられるが、具体的にはフラッシュアレイ6
1,62,63,64,65,66,...という順番
で選択し、サイクリックな書き込みを行うことで、効率
良く高速にデータ書き込みを行うことができるようにな
る。
【0054】以上説明した実施形態によると、フラッシ
ュアレイはデータの書き込み動作が遅いという特性を有
しているが、この書き込みの待ち時間に次々と別のフラ
ッシュアレイにデータが送り込まれる。このため、見か
け上は複数のフラッシュアレイが、あたかも一度にデー
タ書き込みが行われているように見える。つまり、CP
Uは速やかに解放され、N個のフラッシュアレイに実際
にデータを書き込む時間が従来に比べて一段と短縮され
る。
【0055】より詳しくは1個のフラッシュアレイの書
き込みに要する時間(ページライトタイム)をTtと
し、CPUからページバッファへの転送を行うための1
個あたりのトータル時間をTptとすると、N個のフラ
ッシュアレイの書き込み時間は次の条件、すなわち、T
t>Tpt×N+α(αはオーバーヘッドの時間)を満
たす場合は、1個のフラッシュアレイの書き込みトータ
ル時間においてあたかもN個のフラッシュアレイへの書
き込みが行われているように見える。
【0056】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず種々変形して実施可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればペ
ージバッファを利用して効率良く高速にデータを書き込
むことのできる半導体記憶装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る半導体記憶装置の
概略構成を示すブロック図
【図2】上記第1実施形態の応用例に係り、フラッシュ
アレイ単体についてページバッファを2個以上配列する
場合の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第2実施形態に係る半導体記憶装置の
概略構成を示すブロック図
【図4】本発明と従来例のフラッシュアレイへのデータ
書き込み制御を比較検討するためのフローチャート
【図5】第2実施形態の詳細構成に係る図であり、フラ
ッシュアレイからの割り込みとCPUへの割り込みとの
関係を示す図
【図6】CPUからフラッシュアレイへのデータ書き込
みの従来例を示すブロック図
【符号の説明】
2…CPU 41,42…ページバッファ 51,52…ページバッファコントロール回路 6…フラッシュアレイ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1記憶手段と、 前記第1記憶手段よりも書き込み動作が高速であって、
    ページ単位で順番に書き込まれたデータを一時的に記憶
    する少なくとも2つ以上の第2記憶手段と、 前記第2記憶手段に書き込まれたページ単位のデータ
    を、先に書き込まれたものから順番に読み出して前記第
    1記憶手段に書き込む手段と、を具備することを特徴と
    する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の第2記憶手段のうちのいずれ
    か一方の記憶手段をいずれか他方の記憶手段に切り替え
    る切替手段をさらに具備し、当該切替手段による切替に
    よって前記ページ単位のデータがリング状に連続して記
    憶されることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 遅くとも最後の第2記憶手段に対するデ
    ータの書き込みが終了したとき、最初の第2記憶手段に
    記憶されているデータに係る前記第1記憶手段に対する
    書き込みが完了する請求項1乃至3のいずれか一項に記
    載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第2記憶手段の配置個数又は記憶容
    量を前記第1記憶手段の書き込みレートに基づいて定め
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記
    載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 行×列のアレイ状に配列されてなる複数
    の第1記憶手段と、 前記第1記憶手段よりも書き込み動作が高速であって、
    ページ単位で順番に書き込まれたデータを一時的に記憶
    する少なくとも2つ以上の第2記憶手段と、 前記第2記憶手段に書き込まれたデータを、先に書き込
    まれたものから順番に読み出して前記第1記憶手段に書
    き込む手段と、を具備することを特徴とする半導体記憶
    装置。
  6. 【請求項6】 前記行及び列を特定することで書き込み
    動作が完了した前記第1記憶手段を特定する特定手段
    と、 前記複数の第2記憶手段のうちのいずれか一方の記憶手
    段をいずれか他方の記憶手段に切り替える切替手段と、
    をさらに具備し、 前記特定手段により特定された第1記憶手段に対応して
    前記切替手段が切替を行うことによって、前記ページ単
    位のデータがリング状に連続して記憶されることを特徴
    とする請求項5に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記第1記憶手段はフラッシュメモリー
    であり、前記第2記憶手段は先入れ先出しメモリーであ
    ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記
    載の半導体記憶装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100666169B1 (ko) * 2004-12-17 2007-01-09 삼성전자주식회사 플래쉬 메모리 데이터 저장장치
JP2008052895A (ja) 2006-08-22 2008-03-06 Samsung Electronics Co Ltd 不揮発性データ保存装置のプログラミング方法及びその装置
JP2008052899A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Samsung Electronics Co Ltd マルチ−ビットフラッシュメモリー装置とそのプログラム方法
JP2013131192A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Fujitsu Ltd ストレージ装置及びストレージ装置の制御方法

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