JP2000215348A - プリペイドカ―ド及びカ―ドリ―ダ― - Google Patents

プリペイドカ―ド及びカ―ドリ―ダ―

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JP2000215348A
JP2000215348A JP11364157A JP36415799A JP2000215348A JP 2000215348 A JP2000215348 A JP 2000215348A JP 11364157 A JP11364157 A JP 11364157A JP 36415799 A JP36415799 A JP 36415799A JP 2000215348 A JP2000215348 A JP 2000215348A
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card
cut
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JP11364157A
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Mitsuo Chihara
光雄 千原
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EVER PROSPECT INTERNATL Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偽造を容易に防止できるプリペイドカード及
びカードリーダーを提供する。 【解決手段】 残金や利用可能回数等の利用情報を磁気
により記録した情報記録部を設けたプリペイドカードで
あって、プリペイドカードは、仮想的に分割構成され
た、複数の単位ブロックから成る切除部81,83と、
最後まで残存するベース部82,84とを有し、情報記
録部を複数の単位ブロックにわたって連続的に或いは各
単位ブロック毎に個別に設け、プリペイドカードの使用
量に応じて、不必要となった単位ブロックを、プリペイ
ドカードの切除部81,83の、ベース部82,84と
接していない一側から、切除された後のプリペイドカー
ドの切断部分が毎回違った形状になるように順次切除さ
せながら使用する

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、カードを切断する
ことによって容易に偽造を防止できるプリペイドカード
と、このプリペイドカード用のカードリーダーに関す
る。 【0002】 【従来の技術】今日の社会において、いわゆる代金前払
いカードであるプリペイドカードは、例えば公衆電話
や、電車等の各種交通機関、パチンコ店や遊園地等の各
種遊戯施設、百貨店やスーパーマーケット等の各種売
店、等で幅広く利用されている。 【0003】このようなプリペイドカードには、通常、
プリペイドカードの利用可能回数の残数や、利用可能残
金、等の利用情報を記録する、磁気テープからなる情報
記録部が設けられている。そして、プリペイドカード
を、例えば公衆電話等の機械に内蔵されているカードリ
ーダーに挿入すると、カードリーダーでプリペイドカー
ドの利用情報を読み取り、使用可能量を判定する。そし
て使用後には、プリペイドカードの使用量に応じて、カ
ードリーダーで情報記録部の利用情報を最新の利用情報
に書き換える。またプリペイドカードの利用者にとって
は、磁気による記録だけでは利用情報が確認できないの
で、カードリーダーでプリペイドカードの利用情報を処
理する時に、プリペイドカードに最新の利用情報を刻印
したり穿孔をあけたりする。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような磁
気記録式のプリペイドカードに対して、情報記録部に記
録されたプリペイドカードの最新の利用情報を、例えば
残りの利用回数が本当なら10回しかないところを10
0回にする、というように磁気情報を不正に改ざんし、
プリペイドカードの偽造を試みる者が現れた。そこでプ
リペイドカード管理者は、プリペイドカードの偽造を防
ぐために、磁気情報を暗号化したり、プリペイドカード
に開けられた穿孔を使用時に確認する事によってプリペ
イドカードの偽造を防止しようとした。しかし、プリペ
イドカードの偽造を試みる者は、暗号化された情報を読
み出してこれを操作、改ざんし、プリペイドカードにあ
けられた穿孔にテープ等を貼着してこれを復元すること
で、一見するとこのプリペイドカードがあたかも新品で
あるかのように偽造するので、このような方法も十分な
効果をあげてはいない。 【0005】本発明は前述のような事情により鑑みて成
されたものであり、その目的は、偽造を容易に防止でき
るプリペイドカード及びカードリーダーを提供すること
にある。 【0006】 【課題を解決するための手段及び作用】本発明に係るプ
リペイドカードは、残金や利用可能回数等の利用情報を
磁気により記録した情報記録部を設けたプリペイドカー
ドであって;前記プリペイドカードは、仮想的に分割構
成された、複数の単位ブロックから成る切除部と、最後
まで残存するベース部とを有し;前記情報記録部を複数
の単位ブロックにわたって連続的に或いは各単位ブロッ
ク毎に個別に設け;前記プリペイドカードの使用量に応
じて、不必要となった単位ブロックを、プリペイドカー
ドの切除部の、ベース部と接していない一側から、切除
された後のプリペイドカードの切断部分が毎回違った形
状になるように順次切除させながら使用すること、を特
徴としている。 【0007】このプリペイドカードにおいては、使用済
の部分がプリペイドカードから切除されるので、プリペ
イドカードの外形を見ればどの程度の利用状況なのかが
容易にわかる。また不必要となった単位ブロックを切除
するので、このプリペイドカードの復元を試みても、穿
孔にテープを貼着するようには簡単ではなく、プリペイ
ドカードの復元は殆ど不可能となり、プリペイドカード
の偽造が防止される。また、使用量に応じてカードを小
さくし、最終的にはベース部のみが残るようにするの
で、紛失等の心配もないし、財布等への収納性にも優れ
たものとなる。しかも、切断部分が毎回違った形状にな
るように単位ブロックを切除するので、このカードリー
ダーで処理されたプリペイドカードの切除部又はベース
部を用いた偽造を試みても、単位ブロック同士又は単位
ブロックとベース部とをつなぎ合わせることによるプリ
ペイドカードの偽造を防止できる。 【0008】請求項2のプリペイドカードは、単位金額
や単位使用量に応じて設けられた前記単位ブロック毎の
情報記録部に予め利用情報を記録させている。即ち、こ
のプリペイドカードであれば、プリペイドカードを使用
する毎に不必要な単位ブロックが切断分離されても、存
続する単位ブロックに予め記録されていた利用情報から
最新の利用情報が判定できる。 【0009】請求項3のプリペイドカードは、前記プリ
ペイドカードを使用した後に残存する情報記録部に、プ
リペイドカードの最新の利用情報を更新記録するので、
プリペイドカードを使用する毎に残存する情報記録部に
常に最新の利用情報が更新記録される。そして、この残
存部を用いてプリペイドカードの偽造を試みる場合、利
用情報部に記録されている利用情報を捏造する必要があ
り、この作業が困難であることから、このプリペイドカ
ードの偽造がしにくくなり、故にプリペイドカードの偽
造が防止される。 【0010】請求項記載のプリペイドカードは、残金
情報を磁気により記録した残金情報記録部を設けたプリ
ペイドカードであって;前記プリペイドカードは、仮想
的に分割構成された、単位金額に応じた複数の単位ブロ
ックから成る切除部と、最後まで残存するベース部とを
有し;前記残金情報記録部に予め残金情報を記録してお
き、またこの残金情報記録部を複数の単位ブロックにわ
たって、連続的に或いは各単位ブロック毎に個別に設
け;前記プリペイドカードの使用量に応じて、不必要と
なった単位ブロックを、プリペイドカードの切除部の、
ベース部と接していない一側から、切除された後のプリ
ペイドカードの切断部分が毎回違った形状になるように
順次切除させながら使用し;前記プリペイドカードを使
用した後に残存する残金情報記録部に記録されている残
金情報をプリペイドカードの最新の残金情報とするよう
に構成されている。 【0011】このプリペイドカードにおいては、予め情
報記録部に残金情報が記録されているので、使用毎に不
必要となった単位ブロックが切除されても、残存する単
位ブロックのから最新の残金情報を確認出来る。また単
位ブロックを切除することで、プリペイドカードの大き
さも段々小さくなっていくので、請求項1記載のプリペ
イドカードと同様の作用が期待できる。 【0012】請求項記載のプリペイドカードは、残金
情報を磁気により記録した残金情報記録部を設けたプリ
ペイドカードであって;前記プリペイドカードは、仮想
的に分割構成された、単位金額に応じた複数の単位ブロ
ックから成る切除部と、最後まで残存するベース部とを
有し;前記残金情報記録部を複数の単位ブロックにわた
って、連続的に或いは各単位ブロック毎に個別に設け;
前記プリペイドカードの使用量に応じて、不必要となっ
た単位ブロックを、プリペイドカードの切除部の、ベー
ス部と接していない一側から、切除された後のプリペイ
ドカードの切断部分が毎回違った形状になるように順次
切除させながら使用し;前記プリペイドカードを使用し
た後に残存する残金情報記録部に、プリペイドカードの
最新の残金情報を更新記録するように構成されている。 【0013】このプリペイドカードにおいては、常にプ
リペイドカードに残存する残金情報部に最新の残金情報
が記録されるので、請求項3記載のプリペイドカードと
同様の作用により、プリペイドカードの偽造を防ぐ。 【0014】請求項6のプリペイドカードには、不必要
となった前記単位ブロックを、プリペイドカードの切除
部の、ベース部と接していない一側から順次切除させた
時に、切除された後のプリペイドカードの切断部分に、
プリペイドカードの使用量に応じた凹凸からなる識別部
が形成されるので、視力が十分でない人であっても、プ
リペイドカードの切断部分に設けられた識別部を触るこ
とによって、触覚によりプリペイドカードの利用情報を
判断することが出来る。 【0015】請求項7のカードリーダーは、前記請求項
1〜6のいずれか1項に記載のプリペイドカード用のカ
ードリーダーであって;前記プリペイドカードの単位ブ
ロックに設けられた情報記録部に記録された利用情報を
読み取る、読み取り手段と;不必要となった単位ブロッ
クを切断分離するための切断手段であって、切除された
後のプリペイドカードの切断部分が毎回違った形状にな
るように切断する切断手段とを備えている。 【0016】このカードリーダーに本発明に係るプリペ
イドカードを挿入すると、プリペイドカードの利用情報
が読み取り手段で読み取られ、不必要となった単位ブロ
ックが切断分離されるので、このカードリーダーにより
処理されたプリペイドカードの偽造を防止する。しか
も、切断部分が毎回違った形状になるように単位ブロッ
クを切断するので、このカードリーダーで処理されたプ
リペイドカードの切除部又はベース部を用いた偽造を試
みても、単位ブロック同士又は単位ブロックとベース部
とをつなぎ合わせることによるプリペイドカードの偽造
を防止できる。 【0017】請求項記載のカードリーダーには、情報
記録部に記録された情報を最新の利用情報に書換える書
換手段が設けられているので、この書換手段により、プ
リペイドカードには常に最新の利用情報が記入されるこ
とになり、ひいてはプリペイドカードの偽造防止に役立
つ。 【0018】請求項記載のカードリーダーは、前記切
断手段で、単位ブロックの切断時に、切断部分に対して
切断により使用量を識別するための凹凸からなる識別部
を形成するので、このカードリーダーで本発明に係るプ
リペイドカードを処理すれば、プリペイドカードの切断
部分に対して凹凸からなる識別部が形成されるので、視
力が十分でないプリペイドカード利用者であっても、こ
の識別部を触ることによって、触覚によりプリペイドカ
ードの利用情報を判断することが出来る。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照しながら説明する。 (第1実施例)図1は第1実施例に係るプリペイドカー
ドAの平面図である。このプリペイドカードAは、仮想
的に分割構成された切除部1とベース部5とを有する。
切除部1はn本の仮想線2によって仮想的に分割された
n個の単位ブロック3から成る。またn個の単位ブロッ
ク3には、連続的に情報記録部4が設けられている。し
かしこの情報記録部4は必ずしも連続的に設ける必要は
なく、図1(b)のように各単位ブロック3毎に個別に
設けてもよい。この切除部1は、プリペイドカードAの
使用量に応じて、ベース部5と接していない一側から順
次切除される。例えば、図1(a)では仮想線2a部分
から順次切断することで、単位ブロック3aから順次切
除される。尚、仮想線2の形状は、図1で例示した直線
状のもの以外にも様々な方法も考えられるが、それらに
ついては後述する。 【0020】尚、プリペイドカードAを切断するのは必
ずしも仮想線2上でなくともよく、単位ブロック3の途
中部であってもよい。例えば単位ブロック3aの途中部
でプリペイドカードAを切断した場合、単位ブロック3
aに設けられている情報記録部4aは単位ブロック3a
の切断とともに破壊され再利用が不可能となるので、切
除部分を用いた偽造を防止できる。 【0021】このようにプリペイドカードAを構成すれ
ば、プリペイドカードAを利用する毎に不必要となった
単位ブロック3が切除されているので、プリペイドカー
ドAの大きさが使用量に応じて小さくなり、一見しただ
けでそのプリペイドカードAの利用状況が判るのでこの
プリペイドカードAの悪用防止に役立つ。また、不必要
となった切除部3は順次切除されて回収されるので、切
除部3を基にしたプリペイドカードAの偽造が出来なく
なり、偽造防止に役立つ。さらに、仮にこの切除部3を
何らかの方法で復元しても、情報記録部4の復元という
手間のかかる作業をせねばならず、このために、プリペ
イドカードAの偽造を防止でき、大変好適である。そし
て、この情報記録部4の偽造まで行われても、最終的に
は、情報記録部4の情報を書き換えて、全体を適正なも
のにする必要があるが、この作業も大変困難であり、ひ
いてはプリペイドカードAの偽造を防止出来るので、大
変良好なのである。 【0022】つまり本発明に係るプリペイドカードAを
このような構成とすれば、ただ単にプリペイドカードA
を切断していくだけで簡単に偽造を防止できるので、大
変好ましいのである。 【0023】このプリペイドカードAは、図2に見られ
るように、例えば、公衆電話や自動販売機、パチンコ玉
販売機用の機械Xに内蔵されているプリペイドカードA
用のカードリーダーRaに挿入して利用する。 【0024】このカードリーダーRaの構造の略図を図
3に示す。このカードリーダーRaは、プリペイドカー
ドAを挿入し、また処理の終わったプリペイドカードA
の返却口も兼ねる挿入口71と、プリペイドカードAの
単位ブロック3に設けられている情報記録部4に記録さ
れた情報を読み取る手段である読み取り装置72と、読
み取り装置72により読み取られた情報を基に、プリペ
イドカードAの真偽を判定し、プリペイドカードAの残
金や利用可能回数を決定する情報処理装置73と、不必
要となった単位ブロック3を切除するための手段である
切断装置74と、切除された単位ブロックを回収する回
収部75と、カードリーダーRa内でプリペイドカード
Aを搬送する搬送装置76と、を備えている。さらに、
情報処理装置73がプリペイドカードAを偽造品である
と判断した場合、プリペイドカード管理者に警告を発す
る警告装置77を備えている。切断装置74としては、
カッター等の機械的な方法や、レーザー等の光学的な方
法が考えられる。また搬送装置76としては、コンベア
78等を用いるとよい。 【0025】このカードリーダーRaによるプリペイド
カードAの処理方法を図2及び図3を参照しながら説明
する。まず、挿入口71にセットされたプリペイドカー
ドAは、コンベア78により、読み取り装置72に送ら
れる。読み取り装置72では、プリペイドカードAの情
報記録部4の利用情報が読み取られ、この情報は情報処
理装置73に送られる。この情報が適正であると情報処
理装置73が判断すれば、次に、情報処理装置73でプ
リペイドカードAの利用情報が0になったと判断した時
点、又は利用者が図示外のプリペイドカードA返却装置
を操作した時点で、プリペイドカードAはコンベア78
で切断装置74まで送られる。この切断装置74で、不
必要となったプリペイドカードAの単位ブロック3を切
断し、これを回収部75に回収する。残存部分A’は、
コンベア78から再び挿入口71まで戻されて、カード
リーダーRaから排出され、利用者に返却される。 【0026】また、プリペイドカードAの情報記録部4
の情報が適正で無い場合は、取り込んだプリペイドカー
ドAをそのままにしておいて、警告装置77により、プ
リペイドカード管理者に警告を出す。 【0027】以上の通り、このカードリーダーRaは、
プリペイドカードAを、その使用量に応じて切断するこ
とで、一見してプリペイドカードAの使用量が分かるよ
うにする。またこのカードリーダーRaは、切除した単
位ブロックを回収するので、悪意を持つ第三者がこの部
分を利用してプリペイドカードAの偽造をすることを防
ぐ。このように、カードリーダーRaはプリペイドカー
ドAの偽造の防止に寄与するので、好適といえる。 【0028】次に、第1実施例のプリペイドカードAの
具体的な利用方法を、2000円分のプリペイドカード
Bを例に、図4を参照しながら説明する。 【0029】このプリペイドカードBの使用開始前の状
態を図4(a)に示す。プリペイドカードBは図示の通
り、仮想的に分割構成された切除部11とベース部15
を有する。切除部11には、仮想線12a〜12dによ
って仮想的に分割された4個の単位ブロック13a〜1
3dが500円分を1単位として設けられており、単位
ブロック13a〜13dには連続的に情報記録部14a
〜14dが設けられている。各々の情報記録部14a〜
14dには図示の通り、「2000円」「1500円」
「1000円」「500円」という情報が予め記録され
ている。尚、図4では情報記録部14a〜14dは連続
的に設けられているが、これらを個別に設けてもよい。 【0030】図4(b)は、プリペイドカードBを10
00円分使用した時の状態である。このプリペイドカー
ドBは、先述の、図3に示したカードリーダーRaに挿
入して使用される。まずカードリーダーRaの読み取り
装置72が、挿入されたプリペイドカードBの情報記録
部14a〜14dに記録された情報を読み取り、この情
報を情報処理装置73に送り、情報処理装置73でこの
情報が適正か判断して、プリペイドカードBの真偽を判
定する。この場合であれば、情報記録部14a〜14d
の情報が情報記録部14aから順に500円ずつ減って
いるかどうかを判断する。そして、適正であると判断さ
れれば、切断装置74によって仮想線12bでプリペイ
ドカードBを切断し、不必要となった単位ブロック13
aと13bを切除する。切除部分b’はカードリーダー
Raの回収部75に回収される。そして残存部分B’は
利用者に返却される。因みにこの段階で、情報処理装置
73が情報が適正でない、と判断すれば、挿入されたプ
リペイドカードBは偽造品であると判定され、警報装置
77によりプリペイドカード管理者に警告する。このよ
うに、情報記録部14に予め利用情報を記録することで
容易に偽造の判定が出来るし、また切除部分b’が回収
されるので、切除部分b’を用いた偽造を防止でき好適
である。 【0031】残存部分B’部分の情報記録部14c、1
4dには図4(b)に示す通り、「1000円」「50
0円」の情報が記録されている。そしてプリペイドカー
ドB’の利用残高の判定方法として、カードリーダーR
aの情報処理装置73が、残存する情報のうち最も高額
な残金情報を最新の利用情報として採用するようにして
おけばよい。この場合であれば、プリペイドカードB’
の利用残高は「1000円」と判断される。 【0032】図4(c)は、このプリペイドカードB’
の残高を全て使用した場合である。この場合も図4
(b)と同様に、カードリーダーRaの読み取り装置7
2によって利用情報が読み取られ、情報処理装置73で
真偽が判定された後、プリペイドカードB’が偽造品で
なれれば、切断装置74で仮想線12dを切断し、プリ
ペイドカードB’をb”とベース部15とに分割する。
切除部分b”はカードリーダーRaの回収部75に回収
されるので、やはり、この切除部分b”を用いた偽造を
防止出来る。またベース部15には既に利用価値が無い
ことを考えれば、プリペイドカードB’全体を切断せず
に回収してもよい。 【0033】次に、プリペイドカードAの情報記録部4
の、前述以外の記録方法とその利用方法について250
0円分のプリペイドカードCを例に、図5を参照しなが
ら説明する。 【0034】このプリペイドカードCの使用開始前の状
態を図5(a)に示す。プリペイドカードCには図示の
通り、切除部21、ベース部25、仮想線22a〜22
eにより仮想的に分割された5個の単位ブロック23a
〜23e、情報記録部24a〜24e、が設けられてい
る。単位ブロック23a〜23eは500円分を1単位
としており、各情報記録部24a〜24eは各単位ブロ
ック23a〜23eに個別に設けられている。各々の情
報記録部24a〜24eには図示の通り、「500円」
の情報が予め記録されている。尚、図5では情報記録部
24a〜24eは個別に設けられているが、これを連続
的に設けてもよい。 【0035】図5(b)は、プリペイドカードCを10
00円分使用した時の状態を示す。プリペイドカードC
は、先述の、図3に示したカードリーダーRaに挿入し
て使用される。このプリペイドカードCの処理について
はプリペイドカードBの場合と同様であるが、情報処理
装置73における情報の適正判断が相違する。即ち、こ
のプリペイドカードCの場合の適正判断とは、各々の情
報記録部24a〜24eに等しく「500円」と記録さ
れているかどうかを判断することである。そして、適正
であれば、仮想線22bでプリペイドカードCを切断
し、不必要となった単位ブロック23aと23bを切除
する。切除部分c’、すなわち切除された単位ブロック
23aと23bの処理についても、先述の場合と同様で
あり、残存部分C’は利用者に返却される。言うまでも
なく、偽造品の判定が成された場合は警報装置77が作
動する。 【0036】残存部分C’の情報記録部24c〜24e
には、図5(b)に示す通り、各々に「500円」の情
報が予め記録されている。そして、プリペイドカード
C’の利用残高の判定方法として、情報処理装置73
が、残存する各情報記録部24c〜24eに記録された
金額を合計し、その合計金額を採用するように設定して
おけばよい。この場合であれば、プリペイドカードC’
の利用残高は「1500円」と判断される。 【0037】図5(c)は、このプリペイドカードC’
の残高を全て使用した場合である。この場合も図5
(b)と同様に、カードリーダーRaの読み取り装置7
2によって利用情報が読み取られ、情報処理装置73に
よって真偽が判定された後、偽造品でなければ、切断装
置74により仮想線22eで切断されて、プリペイドカ
ードC’はc”とベース部25とに分割される。切除部
分c”の処理については、やはり先述の場合と同様であ
る。 【0038】以上のように処理されるプリペイドカード
B、Cの効果については、先述のプリペイドカードAの
場合と同様である。 【0039】(第2実施例)次に、使用毎に最新の利用
情報に更新記録される情報記録部4’を設けたプリペイ
ドカードDについて述べる。 【0040】このプリペイドカードDの構成は、図1で
示したプリペイドカードAの場合と同様である。但し情
報記録部4として、プリペイドカードD全体の最新の利
用情報が更新記録出来る、情報記録部4’が設けられて
いる。またこのプリペイドカードDの利用方法もプリペ
イドカードAの場合と同様であるが、プリペイドカード
D用のカードリーダーRbは情報書換装置79も備えて
いる。そしてこの情報書換装置79により、情報記録部
4’の情報が最新の利用情報に更新記録されるのであ
る。 【0041】プリペイドカードDをこのように構成すれ
ば、プリペイドカードAの場合と同様、ただ単純にプリ
ペイドカードDを切断していくだけで、偽造カードの製
造、使用を防止でき、大変好ましい。さらに、利用する
毎に残存する部分には常に最新の利用情報が記録される
ので、プリペイドカードDの偽造を試みる場合、この情
報記録部4’に記録されている最新の利用情報も全て捏
造し書き換えなければいけないが、この作業は大変困難
なので、その結果プリペイドカードDの偽造の防止に寄
与するのである。 【0042】このプリペイドカードDの使用について
も、図2により説明したプリペイドカードAと同様の使
用方法を適用出来る。 【0043】そしてプリペイドカードD用のカードリー
ダーRbの構造の略図は図6に示す通りである。このカ
ードリーダーRbには、図3に示したプリペイドカード
A用のカードリーダーRaと同様の構成に加えて、プリ
ペイドカードDに設けられた情報記録部4’に、最新の
利用情報を更新記録するための書換手段である情報書換
装置79が設けられている。 【0044】このカードリーダーRbによるプリペイド
カードDの処理の概略は次の通りである。まず、挿入口
71にセットされたプリペイドカードDは、コンベア7
8により読み取り装置72に送られる。読み取り装置7
2では、プリペイドカードDの情報記録部4’の利用情
報が読み取られ、この情報は情報処理装置73に送られ
る。この情報が適正であると情報処理装置73が判断す
れば、次に、情報処理装置73でプリペイドカードDの
利用情報が0になったと判断した時点、又は利用者が図
示外のプリペイドカードD返却装置を操作した時点で、
プリペイドカードDは、コンベア78で切断装置74ま
で送られる。この切断装置74で、不必要となったプリ
ペイドカードDの単位ブロック3を切断し、これを回収
部75に回収する。残存部分D’は、コンベア78で情
報書換装置79に送られる。ここで最新の利用情報が情
報記録部4’に更新記録される。そして最新の利用情報
が記録されたプリペイドカードD’は、コンベア78で
再び挿入口71まで戻されて、カードリーダーRbから
排出され、利用者に返却される。 【0045】ここでは、まず情報を読み取って、次に切
断をし、最後に情報の更新記録を行うが、情報を読み取
った後に、情報の更新記録を行い、それから切断を行っ
ても構わない。また、情報記録部4’の情報が適正でな
い場合は、取り込んだプリペイドカードDをそのままに
しておいて、警告装置77により、プリペイドカード管
理者に警告を出す。 【0046】尚、情報書換装置79は、情報処理装置7
2と兼用させてもよい。この場合であれば、情報記録部
4’に記録された利用情報の読み取りと、利用情報を最
新のものへと更新記録すること、がほぼ同時に行われ、
その後不必要となった単位ブロック3を切除することに
なる。 【0047】このように、このカードリーダーRbは、
カードリーダーRaの場合と同様の効果が期待できるだ
けでなく、プリペイドカードDに対して常に最新の利用
情報を記録するので、このことがプリペイドカードDの
偽造の防止につながり、大変好適なのである。 【0048】この第2実施例のプリペイドカードDの具
体的な利用方法を、2000円分のプリペイドカードD
を例に、図7を参照しながら説明する。 【0049】まずプリペイドカードEの使用開始時を図
7(a)に示す。プリペイドカードEは図示の通り、切
除部31、ベース部35、仮想線32a〜32dにより
分割された4個の単位ブロック33a〜33d、情報記
録部34a〜34dが設けられている。単位ブロック3
3a〜33dは500円分を1単位としており、各情報
記録部34a〜34dは単位ブロック33a〜33dに
連続的に設けられている。また、各情報記録部34a〜
34dにはプリペイドカードE全体の使用開始時の利用
情報、即ち、「残り2000円」の情報が記録されてい
る。尚、図7では情報記録部34a〜34dは連続的に
設けられているが、これを個別に設けてもよい。 【0050】次に、このプリペイドカードEの1000
円分使用した状態を図7(b)に示す。プリペイドカー
ドEは、図6に示したカードリーダーRbに挿入して使
用され、その処理については先述の通りである。なお、
このプリペイドカードEの場合の情報の適正とは、各々
の情報記録部34a〜34eに「残り2000円」と記
録されているかどうかを判断することである。そして、
適正であれば切断装置74により仮想線32bでプリペ
イドカードEを切断する。切断部分e’の処理について
は、先述のカードリーダーRbの場合と同様である。偽
造品と判断された場合は、警報装置77が作動する。 【0051】また残存部分E’は利用者に返却される前
に、情報書換部79によって、新しい情報が更新記録さ
れる。この場合であれば、「残り1000円」の情報
が、情報記録部34cと34dに記録される。 【0052】ちなみに、ここでは切除部分e’を切除し
てから、残存部分E’に最新の利用情報を記入している
が、先に情報記録部34a〜34dにプリペイドカード
Eの最新の利用情報、即ち「残り1000円」の情報を
記入した後に、残存部分e’を切除してもよい。この場
合、残存部分e’には「残り1000円」の情報が記録
されているので、この残存部分e’を用いて偽造を試み
ても、偽造品全体の情報に整合性がなく、その結果この
部分を用いた偽造を防止できるので、より好適である。 【0053】図7(c)は、プリペイドカードE’の残
高を全て使用した場合である。この場合も図7(b)と
同様に、カードリーダーRbによって処理がなされる。
即ち、読み取り装置72で利用情報が読み取られ、情報
処理装置73で真偽が判定された後、偽造品でなけれ
ば、切断装置74によって仮想線32dを切断して、プ
リペイドカードE’をe”とベース部35とに分割す
る。切除部分e”はカードリーダーRbによって回収さ
れるので、この切除部分e”を用いた偽造を防止出来
る。また、ベース部35には既に利用価値が無いことを
考えれば、プリペイドカードE’全体を切断せずに回収
してもよい。また、プリペイドカードEの偽造のために
切除部分e”が悪用されることを防ぐには切除部分e”
に、「本カードは使用済」の情報を書き込んでから回収
を行ってもよい。 【0054】次にプリペイドカードDの情報記録部4’
のその他の記録方法とその利用方法について、2500
円分のプリペイドカードFを例に、図8を参照しながら
説明する。 【0055】まずプリペイドカードFの使用開始時を図
8(a)に示す。プリペイドカードFは図示の通り、切
除部41、ベース部45、仮想線42a〜42eにより
分割された5個の単位ブロック43a〜43e、情報記
録部44a〜44eが設けられている。単位ブロック4
3a〜43dは500円分を1単位としており、各情報
記録部44a〜44dは単位ブロック43a〜43dに
連続的に設けられている。また、各情報記録部44a〜
44dにはプリペイドカードF全体の使用開始時の利用
情報、即ち、「残り2500円」という1件の最新の利
用情報が情報記録部44a〜44e全体に渡って記入さ
れている。 【0056】次に、このプリペイドカードFの1000
円分使用した状態を図8(b)に示す。このプリペイド
カードFの使用については、先のプリペイドカードEの
場合と同様である。ただしこの場合は図示の通り残存す
る情報記録部、即ち情報記録部44c〜44e全体に渡
って、「残り1500円」という1件の情報のみを最新
の利用情報として記入する。情報を記入するのは、不必
要となった単位ブロックを切除する前でも後でも構わな
い。このように構成することで切除部分f’を用いた偽
造を防止できるので、大変好適である。 【0057】図8(c)は、プリペイドカードF’の残
高を全て使用した場合である。この場合も図8(b)と
同様に、カードリーダーRbによって記録が読み取ら
れ、真偽が判定された後、偽造品でなければ、切断装置
74により仮想線42eで切断されて、プリペイドカー
ドF’はf”とベース部45とに分割される。切除部分
f”の処理については、先のカードリーダーRbの場合
と同様である。 【0058】以上のように処理されるプリペイドカード
E、Fの効果については、先述のプリペイドカードDの
場合と同様である。 【0059】以上、つの実施例で示した各種プリペイ
ドカードの切断方法としては、例えば図9(a)〜
(h)に示すように、様々な形態が考えられる。例えば
(a)や(b)であれば、切断線が直線なので、切断も
簡単にできる。(c)〜(f)であれば、切断後の残存
する部分の挿入方向が分かりやすい。(g)であれば、
使用を開始してもプリペイドカードの幅と長さが変わら
ないので保持しやすいし、また切除部分が小さいので、
回収量も少なくてすむ。(h)であればプリペイドカー
ドの隅から切除するので切除しやすく、また(g)と同
様に切除部分が小さいので、回収量も少なくてすむ。
尚、これらの形態はあくまでも例示であり、限定される
ものではない。また、切除後の残存部分に最新の利用情
報を刻印すれば、よりカードの最新の状況が判ることと
なり、好適である。 【0060】また、切断する場合に、図10に示すよう
に、何らかの凹凸から成る識別部61を設けるように切
断すれば、視力が十分でない人であっても、この識別部
61に触れることによって切断された後のプリペイドカ
ードの最新の利用状況が判るのである。 【0061】さらに、図11に示すように、切断部分の
形状が毎回変化するように切断手段を構成しておけば、
偽造の防止に寄与する。まず、ここでは図示しないが、
カードリーダーの切断装置74に切断の形状の指示を出
す形状指示装置を設け、この形状指示装置に予め複数の
切断形状パターンを記憶させておき、この形状指示装置
から乱数指示によりランダムに切断形状の指示を出すよ
うにしておく。そして最初の切断が図11(a)のよう
に、次の切断が図11(b)のように行われた場合、図
11(a)の切除部81と図11(b)のベース部82
の形状が違うので、図11(c)のようにこの2つを用
いて偽造を試みても、きれいな1枚のプリペイドカード
とすることが出来ない。同様にベース部82と切除部8
3の組合せも図11(d)のように不可能である。つま
り切断手段をこのようにすることで容易にプリペイドカ
ードの偽造を防止でき、大変好適なのである。 【0062】 【発明の効果】以上の記載より明らかなように、次に記
載する効果を奏する。請求項1,4,6に係るプリペイ
ドカードは、使用量に応じて、不必要となった単位ブロ
ックを順次切除させながら使用するので、プリペイドカ
ードの大きさを見ればそのプリペイドカードの使用量が
容易に判断出来るので、プリペイドカードの誤用を防止
出来る。また単位ブロックの切除により、その単位ブロ
ックに設けられている情報記録部も切除されることにな
るので、プリペイドカードの偽造防止に寄与する。さら
に切除後もベース部が残るので、収納性が低下すことも
ない。しかも、切断部分が毎回違った形状になるように
単位ブロックを切除するので、切除された部分同士、又
は切除部とベース部を組み合わせて1枚のプリペイドカ
ードを偽造することが困難となり、その結果プリペイド
カードの偽造防止に役立ち、好適である。 【0063】請求項2に係るプリペイドカードは、予め
利用情報が記録された情報記録部を備えているので、不
必要となった単位ブロックを順次切除しても残存部分の
記録を用いて常に最新の利用情報が判定できるので、簡
潔であり、好適である。 【0064】請求項3記載にプリペイドカードは、使用
毎に最新の利用情報が更新記録されるので、切除部同士
または切除部とベース部を用いてプリペイドカードの偽
造を試みても、情報記録部の情報まで捏造する必要があ
り、この作業が困難であることから、プリペイドカード
の偽造を困難なものとし、ひいては偽造防止に寄与する
ので、好ましい。 【0065】請求項記載のプリペイドカードは、プリ
ペイドカードの切断部分に、凹凸からなる識別部が形成
されるので、視力の十分でない人がこのプリペイドカー
ドを用いても、触覚により、プリペイドカードの使用状
況が容易に判るので、大変好ましい。 【0066】請求項記載のカードリーダーは、既存の
カードリーダーに対して切断手段を設けるという簡単な
構成で、請求項1〜のいずれか1項に記載のプリペイ
ドカードを処理することが可能となる。しかも、このカ
ードリーダにて処理したプリペイドカードの切断部分
は、前述したように、毎回違った形状に切断されるの
で、切除された部分同士、又は切除部とベース部を組み
合わせて1枚のプリペイドカードを偽造することが困難
となり、その結果プリペイドカードの偽造防止に役立
ち、好適である。 【0067】請求項記載のカードリーダーは、請求項
1〜のいずれか1項に記載のプリペイドカードを処理
する時に、常に最新の利用情報を記録するので、よりプ
リペイドカードの偽造防止に役立つ。 【0068】請求項記載のカードリーダーは、請求項
1〜のいずれか1項に記載のプリペイドカードを処理
する時に、凹凸による識別部をプリペイドカードに設け
るので、視力が十分でない人にとっても触覚で利用状態
が判るようになり、大変好ましい。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係るプリペイドカードの平面図 【図2】 同プリペイドカードの使用例を示した略図 【図3】 同プリペイドカード用カードリーダーの略構
造図 【図4】 第1実施例のプリペイドカードの具体例の平
面図 【図5】 第1実施例のプリペイドカードの別具体例の
平面図 【図6】 第2実施例のプリペイドカード用カードリー
ダーの略構造図 【図7】 第2実施例のプリペイドカードの具体例の平
面図 【図8】 第2実施例のプリペイドカードの別具体例の
平面図 【図9】 切断線の種類の一例を示した平面図 【図10】 識別部を設けたプリペイドカードの平面図 【図11】 プリペイドカードの切断線の種類を切断毎
に変化させた時の例を示す平面図 【符号の説明】 A、B、C、D、E、F、 プリペイドカード 1、11、21、31、41 切除部 2、12、22、32、42 仮想線 3、13、23、33、43 単位ブロック 4、14、24、34、44 情報記録部 5、15、25、35、45 ベース部 61 識別部 81、83 切除部 82、84 ベース部 Ra、Rb カードリーダー X 機械 71 挿入口 72 読み取り装置 73 情報処理装置 74 切断装置 75 回収部 76 搬送装置 77 警報装置 78 コンベア 79 情報書換装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 19/04 521 G06K 19/00 U

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 残金や利用可能回数等の利用情報を磁気
    により記録した情報記録部を設けたプリペイドカードで
    あって、 前記プリペイドカードは、仮想的に分割構成された、複
    数の単位ブロックから成る切除部と、最後まで残存する
    ベース部とを有し、 前記情報記録部を複数の単位ブロックにわたって連続的
    に或いは各単位ブロック毎に個別に設け、 前記プリペイドカードの使用量に応じて、不必要となっ
    た単位ブロックを、プリペイドカードの切除部の、ベー
    ス部と接していない一側から、切除された後のプリペイ
    ドカードの切断部分が毎回違った形状になるように順次
    切除させながら使用する、 ことを特徴とした、プリペイドカード。 【請求項2】 単位金額や単位使用量に応じて設けられ
    た前記単位ブロック毎の情報記録部に予め利用情報を記
    録させた、 請求項1記載のプリペイドカード。 【請求項3】 前記プリペイドカードを使用した後に残
    存する情報記録部に、プリペイドカードの最新の利用情
    報を更新記録する、 請求項1記載のプリペイドカード。 【請求項】 残金情報を磁気により記録した残金情報
    記録部を設けたプリペイドカードであって、 前記プリペイドカードは、仮想的に分割構成された、単
    位金額に応じた複数の単位ブロックから成る切除部と、
    最後まで残存するベース部とを有し、 前記残金情報記録部に予め残金情報を記録しておき、ま
    たこの残金情報記録部を複数の単位ブロックにわたっ
    て、連続的に或いは各単位ブロック毎に個別に設け、 前記プリペイドカードの使用量に応じて、不必要となっ
    た単位ブロックを、プリペイドカードの切除部の、ベー
    ス部と接していない一側から、切除された後のプリペイ
    ドカードの切断部分が毎回違った形状になるように順次
    切除させながら使用し、 前記プリペイドカードを使用した後に残存する残金情報
    記録部に記録されている残金情報をプリペイドカードの
    最新の残金情報とする、 プリペイドカード。 【請求項】 残金情報を磁気により記録した残金情報
    記録部を設けたプリペイドカードであって、 前記プリペイドカードは、仮想的に分割構成された、単
    位金額に応じた複数の単位ブロックから成る切除部と、
    最後まで残存するベース部とを有し、 前記残金情報記録部を複数の単位ブロックにわたって、
    連続的に或いは各単位ブロック毎に個別に設け、 前記プリペイドカードの使用量に応じて、不必要となっ
    た単位ブロックを、プリペイドカードの切除部の、ベー
    ス部と接していない一側から、切除された後のプリペイ
    ドカードの切断部分が毎回違った形状になるように順次
    切除させながら使用し、 前記プリペイドカードを使用した後に残存する残金情報
    記録部に、プリペイドカードの最新の残金情報を更新記
    録する、 プリペイドカード。 【請求項6】 不必要となった前記単位ブロックを、プ
    リペイドカードの切除部の、ベース部と接していない一
    側から順次切除させた時に、切除された後のプリペイド
    カードの切断部分に、プリペイドカードの使用量に応じ
    た凹凸からなる識別部が形成される、 請求項1〜5のいずれか1項記載のプリペイドカード。 【請求項】 前記請求項1〜6のいずれか1項に記載
    のプリペイドカード用のカードリーダーであって、 前記プリペイドカードの単位ブロックに設けられた情報
    記録部に記録された利用情報を読み取る、読み取り手段
    と、 不必要となった単位ブロックを切断分離するための切断
    手段であって、切除された後のプリペイドカードの切断
    部分が毎回違った形状になるように切断する切断手段
    と、 を備えた、 カードリーダー。 【請求項】 情報記録部に記録された情報を最新の利
    用情報に書換える書換手段を設けた、 請求項記載のカードリーダー。 【請求項】 前記切断手段で、単位ブロックの切断時
    に、切断部分に対して切断により使用量を識別するため
    の凹凸からなる識別部を形成する、 請求項7又は8記載のカードリーダー。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102022106878A1 (de) 2022-03-23 2023-09-28 Bundesdruckerei Gmbh Elektronische Gesundheitskarte
DE102022001379A1 (de) 2022-04-22 2023-10-26 Giesecke+Devrient ePayments GmbH Manipulationssichere Recyclingvorrichtung für kartenförmige Datenträger und Verfahren

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102022106878A1 (de) 2022-03-23 2023-09-28 Bundesdruckerei Gmbh Elektronische Gesundheitskarte
DE102022001379A1 (de) 2022-04-22 2023-10-26 Giesecke+Devrient ePayments GmbH Manipulationssichere Recyclingvorrichtung für kartenförmige Datenträger und Verfahren

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