JP2000215236A - スケジュ―ル公開システム、スケジュ―ル管理システム、スケジュ―ル公開方法、スケジュ―ル管理方法、及び記録媒体 - Google Patents

スケジュ―ル公開システム、スケジュ―ル管理システム、スケジュ―ル公開方法、スケジュ―ル管理方法、及び記録媒体

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JP2000215236A
JP2000215236A JP1786499A JP1786499A JP2000215236A JP 2000215236 A JP2000215236 A JP 2000215236A JP 1786499 A JP1786499 A JP 1786499A JP 1786499 A JP1786499 A JP 1786499A JP 2000215236 A JP2000215236 A JP 2000215236A
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Satoshi Ogasawara
聡 小笠原
Shingo Komata
伸五 小俣
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールを利用して個人及びグループ別に
スケジュールを登録し、Webを用いたスケジュールの
表示を可能とする。 【解決手段】 サーバ2は、ネットワーク3を介して端
末1a〜1nから送信されたスケジュール登録用電子メ
ールを受信し、登録者のスケジュールデータを作成す
る。グループ用のスケジュールデータは作成しない。ま
た、スケジュールの公開対象を読み取り、公開対象が、
登録者であるとき、登録者のみを公開対象としたWeb
ページに加工する。公開対象が、登録者が属しているグ
ループの構成員であるとき、グループの構成員を公開対
象としたWebページに加工する。公開対象が、登録者
と登録者が属しているグループの構成員であるとき、登
録者とグループ構成員を公開対象としたWebページに
加工する。端末1a〜1nから表示の要求があると、認
証処理後、表示対象のWebページを端末に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばインター
ネット等のネットワークを利用したスケジュール公開シ
ステム、スケジュール管理システム、スケジュール公開
方法、スケジュール管理方法、及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークサービスにおいて、サービ
ス登録者のスケジュールを管理する方法として、電子メ
ール(以下、メール)を利用してサービス登録者が所属
するグループのスケジュールを管理する方法、Webペ
ージ(インターネット上で配信される公開データ)を利
用してサービス登録者が所属するグループのスケジュー
ルを管理する方法等が知られている。メールを利用する
方法とは、スケジュールデータが記録されたメールと端
末に内蔵されているスケジューラとをリンクさせて、メ
ールに記録されたスケジュールデータを端末内に取り込
み、スケジュールデータとして管理するものである。W
ebページを利用する方法とは、サーバ上で起動するソ
フトを利用して、予め登録しているグループ内のメンバ
ーが、スケジュールデータをWebサーバに送信し、W
eb上でスケジュールを管理するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、メールを利用
する方法では、各端末のスケジューラを使用してスケジ
ュールを管理するため、複数の利用者が属しているグル
ープ毎に、メンバーのスケジュールを管理することがで
きない。
【0004】一方、Webページを利用する方法では、
グループのメンバーのスケジュールを管理することがで
きるが、グループのスケジュールにアクセスするための
権限が指定されているため、例えば、グループに登録し
ているユーザが外出先からそのスケジュールの閲覧及び
登録をすることができない場合があるという問題があっ
た。また、個人用とグループ用のスケジュールを登録し
て管理するために、スケジュールデータの容量が大きく
なり、大容量の記憶装置が必要であった。
【0005】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、個人用及びグループ用のスケジュールを管理し、
閲覧を可能とするスケジュール公開システム、スケジュ
ール管理システム、スケジュール公開方法、スケジュー
ル管理方法、及び記憶媒体を提供することを目的とす
る。また、この発明は、登録先を個人用又はグループ用
と指定し、電子メールなどを利用してスケジュールを登
録することができるスケジュール公開システム、スケジ
ュール管理システム、スケジュール公開方法、スケジュ
ール管理方法、及び記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかるスケジュール公開シ
ステムは、複数の端末と、複数の前記端末と接続可能な
サーバとから構成されるデータ伝送システム上でスケジ
ュールを管理するシステムにおいて、該システムに登録
している登録者個人のスケジュール及び複数の前記登録
者が所属しているグループのスケジュールを公開するス
ケジュール公開システムであって、前記サーバは、各端
末から伝送システムを介して送信されてきたデータを、
スケジュールデータに変換する変換手段と、前記変換手
段が変換した前記スケジュールデータを、該スケジュー
ルの登録者を公開対象とした第1の公開データに加工す
る第1の加工手段と、前記変換手段が変換した前記スケ
ジュールデータを、該スケジュールの登録者が所属して
いるグループの構成員を公開対象とした第2の公開デー
タに加工する第2の加工手段とを備えることを特徴とす
る。
【0007】このスケジュール公開システムによれば、
伝送システムを介して送信されてきたデータをスケジュ
ールデータに変換し、これを第1と第2の加工手段が登
録者個人用又はその登録者が属すグループ用の公開デー
タに変換する。従って、個人用とグループ用の両方のス
ケジュールの閲覧が可能である。
【0008】前記サーバは、このスケジュール公開シス
テムの登録者と、その登録者が所属するグループと、そ
のグループの構成員とを対応付けて記憶する登録者記憶
手段と、前記登録者記憶手段の記憶データに従って、前
記第1の公開データを前記データを送信した登録者のみ
に公開する第1の公開手段と、前記第2の公開データを
前記データを送信した登録者が所属するグループの構成
員に公開する第2の公開手段とを更に備えるようにして
もよい。この構成により、スケジュールの公開範囲が適
切に制限される。
【0009】前記各端末から伝送システムを介して送信
されてきたデータより制御データを検出する検出手段
と、この検出手段により検出された制御データに基づい
て、前記第1の加工手段と前記第2の加工手段のうち少
なくとも一方の加工手段を制御して、スケジュールデー
タを第1の公開データと第2の公開データの少なくとも
一方に加工するように制御する制御手段とを更に備える
ようにしてもよい。この構成により、例えば、端末から
データ伝送システムを介してサーバに制御データを送信
することにより、各スケジュールについて、個人用とす
るかグループ用とするかを登録者自身で制御することが
できる。
【0010】前記変換手段により変換されたスケジュー
ルデータを記憶するスケジュールデータ記憶手段と、任
意のグループについて、そのグループを構成する登録者
を公開対象とした第2の公開データの出力を指示する指
示手段と、この登録者とこの登録者が属すグループとを
関連付けて記憶するグループ管理手段と、を更に備え、
前記第2の加工手段は、前記指示手段により出力が指示
されると、指示されたグループに所属する登録者をグル
ープ管理手段から判別するとともに、このグループに所
属する登録者の各々のスケジュールを前記スケジュール
データ記憶手段から読み出し、この読み出されたスケジ
ュールデータをそのグループに所属する登録者を公開対
象とする第2の公開データに加工することを特徴とする
ようにしてもよい。
【0011】この構成によれば、スケジュールデータ
は、個人用もグループ用も共通であり、必要に応じてグ
ループ用の表示データが生成される。従って、サーバ
は、個人用のスケジュールデータと、グループ用のスケ
ジュールと、それらの表示データというように、大量の
データを記憶す必要がなく、記憶容量を抑えることがで
きる。
【0012】前記変換手段が加工したスケジュールデー
タを、該スケジュールデータの登録者が所属するグルー
プの全登録者に配信する配信手段を更に備えるようにし
てもよい。
【0013】前記伝送システムは、電子メールシステム
であってもよい。
【0014】上記目的を達成するため、この発明の第2
の観点にかかるスケジュール管理システムは、複数の端
末とサーバとを備えるデータ伝送システム上でスケジュ
ールを管理するスケジュール管理システムにおいて、前
記サーバは、各端末からデータ伝送システムを介して送
信されてきたデータを、スケジュールデータに変換する
変換手段と、前記変換手段が変換したスケジュールデー
タを、データを送信した登録者別に記憶する記憶管理手
段と、各登録者と各登録者が所属するグループとを関連
付けて記憶するグループ管理手段と、任意の登録者につ
いて、その登録者が所属するグループを公開対象とした
公開データの出力を指示する指示手段と、前記指示手段
が指示を出力したときに、該当する登録者のスケジュー
ルデータを前記記憶手段から取得して、上記登録者が所
属するグループの登録者を公開対象とする公開データに
加工する加工手段とを備えることを特徴とする。
【0015】この構成によれば、サーバは、個人用のス
ケジュールデータとグループ用のスケジュールデータを
別個に持つ必要はなく、必要に応じてグループ用の公開
データが生成される。従って、サーバの記憶容量を抑え
ることができる。
【0016】上記目的を達成するため、この発明の第3
の観点にかかるスケジュール公開方法は、閲覧指示を検
出することにより、閲覧者又は閲覧者が所属するグルー
プのスケジュールを公開することを可能とするスケジュ
ール公開方法であって、送信されてきたデータをスケジ
ュールデータに変換する変換ステップと、前記スケジュ
ールデータを、前記データを送信した登録者を閲覧対象
とした第1の公開データに加工する第1の加工ステップ
と、前記スケジュールデータを、前記データを送信した
登録者が所属するグループを閲覧対象とした第2の公開
データに加工する第2の加工ステップとを備えることを
特徴とする。
【0017】この閲覧方法によれば、伝送システムを介
して送信されてきたデータをスケジュールデータに変換
し、これを第1と第2の加工ステップで、登録者個人用
又はその登録者が属すグループ用の閲覧データに変換す
る。従って、個人用とグループ用の両方のスケジュール
の管理が可能である。
【0018】前記各端末から伝送システムを介して送信
されてきたデータより制御データを検出する検出ステッ
プと、検出された制御データに基づいて、前記第1の加
工ステップと前記第2の加工ステップのうち少なくとも
一方を実行して、スケジュールデータを第1の公開デー
タ、及び第2の公開データの少なくとも一方に加工する
加工制御ステップとを備えるようにしてもよい。
【0019】前記第1の公開データを、前記データを送
信した登録者毎に記憶する記憶ステップと、前記登録者
が所属しているグループを閲覧対象とした第2の公開デ
ータの出力を指示する指示ステップとを備え、前記第2
の加工ステップは、前記指示ステップによる第2の公開
データの出力の指示を検出すると、前記登録者の第1の
公開データを取得して第2の公開データに加工するよう
にしてもよい。
【0020】前記スケジュールデータを前記データを送
信した登録者が所属するグループの全登録者に配信する
ステップを更に備えるようにしてもよい。
【0021】また、この発明の第4の観点に係るスケジ
ュール管理方法は、スケジュールデータを、登録者別に
記憶する記憶ステップと、各登録者と、各登録者が所属
するグループとを関連付けて記憶する記憶管理ステップ
と、任意の登録者について、その登録者が所属するグル
ープを公開対象とした公開データの出力を指示する指示
ステップと、指示を出力したときに、記憶されているス
ケジュールデータから該当する登録者のスケジュールデ
ータを取得して、上記登録者が所属するグループの登録
者を公開対象とする公開データに加工する加工ステップ
とを備えることを特徴とする。
【0022】また、この発明の第5の観点に係る記録媒
体は、ネットワークを介して端末に接続され、端末から
供給されるデータからスケジュールデータを生成して該
ネットワークの登録者が閲覧できるような公開データに
加工するスケジュール公開方法を実現するプログラムを
格納した記録媒体であって、コンピュータに前記端末か
ら供給されたデータをスケジュールデータに変換する変
換ステップと、この変換したスケジュールデータを該ネ
ットワークの登録者を閲覧対象とした公開データに加工
する第1の加工ステップと、前記変換したスケジュール
データを該ネットワークの登録者が所属しているグルー
プ全員を閲覧対象とした公開データに加工する第2の加
工ステップとを実行させるプログラムを記録したことを
特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かるスケジュール管理(登録・編集・公開・閲覧)シス
テムについて説明する。
【0024】本発明の実施の形態を構成するネットワー
クシステムは、図1に示すように、複数の端末1(1a
〜1n)と、サーバ2と、これらを接続するインターネ
ットなどのネットワーク3とから構成されている。
【0025】各端末1は、図2に示すように、バス17
を介して相互に接続された、CPU11と、RAM12
と、記憶部13と、表示部14と、入力部15と、通信
部16と、から構成される。
【0026】CPU11は、記憶部13に記憶されてい
るプログラムをRAM12に読み出して実行すると共
に、端末1内の各部を制御する。RAM12は、半導体
メモリから構成され、CPU11の主記憶エリアとして
使用される。
【0027】記憶部13は、磁気ディスク装置、フラッ
シュメモリ等から構成され、WWW(World Wi
de Web)ブラウザソフト、メールサーバに格納さ
れた電子メールをやりとりするためのメールソフト等の
アプリケーションプログラム、モデム等を含むハードウ
エア(後述の通信部16)を制御してデータ通信を行う
ための送受信プログラム等を記憶する。表示部14は、
液晶表示素子、CRT等から構成され、サーバ2から送
信されたデータ等を表示する。
【0028】入力部15は、表示部14が表示する入力
用画面(入力フォーム)に文字データ又は数字データを
入力するためのキーボード、マウス等を有する。通信部
16は、ネットワーク3に接続されたモデム等の回線終
端装置を備え、サーバ2との間でデータを送受信する。
【0029】サーバ2は、電子メールの送受信を仲介・
制御するためのメールサーバ、Web表示を行うための
Webサーバ、ネットワーク上でスケジュールを管理す
るためのスケジュールサーバ、の3つのサーバとしての
機能を備える。サーバ2は、図3に示すように、バス2
6を介して相互に接続された、入出力部20、CPU2
1、RAM22、記憶部23、ユーザ用メモリ24、通
信部25、ドライバ27、及び可搬性記憶媒体28とか
ら構成される。
【0030】入出力部20は、サーバ2に対し、各種制
御情報の入力を行うキーボードやその他ポインティング
デバイスを備えた入力部と、その制御情報入力したがっ
て、主に当該サーバ2のシステム状態を表示するCRT
や液晶表示装置で構成されたディスプレイとからなる。
CPU21は、サーバ2内の各部を制御すると共に、記
憶部23に記憶されているプログラムを読み出して実行
する。RAM22は、半導体メモリから構成され、CP
U21の主記憶エリアとして使用される。
【0031】記憶部23は、磁気ディスク装置、フラッ
シュメモリ等から構成され、本発明に係るアプリケーシ
ョンプログラム、送受信プログラム等の動作プログラム
及び後述する各種メニューを記憶する。
【0032】ユーザ用メモリ24は、ユーザに関する情
報及びWebサーバとしての機能を提供する情報を記憶
するためのものである。ユーザ用メモリ24は、図4に
示すように、電子メールを送受信するためのメールサー
バ領域241と、スケジュールデータを記憶するための
スケジュールサーバ領域242と、Web表示用データ
を記憶するためのWWWサーバ領域243とから構成さ
れる。
【0033】メールサーバ領域241は、図5に示すよ
うに、メールボックス241aとスケジュール用メール
ボックス241bとから構成される。メールボックス2
41aは、予め登録されている各正規ユーザのメールア
ドレスに対応付けて、そのユーザ宛の電子メールを記憶
する。スケジュール用メールボックス241bは、スケ
ジュールデータを登録するための電子メールを一旦格納
し、スケジュールサーバ領域242に転送する。
【0034】スケジュールサーバ領域242は、ネット
ワーク上でスケジュール管理をするサービスを提供する
ためのものであり、図6に示すように、個人用スケジュ
ール管理テーブル242aとグループ用スケジュール管
理テーブル242bと、スケジュール格納領域242c
とから構成される。
【0035】個人用スケジュール管理テーブル242a
は、サーバ2が提供するサービスであるスケジュールサ
ービスに登録している各個人のスケジュールを管理する
ためのテーブルである。このテーブルは、図7に示すよ
うに、正規ユーザのスケジュールデータの格納エリアの
アドレスを示す格納アドレスに対応付けて、そのスケジ
ュールにアクセスするためのアクセスパスワードと、そ
のスケジュールを閲覧するためのWebページのURL
(Uniform Resource Locato
r)と、ユーザ名と、そのユーザのメールアドレスと、
入会登録日と、スケジュールファイル名等を対応付けて
記憶する。
【0036】グループ用スケジュール管理テーブル24
2bは、サーバ2が提供するグループ単位でのスケジュ
ール管理を実現するためのテーブルであり、このサービ
スに登録している各グループを管理する。このテーブル
は、図8に示すように、グループ名と、そのグループの
スケジュールにアクセスするためのアクセスパスワード
と、そのグループのスケジュールを閲覧するためのWe
bページのURLと、そのグループの登録メンバーのユ
ーザ名とそのユーザのスケジュールの格納アドレスと登
録日等を対応付けて記憶する。
【0037】スケジュール格納領域242cは、スケジ
ュールサービスに登録している各個人のスケジュールデ
ータを格納する。
【0038】また、WWWサーバ領域243は、スケジ
ュールを表示するためのWebページを格納するための
ものである。
【0039】ユーザ用メモリ24のスケジュール格納領
域242cとWWWサーバ領域243とは、図9に示す
ようなツリー状のディレクトリ構造でデータを記憶管理
している。まず、ディレクトリ”nsc/”は、個人用
スケジュール管理テーブル242a(図7)に登録され
ている登録ユーザ”yamada”、”ogaw
a”、”tanaka”、...のスケジュールデータ
のファイル”schyamada”、”schogaw
a”、”schtanaka”、...と、スケジュー
ル用メール領域に格納されたスケジュール登録用の電子
メールをスケジュールデータに変換するためのプログラ
ム”mlschcnv.exe”と、を格納する。な
お、スケジュールデータのファイル”schyamad
a”、”schogawa”、”schtanaka”
の格納位置のアドレスが、個人用スケジュール管理テー
ブル242a(図7)の格納アドレスとして設定され
る。
【0040】WWWサーバ領域243は、スケジュール
を登録・閲覧するためのプログラム・データ等を格納す
るディレクトリ”cgi−bin/”と、個人用のスケ
ジュールを格納するディレクトリ”pschdocs
/”と、グループ用スケジュールを格納するディレクト
リ”gschdocs/”と、から構成されている。
【0041】ディレクトリ”cgi−bin/”には、
スケジュール格納領域242cに登録されたスケジュー
ルデータをWeb表示形式(HTML(Hyper T
ext Markup Language)形式)に変
換するためのCGIプログラム”sch.cgi”と、
スケジュールを閲覧するための表示プログラム”sch
brw.cgi”と、スケジュールデータの登録の通信
記録(ログファイル)”schwrite.log”
と、スケジュールへのアクセスの通信記録(ログファイ
ル)”sch.log”とが記録される。
【0042】ディレクトリ”pschdocs/”は、
個人のスケジュールの表示データであるWebページを
格納するためのディレクトリであり、登録ユーザ別のH
TML形式のスケジュールファイル”yamadasc
h.html”、”ogawasch.html”、・
・・を格納する。各HTMLファイルのURLが個人用
スケジュール管理テーブル242a(図7)にURLと
して登録される。
【0043】ディレクトリ”gschdocs/”は、
グループのスケジュールの表示データであるWebペー
ジを格納するためのディレクトリであり、複数のグルー
プ用のディレクトリ”gsch1/”、”gsch2
/”...を備える。各グループ用のディレクトリに
は、そのグループのスケジュールの表示ファイル”mg
sch*.html”、”apgsch*.htm
l”、”dtgsch*.html”が格納される。な
お*は、グループの設定個数に応じて適当に設定され
る。
【0044】ファイル”mgsch*.html”は、
図10に示すような、月間スケジュール(「月」単位の
スケジュール)を表示するためのHTML形式のファイ
ルであり、ファイル”apgsch*.html”は、
図11に示すような、日別スケジュール(「日」単位の
スケジュール)を表示するHTML形式のファイルであ
る。また、ファイル”dtgsch*.html”は、
図12に示すような、各予定の詳細を示すHTML形式
のファイルである。
【0045】図10に示す月間スケジュール表は、「日
付」と、その日の「午前」及び/又は「午後」に予定が
存在することを示す「AM」及び/又は「PM」の表示
からなる。また、現在日は、日付に点線の枠組みを付け
て表示される。
【0046】日別スケジュール表は、図11に示すよう
に、日付と、グループの各メンバーの午前と午後の予定
の開始時刻を示す。図11の例では、各メンバーに、午
前と午後で、それぞれ3つまで予定を設定できる。図1
2に示すように、各予定の詳細は、開始時間、終了時
間、予定名、内容、場所、重要度などの情報を含む。開
始時間は、AM、PM毎に指定し、終了時間の代わりに
終日を指定してもよい。また、重要度は任意に設定可能
であり、デフォルトは「C」に設定されている。
【0047】図10に示す月間スケジュール表の各日付
と図11に示す日別スケジュール表との間、及び、図1
1に示す日別スケジュール表の各予定の開始時刻と図1
2に示す詳細表示との間には、リンクが張られている。
これにより、月間スケジュール表の各日付がクリックさ
れると、対応する日別スケジュール表が呼び出されて表
示され、図11に示す「日」単位のスケジュール表中の
各予定の開始時刻をクリックすると対応する予定の詳細
表示が呼び出されて表示され、予定が未入力の欄をクリ
ックすると、予定入力用の画面が表示される。なお、予
定が未入力の領域が指示されると、予定を入力するため
の画面が表示される。
【0048】図3の通信部25は、ネットワーク3に接
続されたモデム等の回線終端装置を備え、端末1との間
でデータを送受信する。ドライバ27は、FDD、CD
−ROM等で構成される可搬性記憶媒体28が接続さ
れ、入力部20からの制御情報により、この可搬性記憶
媒体28に格納される情報(本発明のアプリケーション
プログラム等)を読出し、記憶部23に転送または移動
させる。
【0049】次に、この実施の形態のスケジュールシス
テムの動作を説明する。
【0050】(スケジュールシステムへのユーザ登録)
まず、個人用のスケジュールサービスを利用するため
に、ユーザ登録を行う方法について、ユーザAが端末1
aを使用して登録する場合を例に、図13を参照して説
明する。ユーザAは、サーバ2に接続要求信号を送信す
る等の接続処理を行う。サーバ2は、この要求信号に応
答し、図20(a)に示すような、初期メニュー(We
b画面)を端末1aに送信する。端末1aのCPU11
は、通信部16を介して、図20(a)に示す初期メニ
ューを受信し、表示部14に表示させる(ステップA
1)。なお、端末1aが初期メニューの画像データを記
憶部13等に予め格納しておき、これを表示するように
してもよい。
【0051】ここで、ユーザAは、スケジュールサービ
スに登録するため「スケジュールサービス登録」をクリ
ックする。CPU11は、この選択に応答して「スケジ
ュールサービス登録」が選択されたことを通知する選択
通知信号を、例えば、HTTP(Hyper−Text
Transfer Protocol)に従って、サー
バ2に送信する(ステップA2、A3)。サーバ2のC
PU21は、通信部25を介してこの選択通知信号を受
信し(ステップB1)、記憶部23が記憶している図2
0(b)に示す「登録用入力フォーム」を読み出し、端
末1aに送信する(ステップB2)。端末1aのCPU
11は、図20(b)に示す「登録用入力フォーム」を
受信し、表示部14に表示させる(ステップA4)。
【0052】ユーザAは、表示に従って、ユーザ名、メ
ールアドレス等を入力し、「OK」を指示(クリック)
する。CPU11は、指示に応答して、入力されたデー
タを登録用データとして、サーバ2に送信する(ステッ
プA5)。
【0053】サーバ2のCPU21は、通信部25を介
して登録用データを受信し(ステップB3)、ユーザA
のアクセスパスワード及び個人スケジュール表示用のU
RLを決定し、決定したアクセスパスワード、URL、
受信したユーザ名とメールアドレス及び登録日を、個人
用スケジュール管理テーブル242a(図7)に設定す
る(ステップB4)。設定が終了すると、CPU21
は、図21に示すような、設定したアクセスパスワード
及びURLを含む「登録通知」を端末1aに送信する
(ステップB5)。端末1aのCPU11は、通信部1
6を介して登録通知を受信し、表示部14に表示させる
(ステップA6)。
【0054】次に、グループ単位でのスケジュール管理
を行うためのグループスケジュールサービスに、グルー
プのメンバーとして登録する方法について、図14を参
照して説明する。ここでは、ユーザAがgroup−a
に参加する場合を例に説明する。ユーザAは、図13を
参照して説明した処理(ステップA1〜A6)を行って
個人スケジュールサービスに登録した後、図21に示す
「登録通知」中の、グループスケジュールサービスに登
録「する」を選択し、クリックする。又は、図20
(a)に示す初期メニュー上で「グループスケジュール
サービスに登録」を選択する。
【0055】CPU11は、この選択を通知する選択通
知信号をサーバ2に送信する(図14、ステップA1
1)。サーバ2のCPU21は、選択通知信号を受信し
(ステップB11)、グループ用スケジュール管理テー
ブル242b(図8)が管理しているグループ名を読み
出し、読み出したグループ名に基づいて、図22に示す
ような「グループ選択メニュー」を生成し、端末1aに
送信する(ステップB12)。端末1aのCPU11
は、通信部16を介して「グループ選択メニュー」を受
信し、表示部14に表示する(ステップA12)。
【0056】ユーザAは、group−aに参加するた
めに、ユーザ名を入力し、group−aを選択して
「OK」をクリックする。CPU11は、この選択に応
答して、ユーザ名とgroup−aが選択されたことを
通知するグループ選択通知信号をサーバ2に送信する
(ステップA13)。
【0057】サーバ2のCPU21は、通信部25を介
してこのグループ選択通知信号を受信する(ステップB
13)。CPU21は、受信したグループ選択通知信号
からユーザ名を判別し、そのユーザに対応する格納アド
レスを個人用スケジュール管理テーブル242a(図
7)から読み取る。さらに、グループ用スケジュール管
理テーブル242b(図8)のgroup−aの欄に、
ユーザ名と、読み取った格納アドレスと、登録日と、を
対応付けて格納する(ステップB14)。
【0058】このようにして、group−aへの登録
処理が終了すると、CPU21は、図23(a)に示す
ような、group−aのアクセスパスワードとURL
を含む、グループ登録通知を端末1aに送信する(ステ
ップB15)。端末1aのCPU11は、通信部16を
介して「グループ登録通知」を受信し、表示部14に表
示させる(ステップA14)。ユーザAは、通知された
アクセスパスワードとURLを、後のアクセスのために
記録する。
【0059】一方、新たにグループを開設する場合に
は、図22のグループ選択メニュー上で、「新規グルー
プの開設」を選択すると共にグループ名を入力し、「O
K」を選択する。この選択に応答し、CPU11は、新
規グループの作成であること及び入力されたグループ名
(ここでは「X」とする)を通知する信号をサーバ2に
送信する(ステップA13)。
【0060】サーバ2のCPU21は、この信号を受信
し、グループ用スケジュール管理テーブル242b(図
8)のグループ名にgroup−xを追加し、受信した
ユーザ名と、そのユーザの格納アドレスと登録日とを設
定する。また、CPU21は、group−xにアクセ
スするためのアクセスパスワードとURLを設定し、図
23(b)に示すように、グループ名とグループのアク
セスパスワードとURLを含む「新規グループ登録通
知」を端末1aに送信する。ユーザは、この通知によ
り、新グループを開設できたこと、そのアクセスパスワ
ード、URL等を知ることができる。
【0061】(スケジュールの閲覧)まず、個人用のス
ケジュールを閲覧する方法について説明する。ユーザA
は、図13を参照して説明した処理を行い、図20
(a)に示す初期メニューを表示部14に表示させる。
ユーザAは、自己のスケジュールを閲覧するため、「ス
ケジュール閲覧(個人)」をクリックする。この選択
は、図13のステップA1で検出され,フローは図15
のステップA21に進む。CPU11は、この選択に応
答して、「スケジュール閲覧(個人)」が選択されたこ
とを通知する選択通知信号をサーバ2に送信する(ステ
ップA21)。
【0062】サーバ2のCPU21は、通信部25を介
してこの選択通知信号を受信し(ステップB21)、図
24(a)に示す「閲覧認証用メニュー」を記憶部23
から読み取って、端末1aに送信する(ステップB2
2)。
【0063】端末1aのCPU11は、「閲覧認証用メ
ニュー」を受信し、表示部14に表示させる(ステップ
A22)。なお、各端末の記憶部13が「閲覧認証用メ
ニュー」を予め記憶しておき、「スケジュール閲覧(個
人)」が選択されたことをCPU11が検出したことに
応答して表示部14に表示させるようにしてもよい。ユ
ーザAは、表示された「閲覧認証用メニュー」に、ユー
ザ名とアクセスパスワードを入力し、「OK」をクリッ
クする。CPU11は、指示に応答して、ユーザ名とア
クセスパスワードを「閲覧認証用データ」としてサーバ
2に送信する(ステップA23)。
【0064】サーバ2のCPU21は、通信部25を介
してこの「閲覧認証用データ」を受信し(ステップB2
3)、「閲覧認証用データ」から読み取ったユーザ名及
びアクセスパスワードが、個人用スケジュール管理テー
ブル242a(図7)が記憶しているユーザ名及びアク
セスパスワードと一致するか否か、即ち、正規登録ユー
ザであるか否かを判別する。この判別で、正規登録ユー
ザであると判別されたときは、個人用スケジュール管理
テーブル242aに登録されているURL(図9のディ
レクトリ”httpd/”内のサブディレクトリ”ps
chdocs/”内)から、ユーザAのスケジュール表
(ウエッブページ)を読み出して、端末1aに送信する
(ステップB24)。また、正規登録ユーザではないと
判別されたときは、図25に示すメッセージ)を、端末
1aに送信する(ステップB24)。
【0065】端末1aのCPU11は、通信部16を介
して、データを受信し、表示部14に個人用のスケジュ
ール表又は図25のメッセージを表示する(ステップA
24)。なお、図25のメッセージ画面上で、ユーザが
YESを選択すると、図13のステップA3にジャンプ
する。
【0066】次に、グループ用のスケジュールを閲覧す
る方法について説明する。ユーザAは、図13を参照し
て説明した処理を行い、図20(a)に示す初期メニュ
ーを表示部14に表示させ、「スケジュール閲覧(グル
ープ)」をクリックする。この選択は、図13のステッ
プA2で検出され、フローは、図16のステップA31
に進み、CPU11は、「スケジュール閲覧(グルー
プ)」が選択されたことを通知する選択通知信号をサー
バ2に送信する。
【0067】サーバ2のCPU21は、通信部25を介
してこの選択通知信号を受信し(ステップB31)、グ
ループ用スケジュール管理テーブル242b(図8)が
記憶しているグループ名を読み取って、図24(b)に
示すグループ選択メニューを生成し、端末1aに送信す
る(ステップB32)。端末1aのCPU11は、「グ
ループ選択メニュー」を受信し、表示部14に表示させ
る(ステップA32)。
【0068】ユーザAは、表示に従って、グループを選
択し、認証用のユーザ名とそのグループのアクセスパス
ワードを入力して「OK」をクリックする。CPU11
は、指示に応答して、選択されたグループ名と認証用デ
ータをサーバ2に送信する(ステップA33)。
【0069】サーバ2のCPU21は、通信部25を介
してグループ名と認証用データを受信する(ステップB
33)。CPU21は、受信したグループ名とグループ
のアクセスパスワードが、グループ用スケジュール管理
テーブル242b(図8)が記憶しているものと一致す
るか否か、また、指示されたグループに、そのユーザが
メンバーとして登録されているか否かを判別する。
【0070】グループ名とアクセスパスワードの対が登
録されているものと異なる場合、或いは、ユーザがその
グループのメンバーとして登録されていないと判別され
たときは、「パスワードが正しくありません」、「登録
メンバーではありません」等のメッセージを示す表示デ
ータを、端末1aに送信する(ステップB34)。端末
1aのCPU11はこのメッセージを受信し、表示部1
4に表示する(ステップA34)。ユーザは、メッセー
ジに従って、アクセスパスワードを訂正して再接続した
り、ユーザとして登録したり、そのグループに参加する
等の処置を取る。
【0071】一方、サーバ2のCPU21は、グループ
名とグループのアクセスパスワードが一致し且つメンバ
ーとして登録されていると判別したときは、表示プログ
ラムschbrw.cgiを起動し、WWWサーバ領域
243のディレクトリ”nschdocs/”から該当
するグループの現在の月間スケジュール表のWebペー
ジを取得して、表示データとして端末1aに送信する
(ステップB34)。
【0072】端末1aのCPU11は、通信部16を介
して、サーバ2から送信された表示データを受信し、図
10に示すように、表示部14に表示させる(ステップ
A34)。ユーザAは、特定の日付のスケジュールを知
りたい場合、その日をクリックする。CPU11は、日
付の選択をステップA35で検出し、選択された日付を
示す「日付」選択通知信号をサーバ2に通知する(ステ
ップA35、A36)。
【0073】サーバ2のCPU21は、通信部25を介
して選択通知信号を受信し(ステップB35)、スケジ
ュール表示プログラムschbrw.cgiを起動させ
て、ディレクトリ”gschdocs/”から該当する
グループの該当する日の日別スケジュール表のWebペ
ージを取得して、端末1aに送信する(ステップB3
6)。
【0074】端末1aのCPU11は、通信部16を介
して、「AM/PM表示スケジュール」を受信し、表示
部14に表示させる(ステップA37)。ユーザAは、
表示されているスケジュールの所望の予定の詳細を知り
たい場合、その予定をクリックする。CPU11は、こ
のクリック動作を検出し(ステップA38)、選択され
た予定を示す「予定」選択通知信号を、サーバ2に送信
する(ステップA39)。
【0075】サーバ2のCPU21は、通信部25を介
して選択通知信号を受信する(ステップB37)。CP
U21は、スケジュール表示プログラムschbrw.
cgiにより、ディレクトリ”gschdocs/”か
ら該当するグループの詳細表示のスケジュールを示すW
ebページを取得して、図12に示すような「詳細表示
スケジュール」として端末1aに送信する(ステップB
38)。端末1aのCPU11は、通信部16を介し
て、「詳細表示スケジュール」を受信し、表示部14に
表示させる(ステップA40)。このようにして、ユー
ザAは、自己の属すグループの予定の概略及び詳細を知
ることができる。
【0076】なお、ステップA35又はA38におい
て、予定が記入されていない日又は予定が記入されてい
ない欄が選択された場合、CPU21は、図12に示す
未入力の詳細表示用のページを端末1aに送信する。端
末1aのCPU11は、この詳細表示用のページを表示
部14に表示する。これに、必要事項を入力してサーバ
2に送信すると、以下に説明するスケジュールの登録処
理と同様の処理により、予定が設定される。
【0077】(スケジュールを登録)次に、スケジュー
ルを登録する方法について説明する。ここで、端末1a
は、サーバ2から「登録通知」を受信したときに(図1
3,ステップA6)、通知されたURLをグループスケ
ジュールサービス用アドレスとして記憶部13が記憶し
ているアドレス帳に登録し、また、図26(a)に示す
ような入力フォームをグループスケジュールサービスに
リンクさせて格納しているとする。
【0078】ユーザAは、図13を参照して説明した処
理を行い、図20(a)に示す初期メニューを表示部1
4に表示させ、「スケジュール用電子メールの作成」を
クリックする。この操作が、ステップA3で検出され、
フローは図17のステップA41に進む。ステップA4
1において、CPU11は、図26(a)に示すような
スケジュール登録用の電子メール入力フォームを記憶部
13から読み出し、表示部14に表示させる。
【0079】図26(a)に示すように、この入力フォ
ームは、ヘッダ部Maとコンテンツ部Mbとを備え、ヘ
ッダ部Maは、「重要度」、「宛先アドレス」、「送信
元アドレス」、「予定名」などの入力項目を備え、コン
テンツ部Mbは、「登録対象」、「日付情報」、「開始
・終了時間」、「場所」、「内容」の項目を備える。
【0080】ヘッダ部Maの「重要度」はデフォルトが
Cに設定されており、送信者が適宜設定する。「宛先ア
ドレス」はメールサーバ領域241のスケジュール用メ
ールボックス241b(図5)のアドレスが自動的に設
定される。「送信元アドレス」はユーザのメールアドレ
スが自動的に設定される。「予定名」はユーザが適宜設
定する。
【0081】コンテンツ部Mbの「登録対象」は、スケ
ジュールの種類を特定するための情報であり、[0
1]、[02]、[03]の3つの属性のうちの1つを
選択する。属性[01]は、登録対象スケジュールが個
人用のスケジュールであり、個人用スケジューラ(個人
のスケジュールを閲覧するための機能)で閲覧できる
が、グループ用スケジューラでは閲覧できないスケジュ
ールであることを意味する。属性[02]は、登録対象
スケジュールがグループ用のスケジュールであり、グル
ープ用スケジューラ(グループのスケジュールを閲覧す
るための機能)で閲覧できるが、個人用スケジューラで
は閲覧できないスケジュールであることを意味する。属
性[03]は登録対象のスケジュールが、個人用とグル
ープ用の両方で閲覧できるスケジュールであることを意
味する。「日付情報」には、スケジュールに登録する予
定の年月日を記入し、「開始・終了時間」には、予定の
開始時間と終了時間を記入する。また、「場所」には、
会議室、待合場所等の場所を記入し、「内容」には、予
定の内容等を記入する。ユーザAは、入力フォームへの
データの入力が終了すると、送信を指示する。
【0082】CPU11は、この指示に応答して、入力
されたデータをヘッダ情報及びコンテンツとして含む電
子メールをサーバ2に送信する(ステップA42)。サ
ーバ2のCPU21は、通信部25を介して、この電子
メールを受信し(ステップB41)、受信した電子メー
ルの宛先(メールアドレス)から、この電子メールをユ
ーザ用メモリ24のメールサーバ領域241のスケジュ
ール用メールボックス241b(図5)に一旦格納し
て、次に、図18に示すスケジュールの登録処理に移る
(ステップB42)。
【0083】まず、CPU21は、図18に示すよう
に、スケジュール用メールボックス241bに格納され
た電子メールの送信元アドレスを読み取り、そのユーザ
が、このスケジュールシステムのユーザとして登録され
ているか否かを、即ち、アクセス権を有する者からのス
ケジュール登録用電子メールであるか否かを判別する
(ステップBM41)。アクセス権を有する者からのス
ケジュール登録用電子メールであると判別したときに
は、このスケジュール登録用電子メールをスケジュール
サーバ領域242に転送する(ステップBM42)。
【0084】次に、CPU21は、スケジュール管理プ
ログラムmlschcnv.exeを起動し、スケジュ
ールサーバ領域242に転送されたスケジュール登録用
電子メールを、図26(b)に示すような1レコード分
のスケジュールデータに変換する(ステップBS4
1)。
【0085】作成した1レコード分のスケジュールデー
タをスケジュール格納領域242cのディレクトリ”n
sc/”内の、対応するスケジュールデータに追加し
て、その個人用のスケジュールを更新する(ステップB
S42)。また、スケジュールサーバ領域242は、ス
テップBS42で作成したスケジュールデータ(1レコ
ード分)を、WWWサーバ領域243に転送する(ステ
ップBS43)。
【0086】CPU21は、スケジュールデータから
「登録対象」に選択されている属性を読み取る(図1
9,ステップBW41)。「登録対象」が「01」であ
る、即ち、個人用のスケジュールデータであると判別す
ると、CPU21は、プログラムsch.cgiを起動
し、スケジュールデータ(更新されたもの)をHTML
形式に変換する(ステップBW42)。次に、CPU2
1は、そのユーザのスケジュールのWebページをディ
レクトリ”pschdocs/”から読み出し、このW
ebページを、変換した1レコード分のスケジュールデ
ータに基づいて更新する。即ち、今までの表示用スケジ
ュールデータに新たなスケジュールを追加して、元のデ
ィレクトリに格納する(ステップBW43)。
【0087】また、「登録対象」が「02」である、即
ち、グループ用のスケジュールデータであると判別した
とき、CPU21は、プログラムsch.cgiを起動
し、スケジュールデータをHTML形式に変換する(ス
テップBW44)。次に、CPU21は、そのユーザが
属しているグループの、該当する月の月間スケジュール
表のWebページ及び該当する日の日別スケジュール表
のWebページをディレクトリ”gschdocs/”
内の該当するグループ用のサブディレクトリから読み出
し、これらのWebページを、変換した1レコード分の
スケジュールデータに基づいて更新する。即ち、今まで
の月間スケジュール表及び日別スケジュール表に新たな
スケジュールを追加して、元のディレクトリに格納する
(ステップBW45)。また、ステップBW44で変換
したHTMLデータを詳細表示用のWebページとして
格納する。
【0088】また、「登録対象」が「03」である、即
ち、個人とグループの両方であると判別したとき、CP
U21は、プログラムsch.cgiを起動し、スケジ
ュールデータをHTML形式に変換する(ステップBW
46)。CPU21は、HTML形式に変換させたスケ
ジュールデータに基づいて、ディレクトリ”pschd
ocs/”に格納されている該当ユーザのスケジュール
のWebページを更新する(ステップBW47)。次
に、CPU21は、そのユーザが属しているグループ
の、該当する月の月間スケジュール表のWebページ及
び該当する日の日別スケジュール表のWebページをデ
ィレクトリ”gschdocs/”内の該当するグルー
プ用のサブディレクトリから読み出し、これらのWeb
ページを、変換した1レコード分のスケジュールデータ
に基づいて更新する。即ち、今までの月間スケジュール
表及び日別スケジュール表に新たなスケジュールを追加
して、元のディレクトリに格納する(ステップBW4
8)。また、ステップBW46で変換したHTMLデー
タを詳細表示用のWebページとして格納する。
【0089】ステップBW43、ステップBW45、ス
テップBW48で、スケジュールのWebページを更新
後、端末1にスケジュールの更新処理が終了したことを
通知する電子メールを送信する(ステップBW49)。
以上で、スケジュールの登録及び表示データの更新が終
了する。
【0090】一方ステップBM41の判別で、アクセス
権を有する者からのスケジュール登録用電子メールでは
ないと判別したときには、受信したスケジュール登録用
電子メールを破棄する等のエラー処理を行い(ステップ
BM43)、処理を終了する。
【0091】以上説明したように、この実施の形態のス
ケジュールシステムでは、サーバが受信した電子メール
からスケジュール登録用データと登録対象を読み取っ
て、スケジュールデータを作成し、HTML形式のデー
タに変換する。登録対象に個人が指定されているとき
は、HTML形式のデータを供給して個人のスケジュー
ルのWebページを更新し、登録対象にグループが指定
されているときは、HTML形式のデータを供給してグ
ループのスケジュールのWebページを更新し、登録対
象に(個人とグループの)両方が指定されているとき
は、HTML形式のデータを供給して個人及びグループ
のスケジュールのWebページを更新する。
【0092】この方式によれば、ユーザは本人のスケジ
ュールと、本人が属すグループの予定とを簡単な操作で
登録し・参照できる。また、サーバに格納されているス
ケジュールデータ自体は、各ユーザの個人用スケジュー
ルデータのみであり、グループ用のスケジュールデータ
は存在しない。従って、サーバ2の記憶部23の記憶容
量を小さく抑えることができる。
【0093】なお、この発明は、上記実施の形態に限定
されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、個
人又はグループのスケジュールを閲覧する際に、登録時
に通知されたスケジュール表示用のURLを直接指定し
てサーバ2にアクセスするようにしてもよい。この場合
は、サーバ2は、WWWサーバ領域243上のURLへ
の直接のアクセスの要求を検出すると、例えば、図27
に示すような、ユーザ名とアクセスパスワードの入力を
要求する(ステップS11)。ユーザが、ユーザ名とア
クセスパスワードを入力すると、ユーザ認証を行って
(ステップS12)、正当ユーザであると判別した場合
のみ(ステップS13)、スケジュールの表示データを
端末に送信する(ステップS14)。一方、正当ユーザ
であると認証されなかった場合には(ステップS1
3)、エラー処理を行う(ステップS15)。
【0094】また、スケジュールデータを表示するWe
bデータの形成手法は任意である。例えば、上記実施の
形態においては、端末1より送信されたスケジュールデ
ータ(1レコード分)をHTML形式に変換し、この内
容を月間スケジュール表のWebページ、日別スケジュ
ール表のWebページなどに反映することにより、表示
用Webページを生成した。しかし、この方法によら
ず、例えば、受信したレコードが影響を与えるスケジュ
ールに関連する全レコード、例えば、同一グループの同
一月のレコードを抽出して、月間スケジュールのスケジ
ュールデータ及び該当する日の日別スケジュールデータ
を一旦生成し、その後、これらのスケジュールデータを
HTML形式に変換し、各ディレクトリに格納するよう
にしてもよい。
【0095】上記実施の形態では、サーバ2は、グルー
プ用のスケジュールデータを保存していないが、表示用
のWebページを記憶している。記憶容量をさらに抑え
るため、表示用のWebページを必要に応じて(表示要
求があった際に)、一時的に生成するようにしてもよ
い。
【0096】例えば、図28のフローチャートに示すよ
うに、あるグループのスケジュールデータの表示要求が
あると、CPU21は、要求者の認証を行って(ステッ
プS21)、正当ユーザであると判別すると、グループ
用スケジュール管理テーブル242bから、要求者が属
すグループのメンバーを判別し(ステップS22)、判
別した各メンバーのスケジュールデータを読み出し(ス
テップS23)、さらに登録の属性が[02]又は[0
3]に設定されているレコードを抽出し(ステップS2
4)、抽出した各レコードより、月間スケジュール表
(図10)を作成し(ステップS25)、これをHTM
L形式に変換して(ステップS26)、要求元の端末1
に送信する(ステップS27)。以後は、端末1からの
要求に応じて、ステップS24で抽出されたレコードに
基づいて、必要な表示データを生成する。
【0097】例えば、月間スケジュール表上の所定日が
選択された場合には、その日に関するレコードをさらに
抽出して、所定日のスケジュールデータを生成し、これ
をHTML形式に変換して、端末1に表示する。一方、
正当ユーザであると判別されなかった場合には(ステッ
プS21)、エラー処理を行う(ステップS28)。日
別スケジュール表上の特定の予定が指定された場合に
は、その指定された予定に対応するレコードを抽出し、
これをHTML形式に変換し、端末に送付する。
【0098】この方式によれば、表示データを予め作成
して保存しておく必要がないので、サーバ2の記憶部2
3の容量をさらに抑えることができる。なお、一旦作成
した表示データは、保存してもよく、表示終了後、破棄
してもよい。また、一定容量のWWWサーバ領域243
を確保しておき、新たな表示用スケジュールデータを作
成した際に、もっとも昔にアクセスされた表示用スケジ
ュールデータを削除して、保存するようにしてもよい。
【0099】また、上記実施の形態においては、個人用
のスケジュールの表示は、1種類で、グループ用は3種
類(3階層)としたが、これらは、一例であり、その表
示形式は任意に変更可能である。例えば、スケジュール
を月間スケジュール、週間スケジュール、日別スケジュ
ールのように、階層分けしてもよい。
【0100】上記実施の形態においては、サーバ2が、
メールサーバ、スケジュールサーバ、Webサーバとし
て機能する場合を例にこの発明を説明したが、サーバの
構成は、任意である。例えば、メールサーバ、スケジュ
ールサーバ、Webサーバが連携して、上述のスケジュ
ール管理処理を実行するようにしてもよい。この場合、
例えば、図4に示すユーザ用メモリ24がサーバ間の通
信のための共通記憶領域として機能しうる。例えば、メ
ールサーバが、スケジュール登録用の電子メールを受信
し、一旦スケジュール用メールボックス241bに格納
した後、スケジュールサーバ領域242に転送する。ス
ケジュールサーバ領域242は、転送された電子メール
を処理し、スケジュールデータを生成・保存すると共に
WWWサーバ領域243に転送する。Webサーバは、
転送されたスケジュールデータに基づいて、スケジュー
ル表示用のWebページを生成・格納し、端末1より要
求があると適当なページを読み出して送信する。この構
成によれば、各サーバの負担を低減することができ、応
答速度を高速化できる。
【0101】また、サーバ2の上述のサービスに種々の
付加的なサービスを付加することも可能である。例え
ば、予定の二重予約を防止するため、サーバ2が個人用
及びグループ用のスケジュールを登録する際に、新たに
受信したスケジュール用電子メールからスケジュールデ
ータを作成し、個人用のスケジュールサーバを更新する
ときに、該当する日時に予定が登録されているか否かを
判別し、予定が登録されていると判別したときに、該当
するユーザに予定があることを通知するメールを送信す
る。
【0102】上記実施の形態では、サーバ2が個人及び
グループ用に登録・管理するデータをスケジュールとし
たが、例えば、個人の住所及び顧客の住所を管理する
等、管理するデータはスケジュールに限らずに任意であ
る。この場合、例えば、サーバ2は、登録ユーザ別にア
ドレス帳を保存する。このアドレス帳には、登録ユーザ
のみが閲覧できる住所(プライベートな知人の氏名、住
所、電話番号など)であるか、グループのメンバーが閲
覧できる住所(グループが営業の課である場合に、顧客
の氏名、連絡先など)であるか、個人及びグループで閲
覧できる住所であるかを示す登録属性が付されている。
そして、サーバは、個人別のアドレス帳より、グループ
用のアドレス帳を生成し、これらをHTML変換するこ
とにより、個人用とグループ用のアドレス帳のWebペ
ージを生成し、端末に送信する。また、アドレス帳を、
名前の一覧、詳細表示などに階層分けしてもよい。
【0103】また、表示データとして、HTML形式の
Webページを例示したが、スケジュールデータの形
式、フォーマットなどは任意の形式を利用可能である。
【0104】また、この発明は、専用の端末1−1〜1
−n及びサーバ2によらず、通信機能のをする任意のコ
ンピュータを端末1−1〜1−n又はサーバ2として使
用可能である。例えば、上述の処理のうちコンピュータ
(又はコンピュータ群)が担当する部分を実行するため
のプログラムを記録媒体に格納して頒布し、このプログ
ラムの各対応部分をコンピュータに転送してインストー
ルし、OS上で実行することにより、コンピュータ
(群)をサーバシステムとして使用することができる。
【0105】なお、OSが処理の一部を分担する場合に
は、記録媒体には、その部分を除いたプログラムを格納
してもよい。この場合も、この発明では、その記録媒体
には、コンピュータが実行する各機能又はステップを実
行するためのプログラムが格納されているものとする。
【0106】また、コンピュータをネットワーク3に接
続し、ネットワーク3を介してプログラムをコンピュー
タに頒布してもよい。この場合、ネットワーク3上で
は、プログラムやデータは搬送波に重畳されて、送信さ
れる。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、端末から伝送システムを介して送信されてきたデー
タを、スケジュールデータに変換し、さらに、このスケ
ジュールデータを、該スケジュールの登録者を公開対象
とした公開データと、該スケジュールの登録者が所属し
ているグループの構成員を公開対象とした公開データ
と、に加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のネットワークシステムの
構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の端末の構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態のサーバの構成を示す図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態のユーザ用メモリの構成を
示す図である。
【図5】本発明の実施の形態のメールサーバ領域の構成
を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態のスケジュールサーバ領域
の構成を示すである。
【図7】本発明の実施の形態の個人用スケジュール管理
テーブルの構成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態のグループ用スケジュール
管理テーブルの構成を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態のスケジュールサーバとW
WWサーバの構成を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態のスケジュールシステム
の月間スケジュール表の一例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態のスケジュールシステム
の日別スケジュール表の一例を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態のスケジュールシステム
の詳細表示のスケジュールの一例を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態のスケジュールシステム
の登録処理を説明するためのフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態のスケジュールシステム
の登録処理を説明するためのフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態の個人用のスケジュール
の閲覧を説明するためのフローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態のグループ用のスケジュ
ールの閲覧を説明するためのフローチャートである。
【図17】本発明の実施の形態のスケジュール登録処理
を説明するためのフローチャートである。
【図18】本発明の実施の形態のスケジュール登録処理
を説明するためのフローチャートである。
【図19】本発明の実施の形態のスケジュール登録処理
を説明するためのフローチャートである。
【図20】(a)は、初期メニューの一例であり、
(b)は、登録用入力フォームの一例である。
【図21】登録通知の一例である。
【図22】グループ選択メニューの一例である。
【図23】(a)は、グループ登録通知の一例であり、
(b)は、新規グループ登録通知の一例である。
【図24】(a)は、閲覧認証用メニューの一例であ
り、(b)は、グループ選択メニューの一例である。
【図25】メッセージの一例である。
【図26】(a)は、電子メールの入力フォームを示す
一例であり、(b)は、スケジュールデータの一例を示
す図である。
【図27】スケジュール表示用のWebページの表示方
法の変形例を説明するためのフローチャートである。
【図28】スケジュール表示用のWebページの生成方
法の変形例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1a〜1n・・・端末、2・・・サーバ、3・・・ネッ
トワーク、20・・・入出力部、11、21・・・CP
U、12、22・・・RAM、13、23・・・記憶
部、14・・・表示部、15・・・入力部、16、25
・・・通信部、17、26・・・バス、24・・・ユー
ザ用メモリ、241・・・メールサーバ領域、211a
・・・メールボックス、241b・・・スケジュール用
メールボックス、242・・・スケジュールサーバ領
域、242a・・・個人用スケジュール管理テーブル、
242b・・・グループ用スケジュール管理テーブル、
242c・・・スケジュール格納領域、243・・・W
WWサーバ領域、27・・・ドライバ、28・・・可搬
性記憶媒体

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末と、複数の前記端末と接続可能
    なサーバとから構成されるデータ伝送システム上でスケ
    ジュールを管理するシステムにおいて、該システムに登
    録している登録者個人のスケジュール及び複数の前記登
    録者が所属しているグループのスケジュールを公開する
    スケジュール公開システムであって、 前記サーバは、 各端末から伝送システムを介して送信されてきたデータ
    を、スケジュールデータに変換する変換手段と、 前記変換手段が変換した前記スケジュールデータを、該
    スケジュールの登録者を公開対象とした第1の公開デー
    タに加工する第1の加工手段と、 前記変換手段が変換した前記スケジュールデータを、該
    スケジュールの登録者が所属しているグループの構成員
    を公開対象とした第2の公開データに加工する第2の加
    工手段とを備えることを特徴とするスケジュール公開シ
    ステム。
  2. 【請求項2】前記サーバは、 このスケジュール公開システムの登録者と、その登録者
    が所属するグループと、そのグループの構成員とを対応
    付けて記憶する登録者記憶手段と、 前記登録者記憶手段の記憶データに従って、前記第1の
    公開データを前記データを送信した登録者のみに公開す
    る第1の公開手段と、 前記第2の公開データを前記データを送信した登録者が
    所属するグループの構成員に公開する第2の公開手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のスケジ
    ュール公開システム。
  3. 【請求項3】前記各端末から伝送システムを介して送信
    されてきたデータより制御データを検出する検出手段
    と、 この検出手段により検出された制御データに基づいて、
    前記第1の加工手段と前記第2の加工手段のうち少なく
    とも一方の加工手段を制御して、スケジュールデータを
    第1の公開データと第2の公開データの少なくとも一方
    に加工するように制御する制御手段とを更に備えること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のスケジュール公開
    システム。
  4. 【請求項4】前記変換手段により変換されたスケジュー
    ルデータを記憶するスケジュールデータ記憶手段と、 任意のグループについて、そのグループを構成する登録
    者を公開対象とした第2の公開データの出力を指示する
    指示手段と、 この登録者とこの登録者が属すグループとを関連付けて
    記憶するグループ管理手段と、 を更に備え、 前記第2の加工手段は、前記指示手段により出力が指示
    されると、指示されたグループに所属する登録者をグル
    ープ管理手段から判別するとともに、このグループに所
    属する登録者の各々のスケジュールを前記スケジュール
    データ記憶手段から読み出し、この読み出されたスケジ
    ュールデータをそのグループに所属する登録者を公開対
    象とする第2の公開データに加工することを特徴とする
    請求項1、2又は3に記載のスケジュール公開システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記変換手段が加工したスケジュールデー
    タを、該スケジュールデータの登録者が所属するグルー
    プの全登録者に配信する配信手段を更に備えることを特
    徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のスケジュ
    ール公開システム。
  6. 【請求項6】前記伝送システムは、電子メールシステム
    であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に
    記載のスケジュール公開システム。
  7. 【請求項7】複数の端末とサーバとを備えるデータ伝送
    システム上でスケジュールを管理するスケジュール管理
    システムにおいて、 前記サーバは、 各端末からデータ伝送システムを介して送信されてきた
    データを、スケジュールデータに変換する変換手段と、 前記変換手段が変換したスケジュールデータを、データ
    を送信した登録者別に記憶する記憶管理手段と、 各登録者と各登録者が所属するグループとを関連付けて
    記憶するグループ管理手段と、 任意の登録者について、その登録者が所属するグループ
    を公開対象とした公開データの出力を指示する指示手段
    と、 前記指示手段が指示を出力したときに、該当する登録者
    のスケジュールデータを前記記憶手段から取得して、上
    記登録者が所属するグループの登録者を公開対象とする
    公開データに加工する加工手段とを備えることを特徴と
    するスケジュール管理システム。
  8. 【請求項8】閲覧指示を検出することにより、閲覧者又
    は閲覧者が所属するグループのスケジュールを公開する
    ことを可能とするスケジュール公開方法であって、 送信されてきたデータをスケジュールデータに変換する
    変換ステップと、 前記スケジュールデータを、前記データを送信した登録
    者を閲覧対象とした第1の公開データに加工する第1の
    加工ステップと、 前記スケジュールデータを、前記データを送信した登録
    者が所属するグループを閲覧対象とした第2の公開デー
    タに加工する第2の加工ステップとを備えることを特徴
    とするスケジュール公開方法。
  9. 【請求項9】前記各端末から伝送システムを介して送信
    されてきたデータより制御データを検出する検出ステッ
    プと、 検出された制御データに基づいて、前記第1の加工ステ
    ップと前記第2の加工ステップのうち少なくとも一方を
    実行して、スケジュールデータを第1の公開データ、及
    び第2の公開データの少なくとも一方に加工する加工制
    御ステップとを更に備えることを特徴とする請求項8に
    記載のスケジュール公開方法。
  10. 【請求項10】前記第1の公開データを、前記データを
    送信した登録者毎に記憶する記憶ステップと、 前記登録者が所属しているグループを閲覧対象とした第
    2の公開データの出力を指示する指示ステップとを備
    え、 前記第2の加工ステップは、前記指示ステップによる第
    2の公開データの出力の指示を検出すると、前記登録者
    の第1の公開データを取得して第2の公開データに加工
    することを特徴とする請求項8又は9に記載のスケジュ
    ール公開方法。
  11. 【請求項11】前記スケジュールデータを前記データを
    送信した登録者が所属するグループの全登録者に配信す
    るステップを更に備えることを特徴とする請求項8、9
    又は10に記載のスケジュール公開方法。
  12. 【請求項12】スケジュールデータを、登録者別に記憶
    する記憶ステップと、 各登録者と、各登録者が所属するグループとを関連付け
    て記憶する記憶管理ステップと、 任意の登録者について、その登録者が所属するグループ
    を公開対象とした公開データの出力を指示する指示ステ
    ップと、 指示を出力したときに、記憶されているスケジュールデ
    ータから該当する登録者のスケジュールデータを取得し
    て、上記登録者が所属するグループの登録者を公開対象
    とする公開データに加工する加工ステップとを備えるこ
    とを特徴とするスケジュール管理方法。
  13. 【請求項13】ネットワークを介して端末に接続され、
    端末から供給されるデータからスケジュールデータを生
    成して該ネットワークの登録者が閲覧できるような公開
    データに加工するスケジュール公開方法を実現するプロ
    グラムを格納した記録媒体であって、 コンピュータに前記端末から供給されたデータをスケジ
    ュールデータに変換する変換ステップと、 この変換したスケジュールデータを該ネットワークの登
    録者を閲覧対象とした公開データに加工する第1の加工
    ステップと、 前記変換したスケジュールデータを該ネットワークの登
    録者が所属しているグループ全員を閲覧対象とした公開
    データに加工する第2の加工ステップとを実行させるプ
    ログラムを記録した該コンピュータが読取可能な記録媒
    体。
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