JP2000214014A - ブレ―キ装置 - Google Patents

ブレ―キ装置

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JP2000214014A
JP2000214014A JP1836999A JP1836999A JP2000214014A JP 2000214014 A JP2000214014 A JP 2000214014A JP 1836999 A JP1836999 A JP 1836999A JP 1836999 A JP1836999 A JP 1836999A JP 2000214014 A JP2000214014 A JP 2000214014A
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JP
Japan
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resistance element
brake pedal
brake
strain resistance
sensor substrate
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JP1836999A
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English (en)
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Takashi Kawai
孝士 川井
Katsuhiko Omoto
勝彦 尾本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負圧式ブレーキブースタあるいは直線的な変
位検出装置の出力精度が長時間の使用により劣化して
も、ブレーキペダルに加わる踏力を正確に検出すること
ができるブレーキ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ブレーキペダル11の裏面の略中央に一
端が固着された押圧部12と、この押圧部12の他端に
表面の略中央が固着され、かつ第1の歪抵抗素子18、
第2の歪抵抗素子19、第3の歪抵抗素子20および第
4の歪抵抗素子21を設けたセンサ基板13と、このセ
ンサ基板13の裏面に一端が固着された少なくとも2つ
の支持部22と、この支持部22の他端に固着されたブ
レーキアーム23とを備え、前記ブレーキペダル11に
加えられた踏力を押圧部12を介して歪抵抗素子18,
19,20,21で検出するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブレーキペダルに付
与された踏力を測定するブレーキ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のブレーキ装置としては、
特開平9−164925号公報に記載されたものが知ら
れている。
【0003】以下、従来のブレーキ装置について、図面
を参照しながら説明する。
【0004】図5は従来のブレーキ装置の側面図であ
る。
【0005】図5において、1は樹脂製あるいは金属製
のブレーキペダルである。2は樹脂製あるいは金属製の
アームで、このアーム2は前記ブレーキペダル1の裏面
の略中央を一端部で支持するとともに、前記ブレーキペ
ダル1に加わる踏力により下方に変位するものである。
3は円柱状の金属製の入力ロットで、この入力ロット3
は一端が前記アーム2に支持されるとともに、他端を下
方に向かって延出させている。4は負圧式ブレーキブー
スタで、この負圧式ブレーキブースタ4は前記入力ロッ
ト3の下端を上端に固着するとともに、裏面に可動壁5
を設けているものである。
【0006】以上のように構成されている従来のブレー
キ装置について、次にその動作を説明する。
【0007】走行車両の前方に障害物が突然に出現した
場合、運転者はブレーキペダル1の表面を急速に踏み込
むことになる。そしてこのブレーキペダル1の踏み込み
によりアーム2が下方に向かって変位し、かつこのアー
ム2に支持されている入力ロット3に踏み込み力が伝達
される。この入力ロット3の下端は負圧式ブレーキブー
スタ4の表面に固着されているため、入力ロット3の下
方への移動に伴い前記負圧式ブレーキブースタ4の内圧
が高くなる。そして、この負圧式ブレーキブースタ4の
内圧が高くなるのに伴い、負圧式ブレーキブースタ4の
裏面に取り付けられた可動壁5が下方に向かって変位す
る。この可動壁5の変位を直線型の変位検出装置(図示
せず)によって検出し、出力電圧として車内に搭載され
ているコンピュータに入力し、ブレーキペダル1に加え
られた踏力を検出するものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成においては、ブレーキペダル1の踏力を負圧式
ブレーキブースタ4および直線型の変位検出装置(図示
せず)のみで検出しているため、負圧式ブレーキブース
タ4あるいは直線型の変位検出装置(図示せず)の出力
精度が長時間の使用により劣化すると、ブレーキペダル
1に加わる踏力を正確に検出できなくなるという課題を
有していた。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、負圧式ブレーキブースタあるいは直線型の変位検出
装置の出力精度が長時間の使用により劣化しても、ブレ
ーキペダルに加わる踏力を正確に検出することができる
ブレーキ装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のブレーキ装置は、ブレーキペダルと、このブ
レーキペダルの裏面の略中央に一端が固着された押圧部
と、この押圧部の他端に表面の略中央が固着され、かつ
少なくとも一対の歪抵抗素子を設けたセンサ基板と、こ
のセンサ基板の裏面に一端が固着された少なくとも2つ
の支持部と、この支持部の他端に固着されたブレーキア
ームとを備え、前記ブレーキペダルに加えられた踏力を
押圧部を介して少なくとも一対の歪抵抗素子で検出する
ようにしたもので、この構成によれば、負圧式ブレーキ
ブースタあるいは直線型の変位検出装置の出力精度が長
時間の使用により劣化しても、ブレーキペダルに加わる
踏力を正確に検出することができるブレーキ装置を提供
できるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ブレーキペダルと、このブレーキペダルの裏面の略
中央に一端が固着された押圧部と、この押圧部の他端に
表面の略中央が固着され、かつ少なくとも一対の歪抵抗
素子を設けたセンサ基板と、このセンサ基板の裏面に一
端が固着された少なくとも2つの支持部と、この支持部
の他端に固着されたブレーキアームとを備え、前記ブレ
ーキペダルに加えられた踏力を押圧部を介して少なくと
も一対の歪抵抗素子で検出するようにしたもので、この
構成によれば、ブレーキペダルに加えられた踏力を押圧
部を介して少なくとも一対の歪抵抗素子で検出するよう
にしているため、ブレーキアームの下端に設けた負圧式
ブレーキブースタあるいは直線型の変位検出装置の出力
精度が長時間の使用により劣化したときでも、少なくと
も一対の歪抵抗素子によりブレーキペダルに加わる踏力
を検出することができ、これにより、長時間にわたって
正確にブレーキペダルに加わる踏力を検出できるという
作用を有するものである。
【0012】請求項2に記載の発明は、ブレーキペダル
と、このブレーキペダルの裏面に一端が固着された少な
くとも2つの支持部と、この支持部の他端に表面が固着
され、かつ少なくとも一対の歪抵抗素子を設けたセンサ
基板と、このセンサ基板の裏面の略中央に一端が固着さ
れた押圧部と、この押圧部の他端に固着されたブレーキ
アームとを備え、前記ブレーキペダルに加えられた踏力
を少なくとも2つの支持部を介して少なくとも一対の歪
抵抗素子で検出するようにしたもので、この構成によれ
ば、ブレーキペダルに加えられた踏力を少なくとも2つ
の支持部を介して少なくとも一対の歪抵抗素子で検出す
るようにしているため、ブレーキアームの下端に設けた
負圧式ブレーキブースタあるいは直線型の変位検出装置
の出力精度が長時間の使用により劣化したときでも、少
なくとも一対の歪抵抗素子によりブレーキペダルに加わ
る踏力を検出することができ、これにより、長時間にわ
たって正確にブレーキペダルに加わる踏力を検出できる
という作用を有するものである。
【0013】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1におけるブレーキ装置について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態1におけるブレ
ーキ装置の分解斜視図、図2は同ブレーキ装置における
センサ基板を上方から見た斜視図、図3はブレーキ装置
におけるセンサ基板の回路図である。
【0015】図1〜図3において、11は樹脂製あるい
は金属製のブレーキペダルである。12は円筒形状をな
す樹脂製あるいは金属製の押圧部で、この押圧部12は
前記ブレーキペダル11の裏面の略中央に一端が固着さ
れるとともに、下方に向かって延出させている。13は
センサ基板で、このセンサ基板13の表面にはAgから
なる電源端子14、第1の出力端子15、第2の出力端
子16およびGND端子17を設けている。また前記セ
ンサ基板13の略中央には前記押圧部12の他端を固着
している。そしてまた前記センサ基板13の表面にはR
uO2と、SiO2等のガラス成分との混合物からなる第
1の歪抵抗素子18を設けており、この第1の歪抵抗素
子18は一端がAgからなる回路パターン13aにより
前記電源端子14に電気的に接続され、かつ他端は前記
第1の出力端子15と電気的に接続している。また前記
センサ基板13の表面には第2の歪抵抗素子19も設け
ており、この第2の歪抵抗素子19は一端が前記第1の
歪抵抗素子18および第1の出力端子15に回路パター
ン13aにより電気的に接続され、かつ他端はGND端
子17に電気的に接続している。そしてまた前記センサ
基板13の表面には第3の歪抵抗素子20も設けてお
り、この第3の歪抵抗素子20は一端が前記回路パター
ン13aにより前記電源端子14に電気的に接続され、
かつ他端は第2の出力端子16に電気的に接続してい
る。さらに、前記センサ基板13の表面には第4の歪抵
抗素子21も設けており、この第4の歪抵抗素子21は
前記回路パターン13aにより一端が第3の歪抵抗素子
20および第2の出力端子16に電気的に接続され、か
つ他端はGND端子17に電気的に接続している。そし
て、前記センサ基板13の表面に設けた第1の歪抵抗素
子18、第2の歪抵抗素子19、第3の歪抵抗素子20
および第4の歪抵抗素子21により、図3に示すように
ブリッジ回路を構成している。22は円柱状をなす樹脂
製あるいは金属製の少なくとも2つの支持部で、この支
持部22は前記センサ基板13の裏面の両端部に上端が
固着されるとともに、下方に向かって延出させている。
23は樹脂製あるいは金属製のブレーキアームで、この
ブレーキアーム23の表面には前記少なくとも2つの支
持部22の下端が固着されており、前記押圧部12、セ
ンサ基板13および少なくとも2つの支持部22を介し
て前記ブレーキペダル11に加わる踏力を下方に設けた
相手側の入力ロット(図示せず)に伝えるものである。
【0016】以上のように構成された本発明の実施の形
態1におけるブレーキ装置について、次にその組立方法
を説明する。
【0017】まず、予め準備された絶縁材料からなるセ
ンサ基板13の表面にAgのペーストを印刷した後に焼
成して電源端子14、第1の出力端子15、第2の出力
端子16、GND端子17および回路パターン13aを
形成する。
【0018】次に、前記センサ基板13の表面に前記回
路パターン13aを介して電源端子14、第1の出力端
子15、第2の出力端子16またはGND端子17に電
気的に接続されて、ブリッジ回路を構成するように、R
uO2と、SiO2等のガラス成分との混合物からなる抵
抗ペーストを印刷した後、焼成して前記第1の歪抵抗素
子18、第2の歪抵抗素子19、第3の歪抵抗素子20
および第4の歪抵抗素子21を形成する。
【0019】次に、ブレーキアーム23の両端部の表面
に少なくとも2つの支持部22の下端をそれぞれ固着し
た後、支持部22の上端を前記センサ基板13の裏面に
固着する。
【0020】最後に、前記センサ基板13の略中央の表
面に押圧部12の下端を固着した後、前記押圧部12の
上端をブレーキペダル11の裏面の略中央に固着する。
【0021】以上のように構成された本発明の実施の形
態1におけるブレーキ装置について、次にその動作を説
明する。
【0022】ブレーキペダル11の表面に踏力が加わる
と、この踏力によりブレーキペダル11に下方に向かう
力が作用し、この力が押圧部12を介してセンサ基板1
3の略中央に伝わる。そして、前記センサ基板13に伝
わった力によりセンサ基板13の表面に設けた第1の歪
抵抗素子18および第4の歪抵抗素子21に圧縮応力が
加わるとともに、第2の歪抵抗素子19および第3の歪
抵抗素子20に引張応力が加わるため、前記第1の歪抵
抗素子18および第4の歪抵抗素子21の抵抗値が小と
なるとともに、前記第2の歪抵抗素子19および第3の
歪抵抗素子20の抵抗値が大となる。そして、この第1
の歪抵抗素子18、第2の歪抵抗素子19、第3の歪抵
抗素子20、第4の歪抵抗素子21により、図3に示す
ように、ブリッジ回路が構成されているため、前記第1
の出力端子15と第2の出力端子16との間に電位差が
生じ、この電位差を相手側のコンピュータ(図示せず)
に出力し、前記ブレーキペダル11に加わる踏力を検出
するものである。
【0023】また、前記センサ基板13の裏面の両端部
には少なくとも2つの支持部22を設けているため、前
記センサ基板13に加わった踏力は前記支持部22を介
してブレーキアーム23に伝わり、そしてこのブレーキ
アーム23の下方に位置して設けられた負圧式ブレーキ
ブースタ(図示せず)および直線型の変位検出装置(図
示せず)によりブレーキペダル11に加わる踏力を検出
するものである。
【0024】ここで長時間の使用により、ブレーキ装置
の下方に位置して設けられた負圧式ブレーキブースタ
(図示せず)および直線型の変位検出装置(図示せず)
の出力精度が劣化した場合を考えて見ると、本発明の実
施の形態1におけるブレーキ装置においては、ブレーキ
ペダル11にかかる踏力を押圧部12を介して第1の歪
抵抗素子18、第2の歪抵抗素子19、第3の歪抵抗素
子20および第4の歪抵抗素子21で検出するようにし
ているため、ブレーキアーム23の下端に設けた負圧式
ブレーキブースタ(図示せず)あるいは直線型の変位検
出装置(図示せず)の出力精度が長時間の使用により劣
化したときでも、第1の歪抵抗素子18、第2の歪抵抗
素子19、第3の歪抵抗素子20および第4の歪抵抗素
子21でブレーキペダル11に加わる踏力を検出するこ
とができ、これにより、長時間にわたって正確にブレー
キペダル11に加わる踏力を検出できるという効果を有
するものである。
【0025】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2におけるブレーキ装置について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0026】図4は本発明の実施の形態2におけるブレ
ーキ装置の分解斜視図である。
【0027】図4において、31は樹脂製あるいは金属
製のブレーキペダルである。32は円筒形状をなす樹脂
製あるいは金属製の少なくとも2つの支持部で、この支
持部32は前記ブレーキペダル31の裏面の両端部に一
端が固着されるとともに、下方に向かって延出させてい
る。33はセンサ基板で、このセンサ基板33の表面の
両端部の表面には前記支持部32の他端を固着してい
る。また前記センサ基板33の表面にはAgからなる電
源端子34、第1の出力端子35、第2の出力端子36
およびGND端子37を設けている。そしてまた前記セ
ンサ基板33の表面にはRuO2と、SiO2等のガラス
成分との混合物からなる第1の歪抵抗素子38を設けて
おり、この第1の歪抵抗素子38は一端がAgからなる
回路パターン33aにより前記電源端子34に電気的に
接続され、かつ他端は前記第1の出力端子35と電気的
に接続している。また前記センサ基板33の表面には第
2の歪抵抗素子39も設けており、この第2の歪抵抗素
子39は一端が前記第1の歪抵抗素子38および第1の
出力端子35に回路パターン33aにより電気的に接続
され、かつ他端はGND端子37に電気的に接続してい
る。そしてまた前記センサ基板33の表面には第3の歪
抵抗素子40も設けており、この第3の歪抵抗素子40
は一端が前記回路パターン33aにより前記電源端子3
4に電気的に接続され、かつ他端は第2の出力端子36
に電気的に接続している。さらに、前記センサ基板33
の表面には第4の歪抵抗素子41も設けており、この第
4の歪抵抗素子41は前記回路パターン33aにより一
端が第3の歪抵抗素子40および第2の出力端子36に
電気的に接続され、かつ他端はGND端子37に電気的
に接続している。そして前記センサ基板33の表面に設
けた第1の歪抵抗素子38、第2の歪抵抗素子39、第
3の歪抵抗素子40および第4の歪抵抗素子41により
ブリッジ回路を構成している。42は円柱状をなす樹脂
製または金属製の押圧部で、この押圧部42は前記セン
サ基板33の略中央の裏面に一端が固着されるととも
に、下方に向かって延出させている。43は四角柱状の
樹脂製あるいは金属製のブレーキアームで、このブレー
キアーム43には前記押圧部42の他端を固着してい
る。
【0028】なお、本発明の実施の形態2におけるブレ
ーキ装置の組立方法については、本発明の実施の形態1
におけるブレーキ装置の組立方法と略同じであるため、
その説明は省略する。
【0029】以上のように構成された本発明の実施の形
態2におけるブレーキ装置について、次にその動作を説
明する。
【0030】ブレーキペダル31の表面に踏力が加わる
と、この踏力によりブレーキペダル31に下方に向かう
力が作用し、この力が少なくとも2つの支持部32を介
してセンサ基板33の表面の両端部に伝わる。そして、
前記センサ基板33に伝わった力によりセンサ基板33
の表面に設けた第1の歪抵抗素子38および第4の歪抵
抗素子41に圧縮応力が加わるとともに、第2の歪抵抗
素子39および第3の歪抵抗素子40に引張応力が加わ
るため、前記第1の歪抵抗素子38および第4の歪抵抗
素子41の抵抗値が小となるとともに、前記第2の歪抵
抗素子39および第3の歪抵抗素子40の抵抗値が大と
なる。そして、この第1の歪抵抗素子38、第2の歪抵
抗素子39、第3の歪抵抗素子40、第4の歪抵抗素子
41により、ブリッジ回路が構成されているため、前記
第1の出力端子35と第2の出力端子36との間に電位
差が生じ、この電位差を相手側のコンピュータ(図示せ
ず)に出力し、前記ブレーキペダル31に加わる踏力を
検出するものである。
【0031】また、前記センサ基板33の裏面の略中央
には押圧部42を設けているため、前記センサ基板33
に加わった踏力はこの押圧部42を介してブレーキアー
ム43に伝わり、そしてこのブレーキアーム43の下方
に位置して設けられた負圧式ブレーキブースタ(図示せ
ず)および直線型の変位検出装置(図示せず)によりブ
レーキペダル31に加わる踏力を検出するものである。
【0032】ここで長時間の使用により、ブレーキ装置
の下方に位置して設けられた負圧式ブレーキブースタ
(図示せず)および直線型の変位検出装置(図示せず)
の出力精度が劣化した場合を考えて見ると、本発明の実
施の形態2におけるブレーキ装置においては、ブレーキ
ペダル31にかかる踏力を少なくとも支持部32を介し
て第1の歪抵抗素子38、第2の歪抵抗素子39、第3
の歪抵抗素子40および第4の歪抵抗素子41で検出す
るようにしているため、ブレーキアーム43の下端に設
けた負圧式ブレーキブースタ(図示せず)あるいは直線
型の変位検出装置(図示せず)の出力精度が長時間の使
用により劣化したときでも、第1の歪抵抗素子38、第
2の歪抵抗素子39、第3の歪抵抗素子40および第4
の歪抵抗素子41でブレーキペダル31に加わる踏力を
検出することができ、これにより、長時間にわたって正
確にブレーキペダル31に加わる踏力を検出できるとい
う効果を有するものである。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明のブレーキ装置は、
ブレーキペダルと、このブレーキペダルの裏面の略中央
に一端が固着された押圧部と、この押圧部の他端に表面
の略中央が固着され、かつ少なくとも一対の歪抵抗素子
を設けたセンサ基板と、このセンサ基板の裏面の両端部
に一端が固着された少なくとも2つの支持部と、この支
持部の他端に固着されたブレーキアームとを備え、前記
ブレーキペダルに加えられた踏力を押圧部を介して少な
くとも一対の歪抵抗素子で検出するようにしたもので、
この構成によれば、ブレーキペダルに加えられた踏力を
押圧部を介して少なくとも一対の歪抵抗素子で検出する
ようにしているため、ブレーキアームの下端に設けた負
圧式ブレーキブースタあるいは直線型の変位検出装置の
出力精度が長時間の使用により劣化したときでも、少な
くとも一対の歪抵抗素子によりブレーキペダルに加わる
踏力を検出することができ、これにより、長時間にわた
って正確にブレーキペダルに加わる踏力を検出できるブ
レーキ装置を提供することができるというすぐれた効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるブレーキ装置の
分解斜視図
【図2】同ブレーキ装置におけるセンサ基板を上方から
見た斜視図
【図3】同ブレーキ装置におけるセンサ基板の回路図
【図4】本発明の実施の形態2におけるブレーキ装置の
分解斜視図
【図5】従来のブレーキ装置の側面図
【符号の説明】
11,31 ブレーキペダル 12,42 押圧部 13,33 センサ基板 18,38 第1の歪抵抗素子 19,39 第2の歪抵抗素子 20,40 第3の歪抵抗素子 21,41 第4の歪抵抗素子 22,32 支持部 23,43 ブレーキアーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルと、このブレーキペダル
    の裏面の略中央に一端が固着された押圧部と、この押圧
    部の他端に表面の略中央が固着され、かつ少なくとも一
    対の歪抵抗素子を設けたセンサ基板と、このセンサ基板
    の裏面に一端が固着された少なくとも2つの支持部と、
    この支持部の他端に固着されたブレーキアームとを備
    え、前記ブレーキペダルに加えられた踏力を押圧部を介
    して少なくとも一対の歪抵抗素子で検出するようにした
    ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 ブレーキペダルと、このブレーキペダル
    の裏面に一端が固着された少なくとも2つの支持部と、
    この支持部の他端に表面が固着され、かつ少なくとも一
    対の歪抵抗素子を設けたセンサ基板と、このセンサ基板
    の裏面の略中央に一端が固着された押圧部と、この押圧
    部の他端に固着されたブレーキアームとを備え、前記ブ
    レーキペダルに加えられた踏力を少なくとも2つの支持
    部を介して少なくとも一対の歪抵抗素子で検出するよう
    にしたブレーキ装置。
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