JP2000213754A - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2000213754A
JP2000213754A JP11012222A JP1222299A JP2000213754A JP 2000213754 A JP2000213754 A JP 2000213754A JP 11012222 A JP11012222 A JP 11012222A JP 1222299 A JP1222299 A JP 1222299A JP 2000213754 A JP2000213754 A JP 2000213754A
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cooking
container
cooked
opening
cooking chamber
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Yasushi Takai
保志 高井
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱により爆ぜる被調理物でも容易に加熱調
理できる調理器を提供する。 【解決手段】 調理室3を内部に区画し前面に開口部4
を開口する略箱状の本体ケース2に、開口部4を開閉可
能に蓋体7を回動自在に軸支する。調理室3内にヒータ
15を複数配設し、被調理物を載置する載置台11を配設す
る。載置台11の上方に網状部材にて略円筒状に形成した
容器21を回転可能で着脱可能に配設する。豆類や栗、コ
ーンなどの加熱により爆ぜるおそれのある被調理物を容
器21内の調理空間20に収容し、回転して攪拌しつつ調理
する。被調理物が爆ぜても調理室3内が汚れることを防
止でき、爆ぜる被調理物でも容易に加熱調理できる。回
転により略均一に加熱でき、良好に調理できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理室内に被調理
物を加熱するヒータを備えた調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の調理器としては、例えば
前面に蓋体にて開閉される開口部を開口する調理室内に
ヒータを配設するとともに、ヒータの加熱により加熱調
理される被調理物を載置する網状の調理台を配設した構
成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
調理器において、例えば豆類や栗、コーンなどの被調理
物を加熱調理する場合、加熱により爆ぜるおそれがあ
る。そのため、調理室内が汚れ、清掃が煩雑となること
から、調理の際には、別途アルミ箔などにて包んで調理
するなど、調理が煩雑となるとともに、アルミ箔にてヒ
ータからの遠赤外線が反射され、効率よく加熱調理でき
ないおそれがある問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、加熱により爆ぜる被調理物でも容易に加熱調理で
きる調理器を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の調理器
は、開口部を有する調理室を備えた本体ケースと、この
本体ケースに前記開口部を開閉可能に設けられた蓋体
と、前記調理室内に配設されたヒータと、前記調理室内
に着脱可能に配設され被調理物を収容可能な調理空間を
有する容器とを具備したものである。
【0006】そして、蓋体にて開閉される開口部を有す
る調理室内に、被調理物を収容可能な調理空間を有する
容器を着脱可能に配設するため、例えば豆類や栗、コー
ンなどの加熱により爆ぜるおそれのある被調理物でも、
容器内の調理空間に収容して調理室に装着し加熱調理す
ることにより、爆ぜても調理室内が汚れることを防止
し、爆ぜる被調理物でも加熱調理が容易となる。また、
容器が着脱可能であることから、容器内への被調理物の
出入れが容易である。
【0007】請求項2記載の調理器は、請求項1記載の
調理器において、容器は、少なくとも一部が網状部材の
筒状に形成されたものである。
【0008】そして、容器を少なくとも一部が網状部材
の筒状に形成したため、ヒータの加熱による熱が効率よ
く容器内の被調理物に伝達され、調理効率が向上すると
ともに、容器外から内部の状態が認識可能で、調理性が
向上する。
【0009】請求項3記載の調理器は、請求項1または
2記載の調理器において、調理室内に収容され被調理物
を載置可能な調理台を具備し、容器は、蓋体の開閉移動
に連動し前記蓋体が開口部を開口する方向に移動する際
に前記調理室内から前記開口部に向けて移動可能に前記
調理台の上方に位置して配設されたものである。
【0010】そして、調理室内の被調理物を載置可能な
調理台の上方に位置して、蓋体の開閉移動に連動し蓋体
が開口部を開口する方向に移動する際に調理室内から開
口部に向けて移動可能に容器を配設するため、通常の調
理の際には容器がヒータからの熱を遮ることがないよう
に容器を装着しないで調理台上に被調理物を載置して調
理することにより良好な調理を可能にし、爆ぜるおそれ
のある被調理物を調理する際には容器内に収容して容器
を装着して調理できる。また、蓋体を開口する方向に移
動させるのみで調理室内から開口部に向けて容器が移動
するので容器の着脱が容易となる。
【0011】請求項4記載の調理器は、請求項1ないし
3いずれか一記載の調理器において、容器は、回転可能
に配設されたものである。
【0012】そして、容器を回転可能に配設したため、
例えば豆類や栗、コーンなどの粒状の被調理物を略均一
に加熱調理可能で、良好な調理が得られるとともに、調
理効率が向上する。
【0013】請求項5記載の調理器は、請求項4記載の
調理器において、容器は、内面が凹凸状に形成されたも
のである。
【0014】そして、容器の内面を凹凸状に形成したた
め、被調理物と容器との接触面積を減少させて被調理物
が容器の回転の際に容器内を動きやすく略均一に加熱調
理が可能で、良好な調理が得られるとともに、調理効率
が向上する。
【0015】請求項6記載の調理器は、請求項4または
5記載の調理器において、容器は、内面に内方に向けて
突出する突部を備えたものである。
【0016】そして、容器の内面に内方に向けて突出す
る突部を設けるため、例えば豆類や栗、コーンなどの粒
状の被調理物が容器の回転の際に突部により効率よく攪
拌され、略均一に加熱調理が可能で、良好な調理が得ら
れるとともに、調理効率が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の調理器の一実施の
形態を図面を参照して説明する。
【0018】図1および図2において、1はオーブント
ースタなどの調理器で、この調理器1は、略箱状に形成
された本体ケース2を有している。そして、この本体ケ
ース2内には、反射特性の高い例えばアルミニウム合金
板などにて調理室3を区画し一面に開口部4を開口した
略箱状の反射体5が本体ケース2の前面に開口部4を開
口させて配設されている。
【0019】また、本体ケース2の前面には、中央部分
に例えば耐熱ガラスなどの透光性を有した部材が設けら
れた窓部6を有した蓋体7が、開口部4を開閉可能に下
端縁が回動自在に軸支されて設けられている。そして、
この蓋体7の前面には、上部縁の略中央にハンドル部8
が設けられている。また、蓋体7の後方である裏面側に
は、上下方向の両側縁近傍の下部に位置して後方に向け
て一対のアーム9,9が突設されている。なお、これら
アーム9,9は、開口部4を閉塞した状態で調理室3内
に位置するように突設されている。
【0020】さらに、調理室3内には、調理される図示
しない被調理物を載置する調理台としての格子状の載置
台11が開口部4から進退するように摺動可能に配設され
ている。また、この載置台11には、反射体5の側面部5
a,5aの対向位置に円弧状に切欠形成されたガイド溝1
2,12に両端部が係合するガイド棒13が設けられてい
る。そして、載置台11は、ガイド棒13の両端部がガイド
溝12,12に係合されるとともに一縁が蓋体7のアーム
9,9の先端部に連結され、蓋体7の回動に連動して前
後方向へ摺動移動して開口部4から進退する。
【0021】また、本体ケース2内の反射体5の調理室
3内には、ヒータ15が軸方向を略水平方向に沿って上下
にそれぞれ複数配設されている。
【0022】さらに、下方に位置するヒータ15より反射
体5の開口部4側に位置して、反射板17が配設されてい
る。この反射板17は、反射体5と同様に反射特性の高い
例えばアルミニウム合金板などにて、断面略等脚台形状
に折曲形成されている。
【0023】また、本体ケース2の底部には、反射体5
の底部を覆うように略平板状のトレイ19が本体ケース2
の前面下部から進退可能に配設され、載置台11上に載置
された被調理物から落下したパン屑やチーズなどの落下
物を受け、本体ケース2から引き出して取り出せるよう
になっている。なお、このトレイ19は、蓋体7が開口部
4を閉塞した状態でスライド移動できる。そして、トレ
イ19と反射板17との間には、トレイ19を引き出した際に
落下物が反射板17に当接しないように所定の間隙が設け
られている。
【0024】さらに、調理室3内には、調理される例え
ば豆類や栗、コーンなどの被調理物を収容する調理空間
20を内部に有した容器21が着脱可能に配設されている。
この容器21は、図1および図3に示すように、例えば金
属製の網状部材にて略円筒状に形成された胴体部22と、
略有底円筒状で胴体部22の端部を嵌挿して胴体部22の両
端面を閉塞して着脱可能に取り付けられる一対の端板部
23,24とにて略円筒状に形成されている。また、これら
端板部23,24の外面側略中央には、同軸上にシャフト25
が一体的にそれぞれ突設されている。そして、一方の端
板部23のシャフト25には、略円筒状の連結部材26が一体
的に設けられている。
【0025】また、反射体5の側面部の対向する位置に
略円筒凹状の装着凹部28,28がそれぞれ設けられてい
る。そして、これら装着凹部28,28の略中央には、一方
の端板部23の連結部材26に着脱可能に嵌挿されて端板部
23を回転可能に支持する軸部材29が突設されている。ま
た、他方の装着凹部28の略中央には、略円板状の板部31
の一面略中央に略円筒状に突出しシャフト25を着脱可能
に嵌挿保持する筒状部32が突設され、板部31の他面略中
央に略同軸上に棒状のピン部33が一体的に突設され他方
の端板部24を回転可能に軸支する軸支部材34が配設され
ている。さらに、この軸支部材34の板部31と装着凹部28
との間には、中心位置にピン部33が嵌挿されて保持され
る付勢手段としてのコイルスプリング36が装着され、軸
支部材34は常時装着凹部28内から突出する方向に付勢さ
れた状態で設けられている。そして、容器21は、一方の
端板部23が軸部材29に軸支され、他方の端板部24が軸支
部材34に軸支されて、調理室3内に着脱可能かつ回転可
能に配設される。
【0026】一方、本体ケース2内には、調理室3に隣
接して制御室41が区画形成されている。そして、この制
御室41内には、ヒータ15に電源コード42から供給される
商用交流電源を直流に変換して供給する図示しない電力
供給手段と、ヒータ15に電力供給手段から直流電源を所
定時間供給させる図示しないタイマ手段と、調理室3内
の温度を設定する図示しない温度設定手段と、軸部材29
を回転する駆動手段43とが配設されている。
【0027】また、タイマ手段は、本体ケース2の前面
一側に配設され調理時間、すなわちヒータ15に直流電源
を供給して加熱させる時間を設定するタイマ設定つまみ
45と、このタイマ設定つまみ45により設定された時間を
経過すると開放して電力供給手段の回路を開放しヒータ
15への直流電源の供給を遮断する図示しないタイマスイ
ッチとを備えている。
【0028】さらに、温度設定手段は、本体ケース2の
前面一側で上部に位置して配設され調理室3内の温度を
設定する操作手段としての温度設定つまみ46と、調理室
3内に配設された図示しないサーモスタットなどの温度
センサと、タイマ設定つまみ45の設定操作を伝達し温度
センサで検出する温度を設定させる図示しない複数のギ
ヤが噛み合った伝達手段とを備えている。
【0029】また、駆動手段43は、例えばタイマ手段の
タイマスイッチに接続され、電動モータなどの図示しな
い駆動部と、この駆動部の出力軸に連結され駆動部の回
転出力を軸部材に伝達して回転させる伝達部材とを備え
ている。
【0030】次に、上記実施の形態の調理器の動作を説
明する。
【0031】まず、通常の加熱調理をする場合、図2に
示すように、蓋体7を回動させて開口部4を開口させる
とともに載置台11を開口部4から引き出す。そして、こ
の載置台11の上に被調理物を載置させて蓋体7を再び回
動させて開口部4を閉塞するとともに載置台11を調理室
3内に移動させる。
【0032】この状態で、被調理物を加熱する条件であ
る調理条件を設定、すなわち温度設定手段の温度設定つ
まみ46を温度表示47の所定の温度まで回転操作して、サ
ーモスタットにて検出する温度を設定する。さらに、タ
イマ手段のタイマ設定つまみ45をタイマ表示48の所定の
時間まで回転操作する。そして、このタイマ設定つまみ
45の設定操作により電力供給手段にてヒータ15,15に電
力が供給されてヒータ15,15が加熱する。
【0033】このヒータ15,15の加熱により調理室3内
の温度が上昇して所定の温度に達すると、調理室3内の
温度が伝達されているサーモスタットにて検出してヒー
タ15へ電力を供給する電力供給手段の回路が開放されて
電力の供給を遮断する。
【0034】なお、ヒータ15への電力供給の遮断によ
り、特に蓋体7の窓部6を介して外部に熱が放出される
ことにより調理室3内の温度が低下すると、再びサーモ
スタットの温度検出により電力供給手段の回路が閉成さ
れてヒータ15に電力を供給させて加熱させる。そして、
所定の時間を経過するとタイマ手段のタイマスイッチが
開放して電力供給手段の回路を開放させ、電力供給手段
からのヒータ15への電力の供給を遮断し、調理が終了す
る。
【0035】また、調理後にトレイ19上に落下したパン
屑やチーズなどの落下物は、トレイ19を引き出すことに
より取り出される。
【0036】一方、例えば豆類や栗、コーンなどの粒状
の被調理物、特に栗やコーンなどの加熱により爆ぜるお
それのある被調理物を加熱調理する場合、まず、容器21
のいずれか一方の端板部23,24を胴体部22から取り外
し、胴体部22の端面を開口させる。そして、開口する端
面から胴体部22内に被調理物を投入し、再び胴体部の端
部に取り外した端板部23,24を装着し、容器21の調理空
間内に被調理物を収容する。
【0037】この被調理物を収容した容器21の他方の端
板部24のシャフト25を軸支部材34の筒状部32に嵌挿して
支持する。この状態で、コイルスプリング36の付勢力に
抗して容器21を軸支部材34側に押し付けるようにしつ
つ、一方の端板部23の連結部材26を軸部材29に対向さ
せ、コイルスプリング36の付勢力により連結部材26を軸
部材29に装着して支持し、容器21を軸支部材34および軸
部材29間に回転可能に軸支する。
【0038】そして、上述した通常の調理の場合と同様
に、被調理物を加熱する条件である調理条件を設定して
ヒータ15,15を加熱する。このヒータ15の加熱の際、駆
動手段43の駆動部に電力が供給されて回転駆動し、この
駆動部の回転駆動により軸部材29が連動して回転する。
この軸部材29の回転により容器21も回転し、内部に収容
した被調理物を攪拌しつつヒータ15の加熱にて調理す
る。
【0039】上述したように、蓋体7にて開閉される開
口部4を有する調理室3内に、被調理物を収容可能な調
理空間20を有する容器21を着脱可能に配設するため、例
えば豆類や栗、コーンなどの加熱により爆ぜるおそれの
ある被調理物でも、容器21内の調理空間20に収容して調
理室3に装着し加熱調理することにより、爆ぜても調理
室3内が汚れることを防止でき、爆ぜる被調理物でも容
易に加熱調理できるとともに、容器21内に被調理物を容
易に出入れできる。
【0040】また、容器21を網状部材にて略円筒状に形
成したため、ヒータの加熱による熱が効率よく容器21内
の被調理物に伝達でき、調理効率を向上できるととも
に、容器21外から内部の状態を確認可能で、調理性を向
上できる。
【0041】そして、調理室3内の被調理物を載置可能
な載置台11の上方に位置して容器21を着脱可能に配設す
るため、通常の調理の際にはヒータ15からの熱を遮らな
いように容器21を装着しないで載置台11上に被調理物を
載置して調理でき、爆ぜるおそれのある被調理物を調理
する際には容器21内に収容して容器21を装着して調理で
き、調理性を向上できる。
【0042】また、容器21を回転可能に配設したため、
例えば豆類や栗、コーンなどの粒状の被調理物を略均一
に加熱調理でき、良好な調理が得られるとともに、調理
効率を向上できる。
【0043】なお、上記実施の形態において、調理室3
内の被調理物を載置可能な載置台11の上方に位置して、
蓋体7の開閉移動に連動し蓋体7が開口部4を開口する
方向に移動する際に調理室3内から開口部4に向けて移
動可能に容器21を配設してもよい。この構成によれば、
通常の調理と爆ぜるおそれのある被調理物の調理とが容
易にできるとともに、調理後は蓋体7を開口する方向に
移動させるのみで調理室3内から開口部4に向けて容器
21が移動するので、容易に容器21を取り外すことがで
き、調理作業性を向上できる。
【0044】また、容器21を略筒状に形成したが、角筒
状などでもよい。なお、角筒状に形成して回転可能に配
設することにより、被調理物の攪拌効率を向上でき、良
好な調理物が得られるとともに調理効率を向上できる。
【0045】さらに、容器21を略円筒状に形成したが、
例えば図4および図5に示すように、胴体部22を凹凸状
に形成するとともに、内面に内方に向けて突出するカム
状の突部51を設けてもよい。そして、凹凸状に形成する
ことにより、被調理物と容器21との接触面積が減少し被
調理物の容器21内で動きやすくなるとともに攪拌効率が
向上し、略均一に加熱調理でき、良好な調理物が得られ
るとともに調理効率を向上できる。また、突部51によ
り、被調理物の攪拌効率を向上でき、良好な調理物が得
られるとともに調理効率を向上できる。なお、凹凸は少
なくとも被調理物が収容される内面に設けられていれば
よい。さらに、凹凸および突部51のいずれか一方のみを
設けてもよい。そして、突部51は壁状に限らず、内方に
向けて膨出する形状など内面が凹凸となるようないずれ
の形状でもよい。
【0046】また、容器21を網状部材にて形成したが、
例えばパンチングメタルなどの複数の孔が設けられた金
属板などにて筒状に形成してもよい。
【0047】そして、端板部を設け、この端板部が容器
の蓋としての機能を有する構成で説明したが、別途開閉
可能な蓋状部材を設けてもよい。
【0048】また、容器21を回転可能に配設したが、回
転しない構成でもよい。
【0049】なお、上記実施の形態において、オーブン
トースタなどの調理器1について説明したが、ヒータ1
5,15からの輻射熱により加熱調理するいずれの調理器
の構成でも同様の効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の調理器によれば、被調理
物を収容可能な容器を着脱可能に調理室内に配設するた
め、例えば豆類や栗、コーンなどの加熱により爆ぜるお
それのある被調理物を調理して爆ぜても調理室内が汚れ
ることを防止でき、爆ぜる被調理物でも容易に加熱調理
できるとともに、容器が着脱可能であることから容易に
被調理物を出入れできる。
【0051】請求項2記載の調理器によれば、請求項1
記載の調理器の効果に加え、容器を網状部材にて筒状に
形成したため、ヒータの加熱による熱が効率よく容器内
の被調理物に伝達でき、調理効率を向上できるととも
に、容器外から内部の状態を認識可能で、調理性を向上
できる。
【0052】請求項3記載の調理器によれば、請求項1
または2記載の調理器の効果に加え、被調理物を載置可
能な調理台の上方に位置して、蓋体の開閉移動に連動し
蓋体の開口方向に移動する際に調理室内から開口部に向
けて移動可能に容器を配設するため、通常の調理の際に
はヒータからの熱を遮ることがないように容器を装着せ
ず良好に調理でき、爆ぜるおそれのある被調理物を調理
する際には容器を用いて調理でき、調理性を向上できる
とともに、蓋体を開口方向に移動させるのみで容易に容
器を着脱できる。
【0053】請求項4記載の調理器によれば、請求項1
ないし3いずれか一記載の調理器の効果に加え、容器を
回転可能に配設したため、例えば豆類や栗、コーンなど
の粒状の被調理物を略均一に加熱調理でき、良好な調理
物が得られるとともに、調理効率を向上できる。
【0054】請求項5記載の調理器によれば、請求項4
記載の調理器の効果に加え、容器の内面を凹凸上に形成
したため、例えば豆類や栗、コーンなどの粒状の被調理
物が容器の回転の際に動きやすくなり効率よく攪拌で
き、略均一に加熱調理でき、良好な調理物が得られると
ともに、調理効率を向上できる。
【0055】請求項6記載の調理器によれば、請求項4
または5記載の調理器の効果に加え、容器の内面に内方
に向けて突出する突部を設けるため、例えば豆類や栗、
コーンなどの粒状の被調理物が容器の回転の際に効率よ
く攪拌でき、略均一に加熱調理でき、良好な調理物が得
られるとともに、調理効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の調理器を示す一部を切
り欠いた正面断面図である。
【図2】同上蓋体を開けた状態の調理器を示す斜視図で
ある。
【図3】同上容器を示す分解斜視図である。
【図4】本発明の他の実施の形態の調理器を示す一部を
切り欠いた正面断面図である
【図5】同上容器の胴体部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 調理器 2 本体ケース 3 調理室 4 開口部 7 蓋体 11 調理台としての載置台 15 ヒータ 20 調理空間 21 容器 51 突部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する調理室を備えた本体ケー
    スと、 この本体ケースに前記開口部を開閉可能に設けられた蓋
    体と、 前記調理室内に配設されたヒータと、 前記調理室内に着脱可能に配設され被調理物を収容可能
    な調理空間を有する容器とを具備したことを特徴とする
    調理器。
  2. 【請求項2】 容器は、少なくとも一部が網状部材の筒
    状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の調理
    器。
  3. 【請求項3】 調理室内に収容され被調理物を載置可能
    な調理台を具備し、 容器は、蓋体の開閉移動に連動し前記蓋体が開口部を開
    口する方向に移動する際に前記調理室内から前記開口部
    に向けて移動可能に前記調理台の上方に位置して配設さ
    れたことを特徴とする請求項1または2記載の調理器。
  4. 【請求項4】 容器は、回転可能に配設されたことを特
    徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の調理器。
  5. 【請求項5】 容器は、内面が凹凸状に形成されたこと
    を特徴とする請求項4記載の調理器。
  6. 【請求項6】 容器は、内面に内方に向けて突出する突
    部を備えたことを特徴とする請求項4または5記載の調
    理器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102551555A (zh) * 2011-12-05 2012-07-11 李文庆 一种咖啡豆烘烤机
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