JP2021171637A - 調理システム及び調理器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】駆動モーター及び駆動アームを有するベースモジュールを含む調理システムにおいて、未使用時には、台所の美的印象を妨げない調理システムを提供すること。【解決手段】駆動モーター及び駆動アーム22を有するベースモジュール2を含む調理システムであって、駆動アーム22が、駆動モーターへのツール4の取りはずし可能な接続のためのカップリングを有し、ベースモジュール2が、ホブ5の調理領域50に割り当てられており、ベースモジュール2が、ハウジング10に配置されており、ハウジング10が、収納位置と使用位置の間で垂直方向に移動可能であり、水平方向に伸長可能であり、及び/又は旋回軸のまわりに折り畳み可能である。【選択図】図1
Description
本発明は、駆動モーター及び駆動アームを有するベースモジュールを含む調理システムであって、駆動アームが、駆動モーターへのツールの取りはずし可能な接続のためのカップリングを有し、ベースモジュールが、ホブの調理領域に割り当てられており、駆動アームのカップリングに結合されたツールによって駆動アームが調理領域に配置された容器中の媒体に対して作用するために、駆動アームが調理領域の上に配置されることができるものに関する。本発明はまた、調理システムを有する台所用器具に関する。
食品の調製において様々な機能を可能にするために、特に台所の個人ユーザーは、様々な供給源からの種々の装置を使用する必要がしばしばある。従って、時間が経つにつれて、個人ユーザーは、はかり、ハンドミキサー、トースター、製パン機、コーヒーメーカー、紅茶メーカー、フライヤーなどの種々の装置をしばしば蓄積する。特に小さな台所では、これは、ワークトップの大きなスペースの問題をもたらしうる。いくつかの装置が同時に使用されなければならない場合、それらの使用は、しばしば困難性を伴なう。なぜなら、これらの装置は、しばしば異なる場所にあり、十分な電気コンセントが与えられていないか、又は空間的な条件は、限られた好適性のみを提供するからである。ワークトップの空間の問題のため、装置は、しばしば食器棚に収納されており、使用するためにはまず食器棚から取り出されて組み立てられることが必要である。
さらに、攪拌、混合、及び計量、又は調理、及び/又は煮炊きなどの様々な機能を含む台所用装置が与えられる。しかし、これらの装置は、通常、かなりの空間を占める。
DE102014009195A1は、少なくとも一つの中央ユニットを有する少なくとも一つの台所用ツールを持つ台所用機械を開示する。この機械では、少なくとも一つの伸長アームが中央ユニットに割り当てられており、この伸長アームは、台所用ツールのための少なくとも一つの受容装置を有し、中央ユニットは、それを調理者の近くに固定するための手段を有する。
本発明の目的は、改良された調理システム、及びかかる調理システムを有する改良された台所用器具を提供することである。
この目的は、請求項1の特徴を有する調理システム、及び請求項14の特徴を有する台所用器具によって達成される。有利な実施形態は、従属請求項に記載される。
本発明の第一の側面によれば、駆動モーター及び駆動アームを有するベースモジュールを含む調理システムであって、駆動アームが、駆動モーターへのツールの取りはずし可能な(releasable)接続のためのカップリング(coupling)を有し、ベースモジュールが、ホブの調理領域に割り当てられており、駆動アームのカップリングに結合されたツールによって駆動アームが調理領域に配置された容器中の媒体に対して作用するために、駆動アームが調理領域の上に配置されることができるものにおいて、ベースモジュールが、ハウジングに配置されており、ハウジングが、収納位置と使用位置の間で垂直方向に移動可能であり、水平方向に伸長可能であり、及び/又は旋回軸のまわりに折り畳み可能であるように、ホブに取り付けられていることを特徴とする調理システムが提供される。
従って、使用できないときに、ベースモジュールを有するハウジングは、収納位置へと移動可能であり、この収納位置において、ベースモジュールは、見られることができないか、又は少なくとも台所の美的印象を妨げるような方法では見られることができず、この収納位置において、ベースモジュールは、損傷又は汚染から保護される。
本明細書の文脈における「カップリング」は、接続装置であって、それによって調理システムの駆動軸の運動がツール又は別の付属品の出力軸に伝達されることができるものである。
様々な台所用品がツールとして考えられる。例えば、攪拌スプーン、泡立て器、生地フック(dough hook)、ナイフ、及び材料を把持するためのトングである。調理システムのある実施形態では、ハウジングは、ツールが使用されていないときのツールのための貯蔵装置を含む。従って、ツールは、調理システムが使用されていないときに確実に収納される。
一つの実施形態では、駆動軸は、固定してかつ回転可能に取り付けられており、この場合、使用中に、駆動軸に結合されているツールは、駆動モーターによってその縦軸のまわりに回転されることができる。別の実施形態では、駆動軸は、固定して取り付けられておらず、代わりに、例えば遊星歯車機構の遊星大歯車の上に与えられており、この場合、出力軸のまわりのその回転運動に加えて、ツールは容器の周方向に循環運動で駆動されることができる。
本明細書の文脈では、語「一つの(one又はa)」などは、単に不定冠詞として使用されており、数として解釈されるべきではない。特に、一つの実施形態では、ベースモジュールは、例えば、相互に対して平行でない回転軸を有するカップリングを持つ複数の駆動アームを含むことができる。代替的に又は追加的に、駆動アームは、複数のカップリングを有することができる。一つの実施形態では、二つのカップリングが、対で使用されるツール(泡立て器又は生地フックなど)のために駆動アームに与えられる。
一つの実施形態では、駆動アームは、休止位置と使用位置の間で移動可能なようにハウジングに取り付けられており、駆動アームは、水平軸のまわりに旋回可能でありかつ垂直方向に調節可能であるように取り付けられている。休止位置は、駆動アームがハウジング中に可能な限り完全に封じ込められるように選択され、ハウジング中に駆動アームを収容するために必要な空間が最小化される。使用位置では、一つの実施形態では、駆動アームはハウジングから突出し、それによって駆動アームの結合は、そこに配置された容器の上の調理領域に配置されることができる。
一つの実施形態では、調理領域は、固定装置を有し、この固定装置によって、容器(特に調理鍋)が調理領域に固定されることができる。固定装置は、例えば磁石ホルダーを含む。
別の実施形態では、代替的に又は追加的に、固定装置が調理システムのハウジングに与えられており、この固定装置によって、ハウジングが使用位置にあるときに容器が調理領域に固定されることができる。従って、固定装置は、ハウジングと共に収納位置へと移動可能であり、調理システムが使用されていないときは見られることができないか又は少なくとも妨害的に見られることができない。一つの実施形態では、固定装置は、二つの保持アームを有し、容器は、これらの保持アームの間に締結されることができる。代替的に又は追加的に、固定装置は、フックを含み、そのフックに容器のハンドル又は類似の装置が吊るされることができる。一つの実施形態では、保持アーム及び/又はフックは、容器を固定するための磁石も有する。一つの実施形態では、固定装置は、回転装置を含み、それによって固定装置によって固定されている容器が回転されることができるか、又は必要に応じて軸のまわりに旋回されることができる。一つの実施形態では、容器は、その内容物を回転させるために水平軸のまわりに旋回可能である。他の実施形態では、容器は、垂直軸のまわりに旋回可能又は回転可能である。特に垂直軸のまわりの回転を可能にするために、一つの実施形態では、固定装置によって固定されている容器は、調理領域に対して垂直方向に移動可能である。
一つの実施形態では、計量装置が与えられており、この計量装置が、垂直方向に移動可能なスライド及び計量セルを含み、容器が、計量の目的で容器を調理領域から持ち上げるために、スライドによって調理領域に対して垂直方向に移動されることができる。計量装置は、一つの実施形態では、固定装置の一部であり、保持アーム又はフックがスライドに対して容器を固定するために与えられている。スライドは、ここでは、てこの力(この力は、計量測定に悪影響を与えうる)が回避されるように取り付けられることが好ましい。一つの実施形態では、スライドは、ベースモジュールの駆動モーターによって駆動される。別の実施形態では、別個の駆動モーターが計量装置のために与えられる。
一つの実施形態では、蓋が駆動アームに与えられており、この蓋によって、駆動アームが使用位置にあるときに調理領域に配置された容器が完全に又は部分的に覆われることができる。一つの実施形態では、蓋はまた、調理領域に容器を固定するための役割を有する。一つの実施形態では、容器は、蓋によって気密にかつ水密に閉じられることができ、それによって蒸気圧による調理を可能にする。この場合、蓋は、安全弁を含む。代替的に又は追加的に、蓋は、所望により気密にかつ水密に配置されることができ、又は単に容器の上に載っているだけであることができる。
一つの実施形態では、調理システムは、追加の装置のための装置カップリングを有し、この追加の装置が、ミキサー、ジュースプレス、撓み軸(flexible shaft)、野菜チョッパー、ミンサー、包丁研ぎ器、及び缶切りからなる群から選択される。一つの実施形態では、装置のカップリングは、駆動アームに与えられ、ベースモジュールの駆動モーターに結合される。別の実施形態では、代替的に又は追加的に、さらなる駆動アームが与えられ、装置のカップリングは、別個の駆動モーターに又は第一の駆動アームの駆動モーターに結合される。さらに別の実施形態では、代替的に又は追加的に、装置のカップリングは、ハウジングに固定して配置される。
追加の装置は、それぞれ単純に設計されることができ、それら自体の作動器及び/又はセンサーを必要としない。ここでは、特に、食器洗浄機のために好適なコンパクトな追加の装置が作り出されることができる。調理システムの実施形態では、ハウジングは、これらの追加の装置が使用されていないときのための貯蔵装置を含む。
一つの実施形態では、駆動モーターは、ツール及び/又はそこに接続された追加の装置を用いてユーザーによって手動で作動される。一つの実施形態では、ツールのための制御要素が、ホブのユーザーインターフェースに組み込まれる。一つの実施形態では、駆動モーターのための電力供給も、ホブの電力供給モジュールを介して与えられる。
代替的に又は追加的に、制御ユニットが、駆動モーターを作動させるために与えられており、調理領域の操作パラメーターが、制御ユニットに示され、操作パラメーターが、駆動モーターを作動させるために評価されることができる。一つの実施形態では、調理領域の複数の操作パラメーターが制御ユニットに示される。例えば、一つの実施形態では、駆動モーターは、調理領域のエネルギー入力に応じて活性化されるか又は不活性化され、加速されるか又は減速される。一つの実施形態では、正確に一つの中央制御ユニットが与えられ、それによって調理領域と駆動モーターの両方が操作される。別の実施形態では、複数の制御ユニットが与えられ、これらの制御ユニットは、データ通信のために一緒に接続される。制御ユニットでは、調理領域の操作パラメーターが駆動モーターの作動のために評価されることができる。制御ユニットは、移動可能なハウジングとの組み合わせ、及び固定配置されている調理領域との組み合わせの両方で使用されることができることが有利である。
一つの実施形態では、制御ユニットによって、駆動モーター及び調理領域は、調理領域に配置された容器中での食品の調製のために調理プログラムに従って完全に自動的に又は半自動的に操作されることができ、好ましくは調理プログラムは、ユーザーインターフェースによって予め規定されることができる。ユーザーインターフェースによって、制御ユニットに又はそれと通信する記憶ユニットに記憶されている調理プログラムが選択されることができる。他の実施形態では調理プログラムは、ユーザーインターフェースによって予め規定されることができる。一つの実施形態では、ユーザーインターフェースは、入力装置、特にタッチ感知式ディスプレイ装置の形の入力装置を含む。代替的に又は追加的に、ユーザーインターフェースは、ハードウェア接続、特にUSBポートを含み、そこに外部記憶装置が接続されることができるか、及び/又は外部入力装置(例えば移動端末)からの無線データの受信のための受信装置を含む。
一つの実施形態では、媒体(例えば材料及び添加物(水など))は、使用中の容器にユーザーによって手動で加えられる。一つの実施形態では、ユーザーは、視覚的に又は聴覚的に感知可能な信号によってサポートされる。
さらなる実施形態では、分配モジュールが与えられており、この分配モジュールは、材料の貯蔵のためのチャンバーを有し、分配モジュールは、少なくとも一種の貯蔵されていた材料を調理領域に配置された容器に加えるために制御ユニットによって操作されることができる。好ましくは、分配モジュールは、異なる材料の貯蔵のための複数のチャンバーを有し、材料は、要求に応じて調理プロセスの開始時に及び/又は調理プログラムの進行中に容器に加えられる。これは、ユーザーの介入なしの完全に自動化された調理プロセスを可能にする。
一つの実施形態では、監視モジュールが与えられており、この監視モジュールは、特に光学検出ユニットを含み、この光学検出ユニットによって、少なくとも調理領域中の容器の存在又は非存在が確認されることができる。一つの実施形態では、監視モジュールは、容器を検出するために調理領域に存在するセンサーを使用する。
一つの実施形態では、監視モジュールによって、容器の種類、及び/又は容器中の媒体の種類、量、湿度、温度、及び/又は容器中の媒体のさらなる組成が確認されることができる。設計に応じて、監視モジュールは例えば鍋及びユーザーを検出するために、完全に又は部分的に自動化されたひっくり返し機能のために、完全に又は部分的に自動化されたグリル機能のために、安全機能の実行のために(例えば調理のしすぎに対する保護やレシピの監視のために)役立つ。一つの実施形態では、監視モジュールは、減圧下調理の実行のために役立ち、この場合、容器の中の温度が監視され、制御され、又は調節され、それにより、正確な煮つめ点に達成することができる。
実施形態に応じて、監視モジュールは、好適なセンサー及び/又は撮像システムを含む。一つの実施形態では、撮像システムは、ToFカメラなどの3Dカメラシステムである。代替的に又は追加的に、一つの実施形態では、レーザーパルスを使用するLIDARシステム及び/又はサーモグラフィシステムが与えられる。一つの実施形態では、センサーは、蓋に配置され、この蓋は、容器の上に置かれることができ、駆動アームに配置され、調理領域に配置された容器は、この蓋によって完全に又は部分的に覆われることができる。一つの実施形態では、蓋は、駆動アームに配置される。他の実施形態では、蓋は、別個の要素として設計される。
一つの実施形態では、表示モジュールが与えられる。この表示モジュールは、例えばホブに与えられたディスプレイである。一つの実施形態では、容器の内容物は、表示モジュールに可視化されることができる。別の実施形態では、表示モジュールは、調理プログラムの進行の可視化のために役立つ。代替的に又は追加的に、データは、移動端末にも送信されることができる。一つの実施形態では、表示モジュール及び制御ユニットは、共通のモジュールとして構成され、表示モジュールの表示装置がユーザーインターフェースとして役立つ。代替的に又は追加的に、一つの実施形態では、ユーザーインターフェースは、さらなる装置の接続を可能にするハードウェア接続を含む。一つの実施形態では、ハードウェア接続は、追加の小さな装置に電力を供給するのに役立つ。別の実施形態では、ハードウェア接続は、代替的に又は追加的に、追加の作動器及び/又はセンサーを調理システムに組み込むのに役立つ。一つの実施形態では、ハードウェア接続は、USBポートであり、このUSBポートは好ましくは外部記憶装置を接続するためにも使用されることができる。
一つの実施形態では、切り替えモジュールが与えられており、この切り替えモジュールによって、カップリングに接続されることができるツールが完全に自動的に又は半自動的に切り替えられることができる。一つの実施形態では、切り替えモジュールは、多軸ロボットアームを含み、この多軸ロボットアームは独立してツールを交換することができ、ある場合には、追加の装置も交換することができる。
一つの実施形態では、水追加モジュールが与えられており、この水追加モジュールは、出水接続、及び出水接続に接続された水容器、及び/又は出水接続に接続された中央水供給のための水接続を含む。出水接続によって、一つの実施形態では、水又は他の液体が調理プログラムの実行中に容器に供給されることができる。一つの実施形態では、二つの出水接続が与えられており、それによって、異なる温度の水又は他の液体が容器に供給されることができる。この目的のために、出水接続は、水を加熱するための瞬間ヒーターを介して水容器に接続される。
本発明の第二の側面によれば、調理領域を有するホブ、及び調理システムを含む台所用器具であって、ベースモジュールが、調理領域に割り当てられており、駆動アームのカップリングに結合されたツールによって駆動アームが調理領域に配置された容器中の媒体に対して作用するために、駆動アームが調理領域の上に配置されることができることを特徴とする、台所用器具が提供される。
一つの実施形態では、ホブは、誘導ホブである。別の実施形態では、ガラスセラミックのホブが与えられる。一つの実施形態では、調理領域は、計量装置を含む。
本発明のさらなる利点及び側面は、特許請求の範囲及び概略的な図面を参照して以下に説明される本発明の好ましい例示的実施形態の記述から生じる。
同じ符号が同一又は類似の構成要素のために図において使用されている。
図1及び2は、駆動モーター(図1及び2では見えない)及び駆動アーム22を有するベースモジュール2を含む調理システムの第一の例示的な実施形態を概略的に示す。駆動モーターは、混錬、攪拌などのために駆動モーターに交換可能に結合されることができる様々なツール4を駆動するのに役立つ。駆動アーム22は、この目的のため、選択されたツール4を駆動モーターに接続するためのカップリング(図1では見えない)を有する。示されている例示的な実施形態では、駆動アーム22は、水平軸23のまわりに旋回可能なようにハウジング10に取り付けられており、(双方向の矢印によって概略的に示されるように)垂直方向に調節可能である。別の実施形態では、駆動アーム22は、垂直軸のまわりに旋回可能なようにハウジングに取り付けられている。
ベースモジュール2は、ホブ5の調理領域50に割り当てられている。即ち、ベースモジュール2は、ツール4が容器6中の媒体に対して作用して媒体を加工するために、駆動アーム22に配置されたツール4が調理領域50の上に又は調理領域50の中に位置される容器6と協同することができるように、調理領域50に対して配置されている。ツール4は、例えば、攪拌又は生地フックであり、これらは対で使用されることができ、ツールの対はまた、本明細書の文脈ではツール4を指す。
安全な加工のため、調理システム1は、固定装置7を含み、この固定装置7によって、容器6が調理領域50に固定されることができる。示されている例示的な実施形態では、固定装置7は、二つの保持アーム70を含み、これらの保持アーム70は、容器6の一方の側に取り付けられており、水平軸71のまわりに旋回可能なようにハウジング10に取り付けられており、(矢印によって概略的に示されるように)旋回軸71に沿って変位可能である。
一つの実施形態では、容器6のための固定装置7は、容器6と機械的に協働し、示されている例示的な実施形態では、固定装置7の保持アーム70はそれぞれ、従来使用される容器6の形状に適合されたくぼみを含む。代替的に又は追加的に、一つの実施形態では、容器6と固定装置7は、歯付け要素(toothing elements)を含み、これらの要素は、容器6を固定するために型嵌合によってかみ合う。
一つの実施形態では、容器6のための固定装置7は、少なくとも一つの永久磁石(図示されず)及び/又は電磁石を含む。一つの実施形態では、複数の永久磁石が与えられ、いわゆるHalbach配列で配置される。Halbach配列は、永久磁石の直線配置であり、これは、磁束がこの配置の一方の側ではほぼ消去されるか、他方の側では強化されることを可能にする。この目的のため、永久磁石のそれぞれは、隣接する永久磁石に対して配列の縦軸の方向に90°傾斜される。このようにして、一方の側の磁場線が一緒に近くに引かれ、この側での磁束密度の増大を生じるように磁場が干渉する。反対側では、磁場線は、妨害されていない磁石ほどは近くになく、従って、ここでは磁場は短い距離でさえも弱められる。これは、固定装置7によって調理領域50の外側の要素に妨害的な誘引力が作用することを防止する。分離のため、一つの実施形態では、容器6及び固定装置7は、誘引力の方向に対して横方向に移動可能である。代替的な実施形態では、少なくとも一つの切り替え可能な電磁石が与えられる。
示されている例示的な実施形態では、駆動アーム22は、容器6の上に置かれることができる蓋24を有する。締付アーム25が、示された蓋24に与えられており、容器6の上縁に対して蓋24を固定するために蓋24の半径方向に調節可能である。蓋24を固定するための締付アーム25の手動での移動のために、示された蓋24は、ハンドル26を有し、このハンドル26は、例えば締付アーム25を調節するために垂直軸のまわりに回転可能である。一つの実施形態では、蓋24は、容器6に気密に又は水密に適用されることができ、従って、蒸気圧による調理が可能である。その場合、蓋24は、容器6の中の過剰の圧力を安全に発散させることができる安全弁(図示されず)を有する。
一つの実施形態では、容器6は、商業的な標準サイズの従来の調理鍋である。別の実施形態では、容器6は、調理システム1に適合されている。
示されている例示的な実施形態では、貯蔵装置44が、使用されていないツール4のためにハウジング10に与えられている。示されている例示的な実施形態では、貯蔵装置44は、磁気保持レール40を含み、その上にツール4が磁化された又は磁化可能な部分によって保持されることができる。示されている例示的な実施形態では、磁気保持レール40の領域において、清浄化しやすい材料(例えばステンレス鋼)から作られたトリム42が与えられている。
示された調理システム1では、ホブ5の領域に有用なさらなる機能が組み込まれている。示されている例示的な実施形態では、これらの機能は、照明14及び煙霧排出機16(これらはそれぞれ、ハウジング10の上端に配置されている)、及び複数のチャンバー(例えば、引出し挿入ユニットの形のもの)を有する材料又はハーブのための貯蔵システム18である。
図2を参照して以下に詳述されるように、示されている例示的な実施形態では、ハウジング10は、収納位置と使用位置の間で垂直方向に移動可能であるように、ホブ5に取り付けられており、ハウジング10は、降下可能なように、即ち、ホブ5の後ろに垂直方向に調節可能なように取り付けられている。停止板12が、ハウジング10の上端に与えられている。停止板12の設計は、ホブ5の設計に適合されており、ホブ5が使用されておらずハウジング10が降下されているときに、美的に心地良い解決策が作り出され、調理システム1は、見られることができず、かつ望ましくない接近及び/又は汚染から確実に保護される。ハウジング10が降下されるときの物体及び/又は手足の閉じ込めを防止するために、例えば閉じ込み防止、光バリアなどを含む安全装置11が与えられることが好ましい。
操作装置52がホブ5に与えられている。有利な実施形態では、調理システム1はまた、この操作装置52によって操作されることができる。一つの実施形態では、制御パネル52は、制御ユニット54(概略的に示されている)に接続されており、この制御ユニット54によって、調理領域50及び/又は駆動モーターに結合されているツール4を駆動するための駆動モーターの温度が制御及び/又は調節されることができる。一つの実施形態では、制御装置52はまた、表示モジュールとして機能し、この表示モジュールによって、少なくとも調理領域50の活性化がユーザーに表示されることができる。一つの実施形態では、制御ユニット54は、ベースモジュール2及び調理領域50が、調理領域50に配置された容器6中での食品の調製のために完全に自動的に又は半自動的に操作されることができるように構成される。一つの実施形態では、容器6中に存在する媒体に対して作用するツール4の動きに対する媒体の抵抗が検出される。検出された抵抗は、制御ユニット54にフィードバックされる。従って、検出された抵抗は、例えば調理領域50の温度及び/又はツール4の回転速度を適合させるために制御ユニット54によって評価されることができる。
最後に、示されている例示的な実施形態では、計量装置55もホブ5に与えられており、この計量装置55によって、容器6の重量が監視されることができる。計量装置55は、材料の添加のための単純な制御を可能にする。さらに、計量装置55によって、調製されている食品が監視されることができる。この目的のため、計量装置55は、データ送信のために制御ユニット54に接続されていることが好ましい。代替的に又は追加的に、一つの実施形態では、計量セルが保持アーム70に与えられている。一つの実施形態では、ホブ5は、誘導ホブとして構成されており、容器6は、調理プロセスのための熱の供給を妨げることなしに、計量プロセスのために、調理領域50から少なくとも一時的に間隔をおかれて保持アーム70によって保持されることができる。一つの実施形態では、容器6は、全調理プロセスの間又は調理プロセス中の規定された段階の間、保持アーム70によって持ち上げられたままであり、計量装置55によって、重量の変化が確認されることができ、従って食品調製の監視が可能になる。従って、例えば蒸発による重量の減少から、容器6の中の液体が沸騰していることが確認されることができる。代替的に又は追加的に、いわゆる「から炊き」防止機能が過熱に対する保護として計量装置55により実行されることができる。この場合、熱の供給にもかかわらず重量が一定であるということは、容器6中に存在する液体が完全に蒸発してしまっているという結論を導く。この時、切迫した過熱を回避するため、一つの実施形態では、調理領域50へのエネルギーの供給が中断される。
図2(a)〜図2(f)は、ホブ5を有する調理システム1の正面図を示し、そこでは、図1による調理システム1が、図2(a)に示される収納位置から図2(f)に示される使用位置へのハウジング10の移行における様々な位置にある。
上述のように、示されている例示的な実施形態では、調理システム1のハウジング10は、垂直方向に移動可能であり、従って、調理システム1は、ホブ5の後ろで図2(a)に示される収納位置へと降下されることができ、そこでは停止板12のみが見られることができる。好ましくは、停止板12は、ホブ5と面一にあり、その色及び形状は、ホブ5の又はホブ5を包囲するワークトップの色及び形状に適合されている。
調理システム1は、図2(a)に示される収納位置から図2(f)に示される使用位置へと移行されることができる。この目的のため、一つの実施形態では、電動式の駆動(図2には示されず)が与えられる。電動式の駆動は、例えば制御パネルによって活性化されることができる。別の実施形態では、手動調節装置が与えられる。この場合、一つの実施形態では、調節運動においてユーザーをサポートするバネ装置が与えられ、特に気体圧縮バネを含むバネ装置が与えられる。
図2(b)及び図2(c)に示されるように、示されている例示的な実施形態では、固定装置7の保持アーム70及び駆動アーム22は、ハウジング10の運動中、ハウジング10の後壁に対して横たわっている。
ハウジング10が十分に伸びるとすぐに、駆動アーム22及び保持アーム70はそれぞれ、図2(e)に示されるように、駆動アーム22及び保持アーム70がホブ5に対して少なくとも実質的に平行に伸びるまで、割り当てられた水平軸23又は71のまわりに旋回されることができる。
次に、図2(f)に示される容器6が、ホブの上に置かれ、固定装置7によって固定されることができる。この目的のため、アーム7は、旋回軸71に沿って移動される。さらに、ツール4又はツール対が、貯蔵装置から取り出され、駆動アーム22に結合される。ツール4を取り付けられた駆動アーム22は、次に垂直位置に移動されることができ、図2(f)に示されるように蓋24が容器6に固定される。
図3は、ホブ5の調理領域50に割り当てられたベースモジュール2を含む調理システム1の第二の例示的な実施形態の透視図である。ベースモジュール2は、駆動モーター20、及び駆動モーター20によって駆動される遊星歯車機構27を有する駆動アーム22を有する。ツール(図3には示されず)が、概略的に示されているカップリング21によって遊星歯車機構27に結合されることができる。カップリング21は、例えば押込嵌合カップリングとして設計される。
ベースモジュール2は、ハウジング10に配置され、ハウジング10は、収納位置と使用位置の間で垂直方向に移動可能である。この目的のため、示されている例示的な実施形態では、ベルト駆動13がハウジング10の両側に与えられている。一つの実施形態では、二つのベルト駆動13は、それぞれの駆動モーター(図示されず)によって互いに対して同期して駆動されることができる。別の実施形態では、同期軸が与えられており、それによって両方のベルト駆動13が駆動されることができる。
照明14及び煙霧排出機16は、共通のユニットに組み合わせられ、示されるハウジング10に与えられている。
固定装置7がハウジング10に与えられている。示されている例示的な実施形態では、固定装置7は、フックを含み、このフックに容器6のハンドル(図示されず)が吊るされることができる。
図3に示される調理システム1はまた、追加の装置80のための装置カップリング8を有する。追加の装置は、例えばミンサーである。しかし、他の追加の装置も考えられる。示されている例示的な実施形態では、装置カップリング8は、ハウジング10の後壁に対して直角に延びる水平軸のまわりに回転することができる駆動軸を含む。(使用されていない)追加の装置80及び/又はツール4のための貯蔵装置44が、図3に示されるハウジング10に与えられている。
図1に示される例示的な実施形態2と対照的に、図3による調理システム1では、制御ユニット31及び表示モジュール32を有する制御モジュール3がハウジング10に与えられている。制御ユニット31は、ベースモジュール2の駆動モーターを作用させる役割を有する。制御ユニット31は、一つの実施形態では、調理領域50の操作パラメーターが、制御ユニット31に示され、操作パラメーターが、駆動モーター20を作動させるために評価されることができるようにホブ5の制御ユニットと通信する。別の実施形態では、ホブ5は、制御ユニット31によって制御又は調節される。制御ユニット31,54によって、駆動モーター20及び調理領域50が、調理領域50に配置された容器6中での食品の調製のために調理プログラムに従って完全に自動的に又は半自動的に操作されることができる。調理プログラムは、ユーザーインターフェースによって予め規定されることができる。一つの実施形態では、ユーザーインターフェースは、表示モジュール32によって与えられ、それは、この目的のためにタッチ感知式の表面を有する。また、示されている例示的な実施形態では、ハードウェア接続33(特にUSBポート)がデータ保持のために与えられる。
図3に示される調理システム1はさらに、監視モジュール103を含む。この監視モジュール103によって、少なくとも調理領域中の容器の存在又は非存在が確認されることができる。この目的のため、一つの実施形態では、監視モジュール103は、撮像システム(図示されず)を含む。
図3に示される調理システム1にはさらに、水追加モジュール9が与えられており、この水追加モジュール9は、二つの出水接続90,91、及び出水接続90,91に接続された水容器92を有する。ここで、一つの出水接続90は、瞬間加熱器93(単に概略的に示されている)によって水容器92に接続されており、より高温の水及び/又は水蒸気が出水接続90で利用可能である。
図4及び図5はそれぞれ、図3と同様の調理システムの正面図及び側面図を示す。既に記述された要素の詳細な説明については、上記を参照されたい。
図3に示される例示的な実施形態と対照的に、図4及び図5に示されている例示的な実施形態では、制御モジュール3も監視モジュール103も存在しない。一つの実施形態では、ベースモジュール2の駆動モーター20(図5において概略的に示されている)は、ホブの制御ユニット(図1参照)によって制御される。
また、図3に示される例示的な実施形態と対照的に、照明14のみがハウジング10に与えられており、煙霧排出機はハウジング10に与えられていない。ここでは、従来の排気フードが煙霧排出機として作用する。
図4及び図5に示される駆動アーム22は、示された使用位置において調理領域50から離れて面する側に、装置カップリング8(図5参照)を有する。示されている例示的な実施形態では、その上にミキサーの形の追加の装置80が取り付けられている。
示されている例示的な実施形態では、ハウジング10に配置された装置カップリング8に撓み軸81が配置されている。この撓み軸81の端に、回転ツール82が配置されている。これは、例えば容器6中の媒体を泡立てるのに役立つ。
一つの実施形態では、概略的に示された貯蔵装置44にフラップ(図示されず)が与えられており、このフラップによって貯蔵装置44が閉じられることができる。
図5から明らかなように、ハウジング10の両側に与えられたベルト駆動13のための駆動モーター15は、ホブ5のユーザーインターフェースの下に配置されている。
図5から明らかなように、固定装置7は、フック70を含み、その上に容器6のハンドル60が吊るされている。フック70は、垂直方向に移動可能なスライド72に与えられている。示されている例示的な実施形態では、スライド72は計量装置の一部であり、計量装置はさらに、計量セル74を含む。スライド72は、少なくとも二つの(示されている例示的な実施形態では、四つの)対称的に配置されたローラー76によって移動可能に取り付けられている。また、容器6のための支持ローラー78がフック70の下のスライド72に与えられている。計量プロセスのために、容器6は、スライド72によって調理領域50に対して垂直方向に移動され、調理領域50から容器6が持ち上げられる。スライド72の移動のために、一つの実施形態では、スライド72は、駆動アーム22に永久的に又は一時的に結合されており、駆動アーム22と共に垂直方向に移動されることができる。別の実施形態では、追加の駆動モーターが、スライド72の調節運動のために与えられる。スライド72は、計量セル74及びローラー76によって支持されているので、いかなるてこの力も計量機能を妨害しないか、又は少なくとも実質的に妨害しないことが確実にされる。
図に示されているツール4及び追加の装置80は、単に例示にすぎず、示された発明及び例示的実施形態のいずれも、図に示されているツール4及び追加の装置80と共に使用するものに制限されないことは当業者には明らかである。
示された例示的実施形態は、単に例示にすぎず、多数の変形例が本発明の調理システムを実施するために考えられる。特に、一つの例示的実施形態との関連で論じられた要素は、さらなる例示的実施形態を得るために他の例示的実施形態の要素と組み合わせられることができる。
一つの実施形態では、二つ以上の軸及びジョイントを介して連結された二つ以上の部材を有する駆動アームが与えられる。
さらに、示されたモジュール及び要素とは別に、さらなる装置も考えられる。一つの実施形態では、調理システムは、ケーキやビスケットを作るために使用されることができるプレスモジュール(pressing module)を含む。一つの実施形態では、プレスモジュールは、例えば、塊りが焼きトレイに「プレスされる」ことを可能にするプレスヘッドを有する。一つの実施形態では、プレスモジュールは、高度の柔軟性のための多軸アームを含む。
代替的に又は追加的に、一つの実施形態では、切り替えモジュールが与えられており、この切り替えモジュールによって、カップリングに接続されることができるツール4及び/又は装置カップリング8に接続されることができる追加の装置が完全に自動的に又は半自動的に切り替えられることができる。
Claims (15)
- 駆動モーター(20)及び駆動アーム(22)を有するベースモジュール(2)を含む調理システムであって、駆動アーム(22)が、駆動モーター(20)へのツール(4)の取りはずし可能な接続のためのカップリング(21)を有し、ベースモジュール(2)が、ホブ(5)の調理領域(50)に割り当てられており、駆動アーム(22)のカップリングに結合されたツール(4)によって駆動アーム(22)が調理領域(50)に配置された容器(6)中の媒体に対して作用するために、駆動アーム(22)が調理領域(50)の上に配置されることができるものにおいて、ベースモジュール(2)が、ハウジング(10)に配置されており、ハウジング(10)が、収納位置と使用位置の間で垂直方向に移動可能であり、水平方向に伸長可能であり、及び/又は旋回軸のまわりに折り畳み可能であるように、ホブ(5)に取り付けられていることを特徴とする調理システム。
- 駆動アーム(22)が、休止位置と使用位置の間で移動可能なようにハウジング(10)に取り付けられており、駆動アーム(22)が特に、水平軸(23)のまわりに旋回可能でありかつ垂直方向に調節可能であるように取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の調理システム。
- 固定装置(7)がハウジング(10)に与えられており、この固定装置(7)によって、ハウジング(10)が使用位置にあるときに容器(6)が調理領域(50)に固定されることができることを特徴とする、請求項1又は2に記載の調理システム。
- 計量装置が与えられており、この計量装置が、垂直方向に移動可能なスライド(72)及び計量セル(74)を含み、容器(6)が、計量の目的で容器(6)を調理領域(50)から持ち上げるために、スライド(72)によって調理領域(50)に対して垂直方向に移動されることができることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の調理システム。
- 蓋(24)が駆動アーム(22)に与えられており、この蓋(24)によって、駆動アーム(22)が使用位置にあるときに調理領域(50)に配置された容器(6)が完全に又は部分的に覆われることができることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の調理システム。
- 調理システムが、追加の装置(80)のための装置カップリング(8)を有し、この追加の装置(80)が、ミキサー、ジュースプレス、撓み軸、野菜チョッパー、ミンサー、包丁研ぎ器、及び缶切りからなる群から選択されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の調理システム。
- 制御ユニット(31,54)が、駆動モーター(20)を作動させるために与えられており、調理領域(50)の操作パラメーターが、制御ユニット(31,54)に示され、操作パラメーターが、駆動モーター(20)を作動させるために評価されることができることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の、又は請求項1の前提部分に記載の調理システム。
- 制御ユニット(31,54)によって、駆動モーター(20)及び調理領域(50)が、調理領域(50)に配置された容器(6)中での食品の調製のために調理プログラムに従って完全に自動的に又は半自動的に操作されることができ、好ましくは調理プログラムがユーザーインターフェースによって予め規定されることができることを特徴とする、請求項7に記載の調理システム。
- 分配モジュールが与えられており、この分配モジュールは、材料の貯蔵のためのチャンバーを有し、分配モジュールは、貯蔵されていた材料を調理領域(50)に配置された容器(6)に加えるために制御ユニット(31,54)によって操作されることができることを特徴とする、請求項7又は8に記載の調理システム。
- 監視モジュール(103)が与えられており、この監視モジュール(103)は、特に光学検出ユニットを含み、この光学検出ユニットによって、少なくとも調理領域中の容器の存在又は非存在が確認されることができ、好ましくは監視モジュールによって、容器の種類、及び/又は容器中の媒体の種類、量、湿度、温度、及び/又は容器中の媒体のさらなる組成が確認されることができることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の調理システム。
- 表示モジュール(32,52)及び/又はハードウェア接続(33)が存在することを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の調理システム。
- 切り替えモジュールが与えられており、この切り替えモジュールによって、カップリングに接続されることができるツールが完全に自動的に又は半自動的に切り替えられることができることを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の調理システム。
- 水追加モジュール(9)が与えられており、この水追加モジュール(9)は、出水接続(90,91)、及び出水接続(90,91)に接続された水容器、及び/又は出水接続(90,91)に接続された中央水供給のための水接続を含むことを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の調理システム。
- 調理領域を有するホブ、及び請求項1〜13のいずれかに記載の調理システムを含む台所用器具であって、ベースモジュールが、調理領域に割り当てられており、駆動アームのカップリングに結合されたツールによって駆動アームが調理領域に配置された容器中の媒体に対して作用するために、駆動アームが調理領域の上に配置されることができることを特徴とする、台所用器具。
- 調理領域(50)が計量装置(55)を含むことを特徴とする、請求項14に記載の台所用器具。
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