JP2000213344A - 排気ガス案内用パイプ及び排気ガス案内方法 - Google Patents

排気ガス案内用パイプ及び排気ガス案内方法

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JP2000213344A
JP2000213344A JP11017191A JP1719199A JP2000213344A JP 2000213344 A JP2000213344 A JP 2000213344A JP 11017191 A JP11017191 A JP 11017191A JP 1719199 A JP1719199 A JP 1719199A JP 2000213344 A JP2000213344 A JP 2000213344A
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guide pipe
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Shigeki Kanao
茂樹 金尾
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Kanaflex Corp Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雪により車内への排気ガスの侵入による一酸
化炭素中毒等のトラブルを確実に回避することができる
ようにする点にある。 【解決手段】 車両の排気管2から排出される排気ガス
を該排気管2の排出口よりも上方に位置する所定箇所ま
で案内するために該排気管2に着脱自在に取り付けた排
気ガス案内用パイプ3を用いる、又、車両の排気管2か
らの排気ガスを排気ガス案内用パイプ3を介して該排気
管2の排出口よりも上方に位置する所定箇所まで案内す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雪が積もる冬の時
期において、特に積雪の多い地域において有効に使用す
ることができる排気ガス案内用パイプ及び排気ガス案内
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車の周囲に雪の壁ができている
場合や2〜3mの積雪で車が完全に埋まった状態におい
てその車に乗り込み、エンジンを始動して温めている間
に、排気口からの排気ガスが雪の壁で外部に逃げること
ができず、車の底部から車内に侵入して一酸化炭素中毒
となるトラブルが発生している。この一酸化炭素中毒の
場合、中枢神経系障害が発生するため、気分が悪くなっ
ても、危ないとか、外に出ようと考える判断能力が低下
してしまい、一旦排気ガスが車内に侵入してしまうと、
前記トラブル回避が困難なものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、雪により車内への排
気ガスの侵入による一酸化炭素中毒等のトラブルを確実
に回避することができるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、車両の排気管から排出される排気ガスを該
排気管の排出口よりも上方に位置する所定箇所まで案内
するために該排気管に着脱自在に取り付けた排気ガス案
内用パイプを用いる、又、車両の排気管からの排気ガス
を排気ガス案内用パイプを介して該排気管の排出口より
も上方に位置する所定箇所まで案内することによって、
車の周囲に雪の壁ができている場合や2〜3mの積雪で
車が埋まった状態でも、排気ガスを雪の外に排出するこ
とができる。しかも、排気ガスを排出口よりも上方に位
置する所定箇所まで案内することによって、特に密閉度
の低い車の底部から車内に侵入することを回避し易い。
そして、排気ガス案内用パイプを使用しない場合には、
取り外しておくことができる。
【0005】前記排気ガス案内用パイプを伸縮自在な蛇
腹形状に構成することによって、排気ガス案内用パイプ
を使用しない場合には、短縮してコンパクト化を図るこ
とができ、例えばトランク等に容易に収納しておくこと
ができる。そして、使用する場合には、伸長率を変更す
ることにより排気ガスを排出する所定箇所や方向を容易
に変更調節することができる。
【0006】車内に所定量の排気ガスが侵入したことを
検出する検出手段と、この検出手段により所定量の排気
ガスが侵入したことが検出されたことを報知するための
報知手段とを設けておけば、排気ガスが侵入したことを
車内にいる人に知らせることができ、車外に直ちに出る
ことができる。尚、前記所定量の排気ガスというのは、
中枢神経が障害されることがない量に設定することにな
る。
【0007】前記所定箇所を車両のウィンドウガラス表
面とすることによって、エンジンを始動すると、ウィン
ドウガラス表面に排気ガスが当てられて、ウィンドウガ
ラス表面に積もった雪を排気ガスの熱により溶かすこと
ができる。この場合、ウィンドウガラス表面に下方から
斜め上方に向けて排出される排気ガスを当てることによ
って、下方に排気ガスが移動することを阻止することが
できる。ここでいうウィンドウガラスとは、フロントウ
ィンドウガラスの他、サイドウィンドウガラスやリヤウ
ィンドウガラスも含めている。
【0008】前記排気ガス案内用パイプが、車両の排気
管に接続される接続部と、前記所定箇所に排出する排出
部と、該接続部からの排気ガスを該排出部に受け渡し、
かつ、車内に配置した中間部とから構成することによっ
て、排気ガスの熱を利用して車内を温めることができ
る。この場合、排気ガス案内用パイプが蛇腹形状に構成
されたものである場合には、表面積の増大により熱効率
を高めることができる利点がある。尚、接続部と排出部
と中間部を一体的に構成してもよいし、別々に構成した
3つの部材を接続したものであってもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に、車両1の排気管2の排出
口側先端に排気ガス案内用パイプ3の一端部のストレー
ト部3Tを嵌合(内嵌又は外嵌)等により接続して、排
気管2から排出される排気ガスを雪4で埋もれている車
両1の上端よりも上方の所定箇所、つまり雪4の外まで
案内することができるようにしている。前記排気ガス案
内用パイプ3は、冬季の間中、取り付けておいてもよい
し、例えば雪が積もりそうな時又は雪が積もったとき
等、必要な時にのみ取り付けてもよく、排気ガス案内用
パイプ3の取り付ける時期や期間等は自由であり、不要
時に排気ガス案内用パイプ3を取り外すことができるの
である。前記車両としては、自動車やトラックあるいは
バスの他、排気ガスを排出する車体を有するものであれ
ばどのようなものでもよい。尚、前記排気ガス案内用パ
イプ3の他端部(上端部)にも前記ストレート部3Tを
形成してあり、他の延長用のパイプ等を接続することが
できるようにしているが、他端部(上端部)のストレー
ト部3Tは無くてもよい。
【0010】前記排気ガス案内用パイプ3は、金属やセ
ラミックあるいは排気ガスの熱により変形しない耐熱性
を有する合成樹脂等の材料を用いることができるが、合
成樹脂がコスト面や軽量化の点において最適である。
又、前記排気ガス案内用パイプ3としては、図2にも示
すように、伸縮自在な蛇腹形状に構成することによっ
て、排気ガス案内用パイプ3の伸長率を変更することに
より排気ガスを排出する所定箇所を容易に変更調節する
ことができる。前記排気ガス案内用パイプ3は、凸部3
Aと凹部3Bとを交互に備え、かつ、それらが螺旋状に
配置され、前記凸部3A内に保形強度を高めるための金
属製の丸棒5を埋設している。従って、図1に示すよう
に、排気ガス案内用パイプ3の一端を水平方向の排気管
2の排出口側先端に接続し、水平から直ちに90度屈曲
させることにより上方に向かう姿勢に姿勢変更させた
後、車両1の上端よりも上方に位置する排気ガス案内用
パイプ3の他端(遊端)を逆Uの字形状に屈曲させて、
排気ガス案内用パイプ3の排気ガス排出口3Cを下方に
向けた状態にしている。このように前記排気ガス案内用
パイプ3を屈曲させるだけで排気ガス排出口3Cを下方
に向けることができるだけでなく、下方に向けることに
よって、排気ガス排出口3Cを上方に向けた場合に雨や
雪が排気ガス排出口3Cを通して排気ガス案内用パイプ
3内に入り込むことを防止することができる利点もあ
る。前記排気ガス排出口3Cを下方に向けた場合が雨や
雪の入り込みを確実に防止することができるが、水平方
向に向けた場合でも雨や雪の入り込みを防止する効果が
あり、図3にも示すように、水平方向に向けて実施して
もよい。前記排気ガス案内用パイプ3の伸長率を変更す
る場合には、図2に示すように、前記凹部3Bを伸長し
た領域A1と凹部3Bを短縮した領域A2の比率を変更
することになる。図1に示す6は、排気ガス案内用パイ
プ3の中間部を車両1側に固定するための支持部材であ
る。図では、一本の排気ガス案内用パイプ3により排気
管2からの排気ガスを車両1の上方まで案内するように
しているが、複数のパイプを連結して排気ガス案内用パ
イプ3を構成してもよい。
【0011】図1では、車両1全体が雪で覆い被さった
状態を示したが、図3に示すように、車両1の周囲を雪
4の壁で覆った場合でも、前記排気ガス案内用パイプ3
を排気管2の排出口側先端に接続することによって、排
気ガスを雪4の外まで案内することができる。図1では
背の高い車両1を示したが、図3では背の低い車両1を
示し、又、前記排気ガス案内用パイプ3よりも短い寸法
の排気ガス案内用パイプ3を排気管2に接続している。
このように積雪の状態や車両1の大きさ(高さ)に応じ
た長さの排気ガス案内用パイプ3を用いてもよいし、図
1で示した長い寸法の排気ガス案内用パイプ3を図3の
車両にも用いてもよい。図1及び図3に示す排気ガス案
内用パイプ3と排気管2との接続は、パイプ3と排気管
2とを直接嵌合して固定するようにしてもよいし、図の
ように嵌合後バンドV等を用いて前記嵌合が容易に解け
ることがないようにしてもよい。又、排気管2に接続部
材を取り付けて、その接続部材に排気ガス案内用パイプ
3をねじ込み又は専用の固定具等により固定するように
してもよく、排気ガス案内用パイプ3を排気管2に固定
する手段は、どのようなものでもよい。
【0012】前記車内に所定量の排気ガスが侵入したこ
とを検出する検出手段としてのガスセンサと、このガス
センサにより所定量の排気ガスが侵入したことが検出さ
れたことを報知するための報知手段としてのアラームを
車内に設けて実施することによって、排気ガス案内用パ
イプ3の取り付けを忘れている場合や排気ガス案内用パ
イプ3の破損や不良品等の原因により前述のように車内
に所定量の排気ガスが侵入して一酸化炭素(CO)中毒
になることを未然に防止することができるようにしてい
る。前記ガスセンサとしては、半導体方式や化学反応
式、接触燃焼方式等があるが、これら以外のものを用い
てもよい。
【0013】図4に示すように、排気ガス案内用パイプ
3から排出される排気ガスを車両のフロントウィンドウ
ガラス表面7に吹き付けるようにすることによって、排
気ガスの熱を利用してフロントウィンドウガラス表面7
に積もった雪を溶かすことができるようにしてもよい。
この場合、フロントウィンドウガラス表面7に下方から
上方に向けて排気ガスを吹き付けることによって、フロ
ントウィンドウガラス表面7に当たった排気ガスが上方
に流動し、車内に入り込むことを回避することができ
る。又、排気ガス案内用パイプ3の排気ガス排出側端部
のストレート部3Tをそれの先端部側ほど口が細くなる
形状にすることによって、特定箇所の雪を早期に溶かす
ことができるようにしてもよい。尚、図では、フロント
ウィンドウガラス表面7に排気ガスを吹き付ける場合を
示しているが、サイドウィンドウガラス表面やリヤウィ
ンドウガラス表面等にも排気ガスを吹き付けるように構
成してもよい。
【0014】又、前記排気ガス案内用パイプ3から排出
される排気ガスを車両の暖房に利用できるようにしても
よい。例えば、図5に示すように、車両の排気管2に接
続される接続部としての蛇腹状の接続パイプ8と、排気
ガスを車外の所定箇所、つまり車体よりも上方箇所に排
出するための排出部を構成する蛇腹状の排出パイプ9
と、前記接続パイプ8からの排気ガスを前記排出パイプ
9に受け渡し、かつ、車内に配置した中間部としての蛇
腹状の熱交換用パイプ10とから、排気ガス案内用パイ
プ3を構成して、熱交換用パイプ10により車両の暖房
を行うことによって、車体に備えているヒータ等による
暖房効率を高めることができるようにしている。図に示
すBは、前記熱交換用パイプ10の両端にそれぞれ備え
させた接続部であり、排出パイプ9及び接続パイプ8を
嵌合やねじ込み等により熱交換用パイプ10の両端にそ
れぞれ接続することができるようにしている。又、前記
接続部B,Bに対して熱交換用パイプ10の両端を取り
外し可能に構成する他、接着剤や熱溶着等により取り外
し不能に固定して実施してもよい。図では、前記接続パ
イプ8、排出パイプ9、熱交換用パイプ10を別々に形
成し、それらを嵌合等により接続できるように構成した
が、それらパイプ8,9,10を一本の連続したパイプ
から構成してもよい。前記熱交換用パイプ10を蛇腹状
とすることによって、その蛇腹部分が熱効率を高めるた
めのフィンとして機能させることができる利点がある。
【0015】又、図6に示すように、前記排気ガス案内
用パイプ3から排出される排気ガスを車内のシート11
を温める暖房用パイプとして利用してもよい。つまり、
シート11内部に渦巻き状に巻いた排気ガス案内用パイ
プ3を埋設して実施することになるが、この場合、シー
ト11に座ったときにお尻からの荷重を受けて排気ガス
案内用パイプ3が容易に変形することがないように排気
ガス案内用パイプ3を保形性のあるホースで構成する必
要がある。又、前記渦巻き状に巻いた排気ガス案内用パ
イプ3をクッションに備えさせ、そのクッションをシー
トの上面に載置して実施してもよい。
【0016】又、図7に示すように、車内に、上方にヒ
ンジH(図では1個を示しているが複数あってもよい)
を介して水平軸芯周りで揺動開閉自在な蓋体12Aを備
える容器12と、この容器12内に側面視においてほぼ
S字状に湾曲形成した蛇腹状の熱交換用パイプ13とか
らなる熱交換ユニット14を備えさせるとともに、前記
熱交換用パイプ13の一端に排気管2からの排気ガスを
案内して供給するための案内パイプ15を接続し、か
つ、前記熱交換用パイプ13の他端に供給された排気ガ
スを車外の所定箇所に排出するための排出パイプ16を
接続している。従って、積もった雪を蓋体12Aを開け
てから容器12内に入れ、この雪を排気ガスにより溶か
して水Wにし、この水Wを温水にすることにより車内を
温めるとともに、温水の一部が蒸発して湿度をも高める
ことができるようにしている。前記積もった雪を利用す
るだけでなく、水を容器12に入れて実施してもよい
し、又、温水を入れて実施することにより直ちに車内を
温めるようにしてもよい。
【0017】又、前記排気ガス案内用パイプ3を、図8
に示すように、エンジン17へ多量の空気を取り入れる
ためのパイプとして利用してもよい。つまり、エンジン
ボンネット18に形成された空気取り入れ口18Aに排
気ガス案内用パイプ3の一端部(下端部)のストレート
部3Tを接続して、雪の外部に位置する排気ガス案内用
パイプ3の他端部(上端部)から多量の空気をエンジン
ルーム内に取り入れるようにしている。
【0018】
【発明の効果】請求項1によれば、車両の排気管から排
出される排気ガスを該排気管の排出口よりも上方に位置
する所定箇所まで案内するために該排気管に着脱自在に
取り付けた排気ガス案内用パイプを用いる、又、車両の
排気管からの排気ガスを排気ガス案内用パイプを介して
該排気管の排出口よりも上方に位置する所定箇所まで案
内することによって、車の周囲に雪の壁ができている場
合や2〜3mの積雪で車が埋まった状態でも、排気ガス
を雪の外に排出することができる。しかも、排気ガスを
排出口よりも上方に位置する所定箇所まで案内すること
によって、特に密閉度の低い車の底部から車内に侵入す
ることを回避し易い。従って、従来のように車の底部か
ら車内に侵入して一酸化炭素中毒となるトラブル発生を
確実に回避することができ、特に積雪の多い地域におい
て有用な排気ガス案内用パイプとすることができる。そ
して、冬季以外、つまり積雪のない時期には、排気ガス
案内用パイプを取り外しておくことによって、排気ガス
案内用パイプが不要時の走行時に邪魔になることを回避
することができる。
【0019】請求項2によれば、排気ガス案内用パイプ
を伸縮自在な蛇腹形状に構成することによって、排気ガ
ス案内用パイプを使用しない場合には、短縮してコンパ
クト化を図ることができ、例えばトランク等に容易に収
納しておくことができ、取扱面において有利になり、排
気ガス案内用パイプを普及し易いものにすることができ
る。そして、使用する場合には、伸長率を変更すること
により排気ガスを排出する所定箇所や方向を容易に変更
調節することができ、積雪量や車種の違いによる車の大
きさに係わらず、排気ガスを外部に確実に排出すること
ができる。
【0020】請求項3によれば、車内に所定量の排気ガ
スが侵入したことを検出する検出手段と、この検出手段
により所定量の排気ガスが侵入したことが検出されたこ
とを報知するための報知手段とを設けておけば、排気ガ
スが侵入したことを車内にいる人に知らせることがで
き、車外に直ちに出ることができ、一酸化炭素中毒とな
るトラブル発生をより一層確実に回避することができ
る。
【0021】請求項4によれば、所定箇所を車両のウィ
ンドウガラス表面とすることによって、エンジンを始動
すると、ウィンドウガラス表面に排気ガスが当てられ
て、ウィンドウガラス表面に積もった雪を排気ガスの熱
により溶かすことができ、ウィンドウガラス表面の雪を
容易に除去することができる。
【0022】請求項5によれば、排気ガス案内用パイプ
を、車両の排気管に接続される接続部と、前記所定箇所
に排出する排出部と、該接続部からの排気ガスを該排出
部に受け渡し、かつ、車内に配置した中間部とから構成
することによって、排気ガスの熱を利用して車内を温め
ることができ、車に備えるヒータ等による暖房効率を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】雪に埋もれた状態の自動車の側面図。
【図2】排気ガス案内用パイプの一部断面にした側面
図。
【図3】周囲を雪でてきた壁により覆った状態を示す自
動車の側面図。
【図4】排気ガスをフロントウィンドウガラス表面に排
気ガスを吹き付ける構成を示す自動車の側面図。
【図5】排気ガスにより室内暖房を行う構成を示す説明
図。
【図6】排気ガスによりシートを温める構成を示す説明
図。
【図7】熱交換ユニットを示す一部切欠き斜視図。
【図8】エンジンルーム内に空気を取り込むためのパイ
プを接続する直前の状態を示す説明図。
【符号の説明】
1 車両 2 排気管 3 排気ガス案内用パイプ 3A 凸部 3B 凹部 3C 排気ガス排
出口 3T ストレート部 4 雪 5 丸棒 6 支持部材 7 ウィンドウ
ガラス表面 8 接続パイプ(接続部) 9 排出パイプ
(排出部) 10 熱交換用パイプ(中間部) 11 シート 12 容器 12A 蓋体 13 熱交換用パイプ 14 熱交換ユニ
ット 15 案内パイプ 16 排出パイプ 17 エンジン 18 エンジンボ
ンネット 18A 空気取り入れ口 A1,A2 領域 B 接続部 H ヒンジ V ベルト W 水

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の排気管から排出される排気ガスを
    該排気管の排出口よりも上方に位置する所定箇所まで案
    内するために該排気管に着脱自在に取り付けた排気ガス
    案内用パイプ。
  2. 【請求項2】 前記排気ガス案内用パイプを伸縮自在な
    蛇腹形状に構成してなる請求項1記載の排気ガス案内用
    パイプ。
  3. 【請求項3】 車内に所定量の排気ガスが侵入したこと
    を検出する検出手段と、この検出手段により所定量の排
    気ガスが侵入したことが検出されたことを報知するため
    の報知手段とを設けてなる請求項1記載の排気ガス案内
    用パイプ。
  4. 【請求項4】 前記所定箇所を車両のウィンドウガラス
    表面としてなる請求項1又は2記載の排気ガス案内用パ
    イプ。
  5. 【請求項5】 前記排気ガス案内用パイプが、車両の排
    気管に接続される接続部と、前記所定箇所に排出する排
    出部と、該接続部からの排気ガスを該排出部に受け渡
    し、かつ、車内に配置した中間部とからなる請求項1又
    は2記載の排気ガス案内用パイプ。
  6. 【請求項6】 車両の排気管からの排気ガスを排気ガス
    案内用パイプを介して該排気管の排出口よりも上方に位
    置する所定箇所まで案内することを特徴とする排気ガス
    案内方法。
  7. 【請求項7】 前記排気ガス案内用パイプを伸縮自在な
    蛇腹形状に構成してなる請求項6記載の排気ガス案内方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019210829A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 株式会社石井鐵工所 延長排気管
CN112881613A (zh) * 2021-01-23 2021-06-01 周如国 一种粘接式新能源汽车排气收集检测装置

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