JP2000212277A - 側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマ―及びその用途 - Google Patents

側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマ―及びその用途

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JP2000212277A JP11344212A JP34421299A JP2000212277A JP 2000212277 A JP2000212277 A JP 2000212277A JP 11344212 A JP11344212 A JP 11344212A JP 34421299 A JP34421299 A JP 34421299A JP 2000212277 A JP2000212277 A JP 2000212277A
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John S Thomaides
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Paul M Petersen
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Abstract

(57)【要約】 側鎖多糖類部分を有する水溶性または水分散性アミノ酸
コポリマー。本発明は、側鎖多糖類部分を有するアミノ
酸コポリマーを用いて、物品を清浄化する方法及び物品
に耐汚れ性を与える方法も提供する。このアミノ酸コポ
リマーは、清浄化組成物、たとえば、洗濯用洗剤、皿洗
い用洗剤、予備しみ抜き剤、布帛柔軟剤及び硬表面清浄
化剤に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は側鎖多糖類部分を有
する水溶性又は水分散性アミノ酸コポリマーに関する。
本発明は側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマーを
用いて物品を清浄化する方法及び物品に耐汚れ性を与え
る方法を提供する。
【0002】
【従来の技術】清浄化組成物の主要な目的は物品から汚
れを除去することである。清浄化組成物が洗濯用洗剤で
あり、清浄化される物品がそんなにひどく汚れていない
場合には、ほとんどの洗剤に配合される界面活性剤、ビ
ルダー及び酵素は物品から汚れを完全に除去するのに適
当である。物品から汚れを除去するのに、もっと強力な
清浄化力が必要な場合、他の製品、たとえば、漂白剤ま
たは洗濯効能促進剤を洗剤に加えて用いる。さらに、高
温水を用いる洗濯、長時間の洗濯サイクルの使用、洗剤
を含有する水溶液中での汚れた物品の予備浸漬または部
分予備処理剤の使用が汚れの除去に役立つ。
【0003】しかしながら、物品がひどく汚れている場
合または汚れが物品にしみこんでいた場合、界面活性
剤、ビルダー、酵素、漂白剤または洗濯効能促進剤が、
物品から汚れを除去するのに必ずしも完全に有効ではな
い。部分予備処理剤は有用であるが、それらは、洗濯の
前に汚れた場所に塗布する必要があり、洗濯過程に不便
な追加の工程を必要とさせる。さらに、特定の汚れは特
定の型の物品から除去するのが特に困難である。たとえ
ば、油をベースとする汚れは合成布帛から除去するのが
特に困難であり、粘土中の土または粒状の汚れは木綿布
帛から除去するのが特に困難である。さらに、汚れの除
去は、洗濯過程において懸濁している汚れが物品上に再
沈着するとき、さらに困難になることがある。
【0004】汚れた物品に普通に見出される汚れは、油
及び油状粒状の汚れ、たとえば、フライ油またはグリー
ス、トマトまたはスパゲッティソースのようなソース、
茶またはコーヒーのしみ、非−けん化性油じみ、たとえ
ば、中古モーター油または石油、草のしみ、酵素感受性
しみ、たとえば、脂肪またはタンパク質及び無機質の汚
れ、たとえば、粘土を包含する。物品の清浄化を改良す
るためにいくつかの解決法が提案された。物品の清浄化
のために提案された1つの解決法は、清浄化の間の物品
からの汚れの除去を増加するために「汚れ除去剤」を清
浄化組成物に加えることである。
【0005】他の提案された解決法は「耐汚れ剤」で物
品を保護して、耐汚れ剤によって保護されなかった物品
に比較して、汚れが物品上にたやする沈着しないように
することを包含する。耐汚れ剤は、汚れる前に耐汚れ剤
により保護されなかった他の物品に比較して、物品上の
汚れを除去しやすくすることによって物品を保護するよ
うに作用することもできる。他の提案された解決法は、
清浄化の間に物品から除去された汚れが同じまたは異な
った物品上に沈着することを防止する剤を加えることを
包含する。
【0006】米国特許第3,485,762号は、洗剤
組成物中にポリエチレングリコールで誘導体化したスチ
レン−無水マレイン酸コポリマーを用いることを記載し
ている。この洗剤組成物は、疎水性物品、たとえば、ポ
リエステルからの汚れの除去に有効であるが、上記コポ
リマーは親水性物品、たとえば、木綿に有効ではない。
【0007】米国特許第4,444,561号は、汚れ
の再沈着を防止するために、洗剤組成物中に、50〜9
0質量%のC1 〜C4 脂肪族カルボン酸のビニルエステ
ル、5〜35質量%のN−ビニルラクタム及び1〜20
質量%の、塩または4級化生成物を形成し得る塩基性窒
素を含有するモノマーから製造されたコポリマーを用い
ることを記載する。しかしながら、上記コポリマーを用
いることの欠点は、それらは特定の洗濯条件下でアニオ
ン性界面活性剤と錯体化し、清浄化性能の低下を起こし
得る、カチオンを形成し得ることである。さらに、カチ
オン性コポリマーは多数回の洗濯サイクルにわたり所望
しない布帛の灰色化をも促進し得る。
【0008】米国特許第5,008,032号は、洗剤
配合物中にC4 〜C28オレフィンとα,β−エチレン性
不飽和ジカルボン酸から製造されたコポリマーを用いる
ことを記載する。しかしながら、上記コポリマーを用い
ることの欠点は、このコポリマーはNaOHで加水分解
しないなら水溶性でないことである。
【0009】米国特許第5,580,941号は洗剤配
合物中に生分解性ビルダーとして、水溶性酸基含有グラ
フトコポリマーを用いることを記載する。このグラフト
コポリマーは糖の存在下にモノマー混合物を共重合する
ことにより得られる。モノマー混合物はモノエチレン性
不飽和C3 〜C10モノカルボン酸または1価のカチオン
とのその塩、及びモノスルホン酸基、モノエチレン性不
飽和硫酸エステル、ビニルホスホン酸または1価のカチ
オンとのその塩を含むモノエチレン性不飽和モノマーを
含有する。しかしながら、上記コポリマーを用いること
の欠点はそれらがいかなる汚れ遊離特性をも有しないこ
とである。
【0010】欧州特許出願第753570号(A2)
は、5〜100質量%のビニルアミドモノマーと0〜9
5質量%のビニルエステルモノマーから製造されるビニ
ルアミドポリマーを含有する汚れ除去性及び耐汚れ性洗
剤組成物を記載している。この洗剤組成物は疎水性物
品、たとえば、ポリエステルから汚れを除去するのに有
効であるが、上記組成物は、親水性基材、たとえば、木
綿を清浄化するのには有効でない。1998年2月17
日に出願された、米国特許出願番号09/025,00
2号は側鎖多糖類部分を有するポリマーを記載してい
る。そのポリマーの主鎖はエチレン性不飽和モノマーか
ら、付加重合反応により製造される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、汚れを除去することにより清浄化組成物の清浄
化特性を改善するポリマーを提供することである。本発
明の他の目的は、清浄化過程からの汚れの物品への再沈
着を防止することにより清浄化組成物の清浄化特性を改
善するポリマーを提供することである。物品に耐汚れ性
を与えるポリマーを提供することも本発明の目的であ
る。本発明のさらなる目的は、清浄化組成物に用いられ
る他の成分と相容性であって、親水性物品及び疎水性物
品から汚れを除去することにより清浄化組成物の清浄化
特性を改善するポリマーを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記及び他の目的に関し
て、本発明は、構造
【化13】 を有する側鎖多糖類部分を有する水溶性または水分散性
アミノ酸コポリマーを提供し、式中、M+ はH+ 、アン
モニウム、アルカリ金属、アルカリ土金属、Zn2+,C
2+、第4級有機アミン、アミノ酸及びプロトン化アミ
ノ糖類からなる群から選択されるカチオンであり、単位
〔a〕,〔b〕,〔c〕,〔d〕,〔e〕及び〔f〕は
ランダムな順序で存在し、(a+b)のモル%は5〜1
00で、(c+d)のモル%は0〜95で、(e)のモ
ル%は0〜95で、(f)のモル%は0〜95であり、
1 及びR2 は水素、1〜4の炭素原子を有するアルキ
ル基及び構造(I)
【化14】 を有する糖類部分からなる群から独立して選択され、式
中、R5 は水素であるか、または構造I(a)
【化15】 により表わされ、R6 は水素であるか、または構造I
(a)もしくは構造I(b)
【化16】 により表わされ、ただし、R1 またはR2 の少なくとも
1つは糖類部分であり、R3 及びR4 は水素、1〜12
の炭素原子を有するアルキル基並びにアスパラギン酸及
びグルタミン酸以外のアミノ酸の残基からなる群から独
立して選択され、(m+n)は0または0より大であ
る。
【0013】他の面では、本発明は、構造
【化17】 を有する側鎖多糖類部分を有する水溶性または水分散性
アミノ酸コポリマーを含む清浄化組成物を提供し、式
中、M+ はH+ 、アンモニウム、アルカリ金属、アルカ
リ土金属、Zn2+,Cu2+、第4級有機アミン、アミノ
酸及びプロトン化アミノ糖類からなる群から選択される
カチオンであり、単位〔a〕,〔b〕,〔c〕,
〔d〕,〔e〕及び〔f〕はランダムな順序で存在し、
(a+b)のモル%は5〜100で、(c+d)のモル
%は0〜95で、(e)のモル%は0〜95で、(f)
のモル%は0〜95であり、R1 及びR2 は水素、1〜
4の炭素原子を有するアルキル基及び糖類部分からなる
群から独立して選択され、ただし、R1 またはR2 の少
なくとも1つは糖類部分であり、R3 及びR4 は水素、
1〜12の炭素原子を有するアルキル基並びにアスパラ
ギン酸及びグルタミン酸以外のアミノ酸残基からなる群
から独立して選択され、(m+n)は0または0より大
である。
【0014】他の面では、本発明は、側鎖多糖類部分を
有する水溶性または水分散性アミノ酸コポリマーの製造
方法を提供し、前記方法は、(I)5〜100モル%の
(f)単位を有する少なくとも1種のアミノ酸ポリマー
を極性中性溶剤に溶解して溶液を生成させ、(II)工程
(I)で生成した溶液に少なくとも1種のアミン含有多
糖類を加えて混合物を生成させ、そこで、前記アミン含
有多糖類は構造
【化18】 を有するものであって、(III)工程(II)で生成した混
合物を約30℃〜約120℃の温度で前記アミノ酸ポリ
マーと前記アミン含有多糖類が反応するのに十分な時間
加熱することを含む。好ましくは、前記極性中性溶媒
を、蒸発または沈澱により側鎖多糖類部分を有するアミ
ノ酸コポリマーから除去する。
【0015】他の面では、本発明は、側鎖多糖類部分を
有する水溶性または水分散性アミノ酸コポリマーの製造
方法を提供し、前記製法は、(I)水、少なくとも1種
のアミン含有多糖類及び少なくとも1種の、5〜100
モル%の(f)単位を有するアミノ酸ポリマーの混合物
を生成させ、(II)前記混合物をpHを9より高く維持す
るために十分な量の塩基の存在において、9よりも高い
pHで、約30℃〜約100℃の温度で前記アミノ酸ポリ
マーと前記アミン含有多糖類が反応するのに十分な時間
加熱することを含む。好ましくは水を蒸発、凍結乾燥ま
たは噴霧乾燥により側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コ
ポリマーから除去する。
【0016】他の面では、本発明は、側鎖多糖類部分を
有する水溶性または水分散性アミノ酸コポリマーの製造
方法を提供し、前記製法は、(I)水、少なくとも1種
のアミン含有多糖類及び少なくとも1種の、5〜100
モル%の(f)単位を有するアミノ酸ポリマーの混合物
を生成させ、(II)前記混合物を12より低いpHで、約
30℃〜約100℃の温度で前記アミノ酸ポリマーと前
記アミン含有多糖類が反応するのに十分な時間加熱する
ことを含む。
【0017】他の面では、本発明は、側鎖多糖類部分を
有するアミノ酸コポリマーを含む清浄化組成物を製造
し、清浄化溶液と、少なくとも1種の物品が汚れを含有
している1以上の物品とを接触させ、その汚れを含有し
ている物品から少なくとも一部の汚れを除去することを
包含する清浄化方法を提供する。さらに他の面では、本
発明は、側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマーを
含む清浄化組成物を製造し、清浄化組成物と物品とを接
触させて物品に耐汚れ性を与えることを包含する物品に
耐汚れ性を与える方法を提供する。
【0018】側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマ
ーは、清浄化過程で用いる時、物品から汚れを除去し、
物品への汚れの沈着を防止し、かつ、物品に耐汚れ性を
与える。側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマーを
含有する清浄化組成物の例は、洗濯用洗剤、予備しみ抜
き剤、皿洗用洗剤及び硬表面清浄化剤である。側鎖多糖
類部分を有するアミノ酸コポリマーは、洗濯過程で、物
品、たとえば布が吸収するのには十分に疎水性である
が、物品、たとえば、ポリエステルの疎水性を低下させ
るのには十分な親水性を維持している。
【0019】側鎖多糖類部分を有する水溶性または水分
散性アミノ酸コポリマーは、構造
【化19】 を有する。本発明で用いる場合、「側鎖」は、アミン含
有多糖類部分がアミノ酸コポリマー主鎖に結合している
ことを意味する。側鎖はポリマー鎖の末端での上記基の
結合を排除するという厳格な意味と解すべきではない。
側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマーのための上
記構造において、M+は、H+ 、アンモニウム、アルカ
リ金属、アルカリ土金属、第4級有機アミン、アミノ酸
及びプロトン化アミノ糖類からなる群から選択される。
単位〔a〕,〔b〕,〔c〕,〔d〕,〔e〕及び
〔f〕はランダムな順序で存在する。(a+b)のモル
%は5〜100、好ましくは10〜50、より好ましく
は15〜30である。(c+d)のモル%は0〜95、
好ましくは50〜90、より好ましくは70〜85であ
る。(e)のモル%は0〜90である。(f)のモル%
は0〜90である。(f)単位はグルタミン酸及び/ま
たはアスパラギン酸に由来する。
【0020】R1 及びR2 は水素、1〜4の炭素原子の
アルキル基及び構造(I)
【化20】 を有する糖類部分からなる群から独立して選択され、こ
こで、R5 は水素であるか、または構造I(a)
【化21】 により表わされ、R6 は水素であるか、または構造I
(a)もしくは構造I(b)
【化22】 により表わされ、ただし、R1 及びR2 の少なくとも1
つは糖類部分である。
【0021】糖類部分は多糖類または単糖類部分を含有
するアミンでよい。側鎖多糖類部分を有するアミノ酸ポ
リマーは、多糖類部分と単糖類の組み合せで製造し得
る。糖類部分は、デンプン、加水分解デンプン、グルコ
ース、ラクトース、マルトース、マルトデキストリン、
コーンシロップ固形分、セルロース、加水分解セルロー
ス、デキストラン、加水分解デキストラン、グア−ガ
ム、加水分解グア−ガム、イナゴマメガム、加水分解イ
ナゴマメ及びそれらの組み合せからなる群から選択され
る糖類に由来する。適切なデンプンは、たとえば、コー
ン、ジャガイモ、タピオカ及び米を包含する。
【0022】(m+n)の合計は0より大きいか0に等
しい。好ましくは(m+n)の合計は0〜1000であ
る。より好ましくは(m+n)の合計は2〜20であ
る。R3 及びR4 は水素、1〜12の炭素原子を有する
アルキル基並びにアスパラギン酸及びグルタミン酸以外
のアミノ酸の残基からなる群から独立して選択される。
好ましくはR3 及びR4 は、アミノアルキル、(アミノ
イミノメチル)アミノアルキル、(1H−イミダゾール
−4−イル)アルキル、アミノオキソアルキル、水素、
1〜12の炭素原子を有するアルキル基、フェニルアル
キル、(ヒドロキシフェニル)アルキル、インドールア
ルキル、ヒドロキシアルキル、メルカプトアルキル及び
(メチルチオ)アルキルからなる群から独立して選択さ
れる。
【0023】より好ましくは、R3 及びR4 は4−アミ
ノブチル、3−〔(アミノイミノメチル)アミノ〕プロ
ピル、2−アミノ−2−オキソエチル、3−アミノ−3
−オキソプロピル、水素、メチル、1−(メチル)エチ
ル、2−(メチル)プロピル、1−(メチル)プロピ
ル、フェニルメチル、(4−ヒドロキシフェニル)メチ
ル、インドールメチル、ヒドロキシメチル、メルカプト
メチル、1−(ヒドロキシ)エチル及び2−(メチルチ
オ)エチルからなる群から独立して選択される。
【0024】側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマ
ーはアスパラギン酸、グルタミン酸及びそれらの組み合
せからなる群から選択される繰返し単位及び任意に、天
然及び合成アミノ酸からなる群から選択される追加の繰
り返し単位を有する。天然アミノ酸の例は、リシン、ア
ルギニン、ヒスチジン、アスパラギン、グルタミン、プ
ロリン、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソ
ロイシン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファ
ン、セリン、システイン、スレオニン、メチオニン及び
シスチンを包含する。合成アミノ酸の例は、アミノ安息
香酸、6−アミノヘキサン酸及び11−アミノウンデカ
ン酸を包含する。
【0025】本発明の1態様においては、R1 は構造
(I)を有する糖類部分であり、R5及びR6 は水素で
あり、R2 は水素または1〜4の炭素原子を有するアル
キル基である。本発明の1態様においては、R1 は構造
(I)を有する糖類部分であり、R5は構造I(a)に
より表わされ、R6 は水素で、R2 は水素または1〜4
の炭素原子を有するアルキル基でm=1である。
【0026】本発明の1態様においては、R1 は構造
(I)を有する糖類部分であり、R5は水素であるか、
または構造I(a)により表わされ、R6 は水素である
か、または構造I(a)もしくは構造(b)で表わさ
れ、R2 は水素であるか、または1〜4の炭素原子を有
するアルキル基であり、(m+n)は2〜20である。
本発明の1態様においては、アミン含有多糖類は、還元
性末端基を含有する糖類のアンモニア、第1級アミン、
ヒドラジン及びヒドロキシルアミンからなる群から選択
される少なくとも1種の化合物を用いる還元的アミノ化
により製造される。好ましくは還元的アミノ化反応は補
助溶媒を用いずに水中で行なわれ、水中での糖類とアミ
ンとの混合、次いで、VIIIB族金属触媒の存在下にアミ
ノ糖を製造するのに有効な条件下の混合物と加圧した水
素との接触を含む。アミン含有多糖類の製造方法は、米
国特許第5,654,198号(参照により本明細書に
組み込まれる)に開示されている。
【0027】側鎖糖類部分を有する水溶性または水分散
性アミノ酸ポリマーは、アスパラギル酸もしくはグルタ
ミン酸コポリマーとアミン含有糖類とを縮合させて変性
アミノ酸ポリマーを生成させるか、またはアミン含有糖
類とスクシンイミドコポリマーもしくはグルチミドコポ
リマーとの開環反応のいずれかにより製造される。本発
明による反応時間は好ましくは約10分〜48時間、よ
り好ましくは約1時間〜約8時間である。
【0028】本発明の1態様では、側鎖多糖類部分を有
する水溶性または水分散性アミノ酸ポリマーは、(I)
5〜100モル%の(f)単位を有する少なくとも1種
のアミノ酸ポリマーを極性中性溶剤に溶解して溶液を生
成させ、(II)工程(I)で生成した溶液に少なくとも
1種のアミン含有多糖類を加えて混合物を生成させ、そ
こで、前記アミン含有多糖類は構造
【化23】 を有するものであって、(III)工程(II)で生成した混
合物を約30℃〜約120℃の温度で前記アミノ酸と前
記アミン含有多糖類が反応するのに十分な時間加熱する
ことを含む方法により製造される。好ましくは、極性中
性溶剤は蒸発または沈澱により側鎖多糖類部分を有する
アミノ酸コポリマーから除去される。
【0029】いかなる特定の理論に束縛されることを望
むものではないが、本発明者はアミン含有糖類はアミノ
酸ポリマー上の(f)単位との縮合反応により反応し
て、(a)及び(b)単位を生成するものと信ずる。
【0030】本発明の1態様では、側鎖多糖類部分を有
する水溶性または水分散性アミノ酸コポリマーは、
(I)水、少なくとも1種のアミン含有多糖類及び少な
くとも1種の、5〜100モル%の(f)単位を有する
アミノ酸ポリマーの混合物を生成させ、(II)前記混合
物をpHを9より高く維持するために十分な量の塩基の存
在において、9より高いpHで約30℃〜約100℃の温
度で前記アミノ酸ポリマーと前記アミン含有多糖類が反
応するのに十分な時間加熱することを含む方法により製
造される。好ましくは、水は、蒸発、凍結乾燥または噴
霧乾燥により側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマ
ーから除去される。
【0031】好ましい塩基は水酸化ナトリウムである。
いかなる特定の理論により束縛されることを望むもので
はないが、本発明者はアミン含有多糖類はアミノ酸ポリ
マー上の(f)単位との反応により(a)及び(b)単
位を生成し、水は(f)単位と反応して(c)及び
(d)単位を生成すると信ずる。生成物は、水及び側鎖
多糖類部分を有するアミノ酸ポリマーを含有し、いくら
かの未反応アミノ糖単位または未反応アミノ酸ポリマー
を含有することがあることを特記する。M+ は添加され
た塩基の共役する酸であることが予期される。たとえ
ば、添加された塩基がNaOHであるなら、M+ はNa
+ である。
【0032】本発明の1態様では、側鎖多糖類部分を有
する水溶性または水分散性アミノ酸コポリマーは、
(I)水、少なくとも1種のアミン含有多糖類及び少な
くとも1種の、5〜100モル%の(f)単位を有する
アミノ酸ポリマーの混合物を生成させ、(II)前記混合
物を12より低いpHで、約30℃〜約100℃の温度で
前記アミノ酸ポリマーが前記アミン含有多糖類と反応す
るのに十分な時間加熱することを含む方法により製造さ
れる。この態様において反応のpHは調整されず、結果と
して、一般に約7〜約11の範囲内であることを特記す
る。いかなる特定の理論によっても束縛されることを望
むものではないが、発明者はこの態様におけるM+ はプ
ロトン化アミン含有多糖類であると信ずる。水は蒸発の
ような当業界で既知の方法により除去される。
【0033】本発明の好ましい態様では、側鎖多糖類部
分を有するアミノ酸コポリマーは、N−メチルグルカミ
ンまたは1−アミノ−1−デオキシ−D−ソルビトール
のいずれかとポリスクシンイミドを反応させることによ
り製造される。本発明の好ましい態様では、側鎖多糖類
部分を有するアミノ酸ポリマーはN−メチルラクタミ
ン、N−メチルマルタミン、ラクタミンまたはマルタミ
ンのいずれかとポリスクシンイミドを反応させることに
より製造される。
【0034】本発明の好ましい態様では、側鎖多糖類部
分を有するアミノ酸コポリマーは、N−メチルアミノコ
ーンシロップ固形分、アミノコーンシロップ固形分、N
−メチルアミノマルトデキストリンまたはアミノマルト
デキストリンのいずれかとポリスクシンイミドとの反応
により製造される。溶液中の側鎖多糖類部分を有するア
ミノ酸コポリマー生成物は一般に3〜9、好ましくは約
8〜9のpHを有する。ポリマー生成物が製造された後、
長時間この範囲外のpHにおくとポリマーは分解を受け
る。
【0035】側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマ
ーはあらゆる清浄化組成物に用い得る。本明細書で用い
る時、「清浄化」は物品から汚れを除去し、清浄化また
は洗濯過程において汚れの沈着を防止しまたは、物品に
耐汚れ性を与えるか、それらの組み合せを意味する。こ
のアミノ酸コポリマーを用いて清浄化し得る物品は、汚
れと接触し、清浄化過程において清浄化され得る物品で
ある。上記物品の例は、布帛、たとえば、衣類、リネ
ン、カーペット、もしくは室内装飾材料、硬表面、たと
えば天板、窓、床、皿、ガラスもしくはタイルまたは自
動車を包含する。
【0036】清浄化組成物は固体または液体組成物でよ
い。清浄化組成物が固体なら、清浄化組成物は通常の物
理的形状のあらゆるもの、たとえば、粉末、ビーズ、フ
レーク、棒、錠剤、ヌードル、ペースト及びスラリーで
よい。清浄化組成物が液体なら、清浄化組成物は好まし
くは、物品と容易に接触するように側鎖多糖類部分を有
するアミノ酸コポリマーを分散または溶解化する。清浄
化組成物は水性または非水性でよい。たとえば、側鎖多
糖類部分を有するアミノ酸コポリマーを、水、1以上の
溶剤または不活性希釈剤に溶解または分散させる。好ま
しくは清浄化組成物は水性である。清浄化組成物は、好
ましくは、清浄化組成物の総質量に基づいて、約1〜約
60質量%、より好ましくは約2〜約20質量%の量の
側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマーを含有す
る。
【0037】清浄化組成物は清浄化組成物に用いられて
いるいかなる追加の成分をも含有し得る。上記追加の成
分は当業者に周知であって、1以上の界面活性剤、ビル
ダー、イオン交換剤、アルカリ、耐蝕性物質、沈着防止
物質、蛍光増白剤、芳香、染料、キレート化剤、酵素、
白色体質顔料、増白剤、帯電防止剤、泡調節剤、溶剤、
ハイドロトロープ剤、漂白剤、香料、漂白前駆剤、水、
緩衝剤、汚れ除去剤、汚れ遊離剤、柔軟剤、乳白剤、不
活性希釈剤、緩衝剤、腐蝕抑制剤、灰色化防止剤、再沈
着防止剤、安定剤、乳白剤、充てん剤、ビルダー、ホス
フェートコビルダー及びホスフェート置換ビルダーを包
含する。上記成分の組み合せも用い得る。
【0038】好ましくは側鎖多糖類部分を有するアミノ
酸コポリマーを用いて製造された清浄化組成物は少なく
とも1種の界面活性剤を含有する。適切な界面活性剤は
非イオン、アニオン、カチオン及び両性界面活性剤を包
含する。清浄化組成物に用い得る界面活性剤は石けんで
もよい。
【0039】アニオン界面活性剤は、たとえば、C8
12アルキルベンゼンスルホネート、C12〜C16アルカ
ンスルホネート、C12〜C18アルキルスルフェート、C
12〜C16アルキルスルホスクシネートまたはC12〜C16
硫酸化エトキシル化アルカノールを包含する。
【0040】非イオン界面活性剤は、たとえば、C6
12アルキルフェノールエトキシレート、C12〜C20
ルカノールアルコキシレート及びエチレンオキシド及び
プロピレオキシドのブロックコポリマーを包含する。任
意に、ポリアルキレンオキシドの末端基はブロックする
ことができ、それによりポリアルキレンオキシドの遊離
OH基はエーテル化、エステル化、アセタール化及び/
またはアミノ化することができる。他の変性は、ポリア
ルキレンオキシドの遊離OH基とイソシアネートの反応
させることからなる。非イオン界面活性剤はC4 〜C18
のアルキルグルコシド並びにアルコキシル化によりそれ
らから得られるアルコキシル化生成物、特にアルキルグ
ルコシドとエチレンオキシドの反応により得られるもの
も包含する。
【0041】カチオン性界面活性剤は、水溶液に溶解ま
たは分散した時、官能基の荷電が陽性である親水性官能
基を含有する。典型的なカチオン性界面活性剤は、たと
えば、アミン化合物、酸素含有アミン及び第4級アミン
塩を包含する。両性界面活性剤は酸性及び塩基性親水性
基の両方を含有する。両性界面活性剤は好ましくは第2
級及び第3級アミンの誘導体、第4級アンモニウム、第
4級ホスホニウムまたは第3級スルホニウム化合物の誘
導体である。第4級化合物中のカチオン性原子は異節環
の部分であることがある。両性界面活性剤は好ましくは
約3〜約18の炭素原子を含有する少なくとも1種の脂
肪族基を含有する。少なくとも1種の脂肪族基は、好ま
しくは、アニオン性水−溶解化基、たとえば、カルボキ
シ、スルホネートまたはホスホノ基を含有する。
【0042】一般に、アニオン性界面活性剤、たとえ
ば、直鎖状アルキルスルホネート(LAS)は側鎖多糖
類部分を有するアミノ酸コポリマーを含有する固体清浄
化組成物中で用いるのに好ましい。非イオン性及びアニ
オン性界面活性剤混合物、たとえば、アルコールエトキ
シレート及びLASは側鎖多糖類部分を有するアミノ酸
コポリマーを含有する液体清浄化組成物で用いるのに好
ましい。界面活性剤は任意に、清浄化組成物の約0〜約
50質量%、好ましくは約2〜約45質量%及びより好
ましくは約5〜約40質量%の量で存在する。
【0043】清浄化組成物中に存在し得るビルダーの例
は、たとえば、ホスフェート、ピロホスフェート、ポリ
ホスフェートまたはナトリウムトリポリホスフェートを
包含する。さらなる例は、ゼオライト、炭酸ナトリウ
ム、ポリ(カルボン酸)、ニトリロトリ酢酸、クエン
酸、酒石酸、前記酸の塩並びにモノマー状、オリゴマー
状及びポリマー状ホスホネートである。ビルダーの組み
合わせも用い得る。ビルダーは、任意に、清浄化組成物
の総質量に基づいて0〜約85質量%、好ましくは約5
〜約50質量%の量で存在する。
【0044】側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマ
ーを含有する液体清浄化組成物は80質量%までの水ま
たは溶剤またはそれらの組み合わせを含有することがで
きる。用い得る典型的な溶剤は酸素含有溶剤、たとえ
ば、アルコール、エステル、グリコール及びグリコール
エーテルを包含する。清浄化組成物中に用い得るアルコ
ールは、たとえば、メタノール、エタノール、イソプロ
パノール及び第3級ブタノールを包含する。用い得るエ
ステルは、たとえば、酢酸アミル、酢酸ブチル、酢酸エ
チル及びグリコールのエステルを包含する。溶剤として
有用なグリコール及びグリコールエーテルは、たとえ
ば、エチレングリコール、プロピレングリコール及びエ
チレンまたはプロピレングリコールのオリゴマーを包含
する。
【0045】側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマ
ーを含有する固体清浄化組成物は、好ましくは60質量
%までの1以上の固体不活性希釈剤、たとえば、硫酸ナ
トリウム、塩化ナトリウム、ホウ酸ナトリウムまたは選
択されたポリマー、たとえば、ポリエチレングリコール
またはポリプロピレングリコールを含有する。清浄化組
成物は0〜約50質量%の1以上の緩衝剤を含有し得
る。緩衝剤は、たとえば、1以上のアルカリ金属塩、た
とえば、ケイ酸塩、炭酸塩または硫酸塩を包含する。緩
衝剤は、たとえば、有機アルカリ、たとえば、トリエタ
ノールアミン、モノエタノールアミン及びトリイソプロ
パノールアミンも包含する。
【0046】布帛柔軟剤は典型的には第4アンモニウム
塩、たとえば、塩化ジタロージメチルアンモニウムを包
含する。清浄化組成物、特に洗剤組成物中に任意に包含
される他の添加剤は約30質量%までの量で用いられる
漂白剤、約25質量%までの量で用いられる腐蝕抑制
剤、たとえば、ケイ酸塩、約20質量%までの量で用い
られる染料沈着防止剤及び約5質量%までの量で用いら
れる灰色化防止剤である。
【0047】適切な漂白剤は、たとえば、過ホウ酸塩、
過炭酸塩、塩素発生物質、たとえば、塩化イソシヌル酸
塩である。腐蝕防止剤として用いられる適切なケイ酸塩
は、たとえば、ケイ酸ナトリウム、ジケイ酸ナトリウム
及びメタケイ酸ナトリウムである。適切な沈着防止剤
は、たとえば、ポリビニルピロリドンである。灰色化防
止剤の例は、たとえば、カルボキシメチルセルロース、
メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス及び酢酸ビニルと分子量1,000〜15,000を
有するポリアルキレンオキシドのグラフトコポリマーで
ある。
【0048】側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマ
ーを含有する清浄化組成物を、少なくとも1つの物品が
汚れを含有している、1以上の物品と接触させる。接触
は、たとえば、清浄化組成物中に物品を浸漬し、前記ポ
リマーを含有する清浄化組成物中で物品を撹拌すること
により行うことができる。接触は清浄化組成物で物品を
ぬぐうか、物品に噴霧するかまたは物品をパジングする
ことによっても果すことができる。
【0049】本発明の好ましい態様では、側鎖多糖類部
分を有するアミノ酸コポリマーを洗剤配合物中に組み込
む。洗剤配合物においては、側鎖多糖類部分を有するア
ミノ酸コポリマーは洗剤配合物の総重量に基づいて、好
ましくは約0.1〜約25質量%、より好ましくは約
0.5〜約10質量%、最も好ましくは約1〜約5質量
%の量で存在する。洗剤配合物が洗濯用洗剤である時、
側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマーは布に付着
することがある油性の汚れの量を減少させる機能を果
す。汚れと布の間の相互作用の減少の結果として、布の
連続する洗濯はより多くの汚れを除去するだろう。
【0050】本発明の好ましい態様では、側鎖多糖類部
分を有するアミノ酸コポリマーを汚れた布帛またはカー
ペットに直接塗布するための予備しみ抜き剤中に組み込
む。アミノ酸コポリマーは、たとえ布帛をそのポリマー
を含有しない洗濯用洗剤中で洗濯したとしても、汚れの
布帛からの除去を助ける。予備しみ抜き剤配合物中で用
いる時、側鎖多糖類部分を有するアミノ酸コポリマー
は、好ましくは予備しみ抜き剤配合物中の総質量に基づ
いて、約0.5〜約75質量%、より好ましくは約1〜
約15質量%及び最も好ましくは約2〜約10質量%の
量で存在する。本発明の他の好ましい態様では、側鎖多
糖類部分を有するアミノ酸コポリマーを布帛柔軟化組成
物中に組み込む。アミノ酸コポリマーは布帛の柔軟化の
間に汚れの遊離を助ける。
【0051】次の非限定の例は本発明のさらなる面を説
明する。 例1 側鎖多糖類部分を有するアミノ酸ポリマーAの合成
【化24】
【0052】重量平均分子量30,000のポリ(スク
シンイミド)を100℃の炉中で1時間乾燥させ、次い
で、デシケーター中で冷却した。4首丸底フラスコに、
機械的撹拌機、温度計、栓、及び頂部に窒素導入口のあ
る還流冷却器を装備した。丸底フラスコに50g(0.
52モルイミド官能性)の冷乾燥ポリ(スクシンイミ
ド)及び390gのジメチルスルホキシドをフラスコ内
で正圧の窒素を維持しながら装てんした。得られた混合
物を正圧の窒素下に60℃に加温し、ポリ(スクシンイ
ミド)が完全に溶解するまで撹拌した。次いで均質な混
合物に80.5g(0.41モル)のN−メチルグルカ
ミンを添加した。60℃、正圧の窒素下に撹拌を継続し
た。反応の進行を、反応混合物のアリコートの遊離アミ
ンを0.1NのHClで滴定することにより追跡した。
60℃で38時間後、反応が完了したと決定された。
【0053】冷却された反応混合物を4体積のメタノー
ル中に注ぐことにより反応混合物を沈澱させ、次いで、
真空ろ過により回収した。反応生成物をメタノールで洗
浄し、次いで、50℃の強制空気炉中で乾燥させた。薄
褐色粉末の収量は91.0gであった。炭素−13NM
Rによる分析は生成物が30モル%のスクシンイミド残
基(fサブ単位、x=1)及び70モル%のアミド残基
(a+bサブ単位、x=1)を示した。
【0054】例2 側鎖多糖類部分を有するアミノ酸ポリマーBの合成
【化25】
【0055】重量平均分子量30,000のポリ(スク
シンイミド)を100℃の炉中で1時間乾燥させ、次い
で、デシケーター中で冷却した。4首丸底フラスコに、
機械的撹拌機、温度計、pH電極及び還流冷却器を装備し
た。丸底フラスコに、30g(0.31モルイミド官能
性)の冷乾燥ポリ(スクシンイミド)、250gの脱イ
オン水及び56.0g(0.31モル)の1−アミノ−
1−デオキシ−D−ソルビトールを装てんした。得られ
た混合物を60℃に加温し、自動pH調節器を用いて反応
pHを11.0に保つような速度で3.89NのNaOH
を添加した。pHを11.0に維持しながら、反応温度を
徐々に4.5時間かけて冷却させた。4.5時間の加熱
後、温度は40℃で、72.5ml(0.282モル)の
3.89NのNaOHが添加され、溶液は本質的に透明
であった。室温(約20℃)まで冷却させた後、濃塩酸
の添加により溶液のpHを10.6に低下させた。次い
で、少量の不溶性物質を除去するために、溶液をろ過し
た。
【0056】次いで、未結合1−アミノ−1−デオキシ
−D−ソルビトールを除去するために、約15gの反応
混合物をAMBERLITE IR120(プラス)強
酸性イオン交換樹脂で処理し、次いで、凍結乾燥させ
た。次いで、このようにして得られた固形分をプロトン
NMRで分析した。反応生成物は、43モル%の共有結
合した1−アミノ−1−デオキシ−D−ソルビトールで
変性されたポリ(アスパラギン酸)、すなわち、43モ
ル%のアミド残基(a+bサブ単位、x=1)及び57
モル%のアスパラギン酸ナトリウム塩残基(M+ =Na
+ を有するc+d単位、x=1)であることが分かっ
た。
【0057】例3 側鎖多糖類部分を有するアミノ酸ポリマーCの合成
【化26】
【0058】重量平均分子量30,000のポリ(スク
シンイミド)を100℃の炉中で1時間乾燥させ、次い
で、デシケーター中で冷却した。4首丸底フラスコに、
機械的撹拌機、温度計、pH電極及び還流冷却器を装備し
た。丸底フラスコに、30g(0.31モルイミド官能
性)の冷乾燥ポリ(スクシンイミド)、270gの脱イ
オン水及び60.3g(0.31モル)のN−メチル−
D−グルカミンを装てんした。得られた混合物を38℃
に加温し、自動pH調節器を用いて反応pHを11.0に保
つような速度で3.89NのNaOHを添加した。反応
を48〜52℃に加熱し、4.5時間保持し、次いで室
温まで冷却させた。4.5時間の加熱後(温度は48
℃)、78.6ml(0.305モル)の3.89NのN
aOHが添加され、溶液は本質的に透明であった。室温
(約20℃)まで冷却した時、濃塩酸の添加により溶液
のpHを10.71に低下させた。次いで、少量の不溶性
物質を除去するために、溶液をろ過した。
【0059】次いで、未結合1−アミノ−1−デオキシ
−D−ソルビトールを除去するために、約15gの反応
混合物をAMBERLITE IR120(プラス)強
酸性イオン交換樹脂で処理し、次いで、凍結乾燥させ
た。次いで、このようにして得られた固形分をプロトン
NMRで分析した。反応生成物は、13モル%の共有結
合したN−メチルグルカミンで変性されたポリ(アスパ
ラギン酸)、すなわち13モル%のアミド残基(a+b
サブ単位、x=1)及び87モル%のアスパラギン酸ナ
トリウム塩残基(M+ =Na+ を有するc+d単位、x
=1)であることが分かった。
【0060】例4 側鎖多糖類部分を有するアミノ酸ポリマーDの合成
【化27】
【0061】4首500ml丸底フラスコに機械的撹拌
機、温度計、栓及び頂部に窒素導入口のある還流冷却器
を装備した。丸底フラスコに、重量平均分子量30,0
00の30g(0.31モルイミド官能性)のポリ(ス
クシンイミド)及び270gの脱イオン水及び60.3
g(0.31モル)のN−メチル−D−グルカミンを装
てんした。得られた混合物を徐々に78℃に加温し、こ
の温度で32時間維持した。24時間の加熱後、反応混
合物は本質的に透明であった。32時間後、反応混合物
のアリコートの分析は、約7%のN−メチルグルカミン
しか遊離(イオン的にも共有的にもポリ(アスパラギン
酸)誘導体に結合していない)で残存していないことを
示した。反応を室温(約20℃)に冷却した後、ろ過
し、次いで、凍結乾燥した。
【0062】固体生成物の収量は70gであった。液体
クロマトグラフィーによる分析は、ポリ(アスパラギン
酸)ポリマーは約11モル%の共有結合したN−メチル
グラカミンにより変性されている、すなわち、11%の
アミド残基(a+bサブ単位、x=1)及び89%のア
スパラギン酸、N−メチルグルカミン塩残基(M+ =N
−メチルグルカンモニウム+ を有するc+d単位、x=
1)であることを示した。
【0063】例5 側鎖多糖類部分を有するアミノ酸ポリマーEの合成
【化28】
【0064】4首500ml丸底フラスコに機械的撹拌
機、温度計、栓及び頂部に窒素導入口のある還流冷却器
を装備した。丸底フラスコに、重量平均分子量30,0
00の30g(0.31モルイミド官能性)のポリ(ス
クシンイミド)及び250gの脱イオン水及び56.0
g(0.31モル)の1−アミノ−1−デオキシ−D−
ソルビトールを装てんした。得られた混合物を徐々に8
0℃に加温し、この温度で合計14時間維持した。5時
間の加熱後、反応混合物は本質的に透明であった。13
時間後、反応混合物のアリコートの分析は、約8%の1
−アミノ−1−デオキシ−D−ソルビトールしか遊離
(イオン的にも共有的にもポリ(アスパラギン酸)誘導
体に結合していない)で残存していないことを示した。
反応を室温(約20℃)に冷却した後、ろ過し、次い
で、凍結乾燥した。
【0065】固体生成物の収量は64.0gであった。
プロトンNMR及び液体クロマトグラフィーによる分析
は、ポリ(アスパラギン酸)ポリマーは約24モル%の
共有結合した1−アミノ−1−デオキシ−D−ソルビト
ールにより変性されている、すなわち、24%のアミド
残基(a+bサブ単位、x=1)及び76%のアスパラ
ギン酸、1−アンモニウム−1−デオキシ−D−ソルビ
トール塩残基(M+ =1−アンモニウム−1−デオキシ
−D−ソルビトール+ を有するc+d単位、x=1)で
あることを示した。
【0066】例6 側鎖多糖類部分を有するアミノ酸ポリマーFの合成
【化29】
【0067】4首500ml丸底フラスコに機械的撹拌
機、温度計、栓及び頂部に窒素導入口のある還流冷却器
を装備した。丸底フラスコに、重量平均分子量30,0
00の10g(0.10モルイミド官能性)のポリ(ス
クシンイミド)及び339gのジメチルスルホキシドを
フラスコ内で正圧の窒素を維持しながら装てんした。得
られた混合物を正圧の窒素下に30℃に加温し、ポリ
(スクシンイミド)が完全に溶解するまで撹拌した。次
いで均質な混合物に103g(0.05モル)のN−メ
チルアミノマルトデキストリン(数平均分子量約200
0)を添加した。正圧の窒素下に撹拌を継続し、温度を
徐々に60℃まで上昇させた。反応の進行を、反応混合
物のアリコートの遊離アミンを0.1NのHClで滴定
することにより追跡することができた。約48時間の反
応時間後、約半分のN−メチルアミノマルトデキストリ
ンがポリ(スクシンイミド)と反応した。
【0068】冷却された反応混合物を4体積のメタノー
ル中に注ぐことにより反応混合物を沈澱させ、次いで、
真空ろ過により回収した。生成物をメタノールで洗浄
し、次いで、40℃の強制空気炉中で乾燥させた。収量
は81.7gであった。生成物をプロトン及び炭素NM
Rで特徴づけ、アミド残基(a+bサブ単位、x=
1)、スクシンイミド残基(fサブ単位、x=1)及び
N−メチルアミノマルトデキストリンを含有することが
分かった。
【0069】例7 側鎖多糖類部分を有するアミノ酸ポリマーGの合成
【化30】
【0070】重量平均分子量30,000のポリ(スク
シンイミド)を100℃の炉中で1時間乾燥させ、次い
で、デシケーター中で冷却する。4首丸底フラスコに、
機械的撹拌機、温度計、栓及び頂部に窒素導入口のある
還流冷却器を装備する。丸底フラスコに50g(0.5
2モルイミド官能性)の冷乾燥ポリ(スクシンイミド)
及び390gのジメチルスルホキシドをフラスコ内で正
圧の窒素を維持しながら装てんする。得られた混合物を
正圧の窒素下に60℃に加温し、ポリ(スクシンイミ
ド)が完全に溶解するまで撹拌する。次いで均質な混合
物に92.8g(0.26モル)のN−メチルラクタミ
ンを加える。60℃、正圧の窒素下に撹拌を継続する。
反応の進行を、反応混合物のアリコートの遊離アミンを
0.1NのHClで滴定することにより追跡する。反応
が完了した時、冷却された反応混合物を4体積のメタノ
ール中に注ぐことにより沈澱させ、次いで、真空ろ過に
より回収する。生成物をメタノールで洗浄し、次いで5
0℃の強制空気炉中で乾燥させる。
【0071】例8 例1及び5で製造したポリマーをテルグ−オー−トメー
ター(TERG−O−TOMETER)試験で汚れ遊離
について評価した。3枚の木綿スワッチを洗濯して、当
初のテキスタイル仕上げ剤を除去した。各スワッチにつ
いての最初のL,a及びb値をミノルタ比色計で測定し
た。各テルグ−オー−トメーター中のスワッチを、0.
5g/LのGREENCARE洗剤(英国のSains
buryから市販されている)、対照スワッチを洗濯す
るのにポリマーを用いなかった以外は、洗剤の質量に基
づいて、10質量%のポリマーAまたはポリマーE,M
gCl及びCaClに基づいて110ppm の硬度の水を
用いて洗濯し、約34℃(93°F)、80rpm で撹拌
した。20分洗濯及び3分注ぎを用いた。各スワッチを
プリント乾燥機または標準的布類乾燥機中で乾燥させ、
次いで、スパゲッティソース(RAGUトラディショナ
ル)で汚ごした。汚れは一晩置いたままにした。汚れた
スワッチの各々のL,a及びb値を測定した。
【0072】汚れたスワッチを、0.5g/LのGRE
ENCARE洗剤(英国のSainsburyから市販
されている)、対照スワッチを洗濯するのにポリマーを
用いなかった以外は、洗剤の質量に基づいて、10質量
%のポリマーAまたはポリマーE,MgCl2 及びCa
Cl2 に基づいて110ppm の硬度の水を用いて洗濯
し、約34℃(93°F)、80rpm で撹拌した。20
分洗濯及び3分注ぎを用いた。各スワッチをプリント乾
燥機または標準的布類乾燥機中で乾燥させた。各スワッ
チのL,a及びb値を測定した。
【0073】各スワッチ上の汚れについてのΔEを次の
式: ΔE=〔(L1 −L2 2 +(a1 −a2 2 +(b1
−b2 2 0.5 から計算した。各スワッチについての汚れ除去%は次の
式:
【数1】 (式中、ΔEa-s は汚れが付着された後及び汚れのつい
たスワッチが洗濯された後のEの差で、ΔEb-s は汚れ
が付着された後及び汚れが全くないものの差である。)
で計算した。各スワッチについての汚れ除去試験の結果
を表1に要約する。
【0074】 表1 コポリマー 汚れ除去% 平均汚れ除去% 対照 50.87 53.92 (ポリマーなし) 57.00 53.91 ポリマーE 62.91 59.19 56.05 58.60 ポリマーA 58.13 56.64 54.92 56.88
【0075】表1における試験結果は例1及び5でそれ
ぞれ製造されたポリマーA及びEは木綿スワッチに優れ
た汚れ遊離を与えたことを明らかに示している。さら
に、ポリマーA及びEは、汚れをつけ、本発明のポリマ
ーを含有しない洗剤で洗濯された対照スワッチよりも顕
著に大きい汚れ遊離を与えた。
【0076】本発明を特定の態様に関連して記載してき
たが、本発明の請求の範囲及び精神の内で当業者が変更
及び変性することができることが理解されるだろう。
フロントページの続き (72)発明者 クライン エー.ロドリゲス アメリカ合衆国,テネシー 37377,シグ ナル マウンテン,グレイソン ロード 109 (72)発明者 ポール エム.ピーターセン アメリカ合衆国,ニュージャージー 08540,プリンストン,ウェリントン パ ーク ドライブ 205

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造 【化1】 を有する側鎖多糖類部分を有する水溶性または水分散性
    アミノ酸コポリマーであって、 式中、M+ はH+ 、アンモニウム、アルカリ金属、アル
    カリ土金属、Zn2+,Cu2+、第4級有機アミン、アミ
    ノ酸及びプロトン化アミノ糖類からなる群から選択され
    るカチオンであり、単位〔a〕,〔b〕,〔c〕,
    〔d〕,〔e〕及び〔f〕はランダムな順序で存在し、
    (a+b)のモル%は5〜100で、(c+d)のモル
    %は0〜95で、(e)のモル%は0〜95で、(f)
    のモル%は0〜95であり、R1 及びR2 は水素、1〜
    4の炭素原子を有するアルキル基及び構造(I) 【化2】 を有する糖類部分からなる群から独立して選択され、 式中、R5 は水素であるか、または構造I(a) 【化3】 により表わされ、R6 は水素であるか、または構造I
    (a)もしくは構造I(b) 【化4】 により表わされ、 ただし、R1 またはR2 の少なくとも1つは糖類部分で
    あり、R3 及びR4 は水素、1〜12の炭素原子を有す
    るアルキル基並びにアスパラギン酸及びグルタミン酸以
    外のアミノ酸の残基からなる群から独立して選択され、
    (m+n)は0または0より大である、前記アミノ酸コ
    ポリマー。
  2. 【請求項2】 R3 及びR4 がアミノアルキル、(アミ
    ノイミノメチル)アミノアルキル、(1H−イミダゾー
    ル−4−イル)アルキル、アミノオキソアルキル、水
    素、1〜12の炭素原子を有するアルキル基、フェニル
    アルキル、(ヒドロキシフェニル)アルキル、インドー
    ルアルキル、ヒドロキシアルキル、メルカプトアルキル
    及び(メチルチオ)アルキルからなる群から独立して選
    択される請求項1に記載のアミノ酸コポリマー。
  3. 【請求項3】 R3 及びR4 が、4−アミノブチル、3
    −〔(アミノイミノメチル)アミノ〕プロピル、2−ア
    ミノ−2−オキソエチル、3−アミノ−3−オキソプロ
    ピル、水素、メチル、1−(メチル)エチル、2−(メ
    チル)プロピル、1−(メチル)プロピル、フェニルメ
    チル、(4−ヒドロキシフェニル)メチル、インドール
    メチル、ヒドロキシメチル、メルカプトメチル、1−
    (ヒドロキシ)エチル及び2−(メチルチオ)エチルか
    らなる群から独立して選択される請求項2に記載のアミ
    ノ酸コポリマー。
  4. 【請求項4】 少なくとも1種の界面活性剤を含む清浄
    化組成物において、構造 【化5】 を有する側鎖多糖類部分を有する水溶性または水分散性
    アミノ酸コポリマーを加えることを含み、 式中、M+ はH+ 、アンモニウム、アルカリ金属、アル
    カリ土金属、Zn2+,Cu2+、第4級有機アミン、アミ
    ノ酸及びプロトン化アミノ糖類からなる群から選択され
    るカチオンであり、単位〔a〕,〔b〕,〔c〕,
    〔d〕,〔e〕及び〔f〕はランダムな順序で存在し、
    (a+b)のモル%は5〜100で、(c+d)のモル
    %は0〜95で、(e)のモル%は0〜95で、(f)
    のモル%は0〜95であり、R1 及びR2 は水素、1〜
    4の炭素原子を有するアルキル基及び糖類部分からなる
    群から独立して選択され、 ただし、R1 またはR2 の少なくとも1つは糖類部分で
    あり、R3 及びR4 は水素、1〜12の炭素原子を有す
    るアルキル基並びにアスパラギン酸及びグルタミン酸以
    外のアミノ酸の残基からなる群から独立して選択され、
    (m+n)は0または0より大である、改良された清浄
    化組成物。
  5. 【請求項5】 少なくとも1種の界面活性剤を含む清浄
    化組成物において、構造 【化6】 を有する側鎖多糖類部分を有する水溶性または水分散性
    アミノ酸コポリマーを加えることを含み、 式中、M+ はH+ 、アンモニウム、アルカリ金属、アル
    カリ土金属、Zn2+,Cu2+、第4級有機アミン、アミ
    ノ酸及びプロトン化アミノ糖類からなる群から選択され
    るカチオンであり、単位〔a〕,〔b〕,〔c〕,
    〔d〕,〔e〕及び〔f〕はランダムな順序で存在し、
    (a+b)のモル%は5〜100で、(c+d)のモル
    %は0〜95で、(e)のモル%は0〜95で、(f)
    のモル%は0〜95であり、R1 及びR2 は水素、1〜
    4の炭素原子を有するアルキル基及び構造(I) 【化7】 を有する糖類部分からなる群から独立して選択され、 式中、R5 は水素であるか、または構造I(a) 【化8】 により表わされ、R6 は水素であるか、または構造I
    (a)もしくは構造I(b) 【化9】 により表わされ、 ただし、R1 またはR2 の少なくとも1つは糖類部分で
    あり、R3 及びR4 は水素、1〜12の炭素原子を有す
    るアルキル基並びにアスパラギン酸及びグルタミン酸以
    外のアミノ酸の残基からなる群から独立して選択され、
    (m+n)は0または0より大である、改良された清浄
    化組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の側鎖多糖類部分を有す
    る水溶性または水分散性アミノ酸コポリマーの製造方法
    であって、(I)5〜100モル%の(f)単位を有す
    る少なくとも1種のアミノ酸ポリマーを極性中性溶剤に
    溶解して溶液を生成させ、(II)工程(I)で生成した
    溶液に少なくとも1種のアミン含有多糖類を加えて混合
    物を生成させ、そこで、前記アミン含有多糖類は構造 【化10】 を有するものであって、(III)工程(II)で生成した混
    合物を約30℃〜約120℃の温度で前記アミノ酸ポリ
    マーと前記アミン含有多糖類が反応するのに十分な時間
    加熱することを含む前記方法。
  7. 【請求項7】 前記極性中性溶剤を側鎖多糖類部分を有
    する前記アミノ酸コポリマーから、蒸発または沈澱によ
    り除去する請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の側鎖多糖類部分を有す
    る水溶性または水分散性アミノ酸コポリマーの製造方法
    であって、(I)水、少なくとも1種のアミン含有多糖
    類及び少なくとも1種の、5〜100モル%の(f)単
    位を有するアミノ酸ポリマーの混合物を生成させ、そこ
    で、前記アミン含有多糖類は構造 【化11】 を有するものであり、(II)前記混合物をpHを9より高
    く維持するために十分な量の塩基の存在において、9よ
    りも高いpHで、約30℃〜約100℃の温度で前記アミ
    ノ酸ポリマーと前記アミン含有多糖類が反応するのに十
    分な時間加熱することを含む前記方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の側鎖多糖類部分を有す
    る水溶性または水分散性アミノ酸コポリマーの製造方法
    であって、(I)水、少なくとも1種のアミン含有多糖
    類及び少なくとも1種の、5〜100モル%の(f)単
    位を有するアミノ酸ポリマーの混合物を生成させ、そこ
    で、前記アミン含有多糖類は構造 【化12】 を有するものであり、(II)前記混合物を12より低い
    pHで、約30℃〜約100℃の温度で前記アミノ酸ポリ
    マーと前記アミン含有多糖類が反応するのに十分な時間
    加熱することを含む前記方法。
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