JPH11310795A - ポリエチレングリコ―ルとグラフトしたスチレン―無水物コポリマ―を含有するラウンドリ―洗浄剤 - Google Patents

ポリエチレングリコ―ルとグラフトしたスチレン―無水物コポリマ―を含有するラウンドリ―洗浄剤

Info

Publication number
JPH11310795A
JPH11310795A JP11079251A JP7925199A JPH11310795A JP H11310795 A JPH11310795 A JP H11310795A JP 11079251 A JP11079251 A JP 11079251A JP 7925199 A JP7925199 A JP 7925199A JP H11310795 A JPH11310795 A JP H11310795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
styrene
polyethylene glycol
anhydride copolymer
anhydride
grafted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11079251A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas H Moss Iii
エイチ.モス,ザ サード トーマス
Klein A Rodrigues
エー.ロドリゲス クライン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Starch and Chemical Investment Holding Corp
Original Assignee
National Starch and Chemical Investment Holding Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26724554&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH11310795(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Priority claimed from US09/094,104 external-priority patent/US6075093A/en
Application filed by National Starch and Chemical Investment Holding Corp filed Critical National Starch and Chemical Investment Holding Corp
Publication of JPH11310795A publication Critical patent/JPH11310795A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/37Polymers
    • C11D3/3746Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C11D3/3757(Co)polymerised carboxylic acids, -anhydrides, -esters in solid and liquid compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F257/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of aromatic monomers as defined in group C08F12/00
    • C08F257/02Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of aromatic monomers as defined in group C08F12/00 on to polymers of styrene or alkyl-substituted styrenes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F267/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated polycarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F22/00
    • C08F267/02Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated polycarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F22/00 on to polymers of acids or salts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F267/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated polycarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F22/00
    • C08F267/04Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of unsaturated polycarboxylic acids or derivatives thereof as defined in group C08F22/00 on to polymers of anhydrides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F291/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to macromolecular compounds according to more than one of the groups C08F251/00 - C08F289/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L71/00Compositions of polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L71/02Polyalkylene oxides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 界面活性剤、ビルダー及びラウンドリー洗浄剤組成物の
総重量に基づいて約0.1〜約25重量%のポリエチレ
ングリコールとグラフトしたスチレン−無水物コポリマ
ーを含むラウンドリー洗浄剤組成物であって、前記ポリ
エチレングリコールとグラフトしたスチレン−無水物コ
ポリマーは、溶媒中で、スチレン及び置換スチレンから
選択されるスチレンモノマーと、無水マレイン酸及び無
水イタコン酸から選択される無水物モノマーとを反応さ
せてスチレン−無水物コポリマーを生成させ、それをポ
リエチレングリコールと反応させてポリエチレングリコ
ールとグラフトしたスチレン−無水物コポリマーを生成
することにより製造される。ポリエチレングリコールと
グラフトしたスチレン−無水物コポリマーは、洗濯過程
で用いると、布帛から汚れを除去し、布帛上に汚れを沈
着を防止し、布帛に耐汚れ性を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリエチレングリコ
ールとグラフトしたスチレン−無水物コポリマーを含有
するラウンドリー洗浄剤組成物に関する。このグラフト
コポリマーは、木綿、木綿のブレンド物及びポリエステ
ルについての汚れ遊離剤として効果がある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ポリエ
ステルに関して有効である種々の汚れ遊離剤は当技術分
野において周知である。これらは典型的には短鎖ポリエ
ステルであって、テレフタレート残基及びエチレンオキ
シまたはプロピレンオキシ重合単位の混合物を含む。上
記汚れ遊離剤は構造的にはポリエステル布帛と同様であ
り、したがって、清浄化を容易にし得る保護膜をポリエ
ステル布帛上に作る傾向がある。これらの汚れ遊離剤は
ポリエステルと木綿のブレンド物については、非常に効
果が少なく、木綿については完全に効果がない。一般
に、洗濯の必要がある布帛の多くは木綿または木綿のブ
レンド物である。だから、木綿及び木綿ブレンド物につ
いて、継続する汚れ遊離剤についてのニーズがある。さ
らに有用な汚れ遊離剤はポリエステルについての汚れ遊
離の利点を提供する。
【0003】スチレン−無水マレイン酸グラフトコポリ
マーは洗浄剤組成物及びセメント質混合物に用いられて
いた。米国特許第3,485,762号は、スチレン−
無水マレイン酸樹脂のアンモニウム塩及び非イオン性、
ヒドロキシル含有界面活性剤を含有する洗浄剤組成物を
記載している。非イオン界面活性剤及びスチレン−無水
マレイン酸樹脂は洗浄剤組成物中に、スチレン−無水マ
レイン酸樹脂との物理的混合物として、あるいは、非イ
オン性ヒドロキシル含有界面活性剤とスチレン−無水マ
レイン酸樹脂の部分エステルとして存在している。スチ
レン−無水マレイン酸樹脂と非イオン界面活性剤から製
造された洗浄剤組成物は、非イオン性、ヒドロキシル含
有界面活性剤の疎水性のため、疎水性物質、たとえば、
ポリエステルを清浄化するのに効果がある。
【0004】米国特許第5,158,996号はセメン
ト質混合物に用いるためのコポリマーを記載している。
コポリマーはスチレン−無水マレイン酸とポリアルキレ
ングリコールを反応させることにより製造される。コポ
リマーは可塑剤として作用し、セメント質混合物を流動
化させる。しかしながら、洗浄剤中に上記ポリマーを用
いることは開示されていない。
【0005】したがって、本発明の目的は、木綿、木綿
のブレンド物及びポリエステルについて有効な汚れ遊離
剤を提供することである。液体ラウンドリー洗浄剤組成
物中に相容する汚れ遊離剤を提供することも本発明の目
的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】先の及び他の目的に関し
て、本発明は、界面活性剤、ビルダー及びラウンドリー
洗浄剤組成物の総重量に基づいて約0.1〜約25重量
%のポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−
無水物コポリマーを含む、ラウンドリー洗浄剤組成物で
あって、前記コポリマーは、溶媒中で、スチレン、置換
スチレン及びその混合物からなる群から選択されるスチ
レンモノマーと無水マレイン酸、無水イタコン酸及びそ
の混合物からなる群から選択される無水物モノマーを反
応させてスチレン−無水マレイン酸コポリマーを生成さ
せ、それを式、R1 −(CH2 CHCH2 O)m −R2
(式中、R1 はOHまたはNH2 で、R2 はC1 〜C4
を有するアルキル基、フェノール及びOHからなる群か
ら選択され、mは約2〜約100である)を有するポリ
エチレングリコールと反応させて、水溶性または水分散
性のポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−
無水物コポリマーを生成させることにより製造されたも
のである、前記ラウンドリー洗浄剤を提供する。さらに
好ましくは、ポリエチレングリコールとグラフトしたス
チレン−無水物コポリマーは、スチレン−無水マレイン
酸コポリマーとポリエチレングリコールとの半エステル
を含み、疎水物質の存在下に製造される。
【0007】他の面によると、本発明は、アルコキシル
化されて、水溶性または水分散性のポリエチレングリコ
ールとグラフトしたスチレン−無水物コポリマーを生成
する、スチレン−無水物コポリマーを提供し、そこで、
アルコキシル化はエチレンオキシドまたはエチレンオキ
シド及び3〜20炭素原子を有するアルキルオキシドの
組み合わせを用いて達成される。
【0008】さらなる面によると、本発明は布帛を清浄
化する方法を提供し、その方法は、水溶性または水分散
性のポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−
無水物コポリマーを含むラウンドリー洗浄剤組成物を製
造し、前記ラウンドリー洗浄剤組成物を、少なくとも1
つの布帛が汚れを含有している1以上の布帛と接触さ
せ、汚れを含有している布帛から汚れの少なくとも1部
分を取り除くことを含む。
【0009】洗濯過程において用いる時には、水溶性ま
たは水分散性のポリエチレングリコールとグラフトした
スチレン−無水物コポリマーは、布帛から汚れを取り除
き、布帛への汚れの沈着を防ぎ、そして、布帛に耐汚れ
性を与える。ポリエチレングリコールとグラフトしたス
チレン−無水物コポリマーは、布帛に吸収されるのに十
分に親水性である。いかなる特定の理論にも拘束される
ことを望まないが、本発明者は、ポリエチレングリコー
ルとグラフトしたスチレン−無水物コポリマーは、洗濯
過程の間に木綿繊維の表面を変性し、続いて布帛が汚染
された時に、次の洗濯において汚染をより容易に取り除
けるようにする。
【0010】本発明の水溶性または水分散性のポリエチ
レングリコールとグラフトしたスチレン−無水物コポリ
マーの添加により改良され得る、典型的なラウンドリー
洗浄剤組成物は米国特許第5,147,576号、5,
132,053号、5,110,506号、4,92
3,635号、4,873,012号、4,663,0
71号及び4,906,397号に記載されており、参
照により本明細書に組み入れる。
【0011】本発明のポリエチレングリコールとグラフ
トしたスチレン−無水物コポリマーは、まず、スチレン
及び置換スチレンから選択されるスチレンモノマーと、
無水マレイン酸及び無水イタコン酸から選択される無水
物モノマーとを溶剤中で反応させてスチレン−無水物コ
ポリマーを生成することにより製造される。複数のスチ
レンモノマーと複数の無水物モノマーの混合物も用い得
る。スチレン−無水物コポリマーは当業者に周知のラジ
カル重合技術により生成される。
【0012】本明細書で用いる場合、「置換スチレン」
はビニルベンゼン基を含有するあらゆるモノマーを意味
する。置換スチレンモノマーの例は、1−ビニルナフタ
レン、2−ビニルナフタレン、3−メチルスチレン、4
−プロピルスチレン、t−ブチルスチレン、4−シクロ
ヘキシルスチレン、4−ドデシルスチレン、2−エチル
−4−ベンジルスチレン及び4−(フェニルブチル)ス
チレンであるが、これらに限定されない。
【0013】次いで、スチレン−無水物コポリマーをポ
リエチレングリコールと反応させて、水溶性または水分
散性のポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン
−無水物コポリマーを生成する。ポリエチレングリコー
ルは、式R1 −(CH2 CHCH2 O)m −R2 (式
中、R1 はOHまたはNH2 で、R2 はC1 〜C4 を有
するアルキル基、フェノール及びOHから選択され、m
は約2〜約100である)を有する。好ましくは、R2
はメチルで、mは約8〜約50であって、最も好ましく
は12〜20である。いくらかのポリエチレングリコー
ルが未反応のまま残っているのは本発明の範囲内であ
る。スチレン−無水物コポリマー上にいくらかの無水物
成分が未反応のまま残っているのも本発明の範囲内であ
る。さらに、未反応の無水物成分を水の存在下に加水分
解し、相当するジカルボン酸を生成させることができ
る。
【0014】ポリエチレングリコール上のアミンまたは
ヒドロキシル官能性基は、スチレン−無水物コポリマー
の主鎖中に存在する無水物成分と反応し得る。ポリエチ
レングリコールは、架橋度が不溶性のゲルが生成しない
程度であるという条件で、1より多い官能基を有するこ
とができる。本発明者は、ポリエチレングリコールとグ
ラフトしたスチレン−無水物コポリマーの間の過度の架
橋は不溶性ゲルを生産することを確認した。
【0015】ポリエチレングリコールまたはポリエチレ
ングリコールの誘導体は重量平均分子量100〜20,
000、好ましくは200〜6000、より好ましくは
500〜800を有している。最も好ましくは、ポリエ
チレングリコールは重量平均分子量約550〜約750
を有するメトキシポリエチレングリコールである。一般
に、より大きい架橋度は、より低い分子量のポリエチレ
ングリコールまたはポリエチレングリコールの誘導体を
用いる時よりもより高い分子量のポリエチレングリコー
ルまたはポリエチレングリコールの誘導体を用いる時に
許容され得る。
【0016】スチレン−無水物コポリマー上の無水物成
分の少なくとも1つをアルコキシル化して相当するグラ
フトコポリマーを生成させることは本発明の範囲内に入
る。アルコキシル化はエチレンオキシドまたはエチレン
オキシドと3〜20の炭素原子、好ましくは3〜6の炭
素原子を有するアルキルオキシドを用いて達成すること
ができる。エチレンオキシド以外の適切なアルキルオキ
シドは、たとえば、プロピレンオキシド、ブチレンオキ
シド、ヘキシレンオキシド等である。アルコキシル化は
スチレン−無水物グラフトコポリマーの側鎖上の末端ヒ
ドロキシル基の配置を可能とする。
【0017】疎水物質及び/または溶剤の存在下でスチ
レン−無水物コポリマーとポリエチレングリコールを反
応させることは本発明の範囲内である。しかしながら、
本発明者は、ポリエチレングリコールが反応媒体として
機能し得ることを確認した。一般的な有機溶剤はトルエ
ン、メチルイソブチルケトン等である。疎水物質はスチ
レン−無水物コポリマー上の無水物成分のアルコキシル
化の後にも用い得る。疎水物質は、スチレン−無水物コ
ポリマー上の無水物と反応して相当するエステルまたは
アミドを生成する官能基を有する。
【0018】好ましくは疎水物質は多糖類をベースとす
る界面活性剤または式R3 −(CH 2 CHR4 O)m
5 (式中、R3 はOHまたはNH2 で、R4 は、水
素、メチル、エチル、プロピルまたはフェニルから選択
され、R5 は、水素、C1 〜C 20アルキル、アルカリー
ルまたはアリール基から選択され、mは0〜約20であ
る)を有する官能化アルコールアルコキシラートから選
択される。より好ましくは、多糖類をベースとする界面
活性剤は、アルキル基がC6 〜C20を有し、グリコシド
が1〜10個の繰返し単位を有するアルキルポリグリコ
シドまたはアルキル基がC6 〜C20を有し、グルカミド
基は1個の繰返し単位を有するポリアルキルグルカミド
である。多糖類をベースとする界面活性剤が疎水物質と
して用いられる時は、不溶性ゲルの生成をもたらすかも
しれない過度の架橋を防止するためにエステル化度が制
限されることに注意することが重要である。
【0019】より好ましくは、疎水物質はC6 〜C20
肪族アルコールまたはアミン、C6〜C20アルコール及
び6〜20モルのエトキシル化を有するアルコールエト
キシラート並びにC6 〜C20アルキル基及び6〜10モ
ルのエトキシル化を有するアルキルフェノールエトキシ
ラートから選択される。疎水物質の組み合せも用いるこ
とができる。最も好ましくは、疎水物質はC8 〜C12
肪族アルコールまたはアミン、C12〜C15アルコール及
び7〜9モルのエトキシル化を有するアルコールエトキ
シラート並びにC8 〜C9 アルキル基及び6〜8モルの
エトキシル化を有するアルキルフェノールエトキシラー
トから選択される。
【0020】本発明の好ましい態様では、スチレン−無
水物コポリマーはポリエチレングリコール及び疎水物質
中にスラリー化される。スラリーは約50℃〜約300
℃、好ましくは約150℃〜約200℃の温度まで加熱
される。反応温度は、ポリエチレングリコールの分子量
及びポリエチレングリコール上の官能基に依存する。よ
り低分子量のポリエチレングリコール並びにアミノ官能
化ポリエチレングリコールは、より高分子量のポリエチ
レングリコールまたはヒドロキシル官能化ポリエチレン
グリコールよりも早く反応する。エステル化及びアミノ
化の反応条件及び操作パラメータは「SMA樹脂の反応
(Reactions of SMAResins)」
と題する Elf Atochemから入手できる技術文献に開示さ
れている。
【0021】エステル化もしくはアミノ化反応の速度を
早めるためまたはより高い転化までグラフト化を行うた
めに触媒を加えることができる。適切な触媒は当業者に
知られており、メタンスルホン酸及びパラトルエンスル
ホン酸を包含するが、これらに限定されない。反応生成
物を水で希釈し、塩基、たとえば、NaOH、水酸化ア
ンモニウム、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ンで中和することができる。
【0022】ポリエチレングリコールとグラフトしたス
チレン−無水マレイン酸コポリマーに加えて、反応生成
物はスチレン−無水マレイン酸、ポリエチレングリコー
ル及びスチレン−マレイン酸から選択される未反応成分
を含有し得る。さらに、反応生成物は未反応疎水物質、
たとえば、アルコールエトキシラートを含有し得る。好
ましくは、反応生成物はポリエチレングリコールとスチ
レン−無水物コポリマーの部分エステルを含む。
【0023】ポリエチレングリコールとグラフトしたス
チレン−無水物コポリマーは物品、好ましくは布帛から
汚れを取り除くのに用いられるあらゆる清浄化組成物中
に用いることができる。好ましくは清浄化組成物はラウ
ンドリー洗浄剤組成物である。さらに、ポリエチレング
リコールとグラフトしたスチレン−無水物コポリマーは
布帛柔軟剤として用いることができる。
【0024】本明細書で用いる場合、「清浄化」は物品
から汚れを取り除き、清浄化または洗濯過程において汚
れの再沈着を防止し、もしくは物品に耐汚れ性を与える
かまたはそれらの組み合わせを意味する。本発明のコポ
リマーを用いて清浄化し得る物品は、汚れと接触し、清
浄化過程の間に清浄化し得る物品である。ポリエチレン
グリコールとグラフトしたスチレン−無水物コポリマー
を用いて清浄化し得る物品の例は、布帛、たとえば、布
地、リネン、カーペットもしくは室内装飾材料、硬表
面、たとえば、天板、窓、床、皿、ガラスもしくはタイ
ルまたは自動車を包含する。好ましくは布帛は木綿また
は木綿のブレンド物である。
【0025】ラウンドリー洗浄剤組成物は固体または液
体組成物であり得る。ラウンドリー洗浄剤組成物が固体
なら、ラウンドリー洗浄剤組成物はあらゆる通常の物理
的形状、たとえば、粉末、ビーズ、フレーク、棒状のも
の、錠剤、ヌードル、ペースト及びスラリーであってよ
い。ラウンドリー洗浄剤組成物が液状なら、ラウンドリ
ー洗浄剤組成物は、好ましくは物品と容易に接触するよ
うにポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−
無水物コポリマーを分散または溶解する。ラウンドリー
洗浄剤組成物は水性または非水性でよい。たとえば、ポ
リエチレングリコールとグラフトしたスチレン−無水物
コポリマーは、水、1以上の溶剤または不活性希釈剤中
に溶解または分散され得る。好ましくはラウンドリー洗
浄剤組成物は水性である。ラウンドリー洗浄剤組成物は
好ましくはラウンドリー洗浄剤組成物の総重量に基づい
て、約0.1〜約25重量%、より好ましくは約0.5
〜約10重量%、最も好ましくは約1〜約5重量%の量
のポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−無
水物コポリマーを含有する。ラウンドリー洗浄剤におい
ては、ポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン
−無水物コポリマーは、布帛に付着し得る油性の汚れの
量を減少させるように機能する。その次の布帛の洗濯
は、汚れと布帛の間の減少した相互作用の結果としても
っと汚れを取り除くだろう。
【0026】ポリエチレングリコールとグラフトしたス
チレン−無水物コポリマーを用いて製造されたラウンド
リー洗浄剤組成物は少なくとも1種の界面活性剤及びビ
ルダーを含有する。適切な界面活性剤は非イオン、アニ
オン、カチオン及び両性界面活性剤を包含する。本発明
のラウンドリー洗浄剤組成物に用い得る界面活性剤は石
けんであってもよい。
【0027】アニオン界面活性剤は、たとえば、C8
12アルキルベンゼンスルホネート、C12〜C16アルカ
ンスルホネート、C12〜C16アルキルサルフェート、C
12〜C16アルキルスルホスクシネート及びC12〜C16
酸塩化エトキシル化アルカノールを包含する。非イオン
界面活性剤は、たとえば、C6 〜C12アルキルフェノー
ルエトキシラート、C12〜C20アルカノールアルコキシ
ラート並びにエチレンオキシド及びプロピレンオキシド
のブロックコポリマーを包含する。任意に、ポリアルキ
レンオキシドの末端基はブロックされていてもよく、そ
れにより前記ポリアルキレンオキシドの遊離OH基はエ
ーテル化、エステル化、アセタール化及び/またはアミ
ノ化されてもよい。他の変性はポリアルキレンオキシド
の遊離OH基とイソシアネートを反応させることからな
る。非イオン界面活性剤はC4 〜C18アルキルグルコシ
ド並びにアルコキシル化によりそれらから得ることがで
きるアルコキシル化生成物、特にアルキルグルコシドと
エチレンオキシドの反応により得られるものを包含す
る。
【0028】カチオン界面活性剤は水溶液に溶解または
分散した時に官能基の荷電が正である親水性官能基を含
有する。典型的なカチオン界面活性剤は、たとえば、ア
ミン化合物、酸素含有アミン及び第4アミン塩を包含す
る。両性界面活性剤は酸性及び塩基性親水性基の両方を
含有する。両性界面活性剤は好ましくは第2及び第3ア
ミンの誘導体、第4アンモニウム、第4ホスホニウムま
たは第3スルホニウム化合物の誘導体である。第4級化
合物中のカチオン原子は複素環の部分であることができ
る。両性界面活性剤は好ましくは、約3〜約18個の炭
素原子を含有する少なくとも1個の脂肪族基を含有す
る。少なくとも1個の脂肪族基は好ましくはアニオン性
水可溶化基、たとえばカルボキシ、スルホネートまたは
ホスホノ基を含有する。
【0029】一般に、アニオン界面活性剤、たとえば、
直鎖アルキルスルホネート(LAS)はポリエチレング
リコールとグラフトしたスチレン−無水物コポリマーを
含有する固体ラウンドリー洗浄剤組成物において用いる
のが好ましい。非イオン及びアニオン界面活性剤混合
物、たとえば、アルコールエトキシラート及びLASは
ポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−無水
物コポリマーを含有する液体ラウンドリー洗浄剤組成物
において好ましい。界面活性剤は、ラウンドリー洗浄剤
組成物の総重量に基づいて約1〜約50重量%、好まし
くは約2〜約45重量%、より好ましくは約5〜約40
重量%の量で存在する。
【0030】ラウンドリー洗浄剤組成物に存在し得るビ
ルダーの例は、たとえば、ホスフェート、たとえば、ピ
ロホスフェート、ポリホスフェートまたはトリポリリン
酸ナトリウムを包含する。さらなる例は、ゼオライト、
炭酸ナトリウム、ポリ(カルボン酸)、ニトロトリ酢
酸、クエン酸、酒石酸、前述の酸の塩及びモノマー状、
オリゴマー状または重合体状ホスホネートである。ビル
ダーの組み合わせも用い得る。ビルダーはラウンドリー
洗浄剤組成物の総重量に基づいて、1〜約85重量%、
好ましくは約5〜約50重量%の量で存在する。
【0031】ポリエチレングリコールとグラフトしたス
チレン−無水物コポリマーを用いて製造されたラウンド
リー洗浄剤組成物は、ラウンドリー洗浄剤組成物におい
て用いられる界面活性剤及びビルダーに加えてあらゆる
任意の成分を含有し得る。上記追加の成分は当業者に周
知であって、1以上のイオン交換剤、アルカリ、耐蝕性
物質、再沈着防止物質、螢光増白剤、芳香、染料、キレ
ート化剤、酵素、漂白剤(whitener)、増白
剤、帯電防止剤、泡立ち抑制剤、溶剤、ヒドロトロー
プ、漂白剤(bleaching agent)、香
料、漂白前駆体、水、緩衝剤、汚れ除去剤、汚れ遊離
剤、柔軟剤、不透明剤、不活性希釈剤、緩衝剤、腐蝕防
止剤、灰色化防止剤、再沈着防止剤、安定剤、不透明
剤、充填剤、ビルダー、ホスフェート共ビルダー及びホ
スフェート置換ビルダーを包含する。上記追加の成分の
組み合わせも用い得る。
【0032】本発明の好ましい態様においては、ポリエ
チレングリコールとグラフトしたスチレン−無水物コポ
リマーは、汚れた布帛またはカーペットに直接塗布する
ための予備しみ抜き剤配合物に組み込まれる。前記グラ
フトコポリマーは、たとえ、布帛を、そのグラフトコポ
リマーを含有しないラウンドリー洗浄剤中で続いて洗濯
したとしても、布帛から汚れを除去するのに役立つ。予
備しみ抜き剤配合物中に用いた時、ポリエチレングリコ
ールとグラフトしたスチレン−無水物コポリマーは、予
備しみ抜き剤配合物の総重量に基づいて、好ましくは、
約0.5〜約75重量%、より好ましくは約1〜約15
重量%、最も好ましくは約2〜約10重量%の量で存在
する。
【0033】次の非限定的な例は本発明のさらなる面を
説明する。 例1 ポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−無水
マレイン酸グラフトコポリマーの製造 スチレン−無水マレイン酸樹脂(Elf AtochemからのSM
A 1000)20gを36.9gのエトキシポリエチ
レングリコール(Union CarbideからのCARBOWAX
550)、 Shell化学からの13.5gのNEODO
L 25−9及び26.1gのNEODOL 25−7
中にスラリー化した。反応混合物を110℃まで2時間
加熱し、温度を140℃まで3時間で上昇させた。冷却
した反応生成物は透明な黄色の油溶液であった。22
6.1gの水を加えた。次いで約2mlの50%NaOH
溶液を用いて溶液のpHを6〜7に調整した。反応生成物
の最終固形分はほぼ30%であった。
【0034】例2 ポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−無水
マレイン酸コポリマーの製造 スチレン−無水マレイン酸樹脂(Elf AtochemからのSM
A 1000)20gを、29.7gのエトキシポリエ
チレングリコール(Union CarbideからのCARBOWA
X 550)、 Shell化学からの10.1gのNEOD
OL 25−9及び19.8gのNEODOL 25−
7中にスラリー化した。反応混合物を160℃まで加熱
し、その温度で6時間維持した。反応生成物は透明な黄
色の油溶液で、それを冷却し、185.7gの水で希釈
した。溶液のpHを約2mlの50%NaOH溶液を用い
て、6〜7に調整した。反応生成物の最終固形分はほぼ
30%であることが確認された。
【0035】例3 ポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−無水
マレイン酸コポリマーの製造 スチレン−無水マレイン酸樹脂(Elf AtochemからのSM
A 1000)20gを、19.7gのエトキシポリエ
チレングリコール(Union CarbideからのCARBOWA
X 550)、 Shell化学からの13.5gのNEOD
OL 25−9及び26.4gのNEODOL 25−
7中にスラリー化した。反応混合物を160℃まで加熱
し、その温度で6時間保持した。反応生成物は透明な黄
色の油溶液で、それを冷却し、185.7gの水で希釈
した。溶液のpHを約2mlの50%NaOH溶液を用いて
6〜7に調整した。反応生成物の最終固形分はほぼ30
%であることが確認された。
【0036】例4 例1〜3で製造されたコポリマーの汚れ遊離特性の評価 例1〜3で製造されたスチレン−無水マレイン酸グラフ
トコポリマーを汚れ遊離試験で評価し、ポリエステルか
らの汚れを除去するために一般に用いられている市販の
汚れ遊離ポリマー(Rhone-PouleneからのSRP4)と比
較した。この試験では、3枚のスワッチを、0.5g/
lのAATCC洗浄剤及び9ppm の例1〜3で製造した
ポリマーの1つまたはSRP4を用いて、温度約34℃
(93°F),110ppm 水硬度及び80rpm 撹拌でT
ERG−O−TOMETER中で予洗した。各スワッチ
を乾燥し、スパゲッティソースで汚した。各スワッチ
を、0.5g/lのAATCC洗浄剤及び9ppm の例1
〜3で製造したポリマーの1つまたはSRP4を用いて
温度約34℃,110ppm の水硬度及び80rpm の撹拌
でTERG−O−TOMETER中で洗濯した。各スワ
ッチの汚れ遊離特性を表1に要約する。
【0037】 表 I ポリマー ポリエステル 木綿についての についての汚れ遊離% 汚れ遊離% ───────────────────────────── な し 53.8 51.8 SRP4 72.0 − 例 1 74.0 65.1 例 2 74.3 65.5 例 3 68.6 64.9 表1の試験結果は、例1〜3で製造されたポリエチレン
グリコールとグラフトしたスチレン−無水マレイン酸グ
ラフトコポリマーは、未処理の木綿及びポリエステルに
比べて、木綿及びポリエステルについて優れた汚れ遊離
を示すことを明らかに示している。さらに、市販のSR
P4ポリマーはポリエステルについてのみ汚れ遊離を示
すけれども、例1〜3で製造されたスチレン−無水マレ
イン酸グラフトコポリマーは木綿及びポリエステルにつ
いて優れた汚れ遊離を示す。
【0038】例5 ポリエステルとグラフトしたスチレン−無水物コポリマ
ーの予備しみ抜き試験における評価 予備しみ抜き試験においては、例1〜3で製造された2
gの各ポリマーで汚染されたスワッチ上に斑点をつけ、
1晩そのままにしておいた。汚染されたスワッチは木綿
上のほこり/脂(Test Fabricsから入手可能)であっ
た。スワッチを、0.9g/lのAATCC洗浄剤を用
いて、約34℃,80rpm で110ppm の水硬度でTE
RG−O−TOMETER中で、10分間洗濯、5分間
すすぎを用いて洗濯した。L、a及びb値は洗濯の前後
に測った。
【0039】ΔEは次の式
【0040】
【数1】
【0041】から計算した。試験結果を表IIに要約す
る。
【0042】
【表1】
【0043】表IIの結果はポリエチレングリコールとグ
ラフトしたスチレン−無水物コポリマーが、あらゆる他
の洗浄剤の不存在で洗濯した時ですら、優れた汚れ遊離
特性を発揮する予備しみ抜き剤として機能することを示
す。洗濯過程で用いる時、ポリエチレングリコールとグ
ラフトしたスチレン−無水物コポリマーは、布帛から汚
れを取り除き、布帛上への汚れの沈着を防止し、そし
て、布帛に耐汚れ性を与える。ポリエチレングリコール
とグラフトしたスチレン−無水物コポリマーは、布帛に
吸収されるのに十分に親水性である。
【0044】本発明をその特定の態様に特に関連して記
載してきたとはいえ、請求の範囲及び精神の範囲内で当
業者により変更及び修正をすることができることが理解
されるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クライン エー.ロドリゲス アメリカ合衆国,テネシー 37377,シグ ナル マウンテン,グレイソン ロード 109

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 界面活性剤及びビルダーを含む改良され
    たラウンドリー洗浄剤組成物であって、ラウンドリー洗
    浄剤組成物の総重量に基づいて、約0.1〜約25重量
    %のポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−
    無水物コポリマーを加えることを含む改良であって、前
    記ポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−無
    水物コポリマーは、溶媒中で、スチレン、置換スチレン
    及びその混合物からなる群から選択されるスチレンモノ
    マーと、無水マレイン酸、無水イタコン酸及びその混合
    物からなる群から選択される無水物モノマーとを反応さ
    せてスチレン−無水物コポリマーを生成させ、それを
    式、R1 −(CH2 CHCH2 O)m −R2 (式中、R
    1 はOHまたはNH2 で、R2 はC1 〜C4 を有するア
    ルキル基、フェノール及びOHからなる群から選択さ
    れ、mは約2〜約100である)を有するポリエチレン
    グリコールと反応させて、水溶性または水分散性のポリ
    エチレングリコールとグラフトしたスチレン−無水物コ
    ポリマーを生成させることにより製造されたものであ
    る、前記組成物。
  2. 【請求項2】 界面活性剤及びビルダーを含む改良され
    たラウンドリー洗浄剤組成物であって、ラウンドリー洗
    浄剤組成物の総重量に基づいて、約0.1〜約25重量
    %のポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−
    無水物コポリマーを加えることを含む改良であって、前
    記ポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−無
    水物コポリマーは、溶媒中で、スチレン、置換スチレン
    及びその混合物からなる群から選択されるスチレンモノ
    マーと、無水マレイン酸、無水イタコン酸及びその混合
    物からなる群から選択される無水物モノマーとを反応さ
    せてスチレン−無水物コポリマーを生成させ、それをア
    ルコキシル化して水溶性または水分散性のポリエチレン
    グリコールとグラフトしたスチレン−無水物コポリマー
    を生成させることにより製造され、そこで、前記アルコ
    キシル化が、エチレンオキシドまたはエチレンオキシド
    と炭素数3〜20を有するアルキレンオキシドの組み合
    わせを用いて達成される、前記組成物。
  3. 【請求項3】 前記スチレン−無水物コポリマーを疎水
    物質の存在下で反応させる請求項1に記載のラウンドリ
    ー洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のラウンドリー洗浄剤組
    成物であって、前記疎水物資が、多糖類をベースとする
    界面活性剤及び式、R3 −(CH2 CHR4O)m −R
    5 (式中、R3 はOHまたはNH2 で、R4 は、水素、
    メチル、エチル、プロピル及びフェニルからなる群から
    選択され、R5 は水素、及びC1 〜C 20アルキル、アル
    カリールまたはアリール基から選択され、mは0〜約2
    0である)を有する官能化されたアルコールアルコキシ
    ラートからなる群から選択される、前記組成物。
  5. 【請求項5】 布帛の清浄化方法であって、請求項1に
    記載の水溶性または水分散性のポリエチレングリコール
    とグラフトしたスチレン−無水物コポリマーを含むラウ
    ンドリー洗浄剤組成物を製造し、前記ラウンドリー洗浄
    剤組成物と1以上の布帛とを接触させ、そこで少なくと
    も1つの前記布帛は汚れを含有しており、そして、少な
    くとも1部分の前記汚れを前記布帛から取り除くことを
    含む前記方法。
  6. 【請求項6】 布帛の洗濯方法であって、請求項1に記
    載の水溶性または水分散性のポリエチレングリコールと
    グラフトしたスチレン−無水物コポリマーを含むラウン
    ドリー洗浄剤組成物を製造し、汚ごす前に、前記ラウン
    ドリー洗浄剤組成物と布帛とを接触させ、前記布帛を汚
    ごし、前記ラウンドリー洗浄剤組成物と汚れた布帛とを
    接触させ、汚れを含有している布帛から少なくとも1部
    分の汚れを取り除くことを含む前記方法。
  7. 【請求項7】 改良された布帛柔軟化組成物であって、
    布帛柔軟化組成物の総重量に基づいて、1〜50重量%
    のポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−無
    水物コポリマーを加えることを含む改良であって、前記
    ポリエチレングリコールとグラフトしたスチレン−無水
    物コポリマーは、溶媒中で、スチレン、置換スチレン及
    びその混合物からなる群から選択されるスチレンモノマ
    ーと、無水マレイン酸、無水イタコン酸及びその混合物
    からなる群から選択される無水物モノマーとを反応させ
    てスチレン−無水物コポリマーを生成させ、それを式、
    1 −(CH2 CHCH2 O)m −R2 (式中、R1
    OHまたはNH2 で、R 2 はC1 〜C4 を有するアルキ
    ル基、フェノール及びOHからなる群から選択され、m
    は約2〜約100である)を有するポリエチレングリコ
    ールと反応させて、水溶性または水分散性のポリエチレ
    ングリコールとグラフトしたスチレン−無水物コポリマ
    ーを生成させることにより製造されたものである、前記
    組成物。
  8. 【請求項8】 改良された水性予備しみ抜き剤組成物で
    あって、しみ抜き剤組成物の総重量に基づいて、1〜9
    9重量%のポリエチレングリコールとグラフトしたスチ
    レン−無水物コポリマーを含む改良であって、前記ポリ
    エチレングリコールとグラフトしたスチレン−無水物コ
    ポリマーは、溶媒中で、スチレン、置換スチレン及びそ
    の混合物からなる群から選択されるスチレンモノマー
    と、無水マレイン酸、無水イタコン酸及びその混合物か
    らなる群から選択される無水物モノマーとを反応させて
    スチレン−無水物コポリマーを生成させ、それを式、R
    1−(CH2 CHCH2 O)m −R2 (式中、R1 はO
    HまたはNH2 で、R2 はC1 〜C4 を有するアルキル
    基、フェノール及びOHからなる群から選択され、mは
    約2〜約100である)を有するポリエチレングリコー
    ルと反応させて、水溶性または水分散性のポリエチレン
    グリコールとグラフトしたスチレン−無水物コポリマー
    を生成させることにより製造されたものである、前記組
    成物。
JP11079251A 1998-03-24 1999-03-24 ポリエチレングリコ―ルとグラフトしたスチレン―無水物コポリマ―を含有するラウンドリ―洗浄剤 Pending JPH11310795A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US4703298A 1998-03-24 1998-03-24
US09/047032 1998-03-24
US09/094104 1998-06-09
US09/094,104 US6075093A (en) 1998-03-24 1998-06-09 Laundry detergents containing styrene-anhydride copolymers grafted with polyethylene glycol

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11310795A true JPH11310795A (ja) 1999-11-09

Family

ID=26724554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11079251A Pending JPH11310795A (ja) 1998-03-24 1999-03-24 ポリエチレングリコ―ルとグラフトしたスチレン―無水物コポリマ―を含有するラウンドリ―洗浄剤

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0945501B1 (ja)
JP (1) JPH11310795A (ja)
AT (1) ATE255627T1 (ja)
AU (2) AU2122599A (ja)
CA (1) CA2266303A1 (ja)
DE (1) DE69913227T2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542509A (ja) * 2005-06-08 2008-11-27 ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン ポリマーによる洗濯洗浄剤の清浄力向上
JP2011500908A (ja) * 2007-10-15 2011-01-06 リヴォリマー リミテッド 両親媒性ポリマー材料の無溶媒合成
JP2011504534A (ja) * 2007-11-26 2011-02-10 リヴォリマー リミテッド 両親媒性コポリマー材料
JP2014520187A (ja) * 2011-06-22 2014-08-21 ビイク−ヒエミー ゲゼルシャフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 表面活性くし形コポリマー
KR101459352B1 (ko) * 2006-12-27 2014-11-07 비와이케이-케미 게엠베하 빗모양 공중합체를 포함하는 중합체 혼합물
JP2019123773A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 国立大学法人 筑波大学 修飾されたスチレン−無水マレイン酸共重合体及びその使用

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10301009A1 (de) * 2003-01-13 2004-07-22 Basf Ag Partiell veresterte Copolymere von monoethylenisch ungesättigten Dicarbonsäureanhydriden, vinylaromatischen Verbindungen und weitere Heteroatome enthaltenden monoethylenisch ungesättigten Monomeren
DE10343904A1 (de) * 2003-09-19 2005-04-21 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Copolymerisaten
CN103570949B (zh) * 2013-11-19 2016-05-11 沈阳工业大学 一种苯乙烯-马来酸酐接枝聚乙二醇及其制备方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3485762A (en) * 1966-05-24 1969-12-23 Sinclair Research Inc Laundry detergents containing ammonium salt of styrenemaleic anhydride copolymer and non-ionic,hydroxyl-containing surfactant
DE3800091A1 (de) * 1987-08-28 1989-07-13 Sandoz Ag Copolymere verbindungen, deren herstellung und verwendung
GB8813978D0 (en) * 1988-06-13 1988-07-20 Unilever Plc Liquid detergents
DE4338867A1 (de) * 1992-12-08 1994-06-09 Sueddeutsche Kalkstickstoff Wasserlösliche Pfropfpolymere
EP0697422B1 (en) * 1994-07-22 1999-08-18 National Starch and Chemical Investment Holding Corporation Method for preparing a polymer by solution polymerisation

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542509A (ja) * 2005-06-08 2008-11-27 ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン ポリマーによる洗濯洗浄剤の清浄力向上
KR101459352B1 (ko) * 2006-12-27 2014-11-07 비와이케이-케미 게엠베하 빗모양 공중합체를 포함하는 중합체 혼합물
JP2011500908A (ja) * 2007-10-15 2011-01-06 リヴォリマー リミテッド 両親媒性ポリマー材料の無溶媒合成
JP2011504534A (ja) * 2007-11-26 2011-02-10 リヴォリマー リミテッド 両親媒性コポリマー材料
JP2013231190A (ja) * 2007-11-26 2013-11-14 Revolymer Ltd 両親媒性コポリマー材料
JP2014520187A (ja) * 2011-06-22 2014-08-21 ビイク−ヒエミー ゲゼルシャフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 表面活性くし形コポリマー
US9556299B2 (en) 2011-06-22 2017-01-31 Byk-Chemie Gmbh Surface-active comb copolymers
JP2019123773A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 国立大学法人 筑波大学 修飾されたスチレン−無水マレイン酸共重合体及びその使用

Also Published As

Publication number Publication date
CA2266303A1 (en) 1999-09-24
EP0945501B1 (en) 2003-12-03
DE69913227D1 (de) 2004-01-15
EP0945501A1 (en) 1999-09-29
DE69913227T2 (de) 2004-10-07
AU2122599A (en) 1999-10-07
AU2126899A (en) 1999-10-28
ATE255627T1 (de) 2003-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6075093A (en) Laundry detergents containing styrene-anhydride copolymers grafted with polyethylene glycol
JP3222852B2 (ja) 側鎖多糖類部分を有するポリマー及びそれらの用途
JP4937996B2 (ja) アルコキシル化ポリアルキレンイミン類を有する洗浄組成物
CA2702824C (en) Cleaning compositions with alkoxylated polyalkanolamines
JP4315524B2 (ja) ソイルリリースオリゴエステル
US5962400A (en) Amino acid copolymers having pendent polysaccharide moieties and uses thereof
JP2011503295A (ja) 少なくとも1のアルコキシル化グリース洗浄ポリマーを含む多重ポリマー系を含む洗浄組成物
JPH01185398A (ja) 洗剤組成物
JPH11310795A (ja) ポリエチレングリコ―ルとグラフトしたスチレン―無水物コポリマ―を含有するラウンドリ―洗浄剤
US6180589B1 (en) Polyether hydroxycarboxylate copolymers
JP3167337B2 (ja) 変性ポリアミンポリマーの予備混合を含む洗剤組成物を製造する為の噴霧乾燥法
JPH11315114A (ja) エチレン―無水マレイン酸誘導体及びそれらの用途
CN117083369A (zh) 可生物降解的去污聚酯聚合物和包含其的清洁组合物
WO2021118774A1 (en) Fabric care composition
JP3315056B2 (ja) ブロック共重合体、その製造方法およびその用途
CN118119693A (zh) 衣物洗涤剂制剂
JPH09118897A (ja) 冷水可溶性デンプンを含む洗浄剤組成物
CN118019837A (zh) 减少衣物中残留水的方法
MXPA99011877A (en) Copolymers of poly hidroxicarboxylate
BRPI0820448B1 (pt) Detergent compositions for washing clothes or compositions for cleaning, and implementing cleaning