JP2000211445A - ハ―ネスガイド - Google Patents
ハ―ネスガイドInfo
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- JP2000211445A JP2000211445A JP11013829A JP1382999A JP2000211445A JP 2000211445 A JP2000211445 A JP 2000211445A JP 11013829 A JP11013829 A JP 11013829A JP 1382999 A JP1382999 A JP 1382999A JP 2000211445 A JP2000211445 A JP 2000211445A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- harness
- guide
- parts
- guide surface
- valve body
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】部品点数を減少させて、製造コストの増大を抑
制することができると共に、配策の自由度が高いハーネ
スガイドを提供する。 【解決手段】変速機のロアボディ表面に、ハーネス固定
板を介して装着される固定部23と、この固定部23の
両側部から立設されて、ハーネス8の両側に位置するガ
イド面部24,24とを有して、断面略コ字状に形成さ
れるハーネスガイド22である。ガイド面部24,24
の上端縁24b,24bには、両ガイド面部24,24
の対向面側にハーネス損傷防止用の面取部24c,24
cが形成されている。この面取部24c,24cは、ガ
イド面部24,24を形成する際、平板状の金属板を抜
き加工すると共に、抜きにより形成されたダレ面部を対
向させて折曲することにより形成されている。
制することができると共に、配策の自由度が高いハーネ
スガイドを提供する。 【解決手段】変速機のロアボディ表面に、ハーネス固定
板を介して装着される固定部23と、この固定部23の
両側部から立設されて、ハーネス8の両側に位置するガ
イド面部24,24とを有して、断面略コ字状に形成さ
れるハーネスガイド22である。ガイド面部24,24
の上端縁24b,24bには、両ガイド面部24,24
の対向面側にハーネス損傷防止用の面取部24c,24
cが形成されている。この面取部24c,24cは、ガ
イド面部24,24を形成する際、平板状の金属板を抜
き加工すると共に、抜きにより形成されたダレ面部を対
向させて折曲することにより形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハーネスガイド
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車などの変速機は、図7に示すよう
に、トルクコンバータ1と、変速機本体2と、コントロ
ールバルブ3とで主に構成されている。そして、このコ
ントロールバルブ3は、アッパーボディ4とロアボディ
5とからなるバルブボディ6を備えており、バルブボデ
ィ6の下部には、オイルパン7が取付けられている。
に、トルクコンバータ1と、変速機本体2と、コントロ
ールバルブ3とで主に構成されている。そして、このコ
ントロールバルブ3は、アッパーボディ4とロアボディ
5とからなるバルブボディ6を備えており、バルブボデ
ィ6の下部には、オイルパン7が取付けられている。
【0003】そして、上記ロアボディ5の表面には、図
8に示すように、複数のハーネス8が配策されており、
これらのハーネス8はロアボディ5が、ハーネスクリッ
プ9等を用いて止め付けられている。
8に示すように、複数のハーネス8が配策されており、
これらのハーネス8はロアボディ5が、ハーネスクリッ
プ9等を用いて止め付けられている。
【0004】この種のハーネスクリップ9では、弾性を
有する板状のクリップ本体10の一端部10aに取付け
用の孔部11が設けられると共に、クリップ本体10の
他端側10bが曲げられてハーネス8を取り囲むハーネ
ス保持部12が形成されている。
有する板状のクリップ本体10の一端部10aに取付け
用の孔部11が設けられると共に、クリップ本体10の
他端側10bが曲げられてハーネス8を取り囲むハーネ
ス保持部12が形成されている。
【0005】そして、クリップ本体10の一端部の孔部
11にボルト12を通し、このボルト12をロアボディ
5から突設されたボス部14に螺着することにより、ハ
ーネス保持部12に前記ハーネス8が係止されて保持さ
れる。
11にボルト12を通し、このボルト12をロアボディ
5から突設されたボス部14に螺着することにより、ハ
ーネス保持部12に前記ハーネス8が係止されて保持さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のハーネスクリップでは、クリップ9を固定す
るためのボルト12等が必要となり、部品点数及び取付
工数が、増大してしまうといった問題があった。
うな従来のハーネスクリップでは、クリップ9を固定す
るためのボルト12等が必要となり、部品点数及び取付
工数が、増大してしまうといった問題があった。
【0007】また、前記ボス部14上方からオフセット
された位置にハーネス保持部12を設けてハーネス8を
配策しなければならず、配策の自由度が制約を受けてし
まうといった問題があった。
された位置にハーネス保持部12を設けてハーネス8を
配策しなければならず、配策の自由度が制約を受けてし
まうといった問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、部品点数を減少させて、製造コストの増大を抑
制することができると共に、配策の自由度が高いハーネ
スガイドを提供することにある。
解消し、部品点数を減少させて、製造コストの増大を抑
制することができると共に、配策の自由度が高いハーネ
スガイドを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、変速機を油圧制御
するバルブを内包するバルブボディの表面に近接する伝
送用ハーネスを遊嵌してガイドすべく、該バルブボディ
の表面に装着する固定部と、該固定部の両側部から立設
して前記ハーネスの両側に位置するガイド面部とを備え
て、バルブボディ垂直方向に向け開口した形状を有する
ハーネスガイドにおいて、前記ガイド面部の上端縁に
は、両ガイド面部の対向面側にハーネス損傷防止用の面
取部が形成されているハーネスガイドを特徴としてい
る。
に、請求項1に記載された発明では、変速機を油圧制御
するバルブを内包するバルブボディの表面に近接する伝
送用ハーネスを遊嵌してガイドすべく、該バルブボディ
の表面に装着する固定部と、該固定部の両側部から立設
して前記ハーネスの両側に位置するガイド面部とを備え
て、バルブボディ垂直方向に向け開口した形状を有する
ハーネスガイドにおいて、前記ガイド面部の上端縁に
は、両ガイド面部の対向面側にハーネス損傷防止用の面
取部が形成されているハーネスガイドを特徴としてい
る。
【0010】このように構成された請求項1記載のもの
では、ガイド面部の上端縁のハーネス損傷防止用の面取
部が、両ガイド面部の対向面側に形成されているので、
ハーネスをガイド面部間に装着する際に、該面取部によ
って円滑に固定部方向へ挿入されて損傷等する虞がな
い。
では、ガイド面部の上端縁のハーネス損傷防止用の面取
部が、両ガイド面部の対向面側に形成されているので、
ハーネスをガイド面部間に装着する際に、該面取部によ
って円滑に固定部方向へ挿入されて損傷等する虞がな
い。
【0011】また、固定部をバルブボディの表面の何れ
かの箇所に固定することにより、ハーネスを自在に配策
出来、配策の自由度が向上する。
かの箇所に固定することにより、ハーネスを自在に配策
出来、配策の自由度が向上する。
【0012】そして、請求項2に記載されたものでは、
前記ハーネス損傷防止用の面取部は、平板状の原材料を
抜き加工すると共に、対向するように折曲されたガイド
面の端部に、前記抜き加工により形成されたダレ面部か
ら構成されている請求項1記載のハーネスガイドを特徴
としている。
前記ハーネス損傷防止用の面取部は、平板状の原材料を
抜き加工すると共に、対向するように折曲されたガイド
面の端部に、前記抜き加工により形成されたダレ面部か
ら構成されている請求項1記載のハーネスガイドを特徴
としている。
【0013】このように構成された請求項2記載のもの
では、抜き加工により形成されたダレ面部が対向させて
折曲されて、前記ガイド面部が形成されているので、別
途面取部を形成する工程を必要とせず、該面取部を容易
に構成できる。
では、抜き加工により形成されたダレ面部が対向させて
折曲されて、前記ガイド面部が形成されているので、別
途面取部を形成する工程を必要とせず、該面取部を容易
に構成できる。
【0014】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
形態1について、図示例と共に説明する。
【0015】図1〜図7は、この発明の実施の形態1を
示すものである。
示すものである。
【0016】まず、構成を説明すると、この実施の形態
1のものでは、自動車の変速機に設けられた油圧制御を
行うコントロールバルブ3が、アッパーボディとロアボ
ディ5とからなるバルブボディ6によって内包されて構
成されている。このバルブボディ6の下部には、オイル
パンが取付けられている。
1のものでは、自動車の変速機に設けられた油圧制御を
行うコントロールバルブ3が、アッパーボディとロアボ
ディ5とからなるバルブボディ6によって内包されて構
成されている。このバルブボディ6の下部には、オイル
パンが取付けられている。
【0017】そして、上記ロアボディ5の下面側表面に
は、図6に示すように、バルブボディ6の表面に近接す
る多数の伝送用ハーネス8を遊嵌してガイドすべく、ハ
ーネス固定板15が装着されて固定されている。
は、図6に示すように、バルブボディ6の表面に近接す
る多数の伝送用ハーネス8を遊嵌してガイドすべく、ハ
ーネス固定板15が装着されて固定されている。
【0018】このハーネス固定板15には、金属製材料
で略平板状に形成されて、前記ハーネス8の端部に装着
されたコネクタ16等を係止するコネクタ係止部材1
7,18が、コイニング部17a,18aを介してコイ
ニング結合されている。
で略平板状に形成されて、前記ハーネス8の端部に装着
されたコネクタ16等を係止するコネクタ係止部材1
7,18が、コイニング部17a,18aを介してコイ
ニング結合されている。
【0019】また、このハーネス固定板15には、前記
ロアボディ5に羅着されるボルト部材19…を挿通する
複数のボルト孔20…が一側縁に沿って形成されてい
る。
ロアボディ5に羅着されるボルト部材19…を挿通する
複数のボルト孔20…が一側縁に沿って形成されてい
る。
【0020】そして、このハーネス固定板15には、前
記ハーネス8を結束してガイドするハーネスガイド2
1,22が、冷間コイニング加工を施されることによ
り、結合されている。
記ハーネス8を結束してガイドするハーネスガイド2
1,22が、冷間コイニング加工を施されることによ
り、結合されている。
【0021】このうち、ハーネスガイド22には、前記
コイニング部22aを有して、前記ハーネス固定板15
に装着される固定部23が設けられている。また、この
固定部23の両側部からは、前記ロアボディ5表面に配
策されるハーネス8の両側に位置するガイド面部24,
24が、この固定部23と略直角に所定高さ立設され
て、ハーネス8延設方向に略直交する断面が略コ字状を
呈するように形成されている。
コイニング部22aを有して、前記ハーネス固定板15
に装着される固定部23が設けられている。また、この
固定部23の両側部からは、前記ロアボディ5表面に配
策されるハーネス8の両側に位置するガイド面部24,
24が、この固定部23と略直角に所定高さ立設され
て、ハーネス8延設方向に略直交する断面が略コ字状を
呈するように形成されている。
【0022】この実施の形態1では、このガイド面部2
4,24には、ハーネス8延設方向に沿って折り曲げ可
能な延設部24a,24aが一体に形成されている。
4,24には、ハーネス8延設方向に沿って折り曲げ可
能な延設部24a,24aが一体に形成されている。
【0023】そして、これらのガイド面部24の上端縁
24bで、両ガイド面部24,24の対向面側には、ハ
ーネス損傷防止用の面取部24c,24cが、抜きプレ
ス加工時に形成されたダレ面によって各々形成されてい
る。
24bで、両ガイド面部24,24の対向面側には、ハ
ーネス損傷防止用の面取部24c,24cが、抜きプレ
ス加工時に形成されたダレ面によって各々形成されてい
る。
【0024】更に、この実施の形態1では、前記固定部
23の一側部から立設されて、前記ハーネス8を覆うよ
うに折曲される押さえ片部24dが一体に形成されてい
て、筒状のゴム被覆部材25内に挿通されている。
23の一側部から立設されて、前記ハーネス8を覆うよ
うに折曲される押さえ片部24dが一体に形成されてい
て、筒状のゴム被覆部材25内に挿通されている。
【0025】次に、この実施の形態1のハーネスガイド
22の作用について、製造工程に沿って説明する。な
お、前記ハーネスガイド21については、このハーネス
ガイド22と略同様に加工形成されるので、説明を省略
する。
22の作用について、製造工程に沿って説明する。な
お、前記ハーネスガイド21については、このハーネス
ガイド22と略同様に加工形成されるので、説明を省略
する。
【0026】まず、図2中(1)に示すように、平板状
のハーネスガイド22の原材料としての金属板26が、
図2中(2)に示すプレス型27のポンチ27aおよび
ダイ27b間に挟まれて抜き加工される。
のハーネスガイド22の原材料としての金属板26が、
図2中(2)に示すプレス型27のポンチ27aおよび
ダイ27b間に挟まれて抜き加工される。
【0027】この抜きにより、図2中(3)に示すよう
に、打ち抜かれた金属板の一側面の周縁26aには、ダ
レ面部が形成される。そして、図2中(4)に示すよう
にこのダレ面が形成された部分を対向させるように折曲
することにより、前記固定部23の両側に一対のガイド
面部24,24が形成される。
に、打ち抜かれた金属板の一側面の周縁26aには、ダ
レ面部が形成される。そして、図2中(4)に示すよう
にこのダレ面が形成された部分を対向させるように折曲
することにより、前記固定部23の両側に一対のガイド
面部24,24が形成される。
【0028】また、この実施の形態1では、この折曲と
同時に前記押さえ片部24dも、折曲されて前記固定部
23に対して略直角に立設される。そして、図2中
(5)に示すように前記ガイド面部24,24の延設部
24a,24aが、ハーネス8の延設方向に沿って所定
角度を呈するように折曲される。
同時に前記押さえ片部24dも、折曲されて前記固定部
23に対して略直角に立設される。そして、図2中
(5)に示すように前記ガイド面部24,24の延設部
24a,24aが、ハーネス8の延設方向に沿って所定
角度を呈するように折曲される。
【0029】このように構成されたこの実施の形態1の
ハーネスガイド22では、前記ハーネス固定板15のボ
ルト孔20…内に、ボルト部材19…が挿通されて、ロ
アボディ6表面に羅着される。
ハーネスガイド22では、前記ハーネス固定板15のボ
ルト孔20…内に、ボルト部材19…が挿通されて、ロ
アボディ6表面に羅着される。
【0030】前記ハーネス固定板15には、前記コイニ
ング部22aを介してこのハーネスガイド21,22が
予めコイニング部21a,22aを介してコイニング結
合されているので、前記コネクタ係止部18等と共に、
容易に前記ロアボディ6表面に、ガイド面部24,24
が立設されて装着される。
ング部22aを介してこのハーネスガイド21,22が
予めコイニング部21a,22aを介してコイニング結
合されているので、前記コネクタ係止部18等と共に、
容易に前記ロアボディ6表面に、ガイド面部24,24
が立設されて装着される。
【0031】このように、前記ガイド面部24の上端縁
24bのハーネス損傷防止用の面取部24cが、両ガイ
ド面部24,24の対向面側に形成されているので、前
記ハーネス8をガイド面部24,24間に装着する際
に、これらの面取部24c,24cによって円滑に固定
部23方向へ挿入されて損傷等する虞がない。
24bのハーネス損傷防止用の面取部24cが、両ガイ
ド面部24,24の対向面側に形成されているので、前
記ハーネス8をガイド面部24,24間に装着する際
に、これらの面取部24c,24cによって円滑に固定
部23方向へ挿入されて損傷等する虞がない。
【0032】ハーネス8挿入後、図1中実線で示すよう
に前記押さえ片部24dが前記ゴム被覆部材25と共
に、折り曲げられて、このハーネス8が固定される。ハ
ーネス8は、ガイド面部24,24間に挟持されること
により、このガイド面部24,24及びこのガイド面部
24,24から延設される前記延設部24a,24cに
よってガイドされ、所望の角度を与えられて配策され
る。このため、ハーネス8の配策に無駄となる長さを減
少させることができると共に、ロアボディ5表面からの
距離を所定間隔に保って安定させて固定できる。
に前記押さえ片部24dが前記ゴム被覆部材25と共
に、折り曲げられて、このハーネス8が固定される。ハ
ーネス8は、ガイド面部24,24間に挟持されること
により、このガイド面部24,24及びこのガイド面部
24,24から延設される前記延設部24a,24cに
よってガイドされ、所望の角度を与えられて配策され
る。このため、ハーネス8の配策に無駄となる長さを減
少させることができると共に、ロアボディ5表面からの
距離を所定間隔に保って安定させて固定できる。
【0033】また、固定部23の位置は、前記ボルト孔
20…内に挿通されるボルト部材19…配設位置に拘束
されず、前記ハーネス固定板15の上面内で自在に設定
できる。
20…内に挿通されるボルト部材19…配設位置に拘束
されず、前記ハーネス固定板15の上面内で自在に設定
できる。
【0034】従って、これらのハーネスガイド21,2
2の位置を変更して、ロアボディ5の表面の何れかの箇
所に、前記ハーネス固定板15を介して固定することに
より、ハーネス8を自在に配策出来、配策の自由度が向
上する。
2の位置を変更して、ロアボディ5の表面の何れかの箇
所に、前記ハーネス固定板15を介して固定することに
より、ハーネス8を自在に配策出来、配策の自由度が向
上する。
【0035】そして、この実施の形態1では、抜きによ
り、金属板26の一側面に形成されたダレ面部が対向す
るように折曲されて、前記ガイド面部24,24が形成
されているので、別途面取部24c,24cを形成する
工程を必要とせず、製造コストの増大を抑制しつつハー
ネス8の損傷を防止する面取部24c,24cが、良好
な位置精度で容易に構成できる。
り、金属板26の一側面に形成されたダレ面部が対向す
るように折曲されて、前記ガイド面部24,24が形成
されているので、別途面取部24c,24cを形成する
工程を必要とせず、製造コストの増大を抑制しつつハー
ネス8の損傷を防止する面取部24c,24cが、良好
な位置精度で容易に構成できる。
【0036】しかも、抜きプレス加工により形成される
周縁26aのダレ面は、目視による確認が容易で、対向
させて折曲する際に、表裏を間違える虞が少ない。
周縁26aのダレ面は、目視による確認が容易で、対向
させて折曲する際に、表裏を間違える虞が少ない。
【0037】更に、ハーネス8は、面取部24c,24
cによって円滑に固定部23方向へ挿入されるので、前
記ガイド面部24,24間をハーネス8挿入可能な間隔
まで狭く設定できる。また、コイニング部22aは、ハ
ーネス8の下方の固定部23に設けられているので、ハ
ーネス8を集約して省スペース化を図ることができる。
cによって円滑に固定部23方向へ挿入されるので、前
記ガイド面部24,24間をハーネス8挿入可能な間隔
まで狭く設定できる。また、コイニング部22aは、ハ
ーネス8の下方の固定部23に設けられているので、ハ
ーネス8を集約して省スペース化を図ることができる。
【0038】以上、この発明の実施の形態1を図面によ
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に
限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があってもこの発明に含まれる。
り詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に
限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があってもこの発明に含まれる。
【0039】例えば、前記実施の形態1では、コイニン
グ部21a,22aを介してハーネスガイド21,22
をハーネス固定板15に結合しているが特にこれに限ら
ず、例えば、バーリング加工等を施して、一方の孔部周
縁に他方の孔部を係着させることによりハーネスガイド
21,22をハーネス固定板15に結合してもよい。
グ部21a,22aを介してハーネスガイド21,22
をハーネス固定板15に結合しているが特にこれに限ら
ず、例えば、バーリング加工等を施して、一方の孔部周
縁に他方の孔部を係着させることによりハーネスガイド
21,22をハーネス固定板15に結合してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、ガイド面部の上端縁のハーネス損傷防止用
の面取部が、両ガイド面部の対向面側に形成されている
ので、ハーネスをガイド面部間に装着する際に、該面取
部によって円滑に固定部方向へ挿入されて損傷等する虞
がない。
明によれば、ガイド面部の上端縁のハーネス損傷防止用
の面取部が、両ガイド面部の対向面側に形成されている
ので、ハーネスをガイド面部間に装着する際に、該面取
部によって円滑に固定部方向へ挿入されて損傷等する虞
がない。
【0041】また、固定部をバルブボディの表面の何れ
かの箇所に固定することにより、ハーネスを自在に配策
出来、配策の自由度が向上する。
かの箇所に固定することにより、ハーネスを自在に配策
出来、配策の自由度が向上する。
【0042】そして、請求項2に記載されたものでは、
抜き加工により形成されたダレ面部が対向させて折曲さ
れて、前記ガイド面部が形成されているので、別途面取
部を形成する工程を必要とせず、該面取部を容易に構成
できる、という実用上有益な効果を発揮する。
抜き加工により形成されたダレ面部が対向させて折曲さ
れて、前記ガイド面部が形成されているので、別途面取
部を形成する工程を必要とせず、該面取部を容易に構成
できる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図1】本発明の実施の形態1のハーネスガイドの斜視
図である。
図である。
【図2】(1)から(5)は実施の形態1のハーネスガ
イドの製造工程に沿った説明図である。
イドの製造工程に沿った説明図である。
【図3】実施の形態1のハーネスガイドで、側面図であ
る。
る。
【図4】実施の形態1のハーネスガイドで、上面図であ
る。
る。
【図5】実施の形態1のハーネスガイドで、図4中A−
A線に沿った位置での断面図である。
A線に沿った位置での断面図である。
【図6】実施の形態1のハーネスガイドを装着したバル
ブボディを下方から見た平面図である。
ブボディを下方から見た平面図である。
【図7】自動車などの変速機の概略図である。
【図8】従来例のハーネスクリップの構成を説明する部
分断面図である。
分断面図である。
8 ハーネス 21,22 ハーネスガイド 23 固定部 24,24 ガイド面部 24b 上端縁 24c 面取部(ダレ面) 26 金属板(原材料)
Claims (2)
- 【請求項1】変速機を油圧制御するバルブを内包するバ
ルブボディの表面に近接する伝送用ハーネスを遊嵌して
ガイドすべく、該バルブボディの表面に装着する固定部
と、該固定部の両側部から立設して前記ハーネスの両側
に位置するガイド面部とを備えて、バルブボディ垂直方
向に向け開口した形状を有するハーネスガイドにおい
て、 前記ガイド面部の上端縁には、両ガイド面部の対向面側
にハーネス損傷防止用の面取部が形成されていることを
特徴とするハーネスガイド。 - 【請求項2】前記ハーネス損傷防止用の面取部は、平板
状の原材料を抜き加工すると共に、対向するように折曲
されたガイド面の端部に、前記抜き加工により形成され
たダレ面部から構成されていることを特徴とする請求項
1記載のハーネスガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11013829A JP2000211445A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | ハ―ネスガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11013829A JP2000211445A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | ハ―ネスガイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000211445A true JP2000211445A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11844173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11013829A Pending JP2000211445A (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | ハ―ネスガイド |
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JP (1) | JP2000211445A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9557777B2 (en) | 2014-05-22 | 2017-01-31 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic device and harness guide |
CN107244009A (zh) * | 2017-07-26 | 2017-10-13 | 骏伟塑胶制品(太仓)有限公司 | 一种塑胶件中的五金弯折优化嵌入件 |
-
1999
- 1999-01-22 JP JP11013829A patent/JP2000211445A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9557777B2 (en) | 2014-05-22 | 2017-01-31 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic device and harness guide |
CN107244009A (zh) * | 2017-07-26 | 2017-10-13 | 骏伟塑胶制品(太仓)有限公司 | 一种塑胶件中的五金弯折优化嵌入件 |
CN107244009B (zh) * | 2017-07-26 | 2022-12-06 | 江苏骏伟精密部件科技股份有限公司 | 一种塑胶件中的五金弯折优化嵌入件 |
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