JP2000211150A - インクジェット式プリンタ - Google Patents
インクジェット式プリンタInfo
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- JP2000211150A JP2000211150A JP1188999A JP1188999A JP2000211150A JP 2000211150 A JP2000211150 A JP 2000211150A JP 1188999 A JP1188999 A JP 1188999A JP 1188999 A JP1188999 A JP 1188999A JP 2000211150 A JP2000211150 A JP 2000211150A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- recording head
- ink cartridge
- jet printer
- cartridges
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/1752—Mounting within the printer
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/17553—Outer structure
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用済みのインクカートリッジのみを交換で
きる構造を有しながらも、各インクカートリッジを多色
一体型とした際の外形寸法を小さく抑え、記録ヘッドへ
のインク供給路の長さ及び位置を各インクカートリッジ
毎に統一し、寸法精度高く製造できるインクジェット式
プリンタを提供する。 【解決手段】 インクジェット式プリンタは、複数のイ
ンクカートリッジ１１から供給される各色のインクを記
録ヘッド１６から吐出する構成を有する。このインクジ
ェット式プリンタでは、各インクカートリッジ１１が柱
状のインクタンクから成り、複数のインクタンクが保持
機構（１７、２２）によって全体として略円柱形状又は
略多角柱形状に保持される。これにより、使用済みのイ
ンクカートリッジ１１のみを交換できるので、１色のイ
ンクが消費された時点で全カートリッジを交換するよう
な従来の問題点を解消し、経済性を向上させることがで
きる。
きる構造を有しながらも、各インクカートリッジを多色
一体型とした際の外形寸法を小さく抑え、記録ヘッドへ
のインク供給路の長さ及び位置を各インクカートリッジ
毎に統一し、寸法精度高く製造できるインクジェット式
プリンタを提供する。 【解決手段】 インクジェット式プリンタは、複数のイ
ンクカートリッジ１１から供給される各色のインクを記
録ヘッド１６から吐出する構成を有する。このインクジ
ェット式プリンタでは、各インクカートリッジ１１が柱
状のインクタンクから成り、複数のインクタンクが保持
機構（１７、２２）によって全体として略円柱形状又は
略多角柱形状に保持される。これにより、使用済みのイ
ンクカートリッジ１１のみを交換できるので、１色のイ
ンクが消費された時点で全カートリッジを交換するよう
な従来の問題点を解消し、経済性を向上させることがで
きる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
プリンタに関し、更に詳しくは、インクジェット式プリ
ンタにおけるインクカートリッジ及びその保持構造に関
する。
プリンタに関し、更に詳しくは、インクジェット式プリ
ンタにおけるインクカートリッジ及びその保持構造に関
する。
【０００２】
【従来の技術】ノンインパクト記録法は、記録時におけ
る騒音の発生が無視し得る程度に小さいという点におい
て優れており、近年特に関心を集めている。この記録法
の内でもインクジェット記録法は、簡単な機構で記録媒
体上に直接に高速記録が可能であり、しかも普通紙を記
録媒体として使用できるため簡便であるという利点があ
る。
る騒音の発生が無視し得る程度に小さいという点におい
て優れており、近年特に関心を集めている。この記録法
の内でもインクジェット記録法は、簡単な機構で記録媒
体上に直接に高速記録が可能であり、しかも普通紙を記
録媒体として使用できるため簡便であるという利点があ
る。
【０００３】インクジェット記録法として、これまで種
々の方式が提案されている。その一つに、記録ヘッドか
ら飛翔したインク滴を記録用紙に付着させて、文字、図
形等の記録を行う記録方式が知られている。この記録方
式は、高速記録ができると共に、普通紙に特別の定着処
理をしないで記録を行うことができるという利点があ
り、現在このインクジェット記録方式を用いた種々のイ
ンクジェット式プリンタが提案され、商品化されてい
る。
々の方式が提案されている。その一つに、記録ヘッドか
ら飛翔したインク滴を記録用紙に付着させて、文字、図
形等の記録を行う記録方式が知られている。この記録方
式は、高速記録ができると共に、普通紙に特別の定着処
理をしないで記録を行うことができるという利点があ
り、現在このインクジェット記録方式を用いた種々のイ
ンクジェット式プリンタが提案され、商品化されてい
る。
【０００４】上記インクジェット式プリンタの内の特に
カラー印刷タイプでは、例えば、シアン、マゼンタ、イ
エロー及びブラックの４色のインクを一体に有するイン
クカートリッジを備え、このインクカートリッジから供
給されるインクを記録ヘッドのノズルから吐出して印刷
を行う。このインクジェット式プリンタでは、各色が同
時に消費されることはなく、使用頻度が高い何れか１色
が消費された時点でインクカートリッジ全体が交換され
るため、経済的ではなかった。
カラー印刷タイプでは、例えば、シアン、マゼンタ、イ
エロー及びブラックの４色のインクを一体に有するイン
クカートリッジを備え、このインクカートリッジから供
給されるインクを記録ヘッドのノズルから吐出して印刷
を行う。このインクジェット式プリンタでは、各色が同
時に消費されることはなく、使用頻度が高い何れか１色
が消費された時点でインクカートリッジ全体が交換され
るため、経済的ではなかった。
【０００５】そこで、経済性を高めるために、複数色の
インクを別個のインクカートリッジに夫々収容し、使用
済みのインクカートリッジのみを交換する形式のインク
ジェット式プリンタが知られている（第１の従来例）。
このインクジェット式プリンタでは、箱形の各インクカ
ートリッジを横一列に配列した多色一体型として構成さ
れ、中央付近に位置するインクタンクと両サイドに位置
するインクタンクとで、記録ヘッドへのインク供給路の
長さ及び位置が夫々に異なる。
インクを別個のインクカートリッジに夫々収容し、使用
済みのインクカートリッジのみを交換する形式のインク
ジェット式プリンタが知られている（第１の従来例）。
このインクジェット式プリンタでは、箱形の各インクカ
ートリッジを横一列に配列した多色一体型として構成さ
れ、中央付近に位置するインクタンクと両サイドに位置
するインクタンクとで、記録ヘッドへのインク供給路の
長さ及び位置が夫々に異なる。
【０００６】また、複数のインクカートリッジの夫々に
対応して記録ヘッドを備えたカラーインクジェット記録
装置が特開平８−９０７８８号公報に記載されている
（第２の従来例）。この公報に記載の記録装置において
も、４つの箱形のインクカートリッジが横一列に配列さ
れているが、記録ヘッドが各インクカートリッジのイン
ク供給口に夫々対応して設けられるので、中央付近に位
置するインクタンクと両サイドに位置するインクタンク
とで、記録ヘッドへのインク供給路の長さが相互に等し
くされる。
対応して記録ヘッドを備えたカラーインクジェット記録
装置が特開平８−９０７８８号公報に記載されている
（第２の従来例）。この公報に記載の記録装置において
も、４つの箱形のインクカートリッジが横一列に配列さ
れているが、記録ヘッドが各インクカートリッジのイン
ク供給口に夫々対応して設けられるので、中央付近に位
置するインクタンクと両サイドに位置するインクタンク
とで、記録ヘッドへのインク供給路の長さが相互に等し
くされる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記第１及び第２の従
来例では、箱形の各インクカートリッジを横一列に配列
した多色一体型として構成されるため、外形寸法が大き
くされ、プリンタ全体が大型化するおそれがある。ま
た、第１の従来例では、中央付近に位置するインクタン
クと両サイドに位置するインクタンクとで、記録ヘッド
へのインク供給路の長さ及び位置が夫々に異なるため、
各インク供給路の製造にあたって高い寸法精度が要求さ
れる。
来例では、箱形の各インクカートリッジを横一列に配列
した多色一体型として構成されるため、外形寸法が大き
くされ、プリンタ全体が大型化するおそれがある。ま
た、第１の従来例では、中央付近に位置するインクタン
クと両サイドに位置するインクタンクとで、記録ヘッド
へのインク供給路の長さ及び位置が夫々に異なるため、
各インク供給路の製造にあたって高い寸法精度が要求さ
れる。
【０００８】第２従来例では、横方向に並ぶ４つの記録
ヘッドが記録用紙の進行方向と直交する方向に沿って一
体的に往復移動する構造のため、一方の端部に実装され
た記録ヘッドを、他方の端部に実装された記録ヘッドで
印字できる位置まで余分に移動させなければならない。
このため、一方の端部の記録ヘッドに、必要以上の移動
空間を用意しなければならない。従って、使用色数が４
色、６色、８色と増加した場合には、複数の記録ヘッド
の両サイド間の距離が次第に大きくなるため、一方の端
部の記録ヘッドにもたせる移動空間が一層増大すること
になり、装置の大型化につながる。
ヘッドが記録用紙の進行方向と直交する方向に沿って一
体的に往復移動する構造のため、一方の端部に実装され
た記録ヘッドを、他方の端部に実装された記録ヘッドで
印字できる位置まで余分に移動させなければならない。
このため、一方の端部の記録ヘッドに、必要以上の移動
空間を用意しなければならない。従って、使用色数が４
色、６色、８色と増加した場合には、複数の記録ヘッド
の両サイド間の距離が次第に大きくなるため、一方の端
部の記録ヘッドにもたせる移動空間が一層増大すること
になり、装置の大型化につながる。
【０００９】また、第２従来例では、両サイドに位置す
る記録ヘッドの距離が大きいため、記録ヘッド毎の吐出
位置のばらつきが大きいことが予想され、先に打ったド
ットに後続ドットを正確に重ねて打たなければならず、
高い印字精度が要求される。
る記録ヘッドの距離が大きいため、記録ヘッド毎の吐出
位置のばらつきが大きいことが予想され、先に打ったド
ットに後続ドットを正確に重ねて打たなければならず、
高い印字精度が要求される。
【００１０】本発明は、上記に鑑み、使用済みのインク
カートリッジのみを交換できる構造を有しながらも、各
インクカートリッジを多色一体型とした際の外形寸法を
小さく抑え、記録ヘッドへのインク供給路の長さ及び位
置を各インクカートリッジ毎に統一し、寸法精度高く製
造できるインクジェット式プリンタを提供することを目
的とする。
カートリッジのみを交換できる構造を有しながらも、各
インクカートリッジを多色一体型とした際の外形寸法を
小さく抑え、記録ヘッドへのインク供給路の長さ及び位
置を各インクカートリッジ毎に統一し、寸法精度高く製
造できるインクジェット式プリンタを提供することを目
的とする。
【００１１】本発明は更に、上記目的を達成した上で、
高い印字精度を要求することなく、両サイドの記録ヘッ
ド間の距離をできるだけ小さくし、記録ヘッド毎の吐出
位置のばらつきを抑えることができるインクジェット式
プリンタを提供することを目的とする。
高い印字精度を要求することなく、両サイドの記録ヘッ
ド間の距離をできるだけ小さくし、記録ヘッド毎の吐出
位置のばらつきを抑えることができるインクジェット式
プリンタを提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインクジェット式プリンタは、複数のイン
クカートリッジから供給される各色のインクを記録ヘッ
ドから吐出するインクジェット式プリンタにおいて、各
インクカートリッジが柱状のインクタンクから成り、該
複数のインクタンクが保持機構によって全体として略円
柱形状又は略多角柱形状に保持されることを特徴とす
る。
に、本発明のインクジェット式プリンタは、複数のイン
クカートリッジから供給される各色のインクを記録ヘッ
ドから吐出するインクジェット式プリンタにおいて、各
インクカートリッジが柱状のインクタンクから成り、該
複数のインクタンクが保持機構によって全体として略円
柱形状又は略多角柱形状に保持されることを特徴とす
る。
【００１３】本発明のインクジェット式プリンタでは、
保持機構を操作することにより、特定のインクカートリ
ッジ、つまり使用済みのインクカートリッジのみを脱着
することができる。これにより、１色のインクが消費さ
れた時点で全カートリッジを交換するような従来の問題
点を解消できるので、経済性が向上する。また、複数の
インクカートリッジを全体として略円柱形状又は略多角
柱形状に保持できるので、各インクカートリッジを多色
一体型とした際の外形寸法を小さくできる。更に、略円
柱形状又は略多角柱形状に保持された各インクカートリ
ッジの中心付近に記録ヘッドを備えれば、記録ヘッドへ
のインク供給路の長さ及び位置を各インクカートリッジ
毎に統一できるので、寸法精度を高く製造することがで
きる。本発明では、使用する色数が例えば４色、６色、
８色と増加しても、略円柱形状又は略多角柱形状におけ
る等角度分割時の分割数が変わるだけで、外形寸法が変
化しないので、記録ヘッド移動時のマージン的な変化は
生じない。このため、使用する色数の増加に伴って、装
置の大型化を招く等の不都合は生じない。
保持機構を操作することにより、特定のインクカートリ
ッジ、つまり使用済みのインクカートリッジのみを脱着
することができる。これにより、１色のインクが消費さ
れた時点で全カートリッジを交換するような従来の問題
点を解消できるので、経済性が向上する。また、複数の
インクカートリッジを全体として略円柱形状又は略多角
柱形状に保持できるので、各インクカートリッジを多色
一体型とした際の外形寸法を小さくできる。更に、略円
柱形状又は略多角柱形状に保持された各インクカートリ
ッジの中心付近に記録ヘッドを備えれば、記録ヘッドへ
のインク供給路の長さ及び位置を各インクカートリッジ
毎に統一できるので、寸法精度を高く製造することがで
きる。本発明では、使用する色数が例えば４色、６色、
８色と増加しても、略円柱形状又は略多角柱形状におけ
る等角度分割時の分割数が変わるだけで、外形寸法が変
化しないので、記録ヘッド移動時のマージン的な変化は
生じない。このため、使用する色数の増加に伴って、装
置の大型化を招く等の不都合は生じない。
【００１４】ここで、前記複数のインクカートリッジの
夫々が、前方及び後方に夫々突出するフロントガイド及
びリアガイドを備え、前記保持機構が、各フロントガイ
ドを夫々保持する第１保持部材と、前記記録ヘッドを支
持するヘッドキャリッジに回動自在に設けられ各リアガ
イドを夫々保持する第２保持部材とから成ることが好ま
しい。この場合、第２保持部材を回動させて複数のイン
クカートリッジの各リアガイドを解放すれば、インクカ
ートリッジを第１保持部材から簡単に取り外すことがで
きる。また、これと逆の操作によって、各インクカート
リッジを簡単に装着することができる。
夫々が、前方及び後方に夫々突出するフロントガイド及
びリアガイドを備え、前記保持機構が、各フロントガイ
ドを夫々保持する第１保持部材と、前記記録ヘッドを支
持するヘッドキャリッジに回動自在に設けられ各リアガ
イドを夫々保持する第２保持部材とから成ることが好ま
しい。この場合、第２保持部材を回動させて複数のイン
クカートリッジの各リアガイドを解放すれば、インクカ
ートリッジを第１保持部材から簡単に取り外すことがで
きる。また、これと逆の操作によって、各インクカート
リッジを簡単に装着することができる。
【００１５】また、前記フロントガイドの先端にインク
供給口が形成され、前記第１保持部材が、前記記録ヘッ
ドに配設されたディスク状部材から成り、前記インク供
給口から供給されるインクを吐出するための複数のノズ
ルを円周方向に備えることが好ましい。この場合、略円
柱形状又は略多角柱形状に保持した各インクカートリッ
ジの中心付近に記録ヘッドが位置するので、記録ヘッド
へのインク供給路長をより短縮することができる。更
に、高い印字精度を要求することなく、両サイドの記録
ヘッド間の距離をできるだけ小さくし、記録ヘッド毎の
吐出位置のばらつきを抑えることができる。
供給口が形成され、前記第１保持部材が、前記記録ヘッ
ドに配設されたディスク状部材から成り、前記インク供
給口から供給されるインクを吐出するための複数のノズ
ルを円周方向に備えることが好ましい。この場合、略円
柱形状又は略多角柱形状に保持した各インクカートリッ
ジの中心付近に記録ヘッドが位置するので、記録ヘッド
へのインク供給路長をより短縮することができる。更
に、高い印字精度を要求することなく、両サイドの記録
ヘッド間の距離をできるだけ小さくし、記録ヘッド毎の
吐出位置のばらつきを抑えることができる。
【００１６】或いは、上記に代えて、前記複数のインク
カートリッジの各フロントガイドの先端にインク吐出用
ノズルが形成されており、各インク吐出用ノズルが前記
記録ヘッドを夫々構成することも好ましい態様である。
この場合、第１保持部材から記録ヘッドを切り離して構
成できるので、第１保持部材の構造をより簡素化するこ
とができる。
カートリッジの各フロントガイドの先端にインク吐出用
ノズルが形成されており、各インク吐出用ノズルが前記
記録ヘッドを夫々構成することも好ましい態様である。
この場合、第１保持部材から記録ヘッドを切り離して構
成できるので、第１保持部材の構造をより簡素化するこ
とができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明を更に詳細
に説明する。図１は、本発明の一実施形態例におけるイ
ンクジェット式プリンタのインクカートリッジを実装し
た印字ユニットを下方から見た状態で示す斜視図であ
る。
に説明する。図１は、本発明の一実施形態例におけるイ
ンクジェット式プリンタのインクカートリッジを実装し
た印字ユニットを下方から見た状態で示す斜視図であ
る。
【００１８】図１に示すように、インクジェット式プリ
ンタは、プリンタ本体（図示せず）の左右方向に渡され
たガイドシャフト２１と、ガイドシャフト２１に沿って
モータ（図示せず）の動力で往復移動するヘッドキャリ
ッジ２０とを有する。ヘッドキャリッジ２０は、略Ｌ字
状を呈しその二辺の交差部にガイドシャフト２１が摺動
自在に貫通している。
ンタは、プリンタ本体（図示せず）の左右方向に渡され
たガイドシャフト２１と、ガイドシャフト２１に沿って
モータ（図示せず）の動力で往復移動するヘッドキャリ
ッジ２０とを有する。ヘッドキャリッジ２０は、略Ｌ字
状を呈しその二辺の交差部にガイドシャフト２１が摺動
自在に貫通している。
【００１９】ヘッドキャリッジ２０には、Ｌ字形状に沿
って通電ケーブル１９が配設され、一端部に記録ヘッド
１６が設けられ、他端部に、エンドキャップ（第２保持
部材）１７が支軸１８で回動自在に支持されている。記
録ヘッド１６には、保持部材（第１保持部材）２２が配
設されている。保持部材２２とエンドキャップ１７との
間には、扇形の断面を有する柱状のインクタンクから成
る６色分のインクカートリッジ１１が配設され、インク
カートリッジ１１が全体として略円柱形状に保持されて
いる。
って通電ケーブル１９が配設され、一端部に記録ヘッド
１６が設けられ、他端部に、エンドキャップ（第２保持
部材）１７が支軸１８で回動自在に支持されている。記
録ヘッド１６には、保持部材（第１保持部材）２２が配
設されている。保持部材２２とエンドキャップ１７との
間には、扇形の断面を有する柱状のインクタンクから成
る６色分のインクカートリッジ１１が配設され、インク
カートリッジ１１が全体として略円柱形状に保持されて
いる。
【００２０】図２は、印字ユニットの実際の使用状況を
示す側面図である。ヘッドキャリッジ２０は、略Ｌ字状
の一端部に保持部材２２が固定され、他端部にエンドキ
ャップ１７が支軸１８によって回動自在に支持されてい
る。記録ヘッド１６に配設された保持部材２２には、ノ
ズル１５が形成されている。インクカートリッジ１１の
着脱は、エンドキャップ１７を支軸１８を中心に回転さ
せることによって行う。
示す側面図である。ヘッドキャリッジ２０は、略Ｌ字状
の一端部に保持部材２２が固定され、他端部にエンドキ
ャップ１７が支軸１８によって回動自在に支持されてい
る。記録ヘッド１６に配設された保持部材２２には、ノ
ズル１５が形成されている。インクカートリッジ１１の
着脱は、エンドキャップ１７を支軸１８を中心に回転さ
せることによって行う。
【００２１】図３は、インクカートリッジを単体で示す
斜視図である。本実施形態例では、６色タイプのインク
ジェット式プリンタを対象にしているので、インクカー
トリッジ１１の本体部１１ａは、円柱形状の中心軸Ａ
（図４）を中心として円周方向に６等分したθ=６０゜
の断面扇形を呈している。各インクカートリッジ１１の
分割角度θは、使用されるインクの色数に対応して増減
する。
斜視図である。本実施形態例では、６色タイプのインク
ジェット式プリンタを対象にしているので、インクカー
トリッジ１１の本体部１１ａは、円柱形状の中心軸Ａ
（図４）を中心として円周方向に６等分したθ=６０゜
の断面扇形を呈している。各インクカートリッジ１１の
分割角度θは、使用されるインクの色数に対応して増減
する。
【００２２】インクカートリッジ１１における本体部１
１ａの前端部には、円柱形状の中心側が前方に突出した
フロントガイド１３が形成され、後端部には、後方に突
出したリアガイド１４が形成されている。フロントガイ
ド１３及びリアガイド１４は、インクカートリッジ１１
をヘッドキャリッジ２０に装着する際の位置決め用ガイ
ドである。また、フロントガイド１３の前端部には、印
字ユニットに装着した際に記録ヘッド１６のノズル１５
に対応するインク供給口１２が形成される。
１ａの前端部には、円柱形状の中心側が前方に突出した
フロントガイド１３が形成され、後端部には、後方に突
出したリアガイド１４が形成されている。フロントガイ
ド１３及びリアガイド１４は、インクカートリッジ１１
をヘッドキャリッジ２０に装着する際の位置決め用ガイ
ドである。また、フロントガイド１３の前端部には、印
字ユニットに装着した際に記録ヘッド１６のノズル１５
に対応するインク供給口１２が形成される。
【００２３】図４は、１ユニットの６色分のインクカー
トリッジをまとめた全体構成を示す斜視図である。１色
当たり６０゜分割とされた図３のインクカートリッジ１
１が、中心軸Ａを中心として相互に密着してまとめら
れ、全体として略円柱形状を呈している。
トリッジをまとめた全体構成を示す斜視図である。１色
当たり６０゜分割とされた図３のインクカートリッジ１
１が、中心軸Ａを中心として相互に密着してまとめら
れ、全体として略円柱形状を呈している。
【００２４】図５は、記録ヘッドを示す正面図である。
記録ヘッド１６では、保持部材２２が、略ディスク状に
構成されると共に、インク供給口１２から供給されるイ
ンクを吐出するための複数のノズル１５を円周方向に沿
って備える。また、保持部材２２は、円柱状にまとめら
れた６つのインクカートリッジ１１の各扇形のフロント
ガイド１３に夫々係合する扇形の保持部２２ａを６つ有
する。
記録ヘッド１６では、保持部材２２が、略ディスク状に
構成されると共に、インク供給口１２から供給されるイ
ンクを吐出するための複数のノズル１５を円周方向に沿
って備える。また、保持部材２２は、円柱状にまとめら
れた６つのインクカートリッジ１１の各扇形のフロント
ガイド１３に夫々係合する扇形の保持部２２ａを６つ有
する。
【００２５】図６は、エンドキャップを示す正面図であ
る。エンドキャップ１７は、略ディスク状に構成される
と共に、中心軸Ａ（図４）を中心とした６箇所に夫々形
成された扇形状の保持部２３を有する。各保持部２３
は、インクカートリッジ１１の後部の断面扇形のリアガ
イド１４に対応するもので、支軸１８を中心に回動した
とき、略円柱状にまとめられ各フロントガイド１３を保
持部材２２に係合させた各インクカートリッジ１１のリ
アガイド１４に夫々係合する。
る。エンドキャップ１７は、略ディスク状に構成される
と共に、中心軸Ａ（図４）を中心とした６箇所に夫々形
成された扇形状の保持部２３を有する。各保持部２３
は、インクカートリッジ１１の後部の断面扇形のリアガ
イド１４に対応するもので、支軸１８を中心に回動した
とき、略円柱状にまとめられ各フロントガイド１３を保
持部材２２に係合させた各インクカートリッジ１１のリ
アガイド１４に夫々係合する。
【００２６】次に、本実施形態例の作動について説明す
る。上位装置からインクジェット式プリンタに印刷デー
タが供給されると、印字ユニットにセットされたインク
カートリッジ１１（図１）は、ヘッドキャリッジ２０が
ガイドシャフト２１に沿って往復移動しつつ、記録ヘッ
ド１６のノズル１５から記録用紙に向かってインクを吐
出し、印刷データに従った印刷を行う。
る。上位装置からインクジェット式プリンタに印刷デー
タが供給されると、印字ユニットにセットされたインク
カートリッジ１１（図１）は、ヘッドキャリッジ２０が
ガイドシャフト２１に沿って往復移動しつつ、記録ヘッ
ド１６のノズル１５から記録用紙に向かってインクを吐
出し、印刷データに従った印刷を行う。
【００２７】使用により６つのインクカートリッジ１１
の何れかが消費された場合には、その交換作業を行う。
この場合、エンドキャップ１７を図２の時計回り方向に
回動させ、各インクカートリッジ１１のリアガイド１４
を、エンドキャップ１７の対応する保持部２３から解放
する。この状態で、使用済みのインクカートリッジ１１
を保持部材２２の保持部２２ａから引き抜く。
の何れかが消費された場合には、その交換作業を行う。
この場合、エンドキャップ１７を図２の時計回り方向に
回動させ、各インクカートリッジ１１のリアガイド１４
を、エンドキャップ１７の対応する保持部２３から解放
する。この状態で、使用済みのインクカートリッジ１１
を保持部材２２の保持部２２ａから引き抜く。
【００２８】次いで、未使用のインクカートリッジ１１
のフロントガイド１３を、空いた保持部２２ａに合わせ
て押し込み、位置決めする。更に、略円柱状にまとめた
６つのインクカートリッジ１１を押さえつつ、エンドキ
ャップ１７を図２の反時計回り方向に回動させて、エン
ドキャップ１７の保持部２３を、対応するインクカート
リッジ１１のリアガイド１４に係合させる。この後、未
使用のインクカートリッジ１１を新たに装着したインク
カートリッジ１０を用いて、前述と同様の印刷を行うこ
とができる。
のフロントガイド１３を、空いた保持部２２ａに合わせ
て押し込み、位置決めする。更に、略円柱状にまとめた
６つのインクカートリッジ１１を押さえつつ、エンドキ
ャップ１７を図２の反時計回り方向に回動させて、エン
ドキャップ１７の保持部２３を、対応するインクカート
リッジ１１のリアガイド１４に係合させる。この後、未
使用のインクカートリッジ１１を新たに装着したインク
カートリッジ１０を用いて、前述と同様の印刷を行うこ
とができる。
【００２９】以上のように、本実施形態例では、インク
カートリッジ１１が各色毎に分割され、使用済みのイン
クカートリッジ１１のみを未使用のものに個別に交換す
ることができる。これにより、１色のインクが消費され
た時点で全カートリッジを交換するような問題点を解消
し、経済性を向上させることができる。また、複数のイ
ンクカートリッジ１１を各色インクに対応して共通に使
用できるので、１つのカートリッジ寸法を管理するだけ
で、全色に対応する管理が可能になる。更に、６つのイ
ンクカートリッジ１１をまとめて略円柱形状に保持する
ことができるので、各インクカートリッジ１１を多色一
体型とした際の外形寸法を小さく抑えることができる。
略円柱形状に保持された各インクカートリッジ１１の中
心付近に記録ヘッド１６が配設されるので、記録ヘッド
１６へのインク供給路の長さ及び位置が各インクカート
リッジ１１毎に統一可能なため、寸法精度高く製造する
ことができる。
カートリッジ１１が各色毎に分割され、使用済みのイン
クカートリッジ１１のみを未使用のものに個別に交換す
ることができる。これにより、１色のインクが消費され
た時点で全カートリッジを交換するような問題点を解消
し、経済性を向上させることができる。また、複数のイ
ンクカートリッジ１１を各色インクに対応して共通に使
用できるので、１つのカートリッジ寸法を管理するだけ
で、全色に対応する管理が可能になる。更に、６つのイ
ンクカートリッジ１１をまとめて略円柱形状に保持する
ことができるので、各インクカートリッジ１１を多色一
体型とした際の外形寸法を小さく抑えることができる。
略円柱形状に保持された各インクカートリッジ１１の中
心付近に記録ヘッド１６が配設されるので、記録ヘッド
１６へのインク供給路の長さ及び位置が各インクカート
リッジ１１毎に統一可能なため、寸法精度高く製造する
ことができる。
【００３０】図７及び図８は、本実施形態例のインクカ
ートリッジ１１の形状に変化を与えた変形例を夫々示す
正面図である。図７では、インクカートリッジ１１を、
直角形状の接合面を有する断面正方形状のインクタンク
として構成し、４つのインクタンク（１１）を相互に接
合して各フロントガイド１３を中心に円形状に有する四
角柱形状に保持している。また、図８では、インクカー
トリッジ１１を、６０゜の角度を有する接合面を備えた
断面正三角形状のインクタンクとして構成し、６つのイ
ンクタンク（１１）を相互に接合して各フロントガイド
１３を中心に円形状に有する六角柱形状に保持してい
る。これらの四角柱形状及び六角柱形状、或いは、これ
以上の例えば八角柱形状に保持されるインクカートリッ
ジ１１によっても、上記円柱形状に保持されるインクカ
ートリッジ１１と同様の効果を得ることができる。四角
柱形状は４色、六角柱形状は６色、八角柱形状は８色に
夫々対応して用いることができる。
ートリッジ１１の形状に変化を与えた変形例を夫々示す
正面図である。図７では、インクカートリッジ１１を、
直角形状の接合面を有する断面正方形状のインクタンク
として構成し、４つのインクタンク（１１）を相互に接
合して各フロントガイド１３を中心に円形状に有する四
角柱形状に保持している。また、図８では、インクカー
トリッジ１１を、６０゜の角度を有する接合面を備えた
断面正三角形状のインクタンクとして構成し、６つのイ
ンクタンク（１１）を相互に接合して各フロントガイド
１３を中心に円形状に有する六角柱形状に保持してい
る。これらの四角柱形状及び六角柱形状、或いは、これ
以上の例えば八角柱形状に保持されるインクカートリッ
ジ１１によっても、上記円柱形状に保持されるインクカ
ートリッジ１１と同様の効果を得ることができる。四角
柱形状は４色、六角柱形状は６色、八角柱形状は８色に
夫々対応して用いることができる。
【００３１】本実施形態例では、使用する色数が４色、
６色、８色と増加しても、略円柱形状又は略多角柱形状
における等角度分割時の分割数が変わるだけで外形寸法
は変化しない。このため、記録ヘッド移動時のマージン
的な変化が生じることはなく、使用する色数の増加に伴
って装置の大型化を招く等の不都合は生じない。
６色、８色と増加しても、略円柱形状又は略多角柱形状
における等角度分割時の分割数が変わるだけで外形寸法
は変化しない。このため、記録ヘッド移動時のマージン
的な変化が生じることはなく、使用する色数の増加に伴
って装置の大型化を招く等の不都合は生じない。
【００３２】従来のノズルヘッドでは、カプトン等の高
価な材質から成る配線（記録ヘッドに対応する回路パタ
ーン）が記録ヘッドに一体に形成されており、使用後に
は回路パターンと共に記録ヘッドを破棄していたので、
この部分でランニングコストを低減することはできなか
った。これに対し、本実施形態例では、ノズル１５がヘ
ッドキャリッジ２０側に設けられるので、インクタンク
そのものの交換だけで足り、使用可能な回路パターンを
破棄することがなくなるので、ランニングコストを低下
させることができる。
価な材質から成る配線（記録ヘッドに対応する回路パタ
ーン）が記録ヘッドに一体に形成されており、使用後に
は回路パターンと共に記録ヘッドを破棄していたので、
この部分でランニングコストを低減することはできなか
った。これに対し、本実施形態例では、ノズル１５がヘ
ッドキャリッジ２０側に設けられるので、インクタンク
そのものの交換だけで足り、使用可能な回路パターンを
破棄することがなくなるので、ランニングコストを低下
させることができる。
【００３３】更に、本実施形態例では、複数のインクカ
ートリッジ１１が略円柱形状又は略多角柱形状に保持さ
れるので、各インクカートリッジ１１の中心部にまとめ
られるノズル（１２）の径を適宜小さくして全体をコン
パクト化することができる。この場合、軸長方向にイン
クタンク形状を延長することによって、充填可能なイン
ク量を調節することができる。この調整時には、支軸１
８をヘッドキャリッジ２０に対して前後に移動させれ
ば、インクタンク形状の変化に応答することができる。
ートリッジ１１が略円柱形状又は略多角柱形状に保持さ
れるので、各インクカートリッジ１１の中心部にまとめ
られるノズル（１２）の径を適宜小さくして全体をコン
パクト化することができる。この場合、軸長方向にイン
クタンク形状を延長することによって、充填可能なイン
ク量を調節することができる。この調整時には、支軸１
８をヘッドキャリッジ２０に対して前後に移動させれ
ば、インクタンク形状の変化に応答することができる。
【００３４】また、インクカートリッジ全体が略円柱形
状又は略多角柱形状に保持されるので、最小限の形状拡
大によって、各インクカートリッジ１１の径を拡大する
ことができる。この場合、保持部材２２及びエンドキャ
ップ１７の径をやや変えるだけで、変化に対応できるの
で、ヘッドキャリッジ２０の小型化が実現可能となる。
状又は略多角柱形状に保持されるので、最小限の形状拡
大によって、各インクカートリッジ１１の径を拡大する
ことができる。この場合、保持部材２２及びエンドキャ
ップ１７の径をやや変えるだけで、変化に対応できるの
で、ヘッドキャリッジ２０の小型化が実現可能となる。
【００３５】次に、本発明の第２実施形態例について説
明する。図９は、本実施形態例におけるインクカートリ
ッジを単体で示す斜視図である。本実施形態例における
インクカートリッジ１１は、第１実施形態例におけるイ
ンクカートリッジ１１に対してフロントガイド１３の先
端部の形状が異なるが、他の形状はほぼ同様である。イ
ンクカートリッジ１１は、フロントガイド１３の先端部
に複数のインク吐出用ノズル３５と、図示しない制御部
からの信号をインク吐出用ノズル３５に供給する通電回
路２４ａとを有している。
明する。図９は、本実施形態例におけるインクカートリ
ッジを単体で示す斜視図である。本実施形態例における
インクカートリッジ１１は、第１実施形態例におけるイ
ンクカートリッジ１１に対してフロントガイド１３の先
端部の形状が異なるが、他の形状はほぼ同様である。イ
ンクカートリッジ１１は、フロントガイド１３の先端部
に複数のインク吐出用ノズル３５と、図示しない制御部
からの信号をインク吐出用ノズル３５に供給する通電回
路２４ａとを有している。
【００３６】図１０は、本実施形態例におけるインクカ
ートリッジ１１を６つまとめて円柱形状に保持した状態
を示す正面図である。６つのインクカートリッジ１１の
中心に形成される空隙には、通電回路２４ａに接続され
るプリンタ側の通電回路２４ｂが配設される。
ートリッジ１１を６つまとめて円柱形状に保持した状態
を示す正面図である。６つのインクカートリッジ１１の
中心に形成される空隙には、通電回路２４ａに接続され
るプリンタ側の通電回路２４ｂが配設される。
【００３７】以上のように、本実施形態例によると、第
１実施形態例におけるノズル１５とは異なる形状のイン
ク吐出用ノズル３５を各インクカートリッジ１１のフロ
ントガイド１３の先端に実装した。これにより、各イン
クカートリッジ１１のインク吐出用ノズル３５により記
録ヘッドを夫々構成し、各インク吐出用ノズル３５に個
別に通電し、各インクカートリッジ１１の記録ヘッドか
ら個別にインクを吐出することができる。
１実施形態例におけるノズル１５とは異なる形状のイン
ク吐出用ノズル３５を各インクカートリッジ１１のフロ
ントガイド１３の先端に実装した。これにより、各イン
クカートリッジ１１のインク吐出用ノズル３５により記
録ヘッドを夫々構成し、各インク吐出用ノズル３５に個
別に通電し、各インクカートリッジ１１の記録ヘッドか
ら個別にインクを吐出することができる。
【００３８】第１実施形態例では、全インクカートリッ
ジ１１に対応するノズル１５を記録ヘッド１６側に一括
して配設したが、本実施形態例では、各インクカートリ
ッジ１１に記録ヘッドを配設したので、各色のインクカ
ートリッジ１１の組立て精度を考慮するものの、印刷制
御並びに印刷精度を確保し易いという利点がある。ま
た、本実施形態例によれば、保持部材２２に第１実施形
態例のノズル１５を設ける必要がないので、保持部材２
２はフロントガイド１３を単に保持するだけのリング形
状で足り、従って、この部分におけるコストダウンを図
ることができる。
ジ１１に対応するノズル１５を記録ヘッド１６側に一括
して配設したが、本実施形態例では、各インクカートリ
ッジ１１に記録ヘッドを配設したので、各色のインクカ
ートリッジ１１の組立て精度を考慮するものの、印刷制
御並びに印刷精度を確保し易いという利点がある。ま
た、本実施形態例によれば、保持部材２２に第１実施形
態例のノズル１５を設ける必要がないので、保持部材２
２はフロントガイド１３を単に保持するだけのリング形
状で足り、従って、この部分におけるコストダウンを図
ることができる。
【００３９】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明のインクジェット式プリンタ
は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるものではな
く、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施
したインクジェット式プリンタも、本発明の範囲に含ま
れる。
づいて説明したが、本発明のインクジェット式プリンタ
は、上記実施形態例の構成にのみ限定されるものではな
く、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更を施
したインクジェット式プリンタも、本発明の範囲に含ま
れる。
【００４０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット式プリンタによると、保持機構の操作により特定
のインクカートリッジ、つまり使用済みのインクカート
リッジのみを交換できる構造を有しながらも、複数のイ
ンクカートリッジを全体として略円柱形状又は略多角柱
形状に保持することができる。これにより、各インクカ
ートリッジを多色一体型とした際の外形寸法を小さくす
ることができる。更に、略円柱形状又は略多角柱形状に
保持された各インクカートリッジの中心付近に記録ヘッ
ドを備えることにより、記録ヘッドへのインク供給路の
長さ及び位置を各インクカートリッジ毎に統一すること
ができるので、寸法精度高く製造することができる。
ェット式プリンタによると、保持機構の操作により特定
のインクカートリッジ、つまり使用済みのインクカート
リッジのみを交換できる構造を有しながらも、複数のイ
ンクカートリッジを全体として略円柱形状又は略多角柱
形状に保持することができる。これにより、各インクカ
ートリッジを多色一体型とした際の外形寸法を小さくす
ることができる。更に、略円柱形状又は略多角柱形状に
保持された各インクカートリッジの中心付近に記録ヘッ
ドを備えることにより、記録ヘッドへのインク供給路の
長さ及び位置を各インクカートリッジ毎に統一すること
ができるので、寸法精度高く製造することができる。
【図１】本発明の一実施形態例におけるインクジェット
式プリンタのインクカートリッジを実装した印字ユニッ
トを示す斜視図である。
式プリンタのインクカートリッジを実装した印字ユニッ
トを示す斜視図である。
【図２】印字ユニットの実際の使用状況を示す側面図で
ある。
ある。
【図３】インクカートリッジを単体で示す斜視図であ
る。
る。
【図４】１ユニット６色分のインクカートリッジをまと
めた状態を示す斜視図である。
めた状態を示す斜視図である。
【図５】記録ヘッドを示す正面図である。
【図６】エンドキャップを示す正面図である。
【図７】第１実施形態例のインクカートリッジの形状に
変化を与えた変形例を示す正面図である。
変化を与えた変形例を示す正面図である。
【図８】第１実施形態例のインクカートリッジの形状に
変化を与えた変形例を示す正面図である。
変化を与えた変形例を示す正面図である。
【図９】本発明の第２実施形態例におけるインクカート
リッジを単体で示す斜視図である。
リッジを単体で示す斜視図である。
【図１０】第２実施形態例におけるインクカートリッジ
を円柱形状に保持した状態を示す正面図である。
を円柱形状に保持した状態を示す正面図である。
１１：インクカートリッジ １２：インク供給口 １３：フロントガイド １４：リアガイド １５：ノズル １６：記録ヘッド １７：エンドキャップ １８：支軸 １９：通電ケーブル ２０：ヘッドキャリッジ ２１：ガイドシャフト ２２：保持部材 ２２ａ：保持部 ２３：保持部 ２４ａ：通電回路 ２４ｂ：通電回路 ３５：インク吐出用ノズル
Claims (4)
- 【請求項１】 複数のインクカートリッジから供給され
る各色のインクを記録ヘッドから吐出するインクジェッ
ト式プリンタにおいて、 各インクカートリッジが柱状のインクタンクから成り、
該複数のインクタンクが保持機構によって全体として略
円柱形状又は略多角柱形状に保持されることを特徴とす
るインクジェット式プリンタ。 - 【請求項２】 前記複数のインクカートリッジの夫々
が、前方及び後方に夫々突出するフロントガイド及びリ
アガイドを備え、 前記保持機構が、各フロントガイドを夫々保持する第１
保持部材と、前記記録ヘッドを支持するヘッドキャリッ
ジに回動自在に設けられ各リアガイドを夫々保持する第
２保持部材とから成ることを特徴とする請求項１に記載
のインクジェット式プリンタ。 - 【請求項３】 前記フロントガイドの先端にインク供給
口が形成され、 前記第１保持部材が、前記記録ヘッドに配設されたディ
スク状部材から成り、前記インク供給口から供給される
インクを吐出するための複数のノズルを円周方向に備え
ることを特徴とする請求項２に記載のインクジェット式
プリンタ。 - 【請求項４】 前記複数のインクカートリッジの各フロ
ントガイドの先端にインク吐出用ノズルが形成されてお
り、各インク吐出用ノズルが前記記録ヘッドを夫々構成
することを特徴とする請求項２に記載のインクジェット
式プリンタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1188999A JP2000211150A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | インクジェット式プリンタ |
| EP00100990A EP1022143A1 (en) | 1999-01-20 | 2000-01-19 | Ink jet ink cartridges in the form of segments which may be combined into a compact generalised right cylindrical shape |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1188999A JP2000211150A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | インクジェット式プリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000211150A true JP2000211150A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11790307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1188999A Pending JP2000211150A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | インクジェット式プリンタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1022143A1 (ja) |
| JP (1) | JP2000211150A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006168275A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Canon Inc | インクジェットカートリッジ |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITMI20091564A1 (it) * | 2009-09-11 | 2011-03-12 | Reggiani Macchine Spa | Disposizione di alimentazione per una testa di stampa a getto d'inchiostro e relativa macchina di stampa per tessuti. |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0715959B1 (en) * | 1991-12-11 | 1999-06-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet cartridge and ink tank |
| US5451995A (en) * | 1992-12-22 | 1995-09-19 | Hewlett-Packard Company | Rigid loop case structure for thermal ink-jet pen |
| EP0604940B1 (en) * | 1992-12-28 | 1997-05-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet head cartridge and ink tank therefor |
| US5619239A (en) * | 1993-11-29 | 1997-04-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Replaceable ink tank |
| JPH07276666A (ja) * | 1994-04-08 | 1995-10-24 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
| US6350022B1 (en) * | 1994-09-02 | 2002-02-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording apparatus |
| US20020057317A1 (en) * | 1995-12-04 | 2002-05-16 | Bruce Cowger | Ink container configured for use with printer |
| JP3635759B2 (ja) * | 1995-12-29 | 2005-04-06 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット記録装置 |
| JPH1044457A (ja) * | 1996-07-31 | 1998-02-17 | Pentel Kk | インキジェットプリンター用インキタンクセット |
| JPH10175310A (ja) * | 1996-12-19 | 1998-06-30 | Oki Data:Kk | インクカートリッジユニット及びリフィル装置 |
-
1999
- 1999-01-20 JP JP1188999A patent/JP2000211150A/ja active Pending
-
2000
- 2000-01-19 EP EP00100990A patent/EP1022143A1/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006168275A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Canon Inc | インクジェットカートリッジ |
| JP4683614B2 (ja) * | 2004-12-17 | 2011-05-18 | キヤノン株式会社 | インクジェットカートリッジ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP1022143A1 (en) | 2000-07-26 |
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