JP2001047638A - インクの種類及び位置を検出するシステムを備えた多色液体インクプリンタ - Google Patents

インクの種類及び位置を検出するシステムを備えた多色液体インクプリンタ

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JP2001047638A
JP2001047638A JP2000225966A JP2000225966A JP2001047638A JP 2001047638 A JP2001047638 A JP 2001047638A JP 2000225966 A JP2000225966 A JP 2000225966A JP 2000225966 A JP2000225966 A JP 2000225966A JP 2001047638 A JP2001047638 A JP 2001047638A
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JP2000225966A
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Steven J Dietl
スティーブン・ジェイ・ディートル
H Nguyen Hiipu
ヒープ・エイチ・ングイエン
M Williamson Holy
ホリー・エム・ウィリアムスン
J Sobon Arthur
アーサー・ジェイ・ソボン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷されたカラー画像品質を改善し、適切な
種類のインクが使用されていること及びそれがプリンタ
のプリントヘッドの適切な位置にあることを確認するシ
ステムを提する。 【解決手段】 多色液体インクプリンタ8は、インク供
給アセンブリ内のインクタンクの有無を検知するととも
に、検知されたインクタンクのインクの種類を認識する
ための検出システム60を備えている。検出システム6
0は、コントローラに接続されたエンコーダ62、イン
ク供給アセンブリと相対運動の関係を持つ少なくとも1
つの反射センサ64、及びインク供給アセンブリ内に取
付けられたインクタンクの各々に形成された反射センサ
が読取り可能なマーク70のセットを備えており、高品
質の画像印刷を行うことができるようにするために、反
射センサ64及びエンコーダ62がインク特性及びイン
ク位置の情報を検出し、これら情報をコントローラに入
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本出願は、1999年8月2
日出願の米国仮特許出願番号第60/146、373に
基づくものである。本発明は、全体的には、液体インク
記録装置即ちインクジェットプリンタに係り、特に、イ
ンクの種類及び位置の経済的な検出システムを備えた多
色液体インクプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】液体インクプリンタは、連続インク流方
式とドロップオンデマンド方式とに大別され、このドロ
ップオンデマンド方式には、圧電式、音響式、相変化ワ
ックス式、あるいはサーマル式等がある。これらの液体
インクプリンタは、少なくとも1つのプリントヘッドを
備えており、このプリントヘッドから記録シートに向け
てインク滴が送出される。インクは、プリントヘッド内
部では複数の導管(channel)に入っており、ドロップオ
ンデマンド方式のプリントヘッドの場合、このインク滴
は、動力パルス(power pulses)によって導管先端部の開
口即ちノズルから要求に応じて放出される。
【0003】通常、サーマル式インクジェットプリンタ
においては、発熱体即ち抵抗器により気泡を形成しこれ
を膨張させることによって動力パルスを発生するように
している。この抵抗器は、導管に各々1つ設けられてお
り、導管内でのインクの加熱、気化を各導管毎に個別に
行うことができる。選択された抵抗器に電圧が印加され
ると、抵抗器が設けられた導管内において気泡が膨張す
ることにより、導管内のインクが導管開口から放出され
る。その結果、形成されたインク滴は、導管開口部から
記録媒体の方向に移動し、記録媒体に衝突してインクの
ドット即ち点として堆積される。気泡が崩壊すると毛管
作用により導管は再充填され、液体インクの供給容器か
らインクが吸い出されることになる。サーマル式インク
ジェットプリンタの動作は、例えば米国特許第4,84
9,774号明細書に記載されている。
【0004】インクジェットプリントヘッドは、キャリ
ッジ型プリンタ、部分幅アレイ型プリンタ、又はページ
幅型プリンタの何れかに組み込むことができる。一般的
に、キャリッジ型プリンタは、インク導管とノズルとを
内蔵した比較的小型のプリントヘッドを備えている。プ
リントヘッドは、使い捨てのインク供給カートリッジに
対して密封した状態で取付けることができ、組み合わさ
れたプリントヘッドとカートリッジアセンブリはキャリ
ッジに取付けられる。このキャリッジは、支持され静止
した記録媒体、例えば紙や透明紙等に、(ノズル列の長
さに相当する)1列の情報を同時に印刷しながら往復移
動する。
【0005】その列が印刷された後、紙は、印刷された
列の高さ、又は印刷された列の一部の高さに相当する距
離だけ進められるため、次に印刷される列は、印刷の済
んだ列に連続した状態、或いはそれと重なり合う状態と
なる。この手順は、ページ全体が印刷されるまで繰り返
される。これに対し、ページ幅型プリンタは、印刷媒体
としての支持されたシートの幅即ち長さ全体を同時に印
刷するに十分な長さの固定プリントヘッドを備えてい
る。印刷過程において、支持された記録媒体は、一定の
速度で或いは速度を変えながら、ページ幅型プリントヘ
ッドの長さ方向に対してほぼ直角の方向に、このプリン
トヘッドを連続的に通過する。
【0006】また、インクジェット印刷においては、多
色画像を印刷用紙に作り出すことができる。この種印刷
は、フルカラー画像用、例えばカラー写真を複写すると
いったことに使用したり、“ハイライト”カラーのため
に用いることができ、ここでは、通常、黒色である画像
の主要部或いは文字に対し着色される。いずれの場合に
も、1つの印刷用紙に別々の印刷段階を通じて順次2色
或いはそれ以上の色の像を作るのがこれまでのカラーイ
ンクジェット印刷の最も一般的な手法であった。この重
ね合わせは、何回でも行うことができる。黒色と1つの
ハイライトカラーを印刷する全幅型印刷装置を例にとる
と、まず、印刷用紙に所望のハイライト画像のための黒
色部分が全て印刷された後に、この印刷用紙が再循環さ
れ、着色インクを装填した別のプリントヘッドによって
その印刷用紙にハイライトカラー部分の画像が作り出さ
れるが、このようなシステムは、編成画像を正確に重ね
合わせられたものとするには非常に不利である。
【0007】また、2つのプリントヘッドを近接して配
置することも可能であり、この場合は、個別のプリント
ヘッドによって同時に或いはわずかな時間遅れを持っ
て、印刷用紙の2つの異なる領域が印刷される。フルカ
ラー処理画像に関しては、印刷の際、4種類(イエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラック)のインクが4つの別
々のプリントヘッドから噴射され、印刷用紙はそれらプ
リントヘッドと相対的に移動するようになっている。
【0008】プリントヘッドとインク供給部とを組み合
せた単一の交換式「インクジェットカートリッジ」とし
たインクジェットプリンタは公知であり、また、プリン
トヘッドと一般的に交換式インクタンクの形をとるイン
ク供給部とを組み合せたインクジェットプリンタも良く
知られている。本発明は、両プリンタ形式に係るもので
あるが、特に、プリントヘッドから切離すことができる
インク供給部即ちインクタンクを内蔵するプリンタに関
するものである。後者の場合、インクタンクはプリント
ヘッドを取替えることなく交換できるので、このプリン
トヘッドは、通常、いくつかのインクタンクを取付けた
状態で使用される。尚、いずれの場合においても、典型
的なユーザーの印刷ニーズ、及び、最適な印刷性能(即
ち、新鮮なインクが使用されることを保証すること)と
ユーザーの利便性(即ち、インクタンクの交換頻度を最
小限にすること)とのバランスを考慮して、インクタン
ク内に入れられるインクの種類が決められる。
【0009】原理的には、空になったインクタンクを再
充填し、プリンタで再利用することができる。実際に
は、このようなインクタンクに入れられる本来のインク
製剤は、特定のインクジェットプリントヘッドや関連す
るのマーキング用機器の作動要件を満足するように入念
に最適化される。インクには各社独自の成分が多数含有
されている場合が多い。そのため、インクジェットプリ
ンタの製造メーカーは、再充填した部品ではない交換用
インクタンク容器を一般的には販売している。ところ
が、補修部品市場、即ち「サードパーティー」供給業者
は、再充填した部品、即ち「クローン」的なインクタン
ク容器を販売することが多い。時には、プリンタ性能を
低下させたりプリントヘッドの寿命を縮めたりするイン
クがサードパーティーの再充填部品に入っていることも
ある。その理由の1つとしては、用途に応じインクを最
適化することなどサードパーティーはしないからであ
る。
【0010】既存のプリンタの中には、最高4種類のイ
ンクを検出できる検出システムを備えたものがいくつか
ある。しかし、このような検出システムは、通常、共用
のフォトトランジスタによってインク減少を検知するシ
ステムに連結されており、インクカートリッジアセンブ
リに専用カバーを成形する必要があり、これによって余
分な部品が追加されるとともに、この部品をプリンタア
センブリに組付ける工程が付加されることになる。一層
悪い事に、プリンタに必要とされる4種類のインクの有
効な検出を行うには、通常2つの異なるカバーが必要と
なる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、印刷され
たカラー画像品質を改善するというニーズ、そして適切
な種類のインクが使用されていること及びそれがプリン
タのプリントヘッドの適切な位置にあることを確認する
システムの提供によって、プリンタの信頼性、耐久性を
向上するというニーズは現在も存在している。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、記録媒
体上に多色インク画像を印刷するための多色液体インク
プリンタにおいて、プログラマブルコントローラ、及び
種々の特性を各々持つ異なる種類のインクを入れた種々
のインクタンクを取外し可能に保持するための保持器を
設けた複数のインクタンク取付け区域を有するインク供
給アセンブリを備えた多色液体インクプリンタが提供さ
れる。重要な点は、その多色液体インクプリンタが、イ
ンク供給アセンブリ内にインクタンクが欠如しているこ
と及びインクタンクが存在していることを検知するとと
もに、検知されたインクタンクのインクの種類を認識す
るためのインクタンク位置及びインク種類の検出システ
ムを備えていることにある。そのインクタンク位置及び
インク種類の検出システムは、コントローラに接続され
たエンコーダ、コントローラに接続されるとともにイン
ク供給アセンブリと相対運動の関係を持つ少なくとも1
つの反射センサ、及びインク供給アセンブリ内に取付け
られたインクタンクの各々に形成された反射センサが読
取り可能なマークのセットを備えており、高品質の画像
印刷を行うことができるようにするために、その少なく
とも1つの反射センサ及びそのエンコーダが、インク特
性及びインク位置の情報を検出し、これら情報をコント
ローラに入力することができるようにしている。
【0013】
【好ましい実施の形態】以下に示す本発明の詳細な説明
は、図面を参照することによって行う。本発明は、好ま
しい実施形態に関連して説明されるが、本発明をこの実
施形態に限定することは意図していないと解されるべき
である。そうではなく、特許請求の範囲に定義された本
発明の精神及び範囲内に含まれるような置換及び変更さ
れたもの更に均等物を権利範囲に含むことを意図してい
る。
【0014】図1を参照すると、参照番号8で全体的に
示された多色印刷装置即ち多色印刷プリンタに最も重要
な構成部品が図解されている。プリンタ8は、インクジ
ェットプリンタとして示されているが、他の形式の多色
プリンタに実施可能であり、更に他の複写装置、例えば
圧電式プリンタやドットマトリックス式プリンタにも実
施できると理解すべきである。プリンタ8は、7つのイ
ンクジェット式プリントヘッドカートリッジ10,1
2,14,16,42,44、46を有するプリントヘ
ッドカートリッジアセンブリ40を備えている。プリン
トヘッドカートリッジアセンブリ40は、キャリッジレ
ール20の枠体21に支持されている。一般的には、プ
リントヘッドカートリッジの各々は、取外し可能に取付
けられたインク容器即ちインクタンク(22,26,2
8,30,52,54,56)を備えており、各インク
容器即ちインクタンクには、サーマルインクジェット式
プリントヘッド(24,27,29,31,53,5
5,57)に供給されるインクが入れられている。その
インクジェット式プリントヘッドは、プリンタ8のコン
トローラ(図示せず)から電気ケーブル(図示せず)を
介して 受信された電気信号に制御されてインク滴を選
択的に放出する。
【0015】例えば、プリントヘッドカートリッジ10
は、インク容器即ちインクタンク22とプリントヘッド
24とを備えており、また、カートリッジ12は、イン
ク容器26と関連するプリントヘッド27とを備えてい
る。他のプリントヘッドカートリッジも図示されるよう
に同様の構造を備えている。インク容器即ちインクタン
クの各々には、異なる色のインクが入っており、各イン
クは多岐管(図示せず)によってその関連するプリント
ヘッドに流体的に連結されている。プリントヘッドの各
々は、複数のインク導管を備えており、良く知られてい
るように、その複数のインク導管が関連する容器から各
インク放出開口即ちノズルにインクを運ぶようになって
いる。
【0016】印刷の際、キャリッジ18は、矢印19の
方向にキャリッジレール20に沿って左右に往復移動
し、移動幅の全体が走査経路となる。実際の印刷区域
は、この走査経路内に設定される。プリントヘッドカー
トリッジアセンブリ40は、印刷経路に沿って左右に往
復移動し、用紙又は透明紙のような記録媒体を通過する
時、(印刷すべき色のインクに応じて)適切なプリント
ヘッドカートリッジの選択された1つノズルから用紙に
向けてインク滴が放出される。通常、キャリッジ18が
通過する間、記録媒体34は静止状態に維持される。一
回の通過が完了する毎に、記録媒体34は、矢印36の
方向に進められる。プリンタ8の作動のより詳細な説明
に関し、米国特許第4,571,599号、同第4,8
33,491号、及び米国再発行特許番号Re.32,5
72号を引用し、本明細書において参考文献として援用
する。アイドル時即ち印刷していない時、プリントヘッ
ドカートリッジアセンブリは、印刷区域から、好ましく
は保守位置(図示せず)に移動されるが、その場合、印
刷区域の(図1の)右側寄りとされるであろう。
【0017】図1乃至図3を参照すると、用紙即ち記録
媒体34上に高品質の多色インク画像を印刷するのに適
した多色液体インクプリンタ8が示されている。図示さ
れるように、液体インクプリンタ8は、枠体21、7つ
のプリントヘッドカートリッジ(図示される10、1
2,14,16,42,44,46)を有するプリント
ヘッドカートリッジアセンブリ40、及び参照番号34
のような記録媒体を支持し搬送するための記録媒体支持
部45を備えている。更に、プリンタ8の様々な構成部
品の作動を制御するためのプログラマブルコントローラ
13がプリンタ8に設けられている。プリントヘッドカ
ートリッジのインクタンク即ちインク容器の各々を取外
し可能に受入れる構造は、インク供給アセンブリ48か
ら成っている。図示されるように、インク供給アセンブ
リ48自体は、様々なインク特性を持つ異なる種類のイ
ンクが入れられた様々なインクタンクを取外し可能に保
持するための複数のインクタンク取付け区域(現在、そ
の区域に図示されたタンクが取付けられている)を備え
ている。
【0018】重要な点は、インクプリンタ8が、(イン
ク供給アセンブリ内に)インクタンクが欠如しているこ
と及びインクタンクが存在していることを検知するとと
もに、検知されたインクタンクのインクの種類を認識す
るためのインクタンク位置及びインク種類の検出システ
ム60を備えていることにある。インクタンク位置及び
インク種類の検出システム60は、コントローラ13に
連結された位置エンコーダ62と、インク供給アセンブ
リ48と相対運動の関係を持つ少なくとも1つの反射セ
ンサ64と、インクタンクの各々に形成され、このイン
クタンクに入れられたインクの種類や特定の特性と係り
を持つ、反射センサが読取り可能なマークのセットとを
備えている。上記したように、各インクタンクは、複数
のインクタンク取付け区域の1つに取外し可能に取付け
られているため、反射センサ64及びエンコーダ62
が、インク特性及びインク位置を検出しこれらをコント
ローラ13に入力することが可能となる。インクタンク
位置及びインク種類の検出システム60は、赤外線放射
検出(IRED)センサ64とフォトトランジスタセンサ6
6とを含む一対のセンサ64,66とするのが好まし
い。図3に示されるように、反射センサが読取り可能な
マークの各セットとしては、ゼロから3つまでの異なる
反射マーク、例えば70L、70C、70Rの組み合せの
1つとする(ラベルを貼り付ける場合、3つのマークを
配置するシステムでは、Lは左、Cは中央、Rは右を表
す)。このようなマークは、それぞれ図示された各イン
クタンク表面の平坦部にホットスタンピングにより形成
するのが好ましい。
【0019】強調すると、各インクタンク上に設けられ
る反射マーク70のセットの各々は、例えは、3つのマ
ーク即ちバー70L、70C、70Rの任意の組み合せか
ら成り、センサ64、66に向い合うインクタンク表面
即ちインクカートリッジ表面の平坦部上に形成するのが
望ましい。作動状態において、第一マーク即ちバー70
の位置は、エンコーダ62のパルスを使用して計時さ
れ、例えば、プリントヘッドカートリッジアセンブリ4
0とともに移動し且つプリンタ8の基準表面に対し正確
に位置付けられている端部80のような端部から上記計
時が開始される。従って、インクタンク即ちインクカー
トリッジの存在を確認するとともに、反射マーク70
L、70C、70Rの特定配置によってインクの種類及び
特性を確認することを目的として、インクタンクが固定
されたセンサ64、66を通過する際、複数のインクタ
ンク位置(7)の各々は、容易に走査され計時される。
【0020】本発明によれば、プリントヘッドカートリ
ッジアセンブリ40に別個の余分なカバーを設ける必要
性を効果的に排除し、更にインクジェットプリンタにお
けるインク種類及びインク位置の検知をアナログ方式か
らディジタル方式に変更できるので有利である。標準的
なホットスタンピング技術を使用することにより、プリ
ントヘッドカートリッジアセンブリのインク供給アセン
ブリの部分に取付け可能なインクタンクの各々の表面の
好ましくは平坦部上に、垂直なマーク即ちバー70のパ
ターンが形成される。例えば、プリントカートリッジ放
熱部49の端部80は、インクタンク即ちインクカート
リッジの位置情報のための正確な計時開始点即ち計時基
準点とするために、研磨される場合もある。また、樹脂
製のインクカートリッジ区域部分(滴受け)をゼロ/ホ
ーム・ポジションとするために、そこに反射材をホット
スタンピングにより形成することも可能である。作動時
において、センサ64、66及びエンコーダ62をプリ
ントヘッドカートリッジアセンブリ40が通過し予定さ
れる反射を探索する時、インクカートリッジの反射マー
ク即ち反射バー70は、(エンコーダ62からの)予定
されたエンコーダパルス数を計数することによって簡単
に見い出される。検出されたパターン70L、70R、7
0L/70R、70L/70C、70C/70R、又は70L/7
0C/70Rに応じて、コントローラ13は、適切な銘柄
即ち種類のインクカートリッジがプリンタの正しい位置
に設置されているかどうかを識別することになる。各銘
柄のプリンタは、この確認を行うための適切な参照用テ
ーブルを持つファームウェアを備えることになるであろ
う。また、このようなファームウェアは、プリンタ製造
の構成自由度を最大とするために、プリンタ製造の最終
段階として製造ラインにおいてダウンロードされるよう
にすることができるであろう。
【0021】上記したように、記録媒体上に多色インク
画像を印刷するための多色液体インクプリンタにおい
て、プログラマブルコントローラ、及び種々の特性を各
々持つ異なる種類のインクを入れた種々のインクタンク
を取外し可能に保持するための保持器を設けた複数のイ
ンクタンク取付け区域を有するインク供給アセンブリを
備え多色液体インクプリンタが提供された。重要な点
は、その多色液体インクプリンタが、インク供給アセン
ブリ内にインクタンクが欠如していること及びインクタ
ンクが存在していることを検知するとともに、検知され
たインクタンクのインクの種類を認識するためのインク
タンク位置及びインク種類の検出システムを備えている
ことにある。そのインクタンク位置及びインク種類の検
出システムは、コントローラに接続されたエンコーダ、
コントローラに接続されるとともにインク供給アセンブ
リと相対運動の関係を持つ少なくとも1つの反射セン
サ、及びインク供給アセンブリ内に取付けられたインク
タンクの各々に形成された反射センサが読取り可能なマ
ークのセットを備えており、これにより、高品質の画像
印刷を行うことができるように、その少なくとも1つの
反射センサ及びそのエンコーダが、インク特性及びイン
ク位置の情報を検出し、これら情報をコントローラに入
力することが可能となる。
【0022】本発明は、好ましい実施形態を参照して説
明されたが、本発明の精神を逸脱することなく、そこで
の様々な代替的変更、変形、或いは改善が当業者によっ
て行い得ることは、この教示から認識されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインク種類及び位置の検出システム
を組込んだフルカラーインクジェットプリンタの斜視図
である。
【図2】 図1のインク種類及び位置の検出システムの
説明図である。
【図3】 本発明によるインク種類及び位置の検出シス
テム用のインクタンクのマーク付けに関する説明図であ
る。
【符号の説明】
8 プリンタ、10,12,14,16,42,44、
46 インクジェット式プリントヘッドカートリッジ、
13 コントローラ、20 キャリッジレール、21
枠体、22,26,28,30,52,54,56 イ
ンク容器(インクタンク)、24,27,29,31,
53,55,57 サーマルインクジェット式プリント
ヘッド、40 プリントヘッドカートリッジアセンブ
リ、48 インク供給アセンブリ、49 放熱部、60
検出システム、62 位置エンコーダ、64 反射セ
ンサ(赤外線放射検出(IRED)センサ)、66 フォト
トランジスタセンサ、70 バー、70L、70C、70
R 反射マーク、80 端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヒープ・エイチ・ングイエン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14609 ロチェスター ライシアムストリート 154 (72)発明者 ホリー・エム・ウィリアムスン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14526 ペンフィールド ウェイレンロード 1099 (72)発明者 アーサー・ジェイ・ソボン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14609 ロチェスター ストーンヘンジロード 106

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上に多色インク画像を印刷する
    ための多色液体インクプリンタであって、 (1)プログラマブルコントローラ、 (2)種々の特性を各々持つ異なる種類のインクの入っ
    た種々のインクタンクを取外し可能に保持するための保
    持器を設けた複数のインクタンク取付け区域を有するイ
    ンク供給アセンブリ、及び (3)前記インク供給アセンブリ内にインクタンクが欠
    如していること及びインクタンクが存在していることを
    検知するとともに、検知されたインクタンクのインクの
    種類を認識するためのインクタンク位置及びインク種類
    の検出システムを備え、且つ、前記インクタンク位置及
    びインク種類の検出システムは、 (i)前記コントローラに接続されたエンコーダ、 (ii)前記コントローラに接続されるとともに、前記イ
    ンク供給アセンブリと相対運動の関係を持つ少なくとも
    1つの反射センサ、及び (iii)前記インク供給アセンブリ内に取付けられたイ
    ンクタンクの各々に形成された、反射センサが読取り可
    能なマークのセットを備え、高品質の画像印刷を行うこ
    とができるようにするために、前記少なくとも1つの反
    射センサ及び前記エンコーダが、インク特性及びインク
    位置の情報を検出し、これら情報を前記コントローラに
    入力できるようにしたことを特徴とする多色液体インク
    プリンタ。
  2. 【請求項2】 記録媒体上に多色インク画像を印刷する
    ための多色液体インクプリンタであって、 (1)枠体、 (2)前記枠体に支持された、記録媒体を支持し搬送す
    るための媒体手段、 (3)前記媒体手段、前記液体インクプリンタのプリン
    トヘッド、及び前記液体インクプリンタの他のアセンブ
    リの移動及び作動を制御するためのプログラマブルコン
    トローラ、 (4)種々の特性を持つ異なる種類のインクの入った種
    々のインクタンクを取外し可能に保持するための複数の
    インクタンク取付け区域を有し、前記プリントヘッド及
    び前記プログラマブルコントローラに接続されたインク
    供給アセンブリ、及び (5)前記インク供給アセンブリ内にインクタンクが欠
    如していること及びインクタンクが存在していることを
    検知するとともに、検知されたインクタンクのインクの
    種類を認識するためのインクタンク位置及びインク種類
    の検出システムを備え、且つ、前記インクタンク位置及
    びインク種類の検出システムは、 (i)前記コントローラに接続されたエンコーダ、 (ii)前記コントローラに接続されるとともに、前記イ
    ンク供給アセンブリと相対運動の関係を持つ少なくとも
    1つの反射センサ、及び (iii)前記複数のインクタンク取付け区域の1つに取
    付けられた特定の特性を持つインクの入ったインクタン
    クの各々に形成された、反射センサが読取り可能なマー
    クのセットを備え、高品質の画像印刷を行うことができ
    るようにするために、前記少なくとも1つの反射センサ
    及び前記エンコーダが、インク特性及びインク位置の情
    報を検出し、これら情報を前記コントローラに入力でき
    るようにしたことを特徴とする多色液体インクプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記インク供給アセンブリは、少なくと
    も7つのインクタンク区域を備えることを特徴とする請
    求項2に記載の多色液体インクプリンタ。
JP2000225966A 1999-08-02 2000-07-26 インクの種類及び位置を検出するシステムを備えた多色液体インクプリンタ Withdrawn JP2001047638A (ja)

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US14637399P 1999-08-02 1999-08-02
US56331200A 2000-05-02 2000-05-02
US563312 2000-05-02

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JP2000225966A Withdrawn JP2001047638A (ja) 1999-08-02 2000-07-26 インクの種類及び位置を検出するシステムを備えた多色液体インクプリンタ

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WO2006021021A1 (en) * 2004-08-26 2006-03-02 Silverbrook Research Pty Ltd Cartridge with identifiers
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