JPH10323994A - インクジェットプリンタにおけるインク圧力保持システム - Google Patents
インクジェットプリンタにおけるインク圧力保持システムInfo
- Publication number
- JPH10323994A JPH10323994A JP9012898A JP9012898A JPH10323994A JP H10323994 A JPH10323994 A JP H10323994A JP 9012898 A JP9012898 A JP 9012898A JP 9012898 A JP9012898 A JP 9012898A JP H10323994 A JPH10323994 A JP H10323994A
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- Japan
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- ink
- container
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェットプリンティングシステムにお
いて二次インク供給容器部を備えることなくプリントヘ
ッドのインク保持圧力を一定に維持する。 【解決手段】 インクタンク50〜56を収容するチャ
ンバ34〜40には、加圧スプリング42〜48が備え
られ、各インクタンク50〜56におけるインクのレベ
ルを一定に保持する。すなわち、インクがインクタンク
50〜56から排出されるにつれて、加圧スプリング4
2〜48のばね圧によりインクタンク50〜56中のイ
ンクレベルの低下が補償されインクの水位を所定のレベ
ルに保持する。こうしてプリントヘッド14〜20のノ
ズル面でのインク圧力が一定に保持される。
いて二次インク供給容器部を備えることなくプリントヘ
ッドのインク保持圧力を一定に維持する。 【解決手段】 インクタンク50〜56を収容するチャ
ンバ34〜40には、加圧スプリング42〜48が備え
られ、各インクタンク50〜56におけるインクのレベ
ルを一定に保持する。すなわち、インクがインクタンク
50〜56から排出されるにつれて、加圧スプリング4
2〜48のばね圧によりインクタンク50〜56中のイ
ンクレベルの低下が補償されインクの水位を所定のレベ
ルに保持する。こうしてプリントヘッド14〜20のノ
ズル面でのインク圧力が一定に保持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェットプリ
ンタに関し、更に詳しくは供給容器中で一定のインク圧
力を保持するシステムに関する。
ンタに関し、更に詳しくは供給容器中で一定のインク圧
力を保持するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、制御された
密間隔ドットパターンにおいて紙等の印刷媒体上にイン
クを噴射する。カラー画像を形成するためには、複式イ
ンクジェットプリントヘッドを用い、各ヘッドには対応
したインクカートリッジから異なったカラーのインクが
供給される。
密間隔ドットパターンにおいて紙等の印刷媒体上にイン
クを噴射する。カラー画像を形成するためには、複式イ
ンクジェットプリントヘッドを用い、各ヘッドには対応
したインクカートリッジから異なったカラーのインクが
供給される。
【0003】先行技術によるサーマルインクジェットプ
リンタの運転に関する重要な事項は、プリントヘッドノ
ズルにおける一定のわずかな負の圧力を維持することで
あり、こうしてインクがノズルから漏れ出さないように
している。インクが消費されるに連れて供給容器中のイ
ンクレベルが変化する間、この所定圧力を保持しなけれ
ばならない。
リンタの運転に関する重要な事項は、プリントヘッドノ
ズルにおける一定のわずかな負の圧力を維持することで
あり、こうしてインクがノズルから漏れ出さないように
している。インクが消費されるに連れて供給容器中のイ
ンクレベルが変化する間、この所定圧力を保持しなけれ
ばならない。
【0004】所定圧力を保持するため、先行技術におい
て幾つかの方法が用いられている。1つの方法は、主イ
ンク容器とプリントヘッドとの間で連結された二次イン
ク容器を用いる。二次インク容器中のインク量は、主イ
ンク容器に信号を送信して二次インク容器にインクを定
期的に追加することにより維持され、一定圧力が保持さ
れる。米国特許第4,302,042号において、プリン
トヘッドに流入するインクに対する静圧調節器として二
次インク容器を用いるシステムが開示されている。米国
特許第4,571,599号において、一個のインク容器
中で二次インク容器を別々の区画室として形成するシス
テムが開示されている。
て幾つかの方法が用いられている。1つの方法は、主イ
ンク容器とプリントヘッドとの間で連結された二次イン
ク容器を用いる。二次インク容器中のインク量は、主イ
ンク容器に信号を送信して二次インク容器にインクを定
期的に追加することにより維持され、一定圧力が保持さ
れる。米国特許第4,302,042号において、プリン
トヘッドに流入するインクに対する静圧調節器として二
次インク容器を用いるシステムが開示されている。米国
特許第4,571,599号において、一個のインク容器
中で二次インク容器を別々の区画室として形成するシス
テムが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】少なくとも1つのプリ
ントヘッドアセンブリが印刷運転中に記録媒体上にイン
ク画像を形成するインクジェットプリンティングシステ
ムにおいて一定インク圧力を保持するために、先行技術
による方法では二次インク容器を製作するものであった
が、この方法によれば二次インク容器を製作し、一次イ
ンク容器に連結するための追加的費用が必要となる。
ントヘッドアセンブリが印刷運転中に記録媒体上にイン
ク画像を形成するインクジェットプリンティングシステ
ムにおいて一定インク圧力を保持するために、先行技術
による方法では二次インク容器を製作するものであった
が、この方法によれば二次インク容器を製作し、一次イ
ンク容器に連結するための追加的費用が必要となる。
【0006】そこで、本発明は上記課題に鑑み、インク
ジェットプリントヘッドのノズルで一定の所定インク圧
力を保持する簡便な方法を提供することを目的とする。
ジェットプリントヘッドのノズルで一定の所定インク圧
力を保持する簡便な方法を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明は二次インク容器を必要とせ
ずに一定の所定圧力を提供することも目的とする。
ずに一定の所定圧力を提供することも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、一定のインク圧力が、容器中のインク
の重量に対し可変速度で付勢する重力定数Kに設計され
た加圧スプリング上に一個のインク貯蔵容器または複数
のインク貯蔵容器が載せられ支持される。従って、イン
ク容量が使用中に減少するにつれて、スプリングは伸び
て容器中のインクの水位(レベル)を一定に保持し、よ
って高度差による圧力のバラ付きを防止して、一定の圧
力でインク噴射を実行することが可能となる。
に、本発明では、一定のインク圧力が、容器中のインク
の重量に対し可変速度で付勢する重力定数Kに設計され
た加圧スプリング上に一個のインク貯蔵容器または複数
のインク貯蔵容器が載せられ支持される。従って、イン
ク容量が使用中に減少するにつれて、スプリングは伸び
て容器中のインクの水位(レベル)を一定に保持し、よ
って高度差による圧力のバラ付きを防止して、一定の圧
力でインク噴射を実行することが可能となる。
【0009】更に詳細には、本発明は、少なくとも1つ
のプリントヘッドアセンブリにより印刷運転中に記録媒
体上にインク画像を形成するインクジェットプリンティ
ングシステムにおけるインク圧力を一定に保持するシス
テムにおいて、先ず、選択したカラーのインクの遠隔容
器に連結した少なくとも1つのプリントヘッドアセンブ
リを備え、ここで用いられる容器の断面積をAとし、イ
ンクの密度をρとする。さらに、少なくとも1つの前記
遠隔容器の重量を支持する加圧スプリングを備え、この
加圧スプリングは式K=ρAにより定まるスプリング重
力定数Kを有すると共に印刷運転中に容器中のインクレ
ベルがインクの使用により低下した場合に容器の底に対
して不勢力を加えてインクレベルを所定のレベルに保持
することを特徴としている。
のプリントヘッドアセンブリにより印刷運転中に記録媒
体上にインク画像を形成するインクジェットプリンティ
ングシステムにおけるインク圧力を一定に保持するシス
テムにおいて、先ず、選択したカラーのインクの遠隔容
器に連結した少なくとも1つのプリントヘッドアセンブ
リを備え、ここで用いられる容器の断面積をAとし、イ
ンクの密度をρとする。さらに、少なくとも1つの前記
遠隔容器の重量を支持する加圧スプリングを備え、この
加圧スプリングは式K=ρAにより定まるスプリング重
力定数Kを有すると共に印刷運転中に容器中のインクレ
ベルがインクの使用により低下した場合に容器の底に対
して不勢力を加えてインクレベルを所定のレベルに保持
することを特徴としている。
【0010】
[実施の形態1]図1を参照すると、多色サーマルイン
クジェットプリンタ10が示されている。プリントヘッ
ドアセンブリ12は、三色(シアン14、マゼンタ1
6、イエロー18)および一色はブラック20の4つの
プリントヘッドを備えている。プリントヘッドは、遠隔
インク容器部22アセンブリに接続された各供給管14
A、16A、18A、20Aを介して対応するインクが
供給される。印刷モード中に、キャリッジ26は、矢印
28により示された通りガイドレール24上で前後に往
来移動する。キャリッジが一方向に移動している間、例
えば、一枚の紙等の記録媒体30は固定保持され、記録
媒体が、サーマルプリントヘッドにより記録媒体上に印
刷されたデータのストライプの高さに等しい距離だけ上
昇し、その後キャリッジが逆方向に移動する。各プリン
トヘッドは、キャリッジの移動方向に対して垂直方向に
整列した直線配列のノズルを有している。ノズルは記録
媒体と0.01から0.2インチ(0.25mmから5.1m
m)の距離だけ離れて対面している。好ましい実施の形
態において、この距離は約0.02インチ(約0.51m
m)である。ノズルの中心間距離は約3ミリインチ(約
0.08mm)であり、300スポットパーインチまたは
30ピクセルパーインチを記録媒体上に印刷することが
できる。サーマルプリントヘッドは、キャリッジの横移
動中にインク滴を要求される時は常にインク滴を記録媒
体に向けて噴射して情報を印刷する。なお、図ではプリ
ントヘッドの端子に装着された信号送信リボンを省略し
て分かり易くしている。必要なノズル数は、一枚の全ペ
ージ情報を印刷するのに必要な記録媒体を横切る前後横
移動回数に基づき選択的に設計することができる。好ま
しい実施の態様において、40から64のノズルが考慮
され、こうして標準タイプライタ英数文字を1回のキャ
リッジ横移動中に完全に印刷することができる。
クジェットプリンタ10が示されている。プリントヘッ
ドアセンブリ12は、三色(シアン14、マゼンタ1
6、イエロー18)および一色はブラック20の4つの
プリントヘッドを備えている。プリントヘッドは、遠隔
インク容器部22アセンブリに接続された各供給管14
A、16A、18A、20Aを介して対応するインクが
供給される。印刷モード中に、キャリッジ26は、矢印
28により示された通りガイドレール24上で前後に往
来移動する。キャリッジが一方向に移動している間、例
えば、一枚の紙等の記録媒体30は固定保持され、記録
媒体が、サーマルプリントヘッドにより記録媒体上に印
刷されたデータのストライプの高さに等しい距離だけ上
昇し、その後キャリッジが逆方向に移動する。各プリン
トヘッドは、キャリッジの移動方向に対して垂直方向に
整列した直線配列のノズルを有している。ノズルは記録
媒体と0.01から0.2インチ(0.25mmから5.1m
m)の距離だけ離れて対面している。好ましい実施の形
態において、この距離は約0.02インチ(約0.51m
m)である。ノズルの中心間距離は約3ミリインチ(約
0.08mm)であり、300スポットパーインチまたは
30ピクセルパーインチを記録媒体上に印刷することが
できる。サーマルプリントヘッドは、キャリッジの横移
動中にインク滴を要求される時は常にインク滴を記録媒
体に向けて噴射して情報を印刷する。なお、図ではプリ
ントヘッドの端子に装着された信号送信リボンを省略し
て分かり易くしている。必要なノズル数は、一枚の全ペ
ージ情報を印刷するのに必要な記録媒体を横切る前後横
移動回数に基づき選択的に設計することができる。好ま
しい実施の態様において、40から64のノズルが考慮
され、こうして標準タイプライタ英数文字を1回のキャ
リッジ横移動中に完全に印刷することができる。
【0011】各プリントヘッド12には、この実施の形
態において、一色の異なったインクが供給される。すな
わち、1つのプリントヘッドはブラックおよび3つのプ
リントヘッドは選択された各種の色のインクが供給され
る。こうした装置は、白黒印刷、基本白黒印刷のカラー
ハイライティングまたは多色印刷を可能にする。多色印
刷の場合、シアン、マゼンタおよびイエローのカラーイ
ンクを通常用いる。その他のカートリッジカラーコンビ
ネーションは、例えば、ブラックインクを含めた2個ま
たは3個のカートリッジおよびレッドインクを含めた1
個または2個のカートリッジ等のユーザのニーズに応じ
て使用することができる。当然ながら、シングルカラー
印刷を所望する場合、サーマルインクジェットプリンタ
10において、プリントヘッド一個だけを設けるように
してもよい。
態において、一色の異なったインクが供給される。すな
わち、1つのプリントヘッドはブラックおよび3つのプ
リントヘッドは選択された各種の色のインクが供給され
る。こうした装置は、白黒印刷、基本白黒印刷のカラー
ハイライティングまたは多色印刷を可能にする。多色印
刷の場合、シアン、マゼンタおよびイエローのカラーイ
ンクを通常用いる。その他のカートリッジカラーコンビ
ネーションは、例えば、ブラックインクを含めた2個ま
たは3個のカートリッジおよびレッドインクを含めた1
個または2個のカートリッジ等のユーザのニーズに応じ
て使用することができる。当然ながら、シングルカラー
印刷を所望する場合、サーマルインクジェットプリンタ
10において、プリントヘッド一個だけを設けるように
してもよい。
【0012】プリントヘッドの製作および印刷運転の更
なる詳細は、参考文献としてその内容を含めた米国特許
第Re.32,572号および4,638,337号において
開示されている。
なる詳細は、参考文献としてその内容を含めた米国特許
第Re.32,572号および4,638,337号において
開示されている。
【0013】図2には、(遠隔)インク容器部22が詳
細に示されている。(遠隔)インク容器部22は4つの
チャンバ34、36、38、40が形成された枠32を
備え、各チャンバは上端が開放されている。加圧スプリ
ング42、44、46および48は、各チャンバ34、
36、38、40中にそれぞれ収容されている。インク
タンク50、52、54、56は、各スプリング42、
44、46、48の上に乗っている。インクタンク5
0、52、54、56は、インク供給管14A、16
A、18A、20Aにそれぞれ連結されて、プリントヘ
ッド14、16、18、20のそれぞれに3つのインク
カラーおよびブラックを供給する。
細に示されている。(遠隔)インク容器部22は4つの
チャンバ34、36、38、40が形成された枠32を
備え、各チャンバは上端が開放されている。加圧スプリ
ング42、44、46および48は、各チャンバ34、
36、38、40中にそれぞれ収容されている。インク
タンク50、52、54、56は、各スプリング42、
44、46、48の上に乗っている。インクタンク5
0、52、54、56は、インク供給管14A、16
A、18A、20Aにそれぞれ連結されて、プリントヘ
ッド14、16、18、20のそれぞれに3つのインク
カラーおよびブラックを供給する。
【0014】プリントヘッドノズルにおいてインクを保
持する圧力レベルは、枠32の底の固定点Pに対して、
およそ−0.01から−0.2psiの一定圧力を生じる
レベルであることが望ましい。印刷作業が進むに連れ
て、供給タンク中のインクレベルは、通常このレベル以
下に低下する。重力はインクレベルの変化に連れて変化
し、圧力を減少させる。本発明によれば、各スプリング
42−48は、圧縮係数Kを有するスチール、ベリリウ
ム、銅、真鍮等のコイル材により製作され、タンクのイ
ンク消耗に起因する重力変化を補償する力を各タンク底
に働かせる。Kは、式K=ρAにより定まり、ここで、
ρはインク密度、単位g/cm3、Aはタンク50の断面
積、単位cm2である。
持する圧力レベルは、枠32の底の固定点Pに対して、
およそ−0.01から−0.2psiの一定圧力を生じる
レベルであることが望ましい。印刷作業が進むに連れ
て、供給タンク中のインクレベルは、通常このレベル以
下に低下する。重力はインクレベルの変化に連れて変化
し、圧力を減少させる。本発明によれば、各スプリング
42−48は、圧縮係数Kを有するスチール、ベリリウ
ム、銅、真鍮等のコイル材により製作され、タンクのイ
ンク消耗に起因する重力変化を補償する力を各タンク底
に働かせる。Kは、式K=ρAにより定まり、ここで、
ρはインク密度、単位g/cm3、Aはタンク50の断面
積、単位cm2である。
【0015】例として、図2を参照して説明すれば、タ
ンク50の直径が10.8cm、断面積が91.6cm2およ
びシアンインクの密度が1.0g/cm3と仮定する。スプリ
ング42は、Kが91.6g/cm(91.6cm2×1.0g/cm
3)のスチールである。シアンインクが226gだけ消費
されて、インクレベルがXで示された量だけLから低下
したと更に仮定する。しかし、スプリング42は上向き
の力91.6g/cmを働かせることによりインクレベルを
所定のレベルLで保持する。
ンク50の直径が10.8cm、断面積が91.6cm2およ
びシアンインクの密度が1.0g/cm3と仮定する。スプリ
ング42は、Kが91.6g/cm(91.6cm2×1.0g/cm
3)のスチールである。シアンインクが226gだけ消費
されて、インクレベルがXで示された量だけLから低下
したと更に仮定する。しかし、スプリング42は上向き
の力91.6g/cmを働かせることによりインクレベルを
所定のレベルLで保持する。
【0016】スプリング44、46、48は、タンク5
2〜56中のインクの密度が異なるために異なる定数を
有することが理解される。
2〜56中のインクの密度が異なるために異なる定数を
有することが理解される。
【0017】[実施の形態2]図2のインクレベル検出
システムの他の実施形態を図3に示す。図3はアセンブ
リの終点図であり、説明を容易にするため、ある長さの
運転期間後のインクタンク50のみを示している。スプ
リング42はタンク50に加える力を増加させており、
インクレベルをカラム高さLで保持している。タンク5
0の底が線E‐Eと指定されたレベルに達した時、イン
クタンクを取替または再充填しなければならないと事前
に定めてある。タンク50の底が当該線より上に移動す
るという条件を判定するために設けたインクレベル検出
器60は、レベルLより下に位置する。検出器60は、
LED光源62および光センサ64から構成され、光セ
ンサの出力は低インクディスプレイ66に接続されてい
る。運転において、光源62からの光がセンサ64を刺
激する点までタンク50が上に移動した時、出力信号が
発生してディスプレイ66に送信される。オペレータは
こうして警告されてタンク50を変更または置換する。
システムの他の実施形態を図3に示す。図3はアセンブ
リの終点図であり、説明を容易にするため、ある長さの
運転期間後のインクタンク50のみを示している。スプ
リング42はタンク50に加える力を増加させており、
インクレベルをカラム高さLで保持している。タンク5
0の底が線E‐Eと指定されたレベルに達した時、イン
クタンクを取替または再充填しなければならないと事前
に定めてある。タンク50の底が当該線より上に移動す
るという条件を判定するために設けたインクレベル検出
器60は、レベルLより下に位置する。検出器60は、
LED光源62および光センサ64から構成され、光セ
ンサの出力は低インクディスプレイ66に接続されてい
る。運転において、光源62からの光がセンサ64を刺
激する点までタンク50が上に移動した時、出力信号が
発生してディスプレイ66に送信される。オペレータは
こうして警告されてタンク50を変更または置換する。
【0018】同様の低インク検出器を遠隔インクタンク
ごとに備えることができる。
ごとに備えることができる。
【0019】
【発明の効果】少なくとも1つのプリントヘッドアセン
ブリが印刷運転中に記録媒体上にインク画像を形成する
インクジェットプリンティングシステムにおいて一定イ
ンク圧力を保持することができ、しかも二次インク容器
の製作を不要とする。
ブリが印刷運転中に記録媒体上にインク画像を形成する
インクジェットプリンティングシステムにおいて一定イ
ンク圧力を保持することができ、しかも二次インク容器
の製作を不要とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 可動キャリッジ上に装架された四色サーマル
インクジェットプリントヘッドを示す多色サーマルイン
クジェットプリンタの斜視図である。
インクジェットプリントヘッドを示す多色サーマルイン
クジェットプリンタの斜視図である。
【図2】 遠隔インク容器アセンブリへの接続を有する
図1の四色プリントヘッドであって、本発明の定圧スプ
リングシステムを組込んだプリントヘッドの概略図であ
る。
図1の四色プリントヘッドであって、本発明の定圧スプ
リングシステムを組込んだプリントヘッドの概略図であ
る。
【図3】 図2で示したインクタンクのインクレベルを
検出するための構成図である。
検出するための構成図である。
10 多色サーマルインクジェットプリンタ、12 プ
リントヘッドアセンブリ部、14,16,18,20
プリントヘッド、14A,16A,18A,20A イ
ンク供給管、22 遠隔インク容器(部)、24 ガイ
ドレール、26キャリッジ、30 記録媒体、34,3
6,38,40 チャンバ、42,44,46,48
加圧スプリング、50,52,54,56 インクタン
ク、60 インクレベル検出器、62 LED光源、6
4 光センサ。
リントヘッドアセンブリ部、14,16,18,20
プリントヘッド、14A,16A,18A,20A イ
ンク供給管、22 遠隔インク容器(部)、24 ガイ
ドレール、26キャリッジ、30 記録媒体、34,3
6,38,40 チャンバ、42,44,46,48
加圧スプリング、50,52,54,56 インクタン
ク、60 インクレベル検出器、62 LED光源、6
4 光センサ。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも1つのプリントヘッドアセン
ブリが印刷運転中に記録媒体上にインク画像を形成する
インクジェットプリンティングシステムにおけるインク
圧力を一定に保持するシステムであって、 選択したカラーのインクを収容した遠隔容器に連結され
た少なくとも1つのプリントヘッドアセンブリを備え、
ここで前記容器の断面積がAであり、インクの密度がρ
であり、 少なくとも1つの前記遠隔容器を支持する加圧スプリン
グであって、式K=ρAにより定まるスプリング重力定
数Kを有し、印刷運転中に前記容器中のインクレベルが
インクの使用により低下した場合に容器の底に対する付
勢力によりインクレベルを所定のレベルに保持する加圧
スプリングを備えることを特徴とするインク圧力保持シ
ステム。 - 【請求項2】 前記容器中のインクの低レベルを検出す
るレベル検出器を更に備えると共に、光センサと光学的
に整列している光源を備え、 光センサが光源から光を検出可能に容器が鉛直に移動し
た時に光源からの光が光センサにより検出されることを
特徴とする請求項1に記載のシステム。 - 【請求項3】 流体が漸増的に排出される流体容器にお
いて、一定の相対レベルで流体を保持する機構であっ
て、 容器を載置支持し、容器中のインクの重量に反比例して
変化する力を容器に対して加える加圧スプリングを備え
る流体レベル保持機構。 - 【請求項4】 前記加圧スプリングが流体の密度および
容器の断面積に比例するスプリング定数Kを有し、 前記加圧スプリングにより容器の底に加えられた増加圧
力により容器中の残留インクが前記所定のレベルの位置
となるように容器を垂直に移動させ、容器から排出され
るインクの重量損失を補償することとを特徴とする請求
項3に記載の流体レベル保持機構。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US84332197A | 1997-04-14 | 1997-04-14 | |
US08/843,321 | 1997-04-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10323994A true JPH10323994A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=25289633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9012898A Pending JPH10323994A (ja) | 1997-04-14 | 1998-04-02 | インクジェットプリンタにおけるインク圧力保持システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10323994A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002326372A (ja) * | 2001-05-02 | 2002-11-12 | Dainippon Printing Co Ltd | インクジェット印刷装置 |
JP2003103800A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Brother Ind Ltd | 液滴ジェットパターニング装置 |
JP2006075253A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Sri Sports Ltd | ゴルフボール用マーキング装置及びゴルフボールのマーキング方法 |
EP1593519A3 (en) * | 2004-05-07 | 2007-07-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Ink supplier for ink jet recorder |
KR101174295B1 (ko) * | 2012-03-29 | 2012-08-16 | (주)나이테산기개발 | 프린터의 잉크공급장치 |
CN107415480A (zh) * | 2017-06-08 | 2017-12-01 | 福建众印数码科技有限公司 | 大供墨打印恒压装置及其工作方法 |
-
1998
- 1998-04-02 JP JP9012898A patent/JPH10323994A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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