JP2002001983A - インクジェット記録装置及びその製造方法 - Google Patents
インクジェット記録装置及びその製造方法Info
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- JP2002001983A JP2002001983A JP2000187286A JP2000187286A JP2002001983A JP 2002001983 A JP2002001983 A JP 2002001983A JP 2000187286 A JP2000187286 A JP 2000187286A JP 2000187286 A JP2000187286 A JP 2000187286A JP 2002001983 A JP2002001983 A JP 2002001983A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サブインクタンクと印字ヘッドの着脱作業が
簡単にでき組立てや印字ヘッドの交換の際の手間が省け
るようにしたインクジェット記録装置及びその製造方法
を提供すること。 【解決手段】 主走査方向に移動可能なキャリッジ２を
記録紙の搬送面の上方に配置し、キャリッジ２にサブイ
ンクタンク５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄ及び印字ヘッドユニ
ット６を搭載し、サブインクタンク５ａ〜５ｄに供給手
段を介してインクを供給するメインインクタンクを備え
るインクジェット記録装置であって、サブインクタンク
５ａ〜５ｄを複数保持して印字ヘッドユニット６に着脱
自在に設けられた中間ベース７を備える。
簡単にでき組立てや印字ヘッドの交換の際の手間が省け
るようにしたインクジェット記録装置及びその製造方法
を提供すること。 【解決手段】 主走査方向に移動可能なキャリッジ２を
記録紙の搬送面の上方に配置し、キャリッジ２にサブイ
ンクタンク５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄ及び印字ヘッドユニ
ット６を搭載し、サブインクタンク５ａ〜５ｄに供給手
段を介してインクを供給するメインインクタンクを備え
るインクジェット記録装置であって、サブインクタンク
５ａ〜５ｄを複数保持して印字ヘッドユニット６に着脱
自在に設けられた中間ベース７を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙される記録紙
と直交する主走査方向に移動するキャリッジに備えた印
字ヘッドのノズルからインクを吐出させて印字するイン
クジェット記録装置に係り、特にサブインクタンクと印
字ヘッドのアセンブリを簡単にしたインクジェット記録
装置及びその製造方法に関する。
と直交する主走査方向に移動するキャリッジに備えた印
字ヘッドのノズルからインクを吐出させて印字するイン
クジェット記録装置に係り、特にサブインクタンクと印
字ヘッドのアセンブリを簡単にしたインクジェット記録
装置及びその製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、記録紙の給
紙方向と直交する主走査方向に往復移動するキャリッジ
に圧電素子等のアクチュエータによってインクを吐出す
るノズルを備えた印字ヘッドを備え、この印字ヘッドに
インクを供給するというのがその基本的な構成である。
そして、インクはキャリッジと別体としたメインインク
タンクに貯留され、このメインインクタンクからキャリ
ッジに搭載されたサブインクタンクまでの間をキャリッ
ジの移動に追従して変形する可撓性の供給チューブによ
り流路接続し、メインタンクからインクをサブタンクを
経由して印字ヘッドに供給可能としている。
紙方向と直交する主走査方向に往復移動するキャリッジ
に圧電素子等のアクチュエータによってインクを吐出す
るノズルを備えた印字ヘッドを備え、この印字ヘッドに
インクを供給するというのがその基本的な構成である。
そして、インクはキャリッジと別体としたメインインク
タンクに貯留され、このメインインクタンクからキャリ
ッジに搭載されたサブインクタンクまでの間をキャリッ
ジの移動に追従して変形する可撓性の供給チューブによ
り流路接続し、メインタンクからインクをサブタンクを
経由して印字ヘッドに供給可能としている。
【０００３】図７の（ａ）は従来のインク供給系統を示
す概略図である。
す概略図である。
【０００４】図７の（ａ）において、ブラック，イエロ
ー，マゼンタ，シアンのインクをそれぞれ溜めたメイン
インクタンク５１ａ，５１ｂ，５１ｃ，５１ｄが配置さ
れ、これらのそれぞれにインク供給用のチューブ５２
ａ，５２ｂ，５２ｃ，５２ｄが接続されている。一方、
記録紙に対して主走査方向に移動するキャリッジ５３に
は印字ヘッド５４が配置され、この印字ヘッド５４には
チューブ５２ａ〜５２ｄにそれぞれ接続したサブインク
タンク５５ａ，５５ｂ，５５ｃ，５５ｄが連結されてい
る。これらのサブインクタンク５５ａ〜５５ｄは、同図
の（ｂ）に示すように、それぞれ独立して印字ヘッド５
４に対して着脱可能としたものであり、チューブ５２ａ
〜５２ｄからのインクを印字ヘッド５４に供給する。
ー，マゼンタ，シアンのインクをそれぞれ溜めたメイン
インクタンク５１ａ，５１ｂ，５１ｃ，５１ｄが配置さ
れ、これらのそれぞれにインク供給用のチューブ５２
ａ，５２ｂ，５２ｃ，５２ｄが接続されている。一方、
記録紙に対して主走査方向に移動するキャリッジ５３に
は印字ヘッド５４が配置され、この印字ヘッド５４には
チューブ５２ａ〜５２ｄにそれぞれ接続したサブインク
タンク５５ａ，５５ｂ，５５ｃ，５５ｄが連結されてい
る。これらのサブインクタンク５５ａ〜５５ｄは、同図
の（ｂ）に示すように、それぞれ独立して印字ヘッド５
４に対して着脱可能としたものであり、チューブ５２ａ
〜５２ｄからのインクを印字ヘッド５４に供給する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、印字ヘッド
５４に対してサブインクタンク５５ａ〜５５ｄをそれぞ
れ個別に連結する組立て要領となるので、組立てに手間
がかかる。また、各色に対応させてサブインクタンク５
５ａ〜５５ｄを印字ヘッド５４に連結することになる
が、連結位置を誤ってしまうこともあり、組立ての手直
しを必要とすることが多い。そして、組立て時だけでな
く印字ヘッド５４を交換する作業の場合でも同様の問題
を生じる。
５４に対してサブインクタンク５５ａ〜５５ｄをそれぞ
れ個別に連結する組立て要領となるので、組立てに手間
がかかる。また、各色に対応させてサブインクタンク５
５ａ〜５５ｄを印字ヘッド５４に連結することになる
が、連結位置を誤ってしまうこともあり、組立ての手直
しを必要とすることが多い。そして、組立て時だけでな
く印字ヘッド５４を交換する作業の場合でも同様の問題
を生じる。
【０００６】本発明は、サブインクタンクと印字ヘッド
の着脱作業が簡単にでき組立てや印字ヘッドの交換の際
の手間が省けるようにしたインクジェット記録装置及び
その製造方法を提供することを目的とする。
の着脱作業が簡単にでき組立てや印字ヘッドの交換の際
の手間が省けるようにしたインクジェット記録装置及び
その製造方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、主走査方向に
移動可能なキャリッジを記録紙の搬送面の上方に配置
し、前記キャリッジにサブインクタンク及び印字ヘッド
ユニットを搭載し、前記サブインクタンクに供給手段を
介してインクを供給するメインインクタンクを備えるイ
ンクジェット記録装置であって、前記サブインクタンク
を複数保持して前記印字ヘッドユニットに着脱自在に設
けられた中間ベースを備えていることを特徴とする。
移動可能なキャリッジを記録紙の搬送面の上方に配置
し、前記キャリッジにサブインクタンク及び印字ヘッド
ユニットを搭載し、前記サブインクタンクに供給手段を
介してインクを供給するメインインクタンクを備えるイ
ンクジェット記録装置であって、前記サブインクタンク
を複数保持して前記印字ヘッドユニットに着脱自在に設
けられた中間ベースを備えていることを特徴とする。
【０００８】本発明によれば、中間ベースにサブインク
タンクを一体化してから印字ヘッドユニットに接続でき
るので組立てや分解作業が簡単になり、複数のサブイン
クタンクを備える場合でも印字ヘッドユニットに対する
流路の接続を誤ることがない。
タンクを一体化してから印字ヘッドユニットに接続でき
るので組立てや分解作業が簡単になり、複数のサブイン
クタンクを備える場合でも印字ヘッドユニットに対する
流路の接続を誤ることがない。
【０００９】
【発明の実施の形態】請求項１に記載の発明は、主走査
方向に移動可能なキャリッジを記録紙の搬送面の上方に
配置し、キャリッジにサブインクタンク及び印字ヘッド
ユニットを搭載し、サブインクタンクに供給手段を介し
てインクを供給するメインインクタンクを備えるインク
ジェット記録装置であって、サブインクタンクを複数保
持して印字ヘッドユニットに着脱自在に設けられた中間
ベースを備えていることを特徴とするインクジェット記
録装置であり、サブインクタンクの印字ヘッドユニット
への接続が簡単になるとともに流路の接続を誤ることな
く組み立てることができるという作用を有する。
方向に移動可能なキャリッジを記録紙の搬送面の上方に
配置し、キャリッジにサブインクタンク及び印字ヘッド
ユニットを搭載し、サブインクタンクに供給手段を介し
てインクを供給するメインインクタンクを備えるインク
ジェット記録装置であって、サブインクタンクを複数保
持して印字ヘッドユニットに着脱自在に設けられた中間
ベースを備えていることを特徴とするインクジェット記
録装置であり、サブインクタンクの印字ヘッドユニット
への接続が簡単になるとともに流路の接続を誤ることな
く組み立てることができるという作用を有する。
【００１０】請求項２に記載の発明は、サブインクタン
クが中間ベースに着脱自在に設けられていることを特徴
とする請求項１記載のインクジェット記録装置であり、
サブインクタンクを中間ベースに取り付けて一体とした
ものを印字ヘッドユニットに装着できるとともにサブイ
ンクタンクを個別に交換することができるという作用を
有する。
クが中間ベースに着脱自在に設けられていることを特徴
とする請求項１記載のインクジェット記録装置であり、
サブインクタンクを中間ベースに取り付けて一体とした
ものを印字ヘッドユニットに装着できるとともにサブイ
ンクタンクを個別に交換することができるという作用を
有する。
【００１１】請求項３に記載の発明は、中間ベースにイ
ンク供給路を設けたことを特徴とする請求項１または２
記載のインクジェット記録装置であり、中間ベースを印
字ヘッドユニットに対する継手とすると同時に流路の接
続手段としても活用できるという作用を有する。
ンク供給路を設けたことを特徴とする請求項１または２
記載のインクジェット記録装置であり、中間ベースを印
字ヘッドユニットに対する継手とすると同時に流路の接
続手段としても活用できるという作用を有する。
【００１２】請求項４に記載の発明は、請求項１から３
のいずれかに記載のインクジェット記録装置の製造方法
であって、サブインクタンクを中間ベースに連結して一
体化し、印字ヘッドユニットをキャリッジに搭載固定
し、その後サブインクタンクを一体化した中間ベースを
印字ヘッドユニットに連結して一体化することを特徴と
するインクジェット記録装置の製造方法であり、印字ヘ
ッドユニットの印字動作確認、及び印字ヘッドユニット
位置調整を実施した後、製品用のサブインクタンクユニ
ットを印字ヘッドユニットに搭載することができるとい
う作用を有する。
のいずれかに記載のインクジェット記録装置の製造方法
であって、サブインクタンクを中間ベースに連結して一
体化し、印字ヘッドユニットをキャリッジに搭載固定
し、その後サブインクタンクを一体化した中間ベースを
印字ヘッドユニットに連結して一体化することを特徴と
するインクジェット記録装置の製造方法であり、印字ヘ
ッドユニットの印字動作確認、及び印字ヘッドユニット
位置調整を実施した後、製品用のサブインクタンクユニ
ットを印字ヘッドユニットに搭載することができるとい
う作用を有する。
【００１３】請求項５に記載の発明は、請求項１から３
のいずれかに記載のインクジェット記録装置の製造方法
であって、サブインクタンクを中間ベースに連結して一
体化し、中間ベースを印字ユニットに連結して一体化
し、その後中間ベースを介してサブインクタンクを一体
化した印字ユニットをキャリッジに搭載固定することを
特徴とするインクジェット記録装置の製造方法であり、
製造工程中において、キャリッジ搭載の前にサブインク
タンク、中間ベース、印字ヘッドユニットを一体化する
ことで、これらの一体的な動作確認を印字試験機で行な
った後、製品用のキャリッジに搭載し、最終キャリッジ
におけるヘッド位置調整等を実施することができるとい
う作用を有する。
のいずれかに記載のインクジェット記録装置の製造方法
であって、サブインクタンクを中間ベースに連結して一
体化し、中間ベースを印字ユニットに連結して一体化
し、その後中間ベースを介してサブインクタンクを一体
化した印字ユニットをキャリッジに搭載固定することを
特徴とするインクジェット記録装置の製造方法であり、
製造工程中において、キャリッジ搭載の前にサブインク
タンク、中間ベース、印字ヘッドユニットを一体化する
ことで、これらの一体的な動作確認を印字試験機で行な
った後、製品用のキャリッジに搭載し、最終キャリッジ
におけるヘッド位置調整等を実施することができるとい
う作用を有する。
【００１４】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【００１５】図１は本発明のインクジェット記録装置の
全体斜視図、図２は本発明の一実施の形態におけるイン
クジェット記録装置の要部斜視図、図３の（ａ）は本発
明の一実施の形態におけるインクジェット記録装置の平
面図で、図２の平面図、図３の（ｂ）は本発明の一実施
の形態におけるインクジェット記録装置の縦断面図で、
図２（ａ）のＡ−Ａ線矢視による縦断面図である。
全体斜視図、図２は本発明の一実施の形態におけるイン
クジェット記録装置の要部斜視図、図３の（ａ）は本発
明の一実施の形態におけるインクジェット記録装置の平
面図で、図２の平面図、図３の（ｂ）は本発明の一実施
の形態におけるインクジェット記録装置の縦断面図で、
図２（ａ）のＡ−Ａ線矢視による縦断面図である。
【００１６】図１において、インクジェット記録装置
は、図１において一点鎖線で示す記録紙の搬送方向に対
して直交する姿勢としたフレーム１を備え、このフレー
ム１に組み込んだガイド軸１ａにキャリッジ２を記録紙
の搬送方向と直交する方向に移動可能に取り付けてい
る。このキャリッジ２はフレーム１に設けるキャリッジ
駆動モータによって走行する無端のベルト（いずれも図
示せず）に連接され、ベルトの走行により主走査方向
（記録紙の搬送方向と直交する方向）に移動する。な
お、このようなキャリッジ駆動モータ及びベルトによる
キャリッジ２の駆動は従来周知のものである。
は、図１において一点鎖線で示す記録紙の搬送方向に対
して直交する姿勢としたフレーム１を備え、このフレー
ム１に組み込んだガイド軸１ａにキャリッジ２を記録紙
の搬送方向と直交する方向に移動可能に取り付けてい
る。このキャリッジ２はフレーム１に設けるキャリッジ
駆動モータによって走行する無端のベルト（いずれも図
示せず）に連接され、ベルトの走行により主走査方向
（記録紙の搬送方向と直交する方向）に移動する。な
お、このようなキャリッジ駆動モータ及びベルトによる
キャリッジ２の駆動は従来周知のものである。
【００１７】フレーム１の記録紙の進入側にはブラッ
ク，イエロー，マゼンタ，シアンのインクをそれぞれ貯
留したメインインクタンク３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄを一
体に固定している。一方、キャリッジ２にはこれらのメ
インタンク３ａ〜３ｄにそれぞれ供給チューブ４ａ，４
ｂ，４ｃ，４ｄにより流路を接続したサブインクタンク
５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄを搭載している。
ク，イエロー，マゼンタ，シアンのインクをそれぞれ貯
留したメインインクタンク３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄを一
体に固定している。一方、キャリッジ２にはこれらのメ
インタンク３ａ〜３ｄにそれぞれ供給チューブ４ａ，４
ｂ，４ｃ，４ｄにより流路を接続したサブインクタンク
５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄを搭載している。
【００１８】サブインクタンク５ａ〜５ｄはインクを吐
出する印字ヘッドユニットと一体化された状態でキャリ
ッジ２に搭載される。図４に本発明の一実施の形態にお
けるサブインクタンク，中間ベース，印字ヘッドユニッ
トの分解斜視図を示す。
出する印字ヘッドユニットと一体化された状態でキャリ
ッジ２に搭載される。図４に本発明の一実施の形態にお
けるサブインクタンク，中間ベース，印字ヘッドユニッ
トの分解斜視図を示す。
【００１９】印字ヘッドユニット６は、ホルダ６ａとそ
の下面に固定され多数のインク吐出用の孔を開けたプレ
ート状のヘッド６ｂとから構成されたものである。そし
て、サブインクタンク５ａ〜５ｄと印字ヘッドユニット
６は、中間ベース７を介して一体化されている。
の下面に固定され多数のインク吐出用の孔を開けたプレ
ート状のヘッド６ｂとから構成されたものである。そし
て、サブインクタンク５ａ〜５ｄと印字ヘッドユニット
６は、中間ベース７を介して一体化されている。
【００２０】ホルダ６ａには、図３の（ｂ）に示すよう
に、その上面から下面にかけて流路６ａ−１を形成し、
インクをヘッド６ｂに供給可能としている。中間ベース
７は、ホルダ６ａの上に搭載したときに流路６ａ−１に
連通するとともにサブインクタンク５ｄにも連通する供
給流路７ａを形成したものである。なお、他のサブイン
クタンク５ａ〜５ｃについても同様に中間ベース７を介
して印字ヘッドユニット６に連通接続される。また、中
間ベース７には、サブインクタンク５ａ〜５ｄをビス８
で固定するためのビス孔７ｂを開けるとともに、ホルダ
６ａに設けたビス孔６ｂにねじ込むビス９を通すための
通孔７ｃを開けている。すなわち、４個のサブインクタ
ンク５ａ〜５ｄはビス８により中間ベース７に固定され
て１個の構成部材となり、中間ベース７をビス９により
ホルダ６ａに固定することにより、サブインクタンク５
ａ〜５ｄは印字ヘッドユニット６に一体に固定される。
に、その上面から下面にかけて流路６ａ−１を形成し、
インクをヘッド６ｂに供給可能としている。中間ベース
７は、ホルダ６ａの上に搭載したときに流路６ａ−１に
連通するとともにサブインクタンク５ｄにも連通する供
給流路７ａを形成したものである。なお、他のサブイン
クタンク５ａ〜５ｃについても同様に中間ベース７を介
して印字ヘッドユニット６に連通接続される。また、中
間ベース７には、サブインクタンク５ａ〜５ｄをビス８
で固定するためのビス孔７ｂを開けるとともに、ホルダ
６ａに設けたビス孔６ｂにねじ込むビス９を通すための
通孔７ｃを開けている。すなわち、４個のサブインクタ
ンク５ａ〜５ｄはビス８により中間ベース７に固定され
て１個の構成部材となり、中間ベース７をビス９により
ホルダ６ａに固定することにより、サブインクタンク５
ａ〜５ｄは印字ヘッドユニット６に一体に固定される。
【００２１】なお、サブインクタンク５ａ〜５ｄと中間
ベース７との間、及び中間ベース７と印字ヘッドユニッ
ト６との間には、それぞれパッキンを組み込むことが好
ましい。
ベース７との間、及び中間ベース７と印字ヘッドユニッ
ト６との間には、それぞれパッキンを組み込むことが好
ましい。
【００２２】図５は本発明の一実施の形態における中間
ベースを介してサブインクタンク及び印字ヘッドユニッ
トをキャリッジに装着する手順を示す概略図である。
ベースを介してサブインクタンク及び印字ヘッドユニッ
トをキャリッジに装着する手順を示す概略図である。
【００２３】同図の（ａ）に示すようにサブインクタン
ク５ａ〜５ｄと、中間ベース７及び印字ヘッドユニット
６は別体であり、（ｂ）に示すように印字ヘッドユニッ
ト６だけをキャリッジ２の中に差し込んで固定し、中間
ベース７に対してサブインクタンク５ａ〜５ｄを図４で
示したビス８により固定する。そして、中間ベース７に
サブインクタンク５ａ〜５ｄを一体としたものを同図の
（ｃ）に示すようにキャリッジ２の中に差し込み、ビス
９により中間ベース７をホルダ６ａに固定して一体化す
る。
ク５ａ〜５ｄと、中間ベース７及び印字ヘッドユニット
６は別体であり、（ｂ）に示すように印字ヘッドユニッ
ト６だけをキャリッジ２の中に差し込んで固定し、中間
ベース７に対してサブインクタンク５ａ〜５ｄを図４で
示したビス８により固定する。そして、中間ベース７に
サブインクタンク５ａ〜５ｄを一体としたものを同図の
（ｃ）に示すようにキャリッジ２の中に差し込み、ビス
９により中間ベース７をホルダ６ａに固定して一体化す
る。
【００２４】このような組立て順とすることで、製造工
程においてキャリッジ２に印字ヘッドユニット６のみを
先に搭載し、印字試験用のサブインクタンク５ａ〜５ｄ
及び中間ベース７よりなるサブインクタンクユニット、
供給チューブ４ａ〜４ｄ、メインインクタンク３ａ〜３
ｄを接続して印字ヘッドユニット６の印字動作確認、及
び印字ヘッドユニット６の位置調整を実施した後、製品
用のサブインクタンクユニットを印字ヘッドユニット６
に搭載することが可能となる。
程においてキャリッジ２に印字ヘッドユニット６のみを
先に搭載し、印字試験用のサブインクタンク５ａ〜５ｄ
及び中間ベース７よりなるサブインクタンクユニット、
供給チューブ４ａ〜４ｄ、メインインクタンク３ａ〜３
ｄを接続して印字ヘッドユニット６の印字動作確認、及
び印字ヘッドユニット６の位置調整を実施した後、製品
用のサブインクタンクユニットを印字ヘッドユニット６
に搭載することが可能となる。
【００２５】図６は本発明の一実施の形態における中間
ベースを介してサブインクタンク及び印字ヘッドユニッ
トをキャリッジに装着する別の手順の例を示す概略図で
ある。
ベースを介してサブインクタンク及び印字ヘッドユニッ
トをキャリッジに装着する別の手順の例を示す概略図で
ある。
【００２６】同図の（ａ）に示すように最初は図５の例
と同様にサブインクタンク５ａ〜５ｄと中間ベース７及
び印字ヘッドユニット６は別体であり、同図の（ｂ）に
示すようにサブインクタンク５ａ〜５ｄを中間ベース７
に連結する。そして、同図の（ｃ）に示すように中間ベ
ース７をホルダ６ａにビス９で固定して一体化し、この
一体化したものをキャリッジ２の中に組み込む。
と同様にサブインクタンク５ａ〜５ｄと中間ベース７及
び印字ヘッドユニット６は別体であり、同図の（ｂ）に
示すようにサブインクタンク５ａ〜５ｄを中間ベース７
に連結する。そして、同図の（ｃ）に示すように中間ベ
ース７をホルダ６ａにビス９で固定して一体化し、この
一体化したものをキャリッジ２の中に組み込む。
【００２７】図６の組立て順とすることで、製造工程中
において、キャリッジ２搭載の前にサブインクタンク５
ａ〜５ｄ、中間ベース７、印字ヘッドユニット６を一体
化することで、これらの一体的な動作確認を印字試験機
で行なった後、製品用のキャリッジに搭載し、最終キャ
リッジにおける印字ヘッドユニット６の位置調整等を実
施することが可能となる。
において、キャリッジ２搭載の前にサブインクタンク５
ａ〜５ｄ、中間ベース７、印字ヘッドユニット６を一体
化することで、これらの一体的な動作確認を印字試験機
で行なった後、製品用のキャリッジに搭載し、最終キャ
リッジにおける印字ヘッドユニット６の位置調整等を実
施することが可能となる。
【００２８】このように図５及び図６のいずれの例にお
いても、４個のサブインクタンク５ａ〜５ｄは中間ベー
ス７を継手のようにして印字ヘッドユニット６に連結し
てキャリッジ２内に装着することができる。
いても、４個のサブインクタンク５ａ〜５ｄは中間ベー
ス７を継手のようにして印字ヘッドユニット６に連結し
てキャリッジ２内に装着することができる。
【００２９】以上の構成において、記録紙が図１の一点
鎖線で示す方向に一定速度で給紙されるとき、キャリッ
ジ２は記録紙の給紙方向と直交する方向に左右に移動
し、制御部からの印字信号による印字ヘッドユニット６
の圧電素子等のアクチュエータへの電圧印加によりイン
クが吐出されて記録紙上に印字される。
鎖線で示す方向に一定速度で給紙されるとき、キャリッ
ジ２は記録紙の給紙方向と直交する方向に左右に移動
し、制御部からの印字信号による印字ヘッドユニット６
の圧電素子等のアクチュエータへの電圧印加によりイン
クが吐出されて記録紙上に印字される。
【００３０】また、４個のサブインクタンク５ａ〜５ｄ
は中間ベース７を介して印字ヘッドユニット６に連結さ
れるので、サブインクタンク５ａ〜５ｄを１個ずつ印字
ヘッドユニット６に連結するのに比べると、組立て作業
が簡単になり接続の誤りを伴うこともない。
は中間ベース７を介して印字ヘッドユニット６に連結さ
れるので、サブインクタンク５ａ〜５ｄを１個ずつ印字
ヘッドユニット６に連結するのに比べると、組立て作業
が簡単になり接続の誤りを伴うこともない。
【００３１】なお組み立ての際の接合方法として、本実
施の形態ではネジ止めで説明してきたが、これに限定さ
れるものではなく、既存の他の方法を用いてもよい。
施の形態ではネジ止めで説明してきたが、これに限定さ
れるものではなく、既存の他の方法を用いてもよい。
【００３２】
【発明の効果】本発明では、中間ベースを介して複数の
サブインクタンクを印字ヘッドユニットに連結するの
で、組立てや分解の作業が簡単になるほか、サブインク
タンクの接続を誤ることがなく製品の信頼性も向上させ
ることができる。
サブインクタンクを印字ヘッドユニットに連結するの
で、組立てや分解の作業が簡単になるほか、サブインク
タンクの接続を誤ることがなく製品の信頼性も向上させ
ることができる。
【図１】本発明のインクジェット記録装置の全体斜視図
【図２】本発明の一実施の形態におけるインクジェット
記録装置の要部斜視図
記録装置の要部斜視図
【図３】（ａ）本発明の一実施の形態におけるインクジ
ェット記録装置の平面図 （ｂ）本発明の一実施の形態におけるインクジェット記
録装置の縦断面図
ェット記録装置の平面図 （ｂ）本発明の一実施の形態におけるインクジェット記
録装置の縦断面図
【図４】本発明の一実施の形態におけるサブインクタン
ク，中間ベース，印字ヘッドユニットの分解斜視図
ク，中間ベース，印字ヘッドユニットの分解斜視図
【図５】本発明の一実施の形態における中間ベースを介
してサブインクタンク及び印字ヘッドユニットをキャリ
ッジに装着する手順を示す概略図
してサブインクタンク及び印字ヘッドユニットをキャリ
ッジに装着する手順を示す概略図
【図６】本発明の一実施の形態における中間ベースを介
してサブインクタンク及び印字ヘッドユニットをキャリ
ッジに装着する別の手順の例を示す概略図
してサブインクタンク及び印字ヘッドユニットをキャリ
ッジに装着する別の手順の例を示す概略図
【図７】（ａ）従来のインク供給系統を示す概略図 （ｂ）従来のインク供給系統を示す概略図
１ フレーム １ａ ガイド軸 ２ キャリッジ ３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄ メインインクタンク ４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ 供給チューブ ５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄ サブインクタンク ６ 印字ヘッドユニット ６ａ ホルダ ６ａ−１ 流路 ６ｂ ヘッド ７ 中間ベース ７ａ 供給流路 ７ｂ ビス孔 ７ｃ 通孔 ８，９ ビス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石本 好宣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松崎 哲也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 2C056 EA22 FA04 FA10 KB37 KB40 KC02 KC06
Claims (5)
- 【請求項１】主走査方向に移動可能なキャリッジを記録
紙の搬送面の上方に配置し、前記キャリッジにサブイン
クタンク及び印字ヘッドユニットを搭載し、前記サブイ
ンクタンクに供給手段を介してインクを供給するメイン
インクタンクを備えるインクジェット記録装置であっ
て、前記サブインクタンクを複数保持して前記印字ヘッ
ドユニットに着脱自在に設けられた中間ベースを備えて
いることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項２】前記サブインクタンクが前記中間ベースに
着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項１記
載のインクジェット記録装置。 - 【請求項３】前記中間ベースにインク供給路を設けたこ
とを特徴とする請求項１または２記載のインクジェット
記録装置。 - 【請求項４】請求項１から３のいずれかに記載のインク
ジェット記録装置の製造方法であって、前記サブインク
タンクを前記中間ベースに連結して一体化し、前記印字
ヘッドユニットを前記キャリッジに搭載固定し、その後
前記サブインクタンクを一体化した前記中間ベースを前
記印字ヘッドユニットに連結して一体化することを特徴
とするインクジェット記録装置の製造方法。 - 【請求項５】請求項１から３のいずれかに記載のインク
ジェット記録装置の製造方法であって、前記サブインク
タンクを前記中間ベースに連結して一体化し、前記中間
ベースを前記印字ユニットに連結して一体化し、その後
前記中間ベースを介して前記サブインクタンクを一体化
した前記印字ユニットを前記キャリッジに搭載固定する
ことを特徴とするインクジェット記録装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000187286A JP2002001983A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | インクジェット記録装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000187286A JP2002001983A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | インクジェット記録装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002001983A true JP2002001983A (ja) | 2002-01-08 |
Family
ID=18687292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000187286A Pending JP2002001983A (ja) | 2000-06-22 | 2000-06-22 | インクジェット記録装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002001983A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004098360A (ja) * | 2002-09-06 | 2004-04-02 | Mimaki Engineering Co Ltd | インクジェットプリンタのインク補充機構 |
| EP1695831A1 (en) | 2005-02-24 | 2006-08-30 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
| JP2009001011A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-01-08 | Seiko Epson Corp | 流体噴射装置およびその製造方法 |
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2000
- 2000-06-22 JP JP2000187286A patent/JP2002001983A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004098360A (ja) * | 2002-09-06 | 2004-04-02 | Mimaki Engineering Co Ltd | インクジェットプリンタのインク補充機構 |
| EP1695831A1 (en) | 2005-02-24 | 2006-08-30 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
| US7878624B2 (en) | 2005-02-24 | 2011-02-01 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
| US8235499B2 (en) | 2005-02-24 | 2012-08-07 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
| JP2009001011A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-01-08 | Seiko Epson Corp | 流体噴射装置およびその製造方法 |
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